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2011年2月

2011年2月28日 (月)

マスメディアは戦争に加担したという事実から何を学んできたのだろう?

 リビア制裁決議案が国連安保理で全会一致で採択された。これには、人権に対する罪でICC(国際刑事裁判所)に調査を付託することも盛り込まれているのだとか。ICCってのは、「戦争犯罪や大量虐殺を犯した個人を国際法に基づき訴追、処罰する」ためのものというんだが、ならば、「大量破壊兵器を持ってるんじゃないの」なんて言いがかりをつけて、イラクに戦争仕掛けて大量殺人を指揮したブッシュも告発してくれないかなあ。カダフィは自業自得としても、アメリカもフランスもイギリスもロシアも中国も、常任理事国の連中だってかなり手を汚してるんだからね。

 昨夜のNHKスペシャルは、「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」シリーズの第3回で、メディアの果たした役割がテーマだった。国益という名のもとに、軍部とメディアが世論を煽り、そしてその世論に軍部とメディアがさらに煽られるという、狂気を醸成する「負のスパイラル」がその根本にあったという構図は、まんま今のマスメディアと検察の関係。世論調査を駆使したなんてのも、そっくり同じだ。

 なによりも、中国で起きている戦争の実態を知っていながら、軍部とグルになって隠蔽し、そればかりかいかにこの戦争に「理」があるかを訴え続けたメディアの罪は重い。現在でも、検察や政府とマスメディアとの関係の中で、巧妙に隠されている事実ってのがおそらくあるんだろうね。でも、当時と違うのは、ネットという新たなメディアが登場したことで、情報を権力者やマスメディアが独占することができなくなっていることだ。だからこそ、以前のエントリーでも書いたように、「コンピュータ監視法」なんてのが出てくるのだと思う。

 日本が戦争へとなだれ込んでいく道筋の中には、二大政党制の崩壊なんてのも大きな要因としてあるわけで、現在の状況とかなりの部分で重なるところが多い。軍部がないだけまだましなのだろうが、こうまで政党政治が劣化してくると「英雄待望論」がそのうち台頭したりしてくるんだよね。そう考えると、検察とグルになって小沢狂想曲を奏でるマスメディアと、それに乗っかって踊りまくるスッカラ菅とフランケン岡田、ゴロツキ仙石などの取り巻き連中の罪は、カダフィ以上に重いのかもしれない・・・と思う雨の月曜日であった。

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2011年2月27日 (日)

一体改革会議にのこのこ参加する堕落した新聞&陸山会事件裁判傍聴記

 25日の民主党神奈川県連のパーティーでフランケン岡田君が、「帰れコール」の洗礼を受けた挙句、「ウソつき!」「マニフェストを守れ」などと野次り倒され、とうとう「誰が見てもできないことをいつまでもできるというのは、国民に対する不正直だ」と開き直ったことは既にニュースでも流されたが、これに絡んで訥弁・鳥越君の天敵であるところの白髪だらけの岩見君がTVでトンデモ発言をしたんだとか。曰く、「怒号は、民主支持者が小沢氏の処分が軽すぎるから怒りが爆発したんだ」・・・これを真顔でくっちゃべったってんだが、本当か? こやつならそんなコメントもしそうだと思ったりもするのだが、その動画があればどなたかアップしていただけないものだろうか。

 昨日、税と社会保障の一体改革の「集中検討会議」があったのだが、ちょいと気になるのは、「報道機関の年金改革案などを議論した」という朝日の記事だ。で、この会議には、「自社案を公表している毎日、読売、日経、産経の4紙」が参加したんだそうな。朝日は、社説などを資料として提出したうえで、「新聞の中立性を守り、政策などに対する主張は紙面を通じて行うことを原則」にしているため、「議論に参加することは、政策立案に関与することになると判断し、お断り」したんだとか。ま、本来、政府と新聞社の関係とはそういうものだろう。それにつけても、毎日、読売、日経、産経が与党の政策会議に自らの案を引っさげて参加するとは・・・これじゃ、まるで政府御用達の「シンクタンク」ってところだ。いつから新聞は「政策集団」になったんだ。というか、政治家と同じテーブルで政策について会議をするってなったら、その新聞の報道というのはとても中立とは言えないだろう。

