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2010年6月

2010年6月30日 (水)

年金、大相撲スキャンダル、そして郵便不正事件。

 ああ、負けたか、ニッポン。でも、PKというのはいつでもせつないものだ。これがサッカーなんだろうけど、最後の最後でキーパーひとりに重圧がかかっちゃうんだからね。しかし、ニッポンは想像以上の大健闘。素直に拍手なのだ・・・パチパチパチ!!

 ところで、昨日、菅内閣が「新年金制度に関する検討会」を開いて、新制度の基本的な考え方を示す7原則をまとめた。基本中の基本は、すべての年金を一元化しようというもの。マニフェストがどんどん後退していく中で、年金の一元化はどんなことがあっても実現しなくはいけない最重要項目のひとつ。

 そもそも、国民年金、厚生年金、共済年金などに年金制度が分かれていることが問題なのだ。実は、こうした年金制度の有りようを変えない限り、おそらく学歴偏重、一流企業偏重、そして公務員偏重の世の中は変わらないと思う。まずは、すべての国民がひとつの年金に加入する。そして、所得に応じてそれぞれが個別に加入する個人年金のような制度を別に設定するのが望ましい。

 つまり、どんな職業を選択しようが、どんな会社に入ろうが基本の年金は変わらないというのが大事なことなのだ。それから先は個人の問題。会社が半額負担するなんて制度はいらない。それで困っている零細な企業はいっぱいあるんだからね。そして、共済年金なんてのもいらないね。公務員が自分たちの年金だけは別枠の制度にして、その他の年金積立金を勝手に運用してたんだから、こんな差別的な制度はない。

 まずは公平な年金制度に戻すことが先決なのだが、今朝の朝日の社説では、「年金制度の一元化にしても、自営業者も含めて一つの制度にするのが良いかどうかは、意見が分かれる。まずはサラリーマンが加入する厚生年金と公務員が入っている共済年金の統合や、所得がつかめる非正社員には厚生年金に入ってもらうことから始めるほうが現実的ではあるまいか。」かなんてくっちゃべってたけど、こんなのは平均所得1千万に胡坐をかいているおっさんのたわごとだね。年金は自分で払うんだよ。会社と折半の厚生年金なんてのがない国民年金だけの人たちがどんなに苦労しているか、わかっちゃないんだよね。そんなのによっかかっているから会社人間が出来上がっちゃうんだよ。

 年金制度、まずは一元化。これなくして制度改革は始まらない。

 大相撲スキャンダルは、やっばり大嶽親方と琴光喜をスケープゴートにして終息の方向に持っていきたいようだ。謹慎なんていってたくせに、処分を受けた親方や力士も名古屋入りして稽古してるんだから。なんでも、謹慎ってのは稽古場にいなさいということだから、巡業中は稽古場が移動したってことになるからOKなんだって。馬鹿言ってら。

 で、理事長代行に元東京高検検事長の村山弘義ヤメ検弁護士がつくそうだが、「永田町異聞」さんによれば、山口組系の「企業舎弟」と思しき企業の顧問弁護士をしていた人物とか。何をかいわんやなのだが、調査委員会の座長の伊藤滋とかいう早大特命教授もちょいと胡散臭い。『チャタレー夫人の恋人』の訳者である伊藤整の長男てことは知っていたが、どうやらこの御仁は、「社会安全研究団体」という財団法人の理事長でもあった。「社会安全研究団体」とはなんともいかめしい名称だが、なんのことはないパチンコ業界が設立した警察官僚の天下り先なのだ。事業仕分けの対象になっても何の不思議もない公益法人ってわけね。それにしても、企業舎弟にパチンコか・・・暴力団絡みの大相撲スキャンダルを調査する人間がこれだもんね。どんな調査したかたかが知れているというものだ。

 郵便不正事件の最終陳述があったが、村木元局長は敢然と無罪を主張。9月10日の判決日は、検察の汚点の日となることは間違いないし、是非ともそうなってほしいとせつに願ってしまう。

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2010年6月29日 (火)

今週の週刊ポストは必読です。

 今夜はいよいよパラグアイ戦。どんな展開になるか予測はつかないけれど、アグレッシブなゲームを観たいものだ。

 今週の週刊ポストは必読。またしてもコンビニで立ち読みしてしまったが、元NHK官邸キャップが実名で官房機密費について語っている。官房機密費を手渡され、返却することを伝えると血相変えた上司とのくだりなど、かなり生々しい内容だがNHKは果たしてどう応える。それにしても、各新聞の解説委員の皆さんは、この件に関しては徹底してほっかむりを決め込んでいるようだけど、なんとも哀れなものだ。スネにキズ持つ身でありながら、正義面して政治を語るその無神経さにはほとほと呆れるね。相撲協会と一緒で、自浄作用なんか期待するほうが間違っているのかも。

 で、その相撲協会だけど、なんのことはない名古屋場所開催ありきで処分を急いだ様がみえみえ。結局のところ大嶽親方と琴光喜をスケープゴードにして、理事長を筆頭に幹部は安泰って図式か。武蔵川理事長も謹慎どころか、本来なら降格でしょう。ことここにいたっても暴力団との関係はつかめなかったなんてのも眉唾ものだ。

 公益法人ってことも皆さんお忘れのようで、もう事業仕分けしかないね。そして、純粋なスポーツなのかもしくは国技としての伝統文化なのか、どちらかにハッキリさせて組織を再構築するしかないんじゃないのか。

 この一連の動きを見ていると、その昔にあったプロ野球の黒い霧事件を思い出す。池永という冤罪の犠牲者まで出して、けっこう後味の悪いものだったが、同じテツを踏むことになるかも。大嶽親方、琴光喜が冤罪とは言わないが、同じように手を染めている奴はまだまだいるはずだし、いまの幹部の中にだって麻雀賭博で捕まった過去のある奴もいるんだからね。そういう人たちとの整合性はどうとるのだろう。

 大相撲スキャンダルばかりが大々的に報じられている影で、なんとまあ参議院選の盛り上がらないこと。でも、今回の参議院選は実はとても重要な選挙だと思う。民主党が腰を据えて政策に取り組んでいけるかどうかは、ひとえに今回の参議院選にかかっている。菅叩きもいいけれど、そんなことしている場合かなあ、と思う今日この頃なのであった。

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2010年6月28日 (月)

相撲協会のとぼけた面々。

 ははは、宝塚記念、勝っちまった。ブエナビスタとアーネストリーの叩き合いを、大外から一気にナカヤマフェスタが差し切った時には鳥肌が立ちました。こんなにも上手くはまるとは思ってもみなかった。土曜に降った雨で馬場が渋りかげんなのも味方したことは間違いないが、ドロドロ馬場のダービーで4着に突っ込んできた走りを追いかけ続けたかいがあったというもの。久々の美酒でありました。

 それにしても、ビエナビスタにとっては悔しいレースだろうな。終始好位をキープしてイメージ通りの競馬だっただけに、馬体が合っていたらなあ、というのが正直なところか。でも、さすが女傑。秋はどんな路線でいくのか楽しみになってきた。

 ワールドカッブは決勝トーナメントがスタート。イングランド対ドイツ戦では、観客席にミック・ジャガーの顔が・・・。でも、4-1の負けではガッカリかもね。

 大相撲はどうしようもないことになっているけど、こりゃもう構造的なもので賭博に関与した力士や親方を処分したって何の問題の解決にもならないの明白。昨日は調査委員会の記者会見があったけど、ちょっと気になったのが力士は暴力団の関与について知らなかったという発表だ。んなわきゃないだろう。五百歩くらい譲って、仮に知らなかったとしたら相当とぼけた人たちなんだね、お相撲さんて。心技体なんていうけど、そんなとぼけた人たちじゃ、何年修業したって「心」はできやしないよ。

 結局のところ暴力団が絡んでいるという認識は力士にはなかったという大甘の決着にもっていこうとしているわけね。前にも書いたけど、賭博が問題なのではなくて、暴力団との関係こそが問題のはず。なのに最も重要なポイントをウヤムヤにしちゃったら、なんのための調査委員会なんだろう。大嶽親親方の解雇を含む懲戒処分をはじめとする処分勧告は一見厳しいようだけど、事の本質からどんど遠ざかっていっているだけじゃなかろうか。

 で、この賭博問題が発覚した時に、個人情報だから力士名は明かせませんって能天気なこと言ってた相撲協会だけど、個人情報云々っていえばこんなことがあった。先週末のことなのだが、近くのクリーニング屋が改装するので預けてある服を取りに来てくださいという電話があった。その前の週にクリーニング屋から言われていたことをすっかり忘れていたので、慌てて取りに行ったのであった。

 子供の時から知っている町内のクリーニング屋だから、電話が来ても何の不思議もない。で、店に行くと、改装前で雑然とした店内にまだいくつかのクリーニングした服がかけられていた。おばさん曰く、「ご近所さんは電話知ってるからいいんだけど、町内以外の人って個人情報とかで電話番号聞けないのよね」。おお、そんなことがあるんだ、といまさらながら思ったのだが、そういえば学校の名簿にも電話番号は載せないようになっているらしい。しかしなあ、個人情報ってのもやりすぎるとギスギスしていかん。

 何日か前のニュースで、社会保険庁の職員に義務づけられたネームプレートに関して、女性職員からは付きまといが起こらないか心配なんて声が出ていると報じていた。そうした心配があるのはわからないでもないが、公的な機関でそれを言っちゃおしまいのような気もする。個人情報だからって名刺も渡さない会社を想像してごらんなさい、そんなもの誰にも信用されないんだからさ。

 その昔、テレビ東京に電話をしてちょっともめた時に、こちらの名前をしっかり名乗ったうえで、電話に出た報道部の女性に「そこまで言うなら名を名乗れ」といったら、「ストーカー被害があると困るので申し上げられません」とのたまわれて唖然、呆然としたことがある。これって個人情報という大義名分の影に隠れて、責任問題になるのを回避しているわけで、ようは薄汚い手口なのだ。そもそも視聴者を「ストーカー呼ばわれするとは、プンプンなのだ。

 話がちょいとそれてしまったが、町のクリーング屋さんを困らせる個人情報保護法って、誰のためのものなんだと訝るくろねこなのであった。

 最後に、福耳マン枝野君、みんなの党と連立模索してるようだけど、みっともないことはおやめなさい。

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2010年6月27日 (日)

ジョニ黒12年で痛飲。

 昨日は、我が家にて中学時代の友人と15時過ぎから飲みだして、友人が持参したジョニ黒の12年物がすっかり空になった23時を回った頃にようやくお開き。さすがに8時間飲み続けていたおかけで、今日はしっかり二日酔い。それにしても、よくもまあ飽きもせず飲み続けたものだ。我が家はカミさんも同じ中学の同級生なので、まるでミニ同窓会のようでありました。

 アジアの虎、韓国、ウルグアイに惜敗。29日のパラグアイ戦、日本はどうなる!!

