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2010年9月 3日 (金)

朝日的なるものをめぐって・・・。

 民主党代表戦の陰に隠れて、こっそりとシンキロー森君が町村派に退会届を出した。しょせんは、求心力が落ちた自身の立場をどうにか取り戻そうとするパフォーマンスなんだろうけど、「いつもの手だよ」なんて冷ややかな声もあるとか。今日から押尾公判も始まるし、バカ息子の名前が飛び出したりしたら議員辞職だってあるかもしれないからね。そんな思惑もあったんじゃないのと、講釈師みたいなハッタリをかましておこう。

 さてさて、その民主党代表戦だけど、昨日は記者クラブによる公開討論会があった。前列には、朝日、毎日、読売のゴロツキもどきの記者が陣取って無礼な質問を投げかけていたが、射すくめるようなまなざしで真摯に答えていた小沢君は立派だったね。それに引き換え、菅君の情けないこと。公開討論会なんだからさ、『朝生』みたいなディベートの場じゃないんだから、少しは総理大臣らしく政策論を交わしておくれ。

 党首選に入ってからというもの、ますます菅君へのこれまでのイメージが音を立てて崩れていく今日この頃。それは何故なんだろうとちょいと考えつつ公開討論を見ていたら、ハタとひらめいた。菅君ががなりたてる小沢批判のロジックが、これまでメディアや御用評論家がさんざん喚きたててきたロジックそのものなのだ。だから、まったくといっていいほど心に伝わってこない。菅君にとって、代表戦という舞台は、『朝生』と同じなんだね。

 で、面白いことに、菅君が喚きたてればたてるほど、TVのニュースなどでは小沢君の露出が多くなる。まるで小沢マンマンショーの感すらある。局としてはそういう場面を編集して、小沢君を貶めたいんだろうけど、見方によっちゃ逆効果になっている。それは、昨日の公開討論会も同じ。「政治とカネ」がテーマになって、朝日、毎日、読売のゴロツキ3人組が「小沢さん、覚悟してくださいね」なんて無礼な言葉を吐きながら愚にもつかない質問の矢を放てば、その間、菅君は壇上でひとりぼっち。どんどん存在感が希薄になっていく。これって、大いなる喜劇以外のナニモノでもない。

 それにしてもこの期に及んでも「政治とカネ」ってところに、ゴロツキ3人組が代表するメディアの思考停止がある。さらには、小沢批判のためには、コメントにちょいとした操作をしたり、TVでは映像を編集するなんて当たり前。犯罪的な行為としかいいようがない。一昨日の共同記者会見では、NHKが『ニュース9』の中で、普天間をめぐる小沢君の発言と菅君の発言の順番を入れ替えると言う編集を恥ずかしげもなくやっていた。このことは、植草一秀さんの『知られざる真実』に詳しいが、僕も実際に共同記者会見をTVで観ていたので、『ニュース9』のそのシーンをたまたま目にした時には、それこそ「開いた口がふさがらなかった」。

 今朝の朝日朝刊では、一面の「民主党代表戦討論会の論点」というカコミで、それぞれの政策の違いを顔写真付きで載せていたが、「普天間問題」では、記述の仕方に作為がある。「沖縄と米国の双方が納得できる知恵、ぜひ教えていただきたい」というのが菅君の言葉として載っているが、これだけだとあたかも菅君がそうした案を探っているように聞こえる。しかし、この発言は小沢君の意見に対して嫌味で言った言葉にしかすぎない。実際の討論会を聞いていれば、まったく意味が違うことがよくわかる。それにしても、ここまで来るとただの嘘だろう。

 社説に至っては、検証するのも馬鹿馬鹿しい。「政治観の違いが見えた」という見出しで、「「古い政治文化」か、「新しい政治文化」か。これが民主党代表戦の重要な論点に浮かび上がってきた」とは笑止千万。浮かび上がってきたんじゃなくて、無理やり浮かびあがらせて小沢批判に結びつけたいだけだろう。「この20年あまりの日本政治に大きな位置を占めてきた「小沢的なるもの」の是非が、代表戦を通じ最終的に問われることになる」って結んでるけど、いつものようにこうお返しします。

 戦後60余年にわたって日本のジャーナリズムに大きな位置を占めてきた「朝日的なるもの」の是非が、代表戦の報道を通じ最終的に問われることになる。

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コメント

よかった。
しかし、ここまで落ちていくんだね。
マスコミは。
そりゃー戦争賛成もあたりまですわ。
新聞やめたよかった。

投稿: ゆきぼー | 2010年9月 3日 (金) 16時17分

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