 ひょっとすると、こうした会議って、これまでも開かれていたんだろうし、あったと思ったほうがいいんだろうね。だとしたら、どんな会議に参加したのか、是非とも情報公開してほしいものだ。世論を二分するような重要な政策の中には、政府とマスメディアの出来レースなんてこともあったんじゃないの・・・って、疑いたくなっちゃうもんね。なんだか、見過ごせない記事だと思うけどなあ。

 ところで、陸山会事件の公判が続いているわけだけど、マスメディアは都合のいいように解釈した公判の断片をつなぎ合わせた傍聴記しか載せないので、ここらでちょっと気になる傍聴記を綴ったサイトを紹介します。本来なら、新聞やTVでは伝えきれない公判のやりとりなんてのは、マスメディアがネットを使ってちゃんと公開すべきだと思うけど、そんなジャーナリスト魂は彼らにはないからね。というわけで、興味のある方は下記のサイトをのぞいてみてください。

「ジャーナリスト・江川紹子さんが語る「2/25陸山会事件裁判を傍聴して」(ツイートのまとめ)

《第3回》陸山会事件公判傍聴記 ── 「こんなものサイドストーリーだ!」と目の前で調書を破った吉田正喜検事

・ラ・ターシュに魅せられて
陸山会裁判傍聴記・・。石川!ここはウマく収めてやるから・・この調書にサインしろ!東京地検独走部

【くろねこの競馬予想】

中山ではヴィクトワールピサがドバイ遠征の前哨戦として出走する中山記念。1800mという微妙な距離がどう克服するかが焦点だけど、馬券的には、中山競馬場なら3着をはずしたことのないキョウエイストームからワイドで流しが面白そう。ここから、ヴィクトワールピサ、アロマカフェ、リーチザクラウン、リルダヴァル、レッドシューターといった有力どころへ。

阪神は1400mの重賞、阪急杯。大混戦模様だが、ここは最強世代といわれる4歳のガルボ、アラガラッハの1点勝負。

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2011年2月26日 (土)

「マニフェスト絶対主義」と揶揄する恥知らず。

 あるSNSで知り合いの日記を覗いたら、「カップヌードルごはん」なるものが紹介されていた。「カップライス」ってのはその昔にあったけど、「カップヌードルごはん」とは何ぞや?・・・というわけで調べてみたら、ネーミングそのまんま、「カップヌードルの味がするごはん」で、去年の夏に近畿地区で先行発売されたものなのだとか。で、日清食品のホームページによれば、一時販売休止になっていた「シーフード味」が3月から販売再開されるそうな。ふむ、地域限定とはいえ、なかなかの人気・・・らしい? おそらく夏くらいには全国展開するのかも。想像するに、チャーハンみたいな感覚なのでしょうか・・・ちょっと、興味あるかも。

 さて、リビアの内戦はどうなっちゃうんでしょうか。傘をさした画像といい、その往生際の悪さといい、カダフィの現状はまるで笑えないマンガだ。カダフィに雇われた傭兵の中には16歳の少年もいるっていうから、子供が戦争に借り出されるという悲劇はまだ続いているというわけ。そういえば、バーレーンでは、デモに子供も参加しているという報道もあった。

 湯上りの害務大臣は、「(カダフィ大佐は)頭を冷やして考え直してもらいたい」てなことをここぞとばかりにコメントしてたようだが、いっそのことリビアに飛んで、直談判でもしてきたらいかがだろう。ま、相手にもされないだろうけど・・・そもそも、カダフィに会ったことないんじゃないの、ニヤケ男は。

 ところで、ここからが本題。スッカラ菅君が総理大臣になってからというもの、「政権公約」がこれほど軽く扱われた時代はないのではなかろうか。「マニフェスト」「アジェンダ」とかなんとか言い方をいろいろ変えたところで、選挙における「公約」ってのは国民との約束事なんであって、それを状況が変わったからってそう簡単に変更したり反故にされてはかなわんのだ。そんなことがまかり通るなら、選挙なんかいらないわけで、それをまたマスメディアが後押しするってのがわからない。

 その典型が今日の朝日のコラム「記者有論」だ。ひょっとこ麻生君のゴーストライターとも噂される曽我某による「続・3月危機説 『菅で解散』共同幻想論」と題されたコラムで、「政局の先々が見通せないのには三つほど、根拠となる矛盾や逆転現象がある」と書き出し、その1が「建設なき『公約絶対主義』」ときたもんだ。つまり、予算関連法案を通すには野党との連携が必要なのに、それが行き詰まってしまったのは会派離脱した16人のような「マニフェスト絶対主義」が問題なのだと述べる。