 ところで、朝日新聞が全国の知事の支持率とやらを調査し、その結果を発表していた。ちょっと驚いたのが、宮崎のセールスマン知事の支持率。なんと、89%とか。レイシスト石原君がブービーの39%。ちなみに、最下位は長野知事の40%。それにしても、宮崎のセールスマン知事が全国1位の支持率とは・・・やんぬるかな。

【くろねこの競馬予想】

春競馬最後のG1、宝塚記念。ブエナビスタが一番人気は仕方がないところだが、どうも体調面が気にかかる。馬券からははずせないだろうが、ここは敢えて穴狙いでナカマフェスタに期待。相手はアーネストリー。3連単の穴に直線一気のメイショウベルーガ。

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2010年6月26日 (土)

消費税までアメリカにお伺いか!?

 日本の決勝トーナメント進出で、巷はワールドカップ一色。その影に隠れちゃって、一向に盛り上がらないのが参議院戦だ。それをいいことに、なんだか消費税アップが既定路線のように喧伝され、10%なんて数字がどんどん一人歩きしている。こんな時こそ、メディアは冷静な報道を心がけるべきなんだろうけど、すっかり消費税アップに乗っかっちゃって煽っている・・・ような気がしてならない。

 消費税に関しては増税を論議する前にもう一度原点に立ち戻って、消費税とは何ぞやというところから議論するべきなんじゃなかろうか。消費税に似たような税制は世界各国に見られるが、その理念や徴収の方法などは千差万別。しかし、どの国も間接税の不公平感をクリアするのに四苦八苦している。

 参議院選を前にして突如注目を集めだした消費税論議も単純に10%なんて数字に惑わされてはだめなのだ。それよりも、日本における消費税とは何ぞやという原点から議論しないと、上げる提げるのという技術論にしかならない。そもそも、消費税について、経済学者などの専門家だって様々な意見があるわけで、ましてや財務省の役人の意見だけが正しいわけではない。ようするに、政治家も経済学者もメディアも、消費税についてもっと丁寧な説明する必要があるんじゃないか。

 昨日、野田醤油大臣が米駐日大使のルースと会談し、消費税率引き上げについて、「国民もだんだん理解し始めている」と報告したらしい。ま、産経新聞の報道だから飛ばし記事ってこともあるし、野田醤油は否定しているようだけど、事実とするならなんでアメリカに報告せにゃならんのよ。つまり、飛ばし記事にしたとしても、消費税アップってアメリカの思惑でもあるんだってことが十分に疑える。普天間と同じ図式だね。

 ワールドカップに浮かれるのは大いに結構だけど、参議院選を前にしての消費税をめぐる胡散臭い動きにも注意を払いたいものだ。

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2010年6月25日 (金)

「昭和TV」に大興奮!!

 いやー、勝った、勝った。最悪は3連敗もあり、なんて思ってたけど、結果は勝ち点6で一次リーグ突破。それにしても、一発勝負ってのは何が起きるかわからない。日本はカメルーンに勝ったことで流れをしっかり自分のものにしたのが大きかったね。昨日のデンマーク戦でも、本田、遠藤のフリーキックは神がかりに近いでしょう。勝つ時ってこういうもんなんだよな。普段なら決まりそうもないゴールがビシバシ決まっちゃうし、最後の本田から岡崎へのパスなんか、メッシ並の芸術的パスワークだった。本田は何かが変わったね。こういうゲームを経験すると、さらに大きくなっていくだんだろうなあ。さあ、決勝トーナメントは、パラグアイが相手。韓国ともどもアジアのパワーに期待!!

 それにしても、イタリア、フランスの敗戦は想像もできなかった。フランスでは、負けた鬱憤が移民出身の選手に向けられているらしいが、悲しいことだ。右派の議員の中には、そうした選手に対して「社会のクズ」なんて蔑む輩もいるようで、右派勢力の政治的プロパガンダに利用される恐れもありそうだ。

 ところで、昨日のブログで、憲法に対する各党の姿勢に注目と書いたが、なんと福耳マン枝野君が憲法調査会の復活を示唆したようだ。消費税に続いて今度は憲法論議か。それにしても、いま何故? マニフェストで触れてもいないことを、そしてとても重要な案件をよくもまあ軽々しくコメントするものだ。おそらくつい口走ったわけではないと思う。福耳マンがそんなに馬鹿とは思えない。というよりも、ちゃんと裏があって確信犯的に憲法調査会の復活をコメントしたのだと思う。

 福耳マンに限らず、ニヤケ男の前原君なんかも憲法改定論者だし、前にも書いたけど鳩山ポッポ君だってれっきとして憲法改定派だ。その中身は様々だろうが、こそこやるくらいならやはり民主党は憲法に対してハッキリとした姿勢を見せるべきだ。福耳マンもニヤケ男も、日本創新党に通底する危うさがどうも気になる。リベラルの皮を被ったオオカミってやつだ。首長投げ出しの山田、中田両君は、日本創新党の綱領でようやくその化けの皮がはがれたけど、福耳マンやニヤケ男も実は根っこは同じような気がしてならない。

 消費税は増税、憲法も見直しましょう、なんてことになったら自民党と何も変わらないし、政権交代なんか何の意味もないことになっちゃうよ。いったい、民主党は何がしたいんだろうね。気長に政権交代の果実を見守りたいとは思うものの、こうも逆なでするようなことされるとその気も萎えてくるというものだ。

 で、気分直しに、ちょいと面白いサイトをご紹介。日課のひとつに、お知り合いのブログの読み歩きがあるのだが、昨日の夕方、原稿書きにも飽きてきた時、編集者の大先輩T氏のブログに顔を出したら、無料動画サイト「GyaO!」の『昭和TV』が紹介されていた。「青春を回顧したいなんてセンチなおっちゃんたちに大お薦めだ」ということなので早速行ってみました。いやー、これがなんと、T氏を虜にしたというビージーズの『ワン・ナイト・オンリー』をはじめ、ドアーズ、マーヴィン・ゲイ、クイーン、ジェイムス・ブラウン等々、懐かしのライブ映像が並んでいたのであった。で、ビーチ・ボーズの『ライブ・アット・ネブワース』をチョイス。これは、1980年に行われたオリジナルメンバーが揃ってステージに立った最後のライブで、ブライアン・ウィルソンがまだ心の病と葛藤中のものだ。で、なんのことはない70分間ノリノリで観てしまった。

 結果、原稿を途中で放り出し、ブライアン・ウィルソンの伝説のアルバム『Pet Sounds』をもう一度聴き直してみるかなんてつぶやきつつ、馴染みのバーへと足を向けてしまったのであった。さて、今日は、ドアーズで燃えるとするか。

Petsound

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2010年6月24日 (木)

参議院選の争点は・・・?

 今夜というよりは明日の夜中にいよいよデンマーク戦。引き分けでも一次リーグ突破とはいえ、ここは勝ちにいく気概を是非とも持ってほしい。そうすれば、結果はおのずとついてくる。韓国が一次リーグをクリアしたんだから、アジア枠確保のためにもここは何がなんでも勝つしかない。

 日産とソニーの社長さん、年俸8億超とか。現実感がなくてわけわからんが、社員はどう思ったことでしょう。しばらくは日産もソニーも買わないことにしよっと。

 本日は参議院選の公示日。消費増税でちょっと慌しくはなったが、どうもいまひとつ争点がぼやけているせいか盛り上がりに欠ける。このままだと投票率はかなり低いかも。朝日新聞朝刊のトップに、星浩の「政策を選ぶ 熟考の時」なんて愚にもつかない原稿が載ってたけど、ちゃんとした政策評価もできない奴に言われたかないね。民主党に対して、「事業仕分けなどを除けば目立った成果がない」とのたまってるけど、その根拠は? 「事業仕分けなど」の「など」とはどんな政策かをちゃんと説明しなければフェアじゃない。

 民主党批判する時ってこうした論調がまかり通っているけど、本当なのかなあ。「など」の部分をはしょっちゃうのって、編集委員としてあまりにも手抜きだし、読者に対して失礼だと思う。いつもこうした手口で負の印象だけを植え付けていこうって魂胆なんだよね。君が心配しなくても、ちゃんと「政策」で選ぶからご心配なく。それよりも、官房機密費のほうをよろしく。いつまでもほっかむりはみっともないよ。

 さて、その「政策」だけど、案外見過ごされているけど憲法をどうするかっていうことは今回の選挙では結構大事だと思う。自主憲法制定、憲法改正をマニフェストでうたっているのは自民党、新党改革、たちあがれ日本、日本創新党、幸福実現党。みんなの党は「憲法審査会の早期始動」となっているけど、同じ穴のムジナかも。

 いずれにしても、政権交代とは何だったのか、その原点を改めて考える選挙になってほしい。民主党の自民党化なんて声もあるけど、戦後60年以上ほぼ一党独裁が続いてきた歴史を考えれば、たった1年足らずの新政権をもう少し長い目で見る気長さがあってもいいんじゃないのと思う今日この頃なのであった。

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2010年6月23日 (水)

Wカップも大荒れだけど、大相撲も大混乱。

 フランス、負けちゃったね。あれだけ内輪もめしたら勝てるわけないけど、それにしてもヨーロッパ勢は惨憺たるものがある。スペイン、ドイツ、イタリア、イングランドも苦しい戦いしてるし、大波乱があるかも。

 大波乱なら大相撲も負けてはいない。でも、こちらは大波乱というよりも大混乱。このままいけば大破滅にだってなりかねない。賭博は確かにまずいけど、もっとまずいのは暴力団との関係。そっちの方がよほど問題なんであって、賭博に関与した力士を解雇したからって本質的な解決にはならない。暴力団がからんでるってことは、やっぱり相撲にも八百長があるんじゃないのという疑問にもつながってくる。記者会見で自分の部屋の雅山のことを突っ込まれて、武蔵川理事長は切れかかってたけど、あんなのがトップだもんな。ちなみに、雅山って明大の相撲部出身だけどイジメ問題で槍玉にあがったことがあったっけ。ま、今回のこととは関係ないけどね。

 でも、よくよく考えててみれば、日本ってけっこう暴力団というかヤクザとうか、そのテの社会の人たちに肝要なんだよな。講談や浪曲なんか、侠客はヒーローだもんね。でも、侠客といえば聞こえはいいけど、ヤクザには変わりはない。清水の次郎長なんか幕末のヒーローのひとりだけど、ハッキリいって東海一の大親分なわけで、けっしてお人好しのいい人だったわけではない。泣かされたひとだっていっぱいいたはずだよ、きっと。でも、どこかでヤクザが美化されちゃう風土が日本にはある。

