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2010年10月

2010年10月31日 (日)

自縄自縛の検察。

 日曜の朝に訃報・・・野沢那智が亡くなった。「パックインミュージック」のナチ&チャコ(白石冬美)を聞きまくっていた学生時代を思い出す。声優として一時代を築いたとはいえ、本来は舞台俳優・演出家で、劇団「薔薇座」の主宰者でもあった。愛川欽也を「パックインミュージック」のパーソナリティに引っ張ったのも野沢那智だったんだよね。その最初の放送はいまでも覚えている。それをきっかけに愛川欽也はメジャーになっていくんだから、世の中何がきっかけになるかわからない。深夜放送の黎明期を支えた名優に合掌!

 ドタキャンされたと思ったら、一転して「懇談」なんだとか。ま、「懇談」なんていうと聞こえはいいけど、ちょっとした立ち話程度のものなんだろうね。時間も10分っていうから、通訳入れたら正味5分ほど言葉をかわしたってことか。中国としても国内向けに強気な姿勢を見せてはみたものの、少しは相手の立場も立てて置くか、APECも近いことだしってところか。このままだと胡錦濤の訪日も難しくなったりして、そうなるとさらに面倒なことになるから、いまうちに手を打っとこうということでの「懇談」という名の「立ち話」だったのかも。その裏側には、こっちもち~とばかし譲歩するから、風呂上りの害務大臣をどうにかしろよ、ってなメッセージが込められていたりして・・・さあ、ニヤケ男の立場は風前の灯か!?

 社民党の照屋議員が、沖縄知事選について、「沖縄は『公職選挙法特区』だ。逮捕を覚悟でやってもらいたい」なんてことをくっちゃべったらしい。おいおい、選挙違反のすすめかよ。会合を盛り上げるために冗談で言っただけ、と弁解してるそうだが、はっきり言って怒る気力もなくなるね。これが社民党の議員ってとこけろがミソで、ようするに革新面してても根っ子のところでは利権政治家とそのセンスは同じなんだよね。福島君も、原理原則を重んじるならば、こんな発言する議員には離党勧告でもしたらいかがだろう。

 小沢君の秘書だった石川君の公判前整理がもめている。ようするに、4億円記載の時期をずらしたのは、それが水谷建設からの裏献金だったからという当初のストーリーにこだわる検察が、その立証の必要性を訴えているというわけだ。ま、裁判所が認めるかどうかにかかってるわけだけど、そもそも水谷建設からの裏献金を虚偽記載の動機とすることには無理があるから収賄といった罪に問えなかったということを忘れちゃいけない。

 このことをよく考えてみると、第5検察審査会が、2回目の議決でそれまで訴因となっていなかった「4億円の出所」に言及したことにつながっているような気がする。おそらく、そのことを蒸し返すことで、裁判の結果はどうあれ、もう一度「政治とカネ」で揺さぶりをかけよって算段じゃないのだろうか。マスメディアも小沢糾弾ではグルになってるわけだから、とりあえず花火を上げて、またしても「世論」とやらを煽ろうとしているんじゃないのか。

 石川君があたかも5000万円を受け取ったかのような再現ビデオを流したTV局もあったんだから、いくらだって「世論」を煽ることはできる。誤報とデッチ上げの報道しておいて、謝罪は小さくってのが小沢狂想曲を報道するマスメディアのやり方だったんだから、まだまだその効果を狙ってるのかもしれない。

 結局、特捜部にとっては、自分たちのデッチ上げたストーリーに自縄自縛になってるんじゃなかろうか。それを裁判所も後押しするからおかしなことになる。朝日の朝刊が報じた公判前整理の記事も、そうした視点はまったくないからね。記事の最後には、「小沢氏本人の公判より先に、ゼネコンと小沢氏の関係を取りざたされたくないという事情も元秘書と弁護士にはあるとみられる」なんて勝手なこと書いちゃうくらいだから、マスメディアの立場は押して知るべし。「・・・とみられる」って常套句は、たいていの場合は記者が思ってるってことなんだよね。でも、根拠がないから、そのままじゃまずい。てなわけで、誰かがそう言ってたよって表現することで逃げてるってわけだ。ま、検察の片棒担いで、その舌の根が乾かないうちに今度は正義の使者面する厚顔無恥な新聞だからな、節度を求めることが間違いかと自問自答する日曜の朝なのであった。

【くろねこの競馬予想】

台風一過の天皇賞。馬場がどこまで回復するかが問題だが、少なくとも渋めの馬場であることにはかわりない。であれば、ブエナビスタの切れ味もちょいと鈍るかも。ということで、前々で競馬ができるアーネストリーが馬券の中心。相手には、ブエナビスタの他に、ジヤガーメイル、ネヴァブション、ペルーサ。穴なら絶好調のアクシオン。武ちゃん騎乗でこの人気なら狙い目か。

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2010年10月30日 (土)

日中首脳会談ドタキャンと可視化議連の頑張り。

 ドミノ・ピザが時給250万円で臨時スタッフを募集している。学歴・経験不問で、年齢は18歳以上・・・おお、募集要項におさまってるではないか、応募するか、なんて一瞬思っちまった。日本上陸25周年のキャンペーンということだが、何やらされるんだろうね。時給の額よりも、そちらのほうに興味がある。1日1時間の仕事ってんだから、そうとうにぶっ飛んだ企画じゃないとその反動は大きいだろうね。さあ、どこまで驚かせてくれるか見物であります。

 で、驚かせてくれたのが、中国の首脳会談ドタキャン通告。「日本側が首脳会談の雰囲気を壊した」と中国はのたまっているようだが、風呂上りのニヤケ男・前原君の一連の口だけ強硬姿勢にイラついてるってこと。イラついてるだけならいいけど、そのうちニッチもサッチもいかなくなるかも。日米外相会談でのクリントンの「尖閣問題は日米安保の対象」という発言も気に食わないみたいなことも報じられているが、おそらくそのあたりのことは米中の間でしっかり織り込み済みのことだと思う。

 なんといっても、米中はいまや蜜月時代。それこそ戦略的互恵関係なんだから、そこを見誤っているのが風呂上りのニヤケ男なんだよね。アメリカの顔をうかがっての対中強行発言のつもりなんだろうけど、そのうちあっというまにハシゴはずされるよ。アメリカにとって単なる極東の小さな島国のちょいとアメリカに媚うる工作員にしかすぎないんだから、風呂上りのニヤケ男は。

 それにしても、菅君の顔もこれで丸つぶれ。ようするに、スッカラ菅内閣では、中国は相手にしないよっていうサインなのかもしれない。阿波の古狸も週刊新潮告訴してる場合じゃないかもね。まずは、風呂上りのニヤケ男をどうにかすることが先決と思うけど。

 ところで、民主党の可視化議連が骨子案を来月中にも取りまとめるようだ。議員立法としてなるべく早くに成立させたいようだけど、どんどん突き進んでほしい。骨子案の概要によれば、検察の取調べが優先で、警察も含めた全面可視化とまでは行かないようだけど、少なくとも法案成立に向けて具体的に動き出したことは喜ばしい。

 青梅偽装殺人が話題になっているが、警察の初動捜査のミスで遺体の検死もしていない状況の中、「状況証拠を積み重ねるしかない」という現場の声がある。最後は供述だよりになるんだろうけど、こうしたケースこそ可視化が必要なんだよね。以前に比べると、この事件に関する報道はずいぶんと慎重なものになってるが、マスメディアもここで変に煽って人権侵害だなんて叫ばれた日にゃたまらないってことなのかも。それでも、『朝ズバ』なんかでは、水道屋のオッサンがあることないことくっちゃべったりするのだろうか。

 それはともかく、可視化議連は、先日三井環さんからヒアリングをしたそうだ。これは快挙。国会への証人喚問を三井さんは求めているようだけど、こちらの喚問は是非とも実現すべきでしょう。三井さんの検察裏金告発が、そもそもの検察暴走列車の始まりなんだから。でも、このニュースって東スポで知ったんだけど、メジャーな新聞屋さんは報道してなかったような気がする。

 検察裏金問題は、三井さんの告発を受けて野党時代のスッカラ菅君が国会で質問する手はずだったのに、三井さんが逮捕されたらまったく腰がひけちゃったんだから、いまの情けない姿を暗示してたんだね。果たして、三井さんの国会証人喚問は実現するか。可視化議連に大いに期待するくろねこなのであった。

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2010年10月29日 (金)

政倫審出席を説得する幹事長のふがいなさ。

 季節はずれの大型台風来襲で、週末は天候は荒れ模様とか。このままだと天皇賞の開催も微妙だ。JRAは早々と今日から始まる天皇賞の馬券発売を中止した。ここを目標に、夏をじっくり休養にあてたブエナビスタ、ジャガーメイルにとっては痛恨の台風になるかもしれない。

 フランケン岡田君が、小沢君の政倫審出席に向けてちょこまかと動いているようだが、いかがなもんだろう。本来、審議すべき法案が目白押しだというのに、「政治とカネ」にかけまけてばかりいていいのかね。「「政治とカネ」って、まるで水戸黄門の印籠になっちゃってるけど、では政倫審で具体的に何を聞きたいんだろう。地検特捜部ではわからなかった新たな事実を国会議員が握っているわけはないだろうし、そんな調査能力はそもそも国会議員にはあるわきゃない。おそらく、マスメディアの報道を元におざなりな質問して、ちょっと声を荒げたりのパフォーマンス繰り広げて終わりってのがいいところだ。つまり、小沢君を引きづり出して、あたかも正義面して自分を売り込もうっていう算段なんだよね。

 そんな政倫審に小沢くんが出るわきゃないと思うけどね。もっとも、個人的には、「そんなに言うなら出てやるから、新しい証拠でもなんでもあるならはっきりと言ってもらおうじゃないか」なんていう啖呵のひとつも小沢君にきってもらいたいと思う。いつもまでもダンマリを決め込むのは、けっして有効的な戦術じゃないからね。小沢君が黙ってるのをいいことに、言いたい放題だったマスメディアを見てれば、そろそろ反撃を開始すべき時期に来ていることは確かなことなんだから。

 日曜日の「検察・検審を糾弾するデモ」のように、実際の行動の中で意見表明をするひとたちが出てきている。おそらく、そうしたひとたちの思いの中心に小沢君がいるわけだから、その本人が沈黙を守っていていいはずはない。もっとも、発言する場として政倫審が適当なのかどうかは別問題で、なにも弁明する必要はないと思う。それよりも、これまで言いたい放題だったマスメディアや評論家等に対して名誉毀損で告訴を連発するとか、挑戦的な行動を期待したい。裁判になったら主任弁護士になる弘中弁護士がいるんだから、彼が弁護した三浦和義のようにあることないこと書きまくった新聞、週刊誌などを手始めに告訴したらどうだろう。実際に、三浦和義は告訴したほとんどの裁判で勝訴してるんだから、やる価値はあると思うけどね。

 弁明するんじゃなくて、攻めの発言こそを小沢君には求めたい。

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2010年10月28日 (木)

オスプレイ搭乗記に見る朝日の終焉。

 ベイスターズの身売りが破談になった。裏でどんな駆け引きがあったのかわからないけど、買収に名乗りを上げた住生活グループにとっては、けっしてマイナスではなかっんじゃないのか。株価は上がるわ、リクシルというブランド名は認知されるわ、ここで買収劇から手を引いたってそれなりの元は取ったもんね。哀しいのは、TBS。身売りしますって宣言して、やっぱり辞めましたはいかにも企業として品格がない。ま、相手がいることだから、かなりタフなネゴシエーションが必要ではあるのだろうけど、だからって自分の都合ばかり主張してもね。フランチャイズは変えるな、現場のスタッフはそのままで、なんて言われたら、ちょっと待てよってことにもなりますわな。

 横浜に球団を残してほしいとは思うけど、新潟がフランチャイズというアイデアは、プロ野球全体を考えればけっしてマイナスではない。首都圏に4球団(ジャイアンツ、スワローズ、ベイスターズ、マーリンズ)ってのは、いくらなんでも多すぎだからね。北海道進出で大成功したファイターズを見習えば、新潟にフランチャイズってのは実に興味深い。

 とはいえ、前にも書いたけど、住生活グループの思惑ってのはかつての日拓ホームと同じで、広告塔としての球団経営ということにあったんだから、あまり歓迎はできなかったわけで、その意味では今回の破談劇はよかったのかもしれない。でも、迷惑なのは選手だよな。特に、今日のドラフトでベイスターズに指名される選手はどんな心境だろうね。倒産が決まった会社に内定したようなものだからな。すべては、いやいや球団をもたされて、ろくに企業努力もしなかったツケが回って来たってこと。楽天監督に星野が就任した日に買収交渉決裂ってのも、何か意味ありげな気がする今日この頃なのであった。

 ところで、沖縄に配備される予定のオスプレイがメディアに公開された。未亡人製造機といわれた厄介者も、いまではこんなに安全ですよ、ってことが言いたいのだろうけど、こんなのが普天間に配備予定なんだから住民はたまらんだろうね。昨日の夕刊で、朝日新聞は1面にオスプレイ搭乗記を載せていた。わざわざアメリカの海兵隊の基地まで行ったというのに、なんともぬるい取材で、まるでジャンボのコックピットに案内された社会見学の子供みたいなはしゃぎようだ。安全性に問題はないという操縦士のコメントや、騒音についても苦情はあっても問題になるほどではないという基地広報の話なんか載せちゃって、ここまでヨイショするんかいと開いた口がふさがらなかった。

 極めつけは、「(オスプレイの)騒音は気にならない。長い間住んでいるから、ヘリの音に慣れてしまったのかも」という住民の言葉。この言葉を締めとして記事は終わっているのだが、これを沖縄の人々は何と聞くのだろう。この記者は、この取材中、少しでも沖縄に思いを馳せただろうか。こうした無神経な取材こそが、沖縄と本土の基地問題に関する温度差を生み出す原因なのだということを、おそらくわかっちゃいないだろうね。嬉々としてオスプレイの窓に顔をおしつける記者の姿が目に浮かぶようだ。 

 オスプレイ搭乗・・・記者にとってこれほど魂を揺さぶられる取材はないと思うのだが、パイロットや基地広報、そして基地周辺の住民の声を聞くだけなら、こんなに楽なことはない。オスプレイが意味するもの、そこに焦点を合わせてこその搭乗記にならないところが、朝日の終焉をよく物語っている。

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2010年10月27日 (水)

証人喚問はリンチ裁判・・・よくぞ言った。

 この2、3日、拙ブログへのアクセスが凄いことになっとりまして、昨日はなんとアクセス数が2000超、訪問していただいた方も1000超という大賑わい。1日数万というアクセス数を誇る有名ブログに比べればなんてことない数ではありますが、うれしい限りではあります。で、なんで急激にアクセスが増えたのかとアクセス解析を辿ってみると、これがなんと、ヤフーの「みんなの政治」で、25日のエントリー「負けるべくして負けた北海道補選」が紹介されていたのでした。垣根に現われた健気なイモムシの話なんかが冒頭に飛び出して、政治ブログを期待して訪問していただいた方にはとんだ艶消しだったかかも^^; それにしても、ヤフー、恐るべし!・・・なのでありました。