「彼らに菅政権を立ち往生させる潜在力はあるが、その大義名分は衆院マニフェスト(政権公約)絶対主義であって、つまりは自公両党との門戸を完全に閉ざす理屈だ。非主流派には本来、主流派の行き詰まりを解消する旗印が必要だが、今回は破壊できても国会多数派の建設はできそうもない」(太字表記はくろねこ)

 いやはや、野党とうまくやるにはマニフェストなんかにこだわっちゃいけないってことか。ひょっとこ麻生君のゴーストライターと噂されるだけのことはある。でもね、そもそもは2009年のマニフェストが支持されたからこそ政権交代が実現したわけで、いまのようなねじれ現象を起したのは、参議院選でスッカラ菅君が「消費税増税」を突如持ち出し、「マニフェスト違反」したからに他ならないのだよ、明智君。つまり、民意は、まだ2009年のマニフェストを支持しているってこと。ねじれを解消するために、「マニフェスト絶対主義」を放棄して野党と歩み寄れってのは、本末転倒というものだ。

 まずはマニフェストを実現するため血反吐を吐くほどの努力をすることが先決であって、本来なら、「マニフェストを守れ」って叱咤激励するのがマスメディァの姿勢だろうに、鳩山ポッポ君が辺野古問題で「最低でも圏外」って主張した頃から、次第にマスメディアの民主党叩きが露骨になっていく。小沢狂想曲もその一環だし、郵便不正事件だってそもそもは石井一を陥れようというのが検察の筋書きだったわけで、朝日はその時の社説でしきりと政治家の説明責任を問い質していたのを僕は忘れない。そういえば、村木さんのことも、「疑われること自体問題だ」ってまくしたててたっけ。結局、郵便不正は冤罪だったわけで、朝日にこそ説明責任を求めたい。

 それはともかく、政権交代は容認するけど、マニフェストに忠実な政治をされちゃ困る勢力がどこかにいるわけで、「最低でも圏外」はそのための絶好のきっかけだったんだと思う。そこに「政治とカネ」を重ね合わせて、一気にマニフェストを骨抜きにしようという策略を練った奴がいるんじゃないのか・・・いないかもしれないけど。マスメディアは、その実働部隊として重要な役割を担ってきたんじゃないのだろうか。そうだとすると、これほどまでに罵詈雑言と感情論が跋扈するのも合点がいく。

 で、曽我某は、この駄コラムをこんな文章で締めくくっている。 

「解散か否かのあとさき、ここが衆参逆転の矛盾の解消へ知恵の絞り時である。大連立、部分連合、政界再編、次を見据えた大きな見取り図の表明者が政局の主人公になるしかないではないか」

 ようするに、ここが言いたかったのね。小沢を粛清して早く大連立しなさい、消費税増税、TPP参加も、そうすればうまくいくから・・・って、ほっかむり男の星君と同じ立派な朝日人としての原稿だこと。

 でも、「次を見据えた大きな見取り図の表明者が政局の主人公になるしかない」ってことは、小沢一郎待望論にも聞こえなくはないんだけど・・・まさかね^^

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2011年2月25日 (金)

民主も自民も、むちゃくちゃでござりまするがな。

 ニュージーランドの地震被害は想像を超えて凄まじいことになっている。日本人の行方不明者も27人。そんななか、報道が過熱している。救助されたものの片脚切断という重症を負った若者に、NHKは「足を切ると言われた時どう思いましたか?」なんていう無神経を通りこして人でなしのインタビューをしたそうだが、未確認ながら「病院取材で不法侵入した日本人記者が逮捕された」というニュースすら伝えられている。これが事実なら、まさに報道被害、ここに極まれりってことか。

・NZ大地震で日本人記者逮捕? 病院取材で不法侵入か

 報道被害といえば、小沢君へのバッシングなんかも、どう考えたってメディア・パニッシュメント(報道断罪)であって、どうやらスッカラ菅君はそれに呼応して脈絡なく言葉を発しているようだ。たとえば、昨日の衆院本会議で「子供手当てが26000円と聞いてちょっとびっくりした」とのうのうとのたまっていたが、これって月曜日のエントリーで書いた朝日の社説にクリソなんだよね。

