« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »

2010年4月

2010年4月30日 (金)

歌舞伎座閉場と官房機密費

 本日は歌舞伎座の閉場式。3年後には新しい歌舞伎座の杮落としとなるのだが、いったいどんな建築になってるんでしょう。完成予想図みたいなものをチラっと見たが、地上29階の高層ビルとの併設になるんだとか。歌舞伎座の概観はどうなるんだろう。せめて現在の概観は残せばよかったのにとつくづく思う。

 思えば、歌舞伎座に初めて足を運んだのは小学生、おそらく6年くらいのことだと思う。演目は、「義経千本桜」だったことを鮮明に覚えている。父親の勤め先が歌舞伎座の目の前だったこともあって、それからちょくちょく歌舞伎座に連れられていったが、なぜか先代の中村勘三郎の「赤い陣羽織」を観た記憶がある。気になって調べてみると、木下順二原作によるこの演目の初演は、1955年。映画化もされ、勘三郎の映画初出演作でもあったとか。滑稽な所作で笑いを誘う勘三郎を観ながら、いい役者だねえ、なんてガキのくせして感じ入っていたんだから恥ずかしい。これはおそらく中学生の頃ではないだろうか。いっぱしに演劇論関係の本を読んで頭でっかちな演劇少年してたっけ・・・今思えば汗顔の至りではあります。

 歌舞伎座も改築となり、銀座の街並みも昔とはずいぶと変わってしまったが、大人の街としての心意気だけはなくしてほしくないとつくづく思うのであった。

 さてさて、野中広務君が暴露した「官房機密費」の一件は、その後まったく進展を見せないが、「政治とカネ」を糾弾するメディアの無視ぶりには大いに笑える。そりゃそうだよね、「テレビで立派なことをおっしゃりながら盆と暮れに官邸からのあいさつを受けている評論家には亡くなった方もいる」(琉球新報より)なんて言われちゃったんだから。これにいち早く反応したのが、田原総一朗。ツイッターで、「そうしたマスコミ工作はあったが、自分はもらっていない」と呟きつつ、火消しに懸命になっていた。もっとも、野中君は、拒否した評論家のひとりとして田原総一朗の名前をあげてくれたからいいけど、そうでない御用評論家、ジャーナリスト、タレントはビクビクもんだろうな。

 新聞の論説委員にだって怪しいのはいる。去年の5月にひょっとこ麻生君に招かれて、東京・虎ノ門のホテルオークラ内の日本料理屋「山里」で会食した朝日、毎日、読売のお三方なんかかなりきな臭い。この会食の件は、「首相の一日」にしっかりと出ていたことだ。これじゃ、野中君の暴露話においそれとは乗れない。だって、自分達に火の粉が降りかかっちゃうんだから、ここはじっと首をすくめてほとぼりが冷めるのを待っているということなんだろう。

 これで、民主党政権が誕生してからの異常ともいえる政権批判の裏側がなんとなく透けて見えてきた。疑われている御用評論家、ジャーナリスト、タレントは、説明責任あるんじゃないの。小沢君ばかりに説明責任押し付けていると、そのうち世間から見捨てられるよ。なんてったって、あなたたちの好きな「市民感覚」では、これってワイロなんだからさ。ワイロもらって権力と手を結んだんだから、「善良な市民」は許しませんぜ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月29日 (木)

頭下げる相手を間違えてないかい、鳩山君。

 世間はゴールデンウイークに突入。ま、天気もそこそだし、行楽地とやらはどこへ行っても人だらけなんだろうな。TVでは高速道路の渋滞情報なんてやってたけど、そんなことよりも普天間移設問題もどうやら渋滞しそうな雰囲気になってきた。今朝の新聞報道によれば、辺野古沖の桟橋案が規定路線のようだけど、だったら「最低でも県外」なんて言葉は言っちゃいけなかったと思う。「うれしがらせて、泣かせて消えた・・・」なんて古い歌謡曲があったが、洒落にもならんか。桟橋案が本当なら、鳩山政権はぶっ飛ぶだろうな。

 桟橋案とセットで徳之島への移設も模索してるみたいだけど、病気療養中の徳田君に支援をお願いしに出向いたのにはガッカリ。徳田君といえば徳之島のドンだけど、これじゃ自民党がやってきたボス交と同じ。こんなことする前に、島民に向けたメッセージを真摯に発信することが必要なんじゃないか。これじゃ、島民の理解なんかハナっから期待してないってことになっちゃう。なんてったって、島の実力者に真っ先に頭下げちゃったんだから。

 もっとも、桟橋案も徳之島移設もすべてがパフォーマンスで、「ここまでやったけど国民は基地に反対です。もう国外しかないですよ、どうしますかアメリカさん」って居直れたら拍手喝采間違いなし。それこそがポッポ君の腹案だったら、歴史に残る宰相になれるだろうけど・・・できねえだろうな。

 ところで、相撲界がまた姑息なことやってる。理事選で一門の意志に反して貴乃花親方に投票した安治川親方に、立浪一門が年寄名跡の返却を求めているらしい。借株だから、本来なら株の持ち主の意向に沿った投票をすべきなのに、裏切ったんだからけじめをつけろってことのようだが、まるでヤクザだね。だいたい、この一件が明るみになった時に辞職させるはずだったのが、あまりにも世間の反応が厳しいので引き止めたんじゃなかったのか。さも温情ある判断みたいになってたはずだが、ほとぼりがさめたらこれだもんな。
なんとまあ陰湿な世界なんでしょ、大相撲って。国技が聞いて呆れる。

 海の向こうでは、モハメド・アリに多大な影響を与えた黒人運動の指導者、マルコムXの暗殺犯が45年ぶりに仮釈放された。おお、まだ生きてたのかというのが正直な感想。で、記事を読んでみると、15年ほど前から週に5日は自宅に戻る「労働釈放」という措置がとられていたそうな。17度目の仮釈放申請でようやく認められたってことだが、週5日も自宅で過ごしてたんだから、いまさらって気もしないではない。

 それにしても、マルコムX暗殺から45年か。こちらも歳とるわけだよな、なんて妙にセンチになっちまうくろねこなのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月28日 (水)

「疑わしきは起訴せよ」ってことですか・・・クワバラクワバラ。

 以前、「検察審査会」の項で、

「検察審査会への申し立てとは、起訴しないのはどう見ても検察の怠慢という世の中の流れが背景にある事件だからこそ意味をもつのではなかろうか。だから、どう頑張っても証拠が出てこなかったという今回の小沢狂想曲においては、仮に検察審査会に申し立てがあっても起訴に持ち込むのは無理なのではなかろうか。検察とメディアが垂れ流した<小沢はクロ>というイメージが根拠となって、検察審査会が動くようでは、これは<人民裁判>になっちまう」

 と書いたが、予測は見事にはずれちゃいましたね。検察審査会は「起訴相当」というなんともトボけた結論を出してきた。それも11人全員一致というのだから恐れいる。この一報が入ってからのメディアのはしゃぎぶりは見ているほうが恥ずかしくなるほど子供じみたものだが、何をとち狂ったか昨日のTV朝日「スーパー・J・チャンネル」では小沢君の足跡みたいな急こしらえのミニ・ドキユメントの中で、失礼にもナレーションで「小沢」呼ばわり。ジャーナリズムもへったくれもありゃしない。

 それにしても、今回の「検察審査会」の議決に至った理由というのも、床屋政談の延長みたいなもので、「どうせやってるに決まってら」という予断と偏見の結果以外の何物でもない。こんなのが許されるなら、なんでもありね。「疑わしいんだから起訴しちゃえ」ってんだから・・・。

 ヤメ検弁護士の大沢君が、これが民意です、みたいなこと言ってたけど、おいおいクジ引きで決まった11人の意見が民意といわれちゃかなわんぞ。五千歩くらい譲って、仮に民意だとしても、ではその民意はどうやって形作られたかが問題だ。この1年間の小沢狂想曲の中で、「小沢=悪人」という図式を繰り返し刷り込んできたメディアの存在を忘れるわけにはいかない。

 さらに、今回は政治家にまつわる事件である。検察審査会の11人の中には反民主党もいるだろうし、小沢嫌いってのもいたに違いない。もしかしたら自民党員だっていたかもしれないね。つまり、検察審査会の11人の思想・信条はいかがなものだったのか。検察審査会の審議が公平・中立なものなら、そこもおさえるべきではないだろうか。

 もうひとつ、告発したという謎の市民団体の存在を忘れるわけにはいかない。告発する側にも、それなりのアリバイ証明をしてもらうことが、この間の一連の流れにとって重要なファクターになると思う。なぜなら、検察が不起訴とする数日前の絶妙のタイミングによる告発には、どうしても不自然さを感じずにはいられないからだ。この市民団体に関して、詳しい報道したメディァがひとつもないのは果たして偶然だろうか。本来なら、メディアにとって一番おいしい情報だと思うけどな、この市民団体の存在は。特に、週刊誌にとってはね。

 それにしても、「郵便不正事件」で、偽の障害者団体証明書を発行させたとされる「凛の会」の元会長に対して、元厚労省の村木さんとの共同謀議について無罪判決が出た日に、小沢君の「起訴相当」議決をぶつけてくるとは、なんとわかりやすい人たちなんでしょう。検察のデッチ上げすら疑われている事件に関連する重要な判決の日に、たまたま重なっただけですなんてこと誰が信じますかいな。

 それはそうと、これからの検察はどうするんでしょうね。とりあえず「起訴相当」になったんだから捜査しなくちゃいけないけど、1年かけた捜査で起訴するだけの証拠がでてこなかったんだから、普通に考えれば難しい。かといって、また「不起訴」にしたところで、検察審査会が再度「起訴相当」にしたら今度は強制起訴になっちゃう。するってーと、今度は指定弁護士が担当するわけだけど、捜査資料はすべて提供しなくてはいけない。これは検察はどうしても避けたいはず。となると、再捜査をして起訴する道を選ぶしかないけれど、1年かけて確たる証拠がでてこなかってのに、これから3ヶ月で新たな証拠が出てくるとは思えない。

 そう考えると、今回の動きは、無理やり起訴して無罪になってもいいから公開の場に何が何でも小沢君を引きずり出そうという魂胆ではないのか。どうせ裁判は長引くだろうし、その結果がどうであれメディアは事後検証なんかしないから、小沢君が起訴されたという事実だけが一人歩きすることになる。とにかく、小沢君を悪者にすればいいんだからね。

 司法制度改革推進本部の裁判員制度・刑事検討会に参加した高井弁護士は、「刑事検討会では、起訴猶予と嫌疑不十分を分けて考える必要性が指摘された。検察が<証拠はあるが起訴しない>と判断した起訴猶予の場合、国民目線で起訴すべきかどうかを考え直す意味はある。しかし、嫌疑不十分は証拠の有無の問題。法律家が<証拠はない>と判断したのに、国民目線で見たら<証拠はある>というのはおかしい」と今朝の朝日新聞にコメントしていたが、本当にその通りだと思う。

