アナクロニスト石原君のトンデモ条例
初夏のような暖かさで、気分は一気に春満開。我が家のドラ猫も暑さに浮かれたか、落ち着きなくいたずらしまくっている。猫が浮かれるのは可愛げもあるが、浮かれた政治家ほど困ったものはない。離党した弟鳩は何を考えてるんだか。ま、これで自民党は分裂の道をひた走ることになるかもしれないから、政界再編の動きも活発化してくるかもしれない。でも、どこかインパクトにかけるんだよな。自民党が与党の時ならまだしも、野党になってから離党して、やれ新党だなんだ言っても、しょせんは沈没船から抜け出すネズミみたいなもので、将来的な展望はまったく見出せない。噂によれば、みんなの党の渡辺君に声をかけたら「俺を党首にするならいいよ」って言われたとか。足元見られてるんだよね、弟鳩は。趣味の蝶と戯れてるのがお似合いだと思うけど・・・。
アナクロニスト石原が、とんでもない条例を通そうとしている。「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案で、アニメやマンガに登場する18歳未満のキャラクターを「非実在青少年」と名づけ、性的な対象として扱うことを制限しようとするものだ。「非実在青少年」なんていう名称がなんともいただけない。いかにも役人の考えつきそうなことだ。
それはともかく、この条例の改正案の恐いところは、いくらでも拡大解釈ができること。お上に都合の悪いことは、どんどん規制していくこともやろうと思えばできる。
ところが、こうしたトンデモ条例に各政党が思いの他鈍感なのはどうしたわけだろう。東京都PTA協議会という団体が改正案成立を各会派に要請した、と朝日には書いてあったが、これも何を考えてんだか。ま、そんな団体の要請をことさら記事のしめくくりにもってくるのもいかがなものかと思うが、こうした改正案に賛成するような人々は表現の自由をどう捉えているのか聞きたいものだ。
漫画家の先生達が規制に反対の記者会見を開いたが、漫画家に限らず表現行為を生業とする人々は等しくこの問題にかかわるべきではないだろうか。日頃アーティストを気取っているミュージシャンには、是非とも先頭に立っていただきたい。おっと、おフランスで勲章もらって悦に入ってるカントクさんにも立ち上がってほしいものだ。
| 固定リンク
「石原慎太郎」カテゴリの記事
- 維新幹事長、菅直人に返り討ちの無惨!!(2022.02.02)
- 「一部の人だけに富が集まる、あるいは無法者が得をする状態を作ってはなりません」(安倍晋三)。天に唾する木偶の坊&「脳梗塞を患い、全ての字を忘れました。平仮名さえも忘れました」(石原慎太郎)。腰抜け、臆病者、卑怯者!!(2017.03.21)
- 森友学園への国有地払い下げについて「特別の力学が働いたと思わざるを得ない」(船田元)。政界の失楽園もたまにはまともなことを言う&レイシスト石原、「喚問時間短縮」の泣きを入れる。(2017.03.12)
- 森友学園理事長が鴻池議員の「たかり体質」を暴露!&ペテン総理は理事長と会っていた!?&稲田防衛大臣は塚本幼稚園の顧問弁護士だった!!&「行政全体の責任、議会も含めみんなで決めた」(石原慎太郎)。だったら、知事はいらないじゃん。(2017.03.04)
- いよいよ百条委員会設置か!? 今頃、石原慎太郎は入院先探してたりして&3月7日に共謀罪を閣議決定。ようするに、強行採決宣言したようなものだ。(2017.02.20)
「鳩山邦夫」カテゴリの記事
- 鳩山邦夫に政治資金還流疑惑。「政治とカネ」はまだまだ終わってませんよ。不道徳な文部科学大臣は首を洗って待ってるこった&TPPで「著作権の非親告罪化」が新たな問題に・・・アニメのキャラ使ってパロディしたら、それだけで逮捕されちゃうかもよ。(2015.03.16)
- 鳩山ポッポの「係争地」発言は間が抜けているとしても、それを「国賊」呼ばわりする防衛大臣はもっと間抜けだ&公明党が「原発新増設認めない」って公約を見直そうとしているらしい。恥知らず。(2013.01.18)
- 「最後はジャンケンで決めてもいいじゃない」って、お子ちゃま市長が錯乱してます&「不適切な性教育やジェンダーフリー教育、自虐史観偏向教育の禁止」・・・自民党の教育公約のアナクロぶりに思わず苦笑。(2012.11.24)
- 寒波襲来の大晦日・・・良いお年を!(2010.12.31)
- アメリカって失礼な国だとつくづく思う。(2010.04.16)
「東京都青少年の健全な育成に関する条例」カテゴリの記事
- 「青少年健全育成条令改正案」の影響が出始めたようで・・・。(2011.02.20)
- 個人の陳情をブログで小馬鹿にした自民党の嫌な奴。(2010.12.20)
- 「特別公務員職権濫用罪」適用のお願いは却下のようで・・・。(2010.12.16)
- レイシストと手を組んだ民主党都議団。(2010.12.14)
- 民主党はもう解党したらどうだろう。(2010.12.11)
コメント