アメ横にて焼き小龍包を食す・・・美味なり。
昨日は正月の買出しに上野のアメ横に出かけてみた。電車で20分ほどの近場なのだが、近すぎるせいかこれまで年末にアメ横に足を運ぶことはなかった。よく年の瀬のニュースでに写しだされる混雑ぶりにウンザリというのが正直なところだったのだが、今年はカミさんの職場が上野に移ったためより身近になったということもあって重い腰をあげたというわけ。
で、印象はというと、噂にたがわぬ人の波を十分に堪能したのであった。もちろん、タコだ、蒲鉾だ、といった正月用の食材をかなりの低価格でゲットしたのは言うまでもない。年末商戦に必死の商店の店員との掛け合い漫才みたいな値切り交渉も気合で乗り切り、正月になくてはならないと自分で決めているタコの大物を手に入れたのは慶賀の至りなのであった。タコは水と1対1であわせた酢に漬けて、くろねこ流の酢ダコにするのだ。隠し味として酢にちょいと醤油をたらすのがミソ。これと田丸屋のわさび漬けが僕の正月の定番。これで今年の正月は安泰だ。
アメ横の人ごみをかきわけならが、やたら目についたのがラーメン屋。こんなにあったっけ、と改めて思うほどあちらこちらに暖簾が翻っていた。ま、お手軽に店をやるならラーメン屋が一番ってことなんだろうけど、こんなにラーメン屋だらけになっていいのかねえ、ま、どうでもいいけど。で、ちょいとこ腹がすいたので娘に教わった焼き小龍包の店をひやかす。ヤケドをしない食し方が壁に貼られていて、中国語が飛び交う店内に気分は香港。蒸した小龍包に比べいくらか大振りなのだが、モチっとした食感とパリっしした焼き加減が絶妙の一品。焼き小龍包4個にセットになった鳥スープのワンタンもなかなかいける。焼き小龍包、流行一歩手前か。
さて、民主党が来年の8月をめどにマニフェストの見直しをすると朝日が報じている。ま、何があっても驚かないが、8月まで民主党はあるのかねえ、と思わずつぶやいてしまった年の瀬であった。
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