 さて、民主党がまたやってくれた。マニフェストの目玉でもあった、企業・団体献金全面禁止を棚上げにして、受け入れを再開するのだとか。一応は、企業・団体献金全面禁止ののための政治資金規正法改正のメドがたたないための暫定措置となっているが、おそらくなし崩し的に企業・団体献金禁止は反故にされるだろう。

 ハッキリ言って、民主党政権はもう浮上できないと思う。少なくとも、今の執行部では逆立ちしたって政権交代時の支持は得られないだろう。ま、自業自得だね。来月には、沖縄知事選もあるし、その結果いかんでは沖縄で反基地運動に火がつくことだって考えられる。そうなったら、民主党政権の最終章ってことになるんじゃなかろうか。こうなったら、いっそのこと小沢君は離党して、それこそ政界再編に向けて一歩踏み出したほうがいいんじゃないか。これから始まる裁判があるから、そう簡単に事は進まないだろうけど、第2自民党に成り下がった今の民主党にまかせておいたら国が沈没するかもよ。

 で、そんな動きを本能的にかぎわけたのか、よごれ髪・与謝野君が小沢君にエールを送っている。小沢君の証人喚問に関して、「小沢氏は刑事被告人になることが確実だ。裁判で争うべきことであって国会で大衆のリンチ裁判はやってはいけない」と反対したのだそうな。まさか、よごれ髪・与謝野君からこんなまっとうな意見を聞くとは思わなかった。本来なら、民主党の議員こそ発しなければいけない言葉だけどね。そして、こうも言っている。「議員辞職を求めたり、証人喚問に出てこいと言うのは国民に訴えるものはあるが、憲法から言えばしてはいけない」。ふむ、よごれ髪から3階級特進で「みだれ髪」にしてあげたい心境だ。ま、その裏には、政界再編を睨んでの思惑があることは間違いないだろうけど、よくぞ言った、とここはほめておこう。

 証人喚問、証人喚問と喚き散らして小沢君を非難するのは勝手だが、ならば郵便不正事件に加担した当時の樋渡検事総長と法務大臣を是非とも証人喚問して、事の真相を問い質していただきたい。小沢狂想曲とは、西松事件、陸山会事件そして郵便不正事件という一連の輪の上に成り立っているんだからね。

 ところで、今日の朝日の「声」蘭の投書には、思わず深くうなずいてしまった。「誤検罪」「誤裁罪」設けては・・・という見出しで、「冤罪が起きたら、検事は「誤検罪」、裁判官は「誤裁罪」とし、刑期はそれこそ、無実の人が失った年月と等しくする」という提言だ。いいね、いいね。その通り。「そんな風にすれば、取調べはおのずと慎重になり、裁判は緊張の中で行われるだろう。人を断罪するには、それくらいの覚悟と慎重さが必要なのではないだろうか」と結ばれているが、第5検察審査会の審査員にも聞かせてあげたいくらいだ。

 郵便不正事件の証拠改竄が明るみに出てからというもの、検察への風当たりが強いのは当たり前だが、実は裁判官にもかなりの責任がある。まさに、検察とグルになって冤罪を作り出しているといっても、けっして過言ではない。「誤裁罪」なんできたら、慌てるだろうね。「我が身をつねって、他人の痛さを知れ」って、亡くなったおふくろがよく言ってたが、検事と裁判官こそ、その言葉を噛みしめるべきでしょう。

 

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2010年10月26日 (火)

「強制起訴議決」は違憲・・・ある法律家のつぶやき。

 セ・リーグのCSにドラゴンズが勝ち上がって、日本シリーズはドラゴンズVSマーリンズというちょいと地味な戦いになったなと思ってたら、なんと第一戦、第二戦の地上波での放送はなしなんだとか。おいおい、ただでさえプロ野球人気も下降線という最中にあって、地上波の中継がないとはコミッショナーは何やってんだろう。噂によると、第一戦、第二戦の放映権を持っていた局では、日本シリーズ開幕の日にバレーボールの中継が決まっていたため、デイゲームに変更して欲しいという交渉してきたのだとか。ま、渋々ながらも認めればよかったのに、これを聞いたトラゴンズの落合監督が断固拒絶。結局、開幕戦の中継なしという前代未聞の自体に至ったのだとか。

 真相のほどはわからないけど、落合がゴネたのが原因だとしたら、なんとまあ情けないことだろう。もうちょっとプロ野球全体のことを考えられなかったんだろうか。調整が難しいからというのがデイゲームを拒否した理由とされているが、その昔は、日本シリーズといえばデイゲームと決まっていたものだ。だから、ナイターにこだわる理由がいまひとつ理解できない。言い分はいろいろあるだろうが、ここはTV中継を優先したほうがプロ野球のためにはなったんじゃないのかなあ。意地悪く言えば、ファンのことはまったく頭になかったってことだからね。日本シリーズで完全試合直前のピッチャー交代を思い出しちまった。いまからでも遅くないから、デイゲームにして、TV中継すればいいのに。

 昨日は、指定弁護士による記者会見があったようで、着々と強制起訴に向けての段取りが進んでいるようだ。マスメディアは、「小沢氏、全面対決」なんてほざきつつ、あたかも強制起訴に立ち向かうことが「悪」であるかのような報道をしているけど、おかしな話だよね。起訴するんなら受けてたとうじゃない、ってのは誰にでもある権利なんだから、「全面対決」なんて仰々しく報じられる筋合いはない。

 「強制起訴」にからんでは冷静さを失った意見が飛び交っているけど、今朝の朝日朝刊の投稿コラム「私の視点」はなかなか秀逸だった。久しぶりに法律家による冷静な意見にめぐりあったという清々しい朝となった。元参議院法制局部長で現在は弁護士の播磨益夫氏による、「強制起訴制度」は違憲ではないかというこの一文はなかなか読み応えがある。そのなかで、気になる部分をちょいと長いが引用すると・・・。

(これより引用)

 憲法65条は「行政権は、内閣に属する」と規定し、同66条3項は「内閣は行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負う」としている。起訴権限の乱用についても、最終的には内閣の行政権行使の責任が問われることになるのである。
 ところが、国家機関である検察審査会は憲法上、内閣から完全に独立した行政委員会となっている。同じ行政委員会の人事院は内閣の所轄下、国家公安委員会は内閣総理大臣の所轄下にあり、行政権行使について内閣が最終的に責任を負うが、検察審査会にこうした仕組みはまったく存在しない。ゆえに検察審査会の強制起訴議決は、起訴権限の乱用があっても内閣が憲法上の行政責任を取り得ない、取りようのない行政無責任の法制度といえる。三権分立の枠組みをはみ出し、違憲の疑いが濃厚だ。

(引用終わり)

 もちろん、こうした意見への反論だって存在するのだろうが、ようするに専門家でも様々な意見があるだろうと想像される検察審査会法は、それだけ不備な点が多いということなのだ。いま求められているのは、そうした観点からの議論なのではないだろうか。その意味で、このコラムの意味は大きい。

 氏は郵便不正事件にも言及し、「大阪地検特捜部による証拠改ざん事件を踏まえれば、まさに検察官による起訴権限の乱用と考えるべきだろう」と述べている。やはり、特別公務員職権濫用罪適用こそが望ましいということか。

 そろそろ、心ある法律家は声を上げるべきなのではなかろうか。播磨氏のコラムが、そうした動きへの一石となればよいのだが。

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2010年10月25日 (月)

負けるべくして負けた北海道補選。

 秋も日増しに深まってきたというのに、健気なイモムシを発見。このところ垣根のまわりに虫のフンらしきものが落ちていたのは知っていたが、毛虫にしては大きいなと思っていたところだったので、これで謎は解明されたというわけだ。そろそろサナギになろうしているのか、あたりをモゾモゾと這い回っている。おそらく、蝶々の幼虫だろうが、どんな蝶々なのかご存知の方がいたらご教授のほどを。

Photo

 さて、昨日の菊花賞は、ビッグウィークが先行粘りこみで勝利。ローズキングダムは強烈な追い込みを見せるも2着まで。ローズ一族のG1制覇はまたしても夢と消えた。それでも、レースとしては納得だろう。天皇賞ならもっと際どいレースになったかも。ローズキングダムは中距離のエースとして、今後が楽しみ。ビッグウィークは、有馬記念に出てきてたら侮れないかも。久々に先行してしぶといいぶし銀のようなキャラクターが出てきたというところか。

 で、3着には穴で推奨したビートブラックが突っ込んできて、馬券的には大喜び。ビッグウィークは頭の高い走法で3000はきついと考えてきってしまったが、ローズキングダムとのワイドであれだけついてくれたら言うことはなし。個人的には大満足の菊花賞であった。

 満足いかないのが、北海道補選。うすら笑い・町村君が当選。ま、民主党の候補もチンケなもんだったから、負けて当たり前か。朝日新聞なんかは、「政治とカネ」が争点だったんだから、これで小沢君の政倫審出席が当然のように書いているが、そりゃ我田引水ってもんでしょ。社会面に有権者の今回の投票行動のコメントが出てるけど、「政治とカネ」というよりは民主党のふがいなさこそが敗北の原因って言ってるよ。「誰も通らない裏道さん」も嘆いていたが、ま、朝日にすれば、何が何でも「政治とカネ」にもっていって、小沢君叩きを続けたいんだろうけど、そんな動きに民主党も乗っかろうとしてるんだから、この政党は何を考えてるんだか。

・誰も通らない裏道
北海道5区補選~民主敗北の理由は小沢一郎の政治とカネだと? アホ言うな!!

 参議院選敗北もそうだけど、「政治とカネ」だけが原因で負けたなんて本当に思ってるとしたら、おそらく来年の地方選もズタズタに負けるね。最大の原因は、政権交代のために掲げたマニフェストをことごとく反故にしていることにあるってことになんで気づかないのか不思議でならない。それだけ、頭が暖かいってことかしらん。政治主導といいながら、どんどん改革の精神は後退し、武器輸出3原則の見直しといった自民党ですら踏み込むのを躊躇したナショナル・ポリシーをいとも簡単にいじくろうとする、その危うさに有権者は敏感に反応してるんだけど、それがわかっちゃいないんだよな。

 うすら笑いが国会に出戻って、これで清和会がまたにぎやかになったりしたら、民主党の罪はますます重くなるだろう。

 昨日の「検察・検審を糾弾するデモ」は案の定、マスメディアは無視。そのくせ、表参道のハロウィーンパレードが記事になるんだから、笑ってしまう月曜の朝なのであった。

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2010年10月24日 (日)

ひ弱なヤメ検弁護士と裁判所に怒られた田原君。

 我が家の食事は基本は和食なのだが、土日の朝はパン食ということになっている。で、今朝のことである。突然、カミさんが、「マーガリンって誰が作ったか知ってる?」なんてことを問いかけてきた。「マーガリンさんじゃないの」とかなんとかボケをかましたつもりが、「馬鹿言ってんじゃないよ。ナポレオンのアイデアなんだよ」と軽くいなされてしまった。ははあ~、オデーカンさま~、とその場を取り繕い、食後早々に調べてみると、ナポレオン3世に由来するのだとか。

 なんでも、プロシアとの戦争でバターが欠乏したため、バターの代用品を懸賞付きで募集したのがマーガリン誕生のきっかけとか。そして、1等賞に輝いたのがメージュ・ムーリェという化学者であったそうな。どんなものだったかというと、牛脂と牛乳を混ぜて冷やし固めたものだったらしい。ちなみに、マーガリン(margarine)とは、キリシャ語の「Margarite(真珠)」に由来し、「真珠のように美しく輝く油のかたまり」という意味だとか。女性の名前であるマルガリータ、マーガレットと同じ語源で、「マーガリンさん」という僕のヘタれな答えもあながち的外れではなかったのであった・・・って、んなことないか。

 郷原VS若狭の「朝生」を見逃したと昨日書いたけど、夕方、CSで再放送あり。しっかり観ることができた。ヒゲ弁・若狭君、ダメだね。何のために出てきたんだろう。ワイドショーでコメント求められてるんじゃないんだから、専門家に向かって検審制度なんかの解説しても始まらないだろうに。TVを舐めとるんじゃないか。挙句の果てに、反論されると、石川君の供述読んでないのでわからいけどなんてエクスキューズしちゃって、恥ずかしいったらありゃあしない。せめて、検察審査会の議決の焦点である石川君の供述の骨子くらい調べてきなさい。それが、郷原氏に対する礼儀というものだろう。

 礼儀といえば、山際某ってのもどうしようもないね。単純なアジテーターってのがその正体なんだろうけど、小沢君を検察審査会に告発した団体がらみでとかくの噂がある御仁が出演しているというのもなんだか違和感がある。「検察の子分なの」なんて田原君に突っ込まれてたけど、そのへんのからみを知ってての嫌味な指摘だったとしたら、田原君もちょっとは見直すんだけど。

 というわけで、郷原VS若狭の白熱した議論を期待したのだが、若狭君の勉強不足による不戦敗ってことで、ヤメ検のひ弱さだけが目立った一戦ではあった。眠い目こすってリアルタイムで観なくてよかった。

 ところで、拉致被害者に関して、「外務省も生きていないことはわかっている」と逆撫で発言した田原君に、取材テープの提出命令が出た。取材源の守秘義務もあって、今後どんな対応をするのか興味があるところだ。そもそも、この発言に拉致家族がカチンときたその背景には、田原君の拉致問題に対する微妙なスタンスがあると思う。いつだったかの「朝生」でもCMに入る直前に、かなり乱暴な意見を口走るのを聞いたことがある。ようするに、チョビヒゲ岸井君たちと同じで、被害者が一時帰国した時に、北朝鮮に返すべきだというポジションをとっていたんだからね。そんな経緯もあって、「外務省も知ってる」云々の発言に対して、被害者家族は憤ったんじゃないかな。ジャーナリストを自負するなら、事件当事者へのいたわりや心づかいを忘れちゃいかんよな。ま、素直に謝るべきじゃないのかね。

【くろねこの競馬予想】

京都では、淀の3000mで争う菊花賞。皐月賞馬もダービー馬も出ない菊花賞となったが、それだけに混戦模様か。ローズキングダムが実績からいってダントツの1番人気に押されているが、そうすんなりといくとは思えない。ましてや雨が心配な天候だから、伏兵陣にも大いにチャンスがありそう。で、本命は、ヒルノダムール。皐月賞2着はダテではないし、前走の札幌記念も古馬を相手に、出遅れての4着は立派。馬場が渋るのは歓迎なのも好材料。相手は、クォークスター。2枠3番は絶好のポジション。ダービーに出走できなかった無念を晴らすか。その他では、実績抜群のローズキングダム、この夏最大の上がり馬トウカイメロディ。大穴なら、スタミナ勝負のスタイヤータイプの2頭。リリエンタールにビートブラック。馬券は、この2頭から上記4頭にワイドっていうのも面白いかも。

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2010年10月23日 (土)

