2016年10月 1日 (土)

誰がやったか特定できないってすっとぼけるなら、地下空間に言及したすべての部課長会の出席者の名前を公表したらどうだ&「自民党は改憲草案を示した上で選挙に臨み、議員は当選している」(安倍晋三)。「改憲は争点ではない」って言ったよね、言ったよね。

 「自己検証報告書」。豊洲新市場の謎の空間は「いつ、誰が」決めたのかを検証した内部調査報告書のタイトルだ。ようするに身内が身内を調査しただけのものなんだから、ピンポイントで犯人特定するなんてそもそも無理な話なんだね。ぼったくりバーのチーママ・小池君は「流れの中で、空気の中で進んでいった。豊かな大組織ゆえの甘えと油断があった」から、今後は内部告発を促す公益通報制度を導入して真相究明を続けるんだとか。

 どうぞおやりくださいってなもんだが、ピンポイントで犯人特定できないにしても、いつどこの段階でどんな部局が謎の地下空間について話し合っていたかってことの大筋はわかるはずなんだね。

 そもそも、2008年12月に都が技術会議に「地下水の浄化のため建物下に作業空間が必要」と説明して以来、何度か地下空間についての話が出てくるんだが、特に興味深いのが2011年8月に開かれた都の市場当局による部課長会で、ここで地下にモニタリング空間を設置する方針が確認されているとか。
 
 てことは、この部課長会議に出席した担当者をまず締め上げるのがいいんじゃないの。ピンポイントで犯人特定なんか、そもそも巨大プロジェクトでは無理なんだから、まずは部局ごとに摘発していく。そうすれば、責任のなすり合いから、とんでもない人物の名前が飛び出してこないとも限らない。

 「流れの中で、空気の中で進んでいった」ってんなら、まずは地下空間について話し合われたすべての会議の出席者の名前を公表するのが筋だと思うけどねえ。その中に真犯人がいるかもしれないし、なんったって関与したすべての登場人物を明らかにすることが推理小説の謎解きの鉄則ですからね。

いつ、誰が 特定できず 豊洲問題「大組織ゆえの甘え」

 ところで、豊洲やオリンピックのことばかりにスポットが当たっているけど、国会も忘れちゃいけない。ていうか、こちらの方がよっぽど重要だろう。というわけで、昨日の衆議院予算委員会では網タイツの防衛大臣・稲田君がピースボート・辻元君に詰問されて涙目になったとか。

 翁長沖縄県知事との会談の時には官僚の作文を読み上げるだけでもロレツが回らなくなっちゃって呆れられていたけど、答弁中に涙目とはねえ。その答弁もシドロモドロで、確かに司法試験受かってるから詰め込み式の受験勉強はできたんだろうが、自分の言葉でモノを言ったり考えたりすることが苦手なタイプなんだろうね。つまり、地頭が悪いってことだ。とてもじゃないけど、自衛隊員の命を預かる防衛大臣の器ではありません。

稲田氏、涙ぐむ場面も=辻元氏の「言行不一致」追及に

 その親分がこれまたトッポいときてるから困ったもので、同じくピースボート辻元君に自民党改憲草案について「国民不在だ。棚上げした方がいい」って詰め寄られたら、「自民党は草案を示した上で選挙に臨み、議員は当選している。国民不在との指摘は全く当たらない」だとさ。

 先の参議院選挙では徹底して改憲論議から逃げまわったくせに、「自民党は草案を示した上で選挙に臨み」とは片腹痛い。この男はいつもこうなんだね。選挙に勝ったということは、公約に書いてあることすべてに民意を得たってことになるらしい。これって、「選挙に勝ったのは自民党なんだから文句言うんじゃない」って国民に向かって言ってるようなもんだろう。

 「この国会ではTPPを強行採決という形で実現するよう頑張らせていただく」なんてほざくシェンシェイが湧いて出てくるのもむべなるかなってことです。

憲法97条で応酬 細野氏「なぜ削除」 首相「単なる整理」

TPP「強行採決」発言の自民議員、特別委理事辞任へ

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2016年9月30日 (金)

「都の担当者が地下空間を作ったのは正しかった」なんて言い出す委員がいる「市場問題プロジェクトチーム」っておかしいだろ&3兆円の重さを肌で感じた発言・行動しないと、東京五輪はスポーツ貴族だけのオワコンになるだろう。

 鹿児島県の志布志市がふるさと納税の返礼品のウナギを水着姿の少女に擬人化したPR動画をネットで公開したら、「女性差別」だの「少女飼育」「少女監禁」だのと批判されて、即刻削除です。

