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2010年12月21日 (火)

国会ファッショの恐ろしさ。

 予想通りというか、当たり前というか、スッカラ菅×小沢会談は決裂。それにしても、マスメディアを中心としたヒステリックなまでの論調は、ちょいと常軌を逸してやしないだろうか。そもそも、政倫審って出席の義務はないわけで、小沢一郎がそれを望まなかったからといってこうまで叩かれる筋合いはない。しかも、事はすでに司法の場で争われることにもなってるわけで、政倫審に出たからって、「裁判がひかえてるのでお答えはひかえさせていただきます」って言われたらそれまでのこと。そうなることはおそらく想定ずみで、その時は、「ほら見ろ。これでますます疑惑が深まった。今度は証人喚問だ」って図式を描いてたんじゃないのだろうか。たぶん、そうだと思う。

 でも、小沢一郎は頑として拒否したもんだから、こうなったら証人喚問だ、なんてことに一気に走りだしたんじゃないのかなあ。ま、いずれにしても証人喚問まで持っていこうって腹積もりだったんだと思う。でも、本当にそんなことできるんだろうか。疑惑疑惑って言うけれど、検察が2度も不起訴処分にした事実は変わらない。検察審査会の強制起訴は、とりあえず裁判やってよってことなんだから、素直に推移を見守るが普通だと思うけどね。

 だいたい、証人喚問やったって、国会議員に検察以上の捜査能力があるわけはないんだから、新しい事実なんか何もでいこないだろうし、こちらも「裁判がひかえてますから」って証言を拒否することは可能なはず。ようするに、得するのは質問に立った議員だけってことになるよ、きっと。

 何よりも気になるのが、裁判でひょっとしたら無罪が出る可能性も語られている事件にからんで、証人喚問することができるんだろうか。国会が決議したらなんでもかんでも証人喚問できちゃうシステムなのかなあ。しかも、裁判ひかえてる人間を国会が証人喚問するってのはおかしくないだろうか。証人喚問があたかも既定路線のように報道されてるけど、それって法的に問題ないのかどうか、法律家のご意見を聞きたいものだ。へたすると、国会ファッショになっちゃうよ。

 それにしても、冷静さを欠いたマスメディアの横並びの報道ってのは恐ろしいと思う。そんなクズ報道が流れる中、「誰も通らない裏道」さんが、「産経の高橋氏、朝日の星氏と雲泥の差。小沢氏が政倫審に出席しない理由について、反小沢派の薄汚い企みや政倫審制度の仕組みを的確に解説」とつぶやいていた。で、早速、産経新聞のサイトをのぞいてみたら、「高橋昌之のとっておき」というコラムが目に飛び込んできた。「小沢氏が政倫審出席に応じない理由」というタイトルで、「反小沢派の薄汚い企みや政倫審制度の仕組み」が冷静なスタンスで解説されていた。ふむ、お見事。産経、エライ。というより、こういう冷静な視点こそ、ジャーナリズムってもんなんだよね。それにひきかえ、昼のワイドショーで恫喝まがいに喚き散らしていた電波芸者の田原某のなんと下品なことよ。

 しかし、小沢切りに邁進して民主党は何をしようとしてるのかねえ。いずれにしたって、これで民主党は終わりでしょう。いっそのこと解散総選挙して、ボロ負けしちゃったほうがいいんじゃなかろうか。その後はどうなるかなんて知ったこっちゃないやい、てケツまくりたい気分のくろねこなのであった。

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