功名心満々な指定弁護士の御三方。

 昨夜の「朝まで生テレビ」では、郷原VS若狭の論戦はどんなものだったのだろう。ちょいと気になる土曜の朝である。さすがに二日酔いが尾を引いて、「朝生」を観る気力はなかったもんな。おかげで、今朝は快調な目覚めだったが、朝っぱらから笑わせてくれたのが、「検察の在り方検討会議」の座長に千葉元法務大臣就任のニュース。第三者機関と言いながら、「郵便不正事件」の公判の最中に法務大臣だった人間が座長だなんて、悪い冗談かい。ま、厳密な意味で第三者とはとうてい言えないだろうね。だいたい、「全事件の可視化は現実的でない」なんて、法務官僚が大喜びの発言したひとだからな。全面可視化が問われている時に、この人選とは・・・民主党の劣化もひどいもんだ。

 で、例の指定弁護士になった村本弁護士ってのは、「新しい日本をつくる国民会議」の運営委員だったようだ。ま、ホームページを見ていただけば、この団体がどんな性格のものかわかるだろうが、こんなところの運営委員に就任している弁護士だもんな、指定弁護士の人選というのもなんらかの思惑があるんでしょうな。

 それにしても、やたら張り切っている指定弁護士の皆さんだが、「証拠がたりない場合は再捜査」なんて勇ましいことも言ってるようだ。ま、置かれた立場もあるだろうから、ハナっから「いやー、この事件はどうやってもお手上げです」とは言えないだろうけど、正直なところ本当に公判維持できると思っているのだろうか。法律の専門家として、忌憚のない意見を聞いてみたいものだ。聞くところによれば、逮捕権もあるらしいし、かなりの裁量権があるようだから、あまり舞い上がってもらっちゃ困るんだけどね。

 弁護士であり検察官でもあるというこのアンビバレンツな状況に、法律家としての矛盾はないのだろうか。時の政治家が強制起訴されるという前代未聞の事件だから、功名心満々なのはわかるけど、それ以前に法律家としての矜持はどうなってんだろうね。

 さて、レイシスト石原君が、築地市場の豊洲移転を正式表明した。土壌汚染問題は何も解決しないばかりか、ますますその検証作業への疑問が深まっているというのに、そんなに急ぐ理由はなんなんだろう。ま、多くの利権が絡んでいるのは容易に想像がつく。おそらくそのひとつが流通システムを大きく変換することで、大手スーパーなどに便宜を図るという築地市場そのものの存在意義をも揺るがしかねない算段があるに違いない。

 「移転で機能は移っても、この土地の歴史や文化までは運べない」。朝日の朝刊に載っていたフランス人の言葉だが、レイシスト石原君には物書きとしてのセンスが毛ほども残っていないだろうから、きっと理解できんだろうね。だいたい、土壌汚染が発覚した土地に、食品を扱う市場を持っていこうというその魂胆がそもそも歪んでいる。老残・・・こんな年寄りにはなりたくないものだ。

 

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2010年10月22日 (金)

「品格もって闘う」前に「品格もって捜査」してればよかったのに。

 昨夜は、「誰も通らない裏道」さんと、根岸で一献。トラックバックやコメントを通してのお付き合いはあったが、実際にお会いするのは初めてにもかかわらず、おおいに盛り上がり、お開きになったのは12時も近い深夜。久々に楽しい秋の宵ではありました。おかげで、二日酔いであることは言うまでもありません。

 で、二日酔いの頭で新聞開けば、「前特捜部長ら起訴」の大見出し。予想されていたことだから、そのことに関して特別の驚きはないが、供述だけがたよりの公判はどうなるんでしょうね。前部長と副部長のトンデモ・コンビは、「最高検のストーリーには乗らない」なんて聞いたようなこと言ってるようだけど、ま、自分たちがこれまでしてきたことをよ~く考えてみることだ。盗人猛々しいとはこのことか。

 また、トンデモ部長は、新聞報道によれば「品格もって闘う」と決意表明しいるようだが、なんとまあしゃらくさいことを。「品格もって捜査」してれば、こんなことにはならなかったってことがわかってないようだ。

 それにしても、当時の検事総長以下のトップは何のお咎めもなしってのは、ちょいと納得がいかない。退職してるからといって、、「市民感覚」としてはその責任を免れることはできないと思うけどね。退職金返還くらいはしてほしいものだ。

 さて、小沢君強制起訴に伴う指定弁護士の名前が具体的にあがってきた。そのひとりである大室弁護士に関して、名指しで非難する掲示板が立っているが、こんなのしかいないのかねえ、第二弁護士会には。国選弁護人としてヘタうったようだけど、これからいろいろとボロが出てくるかも。

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2010年10月21日 (木)

小沢狂想曲の影に仙石&野中あり・・・ってことか。

 朝もはよから、我が家では冤罪事件が発生。カミさんがお弁当用にとっておいたというサケを、昨日の昼にちょいと失敬したのが事の始まり。なんともつましい話だが、それを今朝になって、さあ、お弁当作るぞって冷蔵庫を開けたらないので、起きぬけにメールチェックしている仕事部屋へ尋問にきたというわけ。で、昨日食べちゃったもん、という供述に「なんてこったい」ということなって、これで一件落着かと思いきや・・・今度は、血相変えて仕事部屋に飛び込んでくると、「サトイモも食べたでしょ」と強烈なカウンターパンチが飛んできた。あまりの迫力に、「私はしてません、無実でござります」という供述を繰り返して、ようやく納得(?)してもらったのだが、その後、どうも静かなので、サトイモの行方を尋ねるとなんと冷蔵庫の片隅に発見したのだとか。これって、証拠改竄か、それとも証拠隠滅だろう。もちろん、謝罪を要求したが、家庭内官憲はさすがにしたたかで、笑いとともに誤魔化されたのであった。ふむ、こうして冤罪は闇に隠されていくのか。

 JRA(中央競馬会)が、レース中の騎手の過度な鞭使用を制限するそうだが、遅すぎるくらいだ。イギリスでは、回数までしっかりと制限されているくらいなのだ。騎手の使用制限もそうだけど、ゲート・インをむずがる馬に係員が鞭を振るうことのほうがよっぽど野蛮だと思うけどね。愛情のカケラも感じない行為で、見るたびに悲しくなってくる。

 さて、鬼瓦・石井君、酒とバラの日々の藤井君、そして偽黄門のご老体による「本音座談会」なる記事が、月刊「文藝春秋」に載っているそうな。まだ未読なのだが、その記事について、小沢一郎の懐刀だった平野君がコラムで書いている。この3人にはかなり含むところがあるとみえ、舌鋒鋭く批判しているのだが、その内容はコラムで読んでいただくとして、その中でちょっと気になる箇所があった。

 それは、「政局の流れは、野中元自民党幹事長の指導のもと、仙谷官房長官が見事に「小沢排除」の道を成功させるかの動きである」という一文だ。食えないオッサンの野中君が、裏で阿波の古狸と語らって小沢追い落としを画策しているという噂は、これまでも風の便りで耳に入ってくることはあった。官房機密費を中途半端に暴露したあたりから、なんか別の意図があるんじゃないかなとは思ってたのだが、このコラムからその思いをさらに強くしたのだった・・・と思ってたら、今朝の朝日朝刊に、「全土連、民主政権と和解」という記事が麗々しく載っていた。見出しには、「野中氏「政治的中立」宣言」とあり、おお、これだったかと、思わずガッツポーズをしてしまった(なんのこっちゃ)。

 これで合点がいった。やっぱり、仙石&野中君ラインってあったんだね。そもそも、全土連(全国土地改良事業団体連合会)は、小沢君が幹事長の時に予算を大幅に削減され恨み骨髄だったわけで、全土連会長の野中君なんか小沢君に面会申し込んでもケンもホロロで面子丸つぶれ。そりゃ、恨んだでしょうな。で、検察使って小沢君を・・・ってここからは憶測でしかないのだが、そんな構図はシロートだって容易に想像がつく。結果、「強制起訴」で、ここにきて仙石&野中ラインで手打ちをしたってことなんじゃないのだろうか。

 考えようによっちゃ、けっこう露骨な振る舞いと言えなくもない。ここまでされたら、小沢君も静観しているわけにはいかんだろう。だからこその弘中弁護士なんだろうね。「強制起訴」の議決が出た時に、「これは権力闘争だ」と小沢君が吼えたと伝えられていたが、かなり核心に迫っていたのだと今になって合点がいったのであった。

 いやあ、小沢狂想曲の最終章は、まだまだどんな役者が飛び出してくるかわからない。ひょっとしたら、これをきっかけにして戦後最大の政界再編へとつながっていく可能性もなくはないと沈思黙考するくろねこなのであった。

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2010年10月20日 (水)

思いやり予算でエコ住宅とは、これいかに。

 インターFMのピーター・パラカンの番組で、元ミュージック・ライフの編集長・星加ルミ子のインタビューがこのところ続いている。ロンドンでのビートルズ取材の際のエピソードなど、なかなか興味深く、我が青春時代と重ね合わせてついつい思い出に耽ったりして、おセンチな秋の朝なのである。で、なによりも驚かされるのは、星加ルミ子の声のなんと若いこと。素敵に年齢を重ねた女性のなんと素晴らしいことよ。

 小沢君の主任弁護士に弘中氏が就任するようだ。宮崎学さんのアドバイスがきいたのか。ま、それはともかく、これはいいことだと思う。やっぱり、ヤメ検弁護士ではダメだもんな。依頼者と弁護士って共に戦う同志でなくてはいけないのだから、これでようやく戦闘モードに突入というわけか。どんな法廷闘争が繰り広げられるか、小沢狂想曲の最終章がドラマチックになってきた。

 さて、今日は結構突っ込みどころ満載のニュースが流れているが、なかでも大笑いなのがあの生方君だ。衆議院選挙収支報告書に虚偽記載があったと指摘されて大慌て。なんでも、運動員の人件費を払ってもいなのに計上していたというのだが、「間違いがあれば修正したい」だとさ。なんとまあ、すっとこどっこいな奴なんだろう。ま、小沢狂想曲の渦中における自分の発言をよ~く思い出して、議員辞職でもなんでも身の振り方をお考えになるのがよろしいのでは。最低でも離党勧告か(爆)

 環境対策費って名目で思いやり予算増額しろって、なに寝ぼけたこと言ってるんだろうね、アメリカは。環境対策費というとなにやら偉そうに聞こえるが、なんのことはない基地の中の住宅をエコ化したいんだとか。ようするにソーラーパネル付けて太陽光発電したいから金くれってわけ。そんなものに予算つけるくらいなら、国内向けに太陽光発電普及のための補助金出してくれ。環境対策って言えば断りづらいだろうってんで持ち出してきたんだろうけど、まるで盗人に追い銭だ。貴重な税金で、何が悲しくて米軍の住宅のエコ化の手伝いしなくちゃなんないんだろうね。米軍を思いやる前に国民を思いやるのが筋というものだろうに。

 去年、横浜で起こった女性看護師3人死亡という悲惨な巻き添え事故の加害者である少年に、判決が下りた。自動車運転過失致死罪で禁固4~5年の不定期刑。署名9万人の声は届かず、危険運転罪の適用を検察は避け、裁判所もまた署名を受け取らなかった。なんとまあ血の通わないひとたちなのだろう。この事件は相当悪質で、これで危険運転罪にならないのなら、危険運転罪という法律そのものの意味が問われることになる。こうした起訴のあり方こそ検察審査会で審議すべきだと思うのだが、起訴内容については審議会にかけることはできないから、犠牲者の家族はいたたまれんだろうな。

 交通事故の闇といえば、高知の白バイ事故がその典型だろう。スクールバスに白バイが衝突し、警官が死亡した事故なのだが、どうやら警察は事故の経緯を捏造した疑惑がもたれ、冤罪の可能性が極めて高い。スクールバスの運転手は実刑となって刑期を終えているが、再審請求の決意を固めたようだ。この事故の証拠を改竄・捏造した警官は、これからは震えて眠ることだね。

高知 白バイ事故 冤罪事件

 ところで、原発「もんじゅ」の事故に関して、マスメディアはまったく報じないけれど、かなり深刻という噂も流れている。なぜ、原発事故はマスメディアにとってタブーなのか。その裏には、電力会社がいるからよ、ってことなんだろうけど、原発推進の民主党からも是非とも答弁いただきたい。利権が絡んでいるからだろうけど、自民党からも「もんじゅ」の事故に関した質問って出てこないからね。みんなつるんでいるってことか。

・情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊) 
もんじゅの落下物つり下げ不能事故が大きくほうどうされないのはなぜ?~廃炉も視野の規模?!

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2010年10月19日 (火)

却下はされたけど、「訴因追加は違法」という論点は正しいのだ!

 真夏の猛暑が嘘のようにすっかり秋めいて、今朝はちょいと肌寒い。残暑が長かったせいで、秋冬物の売れ行きが悪いというニュースが流れていたが、秋が深まって少しは上向くか(?) 

 暮れに大井競馬場で開催されるダートの名物レース、東京大章典が来年から国際G1に格上げされるようだ。このところスターホースがどんどん引退して、中央競馬の売上はかなりの勢いで落ち込んでいるようだから、有馬記念にかわって東京大章典が年末競馬のクライマックスになったりしたら、ちょっと痛いかも。

 広島地検が、広島少年院暴行事件にからんで、取調べメモを廃棄していたらしい。やっぱりなってことで、これはもう構造的な問題なんだろうね。証拠改竄事件では、大阪地検の検事正と次席検事が辞職するようだが、トップが辞めてすむような単純な問題に矮小化しよとしてもそうは問屋が卸さない。メモ廃棄や証拠改竄はもとより、見立てにそった違法な取調べなど、すべては組織的な犯罪行為なんだから、たとえば検事総長の人事を国会承認にするなど大鉈ふるわないと解決しないだろうな。ま、スッカラ菅内閣には、絶対にできないだろうけどね。

 検察審査会の議決に対する小沢君サイドの行政訴訟が却下された。TVは速報なんか流したそうだが、この行政訴訟に関しては、専門家がもっと議論すべきなんじゃないだろうか。1回目の議決対象には入っていなかった訴因が新たに追加されたということが今回の提訴の大筋だけど、これって「素人」なりに考えたって合点がいかない。少なくとも、訴因を新たに追加ってことには専門家の中でも意見がわかれるところで、正しい・悪いではなく少なくとも手続き上問題があることは事実なのだ。起訴すること・されることの重みを考えれば、ここは議論を尽くすのが筋というものだろう。「小沢君のことだからそんなことどうでもいいんだよ、どうせやってるに決まってるんだから」的な考えがどこかにあったとしたら、それこそ大問題なのだ。

 また、「起訴議決の適否は、刑事訴訟法に基づく公判手続きで争われるべき」という原則論はわかるけど、今回の提訴は、「訴因追加は違法」ということが論点なんだから行政訴訟でこそ判断すべきということだって言えるのだ。つまり、検察審査会ってなんぞや、というそもそも論に行き着いてしまうのだけど、今からでも遅くはないから是非とも国会でもマスメディアでも、はたまたシンポジウムでも、大いに論議すべきではないだろうか。

