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2011年1月22日 (土)

日本がどんどん壊れていく。

 漫画『8マン』の原作者としても知られるSF作家、平井和正の作品に『狼男だよ』がある。この作品は、その内容よりも、編集者による改竄事件としてその名が知られるようになったものだ。立風書房から出版されたのは1969年。編集に携わるくろねこにとってちょいと考えれないことなのだが、この小説の出版後になんと数百箇所にわたって編集者が改稿していたことが発覚する。もちろん、作者には無断で。

 作家にとって編集者とは黒衣であると同時に、極めて重要なパートナーであり、時としてひとつの作品を形にする共犯者でもある。だから、ストーリー展開はもちろん、ちょっとした表現などにもアドバイスをすることはある。しかし、作者に無断で原稿に手を入れるということは、まずあり得ないし、あってはならないことだろう。ましてや、数百箇所に及ぶ改稿となったら、それはもはや作家の作品というよりは、編集者の作品だ。結果、平井和正は出版社に抗議をし、後に正本が出版されることになるのだが、これをきっかけに大手出版社から干されることになる。

 で、立風書房版と呼ばれるその『狼男だよ』が、まとめて買い取った数箱のダンボールのひとつから出てきたのであった。引越しするんで、幾らでもいいからまとめて引き取ってと依頼があったのだが、いやあ、ひょんなことから幻の初版本が飛び出してくるとは、たまにはこんなラッキーがあってもいいかとニンマリのくろねこなのであった。興味のある方はこちらをどうぞ。

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 さて、昨日は、スッカラ菅君が、官僚どもを招いて「脱・脱官僚」をにぎにぎしくお披露目。そんな宰相不幸内閣を横目によごれ髪・与謝野君は、「年金支給年齢引き上げ」を示唆。「人生90年と考えた場合、定年延長と同時に支給開始年齢を引き上げることも考えられる」ってさ。おいおい、年金もらう前に、こちとら死んじまうわ。それにしても、「人生90年」って何を根拠にしてるんだか・・・。

 そうこうしてるうちに、風呂上りのニヤケ害務大臣は、「思いやり予算と呼ばずに、これからはホスト・ネーション・サポートと呼んでくれ」ときたもんだ。いっそのこと、「日米共同軍事予算」とでもしたほうが分かりやすいんじゃないの。

 とまあ、内閣改造以来、どんどん劣化する民主党ではありますが、劣化といえば今日の朝日の反小沢キャンペーンもすごかった。天声人語で「思想的な牽引力があるわけではない。演説は下手。時々雲隠れし、たまに会見してもレベルの高からぬ話」とこきおろし、社説では「国会を台無しにするのか」と「小沢氏の姿勢」を糾弾し、オピニオン欄では、「日本史に見る小沢流」というタイトルで、ノンフィクション作家の保阪正康と評論家で慶大教授の松本健二にインタビュー。「政治とカネで強制起訴される小沢一郎とはどんな政治家か」と悪意丸出しのリード文までご丁寧につけて、なりふりかまわぬ狼藉ぶり。

 ここまで来ると、何をかいわんや、もうお好きにどうぞ・・・ああ、日本がどんどん壊れていくとため息いっぱいの土曜の朝なのであった。

PS

 宮崎で鳥インフル発生とか。どうやら強毒性の可能性もあるらしい。そんな騒ぎをよそに、宮崎のセールスマンは、とっとと転身。一将功成って万骨枯るの典型か。

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コメント

『朝日新聞』、低劣さがひどすぎますね。個人紙じゃあるまいし、O氏への恨みつらみ、怨念で紙面を埋めるなよ! と思います。腐臭がただよいますなぁ……。ヤレヤレトホホの気分です(*_*)

投稿: そらまめたろう | 2011年1月22日 (土) 14時48分

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