 「絶対権力者」なんて文言まで入れて、だから元秘書との共同関係が成立するなんてのは、飲み屋の会話だろ。そんなのを市民感覚だなんて正当化されて起訴されてたらたまったもんじゃない。小沢嫌いのひとにとっては鬼の首取ったようなもので喜ばしいんだろうけど、本当にそれでいいのかね。冤罪ってこんなところから生まれてくるんじゃなかったのか。小沢君だからやってるかも、じゃだめなんだよね。なんだか、今回の議決は、僕たちひとりひとりが試されているような気もしてくる。

 週間朝日誌上でフリージャーナリストの上杉隆氏が、「小沢サイドを取材すると、いまの世論では<起訴相当>が2回出されて強制起訴となることを織り込んでいるようです。その2回目が参院選後になるのか、・・・・そのとき、また1年前と同じ戦いが待っているだろうと覚悟している。実際、小沢事務所は、そうした事態を見込んで<最終戦争>の準備をしているといった感じです」と語っていたが、ズバリ当たったね。

 検察審査会の議決に拘束力を持たせたるという危うい制度は、去年の5月に駆け込み採決されたが、ひょっとするとその裏には今日を予測した何らかの力が働いてたのか、とつい想像を逞しくしてしまうのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月27日 (火)

「桟橋案」・・・って冗談もほどほどにね。

 それにしても猫の目のような気候の変化だこと。昨日は爽やかに晴れわたっていたと思ったら、今日は花曇り。午後からは雨も降ってくるらしい。一足早い梅雨のような天気だことと思ってたら、庭の紫陽花が元気いっぱいで、緑が日に日に濃くなってくる。それにひきかえ、花水木の寂しいこと。いつもの年ならこの季節になると白い蝶々のような花が咲き乱れるのだが、今年はいまひとつ元気がない。季節はずれの寒さがこんなところにも影響している、と思う今日この頃。

 普天間移設問題では、「桟橋案」が浮上してきているような報道が飛び交っているが、どこまでが本当なのかわけわかんなくなってきた。メディアの報道によれば、アメリカにも打診したとの事だが、なんかこの問題における日米交渉のあり様を見てくると、アメリカがあたかも宗主国のような気がしてくる。変な話だよな。基地を提供するだけでなく、思いやり予算なんていう捨て金まであげてるってのに、偉そうな態度されちゃって・・・。こんな時こそ、超保守派の皆さんには声をあげてほしいのに、なぜか皆さんダンマリを決め込んでるんだよね。「国を愛する気概」なんて偉そうにほざいてるくせに、アメリカにはからっきし頭が上がらないんだから嫌になるね。

 ここにきての「桟橋案」・・・これが本当なら民主党は終わっちゃうかもな。なんか暗雲たれこめてきた感じだね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月26日 (月)

沖縄基地問題はここからが正念場。

 昨日は角館に旅行に行っていたカミさんがご帰還。遅咲きの桜を見に行ったはずが、天候不順のためまだ雪が残っている状態で桜どころではなかったよし。この時季の角館は「桜まつり」でどっと盛り上がるはずなのだが、観光客もこれでは肩透かし。結局、近くの乳頭温泉で露天風呂につかって帰ってきたとか。混浴だったよん、なんて浮かれるカミさんの土産話を聞きながら、ドラ猫ともども「混浴!? だからどうした」と心の中でつぶやくのだった。

 さて、基地反対の沖縄県民集会は9万人が集まり、その様子はAPやロイターなどの通信社により世界に発信された。さらに、イギリスのBBCやオーストラリアのSBS、そしてニューヨークタイムズ紙もこの模様を報じたようで、沖縄の基地問題は新たな展開を迎えそうだ。イランのTVやアルジャジーラでも報じられたというから、鳩山ポッポ君も中途半端な結論は出せなくなったね、これで。

 で、日本のメディアはというと、案の定鳩山政権非難集会のような報じ方をしている。典型が、時事通信の流したニュースだ。沖縄の民意は「県外移設」なんだから、これで5月決着は破綻した。ついては、首相退陣論がこれからの焦点になるだろうという予測記事なのだが、どうして昨日の沖縄県民大会が鳩山退陣論につながるのかまったく理解できない。さらに、フランケン岡田君が「現行計画の修正も視野に米側と協議していたことが判明」なんて、真偽もさだかでない話をあたかも事実であるかのように書き連ねている。これって、ニュースソースはホシントン・ポストで、フランケンもポッポも否定しているんだから、勝手な作文でしかないんだよね。

 そんなメディア報道の中にあって、痛快だったのは昨日の夕方のANNニュース。沖縄県民大会の現場からの中継で、東京から行ったアナウンサーのリポートの際に、沖縄のTV局のキャスターが出演して意見を求められるシーンがあった。東京のアナウンサーはどうにか鳩山政権非難にもっていきたいようで、鳩山首相が最低でも県外と言ったことで逆に寝た子を起こされたんじゃないかみたいなトンデモ質問をしたのだが、沖縄のキャスターはキッパリと、「これまでの自民党政権では県外移設は語られたことすらなかった」と語り、だからこそ鳩山政権に期待したという意味のことを冷静にコメントしていた。これだよね、大方のひとの声は。

 県外にもっていこうと努力しているのは鳩山政権であって、それに反対しているのが基地で一儲けしようしている利権集団なんだからね。県外にしなかったら許さないよってメディアが言うなら、それ相応のバックアップはしてほしいものだ。

 鳩山ポッポ君、ここからが正念場だよ。これで県外がポシャッたら、ドドっと政界再編に向けて動き出すかもしれないね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月25日 (日)

ワシントン・ポストの思惑は・・・?

 陽射しは春でも空気が冷たい。もうすぐGWだというのに、結局今年はちゃんとした春が来ないで終わっちゃうのかも。めぐる季節はますます希薄になっていく。

 さて、今日は沖縄で基地反対の県民集会が開催される。移設容認派の知事も出席ということで、おそらくメディアはこの集会があたかも鳩山政権への反対運動であるかのように報道するんだろうな。「最低でも県外」と約束したんだからって責めながら、どこからか「徳之島案」が出てくると今度は根回しべたを取り上げていちゃもんをつける。結局、メディアのもっていきたい方向って、辺野古への移設という現行案なんだよな、どう考えても。

 だから、妙なリークも平気でする。昨日の朝日の夕刊の一面に、「辺野古案 大筋受け入れ」という見出しで、ワシントン・ポスト(電子版)の記事をなんの解説もなしに載せていた。記事の内容は、フランケン岡田君が、「現行の辺野古に一部変更を加えたうえで受け入れる考えがあると米側に伝えた、と報じた」というもので、これが事実なら民主党政権はぶっとぶ程のニュースだ。しかし、よく読んでみると、単純に記事を紹介しているだけで、当事者への取材はなし。つまり、ワシントン・ポスト(電子版)にこんな記事が載ってたよ、っていう程度の紹介記事なのだ。普通ならベタ記事扱いでもおかしくはない。

 一面にもってくるなら、当然周辺の取材もしたうえで、朝日としての見解、つまりこの記事が事実なのかどうかを検証する必要がある。センセーショナルな見出しで、あたかも「辺野古案 大筋受け入れ」が事実であるのかのように偽装するのはフェアではない。東スポかよ、と突っ込みたくなる見出しのつけ方に鳩山政権に対する朝日のスタンスが透けて見える。

 なんなんだこの記事はと思いつつ、夕方のテレ朝のニュースを観ていたら、この記事を取り上げつつ、フランケン岡田君と鳩山ポッポ君がその事実を否定したという速報を流していた。それも二度にわたって。せこいやり方するもんだ。同じく、TBSの「報道特集」でも取り上げていたが、こちらもにたりよったり。つまり、メディアにとっての沖縄基地問題は、鳩山政権にいちゃもんつけるためのかっこうの材料にしかすぎないのだ。でなければ、とっくの昔にメディアが音頭をとって、最低でも県外移設を約束した鳩山ポッポ君を応援しているはずだでもんね。

 で、今日の朝日の朝刊は、一面に「首相、現行案修正も否定」という見出しで、改めてワシントン・ポスト(電子版)の報道に対する政府見解をフォロー。しかし、三面ではそれを受ける形で、「選択肢また狭まる」という具合に、どうしたって鳩山政権にいちゃもんつける姿勢は変わらない。で、記事の内容はというと、現行案で決まりかけていたものを鳩山ポッポ君が棚上げしたことが問題であるかのような書き方になっている。そうじゃないだろ。それよりも、ワシトン・ポストの記事をポッポもフランケンも否定したんだから、ではワシントン・ポストはどんな思惑があってこうした記事を流したのかを分析してこそ、ジャーナリズムというものじゃないのか。

 読売にいたっては、あたかも「辺野古案 大筋受け入れ」が事実であるかのような記事になっているが、こんなのは論外。「ルース駐日米大使に直接、現行計画の大筋を受け入れる意向があると伝えたとされる岡田外相は・・・」なんて書き方をしているが、これ自体フランケン岡田君は否定しているのだから、そのこともしっかり報じなければね。そして、こういうニュースソースすら明らかにすることなく、断定的で恣意的な記事の作り方をする姿勢にはそら恐ろしささえ感じる。

 それにしても、ワシントン・ポストなど外国メディアの真意のさだかでない記事を、金科玉条のごとく垂れ流すメディアってなんなんでしょうね。ワシントン・ポストって言うだけで読者がその権威にひれ伏すと思ってんだろうね。本当は自分達がその権威にコンプレックス持ってるくせにね。

【くろねこの競馬予想】

東京ではオークストライアルのフローラステークス。前走フラワーカップでは3着に敗れ、桜花賞出走を逃したサンテミリオンもここでは負けられない。馬券的には妙味がないので、ここは静かにケンですね。

京都はダートの重賞アンタレスステークス。おそらくこれからのダート界を背負って立つ一頭になるだろうトランセンドで鉄板。相手はフサイチセブンで固そうだが、狙ってみたいのがダイシンオレンジ。ここはこれからを占う試金石の一戦。2強の一角崩しに期待。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2010年4月24日 (土)

DS選書

 ブログ「くろねこの短語」は、古本くろねこ堂の「今日の一言」がそもそもの始まり。ようするに古本屋のブログでもあるわけで、たまには古本の話題をひとつ。

 でも、その前に、レイシスト石原君が福島瑞穂君から発言撤回を求められていた「帰化人云々」の件について、「非常に不快な感じに言われるんだったら自分がそうでないということをね、自分の手で戸籍を証した方がいいんじゃないかと私は思いますけどね」とのたまったそうな。「発言不快なら戸籍を証せ」なんて挑発的な見出しをつけたネット上のニュース(ちなみに現在はタイトル差し変わってます)もあったが、さすがにレイシストの面目躍如だね。つまり、勝手に疑いかけておいて、くやしかったら戸籍持ってきて証明してみろっていってるわけで、この発言の意味するところも差別だということがわかっていないところに、このレイシストの哀れさがある。福島君、躊躇することはない、即刻、人権侵害でもなんでもいいから訴えなさい。徹底して戦うべきだと思う。メディアも、いつまでこんなゲスな男の差別発言を黙認し続けるのだろう。