 どうやら、検察審査会の所管は最高裁ということらしいが、それだって今回の小沢君強制起訴がなかったらわからなかっんだから、それだけ闇に包まれているということ。そうした検察審査会が出した議決は、法改定後はとんでもない権力を握ってしまったんだから、改めて議論することは当然なのだ。裁判員制度の影に隠れて、たいして議論されることもなく検察審査会法が改定されたことについては、政治家はもちろんメディアにもおおいに責任がある。

 小沢君の行政訴訟却下、なんてことだけに光をあてるのではなく、その中身、つまり「訴因追加は違法」ということについて議論しないと何の意味もないんだけど・・・これって、強制起訴ってことだけにスポットを当てて、その起訴内容にはまったく触れないこれまでのマスメディアの手法そのまま。今朝の新聞も、検察がらみの記事は、「関係者によると」という言葉の大氾濫。なんだ、全部検察のリークで記事作ってるんじゃん。懲りないひとたちなんだね、新聞屋さんって。

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2010年10月18日 (月)

秋葉原を襲った反中デモと辛坊治郎の悪質発言。

 いやはや、アパパネは強かった。絶好のスタートをきった後は、かかることもなく絶妙な折り合いで中段やや後方を追走。4コーナーでは大外をゆうゆうと回って、直線に入るとゴール目指して一気に駆け抜けた。コギャルの中に一頭妙齢の大人の女がいるようなもので、凄みのある走りは明らかに抜けていた。牡馬との戦いでも、おそらく十分に通用するだろう。蛯名のじっくりと焦らずにアパパネを信頼した騎乗ぶりもお見事。

 僕の本命だったアプリコットフィズは、その持ち味を100%発揮しての3着。直線で一瞬抜け出した時は、ヨシっと思ったが並ぶまもなくアパパネとアニメイトバイオにかわされたのは、今の時点では力の差か。でも、納得のレースだった。

 納得いかないのがアグネスワールドか。予定通りにハナをきったまではいいが、1000m通過が58.5秒はいかにも速い。速いにもかかわらず後続もそれほど離されることなく追走。3、4コーナー中間でつかまっては勝ち目はない。せめて1秒遅ければなあ。ま、これが逃げ馬の辛いところでもあるのだが。

 辛いといえば、中国内陸部で繰り広げられる反日デモ。果たして、市民の自発的な行動なのか、それとも官製デモなのか、その真意はわからないけれど、内陸部で起こっているということは、やはり市民の不満がかなりたまっているのかも。裏には、中国政府内、つまり共産党の権力闘争があるとも伝えられているが、いずれにしてもこれまでの反日教育のツケということもあるのかもしれない。尖閣諸島の問題にしたって、歴史をちゃんと俯瞰すればわかることなのにね。ま、歴史をちゃんと教えないということは日本も同じだけど。

 で、昨日は日本でも反中デモが秋葉原であった。「尖閣諸島と秋葉原をシナの侵略から守れ!」というデモで、「オノデンとソフマップを秋葉原からたたき出せ」なんてシュプレヒコールも聞こえたりしてなんのこっちゃと思ったら、どうやらオノデンとソフマップが中国の国慶節を祝してセールをしたのが国辱的だということになったらしい。おいおい、秋葉原は中国観光客が上得意なんだから、セールするのは当たり前といえば当たり前のことだろうに、それが気に入らないらしい。

 デモをするのは自由だけれど、抗議する相手を間違えてるよね。ま、前日の田母神君たちの中国大使館へのデモと呼応してるんだろうけど、どうもこのテのデモというのは、恫喝と暴力というのがセットになっているのが認めがたい。昨日は警備の警察官ともめて逮捕者も出たようだが、本来警察も彼らには手ぬるいからね。

 中国では日本企業にデモ隊が押しかけたということで深刻な報道してるけど、日本の中では日本人が日本の企業にデモかけてるんだから、けっして中国を批判できない。実に愚かなことだ。どうせなら中国資本のラオックスにデモしたら、という冷静な(?)意見もあったりして、座布団一枚とつぶやいてしまったくろねこなのであった。

 さて、悪名高き吊り目の辛坊治郎が、大阪のTV番組で暴言を吐いたという。「ライジング・サン」さんのブログで知ったのだが、リンクされている映像を観て久しぶりに怒髪天をつきましたです。なんと言ったかというと、小沢君の強制起訴議決を「不当であると言ってる奴は絶対小沢氏から金を貰ってます。それは明らかになっています」てなことを口角泡を飛ばす勢いでくっちゃべっていた。おいおい、証拠もなしに何言ってんだか、というより官房機密費の件では上杉氏に向かってアンタは何と言った。根拠を示せと言わなかったかい。だったら、今度はアンタに根拠を示してもらおう。こんな政治漫談にもなっていない罵詈雑言をTVでくっちゃべってるのが、元読売テレビ理事、元同局報道局解説委員長(局長待遇)なんだからね。「ライジング・サン」さんじゃないけど、BPO審議にかけるべきじゃなかろうか。

・ライジング・サン
読売:辛坊治郎問題発言

・問題発言の映像はコチラ
http://bit.ly/9cunxz

 マスメディアが飲み屋の政治談議みたいになって久しいが、この発言はそれ以下ですな。飲み屋レベルにも達していないという、誠におそ松、とど松、じゅうし松な一席でありました・・・ヤレヤレ。

 それにしても、辛抱の発言中、横でニヤニヤ笑っていた司会者(?)とアシスタントのネーチャンは、恥ずかしくなかったのかな。おそらく、局アナ? 自分たちは関係ないなんて思ってたら大間違いだよ。君たちも同罪だってことを心しとかないとね。

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2010年10月17日 (日)

「可視化議連」は民主党の良心となれるか!?

 猫の額ほどではあるが、それでも庭は庭・・・ってわけで、毎年、この時季になると植木屋さんがやってくる。で、昨日は植木屋さんとお茶を飲みながらの世間話に花が咲いたのだが、なんでもこの夏はさすがの猛暑に植木の手入れなどしていても身の危険を感じることがあったとか。結局のところ「8月は半月仕事を休んじまった」というから、強靭な肉体の職人さんも焼け焦がすほどの猛暑だったということ。これじゃ、毛虫もまいっちゃうわけだ。

 中国で反日デモのニュース。中国の漁船騒ぎもどうやら一段落とホっと胸を撫でおろしかけていたスッカラ菅内閣にとっては、なんとも厄介なニュースだろう。中国の作家の「反日デモは政府に踊らされたマスゲーム」という意見が報じられたばかりだっただけに、なんでだろうと思ってたら、どうも日本における中国大使館への抗議デモがきっかけのようだ。中国大使館への抗議デモは、あの時代錯誤の田母神君を代表とする団体によるもので、中国大使館前で声明文を読み上げたらしい。このデモが計画されたことへの反発で中国の反日デモが起こったとされているが、ま、真相は奈辺にあるのか・・・。

 反日デモのニュースは、朝日などは1面と4面を使って大々的に報じているが、日本における中国大使館へのデモについての詳細はない。田母神君らの右翼勢力によるデモということを隠す理由はないと思うのだけどね。それにしても、小沢君への告発といい、映画『ザ・コーヴ』上映の映画館への抗議活動、そしてそれに伴う上映館館主の家族への脅しなど、右の勢力による示威行動が目立ってきているような気がしてならない。そして、彼らの行き過ぎた行動に、マスメディアが極めて肝要なのがとても気になる今日この頃だ。

 可視化問題ひとつとっても、たとえば社民党や共産党は、デモや市民集会という具体的な行動をなぜ開始しないのだろう。いまこそ、デモや集会を呼びかける絶好の機会だと思うけどね。右の勢力によるまさにドブ板的な活動を馬鹿にしちゃいけない。少なからず暗黙の支援者が増えていることは間違いないんだから。様々な掲示板への書き込みやいくつかの政治ブログに目を通していると、その予感が必ずしも見当違いではないことがわくわかる。もはや、マスメディアは60年代、70年代にあったような市民運動の見方ではないからね。立ち位置を大きく面舵にきってきているんだから、そろそろ具体的な行動を通して訴えていかないととんでもないことになるんじゃないのか。あっ、具体的行動って、テロとかじゃないっすよ。「肉体言語」なんてとんでもない。デモや集会という、地道な活動ってことだから、念のため。

 証拠改竄について、公判部長も認識していたと朝日の朝刊に載っていたが、どう考えてもみんな知っていたのに知らない素振りだったんだろうね。つまり、無罪ということがわかっていながら、どうにか犯人にしちまおうってことで、無実の市民を起訴したというどこぞの独裁国家なみの犯罪を検察がしたってこと。前田捏造君の証拠改竄なんてその犯罪のごく小さなパーツにしか過ぎないわけで、なのにその小さなパーツこそが事件の核心であるかのように筋書きを描くことで検察という組織を守ろうとしているのが現状なんだろうね。

 なんてったって、村木さん起訴にゴーサイン出したのは検察のトップなわけで、最高検だってどうにか公判維持して有罪にもっていけると思ってたはず。つまりは、組織ぐるみで市民を罪に陥れて冤罪を作ろうと画策したわけで、そこをマスメディアも突っ込んでいかなくてはいけなのに、新聞協会賞もらったって浮かれてる阿呆がいるから期待はできない。 でも、郵便不正事件は、単に証拠改竄なんていうレベルではなく、警察、検察、裁判所のあり方そのものが問われている大事件だという認識を持たないと、おそらくこの国は誰もが犯罪者に仕立てられる野蛮な国に成り下がっていくんだろうね。

 取調べの可視化や証拠の全面開示に消極的な政党や議員たちは、そうした国の没落に手を貸しているということをわかっちゃいないんだろうな。ま、叩けばホコリが出るひとたちばかりだから、政治資金規正法を拡大解釈すればすぐにでも小沢君のように告発されたりしちゃうわけで、だからこそそう簡単には検察、警察には手が出せないってことなんだろう。小沢君のことを対岸の火事をいいことに、さんざんバッシングして、「政治とカネ」で政局にしたツケが、そのうちきっと来る。その意味でも、「可視化議連」はいまが正念場。警察、検察に敢然と喧嘩売って出る、最大のチャンスということを、果たしてどこまで認識しているのだろうか・・・そう思うと夜も眠れないナイーブなくろねこなのであった。 

【くろねこの競馬予想】

京都では、アパパネの牝馬3冠がかかった秋華賞。当然のごとく、アパパネが1番人気だが前走のローズSでかかり気味だったのがどうも気になる。優れたマイラーであることは間違いないが、果たしてすんなりと折り合いがついて淀の2000mを勝ち切れるか。で、本命はクイーンSで古馬を相手に先行からスンナリ抜け出しての勝利でひと皮むけたアプリコットフィズ。鞍上が武ちゃんだけに人気になりすぎなのが馬券的には気になるところだが、8月にひと叩きはローテーション的にも好感がもてる。相手には、オークスでアパパネと同着のサンテミリオンを抜擢。オークス以来というローテーションがちょいと気がかりだが、距離はピッタリなだけにここは侮れない。流れ次第で前残りも十分にあるアグネスワルツが単穴。大穴なら紫苑Sを勝ったディアアレトゥーサ。アパパネはおさえまで。

東京競馬場では府中牝馬ステークス。難解なレースだが、ニシノブルームーンとコロンバスサークルの1点で勝負。

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2010年10月16日 (土)

大臣答弁と民主党の体たらく。

 毎朝、ヤフオク(ヤフーオークション)のアラート登録をチェックするのだが、時折、いったい誰が買うんだろう、なんて珍品が出品されることがある。で、今朝のアラートをチェックしていると、なんと「西洋の棺桶」なるものを見つけた。「吸血鬼」というアラートなので、「棺桶」はキーワードとしては定番みたいなものだが、フィギュアならいざしらず、さすがにホンチャンの棺桶には唸ってしまった。商品解説には、「インテリアとして5年ぐらい前に購入しました。購入価格は90万円でした。状態は未使用になります。アイリッシュタイプの棺桶になります。蓋を開ける時は、十字架のネジを4箇所はずします。大きさは、170cmぐらいの大人が入れる長さです」とある。

 で、オークション開始価格は5万円から。即決価格として16万円が設定されている。値段もさることながら、インテリアとして90万の棺桶を購入するその感性にこそ興味津々なものがある。このオークションは果たしてどんな結果となるのか、しばらくは目が離せない今日この頃になりそうだ。

 さて、昨日は何の気なしに国会中継を見ていたのだが、たちあがれ日本の議員の武器輸出三原則に関する質問に、防衛音痴の北沢君が性懲りもなく、見直し検討を口にしていた。閣議決定ではないというエクスキューズがあるものの、このオッサンの「雇用促進のため」とかいう見直しの理由には、とても危険なにおいがする。経済発展のために武器輸出三原則を見直すというその理屈って、戦前に資源を求めて大陸や東南アジアに踏み込んでいった時のへ理屈とそっくりだ。

 これって、かなり危険な話だと思うのだが、国会では野次が飛ぶこともなく坦々と議論されていることに、そら恐ろしささえ感じた。スッカラ菅君はまるで他人事のようにシラっとして鎮座ましましていたが、これが市民運動出の政治家の成れの果てかと思うと虚しさは高まるばかりだ。

 虚しいといえば、影も形もない法務大臣と官僚発言丸出しの国家公安委員長も同じ。社民党の福島君の、全面可視化と証拠の全面開示に関する質問に、この二人は「いろいろ意見を交わしている最中で・・・」なんて答弁してたが、そんな場合か。どちらの案件も、財源なんか関係なしに、政治家のやる気ひとつで今日からだって実現することだ。社民党以外の野党も情けないったらありぁしない。「柳腰」外交云々でキャンキャン吼える程の労力を、可視化と証拠の全面開示にも注いでほしいものだ。ま、スピッツ議員にそんなこと望むべくもないのだろうが。

 しかし、法務大臣と国家公安委員長の誠意のないと答弁から、民主党がこのふたつの案件にまったく真剣でないことは良くわかった。ついこの前まではマニフェストの目玉でもあったはずなのだが、なんという体たらくでありましょう。幽霊大臣の柳田君は、福島君の「命をかけて決意してほしい」という追及に、「意欲はよくわかります」とかなんとかそれこそ柳に風。バカだね、意欲をもたなくてはいけないのは民主党なんだよ。まったく、たるんだ内閣だこと。

 谷亮子が現役を引退した。その決意には拍手。ま、片山さつきのような嫌味タラタラのオヤジおばさんは相手にしないこったね。朝日も、1面と社会面を使って大々的に報道してるけど、1面記事の最後に、「柔道界では孤高の存在になっていた谷さんは、進むべき道を政界に求めた。最後に頼りにしたのが、小沢氏だった」の一言。いやあ、朝日も小さくなったものだ。

 社会面の片隅には新聞協会賞受賞式の記事が。「改ざん事件取材班」の代表のいけずうずうしいコメントには大笑い。「権力の監視、チェックこそがジャーナリズムの本来の使命であるということを改めて心に刻んでいます」だとさ。郵便不正資源の片棒かついでおいてこの言い草とは。本当に反省という言葉のないひとだちだこと。大沢親分じゃないけど、「喝!」なのだ。

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2010年10月15日 (金)

