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2010年1月30日 (土)

庭の梅がほころび、環境問題に思いをいたす今日この頃。

 ここ2、3日、やけに暖かいな思っていたら、なんと我が家の紅梅がほころびはじめ、まだ1月だというのに小さな庭には一足早く春がやってきていた。先日は珍しくオナガがつがいで飛んできて寒椿で戯れていたっけ。10年ほど前にオナガが巣を作り、雛がかえったことがあったが、今年はひさしぶりにそんな光景が見られるかもしれない。

 それにしても、1月に五分咲きの紅梅というのは珍なることだ。これも地球温暖化の影響か。どんどん季節感が希薄になっていくのは、やっぱりさびしい。

 地球温暖化といえば、25年後にヒマラヤの氷河が消失するというデータが誤りだったというニュースがあったばかりだ。地球温暖化の象徴ともいえるデータが、実はインドの科学者の憶測にすぎなかったというのだからインド人ならずともビックリなのだ。そもそも、ヒマラヤの氷河が2035年までに消失する可能性が高い、と発表したのは国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)だったが、このICPOのバチャウリ議長というのが温室効果ガスの排出量取引などでもうけている銀行の顧問なども務めていたというからなにやらきな臭くなってきた。

 科学者がデータを捏造するということはあってはならないことだが、こんなニュースを聞くとそれも当てにならないなとつくづく思う。ところが、科学的なデータというやつは、妙に説得力があるから厄介なものとなる。鯨だけでなく、マグロの漁獲量もどんどん規制され、そのうち食べられなくなるかもしれないといわれているが、こうなってくると果たして規制の根拠となっているデータは正しいのだろうかという疑問が湧いてしまう。

 もっと話を広げれば、地球温暖化なんて嘘じゃないの、という議論だって起きてくるかもしれい。実際そうした説を唱える科学者だっているわけだし、環境問題は根底から見直しなんてことだって起こりかねない。

 このニュースはあまり話題にもなっていないが、実はもっと真剣に論じなくてはいけない問題なのではなかろうか。科学者が嘘をついたというだけでなく、その嘘が実は誰かの懐を豊にしていたということは、環境問題がお金になるということを知っている輩が世界中にいるということなのだろう。

 地球でいま何が起こっているのか・・・僕達は実は何も知らないし、何も知らされていないのではないだろうか。

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