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2010年12月 4日 (土)

官房機密費9億円だそうな。

 昨日は、雨が上がったと思ったら、季節はずれの春一番もどきの強風が吹いてさんざんな目にあっちまった。強風の中をチャリでちょいと買い物に出かけたのはいいが、向かい風の猛威にしばし立ち往生・・・なんてこったいな1日なのだった。

 なんてこったいなのはスッカラ菅内閣の官房機密費も同じ。なんでも、4月から11月までの8ケ月間に9億円が引き出されていたらしい。そういえば、食えないオヤジの野中君の発言で一時盛り上がった官房機密費問題も、いまではウヤムヤになってるなあ、とこの記事読んで改めて思った次第。ほんにまあ、熱しやすく冷めやすい日本のジャーナリズム(そんなものがあればの話だが)の正体見たりというところか。

 官房機密費の使途を公開するというのも民主党のマニフェストにあったんじゃなかったのか。「政治とカネ」を合言葉に、小沢君の政治資金の流れ云々を問題視するなら、こちらもしっかり使途を公開しなきゃ片手落ちってもんだろう。ま、「官房機密費って何ですか?」なんてお笑い種のコメントした馬鹿官房長官もいたくらいだから、民主党に大きな期待を寄せるのがそもそも誤謬をおかしてるんだろうけど、哀しすぎるぜ。

 その小沢君の政治資金の流れに関しては、先日も書いたように朝日や毎日などはさも不可解な流れがあるかのように報じているが、小沢君の懐刀であり、資金の流れに一枚かんでいると指摘された「改革フォーラム21」の代表である平野君が、コラムで徹底的に反論していてなかなかに興味深い。「『政治資金報告』に対する謀略的報道」と題されたコラムによれば、つまりは「政治資金規正法」などの制度の基本的な中身を知らずに(知らんぷりして?)、事実誤認をしたまま論評を繰り広げるのは、ある意図のもとに画策された「政治的謀略」に他ならないというものだ。たとえば、新生党への政党助成金を流用したのではないかという憶測記事が流布されているけれど、平野君によればそれも基本的制度への無知ゆえのこととなる。

 ようるに、政治に関わる金の流れに関する、「政治資金規正法」などの法律について、実のところ専門家以外はその詳細を知らないということなんだよね。知らないなら知ろうと努力すべきなんだけど、イメージでモノ言ったほうが楽だし、どうせ読者や視聴者は辛気臭い法律論なんかには興味がないし、それじゃ新聞は売れないし視聴率も獲れないからってんで、換骨奪胎したわかりやすい解説(?)で「世論」を煽るって寸法なんだろうなあ。

 「法律に違反してないから何をしてもいいのか」って理屈もよく聞くけど、まずは「法律に違反してないかどうか」が基本であることは間違いないんじゃないの。法律に違反しているかどうかをとりあえずは議論してくれないことには、何を判断材料にしていいかわからんもんね。「政治とカネ」、特に小沢君のそれについてはけっこう乱暴な意見もまかり通ってる。その根本にあるのが、「法律に違反してなければ何をやってもいいのか」っていう、とてもわかりやすい感情論なのだよね。それって、「法律には違反していない」ということをしっかり踏まえたうえで言う言葉だと思うんだけど・・・そこはねぐっちゃうのってずるいと思うけどね。

 ずるい言い方が横行する時ってのは、その裏側に大事な何かを隠そうという力が働いてているような気がする。たとえば、このところ狼藉三昧の歌舞伎役者が騒動を起こしているけど、いつのまにか「喧嘩両成敗」なんてことがワイドショーなんかでこれ見よがしに語られている。ほんまかいな。どんな理由があったって、やられたほうはたまらんだろう。おそらく、そんなに単純な話じゃなくて、隠さなくちゃいけない何かがその裏にあるんだと妄想するけれど・・・果たして真実やいかに。

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