なんという一日・・・。
昨日は午後からクライアントのオリエンで三鷹に遠征。我が家からは1時間ほど電車に揺られるのだが、この時間は貴重な読書タイム。古本くろねこ堂で販売中の『川田晴久読本 地球の上に朝がくる』をバッグに入れ駅に向かうと、間がいいことに快速がホームにすべり込んできた。がら空きの車内に落ち着き、さあ読むぞ、とページを開いたその時だった・・・まてよ、石油ストーブは消しただろうか、という悪魔の囁きが聞こえてきた。まずい、まったく覚えていない。さあ、どうする、と思った瞬間、次の駅で降りて引き返そう、早めに出てきたので十分約束の時間には間に合うはずだ。と席を立って気がついた。おいおい、この電車は快速だったはずだ。ということは、4つ先まで止まらない。おお、なんという間の悪さよ。よりによってこんな時に快速とは。
4つ先まで行ってからでは戻ることはできない。しかも、オリエンの後は、6時から渋谷で仕事仲間と飲み会が待っている。ここで戻れないということは、ほぼ半日石油ストーブがつきっぱなしということだ。ましてや、我が家にはドラ猫がいる。石油ストーブを悪戯したら猫の丸焼けができてしまうかもしれない。ああ、それでも引き返すわけにはいかない。頭の中では朝からの自分の行動を逐一たどってみるのだが、石油ストーブのところにくるとパタリと記憶が途絶えている。どうあがいても思い出せないのだ。カミさんも仕事でいないし、お隣に連絡しても我が家は鍵がかかっているから開かない。我が家のドラ猫が炎に包まれている不吉な予感が頭をよぎる。それでも電車は三鷹に向かってまっしぐら。
結局、不安を抱いたままオリエンにのぞんだのだが、これが不幸中の幸いというか、思いもかけずに早くに終わり、時計を見るとこのまま我が家までとんぼ返りしてもどうにか渋谷に6時に着くかもしれないという際どい時間だった。こうなったら悩んでいる暇はない、ダッシュで改札を抜けて電車に飛び乗った。電車内でも走りたいところだったが、そうもいかない。乗り換えさえうまくいけば、と念じていたら、奇跡といっていいほどのスムーズな乗り継ぎに成功。なんと、1時間弱で我が家に到着。で、石油ストーブはといえば、しっかり消してあったのだった。
ホッとしたのも束の間、ドラ猫の頭をひと撫でして、今度は渋谷に電車でGO。なんと、待ち合わせの10分前には無事到着。何事もなく飲み会に参加したのであった。三鷹から葛飾の我が家に戻り、それから渋谷にひとっ飛び。なんと2時間で走破するという快挙。やればできるものだと我ながら感心したが、それにしてもなんという一日だったことか・・・。
PS
週刊朝日の山口編集長が検察に反論。なかなか読み応えあります。
http://www.wa-dan.com/yamaguchi/
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