 どんなものかと動画を観たけれど、ま、「女性差別」「少女飼育」を連想する以前に、食料となる生き物を擬人化するというセンスというか、その趣味の悪さになんだかなあですね。もしこれが牛や豚だったら、もっと生々しくて見てられなかったんじゃないの。それこそ動物愛護協会から批難殺到するだろう。ウナギだからいいやってクリエイターが思ってたとしたら、その時点でアウトです。

 とはいえ、なんでもかんでも批判されたら削除しちゃえばいいやという風潮は、批判する側も含めてどうなんでしょう。表現の問題にもかかわってくることですからね、。こうした問題はあまり熱くならないほうがいいと思うけどねえ。

 そんなことより、豊洲問題は土壌汚染以上にその闇の深さが泥沼の様相を呈してきたようだ。とうとう、地下水から基準値を超すベンゼンとヒ素が検出されたとか。さらに構造計算の不備まで判明して、噂されていた耐震性に大きな疑問が出てきちゃいました。

豊洲地下水から基準超すベンゼン、ヒ素を検出 都が発表

 でもって、盛り土しないで謎の地下空間にゴーサイン出したのはどこのどいつだって調査報告書が発表されるってんだが、どうやら職員間の連携不足が原因で、隠蔽の意図はなかったってことになってるんだとか。ははは、だったらメンテナンスのピットとかモニタリング空間とか、その場しのぎの言い訳しなけりゃいいだけのことだ。二転三転の言い訳するってのは、その裏にやましいことがあるからというのが世間の常識ってもんです。

盛り土問題、責任者は特定できず 小池知事、報告書きょう公表

 さらに、市場問題プロジェクトチームの第一回の会合が昨日あったんだが、その席上で建築家の佐藤尚巳委員とやらが「都の担当者が地下空間を作ったのは正しかった」と言い出して、環境専門家である小島敏郎座長がちょいと慌てる一幕が。この様子はTVのニュースでも流れていたんだが、ちょいと違和感満載でしたね。

 佐藤委員の熱弁は止まるところをしらず、ブログ「田中龍作ジャーナル」によれば、「地下空間の件は大きな誤解を招いている・・・土地を盛ってから掘ると費用が高くなる。盛らないで下から建てたのは正しい判断だったハズだ」「地下空間があると保守メンテ性が格段に上がる。これを作ったのは英知だ。決して責められることではない」ってんだから、この御仁はどいう立場でモノ申してるんだろうねえ。

 座長も「豊洲に行かないというのであれば最初からプロジェクトチームをやる必要ない」って言ってるようだから、ひょっとして市場問題プロジェクトチームってのはただのガス抜きか。豊洲新市場に関してはハナから重要な指摘を続けてきた建築家の森山高至氏をメンバーに入れたのもアリバイ作りってことか。高山氏には是非とも戦い抜いてほしいのだが・・・。

・田中龍作ジャーナル
【築地移転問題】市場PT 「地下水基準値超え」都は会議終了後に発表

 泥沼なのは豊洲だけでなく、東京オリンピックもなかなかのものです。ぼったくりバーのチーママ・小池君がボートカヌーの「海の森水上競技上」、水泳の「オリンピックアクアティクスセンター」、さらにバレーボールなどの「有明アリーナ」の見直しを宣言したと思ったら、シンキロー森君が「んなこと、いまさらできるか」と反論してます。

 関連する競技団体も不満たらたらのようなんだが、今回問題になっている3施設はずっと以前から費用だけでなく環境の面からも槍玉に上がっていたんだよね。それを新聞・TVがまともに取り上げないことをいいことに、情報公開もロクにしないで強引に進めてきたそのツケが回ってきたってことです。

五輪費用「一元管理を」 都調査チーム報告

 そもそも、「コンパクト五輪」ということで7500億円くらいの予算でオリンピック招致したんじゃなかったのか。それが3兆円にまで膨らむってのは、いくらなんでもご無体なってことだ。「いくらかかるかわからない」ってシンキロー森君なんか公言してますからね。組織委会長がこんなサメの脳みそみたいなこと言ってるんだもの、そもそも都民の税金、国民の税金を投入する大プロジェクトのトップに立つ資格なんてありません。

 3兆円といえば、「都の本年度予算に基づけば、高齢者や障害者、子どもらの医療や保健、介護、福祉分野の予算のざっと三年分に匹敵する」(東京新聞社説より)そうだから、組織委はもちろんのことアスリートの側もその数字の重さをもっと肌で感じた発言、行動をしていかないと、東京オリンピックはスポーツ貴族のためだけの自己満足的オワコンになっちまいますよ。

