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2010年4月17日 (土)

オオカミおじさんとドロボー歌謡曲

 春は名のみの・・・とはこのことか。どうやら夜中に雪が降ったようだ。庭の片隅がうっすらと白くなっている。我が家のドラ猫もフトンの中にもぐりこんでくるわけだ。それにしても寒い春だこと。

 寒いといえば、政治もなんとお寒い状況であることか。目立ちたがり屋の舛添君に子供知事の橋↓君、さらには宮崎のセールスマン東国原君まで出張ってきて、まるでワイドショーなみの賑わい。で、すわ新党かなんて見方もあったが、なんのことはないただの話題つくりということがバレちゃった。みっともないね、目立ちたがり屋の舛添君も。

 「きれいなおねえさんは好きですか」の旦那の後藤田君に「中年オオカミ」呼ばわりされちゃって、舛添君の自民党内の立場はますます悪くなるばかり。それにしても、舛添君へのパッシングの凄いこと。生方某が執行部にいながら民主党批判をしかけていた時には、さんざんもてはやしたメディアも、舛添君の発言や行動には「党も迷惑ですよね」って具合で、すっかり手のひら返しちゃった。自民党もあれほど表現の自由っていいつのっていながら、舛添君は大叩き。党内民主主義が聞いて呆れる。

 それにしても、舛添君の新党って、ついこの間までメディアには待望論があったんじゃないか。それがここにきてのバッシングということは、大きく舵を切る何かがあったのかもね。少なくとも、メディアと自民党は舛添叩きに動きだしたのは間違いない。

 アイスランドの火山噴火、中国の大地震。どちらも凄まじいことになっている。特に、中国の地震は、チベット族のエリアだけに海外からの救助隊もなかなか入国できそうもないみたいだしな。それにしても、外国からの救助隊を受け入れないと宣言しちゃう中国ってのもどうなんだかね。チベット問題は中国のアキレス腱でもあるわけだから、いろいろ知られちゃまずいことがあるんだろうな。

 まずいといえば、上海万博のテーマソングが盗作の疑いがかけられているようだ。岡本真夜の「そのままの君でいて」にそっくりという噂だったが、確かに似てる。似てるを通り越して、そのまんまじゃんというのが感想だが、さすがディズニーラントをパクっちゃう国だけのことはある。ま、岡本真夜の曲も何かに似てはいるのだが・・・それはいいか。

 かつて、『ドロボー歌謡曲』(データハウス刊)という 歌謡曲における洋楽などからのパクリを指摘&解説した怪書があった。そこにはただのバクリではない作り手の技が紹介されていたりして微笑ましくもあったのだが、上海万博のテーマソング盗作騒動はどんなオチがつくのでしょうか。もっとも、日本もその歴史をたどれば中国の文化から多くを学び、ある意味パクってきたんだけどね。でも、今回の盗作騒ぎは、中国にしてはちょっとスケール小さすぎちゃったのが恥ずかしい。

 ちなみに、『ドロボー歌謡曲』は、古本くろねこ堂の「芸能・エーターティメント・音楽」のコーナーで販売していますので、そちらもよろしく・・・って、ちょっと宣伝しちゃいました。

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