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2011年1月 5日 (水)

「小沢切り宣言」が新聞のトップを飾る情けなさ。

 とりあえず今日から仕事始め。まずは年末から続いている企画書の仕上げからかからねば。って、これがなかなか気が重い。なぜなら、企画書ってやつほど徒労に終わることが多いものはないからだ。これまで何十本と書いたけど、ひょっとしてこれってへ理屈こねてないか、と自問しちゃうとふっと虚しくなったりして・・・。

 もっと、虚しくなっちゃったのが、昨日のスッカラ菅の年頭記者会見。夢も希望もないどころか、文字通りスッカラカンでまるで中身なし。いちばん力入ったのが御馴染みの「政治とカネ」。あげくのはてに、小沢君の議員辞職までにおわすんだから、何をかいわんやなのだ。年の初めの首相会見で、政権交代の立役者に向かって議員辞職をほのめかすとは片腹痛い。ていうか、これって総理大臣とはいえ、余計なお世話であって、有権者の権利を侵害してると思うけどね。「首相は僕のことなんかどうでもいいんで、国民のために何をやるかが問題だ」っていう小沢君の言葉が正解なのだ。

 スッカラ菅君のアホくさ会見を受けて、朝日の一面に踊ったのが、「小沢切り宣言」の大見出し。凄いぜ、朝日。首相の年頭記者会見の、これが最重要テーマか。中見出しの、「政策、展望なき先送り」の方が、よっぽど言い得ていると思うけどね。社説も、「その意気や良し」ってんだから、もうめちゃくちゃでごじゃりますがな。

 記者クラブの記者たちの質問も予定調和のなんとも緩いもので、緊張感はまるでなし。フリージャーナリストやネットメディアも会見には出席していたが、なかなか指名されずようやく上杉君の「会見のオープン化の約束はどうしたの」って質問にスッカラ菅君は適当に誤魔化すだけでまったくやる気は見えず。小沢君には約束したんだからって政倫審の出席強要したりしてるくせに、自分がした約束はすべて反故にしちゃうのがこの男の得意なところ。

 そういえば、「400人なんたら内閣」なんてこと言ってたけど、その心は「挙党体制」ってことだったんじゃないのか。「ノーサイド」とも言ってたな、こやつは。それが、いまじゃ小沢追い落としに地道をあげてるんだから、その真意は奈辺にあるのだろう、ってのが素朴な疑問としてある。ようするに、小沢排除して、消費税増税して、TPPにも参加して、アメリカの属国化をもっと深めましょうってのが、スッカラ菅君の目指すところなんでしょうね。

【くろねこの競馬予想】

 年の初めの重賞は、東西で行なわれる金杯。今年は中山金杯がなかなかの難レースとなったが、モエレビクトリーからコスモファントム、ケイアイドウソジンへ。京都金杯は、ショウリュウムーンからガルボ、ダンツホウテイに流し。金杯で乾杯とは、今年もいきそうもないか。

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明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 さて、本年最 [続きを読む]

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