 戦後の日本の歴史を見れば、けっこうヤクザと政治だって結びついている。戦後すぐに治安維持のために警察はヤクザを使ったくらいだし、ロッキード事件でフィクサーなんて呼ばれた児玉誉士夫だって某暴力団の顧問だったんだから。現役の政治家だって、そんな闇の勢力とつながっているのがいるはず。それは、政治家に限らないだろうね。芸能界なんてもともと切っても切れない関係にあったわけだし、そのテの方々との交遊を堂々と口にしてるのもいるくらいなんだから。

 それほどに日本の社会と暴力団とは結びついているわけで、大相撲もそんなに簡単に浄化はされないと思う。おそらく協会ぐるみだからね。やっぱり一度公益法人を解除して、
ドラスティックな改革しなきゃ無理なんじゃないかな。

 郵便不正事件で、村木元局長に対して、検察が懲役1年6カ月を求刑。どこまで恥知らずなんだろう。本来なら公判維持すら難しいというのに、面子だけで人を裁いてどうするんだ。9月といわれている判決が見物だね。

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2010年6月22日 (火)

福島正実の追悼・遺作集。

 以前、ブログで紹介した翻訳家の方のご家族から譲ってただいた蔵書の整理がようやく一段落。今週からボチボチ、新着本としてアップしていきます。で、今回のリストもなかなかのレア本、貴重本がありました。なかでも、円谷プロダクション創立10周年記念出版の『円谷英二 日本映画界に残した遺産』は、1972年に初版が出て以来、長いこと再版されることもなく円谷ファンの間では伝説となっていた一冊。2001年に生誕100年記念として復刻されたため、一時の高値は落ち着いたが、それでも函、帯、ピニールカバーがついたオリジナル版の完本だもんね。そうそう簡単には手に入らない貴重本にかわりはない。

 そして、もうひとつ。これこそレア本というのが、SFマガジン初代編集長、福島正実の追悼・遺作集『就眠儀式』だ。それも、関係者にだけ配られた非売品のレア本。ご家族からの献呈の辞と小冊子「福島正実略年譜・著作目録」まで揃っている。さすがに限定非売品だけあって、文庫サイズでありながら表紙は布装という懲りようだ。奥付には発行者・角川春樹、発行所・角川書店とある。30年以上も前の出版だけに日焼けはしているが、それがまた程よい味付けとなって古書独特のなんともいえない色気を醸し出している。

 こうした珍本は、出版界に身を置いた方の蔵書だからこそ巡り合えたのであって、そうそうお目にかかれるものではない。ショートショート50篇がおさめられた『就眠儀式』は、角川文庫から発売されているから読むことは可能なのだが、ご家族が記念に出版した限定非売品のこの一冊の希少性は、また格別なものがある。

 新着本として古本くろねこ堂の目録にアップしようかとも思ったが、しばらくは個人のコレクションとして保管することに決めた。何てったって、日本SFの功労者である福島正実の限定本だもんね。古本くろねこ堂のお宝として大事にしよっと。

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 ところで、参議院選を前にして消費税論議がかまびすしいが、ある意味でカカア天下菅君のしたたかな戦略という一面も見えてきた。消費税アップに言及しただけでなく、自民党の10%を参考にとまで言われちゃったんだから、菅君の抱きつき戦術に自民党はあっけにとられるしかないもんね。一応は批判してるけど、自分たちにボール投げられちゃったんだから、今度はそのボールをどうにか打ち返さなくちゃいけない。でも、あまりにもズバっとど真ん中にストレート投げられちゃったから、どうしていいかわかんないってところだろ。

 消費税アップする時は総選挙で信を問う、とも言っているわけだから、消費税論議に乗りたくても自民党もおいそれとは乗れない。何年か先に消費税選挙になった時、民主党に反対できないし、かといって民主党が信任された暁には美味しいところは持っていかれちゃうからね。まさか菅君に自分たちの消費税案をかすめとられるとは思ってもみなかっただろうからな。自転車野郎谷垣君の鳩が豆鉄砲食らったようなコメントも笑える。いやー、菅君って案外策士かも。

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2010年6月21日 (月)

マニフェスト採点とはおせっかいな・・・。

 夏競馬が始まり、いよいよ新馬戦の季節。昨日は、阪神のメイクデビューにディープインパクトの娘が出走。惜しくも3着だったが、今年のメイクデビュー戦の目玉は何といってもディープインパクトの子供たちになることは間違いない。ワクワクの夏競馬になりそうだ。

 競馬はワクワクだが、あまりワクワクしないのが各党から出揃ったマニフェスト。で、そのマニフェストを採点しましたなんて、おせっかいな団体までいたりして・・・。「新しい日本をつくる国民会議」がその代表だが、その他にもいくつかの民間のシンクタンクが各党のマニフェストを評価している。採点するのは自由なのだが、採点する側のバックボーンがどうしても気になる。昨年の衆議院戦の時もいろんな人や団体が好き勝手言ってたけど、こうした採点の結果って使い方次第では世論操作に利用出来ちゃうってのがコワイところだ。

 「両党(民主と自民)が財政再建を重視して消費増税に踏み込んだことを、各団体はおおむね歓迎した。一方で、衆院選マニフェストを修正した民主党の説明不足に厳しい意見が相次いだ」と採点結果を朝日は報じているが、わけのわからない団体の評価にどんな意味があるのだろう。マニフェストの採点って、採点するする側の立場にそった内容だと評価され、それ以外は手厳しい意見となったりしないのだろうか。つまり、評価している団体の公平性ってどうやって担保されているのだろうということ。「新しい日本をつくる国民会議」なんてメイショウそのものがヒモ付きっぽいものね。

 「新しい日本をつくる国民会議」については、植草一秀さんの『知られざる真実』がその実態を説明してくれているので、そちらを参考に・・・。

 マニフェストに捉われすぎの政治もいいとは思えないけど、ハナから公約=口約だった自民党政権時代よりはいくらか期待値はある。だからこそ、わけのわからない団体の採点なんかに惑わされずに読み解きたいと思う今日この頃なのであった。

 ところで、またしても世論調査。カカア天下菅君が消費税を持ち出したとたん、支持率50%に下落なんだとか(朝日新聞世論調査より)。そして、菅君の消費税値上げ発言に対して、「評価する 39 評価しない 50」という結果だそうだ。で、この時の質問がこんな内容。

「菅首相は消費税の引き上げについて、来年3月までに政府の案をまとめる考えを示しました。税率については、自民党が公約に盛り込んだ10%を参考にする、としています。このことを評価しますか。評価しませんか。 」

 この質問に対する世論調査の結果が、「評価する 39 評価しない 50」なのだが、これって二重質問じゃないのかなあ。たとえば、前段の「来年3月までに政府案」ってところは一定程度評価はするって人がいても不思議ではない。でも、後段の「自民党が公約に盛り込んだ10%を参考にする」というところはとてもじゃないが評価できない。つまり、前段、後段どちらに重きを置くかで答えも微妙にズレてくるはずなんだよね。それに、菅君は、消費税値上げなら信を問うとも言ったよね。つまり、解散か総選挙。このことも質問に入ってたらまた評価は違うよね。

 え~、何を言いたかったかというと、ことほどさように、世論調査の質問って巧妙なフックがかかっているんじゃないかということ。本当はシンプルに質問すればいいんだよね。で、次のように変えてみました。

「菅首相は消費税の引き上げについて、来年3月までに政府の案をまとめる考えを示しました。このことを評価しますか。評価しませんか。」

「税率については、自民党が公約に盛り込んだ10%を参考にする、としています。このことを評価しますか。評価しませんか。」

 このほうがわかりやすいし、答えやすいと思うし、きっと結果は違ったものになってくるはず。世論調査の質問って、ある答えを想定して示威的に作っていると同時に、有名私立小学校の落としすための入試試験に共通する意地悪さがあると感じるのは、くろねこだけなのだろうか?

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2010年6月20日 (日)

3000本安打が泣いてるよ。

 オランダ戦、日本は大健闘でしょう。前半を0対0で折り返し、後半10分も経たないうちに1点取られて、普通ならここからガクっといくはずなのに、集中力を切らさずよく戦い抜いたと思う。終わってみれば、シュートの数は日本の方が多かったわけで、守りに徹しながらも、要所ではしっかり攻撃もできていたというこではないでしょうか。にわかサッカーファンにも納得のゲームでありました。デンマークもカメルーンに逆転勝ちして勝ち点で並んだから、次のデンマーク戦が一次リーグ突破を賭けた正念場。キックオフが日本時間で夜中の3時というのがちょいと辛いけど。

 で、江川紹子さんと張本氏との一件の続きです。今朝の『サンデーモーニング』はこの一件に関して、どんなコメントをするか注目していたのだが、まったくスルー。張本氏は何事もなかったように、「喝」だの「アッパレ」だのいつにもましてお元気のご様子。だめだね、これでは。その他のコメンテーターの皆さんもシラっとしたもので、なんだか虚しくなってしまった。

 一部メディアもチラホラ報じてはいるが、その論調は概ね「そんな大げさな問題ではない、何騒いでるの」って感じで、このままウヤムヤにしたいらしい。こんな現状を江川さんは、「東スポ買ってきた、なう。唖然、茫然。張本さんは怒ってないし、TBSは私を降ろそうとしなかったし、私が勝手に騒いだだけ、という構図が作られつつある、ということなんですね 」とつぶやいていたけど、僕も昨日の東スポの記事を読んで「ああ、やっぱりね」と思ったものだ。

 なんともこずるいやり方だ。おそらく、TBSも張本氏もこんな大事になるとは思わず、タカをくくっていたのだと思う。でも、インターネットってものがあることを忘れてたね。情報はどんどん拡散していく。で、今度はスポーツ・マスコミなどの一部メディアを使って、どうにか誤魔化そうとしてるんだろうことは容易に想像がつく。ようするに世間を舐めてるってことだよね。野球人としてはいっちょ前かもしれないけど、もう少し社会人としてのお勉強しましょうね。

 そして、TBSは張本氏の要求をのんで江川さんに降板をお願いしたという事実を隠蔽しないこと。『サンデーモーニング』は報道局制作なんだから、理不尽な圧力には毅然とした態度で臨まないとね。結局、長いものにまかれろってことなんだろうけど、張本氏の圧力くらいで腰砕けになってるようじゃ、権力を監視するなんてことはとてもとても・・・。ま、TBSにはこれからも何の期待もしないけど、できればベイスターズからも早く手を引いてくれないかな・・・そこのところもよろしくね。

