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2010年6月30日 (水)

年金、大相撲スキャンダル、そして郵便不正事件。

 ああ、負けたか、ニッポン。でも、PKというのはいつでもせつないものだ。これがサッカーなんだろうけど、最後の最後でキーパーひとりに重圧がかかっちゃうんだからね。しかし、ニッポンは想像以上の大健闘。素直に拍手なのだ・・・パチパチパチ!!

 ところで、昨日、菅内閣が「新年金制度に関する検討会」を開いて、新制度の基本的な考え方を示す7原則をまとめた。基本中の基本は、すべての年金を一元化しようというもの。マニフェストがどんどん後退していく中で、年金の一元化はどんなことがあっても実現しなくはいけない最重要項目のひとつ。

 そもそも、国民年金、厚生年金、共済年金などに年金制度が分かれていることが問題なのだ。実は、こうした年金制度の有りようを変えない限り、おそらく学歴偏重、一流企業偏重、そして公務員偏重の世の中は変わらないと思う。まずは、すべての国民がひとつの年金に加入する。そして、所得に応じてそれぞれが個別に加入する個人年金のような制度を別に設定するのが望ましい。

 つまり、どんな職業を選択しようが、どんな会社に入ろうが基本の年金は変わらないというのが大事なことなのだ。それから先は個人の問題。会社が半額負担するなんて制度はいらない。それで困っている零細な企業はいっぱいあるんだからね。そして、共済年金なんてのもいらないね。公務員が自分たちの年金だけは別枠の制度にして、その他の年金積立金を勝手に運用してたんだから、こんな差別的な制度はない。

 まずは公平な年金制度に戻すことが先決なのだが、今朝の朝日の社説では、「年金制度の一元化にしても、自営業者も含めて一つの制度にするのが良いかどうかは、意見が分かれる。まずはサラリーマンが加入する厚生年金と公務員が入っている共済年金の統合や、所得がつかめる非正社員には厚生年金に入ってもらうことから始めるほうが現実的ではあるまいか。」かなんてくっちゃべってたけど、こんなのは平均所得1千万に胡坐をかいているおっさんのたわごとだね。年金は自分で払うんだよ。会社と折半の厚生年金なんてのがない国民年金だけの人たちがどんなに苦労しているか、わかっちゃないんだよね。そんなのによっかかっているから会社人間が出来上がっちゃうんだよ。

 年金制度、まずは一元化。これなくして制度改革は始まらない。

 大相撲スキャンダルは、やっばり大嶽親方と琴光喜をスケープゴートにして終息の方向に持っていきたいようだ。謹慎なんていってたくせに、処分を受けた親方や力士も名古屋入りして稽古してるんだから。なんでも、謹慎ってのは稽古場にいなさいということだから、巡業中は稽古場が移動したってことになるからOKなんだって。馬鹿言ってら。

 で、理事長代行に元東京高検検事長の村山弘義ヤメ検弁護士がつくそうだが、「永田町異聞」さんによれば、山口組系の「企業舎弟」と思しき企業の顧問弁護士をしていた人物とか。何をかいわんやなのだが、調査委員会の座長の伊藤滋とかいう早大特命教授もちょいと胡散臭い。『チャタレー夫人の恋人』の訳者である伊藤整の長男てことは知っていたが、どうやらこの御仁は、「社会安全研究団体」という財団法人の理事長でもあった。「社会安全研究団体」とはなんともいかめしい名称だが、なんのことはないパチンコ業界が設立した警察官僚の天下り先なのだ。事業仕分けの対象になっても何の不思議もない公益法人ってわけね。それにしても、企業舎弟にパチンコか・・・暴力団絡みの大相撲スキャンダルを調査する人間がこれだもんね。どんな調査したかたかが知れているというものだ。

 郵便不正事件の最終陳述があったが、村木元局長は敢然と無罪を主張。9月10日の判決日は、検察の汚点の日となることは間違いないし、是非ともそうなってほしいとせつに願ってしまう。

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