・東京新聞社説 
東京五輪の検証 「コンパクト」の初心に

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2016年9月29日 (木)

ヒアリングなんてのは密室会議みたいなもんだから、一日も早く百条委員会設置して石原慎太郎を喚問すべきだろう&外国人労働者受け入れは「人手不足」ではなく「安い労働力」が本音。

 凄いなあ、大谷。優勝のかかった試合で1安打完封とは。ひょっとしたらノーヒットノーランだってあったもんね。ただただ脱帽です。

 さて、都議会が始まって、ぼったくりバーのチーママ・小池君の真価がこれから問われるんだが、どうやら豊洲問題についてレイシスト石原君からヒアリングするとか。なんでも、レイシイストの方から声をかけてきたそうで、密室でボス交しようってて魂胆なんだろう。でも、そうはいきませんよ。おそらく、チーママにしたって、密室で事を収めたなんてことになったら、ほら見たことかってなりますからね。そんな沽券に関わるようなことはさすがにできるわけがない。

 本来ならヒアリングなんてことよりも、一刻も早く百条委員会設置して参考人招致で締め上げるのが筋ってもんだろう。ヒアリングという体裁とって、レイシスト石原から豊洲にまつわる闇の情報を手に入れたら、それでお役御免。後は百条委員会というお白洲に引きずり出して刑事告発するくらいの絵図を描くしたたかさがあれば、それはそれで面白いんだが、果たしてどうなることやら。

 ところで、ペテン総理の低賃金の労働力という移民政策が着々と進んでいるようで、「働き方改革実現会議」では、外国人労働者の受け入れを検討し、介護や育児、建設など人手不足の分野で外国人労働者を受け入れるための法整備を目指すんだってね。

 国連に大名旅行した際に、「日本の開放性を推進する。一定の条件を満たせば世界最速級のスピードで永住権を獲得できる国になる。乞うご期待です」って大見得切っていたのが、本格的に始動するってことだ。売国の平蔵が会長を務めるパソナが、外国人メイドの導入に躍起になっていたのも、この日のための布石だったってことか。

外国人労働者受け入れ 介護や建設、政府検討

働き方改革実現会議

 それにしても、外国人メイド雇ってまで働きに出ようなんて、優雅な家族なんてそうそうあるものではありません。一般大衆労働者諸君にとっては、へたすりゃメイド雇うために働くという、なんのこっちゃなんて現象も起きかねない。そもそも、育児や介護が人手不足なのは、給料は安いわ、長時間労働を強いられるわという劣悪な労働環境が大きな原因だ。だから、外国人労働者の受け入れは、さらなる労働環境の劣化に繋がるだろうことは容易に想像がつく。なんてったって、「正社員をなくしましょう」って公言してはばからない売国の平蔵が会長のパソナが裏で蠢いているようですからね。

 外国人技能実習制度が一部の悪質な業者に奴隷労働に利用されているという現状を考えると、外国人労働者受け入れはそうした状況をさらに助長させる心配だってある。なんてったって、人手不足云々なんてのは単なる建前で、本音は「安い労働力の確保」、これに尽きるのだから。

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2016年9月28日 (水)

「TPP再交渉に応じる考えはない」(安倍晋三)。さすが息を吐くように嘘つく男だ、できもしないことをよくもまあ。

 ヒラリーとトランプがTV討論会だそうで、ヒラリーは冷笑、トランプはひたすら個人攻撃と、ま、どの国も権力者のディベート能力がどん底だってことだ。それにしても、質問にストレートに答えようとしないトランプのはぐらかし、論理のすり替え、あげくの果ての「お前の母さんデベソ」的な誹謗中傷ってのは、どこぞの総理大臣のデジャヴュを見るようで、気分のいいものではないのは確かだ。もっとも、人を小馬鹿にしたようなヒラリーの冷笑ってのもいただけないが・・・。

 ひるがえって日本の国会では、こちらもデジャヴュを見るような代表質問で、ペテン総理とノダメが攻守ところを変えてああでもないこうでもないと言い合っとりました。なかでも笑っちゃうのがTPPで、ノダメが「攻めるものを攻め切れず、守るものを守り切れていない現在の協定案には反対せざるを得ない」とTPP反対をぶち上げれば、ペテン総理は「米国に発効に向けた努力を続けてもらうためにも、日本がこのタイミングで手続きを前進させることが不可欠だ」と前のめりぶりを披露。

