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2010年1月17日 (日)

現職の衆議院議員を逮捕することの重大さ

現職の衆議院議員を逮捕するということは、
その議員を選んだ国民への挑戦でもある。
だからこそ、その容疑には確固とした証拠が必要であり、
また逮捕するには証拠隠滅や逃亡の恐れなどの理由がなくてはならない。
強制捜査で関係書類などはすでに押収されているいるから
証拠隠滅の恐れなどにはあたらない。
ましてや、石川君は現職の衆議院議員である。
逃亡の恐れなどはまったく説得力がない。

そこで、地検特捜部の佐久間君はとりあえず記者会見を行い、
「自殺の恐れが・・・」などという常套句でお茶を濁そうとした。
しかし、このことをメディアはほんの形だけ報道したに過ぎない。
本来ならば、まずこの記者会見でしっかり取材するのが
メディアのとるべき姿勢なのではなかろうか。
石川君の周辺の声などという匿名情報なんかどうでもいいのだ。
検察の声をさんざんリークしておいて肝心の会見はスルーでは、
その報道の魂胆が透けて見える。

昨日の朝日の夕刊の一面トップには、
政治資金収支報告書への虚偽記載について、
故意だったことを石川君が認めたという見出しが躍っていたが、
これってニュースソースはどこにあるんだ。
こんな重要な供述が検察当局以外から洩れるわけないのだから
もしそうだとしたら守秘義務違反は間違いない。
リークでないなら誰から取材し、
どうやって裏を取ったのか説明してほしいものだ。

まさか、「顔色を読んだ」わけじゃないだろうねえ。

・植草一秀の『知られざる真実』
主権者国民レジスタンス戦線結成の呼びかけ

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