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2010年7月22日 (木)

ICレコーダー携帯のすすめ。

 昨日は猛暑日だったそうだ。さすがに暑かったわけだ。仕事部屋も窓からの陽射しがきつくて、クーラーがなかなかきかない。さすがに我が家のドラ猫もグッタリ。

 朝日朝刊の社会面トップに、鳩山ポッポ君の偽装献金事件の検察審査会議決に参加した経験者の話が載っていた。「11人の市民が2回も審査したら、有罪の可能性があるのは間違いない。検察という閉ざされた場で終わらせず、裁判という公の場で主張を出し合い、結果として無罪になってもそれでいいのでは」という審査会経験者のコメントで締められていたが、密室におけるシロートの審査のなんと恐ろしいことか。

 「11人の市民が2回も審査したら、有罪の可能性があるのは間違いない」って何様のつもりだろうね。おいおい、審査会は裁判官でもあるのか。ようするに、疑わしいんだからお白州にとりあえず引っ張り出して、結論はそれからねってこと。でも、起訴=有罪という理屈が裏にはあるわけで、これでは推定無罪の原則はまったく担保されていない。

 「結果として無罪になってもそれでいい」なんてのも無責任極まりない。先日も誤認逮捕で起訴された被告に対して、検察が謝罪した事件があったが、それと同じで、もし無罪になったら審査員が公に謝罪しなくちゃね。

 この記事がどこまで審査会の真実の伝えているかはわからないが、仮にその通りだとしたら、「どこにでもいる市民」による私刑みたいなもんだと思う。審議の様子なんて、有罪を想定した糾弾決起集会といったところ。やっぱり憲法違反なのではなかろうか、検察審査会は。

 それにしても、朝日っていつも高見の見物で、自分たちの意見は言わないんだよね。この記事でも、朝日はこう思うって記述は一切なし。政局がらみだと独断と偏見にまみれた意見を垂れ流してるのにね。「時事刻刻」では、民主党内政局を小沢君がらみで報じてるけど、これって検察審査会の記事とリンクしてるのは間違いない。鳩山ポッポ献金偽装事件と小沢がらみの党内政局。できすぎた構成だこと。ようするに言いたかったのは検察審査会ではなくて、「政治とカネ」の蒸し返しなわけか、ご苦労なこってす。

 千葉法務大臣が会見で、検察や警察による任意聴取の場合の録音を容認する方針とか。これは、江川紹子さんの質問に答えたもので、「任意聴取段階での録音は過去の事例としてある」ので「拒否する根拠はない」との認識を表明、と神奈川新聞が報じているが、朝日なんかどこ探しても出ていない。

 それはともかく、これからはICレコーダーを携帯するのもいいかも。何かあったら録音できるもんね。でないと、どんな調書デッチ上げられるかわかったもんじゃない。「落選した」千葉法相だから、どこまで本気か心もとないが、取調べの可視化が実現しない現状では、このくらいの自主防衛はさせてもらわないと。ICレコーダー、新しくするか。

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