 そもそも、TPPは、2011年に突然ノダメが財務省の言いなりになって参加表明したのが事の発端で、その後の衆議院選挙ではペテン総理の自民党は「TPP断固反対。ぶれない」が旗印だったんだね。それがいまや、立場が逆転しちゃって、いかにこやつらが政治的ポリシーとは無縁な存在かということが分かろうというものだ。

 ペテン総理にいたっては、さらに踏み込んで「仮に米国から(再交渉)の求めがあっても、応じる考えはまっくない」ときちゃうんだから御しがたい。今回のトランプとのTV討論でもハッキリと立場を鮮明にしていたように、ヒラリーが大統領になればTPP再交渉を仕掛けてくるのは間違いない。それでも「再交渉には応じない」なんてアメポチのペテン総理が口にできるわけがない。万が一、そんなことを口に出したとたん、おそらくアメリカは「だったら批准しないから」となって、TPPはそれで消滅です。もちろん、トランプだったら速攻TPPから撤退は目に見えている。

首相「TPP再交渉に応じず」 今国会での成立に意欲

誤記でTPP審議多難 政府貨物「含む」が「除く」など18カ所

 そんな状況にありながら「再交渉には応じない」なんて見得切っちゃうところが、政治家としての器量やセンスや資質に欠けているからこその成せるワザで、それこそヒラリーがトランプを揶揄するのと同じように、この男は「自分の物語の中でしか生きて」いませんからね。

 でも、ヒラリーが大統領になったら、ペテン総理は揉み手をするようにして再交渉のテーブルにつくんだろうね。そして、誰も責任をとることなく、この国はアメリカの特別自治区として隷従の道を歩み始めるってわけです。

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2016年9月27日 (火)

所信表明演説中にアベジョンイルのパフォーマンス。なんというヘンタイ国会だろう&「改憲提案は議員の責任」(安倍晋三)って「憲法遵守義務」が先だろう。馬鹿も休み休み言え

 いやはや、とんでもないものを見せられちまった。なんと、総理大臣の所信表明演説中に与党議員が立ち上がって拍手とはねえ。しかも、ペテン総理自らも拍手しながら議場を睥睨するというオマケつきだ。こんな三文芝居仕掛けたのはゲッペルス気取りの世耕君あたりなんだろうけど、ペテン総理の姿が金ちゃん一家と重なった一般大衆労働者諸君も多いことだろう。国会で「マンセー」まがいのパフォーマンスを見せつけられるとは・・・この国も変態国家になっちまったもんだ。

自民、演説中に立ち上がり拍手=野党「異様な光景」と批判-所信表明

「自民党議員全員の拍手、異常な光景」26分過ぎ201... 投稿者 gomizeromirai

 それにしても、所信表明演説の中身よりもこんなパフォーマンスに注目が集まるってのは、こやつらのやっていることが単なる「政治ごっこ」「政治もどき」ってことの証明みたいなもんなんだね。だから、所信表明そのものが空虚な言葉の羅列になる。そんなトンデモ所信表明でも、ちょいと気になることがないわけではない。ズバリ、「改憲」だ。

 参議院選挙では「改憲」を争点にすることから徹底的に逃げたくせに、案の定、アベノミクスはどこへやら、「改憲について『決めるのは国民。その案を国民に提示するのは、国会議員の責任」』と喚き始めとります。でも、このロジックもおかしなもので、国会議員にはまずもって「憲法遵守の義務」ってのがある。だから改憲提案が国会議員の責任なんてことはどこをどう解釈しても、憲法には書いていない。

所信表明「改憲提案は議員の責任」 首相、発議まで踏み込む

安倍首相の所信表明演説全文

 憲法改正については憲法96条で、「この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする」ってあるだけなんだね。

 国会議員は憲法改正の発議はできるけど、憲法99条の「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」といえう条文と照らし合わせれば、96条よりも99条が優先するというのが憲法の精神なのだと思う(いちおうなんちゃって法学部だったので、これはあくまでも個人の感想であり、憲法解釈を確約するものではありません)。

 ではどういう時に憲法改正の発議ができるかといえば、それこそ国民の中からふつふつと改憲の声が湧き上がった時に限られるんだね。だから改憲ありきで憲法審査会で議論を始めるというのは、お先走りもいいところなのだ。もし憲法審査会で議論をするならば、まずもって「改憲は必要か?」ということ自体を議論するのが筋ってものだ。

