2012年5月26日 (土)

判決に裁判官の「推論」の入る余地があっていいわけがない&原子力委員会事務局には電力会社出向組がいっぱい

 「事実の認定は、 証拠による」(刑事訴訟法317条)。刑事訴訟法の大原則であるこの文言が虚しく響くきょうびの裁判だが、昨日の名張毒ぶどう酒事件再審請求差し戻し審でも、裁判官が科学的根拠に基づかないシロートの「推論」を展開。結果、再審請求は認めないってさ。そもそも、今回の差し戻し審てのは、最高裁が「科学的知見に基づく検討」が足りないからって差し戻したんだよね。で、弁護側は、犯行毒物は「ニッカリンT」ではない可能性があるっていう鑑定結果を出したんだから、犯行に使用したとされる毒物が「ニッカリンT」だってことは検察が改めて立証しなくてはいけないんだね。それを、この裁判官は想像力をふる活動させて、独自の仮設を立てて、それを根拠に「ニッカリンT」だった可能性がある、ってんだから、弁護団にとってはたまったもんじゃないよね。

 陸山会事件でもそうだったように、どうも裁判官ってのは、どなたも想像力がたくましいようで、ていうか名探偵気取りで勝手な「推理」するんですね。おいおいであります。「証拠」に基づいて「事実の認定」をするのが、裁判官の義務であり職責だろうに。そこに裁判官の「推論」の入る余地なんて、あってはいかんのだよ、明智君。なんか、司法がどんどん壊れているといことを改めて教えてくれた決定であった。で、この決定に、郷原信郎氏が、東京新聞に「これ以上続けても、覆すことは難しいと思う」ってコメント出してるんだが、そりゃあ、ちょいとつれなくはありませんか。そうだとしても闘うのが氏のスタンスだと思うのだが、やけに物分りがよくなっちゃって、残念・・・って、またしても、ギター侍の登場でありやした。

 昨日のエントリーで、使用済み核燃料の処理方法を議論する原子力委員会の小委員会事務局に、電力会社の人間が参加している、って書いたのだが、どうやらそんな生易しいものじゃなくて、原発関連からの事務局への出向はこの5年間で延べ20人もいるんだってね。そのうち、7~8人の枠が電力会社や原発メーカーからの出向者の指定席になってるんだとか。

 原子力委員会の委員長は、「私の指揮の下、チームで行われるので、事務局員が特定の考えを持っていても、審議に影響を与えることはできない」てなことぬかしてますが、これって、原発関連の有識者会議に参加している御用学者の先生たちの「研究費寄付してもらってるからって、私の判断に何の影響もない」って言い草と同じです。こういうのを、世間では、「癒着」って言う。

 国会議員の先生たちも、一芸人の生活保護費支給問題を叩くのもけっこうですが、こういう事実を踏まえてもっと他に追求することあるんじゃねえの。たとえば、電力会社や検察の犯罪を追及するとか、政党助成金返却するとか、議員歳費削減するとか・・・それとも、次の選挙のことで頭いっぱいで、芸人叩きのほうがインパクトあるってことなんでしょうか。

 原子力委員会事務局に出向している電力関連会社は↓で確認できます。

・東京新聞 TOKYO Web
事務局 原子力委 原発関連から出向延べ20人

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2012年5月25日 (金)

「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」が最高検察庁に新たな告発状&倫理観の欠如した原子力村の人々

 「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は、昨日、最高検察庁に新たな告発状を提出しました。検察の犯罪は、けっして見逃すわけにはいきません。八木会長のブログもご一読を。

告発状

・八木啓代のひとりごと
告発第三弾:ここが正念場でございます

 ところで、原子力村の節度のなさってのは、ほとんど不道徳というか人間性そのものを疑ってしまうような惨状なのだが、今度は使用済み核燃料の処理方法を議論する原子力委員会の小委員会が、原子力推進派だけを集めて秘密会議を開いていたってね。事前の勉強会だなんてほざいているが、んなこと誰が信じますかいな。しかも、この小委員会の事務局には電力会社の人間も参加してるっていうから、そもそもの組織運営に問題があるってことです。秘密会議とは別の通常の会議の模様がニュースで流れていたが、電力会社の関係者のなんとニコやかなこと。委員とヒソヒソとやって笑いまでもれちゃって、これだけでもこの会議がどんなものか想像つこうというものです。

