冤罪だらけのニッポン!!
「名張毒ブドウ酒事件」の再審判断が差し戻しとなった。再審開始に向けて一歩前進とは言うものの、「混入された毒物」に疑いが生じていることは認めているのだから、なぜ素直に再審開始とならなかったのだろう。この事件は、一審が無罪、二審が死刑、そして最高裁で死刑が確定してから、6度の再審請求がなされている。今度が7度目となるのだが、どうも司法は人の命をもて遊んでいるような気がしてならない。
思えば、日本は本当に冤罪の多い国だ。「名張毒ブドウ酒事件」の他にも、「袴田事件」や「狭山事件」など、冤罪が疑われる事件は枚挙にいとまがない。なかには、「飯塚事件」のように冤罪の可能性がありながらも死刑執行された例もある。中国で日本人が死刑執行されたが、こんな司法の状況を見ていくとけっして一方的に非難できる立場にはないなとつくづく思う。
やはり、冤罪をなくすためにも、「取調べの可視化」が必要だ。すべてはここから始まるのではないだろうか。前にも書いたが、「取調べの可視化」がないことが、日米地位協定の見直しがなかなか進まない理由にもなっているわけで、国際的にも密室における取調べという前近代性は恥ずべきことなのだ。
「名張毒ブドウ酒事件」で冤罪を訴える奥西さんは、もう84歳。残された時間は、そんなに多くない。
| 固定リンク
「可視化法案」カテゴリの記事
- 長期拘留、密室の取調べ、接見禁止・・・ゴーン逮捕でさらされる日本の司法制度の闇!(2018.11.26)
- 改正刑事訴訟法成立。「司法取引」「通信傍受拡大」で検察・警察の焼け太りか。なんてこったい。(2016.05.25)
- 原爆の日の前日に「核兵器は武器じゃない」と答弁するイカレポンチ&「アメリカの盗聴に「電話で抗議」なんてのは「電話でキス」みたなもんだろう&盗聴拡大、司法取引導入、可視化は限定的・・・刑訴法改悪案で検察・警察が焼け太り。(2015.08.06)
- 神戸の事件は取り調べの可視化が絶対必要&ハイサイおじさんの出馬表明で沖縄知事選大混乱?&「原発再稼動は100%安全確保されない限り行わない」(安倍晋三)。てことは、原発再稼働は永遠にありませんね。(2014.09.25)
- 制裁一部解除したのにミサイル発射されちゃって、拉致被害者を駆け引きの材料に使った罰があたったね&集団的自衛権の影に隠れて司法改革じゃなくて捜査権の拡大を議論してたようだ。(2014.07.10)
「冤罪」カテゴリの記事
- 最高裁が日野町殺人事件で検察の特別抗告を棄却、「死後再審」を決定・・・再審法見直しの国会議論にも大きな影響!!&高市カタログギフトに口を閉ざす恥知らずな面々!! (2026.02.26)
- 御用学者等による法制審が再審制度見直し法案を答申・・・再審のハードルを高くして骨抜きにするつもりか!!(2026.02.13)
- 法制審が証拠の「目的外使用の禁止」を罰則付きで提案・・・再審法改正ではなく改悪の焼け太りを画策!!(2025.12.18)
- 「再審制度見直し」で有識者会議が画策する「証拠開示限定案」が有力か・・・「再審制度改悪」で警察・検察は焼け太り!! (2025.11.01)
- 大川原化工機事件は公安の捏造と2審も認定・・・この冤罪事件にかかわった公安、検察のトップを逮捕しろ!!(2025.05.29)


コメント