司法過程論・・・なんのこっちゃ。

 いやはや、マリーンズがホークスに勝っちまった。これで、ホークスのアドバンテージもチャラってわけか。イケイケのチームの方が流れを掴んじまうことはよくあることだから、ひょっとしてマリーンズがCSを制するかも。セ・リーグのCSはこれからだけど、最終的にドラゴンズVSマリーンズの日本シリーズになったら・・・・地味だろうねえ。

 住生活グループのベイスターズ買収に関する動きに対して、神奈川県知事の松沢君が不快感を示している。広告費と思えば100億は安いもんだ、なんていう会長の発言にカチンときたらしいが、これを聞いたときには「ダメだ、こりゃ」と松沢君ならずとも思ったものだ。ひと昔前に日拓ホームが当時の東映フライヤーズを買収した時のことを思い出した。結局、日拓は1年で日本ハムに身売り。それまで名前も知られていない会社が一躍全国区になったわけだから、日拓は笑いが止まらない。つまり、プロ野球が不動産屋に手玉にとられたというわけ。それと同じテツを踏むかもよ。

 読売に喧嘩売れるような企業に買収してもらいたいと思ってたけど、住生活グループは読売と同じでプロ野球に対する理念やポリシーは何もなさそうだ。おそらく、ナベツネとは裏で話がついてるんだろうな。プロ野球にとってはけっして喜ばしい話ではなさそうだ。

 小沢君の弁護団が、検察審査会の議決に対して行政訴訟を起こした。1回目の議決では対象になっていなかった訴因を付け加えたことに対する提訴なわけで、これはとやかく筋合いはない。この提訴に対して法律家からも様々な意見が出ているが、それだけ改定後の検察審査会法というのは不備が多いということ。だからこそ、提訴する意味は十分にある。

 そもそも、2回目になってこっそり別の訴因を付け加えるなんてことが、法律論はともかくそれこそ「市民感覚」としてどうかと思うのだが、そういう視点では誰も論じようとしないのは不思議だ。検察審査会の議決に関してはあれほど「市民感覚」を絶賛したのに、訴因追加に関しては皆さん物分りがよろしいようで。

 阿波の古狸・仙石君に至っては、「起訴は起訴だ。政治論としては成り立っても、司法過程論から言うと、それほど意味がある話とは言えない」なんてほざいているようだが、何を言いたいのかまったく理解できないんだけど、噛み砕いて説明してくれませんかね。まず、「政治論としては成り立っても」と言うけど、どういう意味ですねん。提訴したことが政治論では成り立つ、ってなんのこっちゃ。

 次に、「司法過程論から言うと、それほど意味がある話とは言えない」とのたまってるけど、司法過程論の定義について説明してくれ。こちとら法学部だったんだけど、お馬鹿なもので勉強してなかったからね。今回の行政訴訟を司法過程論でどう読み解くと「それほど意味がある話とはいえない」という結論になるんだろう。郷原さんが、「弁護士の資格を持っている人の発言とは思えない」とつぶやくのもむべなるかななのだ。

 この発言を報道した記者はその真意を理解できたんだろうか。できてないよね。理解できてたら、もっと読者にわかりやすく説明してるはずだもん。わかってもいないことを、さも重要な発言のように咀嚼もしないで(できずに)書きたてるんだらタチが悪いったらありゃしない。

 タチが悪いといえば、昨日の国会でのテレビ議員・一太君の質問だ。阿波の古狸の「柳腰外交」発言に噛み付いたのだが、「女性を表現する言葉だから撤回しろ」とはまるでオコチャマの言い争い。おいおい、言葉には「喩え」「比喩」ってのがあるのをお勉強しなかったの。ついでに、「中国の方が聞いたら何と思うか」って言ったまではよかったが、「中国のどの方が聞いたんですか」って古狸に突っ込まれちゃって一本取られちまった。いやあ、これほどレベルの低い質問ってのもそうそうないな。これじゃ、当意即妙なたとえ話もうかうかできやしない。粋じゃないね、テレビ議員は。これからは、キャンキャン吼えるスピッツ議員と名づけよう。

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2010年10月14日 (木)

検察審査会の奇々怪々!

 チリ落盤事故の救出劇が世界中を駆け巡っている。チリの救出劇は感動的だし、閉じ込められた人々にとってのこの2ケ月というものは生き地獄みたいなものだったであろうことは察して余りある。しかし、ちょっと見方を変えてみると、事故にあった人たちの個々のプライベートな情報までが飛び交っているのにはなんか違和感がある。病歴や結婚歴、家族構成、奥さんが出産間近・・・等々、ウッカリ事故に巻き込まれようものならプライバシーが世界中に向けて発信されるのかと思うと、ちょっと憂鬱な気分になってしまうのだった。

 どこまでが報道すべき情報なのか、その渦中にいる時って冷静に判断するのは難しいし、特に今回のような世界中が注目する大事故はドラマチックに報道したくなるのが人情というもの。もし、これが国内の事故だったどうなんだろう。ここまでのプライベートな情報を流しただろうか。というより、流せただろうか。斜めに考えすぎなのかもしれないが、なんとなく疑問に感じる今日この頃なのであった。

 さて、またしても検察審査会の平均年齢に計算ミスがあったそうな。なんでも、9月14日の議決日現在で計算したら34・55歳になったんだとか。計算ミスとかの問題ではなく、これはもう何らかの理由付けがほしいための計算改竄なんじゃないか。一度ならず二度までもとなると、作為を感じちゃうのが検察審査会のお好きな「市民感情」だと思うけどね。しかし、そうだとするなら何のための改竄なんだろう。そもそも、計算間違いでしたって訂正しなければ、ここまで疑いの目を向けられることもなかったはず。なぜ、わざわざ訂正報道したんだろう。まさに奇々怪々な検察審査会なのであった。

 ところで、前田捏造君の担当した全事件を最高検が検証する方針とか。大久保秘書の供述調書も捏造君の手によるものだし、当然といえば当然なんだけど、最高検としてはどうせ調べても真相は闇の中ってことがわかってるからそんなこと言い出したのかもしれない。検証してみて、ひとつでも何らかの作為があった事件が出てきたら、最高検にとっては致命的だからね。組織防衛が第一義なんだから、おそらくそうした危険はないと踏んでるんじゃないだろうか。第三者機関が検証するなら、少しは意味があるだろうけど、それにしたってどこまでやれるか。最高検のパフォーマンスで終わるような気がするけど・・・。

 昨日のブログで、小沢君の裁判の指定弁護士にヒゲ弁・若狭君の名前があがっているらしいと書いたが、宮崎学氏のコラムによると、どうやら第二弁護士会は断念したらしい。ヤメ検ではなく裁判官経験者から人選をすすめているとか。ごもっともなことであります。これで第二弁護士会も恥をかかなくてすんだということか。

 

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2010年10月13日 (水)

検察審査会のほころびと元副部長を支援する会。

 昨夜の日韓戦はちょいとストレスがたまるゲーム展開ではあったが、もっとストレスがたまりそうだったのが韓国サポーターの「日本沈没」と書かれた横断幕。とりあえずは親善試合なんだから、なんだかなあ、なのであります。

 なんだかなあといえば、検察審査会の平均年齢が訂正されたのには大笑い。おいおい、平均年齢すら計算できないのか、本当か? にわかに信じがたい話で、ウケ狙いの笑い話だと思ったほどだ。平均年齢間違えるなんてないだろう、普通は。なんでも11人で割るところを10人で割っちまったってことだが、ひょっとして審査員なんていなかったんじゃないの、審査会なんか開いてないんじゃないの、というつぶやきも聞こえてくる。ま、それだけあり得ないことなんだよね。

 30.9歳が33.9歳に訂正されたのだが、これでも十分に若い。審査員の若さについては確率論のうえからいくつかの週刊誌などが検証している。週刊朝日では数学者の意見として、その確率0.12%。これは、コインの表が10回連続して出る確率とほぼ同じで、あり得ないほどの低い確率なんだとか。また、週刊ポストによれば、1回目の議決を出した審査員の平均年齢34.3歳と今回の平均年齢30.9歳(訂正前)という若い平均年齢が続けてくじで選ばれる確率は、0.0067%なんだとか。これは、「100万回くじを実施すれば7回起きる」という、奇跡に近いものらしい。

 若すぎる平均年齢といい、今回の計算ミス(?)といい、さらには全国検察審査協会連合会の存在といい、検察審査会をめぐるほころびが日増しに目立ってきている。検察審査会をブラックスボックスのままにしておくと、いつの日か「市民目線」という「世論ファシズム」をのさぱらせることになるかもしれない。

 ところで、小沢君の裁判における指定弁護士に、補助弁護士だった吉田繁実の他に、ヤメ検二人の名前があがっているそうな。その一人が、このところTVのコメンテーターとして「昔はよかった」式の話を垂れ流しているヒゲ弁の若狭君らしい。これもまた、なんだかなあ、なのだ。特捜が不起訴にした事件を元特捜のヤメ検が担当するってのは、なんだか出来レースのようでウンザリ。そもそも、TVでさんさぞんくっちゃべってたヒゲ弁にその資格ってあるのかねえ。

 最後のなんだかなあは、佐賀ヨウヤク副部長を支援する会発足というニュースだ。教え子の弁護士たち30人が集まって結成されたそうだが、なんとまあKYなひとたちだこと。この会に集まった弁護士のうち何人が、これまで冤罪に苦しむひとの助けとなってきたのだろう。おそらく、企業のお抱え弁護士で禄を食んでたりするんだろうね・・・推測だけど。支援する会・・・正式名称かどうかはわからないけど、よくもまあネーミングしたものだ。なんてこったい。

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2010年10月12日 (火)

前田捏造君、起訴。

 昨日の体育の日は、絶好の運動会日和。近くの小学校の校庭では、幼稚園の運動会が開催され、チビっ子の歓声で大賑わい。我が家の周辺はこのところチビっ子だらけで、ここ2週間ほど運動会の竹馬乗りの練習で、お母さんの叱咤激励の声が飛び交っていた。というわけで、ご近所のチビの勇姿を見ようと、小学校の校庭へと出向いたのであった。 

 校庭に一歩足を踏み入れると、そこにはなんと昭和30年代の運動会の風景が広がっていた。こんなにも多くのチビっ子がどこにいたんだろうと、しばし考えてしまったほどだ。我が町内は少子化という言葉とは無縁な、子供だらけのキディランドだった。と同時に、若いお母さんのなんと多いことよ。ちょいと気分ルンルンの運動会見学なのであった。

 さて、前田捏造君が起訴された。容疑は、予想通りに証拠隠滅。特別公務員職権濫用罪は適用されなかった。最高検よると、前田捏造君は容疑を認めていて、こんな供述をしているのだとか。

「マイナス証拠があっても起訴内容は立証できると考えていたが、FDを弁護側に返して、検察にとって不利な証拠だと気付かれると公判が紛糾するため、改ざんした」(時事通信)

 ふむ、これってなんか釈然とせんなあ。この供述って、噛み砕いて言えば、「確たる証拠はなかったけれど、犯人に仕立て上げることはできると思った。でも、FDの日付が正しいとなると、公判維持できないのでちょっと手を加えちまった」ってことになるんじゃないかね。そう思っていたら、郷原さんが、こうつぶやいていた。

「マイナス証拠があっても起訴内容は立証できる」「不利な証拠だと気付かれると公判が紛糾する」というのはどういうことか。足利事件に置き換えると、「DNA鑑定では犯人は別人だけど自白もあるので立証できると思っていた。公判が紛糾するためDNA鑑定書を改竄した」ということになる。

 つまり、証拠改竄なんてのは手段にしかすぎなくて、なんのために証拠改竄をしたのかが問題なのだ。ようするに、村木さんが無罪ということを知りつつ起訴して、犯人にデッちあげ冤罪をつくりだした、というのが今回の証拠改竄事件の肝であって、とてもじゃないが証拠隠滅なんてなまやさしいものではない。木を見て森を見ようとしない、お手盛り捜査の結果が、ここに極まれりってところか。

 それにしても、可視化の問題は遅々として進まず、マスメディアもほとんど取り上げないのは納得がいかない。本来なら、今頃は「全面可視化」に向けた一大キャンペーンがマスメディアをあげて巻き起こってなくてはいけないというのに・・・。小沢君叩きにはあれほど地道をあげた新聞・TVが、可視化には無頓着ってことは、しょせんは同じ穴のムジナってことか。でも、いま可視化が実現できなかったら、おそらくもう二度とこんなチャンスは来ないだろう。

 社民党、共産党は何やってんのかね。特に、共産党はその弾圧の歴史からしたって、「可視化」には「政治とカネ」なんて以上に力を注ぐべきなんじゃないのか。ま、小沢狂想曲では、恥知らずなことに検察リークにのっかって小沢世批判繰り返してたぐらいだから、「蟹工船」の哲学を望むべくもないか。

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2010年10月11日 (月)

ひょっとして自民党よりタチ悪いかも。

 またしても9回に追いつかれて、11回に勝ち越されて敗北。今年のライオンズのペナントレースの戦いぶりそのままのCSだった。1回に3点先取した時には、今日は勝ちだろうと思ったが、勢いというのは恐ろしい。さあ、パ・リーグは日本シリーズ出場を賭けてホークスとマリーンズの戦い。久しぶりに千葉が熱くなるか。

 ベトナム訪問中の防衛音痴大臣北沢君が、武器輸入三原則の見直し検討を口走ったようだ。このオッサンは、以前にも同じようなことをくっちゃべって、当時連立を組んでいた社民党の猛反発を食らったことを忘れちまったのか。というより、社民党が連立はずれて、ほとぼりも冷めたしってのが本当のところだろうけど・・・。

 内閣として了承しているわけではなく防衛大臣としての思いだなんてとぼけたこと言ってるようだが、んなことあるわきゃない。鳩山ポッポ内閣の時から、どうも民主党のアマチュア閣僚はTPOをわきまえずに個人の思いとやらを口にするが、よく考えてみるとフランケン岡田君の「県外は無理」発言しかりで、なんらかの思惑がその裏には絶対に潜んでいる。ま、今回の防衛音痴大臣の発言も、防衛官僚の薫陶よろしきがあるんだろうね。

 武器輸出三原則は、非核三原則と並んで、重要な「国是」だと思うけどね。ここに踏み込むということは、憲法改定をも見据えてのことであって、極めてナイーブな問題なはずだ。それを、個人の思いというオブラートに包んで発信するという姑息な手法は、自民党時代と何も変わってないんじゃないか。いや、もっと危険かもしれないね。自民党時代は、非核三原則と武器輸出三原則に触れることは、逆にタブーに近かったはずで、能天気に「見直し」なんてことは口が裂けても言えなかった。

 でも、民主党政権になったら、政権交代という大義名分に乗っかって、やることやらないくせに、これまで自民党政権下ではタブーだった領域にどんどん足を踏み入れている・・・ような気がする。沖縄の基地問題だって、「最低でも県外」ってことなんか忘却の彼方となって、いまや推進派といっても過言ではない。逆に、自民党が「基地反対」唱えるんだから、こんな喜劇はない。

