お先真っ暗のヒステリー内閣。
昨夜の雨には驚いた。それでも、けっこうな降りだったわりには暖かい湿った空気で、こりゃ小春日和になるかなと思ってたら、案の定ポカポカの冬晴れとなった。
冬晴れとすんなりいかないのがスッカラ菅内閣だ。小沢君との会談で思い切った決断とやらをかましてくれるのかと思ってたら、なんのことはない結論は先延ばし。これじゃ、なんのために岡田君の後を引き継いでスッカラ菅君が登場したのかわからない。電波芸者の田原某は、会談の日のテレ朝『ワイドスクランブル』で、「今日説得できなければ菅の終わり、民主党の終わり、予算も通らない」などとみっともないことにキレまくってたが、ようするに早く小沢を切って、大連立しろって思惑があればこその不埒な言動だったんだよね。それにしても、あそこまでTVでキレまくって、お体大丈夫でしょうか、病院行ってみたら・・・って、大きなお世話か。
何の答えも出せなかったスッカラ菅君は、すっかり足元見られちゃって、自民党からは仙石が辞任しなけりゃ予算審議に応じないってかまされる始末。ただでさえ柳田更迭で味をしめちゃってるから、ここを先途と予算審議を人質にして次から次へといちゃもんつけてくるよ、きっと。で、仙石辞任、小沢証人喚問なんてことを続けてったところで、解散総選挙。もう、大連立の目すらなくなっちゃって、民主党は万年与党に逆戻りってなことになるのがオチか。その頃には、小沢グループも鳩山グループも愛想をつかして、離党しちゃってるかもしれない。で、自民党の一部と組んで新党なんてことだってないわけじゃない。とどのつまり、民主党は雲散霧消して、前原なんかちゃっかり自民党の保守派と手を結んでたりしてね。
ところで、自民党は、「集団的自衛権の行使を認めることを、次の衆議院選挙の政権公約に盛り込むことを確認した」らしい。ふむ、やっぱりね。ということは、政界再編があるとしたら憲法問題が大きなテーマになるということ。スッカラ菅内閣が権力闘争にかまけてるうちに、どんどん危険な政治的状況が生まれつつある。市民運動家が聞いて呆れるってもんだ。
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