 なんか、自民党の改憲案を土台にして議論するのしないのと言い合っているようだけど、まったく意味のないことというか、それは僭越ってもんだ。もしそうしたいなら、自民党の改憲草案を土台にしての改憲議論は是か非か、それこそを問う選挙をしなくちゃいけない。それくらい改憲のハードルってのは高いはずなのに、なんだか昨日の所信表明では明日にも憲法発議ができゃいそうな前のめりぶりなんだから、ある種の空恐ろしささえ感じてしまう今日この頃なのだ。

自民党憲法草案の条文解説

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2016年9月26日 (月)

福島周辺ダム湖から高濃度セシウム。関東のダムも危ない&「お気持ち表明に関し、誰かが落とし前をつけないと駄目」だそうで、宮内庁長官退任(=更迭)。それにしても「落とし前」とはヤクザも顔負けだ&石原慎太郎の差別・不敬発言。

 昨日のエントリーで、豊洲の液状化を何でいまさらって書いたんだが、「東京電力福島第1原発周辺の飲料用や農業用の大規模ダムの底に、森林から川を伝って流入した放射性セシウムが濃縮され、高濃度でたまり続けていることが環境省の調査で分かった」っていうニュースもやっぱり何でいまさらってなもんです。河川の放射能汚染やそれに伴うダム湖の放射能汚染にいては、福島第一原発事故後の早い段階から指摘されていたことで、当時は多くのメディアが知っていながら知らん素振りしていたんだよね。

<高濃度セシウム>福島第1周辺のダム底に堆積

 おそらく、ダム湖の放射能汚染は福島だけでなく関東全域でも起きているに違いない。さらに問題なのは、東京湾に流れ込む河川の汚染で、河口周辺には上流から流れてきた放射性物質がたまって、高濃度に汚染されているという観察報告もある。こうした自然環境の放射性物質による汚染はこれからが正念場で、4年後に東京湾や福島の海でボートやカヌー、サーフィン、さらにはオープンウォータースイミングなんてのは愚の骨頂だ。リオの海が殺人パクテリで汚染されているなんて大騒ぎしてたくせに、放射能はOKなのか?ってなもんです。

東京湾のセシウム汚染 印旛沼から拡散 河口水門で高止まり

 こうしたダム湖の汚染が今頃になってニュースなるなんて、みんなしてペテン総理にお手紙書いたらいかがでしょう。「アンダーコントロールって言ったよね。言ったよね」ってさ。

 ところで、天皇の生前退位についてのメッセージがあった日に、ペテン総理はぶら下がり取材でとりつく島のないようけんもほろろな態度を見せつけてくれたんだが、どうやら相当にお冠だったようですね。あわよくば来年中の改憲発議を目論んでいたのが、皇室典範を手直ししなくちゃならないとなると、そのスケジュールが狂っちゃいます。だからなんでしょう、普通は春にある宮内庁の人事にこのタイミングで手を突っ込んできたってね。

 なんでも、現在の宮内庁長官が退任して、次長が長官に昇格。でもって、後任の次長には西村泰彦内閣危機管理監が就任するそうだ。この西村ってのが曲者で、なんと22年ぶりの警察庁出身者の登用なんだとか。この人事を進めたのが杉田とかいう官房副長官で、この男も警察庁出身とくるから、明らかになんらかの意図があってことなのだろう。

 どうやら、「天皇陛下のお気持ち表明に至る過程で、宮内庁の対応に不満を持った首相官邸が、人事でてこ入れを図った」らしい。宮内庁をペテン総理の意のままに動かそうという魂胆なんだろうが、それにしても「お気持ち表明に関し、誰かが落とし前をつけないと駄目だ」なんて政府関係者の発言がもれ聞こえてくるのは、不敬も甚だしい。「落とし前」だなんて、まるでヤクザだね。

 天皇の生前退位を認めたくない日本会議の意向が、こうした動きの裏で働いているのだろうことは容易に想像がつく。西村某は「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の事務局に宮内庁の代表として参加するそうだから、ま、監視役ってところなんでしょう。そういえば、この有識者会議には憲法学者がひとりも参加していないのは妙な話で、おそらく皇室典範には手をつけずに時限立法でお茶濁そうって寸法なのだろう。これなら日本会議にもいい顔できるし、なにより改憲スケジュールに影響が出ちゃ困りますからね。

官邸、宮内庁にてこ入れ=お気持ち表明で不満

 最後に、レイシスト石原が相模原の障害者殺人に関して、性懲りもなく差別発言したそうだ。こんな男をいまだにご意見番扱いする新聞・TVってのも、同罪ですね。

石原慎太郎が「やまゆり園事件犯の気持ちがわかる」と暴言、天皇には「スキューバで人生観変わる」と仰天アドバイス

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2016年9月25日 (日)

豊洲新市場に「液状化対策が必要」って何をいまさら&5兆円の年金溶かしたGPIFのトップの年収3130万円。殴るぞ!