「09年の衆院選マニフェスト(政権公約)は、西松建設事件で代表を辞任する前に、小沢氏が敷いた路線に沿ってつくられた。「財源はなんぼでもできる」と言い切り、子ども手当の規模を拡大させたのも小沢氏である」

 言わんとしていることはまさに一卵性双生児。スッカラ菅君は、朝日の論調がそのまま自分の意見になっているんだよね。それにしても、この「びっくり」発言は誰が聞いても「いまさら何言ってんだか」ってことなんじゃないのかねえ。さらに、予算を通したいために、自民党に向かって、「丸呑みできるような案を出してくれ」なんてトンチンカンなこと口走っちゃうようなんだから、もう、むちゃくちゃでござりまするがな・・・って、花菱アチャコのギャグ思い出しちまった。

 むちゃくちゃでござりまするがな、なのはフランケン岡田君も同じ。代議士会でヤジ飛ばした議員に、「いましゃべったやつは立て。前に出てこい」って、アンタ、これじゃまるで学級崩壊しちゃった小学校の教師でしょ。「仲間が説明しているときにそういう言い方があるか」てなことも口角泡を飛ばす勢いで口走ってたが、こやつに「仲間」なんて言葉を使ってもらいたくないって思った議員はずいぶんいたんじゃなかろうか。「仲間」の説明や質問を無視して、党員資格停止にしたのはどこのどいつだったけね。

 民主党分裂は時間の問題・・・昨日の低レベルな代議士会とスッカラ菅君の「なんでも小沢が悪い。僕、知らんもんね」発言で、そう確信したのであった。

 ところで、子供手当てがどうにもこうにも行き詰っている。子供手当て=バラマキ論がやたら聞こえるけど、ちょっと待ってだよな。子育ては社会の責任、というのがそもそもの理念だったんじゃないのか。バラマキ論を展開するのは勝手だけど、子供手当てを人質にとって、予算通さないよって迫ってる自民党もろくなもんじゃない。一番困ってるのは子育てしている家庭なんであって、四の五の言わずにやりぬくのが民主党の使命だ。この期に及んで、「ちょっとびっくり」なんて口走る総理大臣や政争の具にしようとしている自民党じゃ、子育てしてる家庭は浮かばれない。

 スッカラ菅の「丸呑み」発言を受けてデッチ上げた自民党の予算組み替え動議案ってのが、これまた凄いものがある。何が凄いって、こっそりだかちゃっかりだか知らないが、科学振興、防衛費上積みで1400億円が計上されている。科学振興はともかく、防衛費上積みって何のこっちゃ。ま、このあたりに自民党の本音がチラホラ見え隠れするわけで、政権から追い出されたことの反省なんか爪の先程もしてないってことなんだろうね。

 政界ってのは、どいつもこいつも、むちゃくちゃでござりまするがな・・・で、お後がよろしいようで。

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2011年2月24日 (木)

この国では党首同士の言い合いを「討論」というらしい。

 昨日はン十回目のマイ・バースデー。で、カミさんの奢りで上野へと出向く。当初は、洋食の「さくらい」でお食事なんてとも思ったのだが、十勝豚を食べさせる居酒屋があるというので急遽そちらをチョイス。黒糖焼酎をロックで飲りながら、十勝豚と北海道の魚介を堪能する。最後のベーコンのブロックは絶品なり・・・甘露、甘露。

 不忍池を散策しつつ帰路についたのだが、いたるところにパンダのフラッグが。そっか、バンダが上野動物園に着いたんだと思い出したが、レンタル料が年間8000万円てんだからへらぼうだ。さらに、バンダ舎の改修費に9000万円もかかったのだとか。そこまでしてパンダが見たいか? もっとも、レイシスト石原君もなにやらブツクサ文句垂れてるようだが、新銀行東京に1400億円つぎ込んで、東京オリンピック招致のために150億円をドフに捨てた奴に言われたかないやね。