 というわけで、気分を変えて本題に・・・・戦後すぐに自由出版から出版された探偵小説選集に「DS選書」というのがある。おそらく戦後で一番早い叢書といわれ、昭和21~23年にわたって12点が刊行されたというのが通説となっている。ちなみに、「DS選書」の「DS」とは「Ditective Story」の略ですね。

海野十三 「蝿男」、「十八時の音楽浴」、「地球盗難」
横溝正史 「夜光蟲」、「白蝋怪」、「幻の女」
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
大下宇陀児 「街の毒草」、「宙に浮く首」
木々高太郎 「精神盲」
水谷準 「傀儡師」
渡辺啓助 「血笑婦」

 以上の12点のうち僕が最初にDS選書と遭遇したのが海野十三の「十八時の音楽浴」だった。戦前から戦後すぐの探偵小説のトリコになった二十歳の頃、神田の古本屋でワゴンセールみたいなところで買ったのを記憶している。おそらく、50円くらいで買ったのだと思う。当時は、桃源社から小栗虫太郎や橘外男、海野十三などの探偵小説が復刻され、いまはなき薔薇十字社からは、大坪砂男の全集2巻や渡辺温の「アンドロギュノスの裔」が刊行されてちょっとした探偵小説ブームだった。横溝正史が再評価されたのもこの頃だったっけ。

 「十八時の音楽浴」は、オンライン古本屋を始めた頃に目録に載せたらすぐに売れてしまったのだが、その後本格的にDS選書を探してみてもなかなか見つからない日々が続いていた。そうこうしているうちに、江戸川乱歩の「悪魔の紋章」が手に入った。ところが、版元は自由出版なのだが、「十八時の音楽浴」とはちょっと版型が異なっていた。確か、「十八時の音楽浴」はA6だったと思うのだが、「悪魔の紋章」はB6サイズ。それでも「悪魔の紋章」は自由出版からのものではDS選書でしか出版されてはないはずなので、とりあえず目録には載せてみたのだった。

 さすがマニアのアンテナは鋭い。すぐに注文が入り、めでたく売れたのだったが、後日そのお客さんからメールをいただいた。「DS選書」についての数々の疑問を調べ、その結果を知らせてくれたのだ。それによれば、「DS選書」はどうやら21冊刊行されたらしい。その根拠は、江戸川乱歩の「探偵小説四十年」にあるとか。さっそくひもといてみると、どうやら江戸川乱歩は自由出版刊行の探偵小説を「DS選書」としているようで、版型もA6、B6の他に、その中間型もあったのだとか。さらに、改版の折に装丁も変わったりしているのだから紛らわしいことこのうえない。ポウの「われ発見せり(ユウレカ)!」の出版予告もあったというから、それをいれれば22点ということになる。

 いまなら叢書を編纂する時には、版型はもとより、デザインなども統一するのは当たり前だけど、戦後すぐにとにかく出版することを最優先した結果、こうした混乱が起きたのだろうことは容易に想像がつく。それはともかく、編集者の情熱のほとばしりが「DS選書」を世に出したのは間違いない。活字に飢えていたあの時代の編集者の情熱や心意気といったものが、戦後の出版界をどれだけ後押ししたことか。愚にもつかない出版物が氾濫する時代に、改めて編集者とはなんぞやということを、「DS選書」を通して考えてしまう編集者のはしくれのくろねこなのであった。

Photo

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月23日 (金)

普天間基地移設先はテニアン!?

 検察の記者会見のオープン化を最高検が通知・・・身から出たサビもあるとはいえ、メディアによる凄まじいまでの鳩山政権攻撃が続く中、政権交代があったからこそ実現したことも多々ある。閣僚の記者会見のオープン化(前原君のようにダメな奴もいるが)もそのひとつであり、今度は検察がオープン化に向けて一歩踏み出した。取調べ可視化見送りとのバーターといううがった見方もあるとはいえ、オープン化通知という事実は重い。

 19日には、フリーのジャーナリストたち70人が、記者会見への参加と記者クラブが占有している記者室の開放を求めるアピールを行ったが、これに対してメディアは一部を除きほとんどスルー。検察庁の今回の決定もメディアは他人事のように報じているが、そろそろ足元に火がついてきたことを自覚しないと愛想つかされるよ。

 北マリアナの上院議会が、「米軍普天間飛行場の移設先として同諸島のテニアン島を検討するよう日米両政府に求める決議を全会一致で可決」(沖縄タイムスより)したそうな。このニュースは、米軍の準機関紙「スター・アンド・ストライプス紙」や「サイパントリビューン紙」も伝えたそうだが、日本の全国紙は何してるんだか、まったく報道しない。これが事実なら出口を模索している鳩山ポッポ政権にとっては千載一遇のチャンスだと思う。ひょっとすると大ウルトラCがあるかもね。

 口だけ男の舛添君の新党って、ありゃなんだ。政党交付金欲しさに改革クラブと手を組んだりして、情けないったらありゃしない。党名は「改革新党」って噂も出ているが、ようするに改革クラブに取り込まれたということね。それにしても、みっともないな。結局のところ、TV的なパフォーマンスには長けていても、政治家としてのセンスは何も持ち合わせてなかったんだね。政党交付金欲しさの卑しい政治屋になっちゃっんだから、これで終わりでしょ、口だけ男も。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月22日 (木)

3DTV、党首討論、そして借金だらけの沈没船。

 映画『アバター』がきっかけとなって、映像メディアのキーワードはすっかり3D一色になってしまった。そうこうしているうちに、TVまでこれからのトレンドは3Dなんだとか。いまだにブラウン管TVの我が家には、まったく縁のない話ではあるのだが、それにしてもハードばっかり進化してどうするんだろうね。オバカなワイドショーが3Dになったからって、あまり意味があるとも思えないし・・・。スポーツ中継やアニメ、ゲームソフトなんかは3Dになれば面白いかもしれないが、果たしてどうなるんだろうね。

 その昔、ウインドウズ95が出るちょっと前にインターネットTVというのが発売されたことがあったけど、結局のところPCの普及とともに消えてしまった。インターネットをTVと同じようにお茶の間でって発想だったと思うが、ようするにインターネットがとてもパーソナルなものだということがわかってなかったわけね。3Dも、たとえばゲームソフトでその効果が期待されているようだけど、だとしたら、TVでなくてもいいんだよね。というより、ゲームならばTVである必要はない。

 とどのつまり、3DTVの未来はソフト(番組)づくりにかかってくる。となると、いまのTV屋さんでは無理じゃないかな。結局、映画やドキュメント、アニメといった分野以外に、TV独自の3D番組を作れるとは思えないのだが・・・。でも、3D用のメガネをかけて家族でTV観てる図って、あまりゾッとしない。もっとも、メガネなしでもOKという方式もあるようだけどね。

 昨日の党首討論は、相も変わらず谷垣君は口だけの評論家をしていた。普天間問題に絞り込んだまではいいけれど、何の具体策もないから討論が成立しない。いつまでも鳩山ポッポ君の対応を追及してるだけじゃダメなんだよ。挙句の果ては、「札束でほっぺたをたたくようなやり方はしませんから」って逆襲される始末。これじゃ立場がないってものだ。それもこれも、口だけ評論家の谷垣くんが、これまでの自民党政権のあり方を総括してないからなんだよね。いい子ぶっちゃって、ドラスティックに党内改革ができないから、党首討論も迫力を欠いてしまう。

 ドラスティックな党内改革ができないことを逆手にとられて、口だけ男の舛添君にはいいように振りまわれて、とうとう離党されちゃった。ま、口だけ男の離党は、それはそれでけっこうなことなんだが、谷垣君にはちょっとした痛手であることは間違いない。

 それにしても、口だけ男の離党、そして新党結成は、何の意味があるんだろうね。そんなに党内改革をしたかったんなら、去年の党首選に出ればよかったのに。結局、青木やシンキロー森の懐柔に負けちゃったんだからさ、情けないったらありゃしない。そして、ここへ来ての離党だって。「打倒鳩山政権」とかほざいてるけど、政策はどうなってんだ。チピッコ大将の荒井君なんかの改革クラブの何人かが参加するらしいが、ほざいてるわりには小粒なメンバーでいまひとつ気勢があがりそうもない。

 口だけ男は自民党総裁を狙っていたはずなんだけど、ここにきて離党したってことは、おそらく自民党の抱える借金に恐れをなしたのかもね。メガバンクに100億円を超える借金があって、それは総裁と幹事長が保証人になってるわけだから、仮に総裁になったって借金も抱えることになる。自民党は議席を大幅に減らしたから、今までみたいに政党助成金も入ってこないし、野党だから企業献金もこれまでのようにはいかない。借金満載の沈没船から逃げ出したというのが、当たらずといえど遠からずってところじゃなかろうか。

 ところで、党名はどうする、舛添君。かなりのギャグかましてくれないと、話題になんないかもよ^^

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月21日 (水)

やっぱりグアムに行ってもらおうよ。

 ようやく春爛漫の季節にふさわしい陽射しが戻ってきた。我が家のドラ猫も陽だまりでウツラウツラ。これで一気に垣根の植え込みも勢いづくかもしれない。

 勢いづくといえば、徳之島。腰ぎんちゃく平野君の会談要請を徳之島の3町長が拒否したとか。ま、根回しに齟齬があったのだろうということは容易に想像がつく。朝日新聞の「ザ・コラム」では、辺野古案を地元に容認してもらうため当時の橋本政権がいかに努力したかを滔滔と論じていた。地元を説得したという首相補佐官の「当時は数カ月、地元に入って酒を酌み交わし、人々と語り合った。当時の防衛施設庁の人々も、一升瓶を提げて地べたをはって説得した」なんてコメントまで紹介していたが、そんな人情話を誰が信じますかいな。その裏側にはアメリカのグアム移設案を一部でもいいから辺野古にもってきてもらいたいという、利権がらみの思惑があったわけで、朝日が言うように美談仕立ての人間模様だけでうまくいくほど甘くはない。