 武器輸出三原則について個人の思いを語るんだったら、「おもいやり予算」の増額なんていう失礼な要求や沖縄における海兵隊の役割についてこそ語ってごらんよ。どうせ、アメリカを怒らせることはできないだろうけどね。

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2010年10月10日 (日)

ちょいと疑問な検察審査会経験者の投稿。

 どいうわけだか、僕のまわりにはライオンズのファンが多い。ペナントレースで優勝を逃した時には、そろいも揃ってガックリしていたものだ。その余韻も覚めやらぬうちのCS初戦の大逆転負けは、彼らにとって、「在庫扱いで悔しい・・・」と嘆く日航のパイロットのようなやるせなくも情けない心境だったのではなかろうか。4点差で迎えた9回、マウンドには守護神シコースキー。ま、ファンならずとも勝負あったの展開で、まさかの1死満塁。それでも4点差ならどうにか逃げ切れるかとも思ったが、そうは問屋がおろさなかった。結局同点にされて、延長11回にあってはならいホームラン打たれて勝負あり。ライオンズは、これで本当の崖っぷち。これこそ、短期決戦の恐さでありましょう。

 前田捏造検事が、証拠隠滅で明日にも起訴されるようだ。同時に、懲戒免職されるとか。大坪トンデモ部長と佐賀ヨウヤク副部長の二人は否認を続け、どちらも徹底抗戦のかまえだから、証拠改竄事件はこの先どう転ぶかわからない。トンデモ部長は、教え子の弁護士らで弁護団をつくったそうだから、ちょいと面白い展開になってきた。

 TVでは相も変わらずヤメ検たちが「昔はよかった」式のコメントを垂れ流して、三バカ大将による特殊なケースとして幕引きをしようと目論んでいるようだけど、ここまでくるとさすがに世間は騙せない。可視化を認める代わりに、この事件はここで終わりってことにしようなんて策略も練ってるかもしれないけど、トンデモ部長とヨウヤク副部長が、今後起訴されたとして、公判でどんな手をうってくるかでずいぶんと流れは変わってくるだろう。

 願うべくは、ここまできたらトンデモ・コンビには、ケツをまくりにまくって洗いざらい検察の闇をくっちゃべっていだきたい。特に、トンデモ部長が深く関わった検察裏金問題に関しては、おそらく最高検もそっとしておきたいところだろうからね。

 中国に拘留されていたフジタの最後の一人がようやく釈放された。「処分保留」ってところが日本への嫌味なんだろうけど、報道によれば保釈金も納めたらしい。ま、中国の法律を犯さなければ1年後には返還されるそうだけど、保釈金ときたか。中国の船長の時は、保釈金はどうなったんだろう。おそらく、そんなもの請求してないと思うけど、もし請求してたら凄いことなってたんだろうね。

 ところで、朝日朝刊の「声」蘭に、検察審査会の審査員経験者の投稿が載っていた。投稿者は、小沢君と宝塚脱線事故を引き合いに、「起訴議決が2回も出された案件は、アマチュアの感覚で限りなくクロに近いと判断したということにほかならないと思う」と論じている。ちょっと待って、プレイバックだな。検察審査会は検察の結果に対して異論を挟むだけであって、「黒か白か」は裁判所が判断するんじゃなかったのか。先の議決分のまとめには、そうしたためられていたはずだよ。「起訴相当」が「限りなくクロに近い」という判断だとするなら、そんな裁きはシロート集団の検察審査会にして欲しくはないね。これって、越権行為なんじゃないかな。投稿者の論が成り立つなら、起訴=黒が、起訴=限りなく黒に変わっただけで、ならば仮に裁判で無罪となった時の責任はとってもらいたい。

 そして、「検察の不起訴を覆すのはそれなりの理由なり考えがある」と言うのだけど、「それなりの理由」ってのが問題なのだ。最も考慮しなければならないのは、「それなりの理由なり考え」にどれだけ説得力があるかということ。でなければ、「よくわかないから、とりあえず裁判してみましょうよ」なんて理由でも、不起訴を覆せるってことになっちゃう。

 今回の議決文を読めば、説得力に極めて乏しいことがよくわかる。なによりも、検面調書に対する信用性をその拠り所としている点は大いに疑問だ。なぜなら、大久保秘書の調書は前田捏造検事の手によるものであり、証拠改竄が問題にされているいま、その調書の信用性にクエッションマークがつくことは自明のことであり、それだけで事件そのものが見直されてしかるべきことなのだ。つまり、調書の信用性を前提とした「それなりの理由なり考え」というのは、いまや何の説得力も持たない。もう一度、審査を見直すのが、審査員に課せられた義務ではないだろうか。

 さらに、起訴されることによるリスクが、どれほどその当事者の人生に影を落とすか・・・審査員にはそうした認識が欠如していることも大きな問題なのだと思う。「アマチュアの感覚」でひとの人生弄ばれちゃかなわんな、というのもひとつの「市民感覚」なんだけどね。

【くろねこの競馬予想】 

今日の東京競馬場は、秋の天皇賞を占う重要なレース、毎日王冠。思った以上に雨が降ったから、馬場状態が微妙。というわけで、思い切って重馬場巧者のシルポートを狙ってみたい。相手には、アリゼオとショウワモダン。ペルーサが圧倒的な人気だろうけど、渋った馬場で切れ味が総裁されそうな、そんな予感がする。

京都では京都大賞典。ここはオウケンブルースリーで仕方ない・・か? ここはアッサリと勝って、天皇賞、ジャパンカップの王道を歩んでほしい。

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2010年10月 9日 (土)

HNK自爆、そして全国検察審査協会連合会って何?

 昨夜は不覚にもアルゼンチン戦があるのをすっかり忘れて、見逃してしまった。ああ、観たかったなあ。アルゼンチンに初勝利だもんな。ザッケローニも、ちょいと安堵のため息かも。メッシのプレーはどんなだったんだろう。BSで再放送しないかなあ。

 仕分けネーチャン・蓮舫君が国会内で雑誌の撮影したことで叩かれている。国会休会中なんだし、撮影したからってそんな目くじらたてるほどのこともないと思うけどね。舛添君の元妻、片平なぎさ、じゃなかった、片山なつきが国会で嫌味を言ってたけど、その本人がかつて同じような撮影してたってんだからしまらないことおびただしい。ここを先途と国会で追及するはずが、すっかり自分のことは棚に上げていたというわけ。メクソ、ハナクソの類ってこと。それにしても、見事な自爆でありました。

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 自爆といえばNHK。野球賭博騒動の最中に、警察の捜索情報を当事者である時津風親方にメールしてたってんだから、何をかいわんやなのだ。怒りを通りこして呆れるばかり。マスメディアはこぞって、「超えてはならぬ一線」とか「記者倫理逸脱」とか喚いてるけど、これも片山さつきと同じで自分のことは棚に上げての狼藉三昧。「天声人語」が語るには、「離れては情報が取れないが、抱き合えば筆が鈍る」、だから「取材先とは「握手の距離」を保てと先輩に言い聞かされた」そうだ。

 ああ、だから、証拠改竄をスクープ(?)した記者の「記事にすることに迷いがなかったと言えば、うそになる。多くの検事たちはまじめにやっている。証拠を改ざんした行為は許せないが、記事になれば、検察本来の業務に支障が出るのではないかとも自問した」という署名原稿が成り立つんだ。抱き合ってたから、記事にするのに迷いも出るし、検察業務に支障がでるんじゃないかと心配しちゃうんだね。

 それにしても、NHKはすっかり冷や水浴びせられちゃったね。そういえば、会見した報道局長の名前が冷水(しみず)だった。きっと、やくみつるあたりの風刺漫画に使われるね。 

 中国の人権活動家にノーベル平和賞。どうする、中国。ノルウェーに圧力かけたりしてるけど、やりすぎると国際社会で孤立するし、強気に出ないと国内から不満が噴出して、人民解放軍あたりが動きだしたりする可能性もなくはないわけで、いらんことしてくれたなあ、ってのが偽らざるところじゃないのかな。とりあえず、拳を振り上げちゃったから、落としどころを探ることになるんだろうね。こんな時こそ日本が「まあまあ、そんなに怒りなさんな。ここは大きな気持ちで・・・」とかなんかとか仲介して、対中関係の主導権を握るなんてワザを出してほしいと思うけど・・・ま、外交戦略もへったくれもないスッカラ菅内閣には無理だろうな。

 初耳なのだが、「全国検察審査協会連合会」なるものがあるのだとか。なんでも、審査員経験者約1万6000人が会員というから、けっこうな団体だ。しかし、クジで選ばれた市民が審査会終わってからもこんな組織をつくってるってことには違和感あるなあ。全国検察審査協会連合会は、記念に式典なんかもやっていて、検察幹部や弁護士会、国会議員なども参加しているんだとか。

 しかも、全国検察審査協会連合会は、小沢君の「検察審査会はシーロト」発言に抗議文を出そうとしていたらしい。これって、親睦会じゃなくて、しっかりとした圧力団体になってるってことだよね。検察審査員って、なんらかの特権なのか? クジで選んでいるっていうけど、二次審査は検察審査会事務局が仕切っているらしいからね。そこに作為が入る余地は十分にあるってわけ。またひとつ、胡散臭い団体が出てきたものだ。

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2010年10月 8日 (金)

またしても調書不採用・・・検察の底知れぬ闇。

 ハンガリーのアルミニウム精錬工場から流出した有毒汚泥で、成り行き次第ではヨーロッパがちょっと大変なことになりそうだ。どうやらドナウ川にも流れ込んだということだが、そうなるとドナウ川流域の国は静観してはいられない。それに、ドナウ川は黒海に流れ込んでいるわけだから、さらなる環境被害だって想定される。既に死者まで出ているから、大災害にならなければいいが。

 そういえば、メキシコ湾の原油流出は、その後どうなったんだろう。仮に流出が止まっていたとしても、流れ出した原油の処理にはかなりの時間がかかるだろうし、その間環境破壊はますます深刻化していくわけだから、沈静化してよかったねとならないもんな。調査委員会が中間報告でオバマ政権の対応を批判したというニュースが流れていたけど、どんなもんなんだろう。

 環境問題といえば、築地市場移転を都が決断、という報道があるけど、この問題は議会にまかせておいていいのだろうか。なんといっても、移転先の豊洲の汚染された土壌問題はまったく解決されていないわけで、ましてや土壌の調査結果に数字の誤魔化しがあったという事実はなによりも重い。そろそろ、国も乗り出す時期じゃないのかね。それにしても、民主党の都議たちも情けないもんだ。もっと真剣に戦え!

 郵便不正事件で便宜を受けた企業側の公判で、主任検事が作成した調書が不採用になった。乱暴な取調べで供述を強要したようだが、ああ、やっばりねてなもんだ。これまで、特捜により逮捕・拘留されたひとたちがさんさざん訴えてきたことが、ようやく陽の目をみつつあるということ。つまり、取調べの際の脅迫や暴力行為ってのは、おそらく日常化してたんだと思う。そして、現にいまもそうした取調べが続いてるんだよね。だからこそ、可視化なんだけど、影も形もない法務大臣は「自分なりの考えをまとめている最中」なんだとか。バッカじゃなかろか。

 大阪では、遺失物横領容疑で逮捕された男性に刑事がヤクザも真っ青の罵詈雑言を浴びせ、特別公務員暴行陵虐容疑で担当の警部補と巡査部長が告訴された。ICレコーダーに録音されていたとはお釈迦様でも気がつかなかったってわけ。録音聞いたけど、いやあ、凄まじかったな。東映のヤクザ映画も顔色なしのベタな脅し文句に、聞いてるこっちが恥ずかしくなるほどだった。何度も言うけど、やっぱり可視化だね。それと、前にも書いたけど、これからはICレコーダー持ち歩きましょう

 検察審査会の議決文書に、被疑事実とは別の容疑が書かれていたことに対して、小沢君側は起訴議決無効の提訴をするようだ。このことに関しては、いち早く郷原氏が指摘していたことだが、これまでマスメディアは一切触れていなかった。小沢君サイドが動き出したことで、報道せざるを得なくなったのだろうが、それにしても、小沢君をめぐる検察審査会の動きって、なんか不自然なことが多いのはどうしたわけだ。

 今朝の朝日は、「感情先行 危うい判断」という見出しで、検察審査会のあり方を検証していた。「市民感情の逆襲」なんていう東スポも逃げ出すような扇情的な見出しでさんざん煽っておいて、いまさら「感情先行 危うい判断」もなんいもんだ・・・と突っ込むのは簡単なんだけど、おそらくこうしたエクスキューズ記事も載せておかないと、名誉毀損だなんだと後々問題になるかもしれないので、そろそろ防御線を張っておこうということなのかもしれない。ハナっから、こうした冷静な報道姿勢をとっていれば、さすが朝日と拍手送られただろうに、いまとなっては遅いか。

 そういえば、現役の記者から、ブログ以下とツイッターで囁かれちゃった社説は、今日も妄想を書き連ねていた。馬鹿が社説でやってくる・・・と思えば大いに笑えるってもんだ。

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2010年10月 7日 (木)

命の危険があるから匿名だそうです。

 おいおい、いまさら星野か、楽天は。しかし、好きだよね、昔の名前が、この球団は。大言壮語して北京オリンピックでずっこけて、WBCの監督やって汚名返上と思ってたら、イチローにクレームつけられて、現場復帰はもうないと思ってたけど、まだやるか。思えば、闘将とかなんとかイメージばりが先行しているけど、一度も日本一になったことない監督なんだよな。リーグ優勝することだけでも大変なのはわかるけど、ちょっと買いかぶりのような気がする。

 かつて、長島監督が解任される時に、バカだチョンだとスポーツマスコミはここぞとばかりに叩いたことがある。その時、日本ハムの球団社長であり、監督時代には、「魔術師」「知将」と謳われた三原脩が、「一度も優勝経験のない監督が名将と称賛され、2度も優勝した長島が非難されるのはおかしい」といった意味のことを語ったことがあるが、まさに至言。あっ、優勝経験のない名将(?)って別当薫ね・・・おそらく。それはともかく、田尾を途中解任した楽天には興味がないのでご勝手に。

 日ハムといえば、大沢親分が亡くなった。「喝」はいただけなかったが、べらんめえな野球小僧ってイメージは好きだったな・・・合掌。

 さて、大方の予想通り、郵便不正事件の「証拠改竄」報道で、朝日新聞が新聞協会賞を受賞した。早速、自画自賛の紙面作りというのは、ま、いたしかたのないところ・・・としてもだ、「郵便不正事件」に加担した反省のカケラもない自慢話には閉口する。社会面に、検察担当の記者の『弁護人「書けるのか」 メディア不信も痛感』という見出しの署名コラムが掲載されているのだが、その中で気になる部分がある。

(これより引用)

 記事にすることに迷いがなかったと言えば、うそになる。多くの検事たちはまじめにやっている。証拠を改ざんした行為は許せないが、記事になれば、検察本来の業務に支障が出るのではないかとも自問した。だが、組織のウミを出し、再生してもらうことこそが検察にとっていずれプラスになると信じた。

(引用終わり)

