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2010年9月28日 (火)

武富士破綻と沈没寸前のスッカラ菅内閣

 秋雨前線が停滞して、どうやら秋の長雨の気配。日一日と秋が深まっていく今日この頃、消費者金融は冬の時代に突入したようで、武富士が会社更生法を申請するとか。ほとんどの消費者金融(そんなお上品なもんじゃなくて、しょせんはサラ金だけど)は、銀行の傘の下に入ってるけど、武富士だけは独立独歩できただけにさすがに過払い利息返還といった業界の流れは厳しかったようだ。でも、武富士が破綻すると、過払い利息返還も滞ることになるだろうから、返還請求しているひとたちは困るだろうな。

 そそもそも、消費者金融(=サラ金)がこれほど大手を振って表通りを歩けるようになったのも、銀行が小口金融に見向きもしなかったからなんだよね。庶民の預金で成り立ってるくせに、つまり他人のふんどしでボロ儲けしてるくせに、預金者がお金を貸してほしい時にはケンもホロロというまさに鬼畜ような銀行の存在が、サラ金の成長には大いに力を貸したというわけだ。おかげで、サラ金地獄なんて社会問題まで引き起こしたんだから、銀行の罪は重い。

 で、武富士の破綻はさもありなんなわけだけど、その他の消費物金融はどうなんだろうね。銀行の傘下におさまっているとはいえ、過払い利息返還は経営に重くのしかかってるだろうから、いざとなったら銀行は消費者金融を見放すかも。武富士の破綻は、消費者金融業界そのものの破綻の始まりになるのだろうか?

 中国が態度をますます硬化させているようだけど、やっぱりニヤケ男・前原君の対中国強硬姿勢が招いた大失態のようだ。衝突した時のビデオテープがある、なんて強気なこと言ってるようだけど、偽メール事件と同じようにガセネタじゃないのという疑問の声もあがっている。朝日なんかもビデオテープの存在を強調していたけど、その映像を観た奴っているのだろうか。民主党の議員の中からも、ビデオテープ公開の要求が出てきているくらいだから、誰もその存在を確認してないってことだよね。あるある大事典じゃないんだから、これでビデオテープがなかったなんてことになったら内閣総辞職でもおかしくない。

 いまや漁船の船長は英雄気取りで、「頭に銃を突きつけられたけど調書への署名は断固拒否した」なんてことまで語っているそうだ。検察は銃なんか持ってないんだから、こうしたプロバガンダ報道に対しては断固抗議すべきだと思うけどね。スッカラ菅内閣は、中国漁船に衝突されて沈没寸前ってところか。

PS

日曜のレースで落馬した横山(典)騎手は、頭蓋骨骨折の重傷。騎手生命に影響はなさそうなのが不幸中の幸い。今年に入って、内田、武、最近では岩田と有力ジョッキーが相次いで落馬負傷している。こんな年もちょっと珍しい。

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