 民主党の根回しべたはひとまず置くとして、徳之島の町長達の会談拒否って、それだけでいいんだろうか。徳之島の人たちの気持ちはわかる。基地なんか誰だってきてほしくないと思っている。じゃ、このまま沖縄でいいのかい、ってことになるとそれもまずいぞ。というのが本音なんだよね。つまり、みんながみんな自縄自縛で八方塞がりになっている。そんな時に、単純に会見拒否していいのだろうか。会見の場を逆手にとって、「日本に基地はいらない」というメッセージ発信の場にすることはできないのだろうか。そのくらいの政治手腕があってもいいんじゃないか。もしや反民主という政争の具にしてはいないだろうね。

 基地問題に関しては、野党もメディアも、そして僕たち自身もみんなどこか他人事なんだよね。ある意味、対岸の火事なんだと思う。徳之島もそうだったんだよね。でも、今回は火の粉どころか本格的に火の手が上がりそうになったから必死に消そうとしている。反対集会の盛り上がりがそれを物語っている。でも、ここまで来るとただ反対ですって言ってても始まらない気がする。基地移設反対ではダメなんじゃないか。「基地をなくそう」運動に結びつけていかないと、いつまでたっても地元VS政府っていう図式は変わらない。沖縄が徳之島になっただけなんだよね。

 メディアも、町長会見拒否なんてセンセーショナルに報じるんじゃなくて、「基地をなくす」ための世論づくりをするべきだ。いまは最大のチャンスなんだよな。アメリカは地元の受け入れ了解がない地域への基地移設は拒否しているわけだから、基地を受け入れる場所は日本にはないよと言ってやればいいだけのことなのだ。アメリカの基地をめぐって、国民同士がいがみあうのってとても哀しい。基地ありきの政策を続けてきた自民党の責任はとてつもなく大きいということか。

 大阪では子供知事の橋↓君がピーピー騒いでるね。「大阪維新の会」っていうのもよくわかんないけどね。それにしても、超保守主義の人たちって、「維新」だとか「日本」だとかお好きなようで。ま、そんなことはどうでもいいんだけど、子供知事の提唱している「大阪都」ってよくわからんな。反対する大阪市長を敵視するような発言までしてたけど、アドバルーン上げてビービー声高にくっちゃべるのが子供知事のいつもの手法なんだよね。そのくせ、中身がいまひとつわからない。大阪市長は子供知事の挑発を「哀しい」って言ってたけど、激しく同感するくろねこなのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月20日 (火)

メディアは差別発言を黙認していいのか?

 アナクロニシスト石原君の差別発言に対して、メディアはなんと肝要なのだろうか。「与党の党首や大幹部に帰化人が多い」なんて発言を、アナクロニスト石原君のただの方言癖のひとつとして片付けようとするなら大きな間違いだ。ここには明らかに人種差別の意図がある。さらに、その根拠となるのがネットの噂っていうだから恐れ入った。つまり、ネトウヨ名並みの頭脳しかないってことなんだね。

 これからはアナクロニストではなくレイシストと呼ぶことにするが、この男はもともと帰化人に対して大いなる偏見を持っているの。かつて、「黒いシール事件」というのがあったのを覚えているだろうか。レイシスト石原君の秘書が、選挙立候補予定者のポスターに、「北朝鮮より帰化」と書かれた黒いシールを貼り付けたというものだ。貼り付けられたのは、その後証券スキャンダルで自殺した新井将敬氏だ。秘書がやったということになっているが、秘書のやったことの責任は政治家がとるんじゃなかったのかい、レイシスト石原君。

 「中国人云々」と蓮舫君に対して差別発言をした平沼といい、「たちぐされ日本」は差別主義者の集団ってことか。なんて卑劣な奴らだろう。「外国人参政権」に関して、こいつらは「帰化すりゃいいじゃん」なんてほざいているが、帰化したって差別されるんじゃたまんないよな。

 今回の「帰化人発言」は社民党の福島党首を指していることは明白だが、これってひょっとこ麻生君が言ったと噂されている部落差別発言と根は同じだね。こんな人種差別主義者たちが日本の政治を牛耳っているのかと思うと暗澹たる気持ちになる。

 それにしても嫌な世の中になったものだ。戦後60年も経って、いまだに朝鮮、中国、そして東南アジアの人々に対する差別がまかり通るのだから。アメリカではアフリカ系の大統領が誕生する時代に、世界の東京の知事にこんなこと言わせて言いのだろうか。ニューヨーク市長が黒人差別発言なんかしようものなら、その場で政治生命はたたれるだろうに。

 弱者に対するこんな卑劣な発言を黙認するようじゃ、メディアも国民の敵になったということか・・・情けない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月19日 (月)

「日本ノーシントウ」@@

 皐月賞は連軸に狙ったヒルノダムールが2着に突っ込んで大健闘。そして、穴でひそかに期待していたエイシンフラッシュが3着を死守。馬券的には、ヒルノダムールとエイシンフラッシュのワイドがちょっとおいしかった。ヴィクトワールピサは内をうまくついた岩田の好騎乗もあって快勝。府中のコースは絶対に合うはずだから、ダービーもこの馬が中心は間違いない。ダービーまでには武ちゃんに回復してほしいのだけど・・・。

 「日本創新党」にはまいったなあ。「たちぐされ」に続いて今度は「ノーシントウ」かと思っちまった。しかしまあ、どいつもこいつも「日本」の名称がお好きだこと。国を憂えるのは勝手だが、もう少し理念とか、生活者の視点とかを感じさせる党名がなかったものなのかね。

 「自由で力強い日本」が目指す国家像なんだとか。そして、基本目標が「国家の自立」「地方の自立」「国民の自立」。なんのことはない、小泉・竹中路線の踏襲ね。「国民の自立」なんてお前らに言われたかないけどね。新党を応援する「応援首長連合」のリストに、名古屋市長のドンコサック河村君の名前があるが、これはちょっと解せないな。松下政経塾一派とドンコサック河村君と、どこに共通項があるのだろう。

 それにしても、「日本創新党」って誰が考えたんだろう。かつて、JRを「E電」って呼ぼうなんて言って笑われた人たちがいたけど、言語的センスはそっくりだ。年が若いわりには、ここに集まった首長たちって感性は古びているのかもしれないね。なんか拍子抜けする人たちだこと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月18日 (日)

いっそのこと東京に基地を移しちゃったらどうだろう・・・。

 本日はお日柄もよろしく、母の三回忌。ま、そんなのは口実のひとつで、昼間から酒を飲もうというわけ。お墓は谷中なので、上野までちょいと足を伸ばすつもりだが、もう上野の山の桜は散っちゃっただろうな。寒さがどうにか和らいだだけでもラッキーとするか。

 ところで、5月に普天間問題が解決しなかったら鳩山ポッポ君退陣へ・・・なんてムードづくりにメディアは励んでいるが、本当にそれでいいんだろうか。確かに、5月までに解決してみせると鳩山ポッポ君は見得をきっちゃったけど、そんなの無理だろうって誰もが思ってるんじゃないのか。戦後ずっとアメリカのいいように便宜供与してきた沖縄の基地問題が、そんなに簡単に解決するなんて信じてるとしたら、それこそ能天気な人といわざるを得ない。

 それを、「5月までって言ったんだからどうにかしろよ」「できなかったら退陣だぞ」って、鬼の首を取ったかのように騒ぎたてるメディアは、では基地問題をどうすればいいのかという大局的な見地からの論陣を張ったことがあるだろうか。何度も書いているが、基地ありきの発想ではもうこの問題は解決しない。沖縄の基地が本当に必要なのか、その根本を議論しないで、基地の移転先ばかりを問題にしているからどんどん迷路にはまりこむ。

 たとえば、普天間代替施設建設の根拠としてきた「在沖縄海兵隊の定数1万8000人」という数字だって、その根拠は極めて曖昧で、それどころかデッチ上げという話も出ている。「日本政府が言った数字だ。私たちの責任ではない」と在沖米海兵隊外交政策部の次長が語ったという事実を、メディアはほんのお飾り程度に報じただけ。でも、根拠となる数字が違ったら、見直すのが筋というものだろう。メディアは沖縄の基地問題を真剣に考えるなら、鳩山ポッポ君を責めるだけでなく、こうした事実を基にした議論を展開してほしい。でも、しないんだよね。だって、基地ありきなんだから。

 沖縄の基地問題は、日本の問題なんだからね。いっそのこと、東京に基地をもってきちゃったらどうだろう。そうすれば、少しは自分の問題として基地を考えられるのではなかろうか。そのくらいドラスティックな提案をしないと、基地問題はいつまでも沖縄という限られた地域の問題として処理されていくんだろうね。

 さて、本日は元横浜市長の中田君や杉並区長の山田君らによる「日本志民会議」の新党結成の記者会見があるらしい。前にも書いたが、どうもこの首長たちによる新党の国家感なり歴史観なりには注意が必要だ。右に大きく舵を切るキッカケにならなければいいのだけれど。

【くろねこの競馬予想】

 中山では牡馬クラシック路線の第一弾、皐月賞。ヴィクトワールピサ本命と思っていたが、落馬負傷の武豊から岩田への乗り代わりがひっかかる。で、対抗まで。週末の雨で馬場は渋め。ならばスタミナ勝負ということで、ヒルノダムールから。16番枠はちょっと気になるが、勝ち切らないまでも連軸としての妙味あり。◎ヒルノダムール、○ヴィクトワールピサ、▲エイシンアポロン、△ローズキングダム、アリゼオ、リルダヴァル、エイシンフラッシュ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月17日 (土)

オオカミおじさんとドロボー歌謡曲

 春は名のみの・・・とはこのことか。どうやら夜中に雪が降ったようだ。庭の片隅がうっすらと白くなっている。我が家のドラ猫もフトンの中にもぐりこんでくるわけだ。それにしても寒い春だこと。

 寒いといえば、政治もなんとお寒い状況であることか。目立ちたがり屋の舛添君に子供知事の橋↓君、さらには宮崎のセールスマン東国原君まで出張ってきて、まるでワイドショーなみの賑わい。で、すわ新党かなんて見方もあったが、なんのことはないただの話題つくりということがバレちゃった。みっともないね、目立ちたがり屋の舛添君も。

 「きれいなおねえさんは好きですか」の旦那の後藤田君に「中年オオカミ」呼ばわりされちゃって、舛添君の自民党内の立場はますます悪くなるばかり。それにしても、舛添君へのパッシングの凄いこと。生方某が執行部にいながら民主党批判をしかけていた時には、さんざんもてはやしたメディアも、舛添君の発言や行動には「党も迷惑ですよね」って具合で、すっかり手のひら返しちゃった。自民党もあれほど表現の自由っていいつのっていながら、舛添君は大叩き。党内民主主義が聞いて呆れる。

 それにしても、舛添君の新党って、ついこの間までメディアには待望論があったんじゃないか。それがここにきてのバッシングということは、大きく舵を切る何かがあったのかもね。少なくとも、メディアと自民党は舛添叩きに動きだしたのは間違いない。