 逡巡する現場の記者の心境と素直に読めばその通りなんだろう。しかし、自問するということは、自制するということでもあって、自主規制がどこかで働く場合が往々にしてあるってことがよくわかる。おそらく、そうした自主規制で本来なら世に出るべき権力の不祥事が、闇に葬られた例は数知れないのだろう。

 「検察本来の業務に支障が出るのではないか」と自問するより前に、事の大きさに記者魂ってのが刺激されなかったんだろうか。なんだか、検察にとてもやさしいひとたちなんだね。やはり、ギルド化された司法記者クラブと検察の仲間意識がそこにはあるんだろうか。なんだか、あまりにも素直に心境を吐露した原稿になってるけど、こんなヤワでいいのかなと心配になってくるほどだ。

 村木さんの無罪を受けて、上村元係長たちの罪名が変更になるようだが、「証明書の発行が国会議員の口添えによる「議員案件」だっとする主張については、(中略)今後の公判でも維持するとみられる」と昨日の朝日夕刊で報じられていた。どうやら、「倉沢被告や上村被告の前任者の公判証言などから立証できる」とされたようだが、ほんまかいな。国会議員の口添えがあったかどうかって、とても重要なもので、検察はまだ鬼瓦石井君を狙っているということなのだろうか。記事そのものが「検察関係者によると」となっているので、真相はわからないけど、頼むから独自取材による見解もちゃんと載せておくれ。゛結局は、いまだにリークで紙面作ってんだよね。

 で、その朝日夕刊には、小沢君を告発した「真実を求める会」を取材したらしい記事が乗っている。ま、なんともぬるいというか、知っていながら知らない素振りというか、まるでよいしょ記事みたいな出来なのには目が点でありました。団体の代表が、「命の危険があるから、名乗ることは出来ない」とかで匿名を条件に取材させてもらったらしい。ちゃんちゃらおかしいやね。そんなこと言ったら、裁判員はどうなるんだ。法廷で顔さらして、記者会見まで開いている。ヘタするとお礼参りの危険だってあるんだよ。「命に危険がある」とかなんとかマンガチックなコメントに突っ込むのが記者だろうに。そもそも、そんな殊勝なタマではないだろうに。「真実を守る会」・・・しかしてその実態は。朝日も取材したんだったら、そこんところちゃんと書かなくっちゃ、新聞協会賞が泣くってもんだ。

 ところで、検察審査会の補助弁護士が、「暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい」と審査会メンバーに共犯関係についてレクチャーしたらしい。これは、こうした強固な上下関係があるから共犯が成り立つんですよってことを説明したかったんだろうけど、暴対法と政治資金規正法を一緒くたにされちゃっちゃたまらんな。政治資金規正法では収支報告書を正しく記載する義務は会計責任者に課されている。だから、よほど積極的な指示がなければ代表者である政治家の共犯は認められないんだよね。ここがなかなか難しい。

 政治資金規正法の立法の精神ってなんか誤解され続けてるんだよね。罪刑法定主義の原理・原則からいって、政治資金規正法で代表者まで逮捕・起訴するなんて土台無理な話。そこを突破するには、「~に違いない」とか「~と疑われる」という供述からの推測ではなく、厳密な証拠がいる。そこをねぐってしまったら、法律なんかないに等しいわけで、小沢君に限らず、誰が被疑者であったとしてもそこはしっかり守ることが法治国家というもんだ。検察審査会の議決を無批判に受け入れていると、明日は我が身になるかもしれないよ・・・おお、コワっ!

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2010年10月 6日 (水)

「市民感情」ってなんぞや?

 今週の週刊ポストの巻頭・巻末のカラーページは、『懐かしの昭和の「エロス雑誌」大全」』。「あのころはみんな元気でスケベだった」というキャッチはちょいと恥ずかしいが、この特集で「古本くろねこ堂」が出てきます。戦後すぐのカストリ雑誌を扱っているオンラインの古書店ということで、ちよこっと紹介してくれている。実は、半月ほど前に週刊ポストの編集部から連絡があって、カストリ雑誌に関する特集を組みたいので「古本くろねこ堂」の目録にあるカストリ雑誌を購入したいという話だった。結局、資料が思いの他揃ったということで、その話はお流れになったのだが、せっかくだからというのでお店を紹介してくれたといわけだ。

 カストリ雑誌は、けっこう研究している大学の先生もいるようで、なかにはカストリ雑誌に掲載されている広告について研究している方が購入してくれたこともあった。活字に飢えていた終戦直後の日本にあって、エログロ満載のカストリ雑誌は大いに庶民の心を潤してくれた。そしてまた、猥褻とは何かを期せずして世に問うたその反骨精神には、現在も見習うべき点は多い。興味のある方は、「古本くろねこ堂」にアクセスしてみてください。

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 さて、検察審査会の議決が出て、いろいろかまびすしい意見が飛び交っているけど、なぜ検察は記者会見なり開いて意見を述べないのだろう。昨日の昼のTVでヤメ検の若狭弁護士がそんな意見に対して、「そういう機会があればするんでしょうけど」みたいなことをバツが悪そうなひきつった笑顔でコメントしてたけど、「機会があれば」じゃなくて、意見を述べる義務があるんじゃないだろうか。

 なぜなら、検察審査会は検察の出した結論を審査するものであって、建前上は小沢君を糾弾しているわけではない。ま、議決文書を読むと糾弾そのものだけどね。それはともかく、司法記者クラブはどうして記者会見を要求しないのだろう。職務怠慢だと思う。今朝の朝日の朝刊は、「強制起訴に戸惑う法律家たち。長年、「参考意見」だった市民感情の逆襲は始まったばかりだ」と書いていたが、ならば大いに戸惑ってるはずの検察に意見を求めることがジャーナリズムとしての使命のはずだ。審査されたその当事者から意見を聞かずに、何のための検察審査会の報道なのだろう。

 ところで、メディアのお好きな「市民感情」ってやつだけど、これほどあやふやなものもまたないのだ。およそ健全な市民感情(そんなものがあればの話ではあるけれど)が育まれるためには、公平・中立なジャーナリズムの存在が不可欠なことは言うまでもない。しかし、小沢狂想曲をめぐる報道のあり方を見てくれば、到底、公平・中立なジャーナリズムが存在するとは思えない。厳密な根拠に基づいた冷静な議論こそが求められている時に、メディアはこぞって「市民感情」やらを煽っていたのはまぎれもない事実だ。そんなメディアが、「市民感情」を錦の御旗にして検察審査会の議決を無批判に受け入れること自体、片腹痛い。

 民主党代表戦の前に、大林宏検事総長が日本記者クラブでの講演で、「小沢氏を有罪とする証拠はない」と発言した時に、どれだけのメディアがそのことを報じただろう。残念ながら、ほとんどのメディアは、意図的に無視。つまり、メディアもまた、自らの「見立て」に邪魔な意見は、それが検事総長の言葉だとて報道しないということなんだよね。これって、公平・中立という以前に、ジャーナリズムとしての感性そのものが鈍磨しているとしか言いようがない。

 それにしても、「市民感覚」の逆襲、とは朝日も東スポなみになったということか。

 さらに、今朝の「天声人語」もひどかった。これがかつてはほとんどの大学が入試問題として採用したコラムかと思うと泣けてくる。書き出しが凄い。「起訴される小沢氏は涙した、と報じられた」ときたもんだ。これ、読売の記事だよね。こういう感情的で情緒を刺激するような原稿こそ批判されるべきなのに、スッカラ菅君と同じく抱きついちゃったんだね。 そして、「立つ瀬がないのが検察だ」「平均31歳の検察審査会に「有罪の可能性があるのに不当」とやられた」「幹部は(中略)やけのやんぱちである」とくる。つまり、若造にダメだしされて憤懣やるかたない検察って図を下卑た表現で説明してくれてるってわけ。それよりも、検察に記者会見開かせて意見を糺すのがジャーナリズムの役目だろうに、自分たちの職務怠慢は棚に上げての罵詈雑言。

 村木さんを引き合いに出して、「政治休職」するのが筋、といい募り、毎日も日経も読売も社説で辞めろって言ってるよときたひにゃ、まるで子供の喧嘩だ。誰それちゃんもいってたもん、ってのと一緒。

 こうしてみてくると、「起訴相当」という議決が出たことにこそ意味があるんだってことがわかる。つまり、この後の裁判なんかどうでもいいんだね。とりあえず「強制起訴」しちゃえば、結果はどうあれ起訴されたといことで責任論を煽ろうという寸法だ。自民党の証人喚問なんてのも同じ。ようするに、推定無罪も何もない。起訴されたら、それで終わりってこと。その危うさを真に理解していたら、この段階で議員辞職だなんだって声は出てこない。

 「間違ってはいけないのは、小沢氏の政策や政治手法に対する批判と、刑事責任を混同することです。起訴されたという事実をもって、その人の地位、身分に影響を与えるようなことがあってはいけないのです」、と週刊朝日の山口編集長はコラムで書いていたが、これこそ健全な意見であり、市民感覚だと思うけど・・・いかがでしょう。

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2010年10月 5日 (火)

さあ、法廷闘争だ!

 いやはや、昨日は午後にちょいと出かけて、そのまま飲みにいっちまったので、検察審査会の議決が出たことを知ったのは、かなり遅くのことだった。それにしても、「強制起訴」とは、なんとも仰々しい言葉だこと。まるで重罪人であるかのような響きだが、乱暴に言ってしまえば帳簿の記載ミスってことだからね。検察が見立てた水谷建設からの献金なんか、まったく審査の対象にもなっていないわけで、何をそんなに大騒ぎしてるんだろうってのが正直なところだ。

 マスメディアは鬼の首でも取ったかのように煽りに煽ってるけど、案の定、朝日なんかひどいものだ。社説では、「議員辞職を決断すべきである」と居丈高な論調は相変わらず。「世の中」の疑問に積極的に答えようとしなかったから、「世の中」の代表である審査員によって起訴されたかのように論じているが、またしても「世の中」のご意見か。そもそも、「世の中」や「民意」、さらには「市民感情」なんて言葉を金科玉条のごとく振りかざすのは、言論人として相当レベルが低い。朝日の社説に対しては、「誰も通らない裏道」さんも呆れ顔だが、まったく同感。本当にタチが悪くなったものだ、大朝日も。

・誰も通らない裏道
ついに本音を丸出しにした社説~戦争加担というDNAを持つ朝日新聞の招待

 それにしても、検察審査会の議決理由ってのもそら恐ろしいものがある。すべて推論、憶測。こんなんで「起訴相当」って言われてもなあ。「・・・するとは考えがたい」とか、「・・・は信用できない」とか、「・・・と強くうかがわせる」とか、これこそ危険な見立てというものだ。最後に、「(検察審査会の制度は)嫌疑不十分として検察が起訴をちゅうちょした場合、国民の責任で公正な刑事裁判の法廷で白黒をつけようとする制度だ」なんてまとめちゃってるけど、勝手に制度の解釈するんじゃない。ま、そこまで言うなら、仮に裁判で無罪になったら、国民の責任とやらをしっかりとってもらおうじゃないの。

 ところで、検察審査会の結論は、9月14日に出ていたそうだが、なるほど民主党代表戦の日だったのか。つまり、小沢君が代表戦に勝利していたら、即座に「強制起訴」の議決をぶつけるつもりだったに違いない。そして、議決内容は密かに民主党サイドに洩れいたとも噂されている。その結果、どどっと菅支持にまわった議員がいたとかいないとか。

 その議決発表が昨日になったのは、おそらくタイミングを見計らってたんじゃないかなあ。大阪地検特捜部の証拠改竄で検察が火達磨になっているいまこそ、絶妙のタイミングというわけか。これで多少は証拠改竄への注目が下火になると計算したんだろうね。まったくの偶然なんてあるわきゃないもん。そう思うとしたら、相当能天気なひとなんじゃないか。

 しかし、補助弁護士が決まったのが9月7日、議決がなされたのは9月14日。たった1週間ですぜ。どんな審査したっていうんだろう。それだけでも、検察審査会の審査に不信を抱く理由になるんじゃないか。膨大な調書を読み解くだけでも1週間では無理だと思うけどね。

 こうなったら、小沢君はとことん戦えばいいんだよ。不起訴になって、グレーのままで何かといっちゃ「政治とカネ」で嫌味言われるより、それこそ裁判で白黒つけちゃったほうがスッキリするというものだ。おそらく、公判維持することすらむずかしいと思うけど、裁判終わる頃には、民主党は風前の灯になってるだろうね。それとも、なくなっちゃってるかも。

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2010年10月 4日 (月)

「検察に未練はない」とうそぶくトンデモ検事。

 凱旋門賞は、ナカヤマフェスタが首差の2着。直線に入ってからの叩き合いはシビレました。ひょっとしたらエルコンドルパサーの時よりも惜しい2着かもしれない。ヨーロッパ゚の重い芝はこの馬にはドンピシャのはずと予想はしていたが、ここまでやってくれるとは。いやあ、勝たせてあげたかった。蛯名も好騎乗。先頭集団に取り付いてスッと抜け出すという絶妙の手綱さばき。お見事です。

 ヴィクトワールピサは悔しい7着。馬群にもまれて外に出すのもちょっと手間取ってたからね。武ちゃんとしては納得のいかないレースだったんじゃなかったかな。外に持ち出してからも思ったほど伸びなかったし、もう少し前々で競馬したほうがよかったかも。

 さて、昨日は品川区議補選で、民主党が惨敗。自民党にダブルスコアでボロ負けしただけでなく、みんなの党、共産党にも負けちまった。ま、スッカラ菅内閣の現状を考えたら、どうしたって当選は覚束ない。おそらく内閣支持率だけでなく、民主党の支持率も急落してるんじゃなかろうか。世論調査の大好きなマスメディアがこのところすっかり手抜きしてるんで、そのへんはよくわかんないけど@@ 

 このままいったら、来春の統一地方選で民主党は完全にノックアウトされるかも。小沢君が手を引いちゃったから選挙対策はボロボロだろうし、いったいどうやって立て直すつもりなんだろう。学級委員の選挙じゃないんだから、地ベタ這ってでも票の掘り起こしをしなくちゃいけないのに、オコチャマだらけの民主党ではそこまでドロをかぶれる奴はいないだろうなあ。 

 大阪地検の証拠改竄は、このところ検察リークの記事ばかりで、もしかして検察とメディアでどこを落としどころにするかストーリーできてるんじゃないのか。そういえば、佐賀ヨウヤク副部長は、「検察のストーリーには乗らない」なんて話してるそうだが、それが本当なら、それこそお前がやってきたことじゃないかと突っ込みたいところだ。大坪トンデモ検事も、「検察に未練はない」とうそぶいてるんだとか。この期に及んで強気の姿勢、という印象を植え付けようとする官製報道のような気もするのだが、もし事実だとするなら、二人には大いにケツをまくってもらって、これまでの検察の悪事の数々を暴露してほしいものだ。

 最高検にとって、前田、大坪、佐賀の三ばか大将が、揃ってケツをまくって反検察で法廷闘争されるのが一番恐いはず。そうなったら、事は郵便不正事件にとどまらない。慌てふためくヤメ検がいっぱいいるんじゃないか。今朝のテレ朝『スーパーモーニング』には、ロッキード自慢の堀君が出演していたけど、心なしかお顔の色がすぐれなかったからね。

 ところで、昨夜のNHKのニュースだったかで、大坪トンデモ部長の弁護士がインタビューを受けていたけど、この方はどなたでしょう。どんな弁護士がついてんだか興味があるのだけれど、情報があまりないのはどういうわけなんだろう。ひょっとしてヤメ検か?

