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2010年11月 7日 (日)

ろくでもないぞ、民主と朝日!!

 延長15回、5時間超のゲームはさすがに見応えがあった。延長に入ってからは、ドラゴンズに何度もサヨナラのチャンスがありながら、マリーンズの投手陣がどうにか踏ん張り、結局は引き分け。総力戦の後だけに、今日の大一番はどちらも辛いものがあるだろうが、久しぶりに緊迫した日本シリーズになってきたのは喜ばしい。

 喜ばしくないのが、民主党だ。日和見・馬淵君が、とうとう八ツ場ダムの工事中止を撤回。「中止の方向は変わりないとは言及しない」なんていう官僚臭丸出しの言葉を口走っちゃって、舌鋒鋭い気鋭の若手政治家が聞いて呆れる。いまどき、こんな言葉使いすること自体、恥ずかしいと思わなくちゃいけないのに、なんか舞い上がっちゃってんだね。

 米軍基地の県外移設、企業・団体献金、公務員改革、全面可視化、クロスオーナーシップ規制・・・何もかも崩れていくなかで、公共事業の無駄の象徴でもあった八ツ場ダム建設中止を撤回したということは、民主党の終焉といっても過言ではないだろうし、政権交代もこれで一巻の終りってことじゃないのかな。ろくでもないぞ、民主党。

 民主党がどうなろうとかまうこっちゃないけど、おかげで国が壊れていくのを見過ごすわけにはいかない。このままだと、来年3月には解散に追い込まれちゃうかも。そうすると、おそらく民主党は大敗。自民党の復活はそう簡単ではないだろうけど、小選挙区制だから結局のところ自民党が政権復帰・・・てな最悪のシナリオになるんだろうね。

 アメリカでは、中間選挙での大敗を受けて、オバマは「私の責任」とメッセージを発したそうだが、リーダーとしての責任感が欠如したスッカラ菅君は、「見守りたい」の一点張り。それよりも、自分の足元見守れないでよく言うよ。パッカじゃないの。 

 バッカじゃないのといえば、朝日がまたやってくれた。

「尖閣諸島での漁船衝突事件を巡り中国政府に抗議する民間団体主催のデモが6日、東京都内であり、約4500人(主催者発表)が、東京・銀座や大手町を行進した」

 という記事なのだが、アナクロ田母神君や政界のフーテンおばさん・小池君が演説したと聞けば、どんな主旨のもとに行われた集会かはわかる。で、本紙の記事はさらっと流しているのだが、ネット版の記事は、最後に、

「主催団体の水島総さんは『みんな中国政府のやり方に不安を感じている。右翼色のないデモだから、これだけの人が集まったと思っている』と話した」

 ・・・だとさ。ははは、笑っちまった。「右翼色のないデモ」とはねえ。いくら主催者のコメントとはいえ、なんの衒いもなく書いちゃうなんて馬鹿丸出しでしょ。これって署名記事なのだが、なんとまあ能天気というかアホな記者だろう。会社だけじゃなくて、記者も壊れてるんだ。それにしても、ネット版だけに、「右翼色のないデモ」という主催者のコメントを入れたってのはさすがに姑息な朝日。5日の「検察を糾弾するデモは無視しても、「右翼色のないデモ」(爆)は報道するというその姿勢に、朝日の堕落は極まれりってことか。

【くろねこの競馬予想】

長距離のハンデ戦ということで荒れることで有名なアルゼンチン共和国杯。今年は、ちょいと小粒なメンバーで、ハンデもそこそこだから例年ほど軽量馬につけいるスキはないかも。傾向としては3000mを経験した馬が有利なのは明らかで、56kgとハンデにも恵まれたジャミールに期待したいところだったが、なんと安藤から大庭へ乗り代わってしまった。ただでさえ勝ちきれない脚質にもってきて、騎手交代は微妙。ということで、スリーオリオンが本命。対抗にジャミール。後は、トーセンジョーダン、トリビュートソング、スマートステージ。穴なら、大外にまわったが53kgが魅力のゴールデンハインド。

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