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2010年5月 1日 (土)

一瞬の左フックに、長谷川散る!!

 アチャー、長谷川穂積がまさかのTKO負け。試合の流れはどちらかといえば長谷川が制していただけに、悔やまれる一戦かもしれない。でも、これがボクシング。一瞬で形勢が逆転するボクシングの神髄をまざまざと見せ付けられた思いがする。長谷川もモンティエルも緊張感あったし、スリリングな戦いであったことは間違いない。場外パフォーマンスばかりが話題になるどこかのボクサーと違って、本物のボクシングの迫力を長谷川は確かに教えてくれた。是非ともリベンジしてほしい。

 鳩山ポッポ君が、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。選考理由を呼んでみると大絶賛しているわけではなく、ちょっぴりシニカルな見方をされてはいるものの、「日本を事実上、1つの政党が支配する国から民主主義が機能する国に変えた」というコメントはとても興味深い。つまり、これまで日本に民主主義はなかったという見方をしているメディアも、アメリカにはあるってこと。政権交代が民主主義にとってどれほど意義のあることか・・・。揚げ足とったり、いちゃもんつけたりばかりではなく、日本の民主主義にとって、今回の政権交代がどんな意味を持つのか、しっかりと検証する必要があるはずだ。それは、メディアの義務であり、責任でもあると思う。

 ちょいと名のある経営者なんかにコラムを書かせて、露骨に民主党批判したりするよな姑息な手段はもうやめたほうがいいよ。今日の朝日の日曜版「be」にもそんなコラムが載っていたが、結局こうしたひとたちが自民党政権を支えてきたわけで、民主党批判する前にちょいと反省することがあるんじゃないのか。

 もっとも、民主党とて偉そうなこと言ってられないんだけどね。政権交代の意味がわかってないのがいっぱいいるから。ひょっとして官房機密費つかまされちゃってたのかな、なんて疑いたくもなってくる。野中君の官房機密費暴露って、御用評論家やジャーナリトはもちろん、身に覚えのある民主党の議員への脅しにもなってるのかも。そう考えると、野中君も食えない奴だこと。

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