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2010年6月19日 (土)

TBSは死にました。

 スペイン、フランス、ドイツが負けて、今回のワールドカップは波乱の予感。ひょっとして今夜のオランダ戦、日本が勝っちゃうかも・・って、んなことないか。ま、引き分けだったら大金星。果たしていかがなりますことか。

 ワールドカップのおかげで、しばらくはその他のスポーツの影が薄くなりそうだが、なかでも野球は大打撃でしょう。ただでさえ視聴率が下がっているところにもってきて、ワールドカップだもんね。で、野球がらみでちょっと見過ごせない出来事がある。なんと、江川紹子さんがTBSの『サンデーモーニング』を降板させられたのだが、その原因が野球評論家の張本勲氏の横ヤリなんだとか。

 事の起こりは、5月23日放送の番組内でのこと。張本氏のコメントに対して、江川さんがちょいと口を挟んだのがいけなかったのだとか。江川さんのツイッターによれば・・・

(江川さんのツイッターより)

出演予定だった6月20日のサンデーモーニングにできなくなりました。5月23日の放送での私の言動について、張本勲氏が立腹し、江川を番組に出さないようTBS側に求めたためです。TBSは、張本氏の主張を受け入れ、私を出さない、と決めました。7月も同様の理由で出演できません。詳細は後で

ちなみに、張本氏は楽天の岩隈投手について「カツ」を叫び、「無責任」と断じました。それに対して、私が驚いて「え~っ」と声を発したことが許せないのだそうです。

ちなみに、サンデーモーニングはTBS報道局の番組です。話し合いの中で、私は「TBS報道局にとって、何が大事な価値観か、よく考えて欲しい」と述べてきました。その結果が、これです。非常に落胆しています

そのあと2,3のやりとりはありましたが、張本氏が許せないのは、最初の「え~」というリアクションなんだそうです

張本氏の要求は、「江川と同席したくない」ではなく、「江川を番組に出すな」というもの。20日に私を出演させれば、それ以外の日も、張本氏は出ないと主張されたそうです。

実は、張本氏が「江川を出すな」と要求されたのは、これが2度目で、最初の時は関口さんが助け船を出して下さいました。今回は、関口さんが何を言っても譲れないと、張本氏が主張されたそうで

(引用終わり)

 実際の番組の書き起こしを、『きっこのブログ』さんが紹介してくれているので詳細はそちらを参考にしてください。

 ようするに、シロートの江川さんに突っ込まれたのが気にくわなかったようだが、張本氏の評論ってほとんど感情論だったり、思い込みによる断定だったり、とてもじゃないがプロの評論家とは言えない粗雑なものが多い。僕が『サンデーモーニング』を観なくなったのも、大沢親分と張本氏の独断と偏見が目に余るからで、江川さんのコメントはよくぞ言ったりというものなのだ。ずいぶん前のことだが、伊良部投手がヤンキース移籍にからんで糾弾と揉めていた時に、この二人は伊良部の個人攻撃を盛んにやっていた。なかでも、これって差別じゃないのかと思ったのが、「伊良部は目つきがおかしい」とかどうとか野球とはまったく関係ない人格を攻撃したことだ。以来、この二人は信じないことにしている。

 今回の江川さんに対する張本氏の対応は、大人気ないというよりも言論の自由に対する挑戦といわれても仕方がない愚挙だと思う。そして、それに乗っかって江川さんを降板させたTBSの腐敗ぶりはあまりにも度し難い。この局はもうどうしようもないな。

 TBSがオウムによる坂本弁護士一家殺害事件の片棒を担いだ時の筑紫さんの言葉が改めて思い出される。「TBSは死にました」

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2010年6月18日 (金)

朝日新聞の姑息さよ。

 韓国が負けたのは残念だったけど、やっぱりメッシは凄いと感じさせてくれるゲームだった。ボールを持ってから相手ゴールに向かって一気に駆け抜ける時のスピードと迫力は、これぞサッカーであります。そして、ゴール前で絶妙なパスを出せる状況判断。芸術だね、あれは。代表戦だとこれまでとやくかく言われることが多かったけど、少しは胸のつかえがおりたかも。

 民社党のマニフェストが発表された。財源難などを理由にこれまでのマニフェストが軌道修正されるのは良しとしよう。でも、理念にかわる項目までトーンダウンしてしまうのは問題だ。取調べの可視化、公務員制度改革・・・これって流行りの言葉で言えば、民主党の一丁目一番地なんじゃないのか。公務員制度改革は廃案になってしまったし、可視化は今回のマニフェストでは触れられていないようだ。これでいいのか。消費税云々よりもこちらが先だろう。

 消費税といえば、記者会見で菅君は「自民党の10%を参考に」なんてとぼけたことを言っていたが、これってポッポ君の「最低でも国外」と同じでヘタすると言質をとられるよ。でもな、自民党の数字を参考になんて、よくもまあ恥ずかしげもなく言えたものだ。現実路線と言えば聞こえはいいが、ようするに政権交代を目指した時の「改革の理念」はポッポ・小沢の辞任とともに去りぬってわけか。

 官房機密費問題に関して、朝日新聞がゼネラルエディター兼東京本社編成局長からの「お言葉」を掲載している。読者の「声」欄への投稿にお応えするという形をとっているのが、まずはいただけない。内容にいたっては、手前味噌もはなはだしい。「野中元官房長官の今回の発言についても、朝日新聞は直ちに報道しました」って、嘘つけ。「直ちに」ってのは、「時間を少しも置かずに。すぐ」(岩波国語辞典より)って意味だからね。ついでに、「報道」とは「出来事を広く告げ知らせること」だから、そこのところよろしくね。

 そんなことはともかく、それに続けて、「これは、記者たちが官房機密費を受け取っていないことに自身を持っていることの表れだとご理解いただきたいと思います」とくるんだから、笑っちゃうね。自分たちにまずいことでも報道したんだから、それは潔白の証明ですよ、ってことなんだろうけど、下手に出ているようで、実は傲岸不遜ないい様になっているのはさすが朝日の面目躍如。

 また、この東京本社編成局長による原稿がおかしいのは、広義の意味での官房機密費の問題と野中君の暴露発言にある官房機密費によるジャーナリストへの買収まがいの行為とを一緒くたにしていることだ。問題の核心を見えにくくする論理のすり変えがある。いま話題の大相撲の賭博疑惑と同じ構図だね。つまり、暴力団がらみの賭博が問題になっていたはずなのに、いつのまにか暴力団はどこかへ行っちゃって賭博が悪いってなってる。官房機密費も同じ。官房機密費がいいかどうかという問題と、ジャーナリストが官房機密費を受け取っていたという問題はまったく別の話なのだ。

 なによりも問題は、ジャーナリストに官房費の一部がわたっていたという疑惑だ。仮に朝日が潔白だったしても、そうした疑惑が解明されたわけではない。ジャーナリストが権力側から金銭を受け取っていた、それも税金である官房機密費を受け取っていたという大スキャンダルこそが問題なのだ。これを検証せずして何のジャーナリズムか。日本のジャーナリズムの根幹が問われているということすら気づかなずに、僕ちゃんは報道してたもん、何も悪いことしてないもん、なんて駄々こねてるんだからお里が知れようというものだ。

 いずれにしても、朝日は潔白なんだよって言いたいなら、「声」欄にお応えするなんて姑息な形をとらずに、社説でしっかり説明してごらん。それをしないでアリバイ作りのような原稿載せるから、余計に勘繰りたくなっちまうってわけ。ま、できやしないだろうけどね。だって、いまは受け取ってなくても、スネにキズ持つOBは絶対にいるんだから。

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2010年6月17日 (木)

二日酔いにこの夏空は・・・。

 梅雨入りのはずなのになんという天晴れな夏空。新宿ゴールデン街にて痛飲した翌朝のだるい頭には厳しい陽射しが辛い。

 国会は会期も終えて、政治家センセイは選挙モードに突入。それでもすべり込みで「シベリア特措法」が成立したのは慶賀の至り。戦後ずっと放っておかれたんだもんね、遅すぎた法案成立だけどこれも政権交代のなせるワザか。

 「NHKが必要」と考える人の割合が85%なんだとか。調査したのはNHKの外郭団体だから、ちょっと眉唾の気もするけどね。そんなことより、NHKの視聴料こそ抜本的に改定すべきでしょう。ワンセグにも課金しようなんて虫がよすぎるからね。

 iPadを使って作家が直接電子書籍を発売する動きが出てきている。『パラサイト・イヴ』の瀬名秀明が電子雑誌を発売するのがそのひとつ。こうした動きが広がっていけば、既存の出版社って存在価値がどんどん希薄になっていくかもしれない。大きな改革のうねりが出版界を襲っているということか。メディアミックスなんていって、広告代理店やTVとつるんで好き勝手してきた出版社にとってここは瀬戸際。文化としての出版をおざなりにしてきたツケがまわってきたね。

 大嶽親方と豊ノ島に賭博疑惑。株式会社ならいざしらず、公益法人が暴力団がらみの賭博スキャンダルは洒落にもならない。はっきり言って、大相撲と暴力団の関係って構造的なもんなんだから、理事長だってわかったもんじゃないよ。国技が聞いて呆れるね。

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2010年6月16日 (水)

メディアの皆さん、普天間問題は終わっちゃいないよ。

 メールのチェックは毎朝の日課のひとつで、その際には我が家のドラ猫がL字型に壁のコーナーにしつらえたデスクの上でゴロニャンしている。今朝もいつものようにデスクの上でゴロニャンしていたのだが、PCに向かって作業をしているとズルっという音が一瞬聞こえた。何気に右肩越しに振り返ると、なんと寝返りうったひょうしにデスクから落っこちたらしく、我が家のドラ猫が「ここはどこ、私は誰」ってな風情でこちらを見つめていた。お前は猫か、と思わずつぶやく飼い主なのであっちた。

 今朝の新聞を手にすれば、朝日の一面トップに、「消費増税 重要性を強調」「所得 最高税率引き上げ」の文字。政府税制調査会の報告案なのだが、なんだかいつのまにか消費税アップが既成事実化しているのがうっとうしい、その前にやることはまたまだあるんじゃないのかと一人つぶやいてみる。。議員の削減だってしなくちゃいけないし、徹底した事業仕分けによる無駄の洗い出しだってこれからが本番だ。財政再建を急げなんて外圧もあるようだけど、メディアも簡単に増税論に乗りすぎじゃないか。特に消費税に関しては、アップするのが当たり前のような論調が目につく。

