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2011年1月27日 (木)

住基カード+「フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会」による小沢一郎緊急会見

 僕の住んでいる葛飾区で、2月から住基カードを使ったコンビニ(セブンイレブン)での住民票交付などのサービスが始まる。これを使えば全国のセブンイレブンで住民票や印鑑登録などの交付手続きがとれるのだとか・・・誰が使うのかは知らんけど。都内23区では渋谷区に続いて2番目とかいってたが、それで久しぶりに住基ネットワークのことを思い出した。

 住民基本台帳ネットワークシステムの導入に際しては、個人情報といった観点からも賛否両論飛び交い、現在でも福島県の矢祭町のように住基ネットに接続していない自治体もある。構築費用は390億円といわれているが、果たしてそれだけの予算をかけるだけの価値が住基本ネットワークにあったのだろうか。現実に、これまでに住基ネットワークを利用したサービスなんか受けたことないし、必要もなかったもんね。セブンイレブンで住民票交付などが受けられるってのは便利には違いないんだろうが、そんなことのためにこんなおおげさなシステムを作ったのだとしたら無駄遣いといわれても仕方ない。

 ま、スッカラ菅君が狙っている国民総背番号制も、実は住基ネットワークシステムと密接に結びついているわけで、市民サービスの向上というよりは、昨日のエントリーで書いた「コンピュータ監視法」と同じように市民の監視システムの一環としての位置づけってのが本当のところなんでしょうね。それが証拠に、我が家の住基カードはどこへいっちゃったのか見当たらないけど、何も困ってないもんね。ようするに、市民サービスなんて名目は、そのカードを持った人間を特定できて、個人情報も確保できるという大きな目的を隠すための方便ってわけなんだろうね。

 さて、本日午後に「フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会」による小沢一郎の記者会見がある。ネット中継もされるので、是非ご視聴を。既得権益を守ろうと必死な記者クラブに対するアンチテーゼとしてのフリーランスによるオープンな会見であり、ジャーナリズムの在り方を問う新たな活動に拍手を送るくろねこであった。

 詳細は、「フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会」のホームページをご覧ください。

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