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2010年3月16日 (火)

アナクロニスト石原君のトンデモ条例

 初夏のような暖かさで、気分は一気に春満開。我が家のドラ猫も暑さに浮かれたか、落ち着きなくいたずらしまくっている。猫が浮かれるのは可愛げもあるが、浮かれた政治家ほど困ったものはない。離党した弟鳩は何を考えてるんだか。ま、これで自民党は分裂の道をひた走ることになるかもしれないから、政界再編の動きも活発化してくるかもしれない。でも、どこかインパクトにかけるんだよな。自民党が与党の時ならまだしも、野党になってから離党して、やれ新党だなんだ言っても、しょせんは沈没船から抜け出すネズミみたいなもので、将来的な展望はまったく見出せない。噂によれば、みんなの党の渡辺君に声をかけたら「俺を党首にするならいいよ」って言われたとか。足元見られてるんだよね、弟鳩は。趣味の蝶と戯れてるのがお似合いだと思うけど・・・。

 アナクロニスト石原が、とんでもない条例を通そうとしている。「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案で、アニメやマンガに登場する18歳未満のキャラクターを「非実在青少年」と名づけ、性的な対象として扱うことを制限しようとするものだ。「非実在青少年」なんていう名称がなんともいただけない。いかにも役人の考えつきそうなことだ。
それはともかく、この条例の改正案の恐いところは、いくらでも拡大解釈ができること。お上に都合の悪いことは、どんどん規制していくこともやろうと思えばできる。

 ところが、こうしたトンデモ条例に各政党が思いの他鈍感なのはどうしたわけだろう。東京都PTA協議会という団体が改正案成立を各会派に要請した、と朝日には書いてあったが、これも何を考えてんだか。ま、そんな団体の要請をことさら記事のしめくくりにもってくるのもいかがなものかと思うが、こうした改正案に賛成するような人々は表現の自由をどう捉えているのか聞きたいものだ。

 漫画家の先生達が規制に反対の記者会見を開いたが、漫画家に限らず表現行為を生業とする人々は等しくこの問題にかかわるべきではないだろうか。日頃アーティストを気取っているミュージシャンには、是非とも先頭に立っていただきたい。おっと、おフランスで勲章もらって悦に入ってるカントクさんにも立ち上がってほしいものだ。

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