 こんな具合ですから、NHK経営会議委員長を東電の社外取締役に就任要請するなんてことも、原子力村は何の衒いもなくやってのけるわけです。それにしても、受ける方も受ける方だが、頼むほうも頼む方だ。最早、倫理観なんてものはどこかに置き忘れてきちゃってますね、原子力村の住人ってのは。で、そのNHK経営会議委員長だけど、どうやら「兼職容認」の根回しに失敗して、なんとまあNHK経営会議委員長を辞任しちゃいました。ははは、逆じゃないのか、普通は。それだけ、東電の社外取締役のほうがメリットあるってことなんですね。ちなみに、この御仁の弟は、SPEEDIのデータを隠蔽していた原子力安全技術センターの理事長だそうです。なんともはや、ため息がでちゃうほどわかりやすい人脈ではあります。

 こんな人たちが手と手を取り合ってるんだから、原発関連の様々なシステムってのは根本的なところで見直さないと、おそらく形式的な議論だけが漫然と繰り返されて、実は何も変わらないということになっていくんでしょう。それを止めることができるのって、最後はやっぱり国民ひとりひとりの意識の問題ってことなんだろうね。検察の問題もしかり。自分ができることを、まずはやってみる。電力会社や検察にメールで抗議するもよし。地元の政治家に、その立場を正すのだって、けっして無駄ではない・・・てなことを自分に言い聞かせるダービー直前の週末であった。

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2012年5月24日 (木)

東電OL殺人事件再審請求審終結&大企業の電気料金も消費者が肩代わりしてたってことか。

 あすは、名張毒ぶどう酒事件の再審可否が決定するが、昨日で審理が終結した東電OL殺人事件も夏には再審判断が出そうだという。再審請求してから7年余り経って、ようやくここまでこぎつけたというところか。それにしても、名張といい、東電OLといい、さらには袴田事件といい、どうしてこうも新たな証拠があるにもかかわらず再審の道っていうのは遠いのだろうか。留置所が代用監獄とも称され、冤罪の温床にもなていると指摘されるように、この国の司法ってのは基本的に「推定無罪」を無視して、逮捕した時点で容疑者=犯人ってことで、長期に拘留することを屁とも思ってないんですね。それよりも、長期に拘留することで、容疑者を追い込んでいくっていう、きょうびの検察が得意な戦法が罷り通っているんだから、人権もへったくれもないってことなんでしょう。

 さて、電力会社の儲けってのは、一般家庭の電気料金に預かるところが大きいってことは聞いていたが、これほどまでとはね。特に、東電の場合は、総電力の4割しか使っていない一般家庭からの収入が利益の9割ってんだからベラボーだ。そのくせ、総電力の6割を使用している大企業は、しっかりと電気料金でも優遇されてるんだから、つまるところ大企業の電気代も消費者が負担してるようなもんなんだね。

 経団連のボンクラ会長が、去年の暮れに電気料金値上げについて、「燃料コストの高い火力発電に電力の安定供給を頼っている今の段階ではやむを得ない」「原発を再稼働をしないとコスト高は防げない」「企業だけにしわ寄せをするのではなく、民生についても幾分上げてもらいたい」てなことをほざいていたのは、ほとんどドロボーの居直りみたいなもんだっただね。しかしまあ、よく言うよ。「企業だけにしわ寄せ」が聞いて呆れるってもんだ。

 これって、消費税増税に賛成の言い草と同じです。ようするに、大企業には「輸出戻し税」という消費税のキックバックがあるわけで、消費税増税になればなるほど多額なキックバックがポッポに入るって寸法です。とどのつまりは、税金ドロボーみたいなもんなんだね、大企業ってのは。こいつらは法人税だってまともに払っちゃいないんだから、本当のところ消費税増税や原発再稼働に口出しする権利は一切ありません。この際だから、経団連なんていういかさま野郎の集団も廃炉にしちゃえ、と熱くなる木曜の朝であった。

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2012年5月23日 (水)

