お役所仕事って気楽なもんだ。
ギックリ腰もどうにか悪化することなく、少しづつではあるけど良い方向に向かっているようだ。このくそ暑い時にコルセットなんかされてはたまらんからなあ。
で、このくそ暑いさなかに、今度は都内最高齢113歳の女性の行方不明が発覚。110歳の男性が、実は30年も前に亡くなっていたという事件があったばかりで、おそらく杉並区もひょっとしたらと思って調べたんだと思うけど、まさかという予感があったのかも。どちらの事件も、とどのつまりはお役所仕事の典型で、誰一人として本人確認したことがなかったというんだから、役人もお気楽なものだ。
お気楽といえば、大阪の幼児放置事件も同じ。どうやら、同じマンションの女性が何回かにわたって児童相談所に通報していたようだが、おざなりに訪問してピンポンしただけで帰ってきちゃったってんだから話にならない。今朝のテレ朝『スーパーモーニング』では、「制度の問題もあるかもしれないが、それよりも危険を察知する個人の感性の問題」と鳥越君が語っていたが、それは正しい。何度も通報があって、マンションに訪ねても誰も出なかったら、とりあえず管理人に頼んで合鍵使ってでも部屋に入るべきでしょう。子供が危機的状況にあるかもしれないという想像力が働けば、プライバシーもへったくれもない。
「複数の住民から同じ情報が寄せられれば、それだけ緊急性が高いと判断する根拠になった」なんてとぼけた言い訳してるようだけど、それじゃ何かい、一人が通報したんじゃ緊急性に乏しいってのか。これじゃ、通報し続けた女性も納得いかんだろうなあ。
大阪の事件では、同じマンションの住人で子供の泣き声に気づいていながら通報したのが女性一人だけというのにも驚かされたが、110歳の男性と113歳の女性の件でもご近所のひとたちはうすうすおかしいと思いながらいたずらに時間が経っちゃったみたいなんだよね。我が家の周辺のようにみんな顔見知りで、回覧板まわすにもピンポン鳴らして顔を見ていくという環境だと、こうしたことは起こりずらいんだろうけど、やっぱりご近所とのコミュニケーションがどんどん希薄になってくると小説よりも奇なりな事件が起きちゃうのかも。
大阪の事件なんかは、おじいちゃん、おばあちゃんはどうしてたんだろう。無関心だったのだろうか。子供を放置した母親は、たった一人で頑張ろうと最初は思ってたかもしれない。でも、どんどん辛くなっちゃって、いっぱいいっぱいになっちゃったんだろうと思う。そんな時に、たよるべき親はどうしてたんだろう。母親も両親から放置されていた、というのは酷だろうか。なんだか、親子とか家族とか、いろんなことを考えさせられる事件だ。
ところで、日本振興銀行の社外取締役の弁護士が自殺した。政治がらみの事件ではよく自殺者が出るが、この自殺の裏には何がある?
自殺といえば、今野雄二さんが亡くなった。一部報道では自殺とか・・・合掌!
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