« やっぱりグアムに行ってもらおうよ。 | トップページ | 普天間基地移設先はテニアン!? »

2010年4月22日 (木)

3DTV、党首討論、そして借金だらけの沈没船。

 映画『アバター』がきっかけとなって、映像メディアのキーワードはすっかり3D一色になってしまった。そうこうしているうちに、TVまでこれからのトレンドは3Dなんだとか。いまだにブラウン管TVの我が家には、まったく縁のない話ではあるのだが、それにしてもハードばっかり進化してどうするんだろうね。オバカなワイドショーが3Dになったからって、あまり意味があるとも思えないし・・・。スポーツ中継やアニメ、ゲームソフトなんかは3Dになれば面白いかもしれないが、果たしてどうなるんだろうね。

 その昔、ウインドウズ95が出るちょっと前にインターネットTVというのが発売されたことがあったけど、結局のところPCの普及とともに消えてしまった。インターネットをTVと同じようにお茶の間でって発想だったと思うが、ようするにインターネットがとてもパーソナルなものだということがわかってなかったわけね。3Dも、たとえばゲームソフトでその効果が期待されているようだけど、だとしたら、TVでなくてもいいんだよね。というより、ゲームならばTVである必要はない。

 とどのつまり、3DTVの未来はソフト(番組)づくりにかかってくる。となると、いまのTV屋さんでは無理じゃないかな。結局、映画やドキュメント、アニメといった分野以外に、TV独自の3D番組を作れるとは思えないのだが・・・。でも、3D用のメガネをかけて家族でTV観てる図って、あまりゾッとしない。もっとも、メガネなしでもOKという方式もあるようだけどね。

 昨日の党首討論は、相も変わらず谷垣君は口だけの評論家をしていた。普天間問題に絞り込んだまではいいけれど、何の具体策もないから討論が成立しない。いつまでも鳩山ポッポ君の対応を追及してるだけじゃダメなんだよ。挙句の果ては、「札束でほっぺたをたたくようなやり方はしませんから」って逆襲される始末。これじゃ立場がないってものだ。それもこれも、口だけ評論家の谷垣くんが、これまでの自民党政権のあり方を総括してないからなんだよね。いい子ぶっちゃって、ドラスティックに党内改革ができないから、党首討論も迫力を欠いてしまう。

 ドラスティックな党内改革ができないことを逆手にとられて、口だけ男の舛添君にはいいように振りまわれて、とうとう離党されちゃった。ま、口だけ男の離党は、それはそれでけっこうなことなんだが、谷垣君にはちょっとした痛手であることは間違いない。

 それにしても、口だけ男の離党、そして新党結成は、何の意味があるんだろうね。そんなに党内改革をしたかったんなら、去年の党首選に出ればよかったのに。結局、青木やシンキロー森の懐柔に負けちゃったんだからさ、情けないったらありゃしない。そして、ここへ来ての離党だって。「打倒鳩山政権」とかほざいてるけど、政策はどうなってんだ。チピッコ大将の荒井君なんかの改革クラブの何人かが参加するらしいが、ほざいてるわりには小粒なメンバーでいまひとつ気勢があがりそうもない。

 口だけ男は自民党総裁を狙っていたはずなんだけど、ここにきて離党したってことは、おそらく自民党の抱える借金に恐れをなしたのかもね。メガバンクに100億円を超える借金があって、それは総裁と幹事長が保証人になってるわけだから、仮に総裁になったって借金も抱えることになる。自民党は議席を大幅に減らしたから、今までみたいに政党助成金も入ってこないし、野党だから企業献金もこれまでのようにはいかない。借金満載の沈没船から逃げ出したというのが、当たらずといえど遠からずってところじゃなかろうか。

 ところで、党名はどうする、舛添君。かなりのギャグかましてくれないと、話題になんないかもよ^^

|

« やっぱりグアムに行ってもらおうよ。 | トップページ | 普天間基地移設先はテニアン!? »

映画・テレビ」カテゴリの記事

自民党」カテゴリの記事

谷垣禎一」カテゴリの記事

党首討論」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 3DTV、党首討論、そして借金だらけの沈没船。:

« やっぱりグアムに行ってもらおうよ。 | トップページ | 普天間基地移設先はテニアン!? »