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2010年5月 3日 (月)

憲法にフルモデルチェンジはいらない。

 天皇賞は、メイショウはメイショウでもドンタクの方が3着に突っ込んで、三連単は90万馬券。人気薄に騎乗した時の幸四郎の爆走を改めて見せつけられてしまった。それにしても、4コーナーのトウセンクラウンの斜行は、行き足がつくところだっただけに巻き込まれた馬には不運だった。直線一気に賭けたメイショウベルーガにとっては痛恨の走行妨害。あれがなければ・・・って言ったところで、競馬にタラレバはないわけで、来週のNHKマイルCに期待をかけることにしよう。

  本日は、憲法記念日。今月の18日には安倍政権が強引に成立させた「憲法改正のための国民投票法」が施行される。自民党政権が続いていれば、おそらく今頃は確実に憲法改定が政治スケジュールに乗せられていたことだろう。「憲法改正のための国民投票法」はそのための布石だったはずだが、政権交代のおかげで憲法改定を狙う超保守派の思惑が外れたことはとりあえずは喜ばしい。

 しかし、憲法改定を目指している勢力は実際のところかなりいる。自主憲法制定を党是としている自民党はもちろんだが、鳩山ポッポ君も実は改定論者だ。憲法改定に向けた著書もあるし、そもそも爺さん鳩(鳩山一郎)は、自主憲法制定を掲げて初代自民党総裁になったわけだから、けっして護憲派でないことは明らかだ。

 憲法改定論議が出るたびに考えさせられるのは、憲法のどこを変えようとしているのかということだ。自主憲法制定というのは、その意味ではわかりやすい。なんといっても、ドラスティックにフルモデルチェンジをしようというのだから、9条も含めて見直しましょうということになる。

 わかりにくいのは、時代に合わせてマイナーチェンジしましょうという改定論議だ。実は、自主憲法制定よりもこちらの方が危うい要素をいっぱい持っている。つまり、何のための憲法改定かが見えない分、なし崩し的になる可能性があるからだ。アメリカでは憲法修正第何条なんてのがあるくらい、時代とともにマイナーチェンジを繰り返している。ところが、日本の場合は、憲法の理念に「平和憲法」があり、つまりは「戦争放棄」を規定した「9条」という肝があるだけに、おいそれとはマイナーチォンジもできにくい。なぜなら、ひとたび「憲法改定」が動き出せば、「9条」だっていじくられかねないからだ。というよりも、それこそが多くの改定論者の目的だったりもするのだ。ということは、日本における「憲法改定」とは、「9条」の変更もしくは解釈の見直しとセットということになる。

 加藤周一、小田実、井上ひさしさんたちの提唱で始まった「9条の会」の理念に、憲法記念日の今日、改めて思いをはせたい。アメリカの押し付けなんてへ理屈はもういいがけんにして、「9条」を核とした日本独自の外交を展開すること。それこそが、国際社会において日本のなすべき義務なのではないだろうか。もし政界再編があるならば、「憲法」こそがその大きなテーマとなってほしいと思う今日この頃なのであった。

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