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2010年12月11日 (土)

民主党はもう解党したらどうだろう。

 昨夜は仕事仲間との忘年会で渋谷へ。その前にちょいと寄り道して、表参道のイルミネーションを見がてらお散歩。歩道橋や横断歩道で通行規制する警察官の存在がなんとも艶消しではある。なんとまあ、お節介なことよと思いつつも、イルミネーションの輝きに気分はもうクリスマス。そのまま青山通りに出て、わが母校をのぞけば図書館前には大きなツリーが。ついでに近くの古本屋をひやかす。2軒の古本屋がいまだ健在なのがうれしい。というわけで、久しぶりの青山散策なのであった。

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 どうやら、スッカラ菅内閣は、なにがなんでも小沢君の国会招致を強行したいらしい。ここまで一人の政治家をいじりまわすことに何の意味があるのだろう。仮に、小沢君が政倫審に出席したとして、何が解決するっていうのか。それこそ、費用対効果の問題だと思うけどね。党を二分させかねない国会招致を強行して、何が得られるのか是非とも説明して欲しいものだ。与野党挙げての小沢バッシングってのは、よごれ髪・与謝野君じゃないけど魔女裁判そのもの。こうなったら、民主党はもう党としてのアイデンティはなくなったんだから、割れればいいんじゃないの。ついでに自民党も割れて、もう一度シャッフルして政界再編しかないんじゃないのかねえ。ま、シロート考えではあるけれど。民主党もダメ、自民もダメ、みんなの党なんかとんでもないって状況じゃ、ニッチもサッチもいかない。なんか、年の瀬に暗澹たる政治状況になっちまったようだ。

 暗澹たるといえば、「青少年健全育成条例」の改正(悪)案が、どうやら可決されそうだ。マンガが規制対象からなのか、マスメディアのこの条例に対しての鈍感さは目に余る。こういうところからジワジワと表現の自由というのは抑圧されていくものなのだ。角川書店に続いて、講談社、集英社、小学館などの「コミック10社会」も「ノン」の声を上げたのがせめてもの救いか。それにしても、こんな危険な条例に「慎重な運用」なんておためごかしの付帯条件つけて賛成しようってんだから、民主党もロクなもんじゃない。

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