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2010年10月 3日 (日)

特捜も民主党もいっそのこと解体したら。

 昨日はカミさんのお供でまたしても流山くんだりまで遠征。行きは金町経由で柏乗り越え、帰りはつくばエキスプレスで浅草周りのルートを選択。行きと帰りでは電車賃に300円以上の差。つくばエキスプレスがちょいと高いってことか。で、雷門から夕陽に輝くスカイツリーをパチリしてみた。

Photo

 前田暴走検事による証拠改竄は、大坪トンデモ部長と佐賀ヨウヤク副部長の私大出検事の逮捕で幕引きしようって魂胆がなんとな~く見え隠れする。今朝の朝日では、一面に「虚偽の弁解 指示か」の大見出し。前特捜部長 告白され「すべて任せろ」・・・とキャッチまで付けちゃって、トンデモ部長とヨウヤク副部長が証拠に手を加えたことが発覚した時の対応策をひねりだしていたと報じている。前田暴走検事から電話で改竄を告白された時には、「佐賀前副部長は泣いたという」なんてことまで捜査関係者の話として紹介している。なんだそりゃ。こういう情緒的なエピソードの裏には、これを書いた記者の作為がチラホラする。捜査関係者の話にすれば、何書いたっていいのがこれまでの新聞だからね。前副部長が泣こうが喚こうが、笑おうが、どうだっていいんだよ。

 どうもこのところの証拠改竄にまつわる報道は、木を見て森を見ようとしないものが多い。ドンデモ部長とヨウヤク副部長が逮捕されたということで大騒ぎだけど、もっと上のトップがいるわけで、そもそも特捜が扱う事件は、組織の中でどう処理されていくのか、その流れを説明する報道ってないんじゃないか・・・と思っていたら、日刊ゲンダイ紙上で検察裏金告発の三井さんが説明してくれていた。ちょいと長いけど引用します。

(ここから引用)

「今回のケースではまず、大阪地検の検事正室で小林敬検事正、玉井英章次席検事、大坪特捜部長、佐賀特捜副部長、前田恒彦主任検事、他の特捜検事らが集まり、捜査資料と証拠に基づき、捜査経過を説明、逮捕すべきか否かをあらゆる角度から検討する。この結論を踏まえて、小林検事正は大阪高検の中尾巧検事長に事前協議資料を送付する。これを受けて、大阪高検では斎藤雅彦刑事部長に刑事部の全検事と地検の前田主任検事、大坪特捜部長らが集まり、もう一度、協議する。ここでゴーサインが出ると、中尾検事長名で樋渡検事総長に事前協議資料が送付される。検事総長室で伊藤鉄男次長検事、鈴木和宏刑事部長らが協議を行い、最終結論を出すのです(いずれも肩書きは当時)。これを『検察官一体』と呼んでいて、前田主任検事が大坪特捜部長に報告したことは、最高検まで上がるのです」(検察官適格審査会に10人の検事の審査を申し立てた三井環・元大阪高検公安部長)

(引用終わり)

 そうだよね、トップの検事総長が何も知りませんでしたなんてことは、少なくとも特捜の捜査の流れの中では図式上はあり得ないことなんだよね。当時の樋渡検事総長は定年を前にして退任してるけど、この事件に関してはいずれ何らかの発言をしなくちゃいかんだろう。いっそのこと国会に証人として呼んだらどうだ。

 証拠のあるなしに関わらず、当時の総長以下幹部連中には、説明責任を果たしてもらわなくっちゃ。検察審査会が小沢君と秘書の関係をヤクザの親分・子分と同じとのたまったけど、ならば検事総長と主任検事の関係も同じだね。トカゲの尻尾切りしてどうにかやり過ごしたいところだろうけど、そううまくいってたまるかい。

 それでも、証拠がなければ逮捕も起訴もできないわけで、ここからが難しい。だからこそ、最高検という身内が捜査してるだけじゃだめなんだよね。影も形もない法務大臣は第三者による検証機関の設置を検討してるっていうけど、何を悠長なことしてるんだか。検事総長以下の幹部連中を罪に問えなかったら、その時には特捜解体して大掃除しなくちゃだめだろう、きっと。 それにしても、事ここに至っても可視化に向けて具体的に動こうしない民主党って何のために政権交代したんだろう。

 その民主党だけど、なんでこの党の議員ってのは好き勝手な放言を繰り返すんだろう。朝日新聞によれば、福耳枝野君が昨日の講演で、「中国との戦略的互恵関係なんてありえない」と中国批判をしたそうな。中国との関係が微妙なこの時期に、前幹事長で現在も幹事長代理という要職にある議員が、スッカラ菅君の基本方針を真っ向から否定するようなことくっちゃべっていいのかね。鳩山ポッポ君の「最低でも県外」の時に、フランケン岡田君なんかが、「県外は無理」なんて勝手にほざいてたのと一緒だ。

 個々の主張はともかく、党の幹部や内閣の一員が首相の意見を無視して好き勝手の言いたい放題ってのは、いかにこの党が未成熟かということの証だ。結局のところ自分が目立てばいいってことで、本当の意味での政治家ではないんだね。

 一昨日は、ヒョウロク玉・牧野君が、「『1年生議員の仕事は次の選挙に当選することだ』とバカなことを言った人がいた」とかなんとか、どう聞いたって小沢君批判としか聞こえないようなことを1年生議員の会合でくっちゃべっちゃって、つるし上げを食らったらしい。1年生議員に「出て行け」とまで悪態つかれちゃうこんな奴が国体委員長代理なんだから、民主党も落ちたものだ。特捜と一緒で、こちらも解体か!?

【くろねこの競馬予想】

いよいよ秋のG1戦線がスタート。第一弾はスプリンターステークス。日本のスプリンター陣のレベルの低下はいかんともしがたく、ここは香港のグリーンバーディーが本命。調教があまりよくなかったらしいけど、前走のセントウルステークスの走りを見たらここは抜けているのでは。相手には、思い切って3歳のダッシャーゴーゴー。6歳以上のベテランばかりが主役をはっているようじゃスプリント路線に明日はない。4歳のサンカルロ、ワンカラットも要注意。馬券はグリーンバーディーからこの3頭に。おさえでビービーガルダンとローレルゲレイロの6歳陣。

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2010年10月 2日 (土)

特別公務員職権濫用罪・・・これがあったか。

 セ・リーグでは、棚ぼたのようにドラゴンズが優勝。その影で、哀れベイスターズは身売り話と、ほんにこの世はままならない。

 ままならないといえば、その思いを強くしているのが大坪トンデモ元特捜部長と佐賀ヨウヤク元副部長の二人だろう。ま、逮捕は当然という流れができていたから、逮捕そのものに驚きはないけど、最高検はしっかりした証拠をどのくらい掘り起こしいるんだろう。トンデモ元部長とドウニカ元副部長は、「逮捕されたら徹底的に争う」って言ってたそうだから、これからが特捜検察をめぐるドラマは佳境に入っていくのは間違いないだろう。それはともかく、これまで特捜に逮捕された多くのひとたちの深い憤りを、この二人のトンデモ検事は思い知ることだね。

 最高検にしてみりゃ、身内の事件だからこそ公平・中立を装いつつ、厳罰をもって処するという態度を見せるしかない。でなかったら、お手盛り捜査ってことで世論から袋叩きにあうことは目に見えている。多少強引でも、身柄とって供述させちゃえば、なんて考えたかもしれない。それこそが検察の得意とする手法だからね。でも、どっこい、今回は相手も検事。それも元特捜部長と元副部長なんだから、一筋縄じゃいかない。

 そんな最高検の苦しい(本当はざまあみろなんだけど)立場や二人のトンデモ検事の強気の姿勢を、あたかも公平に対比するかのようにマスメディアが報じているのには何をいまさらと笑ってしまう。村木さん逮捕の時はどうだったけ。ムネリン鈴木君の時は、大久保秘書の時は、石川君の時は、さらにさらにリクルート、佐藤栄佐久元福島県知事の時は・・・・これまで特捜が扱った事件で逮捕者が出た時は、マスメディアはこぞって検察リークにのっとった報道してきたんじゃなかったか。今回は、やけに両者の言い分を並べ立てたり、もっといえばこの事件のそのものが立証できるのかどうかということまで踏み込んで報道したりもしている。

 そういう報道をこれまでも真摯に伝えていれば、検察がこれほど腐りはてることもなかったかもよ。今回の事件を通して、マスメディアは検察の闇をここぞとばかりに批判しているけれど、実は自分たちも共犯だったんだということを自覚するところから、今回の事件の検証を始めなければいけないはずなんだけど・・・ま、ないものねだりをしたところで、蛙のツラに小便か。

 ところで、今回の二人のトンデモ検事の逮捕容疑が、犯人隠避なんだけど、これでいのかな。前田暴走検事の逮捕容疑は証拠隠滅だったけど、隠滅というよりれは捏造なんた゜から、もっと違う罪名ってないのかね。二人のトンデモ検事も、犯人隠避というより、前田暴走検事との共同正犯じゃないのかな・・・構図の上ではだけど。ま、法律上どんな容疑が成立するかは専門家の意見を聞くしかないのだが、郷原さんが次のようにつぶやいていた。

(これより引用)

私は、証拠隠滅も犯人隠避も本件の本質ではないと思います。核心は検察の構図がFDデータと矛盾することを認識しつつ村木氏を逮捕した前田検事の特別公務員職権濫用です。

そういう前田検事の行為を許し、その後も、一貫して有罪に向けて突き進もうとした最高検を含む検察の組織全体が責任を問われるべきで、大坪前部長、佐賀前副部長だけの責任ではありません。二人の犯人隠避による逮捕だけで片づけられるような問題ではありません

村木氏公判で、検察の構図とFDデータとの矛盾が露呈しているのに、大阪地検に、「苦し紛れ」のストーリーで有罪論告を行うことを許可した最高検に、二人を逮捕する資格があるのか。

(引用終わり)

 特別公務員職権濫用罪(懲役10年以下)か。そうだよな、証拠隠滅とか犯人隠避なんて瑣末な容疑だもんね(どちらも懲役2年以下)・・・あくまで言葉としての印象だけど。なんか重みがないというか、検事が証拠改竄、捏造して、その容疑がどこでも聞くような証拠隠滅、犯人隠避ってのがどうもなしじまないんだよね。なんといっても、冤罪を作りだそうという権力の犯罪なんだからさ。そっか、特別公務員職権濫用罪というのがあるのか。なんか、これでストンと胸に落ちた。

 聞くところによれば、最高検が一番危惧しているのが、二人のトンデモ検事を逮捕することで、彼らの反検察の動きが高まることなのだそうだ。さもありなん。前田暴走検事が逮捕された時にも書いたけど(「前田VS検察・・・こうなったら面白い」)、現場の検事による検察の告発ってのが一番望ましいことなんだから、この二人の逮捕がヤブヘビとなって検察が慌て出したら面白いのだけど。そういえば、大坪トンデモ特捜部長は、三井さんの事件の捜査にも関わり、相当の内容を熟知しているというから、ケツまくって洗いざらい話しちゃってくれないかなあ。

 

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2010年10月 1日 (金)

ビデオ観てないって、しまらない話だこと。

 今日からタバコが値上げ。300円が410円になるっていうんだから、愛煙家にとっちゃ痛い。禁煙して8年目に突入した我が身にとっては、タバコの値上げは遠い国の話なんだけど、これだけ健康に悪いって宣伝するなら販売そのものをやめちゃったらどうなんだろう。でも、そうなったら「闇タバコ」なんてのが出てくるかもしれない。ご禁制だからこそ、どんなことしても手に入れたいと思うのが人間だからね。禁酒法時代のアメリカのように、ヤクザが裏で暗躍したりして・・・。「お兄さん、いいタバコありまっせ。タール14mgの凄いやつ。一服でクラクラだよ」・・・なんて密売屋が跋扈するかも。それにしても、タバコに関してどうしてこうもヒステリックになっちゃったかね。嫌煙運動の理不尽さってのも、ちょっと気になるんだけど。

 どうやら、横浜ベイスターズが身売りするらしい。ま、TBSはやる気のない球団経営してきたわけだから、早いとこ手を引いてくれたほうがいい。噂では、住生活グループの名前があがっているけど、読売グループと戦える企業に経営してほしいけどね。個人的には、現在のプロ野球は4リーグ・16チームがいいと思う。北海道・東北、関東・東海、関西・中国、四国・九州てな具合にブロック分けして、地域密着のチーム編成すればもっとプロ野球も活性化するんじゃなかろうか。ま、読売グループは猛反対するだろうけど、だったら出てってもらってもいいんじゃないの。楽天の岩隈も来年はポスティングで大リーグに行きそうだし、ダルビッシュもおそらく行くだろう。そう考えれば、相当ドラスティックな改革しなくちゃ、日本のプロ野球に未来はない。

 未来がないどころか崩壊寸前なのが、スッカラ菅内閣。昨日の国会答弁のひどいこと。何かっていっちゃ、「粛々と・・」「検察の判断で」のオンパレード。挙句の果てには、「ビデオ観ていません」って、スッカラ菅君も何考えてんだか。予算委員会の委員長のウルトラライト・松原君に、「菅官房長官」なんて呼ばれちゃったりして、しまらないったらありゃしない。

 中国とゴタゴタしてるうちに、北の方ではロシアが妙な動きを始め、イランではアメリカに油田開発から手を引くようにと脅されて・・・もうニッチもサッチもいかないってのが現状ではないでしょうか。理念なきスッカラ菅内閣の末路てところか。

 そういえば、尖閣問題の渦中で、丹羽中国大使が夜中に呼び出されたという報道があった。マスメディアはおしなべて、なんと非礼で無礼なことよと、反中国感情を煽っていたものだが、どうやら真相は違うらしい。公明党の富田議員の国会質問によれば、中国側から会見の申し入れがあったのが夕刻で、時間調整の結果深夜になったんだとか。これが本当なら、マスメディアのあの煽り方はなんだったんだ。

 今朝の朝日なんか南シナ海におけるベトナムと中国との領土問題を1面で取り上げ、妙に中国脅威論を振りかざしているけど、深夜の中国大使呼び出し報道といい、何か中国に含むところあってのことなのか。ま、中国脅威論を声高に叫ぶことで、沖縄の海兵隊抑止力に話をもっていこうとしているんだろうけど・・・来月は沖縄知事選もあることだし、その布石か?

 有識者による「暴力団癒着企業名公表」の提言を受けて、警視庁が条例案を都議会に提出するらしい。いやー、TV局や芸能プロダクション、さらには大手の広告代理店なんか、これやられたらたまらんでしょうね。条例案、本当に都議会に提出できるんだろうか。してほしいけど・・・ね。

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