 さてと、なぜか三等社員って言葉を髣髴とさせる風貌の松木君が農水政務官を辞任した。小沢一派の反乱が始まったてんで、マスメディアは大喜び。これでまた、小沢バッシングのネタができたってな具合なんだろう、しかしまあ、こんなことって小沢一郎を処分したら当然起きるだろうことは想定済みだったんじゃないかねえ、マスメディアも。想定してなかったのはスッカラ菅君とその取り巻き連中くらいなもんじゃないの。いや、もしかしたらこやつらもそのへんはわかっていて、最後は大連立なんてことを画策してるかもな。そうとしたら、マスメディア、特に朝日なんかはグルなんだろうね・・・ま、いわゆるひとつの妄想ではありますけれど。

 昨日は、党首討論というよりは党首同士のただの言い合いがまたあったようだが、もういいかげんにしたら。犬も食わない夫婦喧嘩みたいなもんで、本当に中身の薄っぺらなこと。ようするに似たもの同士の緊張のかけらもない掛け合い漫才を見せられているわけで、いったい政界はどう転んでいくんだろう。噂では、小沢君が「ここ1、2週間で政局になる」って檄を飛ばしたとも言われているけど、議員ってのは辞めたらタダの人になっちゃうわけだから、党首同士が言い合いしているうちに、その裏ではいろんな思惑がせめぎあってるんでしょうね・・・しんどいこって。

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2011年2月23日 (水)

後出しジャケンごっこで戯れる都知事選。

 空軍がデモ隊を爆撃、って、こりゃ、もう内戦だね。リビアのことです。カダフィも何を血迷っているんだろう。偉大なる革命の指導者も、権力という美酒に酔い痴れたか。それにしても、中東の混乱の裏では誰が何を画策しているのだろう。圧制に苦しむ市民の反乱、なんて単純な見方はそろそろ通じなくなってきたのかも・・・おそらく、凄まじい権力闘争が繰り広げられているはずだし、独裁から解放された後の秩序の回復ってのもそう簡単にはいかないのでは。果たして、「カオス」の中から「ロゴス」は生まれるだろうか。

 ニュージーランドの地震も心配だ。日本人の留学生がまだ行方不明のようだが、大事なければいいのだけれど・・・。赤羽や福士など女子マラソンの選手が合宿中だったってのにも驚かされたが、それにしてもニュージーランドにはなんと多くの日本人が語学留学していたことか。それにもちょっとビックリ。

 さて、小沢一郎の党員資格停止が決定した。スッカラ菅君が代表の座について、「400人うんたら内閣」をぶち上げたその舌の根も乾かないうちに、「脱小沢」に路線変更。以来、スッカラ菅とその取り巻きであるところのフランケン岡田、ゴロツキ仙石などによる小沢粛清の嵐が吹きすさんだわけだが、なんのことはない、自分たちでさんざん煽っておいて、落しどころは党員資格停止。結局、民主党政権への不満や不信が募っただけで、スッカラ菅君の「脱小沢」路線ってのは自爆テロみたいなもんだったんだね。

 すべては、スッカラ菅君やその取り巻き連中の政治センスのなさが大いなる読み違えをしたわけで、誤診したあげく手術に失敗した医者みたいなもんなんだよね。これはもう取り返しがつかないのは誰の目にも明らか。後は、いつ民主党が割れるか、それが問題だ。おそらく、水面下ではスッカラ菅なんかそっちのけで、新党含みでいろんな思惑が飛び交っているに違いない。ま、スッカラ菅内閣も風前の灯火ってことか・・・しょせんは、自分で撒いた種なんだから、後始末もしてもらわないとね。

 レイシスト石原君が都知事選に立候補しない意向を固めたらしい。それはけっこうなことなのだが、この男のいやらしいところは、それでも正式に不出馬表明をしないことだ。なんでも、神奈川県知事で小泉君のお友だちの松沢君がレイシスト石原君の後継ということで出馬を狙っているらしい。レイシスト石原君にとっては、反石原陣営に都知事になられた日には、悪事がすべてバレちゃうから、なんとしても石原都政を引き継いでくれる奴を探してるっことなんだろうね。宮崎のセールスマンじゃ、レイシストのプライドが許さないだろうし、リバタリアン渡辺君では心許ない。というわけで、小泉君のお友だちの松沢君に白羽の矢が立ったってのが実情じゃなかろうか・・・ま、これもひとつの勝手な憶測ですが。

 それにしても、どいつもこいつも煮え切らないこと。後出しジャンケンのタイミングばかり見計らって、都政のことなんか二の次なんだよね。真剣に都政に取り組むつもりなら、誰が立候補しようと関係なく、一日も早く意思表明をして、その理念を開陳して欲しいものだ。どんなスタンスで石原都政治を語るのか・・・それこそが、今回の都知事選の肝なのであって、人気投票じゃないんだからね。