 特に、民主党の政策をあげつらって、財源はどうするんだと声高に叫んでいた輩にそのテの発言が目立つ。財源確保するには消費税アップも致し方ないなんて理屈は、ちょっと安易すぎないか。世論調査でも消費税アップに好意的な結果が出ているようだが、これってメディアの刷り込みも大いに影響してる気がする。なんだか、郵政民営化の時もこんなことがあったような・・・。消費税アップはいずれはしなくてはならないのだろうけど、その前にしっかりとした議論を喚起してほしい。それは、政治家はもとより、メディアの責任でもある。

 議論の喚起といえば、普天間問題はどうしたんでしょう。つい何週間か前までは、県外はどうするんだ、沖縄への裏切りだ、なんてさんざん煽ってたくせに、いまやワールドカップの方が大事らしい。今朝の朝日朝刊では、「記者有論」と「ザ・コラム」が普天間問題をテーマにしていたが、どちらも菅政権の取り組み方を他人事のようにあげつらっていた。そうじゃないだろ。本来なら、メディアが先頭に立って政権の尻を叩くべきなのだ。

 当ブログで何度も書いたが、いまこそメディアは、「国外、最低でも県外」キャンペーンを展開することで、政権をサポートすべきなのだ。国内メディアがネガティブキャンペーンしてるからアメリカに足元を見られる。ポッポ君の「最低でも県外」をつぶした責任の一端は、立ち位置をはっきりせずに批判しまくったメディアにもあるはずなのに、こやつらは何でもほっかむりしちゃうからな。「政治とカネ」は叩いても、自らの脱税問題とか官房機密費は知らん振りの厚顔さだからね。

 朝日なんか樺美智子さんの死を引き合いに出して菅君にイヤミを言ってるが、それって自らに唾してるってことがわかっていない哀れさにほとほと情けなくなってくるのだった。

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2010年6月15日 (火)

ガッツだぜ、ニッポン!!

 勝っちゃいましたね、カメルーンに。90分間、集中力を欠かさず、フルにピッチを駆け回った攻撃的な守備力の賜物でしょう。カメルーンはソングが欠場といのも痛かったかも。チームとしてのまとまりも悪かったし、なにより組織だったサッカーが出来てなかった気がする・・・シロート判断ですが。さすがエトーというシーンも一瞬あったけど、個人技だけではいかんともし難いのがサッカーなんだね。カメルーンにとっては煮え切らないというか、なんか心にシコリの残った試合だったろうけど、日本にとっては久々に小気味いい緊張感漂う好ゲームだった。初戦で勝ち点3は大きい。オランタ戦がちょいと楽しみになってきた。

 それにしても、ブブゼラってのはうるさそうだ。TVだとそれほどでもないようだけど、実際に3m離れても100デシベルという騒音なんだとか。ガード下の騒音と同じというけど、これって1本でだからね。数百、数千という人がいっせいに吹いたら、そりゃたまったもんじゃないだろうな。野球の鳴り物が可愛く思えてくる。禁止なんて噂もあったけど、どうやらこのままお咎めなしでいくようだから、アウェー状態の選手は辛いだろうなあ。

 琴光喜が野球賭博を認めたけど、これって今なら処分しないから名乗り出なさいっていう協会のオファーがあったからだよね。なんのことはない、蓋をあけたら全部で60人超の力士がなんらかの形で賭博に関わってたっていうんだから、笑っちゃうね。仲間うちでやる花札やマージャンはともかく、野球賭博ってのは暴力団がらみだし、かなり大がりにやってるところを見ると、おそらく胴元やってる奴が力士の中にいるね。八百長と似たような構図なんだろうな。

 かつては恐喝現場に有名関取が同席したり、発砲事件に巻き込まれたりなんてのまであったから、相撲協会と暴力団の関係は根が深い。こんなのが公益法人だもんな。やっぱり事業仕分けだね。

 琴光喜の処分は厳しいものになるだろう。引退ってことも十分にある。その他の力士はどうするんだろう。協会のオファーがあったから名乗り出たわけで、つまりは司法取引みたいなもんだから、処分するのはなかなか難しいかも。司法取引まがいのことしておいて処分したら力士からの反発は凄まじいだろうことは予想がつく。なかには、訴えてやるぅぅぅって奴だっているかもしれない。相撲協会は藪を突いて蛇を出しちゃったかも・・・。

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2010年6月14日 (月)

頑張れ、ニッポン!!

 昨日の競馬は久々に1点勝負で攻めてみたのはいいけれど、片割れがコケてドモナラズ。それでもどちらのレースも1頭は勝ち負けにからんでくれたから良しとしよう。これでまたJRAへの寄付が増えてしまった・・・トホホ。

 トホホといえば、民主党沖縄県連が沖縄選挙区への独自候補擁立を見送ったとか。普天間問題でのポッポ君の迷走があったから、出馬しても当選は覚束なかっただろうけど、だからって独自候補を立てないというのは腰が引けすぎじゃないか。議会制民主主義なんだからさ、選挙でしっかりと主張すべきは主張するのが筋というものでしょ。

 民主党に限らないのだけど、政党の県連って古い政治の体質そのままなんだよね。だからいまだに地盤、看板、鞄がモノを言う政治が続いている。結局、地域のボス政治を引きずっているわけで、地方政治の大きくなったのが国政という認識しかないんだろうね。もっと大局的な立場に立って政治を考えれば、仮に辛い選挙になったって立候補者を立てるべきであって、選挙の勝ち負けしか考えてない今回の民主党沖縄県連の決定はサイテー。

 民主党の副幹事長の人事が決まったけど、どうやらあの生方君は再任されなかったみたいだね。あれだけ世間を騒がせたわりには、再任されなかった理由にも新聞は触れてないし、まったく無視されている。鳩山・小沢辞任の時には、TVに出まくってたけど、どこかの局では女性のコメンテーターに、「政治家なんだから評論家みたいなモノ言いはおやめ」なんて嫌味を言われてたっけ。生方君って、やたらオドオドした目つきが気になるんだけど、実は党のことは何も知らないんじゃないのかな。政治家としてのポリシーもなさそうだし、突然脚光浴びて一番困ってたのは本人なのかも。

 さて、今日は日本対カメルーン戦。勝てないまでも気合のこもったゲームをしてほしい。エトーの調子はどうなんだろう。アフリカの星の活躍を切に願ってしまう。

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2010年6月13日 (日)

あの小倅にも事務所費疑惑・・・説明責任よろしくね。

 Wカップのアジア勢は、韓国が初戦快勝。まずは、よかった、よかった。これでハズミがつくようだと日韓開催のときのような快進撃が見られるかも。マラドーナ率いるアルゼンチンも白星発進。なんだかんだ言われながらも神の子健在がうれしい。さて、明日の日本はどうなる。

 日本振興銀行の捜査妨害事件はあまりメディアでは話題にならないが、これって新東京銀行の構図ととてもよく似ている。どちらも中小企業支援を建前に設立されたもので、同じように政治家がらみときている。こうした経済事犯こそ、地検特捜部は捜査に乗り出すべきなんじゃないのか。小泉・竹中路線のブレーンだった前会長の木村君だけでなく、その裏側にいるであろう政治家、そしてこの銀行が設立されたいきさつも含めて、洗いざらい捜査をしてほしいと思う今日この頃なのだ。

 日刊ゲンダイが小泉君の小倅の事務所費三重計上を報じているが、その他のメディアは完全スルー。どうやらこの問題って、オヤジの時代からくすぶっていた問題らしく、国会でも追求されたのだが「人生いろいろ、会社もいろいろ」と同じノリで逃げられてしまったとか。小泉君の小倅は調子づいてるようだけど、ここはしっかり説明責任お願いしたいところだね。

【くろねこの競馬予想】

東京は、1800mのG3エプソムカップ。帯に短しといったメンバーだが、ここは1点勝負でシルポートとゴールデンダリア。どちらも東京は走るし、なによりここ2戦の走りっぷりに見所あり。
西のハンデ戦、CBC賞はけっこう荒れるレースだけに、軽量馬は侮れない。で、狙いはベストロケーション。馬券は、こちらもヘッドライナーとの1点。馬蓮、ワイドで。

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2010年6月12日 (土)

政界再編の足音が聞こえる・・・!?

 サッカーのWカップもようやく開幕。開幕戦の南アフリカVSメキシコはついつい観てしまった。さすがにWカップになると緊張感溢れたゲーム展開で、サッカーの面白さを再認識。ちよいと寝不足な日が続きそうだ。

 それにひきかえ緊張感がまったく欠如してるのが大相撲。野球賭博してましたって名乗りをあげた力士がいたそうだけど、自己申告だし、将来もあるからって氏名を公表せず。公益法人として税金面でも優遇されているということをすっかり忘れて、なんとも戯けたことを。以前、有名スポーツ選手がマージャン賭博に関わった時にはさんざん叩かれて、表舞台からしばらく姿を消さざるを得なかったことを考えれば、なんとまあ大甘な。やっぱり相撲協会は事業仕分けしちゃったほうがいいんじゃないの。

 日本振興銀行に司直の手が。金融庁の立ち入り検査妨害ってのは、かなり悪質な手口で、先に辞任した会長の木村剛も事情聴取を受けているらしい。木村君っていえば小泉政権時の金融庁顧問で、小泉・竹中路線の信奉者だからね。竹中君もビクビクしてるんじゃないかな。「りそな」がらみで亀井君に刑事告発するぞって脅されたこともあるし、そろそろ証人喚問してほしいものだ。

 昨日のブログにも書いたように、超保守派を名乗る面々がどんどん右翼化してるけど、北海道では教育長が君が代不起立校の公表を検討しているらしい。教育の現場で国歌や国旗に対する締め付けはかなり厳しくなってきているようで、国旗・国歌法が制定された時に危惧された押し付けが堂々とまかり通っている。1999年にこの法律が成立した時、当時の首相だった平成おじさん小渕君は、「児童生徒の内心にまで立ち入って強制しようとする趣旨のものではない」と国会答弁し、官房長官だった食えないオヤジの野中君も「強制的に行われるんじゃなく、それが自然に哲学的にはぐくまれていく努力が必要」ときれいごとを答えている。

 でもね、こうした法律って時代とともにどんどん拡大解釈していって、ついには北海道のような事態になるのが常。漫画の表現を規制しようする「東京都青少年健全育成条例」の改正(悪)案も、だからこそ慎重にならなければいけない。こんなはずじゃなかった、って思った時にはもう遅いってことはいくらでもあるからね。

 さて、菅内閣だけど、新自由主義への逆行だなんだとさんざん批判されてるけど、いま一番気になるのは、普天間に関して一歩、二歩どころかほとんど全面撤退じゃないのと勘繰りたくなるような状況になっていることだ。昨日のフランケン岡田君の記者会見で、「沖縄の皆さんがこれでやむを得ないと思っていただける状況をつくり出すことが重要だということであります」なんてとぼけたコメントしてたけど、つまり沖縄の同意とかはどうでもよくって、諦めざるを得ない状況に追い込むってことなんじゃないか。このままいくと血を見るよ、絶対に。その時は、民主党政権はおしまい。

 自民党もこのままでは消滅の危機だから、おそらく政界編成になる。郵政見直し法案の結果次第では国民新党だって連立離脱するだろうから、この秋には政権交代どころではない大きな変化が起きるかもしれない。その時に、いくつの政党が生き残っているのだろう・・・。

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2010年6月11日 (金)

キャミソール代も経費か・・・馬鹿馬鹿しい。

 荒井君の事務所経費問題は、領収書を提出したことで一件落着(?)といった雰囲気だけど、その内訳は大いに笑わせてくれた。漫画やマッサージにスーパーでのお買い物。なかには、キャミソール代なんてのもあったとか。おいおい、荒井君にそんな趣味があったとは・・・!?