 アイスランドの火山噴火、中国の大地震。どちらも凄まじいことになっている。特に、中国の地震は、チベット族のエリアだけに海外からの救助隊もなかなか入国できそうもないみたいだしな。それにしても、外国からの救助隊を受け入れないと宣言しちゃう中国ってのもどうなんだかね。チベット問題は中国のアキレス腱でもあるわけだから、いろいろ知られちゃまずいことがあるんだろうな。

 まずいといえば、上海万博のテーマソングが盗作の疑いがかけられているようだ。岡本真夜の「そのままの君でいて」にそっくりという噂だったが、確かに似てる。似てるを通り越して、そのまんまじゃんというのが感想だが、さすがディズニーラントをパクっちゃう国だけのことはある。ま、岡本真夜の曲も何かに似てはいるのだが・・・それはいいか。

 かつて、『ドロボー歌謡曲』(データハウス刊)という 歌謡曲における洋楽などからのパクリを指摘&解説した怪書があった。そこにはただのバクリではない作り手の技が紹介されていたりして微笑ましくもあったのだが、上海万博のテーマソング盗作騒動はどんなオチがつくのでしょうか。もっとも、日本もその歴史をたどれば中国の文化から多くを学び、ある意味パクってきたんだけどね。でも、今回の盗作騒ぎは、中国にしてはちょっとスケール小さすぎちゃったのが恥ずかしい。

 ちなみに、『ドロボー歌謡曲』は、古本くろねこ堂の「芸能・エーターティメント・音楽」のコーナーで販売していますので、そちらもよろしく・・・って、ちょっと宣伝しちゃいました。

Photo_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月16日 (金)

アメリカって失礼な国だとつくづく思う。

 いやんなっちゃうほどの寒さにちょっぴり風邪気味。まずいぞ、本格的に風邪ひいたら。貧乏暇なしで、風邪ひいてるユトリはないんだからね。

 ところで、腰ぎんちゃく平野君が、ワシントン・ボストに噛みついたようだが、これは正しい。核保安サミットに出席した鳩山ポッポ君を「最大の敗者」と論評したことに不快感を示したわけだが、このことに関しては日本のメディアもからかい半分に報じている。オバマ君との対談も夕食会の直前にほんの10分という短い時間で、普天間問題も解決の見通しがたたず、なんという体たらくということを言いたいのだろう。

 しかし、夕食会の前にほんの10分の会談なんて、それ自体失礼な話なのだ。米軍の基地の問題で政権そのものが揺らぎかねないという愚かな状況にあって、そんな態度はないだろうってつくづく思う。そもそも、米軍基地に関してアメリカに偉そうに言われる筋合いはないのだ。そんなに文句言うなら出てっていいんだよ、というぐらい強気に出てもいくらいなんだから。日本のメディアからそうした論調の記事がないこと自体おかしな話なのだ。くさしてばかりいてどうするんだ。

 うすら笑いの町村君は、「オバマ米大統領は、鳩山さんと会談するのは本当に嫌だ、顔も見たくないというような表現までしたそうだ」なんてくっちゃべている。立場はどうあれ、これが本当なら、うすら笑い町村君はオバマに対してその非礼を諭さなくちゃいけないんじゃないか。自国の首相に対する無礼な発言をそのまま攻撃の材料にするとは、なんとまあ品性下劣な男なのだろう。

 それはともかく、沖縄の基地問題に関しては、アメリカがくだくだ言うならそろそろ日本も卓袱台ひっくり返したっていいんじゃないか。メディアもアメリカの側にばかりたった論調はもうやめて、基地なんかいらないキャンペーンでも張ってほしいものだ。新聞やTVの報道を読んだり見たりしていると、基地ありきという立ち位置でしかこの問題を論じていないことがよくわかる。そのくせ、徳之島案なかが出てくると、今度は反対運動を煽りたてたり、とにかくなんでもかんでもイチャモンつけるばかり。これじゃ、いつまでたっても沖縄から基地はなくならないね。

 そういえば、政界のフーテン姐ちゃん、小池君が鉢巻締めて徳之島の基地反対運動で演説してたけど、こいつバッカじゃなかろか。普天間問題を13年間ほったらかしておいたのは君たち自民党なんだよ。しかも、こやつは元防衛庁長官だったんだから、責任の一端は大いにある。それにしても、その節操のなさはいかんともしがたい。

 外交は、「武器なき戦争」。ならば、自国の首相がとんでもなく非礼な扱いを受けたりしたら、メディアはそれを揶揄するのではなく、しっかりと抗議の意思表示をすべきなのだ。いわんや政治家をやなのだ。沖縄の基地問題もしかり。アメリカ怒らせたら大変だ、なんて論調をいつまで続けるつもりなんだろうね、この国の政治家もメディアも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月15日 (木)

国を憂う前に、自らの老残をこそ憂えたまえ。

 朝の天気予報によれば、多摩西部は雪なんだとか。4月もなかばだよ、どうなってんだろうね、この天気は。コート着るのはさすがに気が引けるが、かといって薄着での外出はちょっと考えものだ。天候不順のおかげで古傷の膝が痛むし、なんだかなあの今日この頃。

 さて、昨日の続きを少々。「たちあがれ日本」の略称横取りにヤッシー田中君が怒っていたが、それに対して差別発言男の平沼君が、「勝手に激怒してくれよ。田中康夫なんかと話したことないよ」なんてTVのインタビューに答えていた。なんとまあ失礼極まりない暴言だろう。他党の党首に対して「田中康夫なんか」はないだろう、っていうか人間性そのもを疑ってしまう。他者へのリスペクトができない人間が、国家だの愛国心だのと語ること自体チャチラおかしい。。

 おそらく、無礼な発言をしているという自覚すらないのだと思う。思想信条はともかく、政治家として幾多の経験、修羅場もくぐってきただろうに、人間力を磨いてこなかったなれのはてがこの始末なんだろうな。「たちあがれ日本」が「老人新党」と揶揄される理由がそこにある。何も平均年齢69歳だからというだけではないのだ。差別発言男以外の面々の発言を聞いていても、とてもじゃないがこんな格好の悪い年のとり方はしたくないと思う。もはや、「たちぐされ」だねこの新党は。

 政党が要件さえ満たしていれば同一の略称が使えるというのだから、「自民」や「民主」だって使えるわけだ。ヤッシー田中君が「『本物の民主』とか『まともな民主』という党を
(政党要件を満たすため5人以上の)国会議員が作って、略称『民主』で届けられるか」と総務省に聞いたら、「その通り」と答えたそうだが、こりゃめちゃくちゃでんがな。

 おそらく、他の党と同じ略称使うなんてトボケた政党が出てくること自体想定してこなかったんだと思う。そこにつけこんだわけね、「戦争したがる老人たち」は。ようするに、禁止されてないんだから、他党の礼儀とか信義とか、モラルとか考えなくていいんだよってこと。なんて奴らだ。国を憂う前に、自らの老残をこそ憂えたまえ。

 「郵便不正事件」の公判で、昨日から被告人質問が始まった。検事の作文した調書へ署名を求められたことなど、非常に興味深い内容で、ますます検察の脚色が濃厚となってきた。この事件の公判を欠かさず傍聴している江川招子さんがツイッターで公判を逐一つぶやいてくれているのでご参考に。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月14日 (水)

なんとも恥知らずな新党だこと!

 ようやくというか、いまさらというか、とにもかくにも朝日の朝刊に郵便不正事件の裁判について、現状のまとめが掲載された。リード文で「14日にも始まる元局長の被告人質問を前に、これまでの捜査と公判を検証した」と謳っているわりには、特に朝日新聞としての見解があるわけでもなく、単純な経過報告になっているのは毎度のことはいえ拍子抜けもはなはだしい。

 締めに元最高検検事の土本筑波大教授の「特捜部は先に決めた事件の構図に合うような取り調べをすることがある。そういう捜査のあり方が問われている」というコメントを載せているが、これこそが今回の事件の肝だろう。そして、このことは小沢狂想曲にもあてはまることだし、多くの冤罪事件が引き起こされた原因でもある。朝日が最後にこうしたコメントをもってきたということは、郵便不正事件が万が一無罪になった時のことを考えての保険なのかもしれない・・・って、考えすぎでしょうか。

 「たちあがれ日本」が、略称を「日本」とすることにしたらしい。おいおいである、略称の「日本」はヤッシー田中君の「新党日本」が登録済みだろうに。いくら公職選挙法で認められているからって、せこいことするもんだ。ヤッシー田中君は、著作権の観点から石原君を批判しているが、それもごもっとも。こうした老人の傲慢さが嫌われていることに気づきなさいよ、そろそろ。スマートじゃないね、やり方が。売れ筋の商品と類似したネーミングにして、あわよくばそのおこぼれに預かろうというクリエイティブのカケラもない商売をする輩がいるが、それとまったく変わらない。

 「『たちあがれ』でも『日本』でも得票できる」と幹部の一人が方言したそうだが、語るに落ちたとはこのことだ。だって、「日本」と書かれた投票は、「新党日本」と「たちあがれ日本」とで案分されるんだから、新党としては悪い話じゃない。どうしようみなく薄汚い人たちだ。恥を知れ、という言葉を君に捧げるサンバなのだ。

 それにしても、「国会議員5人以上などの要件を満たさない政治団体は既存政党と同一・類似の略称は使用できないが、要件を満たした政党は同一・類似の略称でも認められる」っていう公職選挙法そのものがおかしくないか。これって、いたずらに有権者を混乱させていることにならないだろうか。さらには、選挙の公平性そのものに関わる重要な問題だと思うのだが、こういうことにメディアって鈍感なのね。

 自分達の権益を守るためなら、いくらでも恣意的な報道するくせに、どうでもいいやってことには意見すら言わない。へたすると事実を曲げた不正確なニュースを流して、世論調査の下地作りをしたりするからな。結局は、マッチポンプなんだね、メディアって。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月13日 (火)

井上ひさしの座右の銘に思う・・・。

 「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを愉快に、愉快なことをまじめに」

 9日に亡くなった井上ひさしさんの座右の銘だ。原稿を書くことを生業とする我が身にとつて、その言葉の意味するところはあまりにも重い。ともすれば、やさしいことをことさら難しく表現しがちなのが雑文書きの浅墓なところ。ましてや、やさしいことを深く掘り下げることなど、わかっていてもなかなかできないのが世の常。それにしても、なんと強く、そしてやさしい言葉なのだろう。

 「やさしいことを難しく、難しいことを浅く、浅いことをおちゃらけて、おちゃらけたことをふまじめに」。

 TVのコメンテイターならさしずめこんな感じだね。政治家だって同じだ。昨日もシンキロー森君が、 「自民党も年寄りをバカにする風潮が出ている。お年寄りは頭に来て自民党には(票を)入れないよ、となる」 なんてことをほざいて、自民党の世代交代論を牽制したらしい。差別発言男の平沼君たちが新党を立ち上げてから、「老人新党」などと揶揄されているけど、シンキロー森君の言うように「年寄りをバカにしている」わけではないよ。「バカな年寄りをバカにしている」だけだってことがわかってないんだよね。

