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2010年4月12日 (月)

自転車野郎から口だけ評論家に格下げだね、谷垣君。

 毎年この時季になると垣根の植え込みが生い茂ってきて、ゴールデンウイーク中にせっこら剪定していたのだが、どうも今年は天候不順のせいか垣根の植え込みも元気がない。週末の初夏のような日差しに垣根もグンと生い茂ってくるかと期待していたら、なんのことはない週が明けてみたら冷たい春雨。いったい今年の天候はどうなってるんだか。

 どうなってるんだかといえば、自転車野郎の谷垣君は、相も変わらず打倒民主を口走っているようだが、そろそろ具体的な政策で真っ向から論争挑んだらどうだろう。週末も奈良県連での挨拶で、「民主党の乱暴な政治に歯止めを掛けるには、自民党が真っ正面から取り組まなければだめだと思っている方が多い。私も政治生命を懸けて7月の参院選に突進していく覚悟を新たに固めた」(時事通信より)とくっちゃべったそうだが、いつまでも評論家みたいに現状分析していても始まらないよ。

 なによりも、インパクトのある対立軸がないんだよね、自転車野郎には。大嫌いだけど、差別発言男・平沼君のような超保守主義の方がその点はハッキリしているから喧嘩もできる。もっとも、数合わせでまったく思想信条の異なるよごれ髪与謝野君と一緒になっちゃったから、ただの野合で終わっちゃったけどね。こうなったら、いっそのこと自転車野郎谷垣君が離党して民主党と一緒になったらいかが・・・ま、これは悪い冗談にしても、それくらい民主党との鮮明な違いを出せないでいるんだよね。このままいったら、自転車野郎から口だけ評論家に格下げだね。

 ところで、4月10日の産経新聞に、『首相「米の言いなりにならない」 米誌インタビューで』という記事が載っていた。たまたまネットのニュース検索で知ったのだが、これを読んだ時は、へえー、鳩山ポッポ君もやるじゃないと思ったのだが、どうも他のメディアはまったく触れた様子がない。日本の首相が「アメリカの言いなりになんかならないよ」って啖呵をきったようなものなんだから、これが事実ならその日のトップニュースでしょ、普通なら。

 で、どうも変だと思ってたら、どうやら産経新聞の脚色だったらしい。詳しくは、udonenogureさんのブログにおまかせするが、原典(タイム誌)にあたってみると、どうやら都合のいいように原稿をいじくっていたらしい。つまり、言葉は悪いが捏造ですね。誤報よりももっとタチが悪い。小沢狂想曲の渦中で石川議員が逮捕された時も、様々な捏造もどきの誤報が飛び交ったが、こんなの許しておいていいのだろうか。 民主党に限らず、政党や政治家はメディアの作為的な記事に対してもっと毅然とした態度をとるべきだと思う。でなければ、メディアに緊張感は生まれない。メディアに緊張感があれば、たとえばタレントもどきのコメンテーターの言いたい放題だって許されるわけもないのだから。

 いずれにしても、今回の産経新聞の記事に代表される、捏造もどきの不正確な記事を垂れ流している日本のジャーナリズムに未来のないことだけは確かだろう。

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