私鉄無料パス廃止するのに「胸襟を開いて」もないもんだ&「原発と心中」の道を選んだ自民党の黄昏

 開業早々、エレベーターが止まっちゃって、スカイツリーは風に弱い、なんてことになってるみたいだけど、さすがに昨日くらいの風でトラブっちゃったらまずいよね。

 そんなことはいいんだけど、このところノダメ君がよく口にする言い回しに、「胸襟を開いて」ってのがある。たとえば、「与野党の枠を超えて胸襟を開いて議論しましょう」てな具合です。平たく言えば、「ぶっちゃけて話そうよ」ってことなんでしょうが、政策論争てのはディベートなんだから、「胸襟を開いて」話せばいいってもんでもありません。で、この御仁が口にする言葉っては、前にも書いたけどコンビニの「マニュアル敬語」みたいなもので、考えもせずにルーティンで言葉発してますから、時におかしなことになったりします。

 昨日も、こんなこと言っとりました。私鉄の無料パス廃止について、みんなの党の龍様命の江田君に追求されて、「一つの党の一人の代表が決めるのではなく、政党間で胸襟を開いて決めることが必要だ」ですと。業界団体がやめたいって言ってる無料パスを廃止するのに、「胸襟開いて」もないもんだ。ていうか、そんな大げさな問題か。そもそも、私鉄の無料パスってのは業界団体のご好意であって、JRや航空会社のように援助金なんか出てないんだからね。それはともかく、「胸襟を開いて話し合う」ならわかるんだけど、「胸襟を開いて決める」ってなんのこっちゃ。ようするに、事の次第をこやつは何もわかってないで、「胸襟を開く」って言葉を使うことが目的化してるんですね。だから、使い方がおかしくてもへいちゃら。官僚に乗せられて、挙句の果てに消費税増税や原発再稼働が目的化しちゃってるのと一緒です。チンタラ国会見てたらガマンならんので、ちょいと重箱の隅をつついてみましたです。

 ところで、自民党が党のエネルギー政策案から「脱原発は不可避」って文言を削除したってね。新規着工についても、「事実上不可能」が「当分の間は国民の理解を得がたい」に変更だと。現在の原発関連のあらゆるシステムをつくったのは自民党ですから、「脱原発」宣言するにはまずは自己批判しなくちゃいけないもんな。そんなことできるわきゃねぇじゃないか、ってのが昔の名前で出ている幹部連の正直な気持ちなんでしょう。さあ、ごまめの歯ぎしりの河野君、どうする。ブログで語っていることにはうなずけることもあるんだが、どうも行動力ってのがイマイチなのが玉にキズ。文字通りに「ごまめの歯ぎしり」になっちゃってるところが、河野君の限界なんでしょうか、残念・・・って、わたしゃ、ギター侍か(古っ)。

 

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2012年5月22日 (火)

福島第一原発4号機の危険性に警鐘を鳴らす海外メディアに、もっと耳を傾けるべきではないだろうか。

 天気のせいもあるのだろうが、思ったほどスカイツリーが盛り上がっていないようだが、ここでちょっと疑問が。なぜ、晴れの開業日が火曜日という中途半端な曜日になったのだろう。この日が大安だからとか、金環日食とぶつからないようにとか、それらしき理由は聞くのだが、なんか釈然としない開業の朝であった。

 さてと、国会では社会保障と税の一体改革がようやく議論され始めたようだけど、なんとまあ中身のないというか、熱意のないというか、空虚な論戦(?)でありましょうや。そりゃそうだ、民主党も自民党も消費税増税では一致してるんだから、ようはお互いがいいとこ取りしようとしてるたけなんだね。社会保障だって、自助だ、公助だ、って言葉遊びしてるだけだもんね。自助と公助のバランスをどうとっていくかってことを決めるのが政治だってのに、何をアホくさいことやってんだか。「決められない政治」ってのは何も「ねじれ国会」のせいではなくて、ようは政治家の質の問題なんだということが、これを見てるとよくわかる。

 学級会もどきの国会をよそに、福島第一原発1号機では、格納容器の水位がわずか40cmしかないって解析結果が出た。2号機の水位も60cmというから、どこかに穴が開いてるわけで、格納容器の損傷がどれだけ凄いことになってるか、おそらく誰にも分からない。てことは、事故収束どころか、ますます深刻化していくことだって考えられるわけで、海外のメディアが4号機の危険性に警鐘を鳴らしていることに、もっと真剣に耳を傾ける必要があるってことです。

 そんな状況があるってのに、電力不足=原発再稼働っていう図式を刷り込むことに躍起になっている日本のメディアってのは何なんだろうね。原発報道のあり方に疑問を抱いて日本テレビを辞めた元解説委員が週刊ポストのインタビューに応えて、「本社や記者クラブ詰めの記者の多くは、原発事故で信頼を失った後でさえ、国や東電など「権威」のいうことを机に座ってメモするだけでした。発表内容をそのまま報じるものの、実際の現場に行って、たとえば本当に除染の効果が得られたかどうかを確かめるようなことはほとんどしません。カネと時間と労力がかかるので、楽なほうに流れてしまうのです」と語っているけど、情報を受け取る側のメディアリテラシーが、これからはますます問われていくことになるんでしょうね・・・と、ちょいとシリアスな雨の火曜日でありました。

・NEWSポストセブン
原発報道で日テレ辞めた元解説委員 学生に真の報道精神伝授

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2012年5月21日 (月)

放射能汚染地域の除染が進まないその裏に、役人のサボタージュが・・・?

 朝からTVは金環日食で大騒ぎ。もちっと薄暗くなるかなと思っていたら、案外の明るさになんか拍子抜けしてしまった。雲間に入れば肉眼でも見えると言うから、仕事部屋から太陽を見上げてみたが、結局まぶしいだけで目がチカチカしただけなのであった。明日は明日で、スカイツリーフィーバーっすか。やれやれ。

 さて、金環日食の前にすっかり影が薄くなっちゃったG8首脳会議が閉幕。何のための集まりだったのか、いまひとつどころかふたつもみっつもわかんないのだけれど、おそらくノダメ君のたっての願いもあったのだろう、「十二月に日本政府と国際原子力機関(IAEA)が福島県で共催する原発の安全確保に関する閣僚会議の重要性を確認した」んだそうだ。首脳宣言でも、「東京電力福島第一原発の事故を踏まえ、既存の原子力施設の危険性と安全性に関する包括的な評価を実施することに合意した。原子力の安全性向上を目指した関連条約の履行を強力に進める方針も示した」って言うけど、では「危険性と安全性に関する包括的な評価」って具体的にはどんなことなんでしょう。これまでだって散々言われてきたけど、具体的にこうこうこういうことで安全性確保できるんです、なんてこと聞いたことないからね。欠陥だらけがわかっていていまだにGEの原子炉を動かそうとしてるんだから、原発の安全性なんてこの期に至っても誰も真剣に考えてないってことです。

 ところで、放射能に汚染された地域の除染はどうなってんだろうと思ってたら、なんと「福島第1原発事故に伴う放射性物質の『汚染状況重点調査地域』に指定された岩手、宮城、福島3県の53市町村」が提出した除染計画を国がなかなか承認しないため、一向に進んでいないんだとか。承認してくれなかったら補助金がおりないんだから、そりゃあ地元に自治体にしたらやってらんないやね。

 で、なんで承認が遅れているかというと、たとえば除染計画の文言修正で何週間もかかるんだとか。ま、お役所仕事の典型ですね。もっと言えば、嫌がらせだよね。地元からは、「時間が経過し、放射線量が下がれば補助金対象から外れる可能性もある。それを狙っているのではないかと邪推してしまう」てな声も上がっているようだけど、当たらずといえども遠からずじゃないのかねえ。確か、モナ細野君は、「除染の目的は避難されている住民の方々に一日も早く帰ってきていただくこと。世界でも例のない試みで、わが国の底力が問われるが、さまざまな壁も必ず乗り越えることができる」なんてことを除染工程表を発表した時に偉そうにぬかしてたけど、役人のサボタージュの前にはなんの意味もなかったってことですね。「世界でも例のない試み」ってのは、役人のサボタージュのことだったんだね。いやはや、チャンチャラおかしい月曜日ではあります。

・河北新報
重点調査地域の除染計画、承認ゼロ 自治体「もう待てぬ」

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2012年5月20日 (日)

「夏場だけ再稼働ありかも」と小賢しくも口走るお子ちゃま市長。

 利根川水系のホルムアルデヒド汚染は、とうとう断水まで引き起こしたか。パニック映画の定番でもあるように、水源の汚染てのは本当に恐いからね。だから、ホルムアルデヒドはもちろんだけど、放射性物質による河川の汚染てことにも、もっと注意を払わなくちゃいけないと思うのだが、文科省は何やってんでしょううか。いつだったか、NHK特集が関東の河川の汚染について報道していたが、それからの続報がないのもちょいと気になる。

 さて、原発再稼働について、モナ細野君が関西の首長相手に説明会をしたってんだが、その席で、お子ちゃま市長の橋↓君が、「夏場の数ヶ月間という動かし方もあるんじゃないの」とまたまたスタンスを微妙に変えてきたそうだ。早速のところ、日経新聞なんかは、「大飯原発、橋下市長が夏だけの再稼動に言及」てな見出しで、煽りを始めている。もっとも、お子ちゃま市長は「再稼働容認するわけではない」っていつものおためごかしをのたまっているんだけど・・・。

 ま、こうやって、再稼働容認を小出しにしつつ、いすれは、「こうなったら致し方ない。安全性を厳しくチェックしたうえで、原発再稼働を決意した」てなことぬかす腹なんでしょう。いつもの妄想ですけど。「ゼロか100かの議論ではなく、フル稼働に向けた動きを少しでも食い止めるためのぎりぎりの提案」なんてことを誰が信じますかいな。

  ブログ「世に噛む日日」さんが、高田渡の名曲「値上げ」になぞらえて、お子ちゃま市長の原発再稼働に関する言動の変遷を推理しているけど、これがなんとも言い得て妙というか、さもありなんの傑作です。是非ともご一読を。

・世に噛む日日
「ピーク時 再稼働もやむを得ぬ」(橋下市長)

(これより引用)

「再稼動」

再稼動は ぜんぜん考えぬ

年内 再稼動は考えぬ

当分再稼動はありえない

極力 再稼動はおさえたい

今のところ 再稼動はみおくりたい

すぐに 再稼動を認めない


再稼動があるとしても今ではない

なるべく再稼動は避けたい

再稼動せざるを得ないという声もあるが

再稼動するかどうかは検討中である

再稼動も避けられないかもしれないが

まだまだ時期が早すぎる


再稼動の時期は考えたい

再稼動を認めたわけではない

すぐに再稼動はしたくない

再稼動には消極的であるが


ピーク時 再稼動もやむを得ぬ

近く 再稼動もやむを得ぬ

再稼動もやむを得ぬ

再稼動にふみきろう

【くろねこの競馬予想】

 今年のオークスはちょいと混戦模様。で、期待はヴィルシーナ。相手にミッドサマーフェア。穴なら、メイショウスザンナとダイワズーム。馬券は、この2頭から有力どころへのワイドで勝負です。
◎ヴィルシーナ、○ミッドサマーアェア、▲アイムユアーズ、△メイショウスザンナ、ダイワズーム

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2012年5月19日 (土)

静岡県が中部電力に寄付金をおねだり&電力不足に何の手も打たなかった関電は安定供給義務違反で逮捕したい&東電社外取締役に元GM上級副社長

 昨日の夕方、グラっときたのにはちょいと冷や汗。最初は縦揺れだったから、これはやばいぞ、と思ったのだが、咄嗟に福島の4号機が頭をよぎってしまった。なんてったって、一触即発の危機は続いてるんだからね。九州大学が玄海原発と川内原発で福島第一並みの事故が起きたら九州のかなりの範囲で避難が必要という試算結果を発表したが、福島の4号機についても万が一の時にはどうなっちゃうのか、そのシミュレーションを是非してほしいと切に願ってしまう。というよりも、全原発について、そうしたシミュレーションをすべきなんだよね。おそらくやってんだろうけど、発表しないだけなんでしょうね。