 つまり、頑迷固陋で、何の反省もしていない老人(若くたってそんな人間はいるけどね)ということだよ。新党の立ち上げ会見の時のアナクロニスト石原君の発言なんかその典型。「30~50代の中に、この国を憂えている人間がどれだけいるのか」ってアンタ、いっぱいおますがな。何ゆうてまんねん。こんなことほざく老人だからバカにされるんだよね。

 「若いやつは何をしているんだ。みんな腰抜けじゃないか。戦争の体験があるぼくたちはこのまま じゃ死ねない」なんてことも言ってたけど、「戦争体験があるにもかかわらず、そこから何も勉強することなく、頑迷固陋に戦争を肯定する老人がいる限り、ぼくたちは死ねません」よ、石原君。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月12日 (月)

自転車野郎から口だけ評論家に格下げだね、谷垣君。

 毎年この時季になると垣根の植え込みが生い茂ってきて、ゴールデンウイーク中にせっこら剪定していたのだが、どうも今年は天候不順のせいか垣根の植え込みも元気がない。週末の初夏のような日差しに垣根もグンと生い茂ってくるかと期待していたら、なんのことはない週が明けてみたら冷たい春雨。いったい今年の天候はどうなってるんだか。

 どうなってるんだかといえば、自転車野郎の谷垣君は、相も変わらず打倒民主を口走っているようだが、そろそろ具体的な政策で真っ向から論争挑んだらどうだろう。週末も奈良県連での挨拶で、「民主党の乱暴な政治に歯止めを掛けるには、自民党が真っ正面から取り組まなければだめだと思っている方が多い。私も政治生命を懸けて7月の参院選に突進していく覚悟を新たに固めた」(時事通信より)とくっちゃべったそうだが、いつまでも評論家みたいに現状分析していても始まらないよ。

 なによりも、インパクトのある対立軸がないんだよね、自転車野郎には。大嫌いだけど、差別発言男・平沼君のような超保守主義の方がその点はハッキリしているから喧嘩もできる。もっとも、数合わせでまったく思想信条の異なるよごれ髪与謝野君と一緒になっちゃったから、ただの野合で終わっちゃったけどね。こうなったら、いっそのこと自転車野郎谷垣君が離党して民主党と一緒になったらいかが・・・ま、これは悪い冗談にしても、それくらい民主党との鮮明な違いを出せないでいるんだよね。このままいったら、自転車野郎から口だけ評論家に格下げだね。

 ところで、4月10日の産経新聞に、『首相「米の言いなりにならない」 米誌インタビューで』という記事が載っていた。たまたまネットのニュース検索で知ったのだが、これを読んだ時は、へえー、鳩山ポッポ君もやるじゃないと思ったのだが、どうも他のメディアはまったく触れた様子がない。日本の首相が「アメリカの言いなりになんかならないよ」って啖呵をきったようなものなんだから、これが事実ならその日のトップニュースでしょ、普通なら。

 で、どうも変だと思ってたら、どうやら産経新聞の脚色だったらしい。詳しくは、udonenogureさんのブログにおまかせするが、原典(タイム誌)にあたってみると、どうやら都合のいいように原稿をいじくっていたらしい。つまり、言葉は悪いが捏造ですね。誤報よりももっとタチが悪い。小沢狂想曲の渦中で石川議員が逮捕された時も、様々な捏造もどきの誤報が飛び交ったが、こんなの許しておいていいのだろうか。 民主党に限らず、政党や政治家はメディアの作為的な記事に対してもっと毅然とした態度をとるべきだと思う。でなければ、メディアに緊張感は生まれない。メディアに緊張感があれば、たとえばタレントもどきのコメンテーターの言いたい放題だって許されるわけもないのだから。

 いずれにしても、今回の産経新聞の記事に代表される、捏造もどきの不正確な記事を垂れ流している日本のジャーナリズムに未来のないことだけは確かだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月11日 (日)

井上ひさしさん、逝く・・・合掌!

 毎朝の日課であるニュース検索をしていたら、作家、井上ひさしさんの訃報が飛び込んできた。昨年の秋に肺がんと診断され、治療を続けていたとか。井上さんといえば、自らの原稿用紙に「遅筆堂」と銘を入れるほど、自他共に認めた遅筆の作家だった。確か、『吉里吉里人』が出版された頃のことだ。雑誌『ブルータス』の「本の特集」で、作家の原稿用紙という小さなコラムを担当した時に、市川のご自宅に原稿用紙をお借りしに行ったことがある。市川の駅からタクシーに乗ったのだが、「井上ひさしさんの家まで・・・」で通じちゃうのには驚いたものだ。ご自宅の居間の片隅には、懇意にしている古書店からの持ち込みの資料が山と詰まれていた。その中から役に立ちそうなものだけを購入するというお話で、つまりは古書店の宅配というわけ。

 井上ひさしさんは、「てんぷくトリオ」の座付き作家をしていた時もあり、当時のコントは『井上ひさし笑劇全集』(講談社文庫)にまとめられている。筆力のある作家によるコントがいかに骨太なものか、機会があったら是非一読していただきたい。『ひょっこりひょうたん島』(ちくま文庫)も併せておすすめする。

 上質なお笑いを紡ぎだすと同時に、戦争責任問題も井上さんの大事なテーマだった。「九条の会」の設立も戦争への反省と危機感があったればこそなのだろう。どうぞ安らかにお眠りください。

I_hisa

 井上さんの創作のテーマのひとつだった戦争への反省と危機感は、この人たちにはないね。「たちあがれ日本」のアナクロ老人たちだ。新党結成の記者会見をたまたまニュースで見たが、自分達だけが国を憂えているような思い上がりは、いかにも見苦しい。二・二六の青年将校気取りなのかもしれないが、彼らにはとんだ迷惑というものだろう。こんなアナクロ老人に国をまかせたら、それこそ沈没するなと痛感したのだった。

 ポーランドの大統領専用機が墜落。なにかと噂のたえないカチンスキ大統領だが、濃霧での強行着陸とは理解しがたい。それが事実だとするなら危機管理はどうなっていたのだろう。もうひとつは、これが事故でなかったら・・・カチンスキ大統領の独裁的政治手法に文字通りカチンときている反対勢力はかなりいそうだから、ちょっとした紛争に発展するなんてこともあるかもしれないな。

 それにしても、第二次大戦中にポーランドの軍人ら2万人以上が旧ソ連で虐殺された「カチンの森事件」の犠牲者追悼式への出席のためのフライトで墜落というのは、なんとも象徴的ではある。「カチンの森事件」を告発するアンジェイ・ワイダ監督の映画『カティンの森』も、これで再び注目を集めるかもしれないね。

2_3

 ロシヤ西部で大統領専用機が墜落すれば、タイではタクシン元首相派組織「反独裁民主戦線」と治安当局が衝突。日本人のカメラマンが亡くなった。なんだか、タイも最悪の状況になってきたな。しかし、これだけ政治に熱くなれるタイの人々が、ちょっぴり羨ましくもある。わけ知り顔でゴタクを並べる御用評論家の皆さんには、こんな熱情はないだろうね。安全地帯からしか物言わないんだからさ。ま、それは僕たち国民も一緒か。もうすぐメーデーだけど、政治色が希薄になってどんどんイベント化していくのを見ていれば、確かに政治家だけの責任ではないとつくづく思ったりもするのだった。

【くろねこの競馬予想】

本日は、クラシック第一弾「桜花賞」。重賞2勝馬が1頭もいないという混戦模様だが、こんな時こそ素直な予想が一番。というわけで、過去に幾多の勝ち馬を輩出しているチューリップ賞組を中心に、調教抜群のタガノエリザベート、シンメイフジをちょこっと。◎アパパネ、○ショウリュウムーン、▲アプリコットフィズ、△タガノエリザベート、エーシンリターンズ、アニメイトバイオ、シンメイフジ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月10日 (土)

国家の嘘とそれを支えたジャーナリズム。

 このところ、PCの前はすっかり我が家のドラ猫に占領されつつある。黙って横になっているうちはよかったのだが、最近では調子づいてきて鼾かきながら仰向けになって寝るしまつ。猫にあるまじき態度にしかりつけてはみるのだが、一向に耳をかさない。無理やり抱き上げようものなら、ほっぺたに噛みつくという暴挙に出るのだからしまつにおけない。

 一番怖いのは、PCで原稿書いたり、くろねこ堂の目録を入力している時などに、デスクの下から飛び乗ってくる時だ。運悪くキーボードに肉球が触れようものなら、データがとんでしまう危険もある。そんなことになったら大変だ、と警戒はしていたのだが、ついにやられてしまった。たまたまSF関連の書籍の買取依頼があり、これがけっこうな冊数のため一冊一冊値づけしつつ査定額を計算していたら、突如ドラ猫の襲来。おそらく肉球がキーボードのどこかに触れたのだろう、一瞬にしてデータは消滅。ああ、この徒労感よ。ドラ猫はすました顔でPCの前に鎮座ましましている。さすがに怒りましたね、アタシも。お前の平穏な日々は誰のおかげだとこんこんと説教をしてやった。ま、聞いちゃいないだろうけどな。ぷいと部屋を出てったきり、外を見張りながらふてくされている。。

Photo

 沖縄返還に伴う密約文書の開示命令が出た。これは画期的な判決でしょう。元毎日新聞の西山太吉氏は「情報革命」と語っていたが、氏の言うようにその裏には政権交代がある。わずが半年前までは密約を否定し続けていたのだから、そこに関わってきた政治家、官僚の意見を是非聞きたいものだ。ま、話しゃしないだろうけどね。

 結局のところ国家が嘘をついていたことになるわけで、それだけでも十分に犯罪的なのだが、次にはその密約文書を紛失したといわれる官僚の責任にもスポットライトを当てるべきだろう。紛失ではなく、もし故意に破棄していたとしたら、その犯罪性はきわめて悪質だから、昔なら百叩きでもすまないだろうな。

 そんな密約があることを知りながら、「男女のスキャンダル」に事件を矮小化した検察の手口に乗っかったメディアの責任も忘れちゃいけない。朝日の朝刊では、「政治にも怒ったが、まんまとしてやられた市民の側にも怒りを持った」という澤知久枝のコメントが載っていたが、ちょっと待てなのだ。『密約 外務省機密漏洩事件』の著者である澤知久枝の言葉としては一理あるが、敢えて紙面で紹介する意味がわからん。これでは、澤知久枝の言葉を借りて、騙された市民も悪いのよ、って新聞自らが言っているようなものだ。汚い手口だ。澤知久枝も迷惑なんじゃないか、こんなコメント載せられて。ようするに、こやつらはいつまでたっても、「メディアの敗北」といわれたこの事件の真相から目をそむけ続けるつもりなわけね。社会の木鐸が聞いて呆れる新聞週間なのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 9日 (金)

あの元首相秘書官が事情聴取だって!!

