初詣は帝釈天
昨日は、柴又帝釈天に初詣。
昨年は成田まで遠征したが、
さすがの混雑に今年は近場でお茶を濁すことに。
ところがどっこい、これが結構な混みようで参道は長蛇の列。
いくらなんでもこの混雑はないだろうと思っていたら、
近くにいた夫婦の会話が飛び込んできた。
「寅年だからさすがに混んでるなあ」
「きっと、駄洒落好きのひとたちなのよ」
ちょっと待て、帝釈天は申(猿)のはずだが・・・と思った瞬間、
そっか「寅さんね」と思い至ったのであった。
帝釈天=寅さんという図式は世間では当たり前でも、
ご近所育ちの僕の頭の中にはない。
改めて寅さんの威力を知らされたのであった。
そういえば、『男はつらいよ』ができてから、
「葛飾ってどこですか」って聞かれなくなったものなあ。
「寅さんのそばですよ」って言えば誰もが納得してくれるわけで、
寅さん=帝釈天(柴又)=葛飾という方程式は
定理となっていたのだ。
灯台下暗し、ってこのことなのね、
とつぷやきながら帰路についたのであった。
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