 バンソコウ男の赤城君やナントカ還元水の松岡君に比べれば、領収書を公開しただけでもマシかもしれないけど、いくら法的には「シロ」とはいえ、こういう領収書が通用するということが問題なのだ。事務所経費は「政治とカネ」を語るうえで一番わかりやすいから、何か怪しいとなるとどんな小さなことでも突つかれる。そして、そのたびに政治家は責任とって辞任したり、謝罪したりするんだけど、おそらく多くの議員が同じことしてるのだと思う。つまり、見つかっちゃったのは運が悪かったってことなんだろうな。

 で、なんでいつも同じ問題が起きるかというと、政治資金規正法そのもが不備だらけということに原因がある。解釈次第でいかようにでもなるわけで、もっとシンプルなものに改定しないといたずらに「政治とカネ」で大騒ぎすることになる。それにしても、キャミソールねえ・・・なんだか馬鹿馬鹿しいってのが正直なところか。

 亀井君が閣僚辞任したけど、参議院選挙に向けてのパフォーマンスだろうことは容易に察しがつく。沖縄利権の下地君が連立離脱なんてブラフで脅しをかけてたけど、あれも出来レースだろうね。仮に会期延長したって野党はいろいろ難癖つけて審議拒否することだって予想されるわけで、そうなったら強行採決でもしない限りは郵政見直し法案は通りっこない。そんなことは亀井君にはわかりすぎるほどわかっているはず。郵政票を固めるためにも、ここは頑張りの姿勢を見せる必要があったってことなんだよね。そして責任をとって閣僚を辞任することで、存在感を誇示したってわけ。社民党の轍を踏むほどヤワじゃないからね、亀井君は。個人的には連立離脱してくれてもかまわないんだけど・・・。

 ボクちゃんお腹痛いの安倍君が会長を務める議員グループ「創生日本」とたちあがれ日本、日本創新党が「日本を救うネットワーク」を発足させた。略して「救国ネット」なんだとか。超保守派といえば聞こえはいいけど、どんどん右翼化していくねこのひとたちは。つまり、戦争できる国にしようって魂胆なんだろうけど、哀しくなるほど時代錯誤なひちたちだこと。

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2010年6月10日 (木)

辺野古移設賛成が51%・・・なんと恥ずかしい数字だこと。

 菅内閣支持率がのきなみ50%を超え、毎日新聞などは66%という数字をはじきだしている。まだ何もしていない内閣の支持率がこんなにも急速にアップするんだから、世論調査ってのはアテになんかできないことがよくわかる。つまり、気分なんだよね。こんな調査結果をアリバイに使って政局報道するメディアのいいかげんさにも呆れるけど、民意ってのもいい加減なものなんだと痛感する。いままで当ブログでは「B層」なんて失礼な言葉は使ったことがなかったが、こうした世論調査の結果を見ているとやっぱりなと思わずにはいられない。

B層とは・・・
郵政民営化の広報企画にあたって小泉政権の主な支持基盤として想定された、「具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層」のこと。広義には政策よりもイメージで投票を行うなどポピュリズム政治に吸引される層を意味する。(ウィキペディアより)

 毎日新聞の世論調査でもっと驚いたのは、「辺野古移設を日米合意通りに進めるべきだ」という意見が51%もあることだ。鳩山ポッポ君をさんざん叩いて、喉元過ぎたらこの数字か。なんか恥ずかしくなってくる数字だ。これじゃ、「B層」なんて呼ばれちゃうのもむべなるかななのだ。ポッポ君が期せずして国民的テーマにしたというのに、辞めたと同時にその理念もどこかへ吹き飛んじまったってわけね。

 「国外、最低でも県外」がなぜ失敗に終わったか・・・煽るだけ煽っておいて、そのことを一切検証しないメディアの責任は大きい。結局のところ、メディアも「B層」の存在がわかっていて、そこを突つけば世論はいかようにでも操作できることを知っているんだね。そうやって、これまでも節目節目で民意をデッチ上げてきたのだろう。そしていま、沖縄の基地問題もそうした手口で幕を引こうとしているんじゃないかと疑いたくなってくる。

 以前、「英国式独立調査委員会」の項でも書いたけど、政府のしでかしたことはしっかりと第三者機関が調査して、その経緯ならびに正当性の有無をハッキリさせるべなのだ。昨夜のNHK『クローズアップ現代』で、「イラク戦争を問う~英国・検証の波紋~」と題してこの問題を取り上げていたけれど、まさに今回の普天間移設に関する日米合意に至った経緯も同じように検証されるべきなのだ。イギリスのような第三者機関が存在しない日本では、メディアがその役割を果たさなくてはいけない。それはジャーナリズムの基本でもあるはずだ。

 芸能リポーターなみに、政治家のスキャンダルばかり追い回しているようじゃだめなんだよ。政局通であることがジャーナリストじゃないんだからね。

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2010年6月 9日 (水)

まずはお手並み拝見。

 いよいよ梅雨入り? この季節になると膝の古傷がうずく。高校時代に都電(なんとまあ古いね^^;)から落っこちるという荒業のおかげで関節炎になってからというもの、梅雨時はてきめんなのだ。我が家のドラ猫と同じく、低気圧は苦手なのであった。

 さて、菅内閣がスタートしたけど、やっぱり居抜き内閣の感は否めない。ま、選挙管理内閣の色合いが濃いから、一定程度は仕方がないのかもしれないが、普天間問題の責任をとってポッポ君は辞任したんだから、岡田、前原、北沢君は深く反省がなくちゃいかんよな。なかでも、フランケン岡田君はちょいと期待はずれだっただけに、普天間に関しては猛省を促したい。前原、北沢君のご両人は論外。何もしないどころか、足を引っ張ってたんだから、よくもまあぬけぬけと閣僚に納まっていられることよ。脱小沢を煽るメディアに乗っかって調子こいてると、偽メール事件の二の舞なんてこともあるからね。

 しばらくはお手並み拝見といったところだけど、カカア天下菅君の官房機密費についての煮え切らない発言はちょっといただけない。こういうところこそしっかりと情報公開することが、民主党政権のなすべきことだと思うのだが、どうもずれるんだよね。「菅から眠へ」なんてからかわれてるうちはいいけど、官房機密費だけでなく記者会見のオープン化など旧来のシステムに真っ向から立ち向かっていかないと見放されちゃうよ。

 ポッポ君に辞められちゃって、実は焦りまくってる自民党だけど、ついに末期的症状になってきた。腹痛もちの安倍君とひょっとこ麻生君が、「左翼政権」だなんて吹きまくってるけど、なんとまあアナクロなこと。だったら自民党時代は「右翼政権」か。ひょっとこ麻生君なんか、「市民運動と言えば聞こえはいいが、これだけの左翼政権は初めてだ」だって。そうかい、ひっとこ麻生君にとっては市民運動は左翼運動なわけね。「史上まれに見る陰湿な左翼政権」とアジる腹痛もちの安倍君にいたっては、ほとんどネトウヨ化している。70年代じゃあるまいし、こんな時代錯誤な言語感覚の持ち主が総理大臣だったんだから、日本も沈没寸前になるわけだ。

 自民党からは臆面もなく、「選挙目当ての首のすげかえだ」って声が聞こえてくるけど、この際、衆議院も解散して衆参ダブル選挙しちゃったらどうだろう。一番慌てるのは、どうせ解散なんかできないよとタカをくくっている自民党(そのほかの野党も似たりよったりか)なんだから。そのくらいインパクトのあることしてくれれば、菅政権も安定政権になるキッカケがつかめると思うのだが、いかがでしょう。

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2010年6月 8日 (火)

普天間を忘れちゃいけないよ。

 ついにと言うか、やっぱりと言うか、南アフリカでワールドカップを取材していた韓国人クルーが襲撃された。しかも、相次いで2件も。車で信号待ちしていて襲われたのが1件、トイレで首を絞められたのが1件。うっかり信号待ちもできないというほど治安が悪いんだから、選手の外出禁止は当然だが、サポーターは危険だろうなあ。日本の取材クルーは女性スタッフをはずしたらしいが、一般のサポーターは自分で自分の身を守るしかない。こんな時は大使館なり領事館なりが日本人の安全確保に取り組むのが本来の仕事なのだが、日本の外務省はそんなことしやしないからね。事故が起きなければいいがと願うばかりだ。

 菅体制の全貌が見えてきたようだが、安住君の選対委員長ってちょっと心配。小沢君が敷いた選挙体制の見直しもなんてこともチラホラ聞こえてくるが、民由合併前のサークル的体質に回帰しようとしたら火傷するよ。ま、脱小沢を必死にアピールしようとしているのだろうけど、そもそもは鳩山退陣の本質は普天間問題なんだからね。イタチの最後っぺのように退陣演説でポッポ君が「政治とカネ」を持ち出して以来、普天間の問題はどこかに行っちゃって、「クリーンな政治」なんてお題目ばかりがまかり通っているのは不思議なことだ。

 本当なら、普天間基地の国外移設もしくは県外移設がなぜ失敗したのか、という検証こそが必要なはずなのに、メディアは何もしない。そこをねぐっていたら、いつまでたっても沖縄の基地問題は解決しないのに。一言で言えば、アメリカの圧力に屈したということなんだけど、それを言っちゃいけないよという暗黙の了解がメディアにはあるんだね。そこを突っついたらアメリカが怒るぞ、っていういつもの刷り込みね。記者会見でも、「日米合意はどうするんですか」なんてゆるい質問してるんだから、本当に勉強してないんだね昨今の新聞記者は。「日米合意」に至った経緯を掘り下げてこそのジャーナリズムだろうに。実は、国民がこのことを一番良く知っているんだけどな。そこを読み間違えるとメディアはますます衰退するよ。