 今週は桜花賞。春のクラシック戦線がいよいよ始まる。落馬負傷による武ちゃんの姿がないのが残念だが、そういえばその後の容態はと気になっていたところ、オフィシャルサイトのブログに久しぶりの書き込みがあった。それによれば、もう退院してリハビリ開始を待っているところだとか。あまりにも続報がないので心配していたが、こうなったら一日も早い復帰を祈るばかり。ヴィクトワールピサは岩田君がピンチヒッターだけど、たのむから無茶乗りして馬を壊さないでね。ダービー狙える逸材なんだからさ。

 郵便不正事件の公判で、小泉君の秘書官だった傲慢・飯島君の名前が飛び出したというのは前にも書いたけど、どうやら大阪地検が任意で事情聴取したようだ。朝日新聞の大阪版に載った記事だが、なんで東京では報じないかね。いくら公判は大阪で開かれているとはいえ、もしかしたら検察のデッチ上げかもと噂されている事件なんだから、どうみたってローカルニュースとしての扱いはないだろ。記事を読めばわかるけど、匿名というのも解せないなあ。元首相秘書官とはなってるけど、飯島君の名前を敢えて伏せているところがなんともいやらしい。

 それはともかく、傲慢・飯島君が任意で事情聴取を受けたということは、検察も足元に火がついてるわけだから自己防衛のためにも見逃せなかったんだろうね、この男の存在は。郵便不正事件は、東京ではほとんど報じられることがないが、事件発覚当初はさんざん煽ってたんだから、公判が開かれている今こそしっかりと検証するのが筋というものだろう。そうした事後検証をしてこないから、垂れ流し報道って言われるんだからね。新聞週間とかで、タレントにインタビューして手前味噌な提灯記事載せてるばかりじゃ駄目なんだよ。

 小泉・竹中路線万歳の評論家&日経客員コラムニストで早稲田大学大学院客員教授ののムッツリすけべ・田勢君が、女子学生へのセクハラで早稲田大学を解職になったらしい。JCASTニュースだけが伝えているのだが、どうやら週刊文春では年明けあたりから記事にしていたようだ。週間文春なんて「屁」みたいなの読まなくなっちゃったから知らんかったのだが、けっこう話題にはなってたんだね。JCAST以外のメディアはまったく報道していないが、どんな展開になるか興味津々のくろねこなのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 8日 (木)

「老人の家出」とは言い得て妙な・・・^^

 最初は悪い冗談かと思ったら、マジだってんだから驚いちゃったよね。「たちあがれ日本」だって(爆)。いやー、笑わせてもらった。これが独裁者知事石原君の命名ってんだから、芥川賞も地に堕ちたものだ。センスもへったくれもない名前つけちゃって、いろんなブログで笑いとってるんだから、その意味ではたいしたもんだよ、石原君。新銀行東京、首都大学東京、地下鉄大江戸線に続いてのヒットだね(爆)

「たそがれ日本」「たちくらみ日本」「立ち枯れ日本」等々、ネット中で突っ込み合戦が繰り広げられているが、平均年齢69歳という、お達者クラブも真っ青の新党のスローガンが、「打倒民主党」っていうんだから情けない。これって理念でもなんでもなくて、ただのシュプレヒコールでしょう。ま、「たちあがれ日本」て名前も、単なるスローガンなんだけどね。

「みんなの党」ってのも、なんともお気楽なネーミングだと思ったものだが、「たちあがれ日本」には負けるだろう。この能天気さはにさすがに城内君もついていけなかったんだろうね。鴻池君も恥ずかしがって参加やめちゃったし、全員戦前生まれという政界の後期高齢者集団に明日はないことだけは確かだろう。偽黄門の渡辺コーゾー君が、自民党離党の面々を「老人の家出」と評したそうだが、上手い!! 座布団一枚あげちゃおう。それにしても、「老人の家出」とは言い得て妙な、味わいのある言葉だ^^

 元横浜市長の中田君や杉並区長の山田君などが中心となって、「首長新党」を結成するとか。民主党の支持率が下がってきたことを見越しての新党結成なんだろうが、このところちょっと気になるのが、超保守派の首長が増えてきていることだ。あまり目立たないが、埼玉の上田君、大阪の橋↓君などはその代表だろう。たとえば、「新しい教科書を作る会」系の出版社や扶桑社の教科書を採用する自治体が増えてきているが、横浜市もそのひとつ。これは、当時市長だった中田君の置き土産みたいなものだ。一見、若さがウリで、その思想信条もリベラルっぽいイメージで捉えられがちだが、とんでもはっぷんなのだ。地方分権はもはや時代の要請だが、だからこそ首長の資質といったものにも十分に目を光らせる必要があると思う今日この頃なのであった。

 亀田のオヤジも今回ばかりはKOだね。どうやらボクシング界から永久追放になりそうだが、これまでが甘すぎたんだと思う。本来なら、内藤×大毅戦の反則指示で永久追放でもおかしくなかったんだからね。こんなオヤジとタッグ組んでたTBSも同罪でしょう。これを機会に、亀田兄弟もせこいアウトボクシングやめて、長谷川穂積の爪のアカでも煎じて飲むことだね。少なくとも素質はあるんだからさ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 7日 (水)

冤罪だらけのニッポン!!

 「名張毒ブドウ酒事件」の再審判断が差し戻しとなった。再審開始に向けて一歩前進とは言うものの、「混入された毒物」に疑いが生じていることは認めているのだから、なぜ素直に再審開始とならなかったのだろう。この事件は、一審が無罪、二審が死刑、そして最高裁で死刑が確定してから、6度の再審請求がなされている。今度が7度目となるのだが、どうも司法は人の命をもて遊んでいるような気がしてならない。

 思えば、日本は本当に冤罪の多い国だ。「名張毒ブドウ酒事件」の他にも、「袴田事件」や「狭山事件」など、冤罪が疑われる事件は枚挙にいとまがない。なかには、「飯塚事件」のように冤罪の可能性がありながらも死刑執行された例もある。中国で日本人が死刑執行されたが、こんな司法の状況を見ていくとけっして一方的に非難できる立場にはないなとつくづく思う。

 やはり、冤罪をなくすためにも、「取調べの可視化」が必要だ。すべてはここから始まるのではないだろうか。前にも書いたが、「取調べの可視化」がないことが、日米地位協定の見直しがなかなか進まない理由にもなっているわけで、国際的にも密室における取調べという前近代性は恥ずべきことなのだ。

 「名張毒ブドウ酒事件」で冤罪を訴える奥西さんは、もう84歳。残された時間は、そんなに多くない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 6日 (火)

傘がない・・・^^;

 昨日は土砂降りの中、ようやくの思いで銀行まで出かけたのはよかったが、帰り際になんと傘がない。いまさら井上陽水でもないだろうに、傘がないからといって家に帰らないわけにはいかない。くそっ、よりによって傘を持っていかれるとは。傘立てには3本の傘があるのだが、どの傘もカラフルで間違えて持っていったとは思えない。しばらく傘立ての前にたたずんでいると、案の定持ち主がやってきて3本の傘は雨の中に消えていった。

 それにしても、傘を持っていった人間は、銀行までどうやって来たのだろうという疑問が湧く。雨は朝からこやみなく振っていたわけだし、傘を持たずに銀行まででかけてくるのは考えにくい。小ぶりのときにやってきて、商談が長引き終わった時には土砂降りだったということは考えられるが、銀行で商談するような人間が他人の傘を果たして持っていくだろうか。おそらく、銀行にだって置き傘のひとつもあるだろうから、それを借りればすむことだ。
ブランド品の傘ならわかるが、キヨスクあたりで売っている500円の傘だもんな。世知辛い世の中になったもんだ。おかげで、家まで猛ダッシュ。なんてこったい・・・^^;

 乱れ髪・与謝野君が、離党と新党立ち上げのご挨拶に中曽根、ナベツネ、青木を訪ねたそうな。中曽根はわかるよ、かつて秘書をしていたんだから。参議院のドン・青木ってのはちょっときな臭いが、ま、自民党の守旧派同士で今後ともよろしくってことがないわけではない。しかし、ナベツネとなると話は別だ。曲がりなりにも読売グループの総帥であり主筆だからね。ようするに、読売グループはメディアに君臨しながらも、不偏不党の建前すらないということ。どこからも批判が出ないことが不思議なくらいだ。朝日なんか、「渡辺氏は、中曽根氏の秘書だった与謝野氏を当時から可愛がっていたという」なんて、あまりにもさらっと流しすぎじゃないのか。メディアとしての矜持はないんだろうね、どいつもこいつも。

 ヘタレ河野君が幹事長代理に就任。自民党版事業仕分けなんて茶番もやってたけど、君こそ自民党を離党して新党でもなんでも旗上げしなけりゃいけないんだよ。わかってんのかな・・・わかんねえだろうなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 5日 (月)

「偽装投票」の説明責任はどうなるんだ、ご両人。

 もはや週明け恒例の世論調査がぞろぞろ。鳩山内閣支持率急落、これも毎回横並び。そろそろやり過ぎに気づいたらどうだろう。毎週やられたんじゃありがたみも薄れるというものだ。それに、視聴率調査と同じで、周辺で世論調査のお願いされたなんて話も聞いたことがない。なんとか段階方式とか、仰々しい調査方法を誇示しているが、毎週やってるってことは、それだけ経費も安くあげってるってことでしょう。でなけりゃ、広告収入減って、部数も伸び悩んでいる経営状況で、こうしょっちゅう世論調査できるわけないもんね。

 いいかげにしてほしいと言えば、毎年改編期になるとTVを占拠する特番ってやつだ。今年もひどかった。偉そうなこと言ってるけど、しょせんは何も考えてないんだね、TV作ってるひとって。何も考えてないどころか、こう毎年同じようなこと繰り返しているということは反省もないってことか。恥ずかしくないのかな、こんなことしてて。したり顔で司会とかしてるタレント気分のアナウンサーもお気楽なものだ。

 TVって許認可事業ってことを忘れちゃ困る。単なる私企業じゃないんだからね。放送法にはちゃんと

1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
2.政治的に公平であること。
3.報道は事実をまげないですること。
4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
 と記載されているんだから、政治ワイドショーやるときは、気をつけることだね。おちゃらけたタレントの井戸端会議してる場合じゃないんだから。そんなことしてると、ビシバシ権力から規制されるような危険な時代がやってきても、反論のひとつも言えなくなるよ。その時は、是非とも責任を取って欲しいものだ。
 
 おばさん顔の若林君の「偽装投票」って、このまま終わっちゃうんだろうか。魔が差しましたで一件落着する問題とは到底思えないのだが、政治家もメディアも反応が鈍い。これって議会制民主主義の根幹を揺るがす問題ではなかろうか。参議院のドン・青木君も頼んだ覚えはないというけど、にわかには信じがたい。これまでだってやってたんじゃないの、と疑われても仕方がない状況だよね。あれほど小沢君と鳩山君に説明責任って迫ってたんだから、ここはみんなが納得できる説明責任を是非とも果たしていただきたい。メディアももなぜ説明責任を迫らないのか不思議だね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 4日 (日)

老人新党!?

