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2010年5月13日 (木)

朝日が方針転換!?

 明日から浅草は三社祭り。宮出しではまた混乱が起きるのだろうか。三社祭りが全国区になってから、宮出しの時の神輿乗りは目に余るものがあったのは事実だからな。その筋とハッキリわかるような強面が我が物顔で神輿乗りしてたこともあったし。「鯔背(いなせ)」なんて言葉は、そんな馬鹿者には通じちゃいないんだよね。とにもかくにも、週末の浅草は凄い人手になりそうだ。

 本来なら、今日13日はグアムと北マリアナの知事が来日し、鳩山ポッポ君に面会する予定だったのだが、官邸筋が断ったのだとか。どうせ、腰ぎんちゃく平野君あたりの差し金だと思うが、本当に空気の読めない人だこと。結局、日本に立ち寄ることなく、ワシントンに向かうそうだが、かの地では当然基地問題に関してのディスカッションがあるんだろう。ここは積極的に面会して基地問題を語り合うべきだったんじゃないのか。基地を引き受けてもいいよと言っている知事が面会を求めているのを断るとはどうした料簡なんだろう。どうやら、ワシトンからの帰りに日本にトランジットして鳩山ポッポ君と面会することになるようだが、失礼にもほどがあるというものだ。

 今朝の朝日の朝刊に載った沖縄の現状リポートの最後は、こんな言葉で締めくくられていたのにはちょっと驚き。

(ここから朝日新聞より引用) 

 戦後の日米関係は、小さな南の島々に軸足を乗せて成り立ってきた。この基地の負担について真剣に悩み、受け止めなければならないのは本来、沖縄の人たちではなく、日本人すべてのはずだ。
 首相個人の指導力や政府のやり方の稚拙さの問題と考え、非難だけしていれば済む問題では決してない。問われているのは私たちである。

(引用終わり)

 那覇総局長と論説委員の連名によるこの記事は、察するところ朝日の立ち位置の表明とも読める。鳩山叩きをしてみたのはいいけれど、沖縄県民は意外と冷静で、この記事にも書いてあるように、「自民党政権も本土メディアも世論も一向にこの問題に見向きもしてこなかった。自分たちのこれまでの無関心などなかったかのように一斉に政権批判している」という声が高いという現実の前に、おそらく朝日も方針転換せざるをえなくなったのだろう。

 「声」の蘭には、「マスメディアで基地問題に発言するコメンテーターにも、自身の意見をはっきり表明してもらいたい」といった主旨の投書が載っていたが、まさにピッタシカンカン、その通り。5月決着と口走った鳩山ポッポ君を責めてるだけじゃ何も解決しないなんてことは、実は誰もが思っている。メディアの煽りもそろそろ限界に近づいてきたかもね。だからこその今朝の朝日の記事なのだろう。

 早いもので、プロ野球は交流戦が始まった。普段は気にもしないけど、交流戦だけは別だ。広島-ロッテ戦なんて地上波では絶対に放映しないけど、これがけっこう面白い。ケーブルTVに入っていてよかった。

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