 菅政権は、普天間問題をどうするつもりだろう。菅君も福耳枝野君も、「日米合意にのっとって・・・」なんて煮え切らない発言してるが、いずれにしても辺野古に基地を作るのは難しいわけで、8月末までに具体的な工法云々なんて決められるわけがない。その時点で、「やっぱり無理っすよ。国外移設ということで再協議しませんか。移設費ぐらいなんとかしますさかいに、この際出てってくださいませな」てなこと言ったら凄いけどね。さあ、どうする、どうする。

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2010年6月 7日 (月)

メキシコ湾原油流出と官房機密費

 いやー、昨日の安田記念はまいっちまいました。穴で狙ってたショウワモダンが突き抜けてきた時には「やった」と思ったのだが、それも束の間、ヒモがスーパーホーネットとスマイルジャックじゃ話にならない。かろうじて4着に残ったトライアンフマーチが3着にねばってくれていたら・・・ああ、タラレバはいかんのですよね、競馬は。さて、これでG1も宝塚記念まで小休止。馬券の収支決算して反省しよっと。 

 メキシコ湾の原油流出はとんでもないことになってきている。米議会の公聴会では工事を請負った会社同士が責任のなすりあいをしていたが、企業ってのはどこの国も見苦しいものです。とはいえ、どんなに手をつくしても流出は止まらないわけで、核を使えなんて過激な発言も飛び出したりしている現状は笑うに笑えない。

 いまのところ日本には直接的な被害がないから他人事のように報じられてるけど、おそらく自然の生態系に与える影響は計り知れないものがあるだろうし、原油価格へのプレッシャーだって起きてくるはず。それにしても、現代の科学をもってしても流出を止められないのだから、自然の力とは恐ろしい。

 ところで、「政治とカネ」については説明責任だなんだとさんざん毒づいてるくせに、「メディアとカネ」はほっかむりのジャーナリストの皆さんだが、機密費について外務省のラスプーチンと称された佐藤(優)君が興味深いコラムを東京新聞に寄せている。みんなの党の「橋本総理の時には」が口癖の江田君に関してで、「本音のコラム 官邸 機密費の闇」と題された6月4日の記事だ。多くのブログで紹介されているが、改めて全文掲載します。

(ここから引用・東京新聞より)

 筆者は情報業務についていた関係で、機密費(正確には報償費)を用いて仕事をしたことが何度もある。機密費は領収書や伝票などの証拠書類がいらないので、要人の買収、いかがわしい接待で相手の弱味を握るなどどのようなことにでも使うことができる。
 筆者が初めて内閣官房機密費をもらったのは1997年、江田憲司首相秘書官(当時、現衆議院議員・みんなの党)からだった。江田氏から「モスクワに出張する前に(首相)官邸に顔を出しなさい」と言われていたので、挨拶に行った。1階の会議室に案内された。江田氏はポケットから白い封筒を出し、「これを使って」と言って差し出した。筆者は「ありがとうございます」と礼を言い、封筒を鞄に入れた。封筒には30万円が入っていた。
 このとき江田氏が「官邸にきて初めて知ったけれど、外務省は裏のカネをたっぷりもっている」と言っていたことを鮮明に記憶している。今になって思うと外務省から官邸に秘密裏に上納されていた機密費のことを江田氏は示唆していたのだ。
 江田氏は機密費の闇について知る生き証人だ。普天間問題で窮地に陥った現官邸が沖縄の分断工作に機密費を用いることを牽制するために、江田氏が機密費について知る真実を国民の前に明らかにすることがみんなのためになると思う。

(引用終わり)

 みんなの党は、渡辺君にも献金疑惑が噂されているし、清和会の別働隊疑惑もあるし、そんなに威張れたもんじゃないことがよくわかる。

 官房機密費に関しては、上杉君と田原君のUstreamでの対談が面白い。ちょいと長いけど官房機密費にまつわる闇の深さがおぼろげながらも理解できる。でも、ここまで言うなら、地上波でもしっかり意見言わなくちゃね、田原君。

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2010年6月 6日 (日)

居抜き内閣か!?

 昨日は、買取依頼の書籍がダンボール4箱分到着。今日はその整理に大童の一日。この書籍は、亡くなった翻訳家の蔵書だったもので、ご家族のご依頼で何ヶ月かに一度まとめて送っていただいている。古書組合に加盟していないオンライン専門の古本くろねこ堂にとっては、とても大切なお客様なのだ。その翻訳家の方はSFやミステリーを中心に手がけた方で、蔵書の中には「これはっ」というレアなものが何冊もあって、今回もダンボールの中からどんな貴重本が飛びだすかワクワクしているくろねこなのであった。とびきりの貴重本があれば、当ブログで紹介します。

 8日に組閣となっているはずのに、今朝の新聞各紙ではもうあらかた決まったかのように人選を報じている。それらの報道が正しければ、なんのことはない、「居抜き内閣」ってこと。選挙管理内閣的な意味も色濃いわけで、そうしたこともありかななんて思ってもみたのだが、ここはもう少し気張った人事にしたほうがいいのでは。鳩山ポッポ君は、普天間の責任をとって辞めたんだから、その内閣の閣僚にだって同じく責任はある。そこをほっかむりしちゃったら、自民党がこれまでやってきたのと同じく選挙用の看板のかけかえにすぎないってことになるね。

 理想は、大幅な人事の刷新。そして、解散総選挙でしょ。できないだろうけど。でも、自民党がコロコロ政権をたらいまわしにしていた時には、民意を問え、と正論吐いてたんだけから、やはり言葉の重みって感じてもらいたい。小沢派だろうが、反小沢派だろうが、うんなこた関係ない。堂々と民意を問うべきだと思うけどな。そうした声は、カケラも聞こえてこないのは寂しいかぎりだ。

 どうやら福耳枝野君が幹事長に就任っていう噂だが、権謀術数の幹事長に適任とは思えないのだが・・・。なんだか、脱小沢を演出するための粉飾人事のような気もしてしまう。これでいいのか・・・。 

 ガザ支援船がまた拿捕された。イスラエルはまるで海賊だね。しかし、ここまでやりたい放題やってるってのに、アメリカは知らんぷり。ユダヤ資本がオバマ政権を支えるシンクタンクに流れてることもあるから、そりゃ何も言えんわな。日本にはさんざん圧力かけて、その結果鳩山君辞めさせたくせに。それにしても、国連人権委員会の調査団派遣決議を棄権した日本って、どこまでアメリカの顔色を伺っていればいいのだろう。こんなんじゃ、アメリカの属国として世界から馬鹿にされるのも当たり前か。

【くろねこの競馬予想】

マイルのG1、安田記念は、このクラスが手薄な状況を象徴するかのようなちょいひ弱なメンバー。香港勢の取捨も問題。昨日の東京メインのマイル戦で1分31秒台が出てるから、かなり速い決着にはなるはず。ということは、持ち時計のない馬には厳しい流れ。また、上がり33秒台はほしいところ。現在のところ一番人気のリーチザクラウンにはちょっと苦しい展開になるかも。というわけで、期待はトライアンフマーチ。相手にキャプテントゥーレ。香港勢ならビューティーフラッシュか。大穴なら無欲で走った時のショウワモダン。
◎トライアンフマーチ、○キャプテントゥーレ、▲ビューティーフラッシュ、△リーチザクラウン、フェローシップ、ショウワモダン

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2010年6月 5日 (土)

とりあえずエールを送ります!!

 菅君が総理大臣に指名された直後から、政策よりも脱小沢が図れるかどうかなんてことにメディアは地道をあげているが、ちょっと聞きたい。脱小沢じゃないと何がダメなのだろう。もうひとつ、小沢一郎の何がそんなに嫌なのだろう。そして、脱小沢だと何がよくなるのだろう。古い政治手法だとか、金には汚そうだとか、さんざん流布されている印象批判ではなく、具体的な事例をあげて説明してほしい。しっかりした説明もないままの小沢排除といったムードは、なにやら子供のいじめを連想させる。脱小沢じゃないと困る奴がいるんだろうことはわかるけどね。

 で、結局のところ菅君に対して「小沢を排除できなかったら叩きまくってやるからな」なんてプレッシャーをかけてるわけね。検察もてぐすねひいているようだし、ほんにまあこの国のメディアや官僚は何を思い上がっているのだろう。

 昨日の記者会見でも、「報復人事」がどうしたこうしたとくだらない質問していた記者がいたが、なんとまあ下衆な根性だこと。「報復人事」ならぬ「抱腹人事」なら笑っちゃうけどね。それはともかく、官房長官に仙石、幹事長に枝野が内定なんてニュースも流れているけど、あいかわらずのリーク合戦か。

 もっとも、週明けの人事次第で、今後の民主党を少しは占うことができるかもしれないのは事実だ。仙石、枝野と同じく岡田、前原、北沢といった沖縄ヘタレ組をどうするか。ようするに、小沢排除って、「対米追従派」の発想なわけで、民主党がひとつになったとイメージされるようなバランスのとれた人事にならないと、おそらく民主党の将来はないし、いずれ政界再編とやらで党そのものだって存続しないかも。だって、自民党と同じ党ならいらないもんね。

 思えば、菅君ってまったく自民党とは無縁の最初の総理大臣なのだ。細川だって、鳩山だって自民党員だったわけだし、社会党だった村山だって自民党の軍門に下る形で総理大臣になったんだから。だからこそ、親小沢、反小沢、非小沢、脱小沢なんて、それこそ旧態依然としたレッテル貼りから脱却して、政策本位の議論をしてほしいし、しなくてはいけない。市民運動あがりの政治家が総理大臣になるなんて、70年代には想像もつかなかったことなんだから。市川房枝がいたら涙しただろうな。

 菅政権にとって、なによりも大事なことは、官僚を使いこなすしたたかさのある政治主導かつ脱官僚、既得権益の根絶。そのためにも記者会見の完全オープン化、取調べの可視化、企業団体献金の禁止は、何がなんでもやらなくっちゃね。

 小沢グループと反・非小沢グループの確執なんて憶測記事がブンブン飛び交ってるけど、そんな報道に煽られることなく、菅政権のこれからを真摯に見つめていく責任が僕たちにもあるのだと思う。

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2010年6月 4日 (金)

これからは「メディアとカネ」をよろしく。

 9回ツーアウト、後一人で完全試合・・・だったはずなのに、塁審の誤審ですべてがパー。大リーグのタイガースVSインディアンス戦でのこと。一塁ゴロでゲームセットのはずが、なんと走者の足が早かったということで内野安打になっちまったとか。実況アウンサーは「何でこんな場面でセーフなんだ!」と絶叫したというから、際どいプレーでもなかったのかもしれない。試合後にビデオを見た塁審が誤審を認めたそうだが、誤ってすむっていう問題でもないからな。ま、ガンとして誤審を認めないってのも困りものだけど、やるせない話だこと。