 ちょいと空気は冷たかったが、日差しもそこそこあって、昨日は絶好のお花見日和。で、ちょいと近所に花見の冷やかしに出かけてみた。懐かしの中学校のまわりは、いまや桜の名所。僕が中学に通っていた頃は桜なんて1本もなかったのだが、かれこれ10数年前に植樹され、いまやこの時期になると見事な桜のトンネルができあがる。「桜まつり」なんて催しも開催され、本番の日曜日(今日ですね)には屋台は出るわ、バザーはあるわ、ストリートバンドは出るわで大賑わい。2年ほど前には、いらなくなった本が10円で売りに出ていて、しっかり背取りさせてもらったのが懐かしい。

Sakura2

 どうやら、差別発言男の平沼君と汚れ髪・与謝野君が一緒になって新党立ち上げらしい。ほんまかいな。この二人、どう見たって政策はおろか政治信条だって水と油でしょう。オールド・リベラリストと憲法改定を狙う超保守派。ここに、園田、藤井、鴻池、さらには弟鳩まで加わると噂されているが、日刊ゲンダイには「老人新党」と揶揄されるしまつ。ま、数合わせの野合なんだろうが、こんなんで第三極とは笑わせてくれる。

 それにしても、いろいろくっちゃべってた隣りのお姉さんの旦那の後藤田君とかはどうしちゃったんだろうね。結局、口先男の舛添君やヘタレ河野君、TV議員一太君なんかと同じで、離党する根性もないわけね。

 汚れ髪・与謝野君も、小沢君と碁打ってりゃよかったのに・・・与謝野晶子も草葉の陰で泣いてるよ、「君死にたもふことなかれ」って。

 漫才の中川家が上方漫才大賞を受賞。とっくの昔に受賞していたと思ったけど、まだ獲ってなかったんだね。M-1グランプリの初代王者としては、このところ不遇をかこっていただけに喜ばしい。芸達者な弟のツッコミにシュールなボケをかます兄の絶妙のコンビネーションの復活に期待したい。ちなみに、奨励賞は「笑い飯」。無冠の帝王もようやく報われたね、拍手。

【くろねこの競馬予想】

中山ではマイルのハンデ戦、ダービー卿チャレンジトロフィー。スペシャルウィーク産駒でありながらマイルに活路を見出しつつあるトライアンフマーチに期待。相手は、サニーサンデー、マイネルファルケ、フィフスペトル。安藤(勝)がこの一鞍のために東上してきたフィフスペトルが勝負気配か。

阪神の大阪杯はドリームジャーニーで鉄板!? 59kgとはいえ、相手関係からここでは負けられない。馬券的には妙味のないレースになりそう。敢えて買うなら、シェーンヴァルトとの一点か。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 3日 (土)

郵政民営化の影には外資がいたってことか・・・。

 桜もようやく見頃の週末だというのに、昨日の花冷えにはまいった。あんな寒い中でも花見にでかけるひとがいるんだから、お疲れ様というかなんというか。どうも今年の春は天候不順のようで、これも地球温暖化ならぬ高温化の影響なのでしょうか。

 天候不順で頭がカラッポになっちゃったのか、おばさん顔の若林君がついつい青木君のボダン押しちゃって議員辞職。自民党にしては素早い対応と思っていたら、なんのことはない息子が後継者で夏の参議院選に立候補が決まっていたのね。どうりですんなり辞職したわけだ。それにいま辞職しても補欠選挙はないというのも計算に入っていたんだろうね。それにしても、10の法案すべてに代理投票しちゃったんだから、魔が差したどころの騒ぎじゃないな。青木君も採決の時に席をはずして別の会合に出てたそうだが、投票頼んだんじゃないのか、否定はしてるけどね。

 そうこうしているうちに、差別発言男の平沼君が新党だって。汚れ髪・与謝野君もいろいろ画策しているようだが、どうなることやら。ま、泥船自民党にしがみつくよりは、第三極を狙った方が生き残る可能性も高いと踏んだんだろうね。差別発言男の平沼君は、根っこはバリバリの国家主義者だから、自民党の中にも賛同者は出てくるだろうな。ま、いずれにしても、みんなの党が人気になってるからって二匹目のドジョウ狙ってるんだろうけど、蓮舫君への差別発言は忘れないからね。

 さて、すったもんだの挙句まとまった郵政政策に関して、アメリカとヨーロッパ連合の大使が世界貿易機関(WTO)の協定に違反してるとかなんとかイチャモンをつけてきたようだ。つまり、「ゆうちょ銀行やかんぽ生命の預け入れ・保障限度額の引き上げが、民間金融機関との公平な競争条件を損なう」というわけだが、やっぱり狙ってたのね、ゆうちょ・かんぽの350兆円を。小泉・竹中の郵政民営化の裏には外資がいるってのが、これでバレちゃった。それにしても、ずいぶんとストレートなイチャモンつけてきたものだ。舐められてるね、日本は。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 2日 (金)

記者会見オープン化は歴史的快挙です!!

 あまりの強風に交通網も大混乱のようだが、我が家のドラ猫もなぜか大興奮。明け方からミャーミャー、ミャーミャーうるさいったらありゃしない。風の泣き声ってなんだか不吉な予感がして、心穏やかでなくなるものだが、猫もそうだったのか・・・?

 なんてことに感心しながら新聞(朝日でやんす)開けば、3面のトップに「会見オープン化の波 フリー・ネット記者にも門戸」というタイトルが躍っていた。これまで、メディアは民主党の閣僚による記者会見のオープン化には、まったくといっていいほど触れることもなくきたわけだが、鳩山ポッポ君までオープン化したことで、そろそろ記事にしておかないとまずいかもとでも思ったのかもしれない。

 おお、ようやくオープン化が記事になったかと読んでみれば、これがなんとも他人事なのね。なぜ記者会見のオープン化が進まなかったか、つまりは記者クラブ制度という世界にも希な閉鎖的なシステムがそこにはあった、という事実には一切触れもしない。さらに、

「前政権時代には一向に進まなかったオープン化を一挙に広げることで、自民党との違いを強調する狙いがある」

なんて能天気なことを言っている。ちょっと待って、プレイバックなのだ。自民党とタッグを組んで、情報独占という既得権益をガッチリガードしてきたのはメディアの方だろ。今回のオープン化にしたって、いやいやだったんだから。

 この記事の胡散臭さは、次の記述でピークに達する。

「先の郵政改革案のとりまとめに見られるように。民主党の政策決定過程は、理念とは裏腹に必ずしも透明ではない。そうした実態を打ち消す効果を狙っているのではとの見方もある」

 何をかいわんやである。「・・・との見方もある」という結語は、小沢狂想曲のときの「関係者によると」とまったく同じタッチだから・・・懲りないんだね、このひとたちは。そして最後に、オープン化の旗手でもあったビデオジャーナリストの神保哲生氏の言葉で締めくくる。

「いまやボールがこちらに投げ返されてきた」
「こちらも意味のある質問をし、報道をしていかないと、多様な読者・視聴者のニーズに応えられなくなる」

 オープン化を求めてきたフリージャーナリストならではの重い言葉だが、朝日の記事を読んでいくとまるでフリーやネットの記者だけに求められているかのように錯覚してしまう。ここが、大朝日のいやらしいところだ。「俺たちはちゃんとやってるよ。君たちフリーは新参者なんだから、お手並み拝見だね」なんて嫌味が聞こえてきそうだ。違うだろ、記者クラブ制度に守られて、官製情報を垂れ流してきた君たちにこそ、この言葉は必要なんだよ。

 記者会見のオープン化は、歴史的な快挙であり、将来、鳩山政権の評価が語られることがあるとしたら、おそらく最大の功績として紹介されるだろう。この調子で、沖縄の基地問題も国外移設でズバッと解決してほしいものだ・・・腹案って、国外ですよね、鳩山君。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 1日 (木)

こんな党首討論ならいらないね。

 今日から4月か。今週末は桜も満開。春爛漫ってところだというのに、国会は何をやってんだか。昨日の党首討論の情けなさには開いた口が塞がらない。仮にも討論っていうなら、お互いの政策をぶつけ合って論戦してほしい。自転車野郎の谷垣君は、追及しようという気持ちばかりが先走っちゃって、最後まで言いっぱなしという体たらく。普天間問題を論じるなら対案突きつけて、鳩山ポッポ君から具体案を引き出すくらいの技がなくっちゃね。ま、自分達の蒔いた種だから言いづらいこともあるんだろうけど、そんなこと逡巡しているようじゃ野党の党首としては迫力不足。これじゃ、鳩山ポッポ君の浮世離れした答弁には太刀打ちできない。

 党首討論って、別に口角泡を飛ばして論争する必要なんてないんじゃないのか。なんだか、激論交わさないと党首討論じゃないみたいなイメージがあるけど、お互い冷静に政策論争することこが重要なのではなかろうか。今朝のTVでは、テレ朝の般若仮面・三反園君が、「前回は鳩山総理といっていたのが、今回はあなたと呼びかけていたのはいい」なんてアホなことのたまわっていたが、こうした報道の視点というのも本来は問題なのだ。さすがに訥弁・鳥越君は「そんなことはどうでもいい」と突っ込んでいたけどね。

 ようするに、党首討論とは、大向こうを唸らせるような大見得切る場ではないんだよな。イキリスのような派手な論争をイメージするからおかしくなる。それよりも、坦々と持論を述べつつも、最後には相手が本音を語らずにはいられないといったテクニックこそが必要なのだ。でも、無理だね、この国の政治家には。揚げ足とるのは上手でも、理論に裏付けされた政策をぶつけ合うなんてことしたことないんだから。その典型が、党首討論ってわけだ。

 いっそのこと、ひとつのテーマに絞ってやったらどうなんだろ。あれもこれもとなるから議論が総花的になっちゃって、お互い言いたいこと言っておしまい、ってことになる。たとえば、普天間問題ひとつに絞って討論する。そうなれば、かなり深い議論をしなければ時間がもたないから、少しは勉強してくるのではないだろうか。なんか、小学校の討論会みたいになってきちゃったけど、原点に返るということですよ。

 頼むから、党首討論くらい、しっかりとした政策論争をしてくれ。それができないなら、もうこんくだらない政治ショーはやめましょうね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »