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2010年2月25日 (木)

時効廃止だけでなく可視化もね。

 時効廃止法案が法務大臣に答申されたが、冤罪の問題や過去に遡って適用されることの違法性など、まだまだ論議されるべきことは多い。なによりも、取調べの可視化とセットでなければ、冤罪の問題は担保されないのではないだろうか。民主党はなぜ取り調べの可視化法案を棚ざらしのまま放っておくのだろう。鳩山ポッポ君の脱税疑惑をウヤムヤにするために検察と取引したのでは、という噂がまことしやかに伝えられているが、このまま可視化法案を放置しておくと、ひょっとしたらひょっとするぞと邪推されかねないと思うのだが。

 取調べの可視化の他にも、企業献金の全面禁止、記者クラブの開放、外国人参政権、独立行政法人廃止など、手付かずのままのものが山ほどある。法案の成立には時間のかかるものもあるだろうが、もっと大胆に大鉈を振るうことで政権交代の活力を見せてほしいと切に願ってしまう。

 経団連が企業・団体献金に組織として関与しない方針をきめた、と今朝の新聞にあった。政治的中立に配慮、ということだが、何をいまさらなのである。しかし、経団連がこうした方針を立てざるを得なくなったのも政権交代があったればこそなのだ。だからこそ、民主党はここで足踏みしていてはいけない。ひたすら前に進むこと。そして、もっと積極的に情報発信をすることで、自らの目指す方向性を提示すべきなのだ。書生然とした青臭い議論をしていた頃の民主党の新鮮さとそれゆえの活力こそ、いま必要なのだと思う。

 郵便不正の公判は、検事側の証人がそろいもそろって供述をひっくり返して、このままいくとデッチ上げの可能性すらある。ま、真相はいまの段階ではわからないけど、いまこそ検察の裏金問題を蒸し返す時のような気がする。民主党にそれだけの勇気と気概があるか・・・ここは踏ん張りどころだよ。

 八ツ場ダム受注業者から多額の献金・・・ようやく出てきたね。「政治とカネ」を言うんだから、メディアはこれもしっかり掘り下げくれるんだろうね。

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