 やるせないといえば、鳩山ポッポ君の辞任だね。いまだにどうもシックリこないんだけど、今日の朝日の朝刊の社会面に、2002年の民主党代表戦にからんで、「鳩山氏側から裏金」という記事が載っていた。元議員が証言したというのだが、こうしたリークが新たなスキャンダルにつながることを懸念したということもあったのだろうか。告発した元議員は、「クリーンな政治を国民に約束して政権交代を果たした鳩山さんには、真実を話してもらいたかった」なんて語っているそうだが、どうもこの記事そのものが胡散臭いし、なんでいまさらって気がしないでもない。「政治とカネ」もけっこうだが、「メディアとカネ」もほっかむりしないでね、大朝日さん。

 鳩山ポッポ君の辞任以来、田原総一朗と民主党の偽黄門がやたら元気だ。田原なんかここぞとばかりに小沢批判をしまくっている。声高な恫喝と物事を単純化、矮小化するテクニックだけは健在なようだが、ひょっとして野中君が「田原総一朗だけは官房機密費を受け取らなかったという」というコメントは、凄まじい脅迫だったのかも。つまり、もらってないことにしてやるから、天敵の小沢を叩け・・・というメッセージだったんじゃないのか、なんて妄想する今日この頃であります。

 辞任後初の世論調査があったが、民主党支持率が若干アップだってさ。ま、そのための辞任劇なんだから当然だろうけど、こんなんでアップする支持率ってのもなんなんだろう。これこそがポピュリズムじゃないのだろうか。

 親小沢、反小沢、非小沢ってレッテル貼りでメディアは大騒ぎしてるけど、もういい加減にしないか。こんなことばかり取材して遊んでるから、政局屋になっちゃうんだよ。そんなお祭り騒ぎからは政策のカケラも見えてこない。こうしてメディアは恣意的なミスリードを繰り返していく。結局のところかわらなくちゃいけないのは、小沢君じゃなくてメディアなんじゃないのか。

 郵政民営化見直しを選挙対策だといってみたり、八ツ場ダム中止で地元はこんなに困ってるなんてことをいまさらのように流したり・・・。郵政民営化見直しも八ツ場ダム中止も含めて民主党政権を選んだはずだよ。政権交代こそが民意だっということをすっかり忘れているようだね。ポッポ君辞任後のメディアの報道姿勢からは、小泉路線回帰の臭いがプンプンしてくる。節操がないといってしまえばそれまでだけど、本当に恥知らずな人たちだこと。

 ポッポ君も小沢君も辞めたんだから、次は「メディアとカネ」だね。そこんところよろしく。

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2010年6月 3日 (木)

辞めてよかったんだろうか・・・?

 鳩山ポッポ君辞任騒動から一夜明けて、メディア報道のなんと凄まじいこと。どなたかが「総産経新聞化」と嘆いていたが、朝日なんか昨日の社説では、鳩山続投を擁護してたくせに、今日になったら民主党のダメさかげんをここを先途と垂れ流しまくっている。坊主憎けりゃとはよく言ったものだ。

 でも、ポッポ君には辞めてほしくなかったといまでも思う。確かに、普天間問題のヘタレはあったけど、約束したことが達成できなかったからって、簡単に総理大臣が辞めていいものだろうか。また、すぐ辞任を求めるメディアというのもよくわからん。議員総会で演説するのではなく、国民に向かって普天間問題のヘタレを謝罪し、どのように国づくりをしていくのかを語るべきだったんじゃないのか。それでも辞めろコールがあったなら、解散総選挙が筋だったのでは。

 辞任の理由として、「政治とカネ」の問題もあげていたが、小沢君云々というのはどうも解せない。何よりも、小沢君は不起訴処分なのであって犯罪人ではない。秘書もただいま係争中だ。ポッポは、ひょっとして検察に屈したか。小林議員の名前まで飛び出したが、彼女はもはや議員辞職を表明しているんじゃないの。何をいまさら・・・。

 ようするに参議院選挙を視野に入れての辞任なのは容易に察しがつく。つまり、今夏の参議院の改選組に引きずり降ろされたってとこだろう。これこそ旧式な政治のやり方だね。自分達の選挙のことしか考えてないんだよな、こいつらは。

 ポッポ君はともかく、小沢君まで辞めたってのがメディアはうれしいらしい。朝日の星浩なんか、「古い政治」の象徴のように今朝の紙面で書いていたが、官房機密費に関して口を閉ざしたままの君の意見なんて聞く耳持たんからね。いずれにしても、これまでの既得権益に手を突っ込もうとした小沢君が辞めてくれたんだから、メディアにとっては望外の喜びでしょう。

 小沢君が仲間を引き連れて離党したら面白いけどね。そしたら自民党も割れる。一挙に政界再編だけど、それくらいのこと考えてるかもしれないな。

 ところで、コソ泥官房長官の河村君の官房機密費持ち逃げに対する告発が、ようやく受理されそうだ。東京地検特捜部が動きだすらしいから、どんな展開になるのか見ものだね。ひょっとこ麻生君も参考人で引っ張られたりしたら面白いのだが・・・。

  

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2010年6月 2日 (水)

鳩山降ろしをしている場合かね・・・。

 それにしても、新聞もTVも、日本のメディアって政局や政争がお好きだこと。昨日だって、TVの政治部の記者なんか、嬉々としてコメントしてるもんね。鳩山、小沢、輿石の3者会談を、まるで鳩山退陣で決着するかのような報道体制しいてたけど、どうやら退陣はなさそうだってなった時の記者の拍子抜けした顔。芸能リポーターのごとく政局ごっこを追っかけまわしてばかりいるから、官房機密費で取り込まれたりするんだよ。官房機密費に関する知ったかぶり池上君の挑発に、無視するだけで何の対応もしない朝日なんか、その象徴だ。

 しかし、民主党の議員たちって、鳩山退陣で騒いでいる場合か。まるで、昨年の麻生おろしを見ているようで、情けなくなってくる。しょせんは選挙に勝てれば何でもいいって思ってるんだろうけど、残念ながら鳩山ポッポ君が辞めても民主党は勝てないよ。総理の首をすげかえて政権を守ろうなんて姑息な手段は、自民党政権でウンザリしてるからね。おそらく、逆効果になると思う。鳩山ポッポ君退陣なら、解散総選挙。これっきゃないでしょ。

 参議院選を通じて、なぜ辺野古にせざるを得なかったかをとことん説明するしかない。そして、「国外、県外」に向けてどう努力していくのかを徹底的に説明すること。いまはその迷走ぶりを面白いように叩かれているけど、「国外、県外」というメッセージに対してまったく冷淡だったマスコミ、そして「基地見直し」すら俎上に上げることをしなかった自民党に鳩山ポッポ君を批判する権利なんてないんだからね。「寝た子を起こした」みたいなヨタを吐く御用記者田崎みたいのがいるけど、これってポッポ君がおとなしくしていれば沖縄県民を騙せたのにってことだよね。こんなのがジャーナリストだってんだから世も末だ。こんな発言をシレっと流して平然としているメディアも同罪。

 ニヤケ顔の前原君が、「普天間に象徴される首相のリーダーシップの問題、(首相と小沢氏の)2トップの政治とカネの問題で極めて大きく支持率が下がっているのは事実」なんてほざいるけど、まるで他人事だね。沖縄担当大臣でもあるっていう自分の立場を棚に上げちゃいかんでしょ。即刻退場。

 岡田、北沢、前原、平野、そしてメディアの面々は、琉球大学下地名誉教授がタイムズ紙に投稿した反論をどう読むのだろう。

(ここから琉球新報より引用)

 米軍普天間飛行場が辺野古移設となったことを「オバマ政権の勝利」と書いた米ニューヨーク・タイムズ紙に対し、下地良男琉球大名誉教授は「米国の民主主義の原則に反した勝利は自滅的だ」との反論を投書した。同紙の28日付読者欄に掲載された。
 下地氏は編集者あてに「確かに、2006年合意にこだわるオバマ政権の圧力に、鳩山政権は負けた。だがオバマ政権は、その勝利が自滅的であることに気付くべきだ。非民主主義の国々に対してワシントンが主張する民主主義の原則に、矛盾している」と指摘。「大多数の沖縄県民は沖縄に基地を置くことに反対している。よくもオバマ氏は、同胞である鳩山氏の意思を無視することができますね」と痛烈に批判した。下地氏は名護市辺野古の海を写真に収め、写真集を出版するなどして、県内移設に反対している。

(引用終わり)

 とここまで書いて、「鳩山退陣」のニュース。詳細はわからないけど、首のすげかえだったら呆れるね。さあ、これからどうする。

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2010年6月 1日 (火)

敵を間違えちゃいけないよ。

 近頃、よく足をぶつける。ちょっとした段差に指をひっかけたりして、これが痛いのなんの。つまりは老化現象まっしぐらってことか。我が家のドラ猫をじゃらしていても、とっさのダッシュがよけきれなくなってるもんな。困ったもんだ。

 なんて嘆いていてもはじまらない今日この頃なのだが、週が明けて社民党がブイブイいわせてるね。それも無理はないのだが、すっかり殉教者になっちゃった福島君も、そろそろ冷静に政局を見極めて欲しい。昨日は、不信任案に反対は難しい、なんてもってまわった言い方してたけど、すっかり反民主党に舵を切ったってこと? 普天間問題が社民党にとって重要法案だったことは理解できるが、オール・オア・ナッシングでいいのだろうか。もしそうだとするなら、連立を組む時に徹底的に普天間問題をつきつめる必要があったんじゃないのか。もちろん鳩山ポッポ君のヘタレが招いた事態ではあるが、そこには連立を組んでいた社民党の責任だって毛ほどのことだとしてもあるんじゃないのかな。連立離脱したら手のひら返して、何でもかんでも反対ってなるんだったら、社民党に吹きかけている風も止まるような気がする。

 野党になったからといって、自民党政権復活を願っているわけではないとも言っていたが、ひとつ動き方を間違えると思惑とは裏腹な状況に知らず知らずのうちに加担することになるからね。敵を間違えちゃいけないよ。

 ところで、人道活動家たちが乗ったガザ支援船がイスラエル軍に襲撃されて、10人以上が死亡したらしい。これが事実とするなら、イスラエルによる明らかなテロだ。人の命を粗末にするユダヤもイスラムも、これが宗教なのだろうか。人の命であがなわなければいけない福音なら、そんなのものはいらない、と憤るくろねこなのであった。

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