 豊洲新市場の謎の地下空間を専門家会議の座長が視察して、「地震による液状化で泥が吹き上げないよう『地下水が上がってくるところはふさぐことが大事だ」』って指摘したってんだが、おいおい、何をいまさらってなもんです。豊洲周辺の液状化については、3.11の直後に既に問題なっていて、当時の東京新聞「こちら特報部」が次のようにしっかりとリポートしている。

(これより引用)

 草ぼうぼうの空き地は埋め立て地だ。あちこちに水たまりがあり、油が流れた虹色の皮膜が見える。月面のクレーターのように、なだらかに盛り上がっている砂山も点在する。大きさはさまざまで、表面には水が流れたような筋もついている。

 色は真っ黒。水を含んで泥のようだが、乾くとさらさらと砂鉄のように細かい。埋め立てに用いたのは、海から浚渫した土砂で、地中から表に噴き出していた。

(引用終わり)

 だから豊洲の移転は危険だって3.11直後のエントリー(「築地市場はびくともしないのに豊洲は液状化・・・移転はなしよ。」)に書いたんだが、それをいまさらのように「液状化」の話が持ち上がるって、どういうことなんでしょう。脆弱な埋立地なんだから、そんなことはシロートにだってわかることで、つまりは土壌汚染だけでなく、埋立地という豊洲地域の特殊性全般について百も承知で、建ててしまえばこっちのものってタカをくくっていたに違いない。

 そうした問題にスポット当てて、しっかりと調査報道するメディアも東京新聞を除けばほとんど見当たらなかったわけで、事が起きてから大騒ぎするって図式は、猫おばさんの江川紹子氏も指摘していたように、まるで原発とクリソツなんだね。

豊洲たまり水 専門家座長も「地下水」 液状化対策が必要

 でもって、謎の地下空間をいち早く公にしたのはぶったくりバーのチーママ・小池君の手柄のように報道されてもいるけど、これってそもそもは共産党の都議団が耐震性の調査を始めたことで発覚したことなんだから、そこんところもよろしくってなもんです。

 それはともかく、もうここまできたら何から何まで蒸し返して、「なんで豊洲だったのよ」ってことにフォーカスしつつ、レイシスト石原君を筆頭とする豊洲新市場利権集団をお白洲に引きずり出すまでとことんやらないと駄目でしょうね。ぼったくりバーのチーママ・小池君はパンドラの箱を開けちまったことに、どんな覚悟をしていることでしょう。

 ところで、一般大衆労働者諸君の年金を5兆円も株ですっちまったGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のトップの年収が3130万円だとさ。これは特別行政法人の中でダントツの高給なんだとか。殴るぞ、ったく!

年金運用独法 年収3100万円 99法人トップの報酬 15年度

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2016年9月24日 (土)

電通の悪事発覚。2億円を超える不正請求は悪質な詐欺事件だろう&新潟知事選が急展開。3党推薦で米山隆一氏出馬。

 電通が詐欺的手法でネット広告の不正請求していたってね。メディアによっては、「不適切取引」なんて抽象的な表現しているけど、いえいえ、これはあきらかな詐欺であり、不正な違法行為以外の何物でもありません。昨今は、なんでも「法的に問題はないが不適切」なんてことですまされがちだが、電通の不正請求きはそんな生易しいものではなく、刑事事件としてしっかりと告発すべき案件だろう。

 電通の副社長が「インターネット広告のニーズが急激に増える中、対応できる人材が不足していた。不正を監視する社内体制も整っていなかった」なんて呑気な謝罪してるんだが、いやいや電通はそんなヤワな企業じゃないだろう。なんてったって、これまで判明しただけでも計633件、総額約2億3千万円の不正請求ってんだから、どう考えたって「対応できる人材が不足していた」なんてしょぼい理由で起きるようなミスではありませんて。おそらく企業ぐるみであることは間違いないところだろう。

