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2010年7月 9日 (金)

新聞ってただの世論調査機関だったのね。

 参議院選情勢調査なるものを朝刊トップで報じる朝日(に限らないが)のなんと無神経なことよ。ま、無神経というよりは確信犯的なものなのは重々承知だが、昨日も書いたけどやっぱり呆れる。選挙区の「終盤の情勢」なんて、まるで競馬の予想。さらに、政治面では、ほっかむり星くん等による編集委員の座談会。ここは、参議院戦後の政局話が満載。
過半数割れしたら民主と自民の大連立もなんてほざいてるけど、この人たちはこの国がどういう方向に行けばいいと思ってるんだろう。ほっかむり星君には、一度でいいからか自身の主義・主張というものを聞いてみたいものだ。

 ところで、防衛省の元事務次官だった守屋君が、「『普天間』交渉秘録」という本を出版したそうな。この中で、「混迷は政権交代から始まったのではない。06年日米合意後、小泉首相が退いてから混迷は始まった」と語っているそうだが、「混迷は政権交代から始まったのではない」という視点は、本来ならメディアが報じなければいけなかったことだと思う。

 普天間問題に象徴されるように、すべての混迷は政権交代にあり、というイメージ操作を繰り返し続けてきたメディアの罪は重い。そして、そこに何の痛痒も感じていないことが、さらに問題なのだ。官房機密費など自らに降りかかった問題には、すべてほっかむり。そんな奴らが、投票日直前に参議院選情勢調査なんて一面トップで報じたからって、素直に信じらますかいな。ま、新聞ってただの世論調査機関にすぎなかったと思えば腹も立たないか。

 普天間といえば、沖縄選挙区の自民党の立候補者が、「基地の県内移設反対」を訴えているのには大笑い。おいおい、そもそも自民党が県内移設を決めたんだろうに。こんなにもあからさまな、当選前からの公約違反(?)ってありなのか。有権者を舐めてるとしか思えないけどね。

 さてさて、相撲部屋に一斉ガサ入れって、これすげくない? 公益法人の中の組織に暴力団がらみで家宅捜査入っちゃったんだから、普通は法人格剥奪だよね。一般の株式会社になって、古典芸能としての道を歩むしかないんじゃないのかなあ。

 

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