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2010年8月15日 (日)

8月15日に思うこと・・・。

 今日8月15日は、65回目の敗戦の日。例年なら総理大臣や閣僚の靖国参拝が問題になっているところだが、民主党は早々と閣僚の靖国参拝を中止したのでモーニング着たご一行の姿がニュースで流れないのは結構なことだ。自転車野郎の谷垣君は私人として参拝するそうだが、野党の党首だからそれほど話題にもならない。それでも参拝するのは、おそらく遺族会などの票目当てってこともあるのかも。

 靖国参拝を云々する前に、誰もがお参りできる国立の「追悼施設」を作るべきなんだよね。千鳥ケ淵の戦没者墓苑を発展させたものだっていいと思う。なんでそうした施設ができないのか不思議でならない。

 「A級戦犯が合祀されているから」なんて理由で参拝しませんって言ってるうちは、小手先のことにしかすぎない。やはり、靖国神社が担ってきた歴史の中にこそ事の本質はひそんでいるのだと思う。はっきり言って、戦争遂行の精神的支柱であったわけだし、現代においては政教分離という視点からも見つめなおす必要がある。もちろん信教の自由はあるわけだから、存在自体を否定するわけではないが、靖国神社の戦争へのスタンスはその展示を見ていればよくわかるわけで、そのアナクロニズムに接するとくろねこの頭には疑問符が山のように湧いてくるのだ。

 さて、今日の朝日の社説のテーマはもちろん終戦記念日。見出しにもあるように、「昭和システム」からの決別を朝日は謳う。「冷戦下、西側の一員として安全保障と外交を米国に頼り、経済優先路線をひた走る」のが「昭和システム」なのだと説く。つまり、「米国追従」ってわけ。そうした「昭和の物差し」はもう通用しないというだが、じゃ、どうしたらいいのっていうと、何のご意見も語らないのはいつもの手口。確かに、「米国追従」じゃダメなのよという視点は正しい。でも、朝日がいまさらそんなこと言えた義理かねとも思う。どうもお題目ばかりなんだよな。そこまで言うなら、一度でいいから「沖縄に基地はいらない」「思いやり予算も中止しよう」って言って欲しいもんだ。「米国追従」から決別するには、抑止力とか核の傘なんてことを言ってちゃいけないんだからね。

【くろねこの競馬予想】

札幌では牝馬の重賞クイーンステークス。復帰した武ちゃんが久しぶりに札幌に参戦。アプリコットフィズとのコンビかようやく実現した。ただし、このレースは3歳はなぜか実績を残していない。今回も、ヒカルアマランサス、プロヴィナージュ、カウアイレーンといった古馬勢が有力か。◎ヒカルアマンサス、○プロヴィナージュ、▲アプリコットフィズ、△カウアイレーン

小倉の北九州記念は、53kg恵量のデグラーティアに、相手はスカイノダン。北九州高距離Sの1、2位で決まりか!?

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