 クライアントであるトヨタ自動車から「契約期間に広告の掲載がされていない」という指摘があって始めて不正請求が発覚したっていうのも怪しいものだ。ひょっとしたら、内部告発があったのかもね。そのあたりの経緯も是非知りたいものなんだが、スプリング・センテンスあたりが電通告発の爆弾持ってたら面白いんだけど、雑誌は広告収入に頼っているだけに追求も甘くなったりするかも。ま、乞うご期待というところか。

電通 ネット広告不正、2.3億円過大請求

電通「不適切と表現したが、まあ、不正です」 「過大請求」記者会見の一問一答

 ところで、泉田知事の突然の出馬ドタキャンで、原発推進派とされる前長岡市長の不戦勝と見られていた新潟知事選に民進党新潟5区総支部長だった米山隆一君が立候補輪を決めたようだ。民進党のヘタレが候補者立てずに前長岡市長のひとり勝ちという噂もあっただけに、民進党を離党してまで出馬を決めた米山君にまずは拍手を送りたい。

 どうやら、共産、生活、社民が推薦するようで、これで柏崎刈羽原発の再稼働が争点になることは間違いない。泉田君のドタキャンはまだ謎が多いけれど、これでとりあえずは原発推進派によるなし崩し的選挙を阻止することはできたんだから、ま、一筋の光が差し込んだってところか。

 結果は予断を許さない厳しい選挙にはなるだろうが、連合に遠慮して脱原発を口にできない民進党のヘタレ具合に鉄槌を浴びせることができるだけでも意味があるというものだ。クラリオン蓮舫君がすっかりノダメのあやつり人形化する中で、こうした動きは必ずプレッシャーになっていくはずですからね。鹿児島知事選で三反園君が誕生したような大逆転を、新潟でも実現して欲しいと願う土曜の朝であった。

新潟知事選 原発慎重3党が候補 米山氏を推薦

・植草一秀の『知られざる真実』
新潟県民は反省なき原発再稼働を許さない!

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2016年9月23日 (金)

「日本の開放性を推進する。世界最速級のスピードで永住権を獲得できる国になる。乞うご期待です」(安倍晋三)。移民政策について何の議論も始まっていないうちから「乞うご期待」だなんて、いかれた野郎だ&「年だから答えられない」(石原慎太郎)。それを言っちゃおしまいよ。

  沖縄近海で米軍のハリアーが墜落。これで18回目とか。事故がいつも海の上とは限りませんからね。パイロットはパラシュートで脱出すればいいだろうけど、もしこれが地上での墜落だとしたら・・・なんて、朝っぱらから想像したくもありません。

 ところで、難民問題で総額2850億円の支援というばら撒きをしでかしてくれたペテン総理が、今度は何をとちくるったか、

「日本は高齢化しているかもしれません。人口が減少しているかもしれません。しかし、この現状が我々に改革のインセンティブを与えます。日本の人口動態は、逆説的ですが、重荷ではなくボーナスなのです」
「日本の開放性を推進する。一定の条件を満たせば世界最速級のスピードで永住権を獲得できる国になる。乞うご期待です」

 って喚いたそうだ。高齢化がボーナスって、なんのこっちゃ。もし、本気でそう思うなら、高齢者の就業にもっと力を入れるべきで、まるで人口減少や高齢化による労働力不足を補うかのように「世界最速級のスピードで永住権を獲得」なんて移民政策をほのめかすなんてのは、これと明らかに矛盾している。

安倍首相「高齢化は重荷ではなくボーナス」

 おそらく、本音は後段の部分で、世界中を大名旅行しつつ税金ばら撒いているのも、言ってみれば移民大歓迎のアピールの意味が含まれているのかもしれない。つまり、国が世界に向かって求人募集しているようなものなのかもね。

 20日のエントリーで、「近隣諸国に敵愾心剥きだしの外交政策しかとれないペテン総理が権力の座に居座っている限り、難民を受け入れたとしてもそれは新たな差別を生むことにつながるだろ」、と書いたんだが、「日本の開放性を推進」して、「世界最速級のスピードで永住権を獲得できる国」になんかしてごらんなさい、ただでさえ二重国籍でワンワン騒ぎ立てる国ですよ、そこら中で民族差別が勃発しかねません。

 移民となれば、当然安い労働力ということになるんで、若者の失業率はさらに上昇するだろうことは目に見えている。そうなれば社会格差はますます広がるわけで、相模原のような悲惨な事件が起きないとも限らない。ヘイトスピーチ集団の存在が、そうした不穏な動きをさらに助長させることだって十分に考えられる。