 最後に、大阪の暴言警察官を訴えた男性が窃盗で逮捕された。これって、明らかに報復なんだろうと思う。少なくとも、そう思われるようなタイミングて逮捕したということに、大阪府警はもちろん、検察、そして裁判所の見識を疑う。郵便不正事件からこいつらは何を学んだんだろうか・・・何も学ばないし、何のも反省もしてないってことなんでしょうね、きっと。

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2011年2月22日 (火)

朝日新聞VS東京新聞

 今日から東京新聞が宅配される。今月いっぱいは朝日新聞との読み比べができるというわけだ。で、早速、東京新聞に目を通してみれば、朝日に比べてその紙面のなんと冷静なこと。このところの朝日の感情にまかせた罵詈雑言だらけの紙面に接していたせいか、とてもおだやかな朝となったのであった。たとえば、「記者の眼」という解説欄では「民主党外交・安保政策の変質」という見出しで、自民党政権の政策を追認するスッカラ菅内閣に疑問を呈しているのだが、上から目線で傲慢不遜な朝日の記事に慣れてしまったためか、なんともまっとうなその視点に驚かされる。

 記事の最後は、「民主党の変質は、政権党としての成熟の証なのか、公約を実行する力量がないことを露呈したにすぎないのか。いずれにせよ、政策が変わらないなら、何のための政権交代だったのかと憤る有権者も多いはずだ。この評価は、次期衆議院選で問われなければならない」と締めくくられている。マニフェスト見直しを迫り、自民との政策協議を強要し、消費税増税を煽るどこぞの新聞ではこうはいかない。おそらく、「政権党として成熟」するためなら、「変質」すべきであると強弁を張るだろうことは容易に想像がつく。

 ああ、朝日新聞を解約して正解だっとつくづく感じる冬の朝であった。

 ところで、なにやら経団連会長が声高に吼えたらしい。会派離脱を宣言した16名の民主党議員を、「予算案を通さなきゃいけない時期に、与党の議員として無責任きわまる」と批判したそうな。衆院解散論には「給料泥棒みたいなもの」と言いたい放題のようだが、吼えるのは法人税払ってからにしてちょうだいね。それと、特例として消費税の還付金を受けてる企業があるけど、なんでも総額で3兆円超えるそうだね。そりゃ、消費税増税に賛成するわけだよね、財界は。そういうのを、「税金泥棒」って言うんじゃないの。自分のこと棚に上げてグチャグチャとうるさいこと。

 地検特捜部の取調べが、一部可視化の方向で進んでいる。「検察の在り方検討会議」に24日に報告されるそうだが、ここで踏ん張らないと検討会議の意味がなくなるよ。それにしても、可視化なんてそれこそ閣議決定でもなんでもしてササッと解決できそうなもんだけど、ようするに事を荒立ててまでやる気はないってこと。東京新聞ではないけれど、ようするにスッカラ菅内閣になってから民主党は明らかに「変質」したってことで、このままいくと一部可視化でお茶を濁して終わりなんてこともおおいにあり得るんでしょうね。

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2011年2月21日 (月)

一人の政治家を執拗にバッシングし続ける異常さに恐れすら感じる今日この頃。

 2006年から始まった朝日新聞のキャンペーンに「ジャーナリスト宣言」がある。2010年度の朝日新聞の会社案内には、「『ジャーナリスト宣言』は、メディア環境が激変するこれからの厳しい時代を生き抜いていくために、社員の一人ひとりが、真実と正義に根ざす『ジャーナリズム』の原点に立った行動をしていかなければならないという、新聞人としての決意表明です」と麗々しく謳っているくらいだ。では、何をもって「信実と正義に根ざす『ジャーナリズム』の原点に立った行動」といえるのか・・・。愚考するに、取材を通した「事実の追求」と、それを「検証・分析する洞察力」こそが必要なのではないだろうか。

 残念ながら、そのふたつがいまの朝日新聞には最も欠けている。今朝の社説を一読して、その感を改めて強くした。「小沢氏流を超えて 『政局』政治から卒業を」という見出しに、「政局政治こそ朝日の得意とするところじゃなかろうか」とまずは突っ込みたくなるところをこらえつつ読み飛ばしていくと、なんとまあ何でもかんでも小沢一郎が悪いのオンパレード。その極め付きが次の記述だ。

