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2010年10月23日 (土)

功名心満々な指定弁護士の御三方。

 昨夜の「朝まで生テレビ」では、郷原VS若狭の論戦はどんなものだったのだろう。ちょいと気になる土曜の朝である。さすがに二日酔いが尾を引いて、「朝生」を観る気力はなかったもんな。おかげで、今朝は快調な目覚めだったが、朝っぱらから笑わせてくれたのが、「検察の在り方検討会議」の座長に千葉元法務大臣就任のニュース。第三者機関と言いながら、「郵便不正事件」の公判の最中に法務大臣だった人間が座長だなんて、悪い冗談かい。ま、厳密な意味で第三者とはとうてい言えないだろうね。だいたい、「全事件の可視化は現実的でない」なんて、法務官僚が大喜びの発言したひとだからな。全面可視化が問われている時に、この人選とは・・・民主党の劣化もひどいもんだ。

 で、例の指定弁護士になった村本弁護士ってのは、「新しい日本をつくる国民会議」の運営委員だったようだ。ま、ホームページを見ていただけば、この団体がどんな性格のものかわかるだろうが、こんなところの運営委員に就任している弁護士だもんな、指定弁護士の人選というのもなんらかの思惑があるんでしょうな。

 それにしても、やたら張り切っている指定弁護士の皆さんだが、「証拠がたりない場合は再捜査」なんて勇ましいことも言ってるようだ。ま、置かれた立場もあるだろうから、ハナっから「いやー、この事件はどうやってもお手上げです」とは言えないだろうけど、正直なところ本当に公判維持できると思っているのだろうか。法律の専門家として、忌憚のない意見を聞いてみたいものだ。聞くところによれば、逮捕権もあるらしいし、かなりの裁量権があるようだから、あまり舞い上がってもらっちゃ困るんだけどね。

 弁護士であり検察官でもあるというこのアンビバレンツな状況に、法律家としての矛盾はないのだろうか。時の政治家が強制起訴されるという前代未聞の事件だから、功名心満々なのはわかるけど、それ以前に法律家としての矜持はどうなってんだろうね。

 さて、レイシスト石原君が、築地市場の豊洲移転を正式表明した。土壌汚染問題は何も解決しないばかりか、ますますその検証作業への疑問が深まっているというのに、そんなに急ぐ理由はなんなんだろう。ま、多くの利権が絡んでいるのは容易に想像がつく。おそらくそのひとつが流通システムを大きく変換することで、大手スーパーなどに便宜を図るという築地市場そのものの存在意義をも揺るがしかねない算段があるに違いない。

 「移転で機能は移っても、この土地の歴史や文化までは運べない」。朝日の朝刊に載っていたフランス人の言葉だが、レイシスト石原君には物書きとしてのセンスが毛ほども残っていないだろうから、きっと理解できんだろうね。だいたい、土壌汚染が発覚した土地に、食品を扱う市場を持っていこうというその魂胆がそもそも歪んでいる。老残・・・こんな年寄りにはなりたくないものだ。

 

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