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2010年8月11日 (水)

首相談話とハマコー逮捕。

 今年の夏は、世界中で異常気象が続発している。中国の土石流、ロシアの森林火災に続いて、今度は北部インドで大水害。どうやら、日本人の安否も気遣われているようだ。異常気象とは関係ないけど、アメリカでは観光バスが横転して日本人の旅行者が亡くなったというニュースもあったし、夏は本当にご用心なのであった。

 ご用心できなかったのがハマコー。背任横領で逮捕されちまった。手口としては極めてシンプルでわかりやすいものだが、80歳を過ぎて何やってんだか。「答える意思はありません」なんて供述してるそうだが、ちょろまかしたといわれる2億円は何に使ったんだろう。去年は息子の衆議院戦もあったしなあ・・・なんてのは冗談ですよ。

 「選挙で落ちれば生き方を反省したかも知れないが、当選を重ねて、図にのった。選挙民も考えるべきだった」という幼馴染のコメントがあったけど、ハマコーみたいに村落政治を続けてきたすべての政治家に言ってやりたい言葉だね。

 韓国併合100年に際しての菅君の首相談話に対して賛否両論かまびすしいが、「政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました」という前段部分はまったく正しい。

 「謝罪外交」はいつまで続くのかという言葉も聞こえるけれど、そもそも論で言えば、戦後処理に際して、国家としての責任を明確に位置づけなかったことに齟齬がある。確かに、韓国、中国をはじめとして東南アジアの国々に戦後補償を行うことでけじめをつけたかに見えるけど、それはあくまでも国家間のバーターにしか過ぎなかったんだよね。はっきり言えば、戦後補償利権てのがそこにはあって、韓国の軍事独裁政権の土台づくりにも一役買ってるんだから、それほど威張れたものではない。

 腹痛持ちの安倍君なんか、「思いこみで善意を示せばいいというのは大きな間違い。愚かな総理だ」とまで言ってくれたけど、おい、ちょっと待てなのだ。戦後処理にあたって、多くの利権の真っ只中にいたのは、あんたのジーさんなんだよ。A級戦犯だった岸信介が総理大臣になって、戦後処理にあたったことの意味をよく考えてみるんだね。ま、考えてもわかりゃしないだろうけど。「愚かな総理」と言うなら、あんたとあんたのジーさんに同じ言葉をそっくりお返ししよう。

 で、民主党の中からも批判的な意見が出ている。キューピー原口君は、「国際法上の新たな義務を日本に課すものであれば、体を張ってでも阻止すると考えていた」なんてコメントしてるようだが、体を張るのならもっと別のことがあるだろう。クロスオーナーシップ制度や電波オークションはどうなったんだっけ。そんなんだから、自民党の幹事長経験者とやらに、「思想、信条は自民党議員とさほど変わらない」なんて揶揄されちゃうんだよ。前原、玄葉、野田君なんて輩も同類なんだから、民主党も危ういもんだ。

 腹痛持ちの安倍君のジーさんたちが真摯に国家の責任として謝罪をしなかったことのツケが回ってきているってことなんだよね。だからこそ、様々な意見はあるだろうけど、「政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました」という菅君の談話は意義があることなのだと強く支持するくろねこなのであった。

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