 ようするに、ペテン総理は、少子化問題に真剣に取り組む気なんかサラサラないってことなんだね。少子化を本気で解消しようとすれば、子育てのための環境整備をしなくちゃいけないし、なによりも賃上げが必要で、社会保障や社会福祉の充実も図らなくてははいけない。防衛費にかかる5兆円は用意しても、少子化問題に費やす金はないってことだ。だから、手っ取り早く移民ってことなんでしょうね。それはまた、移民を素別していることでもあるんだが、なんでも金の世の中でそんなこと知ったこっちゃないってのがペテン総理の本音なんだろう。

 それにしても、移民政策について何の議論も始まっていないうちから「乞うご期待」だなんて、ホント、いかれた野郎だ。

 いかれた野郎とくれば、レイシスト石原も人語に落ちない。そんな男が、なんとまあ豊洲の謎の地下空間で謝罪文だと。ところが、これがなんとも木で鼻をくくった文章で、息子の気象予報士タレントの良純が言うような「創作活動で生きている」なんて言葉が虚しく響く代物なんだね。「間もなく84歳になる年齢の影響もあって、たとえ重大な事柄であっても記憶が薄れたり、勘違いをしたりすることも考えられます」なんてくだりは、ようするに「年だから答えられない」って言ってるわけで、これを言ったらおしまいよ、ってのはこういうことだ。ぼったくりバーのチーママ・小池君を「厚化粧」と罵っていた人物がよく言うよであります。

石原元知事、豊洲問題を文書で謝罪 コメント全文

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2016年9月22日 (木)

ヒラリーに肘鉄食らったのにTPPにすがりつく虚け者&福島第一原発で地下水上昇。えらいこっちゃ&「もんじゅ」廃炉でも「核燃サイクル」は維持。やめられない止まらない。

 「馬鹿につける薬はない」とはよく言ったもので、ヒラリーに「おだまり」って肘鉄食らったのに、ペテン総理は性懲りもなくTPPについて、「TPPを批准してください。政治家が『自分が不利になるのではないか』という人に説明することが求められる」って、改めてニュー・ヨークの金融・ビジネス関係者向けの講演で訴えたってね。こうまでしてTPPにこだわるってことは、相当な利権が絡んでいるっとことなんだろう。「安倍と小人は養い難し」ってことだ。

安倍首相、米にTPP批准訴え NYで講演

 そんなヘタレ男のついた嘘を台風が、強風とともに暴き出しちゃいました。なんと、福島第一原発で地下水が上昇。地表面に達するほどだというから穏やかじゃない。このままだと雨水が地下に浸み込んでいかないため、へたすると地下水が噴き上げてそのまま海に流れ込む危険があるとか。1号機から4号機周辺の地下水は放射能で汚染されているから、これはエライことですよ。

 ひとは自然の前では無力だ、なんて気取っている場合じゃないんだね。いまや世界の笑いものになっている「汚染水のアンダーコントロール」の嘘が、これでまた改めてクローズアップされるわけだ。新聞・TVの記者のうちひとりでもいいから、ペテン総理に「アンダーコントロールはどうなってますのん」って嫌味のひとつも投げつけてほしいんだが・・・。そうすれば、この男の嘘から始まった東京オリンピックだって、豊洲と同じように再検証の対象になるかもしれないのに、人一倍高い給料貰ってるってのに何してんだか。

福島第1原発“汚染”地下水が地表面に 台風猛威で水位上昇

 ところで、金食い虫の「もんじゅ」がどうやら廃炉に向けて動き出すようだ。12兆円も注ぎ込んで、たった250日しか稼動しなかったんだから、廃炉そのものは歓迎すべきことだろう。しか~し諸君、日本の原子力政策の核ともいえる「核燃料サイクル」については今後も研究を続けるってんだから正気の沙汰とも思えない。

 それほどまでに原子力にこだわるってことは、これまでも囁かれてきたように原発ってのは潜在的な核兵器だからなんでしょうね。それを手放したくないから、どんなに金がかかろうと、どんなに危険な代物であろうと、原発は重要なベースロード電源として存在し続けるってわけだ。

 それにしても、これまでかかった金額が12兆円、廃炉にかかる費用は3000億円はくだらないってんだから、何をかいわんやなのだ。それだけの予算を社会保障や社会福祉に振り向けていたら、おそらく子供の貧困とか待機児童とか年金とかの問題は、いまほどに深刻になっていなかったに違いない。

 「原発やめますか? それとも人間やめますか?」・・・つまりはそういうことだ。

もんじゅ廃炉へ 政府、年内に結論 核燃サイクルは維持

 

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