・東京新聞 TOKYO Web
玄海・川内 福島並み事故なら 九州広域で避難必要 九大試算

 ところで、静岡県が浜岡原発廃止分の交付金がなくなっちまったんで、それを補填するために中部電力に寄付金としておねだりしてったてね。おねだりされた中部電力は、これまでに約16億円を静岡県に寄付したそうだけど、当然のごとく、「発電に必要な経費」として電気料金に上乗せされているようです。総括原価方式のことは県も知っているわけだから、つまりは県民から吸い上げることになるのは百も承知での寄付金要求なんだろうね。なんてこったいです。結局、ワリを食うのは消費者ってことで、行政も電力会社も懐は痛まない。ようするに、電気料金ってのは税金みたいなもんだってことなんだね。それも電気を供給する以外は、なんの見返りもしなくていいんだから、こんなうまい話はない。それにしても、県が電力会社におねだりとは、あさましいもんだ。

 で、今年の夏は電力不足だなんだと煽りつつ、電力会社はこれまでどんな努力をしてきたかっていうと、これが何にもしてなかったのがばれちゃいました。特に、関西電力のグータラさかげんてのは、犯罪的でありましょう。政府の第三者委員会もさすがに目に余ったのか、電力不足は容認しつつも関電の無為無策にちょいと小言を言ってます。

 そもそも、今年の夏が電力不足になるってことはわかってたわけで、本来なら代替電源を用意するとかやることはいっぱいあったんだね。でも、関電は大飯原発再稼働を経産省とグルになって推し進めるつもりだったから、ほっといたってわけです。ところが、ここに来て、どうも再稼働は簡単ではないってことがわかってきて、慌てちまったんだね。電力不足の根拠を示せってつつかれるたびにコロコロと数字を変えてきたのは、つじつまあわせするためだったてわけです。 つまるところ、電力の安定供給義務違反を犯してたわけで、お~い、誰かこいつら捕まえてくれ、って叫びたくなってくる。

 職務放棄の関電を、二枚舌猪八戒・枝野君は、こんな具合に擁護してます。東京新聞から引用します。

「コスト面から電力会社が原発を動かしたいと思うのは当然」
「中長期の原子力政策が決まっていない段階で、電力会社に新たな(原発以外の発電所の)設備投資を強いることはできない」

  いやあ、所管大臣としての責任感はどこにもありません。「中長期の原子力政策が決まっていない」って、それをするのがアンタたちの役目だろうに。開いた口がふさがらないどころか、アゴが外れそうになっちまったい。「コスト面から電力会社が原発を動かしたいと思うのは当然」なんてコメントは論外です。ビシっと鞭打ってやりたくなるSMな朝となったのであります。

 最後に、東電の社外取締役にNHKの経営委員長が就任するっていうトンデモ人事があるけど、同じく社外取締役に就任予定の住生活グループの社長は、なんとまあ福島第一原発の欠陥原子炉を製造した米ゼネラル・エレクトリック(GE)の上級副社長を務めてたってさ。なんだ、みんなグルじゃないか。知らぬは国民ばかりなり・・・てことで、お後がよろしいようで。

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2012年5月18日 (金)

私鉄の議員無料パスってのは経費すべて会社持ちだったんだね。運賃に上乗せされてたね、きっと&「腹割ってお伝えする」相手は小沢一郎じゃなくて国民なんじゃござんせんか。

 世界一高額な議員歳費や領収書いらずの文書交通費等々、濡れ手で粟の数千万円がポッポに入ってくるんだから、日本の国会議員てのはこんなにおいしい商売はない。で、諸々の優遇制度のひとつに、公共交通機関の無料パスってのがあるけど、JRや航空会社には年間約13億円も払ってるんだってね。つまり、税金です。そっか、国会議員の足代まで国民が払ってやってるのか。と思ってたら、私鉄の無料パスってやつは、私鉄各社のご好意だったんだそうだ。てことは、ひょっとしたら、その費用ってのは、運賃に上乗せされてたかもしれないんだよね。さすがにこんなことやってたら利用者の理解は得られないってんで、20年前くらいから「いい加減にしてくれませんか。こんなんじゃやってられないっすよ。JRと同じく、いくばくかの費用負担してくれないなら、廃止にしてちょうだいな」ってお願いしてたのに、無視されてたんだと。

