少しは口を慎みなさいね、岡田君。
夏の甲子園は、沖縄の興南高校が春夏連覇のおまけ付きで優勝。秋には沖縄の基地問題が否が応でも政治スケジュール上大きなテーマになってくるわけで、そう考えるとなんとまあ象徴的な今年の甲子園だったことか。
民主党の代表戦をめぐる駆け引きがかなりヒートアップしてきているようだけど、このところ閣僚や幹部議員のなかから小沢君出馬を牽制するような発言が相次いでいる。なかでも、噴飯モノなのが偽黄門の渡部コーゾーだ。テレビ東京の番組に出演して、「たった1人が諸悪の元凶だから、この人がいなくなればすぐ挙党一致できる。党を分裂させている元凶が『挙党一致』なんて(言うのは)こっけいな話だ」と語ったのだとか。こやつこそ諸悪の根源だと思うのだが、こうした下劣な発言をTVという公の場で繰り返すその下卑た感性にはホトホト呆れる。
ま、偽黄門の世迷い言なと聞き流していればいいのだけど、聞き流すわけにいかないのがフランケン岡田君の発言だ。「起訴の可能性のある方が代表、首相になることには違和感を感じる」なんてことをよくもまあヌケヌケとくっちゃべってくれるものだ。言ってみれば、検察審査会がまるで民主党代表戦の鍵を握っているってことか。
郷原氏は、「もし、検審で1回「起訴相当」の判断が出されたというだけで、その後検察が再度不起訴にしているのに、再度の「起訴相当」議決の可能性だけで、その被疑者は総理大臣になる資格がないとすると、11人の審査員の判断が、総理大臣のについての拒否権を持つことになる」とツイッターで発言しているけれど、少しは郷原君の講演なんぞを拝聴して勉強することだね。
それにしても、なんで検察審査会の決議と民主党代表戦を同次元で語るかね。検察審査会のあり方についてだっていろいろ論議されている昨今、フランケン岡田君の発言はその政治的センスすら疑ってしまう。あなたの発言こそ、大いに「違和感がある」ってもんだ。
民主党の代表戦も一歩間違うと、その結果にかかわらず分裂ってことにもなりかねない。親小沢グループでも反小沢グループでもいいけれど、一体全体民主党はこの国をどこにもって行こうとしているのだろう。朝日じゃないけれど、「政権交代の幻滅」を払拭するためにも、民主党は去年の衆議院戦に掲げたマニフェストの原点に戻ること。それしかないと思うけどね。
【くろねこの競馬予想】
札幌記念は、札幌巧者が目白押しの大激戦。なかでも有力なのがマイネルスターリー。札幌5勝はダテじゃない。相手はけっこう迷うけど、昨年の覇者ヤマニンキングリーを狙ってみたい。ブエナビスタを首差おさえた底力に期待。鞍上武豊も魅力。
新潟のレパートステークスは去年新設された3歳のダートの重賞。レースの傾向もまださだまっていないようなので、案外難解なレース。実績からいけばソリタリーキングか。馬券よりも今後のダート路線を占う意味で必見のレースかも。
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