 で、さすがにラチあかないってんで業を煮やしたんでしょう、「無料パス廃止要請」を文書で正式に提出することになったんだとか。そりゃそうだ、まるでやらずぶったくりみたいなもんなんですから。それにしても、私鉄各社の要請を、「正式な要請受けてないから、議員にも伝えていない」ってシラっとしてる衆参両院事務局ってのも、面の顔が厚いというかなんというか。これって、あくまでも私鉄各社のご好意、サービスなんだから、本来は事務局がどう言おうと、廃止するもしないも私鉄各社の勝手なんだよね。東京新聞がこのところ「政治家の懐」っていう連載記事を載せていたけど、ホント、政治家ってのは3日やったらやめられない商売のようで。これじゃあ、世襲したくなるわけです。

 ところで、ノダメ君が消費税増税についてイチロー君に「腹割ってお伝えしたい・・・」ってぬかしたそうだ。「腹割ってお伝えする」相手を間違ってやしませんか、てなもんです。こやつの頭の中には、国民ってのは存在してないんだってことが、この一言でよくわかる。ま、亡国の宰相たる由縁であります。

 で、大飯原発再稼働についても、「そろそろ判断の時期が近い」と政府広報放送局の番組でのたまっております。「最後は私のリーダーシップで意思決定したい」そうだが、ま、この男の言葉てのはコンビニなんかの「マニュアル敬語」と同じで、まったく「心」ってものがないから、何言ったって眉に唾で聞き流すのが一番。「言葉」も軽けりゃ、「頭」も軽いのがノダメ君の真骨頂ですからね。

 今日から浅草は三社祭りで大賑わい。それにしても、なんで三社祭ってのは雨にたたられるんでしょう。今日も荒れ模様の天気らしいから、どうなることやら。

 

 

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2012年5月17日 (木)

愚劣な真夏日報道キャンペーン&仙谷曰く、「企業会計上、脱原発はできない」とさ。

 昨日は真夏日とかで、熱中症に気をつけましょうとかなんとか、TVは大騒ぎ。暦のうえでは初夏なんだから、「犬が吠えた」ってニュースにならないのと同じくらい暑い日があっても当たり前で、何をいまさらってことなんだけど、昨日の異常な真夏日報道を観ていて、一昨年のGWの時の渋滞報道を思い出してしまった。民主党の公約だった高速道路無料化にケチつけるために、GWの高速道路渋滞が深刻化するなんてキャンペーン張って、逐一道路状況を報道していたのと、昨日の真夏日報道はそっくりなんですね。で、その裏には当然、夏場に電力不足になったら大変なことになりますよ、っていうことが隠されているわけで、言ってみればサブリミナル報道なんだね。きっと、これからもこうした大げさな真夏日報道は続いていくんでしょう。

 関電管内の夏の電力が14.9%不足するとした政府の需給検証委員会の報告に対して、民主党の原発再稼働反対・賛成のいずれの側からも「ほんまかいな」と疑問視する声があがっているそうだ。ま、需給検証委員会の数字ってのは原発再稼働するためのアリバイ作りみたいなもんで、委員会に参加した有識者の中からも異論が出てるってんだから、ロクなもんではありません。で、こうした疑問視視する声ってのは、なんでも原発再稼働に関して賛成・反対の意見をとりまとめている作業部会の合同会議の席上でのことだってんだが、この会議にはゴロツキ仙谷君も出席していたんだと。で、ゴロツキは、おそらくそうした意見が出ることで原発再稼働がストップされちゃたまらんと思ったんでしょう、こんなこと口走ったそうです。

需給問題とは別に、再稼働せず脱原発すれば原発は資産から負債になる。企業会計上、脱原発は直ちにできない」

 これが与党の政調会長代行の言葉です。まるで、企業の顧問弁護士みたいです。なんだ、やっぱり電力会社の経営維持するために原発再稼働しようとしてるんじゃない。ま、ここまでハッキリ言うってのも、なんですね、そうとう国民も舐められたもんです。「企業会計上、脱原発できない」か・・・アホくさ。

・東京新聞 TOKYO Web
関電管内「電力積み増し可能」 民主合同会議 検証委報告を疑問視

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