(これより引用)

 決断を支える権力を手にするためなら、小沢氏は時になりふり構わず行動してきた。
 民主党代表だった2007年、参院選で第1党に躍進した。その後は自民・公明政権を徹底的に揺さぶり、次々に首相を退陣に追い込んだ。
 日本銀行総裁を空席に、ガソリン税の暫定税率を期限切れにしたのは記憶に新しい。
 09年の衆院選マニフェスト(政権公約)は、西松建設事件で代表を辞任する前に、小沢氏が敷いた路線に沿ってつくられた。「財源はなんぼでもできる」と言い切り、子ども手当の  規模を拡大させたのも小沢氏である。
 こうした戦術が政権交代になにがしかの「貢献」をしたのは事実だろう。しかし、その「貢献」のおかげで政権が払わされている代償は甚大である。公約は財源のない空証文だと批判を浴びて、与野党協議もままならない。

(引用終わり)

 いやはやであります。朝日にかかると、09年のマニフェストすら小沢一郎の責任であり、そのおかげでいまのスッカラ菅内閣は混迷しているということになる。ここまで小沢憎しをよくもまあ露骨にまくしたてられるものだ。小沢一郎が好きか嫌いかなんてのはもとより個人の自由だし、メディアにもその権利くらいはある。しかし、どこまで「事実」に則したうえでの「小沢嫌い」なのかが問題なのだ。

 政権交代を目前にして起こった小沢バッシングの嵐の発端は、つまるところ西松建設事件であり、陸山会事件であり、闇献金があったのではないかという疑惑がその原点にある。では、その後、これらの事件はどうなったか。まるで大がかりな贈収賄事件のように検察のリークもまじえて報道されてきたが、結局のところ、検察は訴因変更をしたり、検察の調書が不採用になるなどのドタバタ劇を演じるはめになって、いつのまか帳簿の記載ミスという政治資金規正法違反で立件するのがやっとこさってのが実情だ。それだって、無罪になる可能性が高いと言われている。つまり、小沢狂想曲ってのは、訥弁鳥越君が言うように「大いなる虚構」だったのだと思う

 言い方は悪いが、小沢憎しのあまりミソもクソも一緒くたにして小沢バッシングを繰り広げてきたわけで、敢えて言うならそれこそ犯罪的な行為ではないのだろうか。そこには、「信実と正義に根ざす『ジャーナリズム』の原点に立った行動」なんてものはいっさいない。
西松、陸山会の一連の事件がどうやら怪しくなってきたら、今度は自由党時代の政党助成金問題をほじくり返す始末。ほじくり返すのは結構だが、その前に小沢狂想曲の発端となった西松、陸山会事件について、しっかりと落とし前をつけることがジャーナリズムとしての責任のはずだ。その後に、自由党時代の政党助成金の出入りに疑惑があるのなら、しっかりと取材して「事実」を追求すればいい。こちらが駄目なら、こっちがあるさ、なんてイメージ戦略を展開しようとすること自体、「政局政治」に加担していることなんだから。 

 一人の政治家をここまで執拗にバッシングし続けるその異常さに、誰も気づいていないということにとてつもない怒りとともに恐怖すら覚えるくろねこなのであった。

 ちなみに、宣言通りに朝日新聞の購読は解約しました。ただし、販売店とは60年にわたる付き合いであるため、今月一杯という約束になっとります・・・念の為。

PS

朝日朝刊の一面には、中国のデモが報じられていたけれど、昨日は「高江にヘリパッドはいらない」東京デモが行なわれ、デモの進路を変更ざせられたあげく、逮捕者まで出たという事実をまったく報じないマスメディアの愚劣さ。

・辺野古浜通信
【拡散願】警察が権力

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2011年2月20日 (日)

「青少年健全育成条令改正案」の影響が出始めたようで・・・。

 昨日は夕方から浅草のロシア料理店で中学時代の恩師を囲んで食事&飲み会。今年で80歳になる先生は昨年もホノルルマンラソンを完走したというつわもの。長年にわたって陸上競技に携わり、東京マラソンの実行委員長も務めただけあって、いまでもかくしゃくとした紳士である。あっという間の2時間半で、先生と別れた後も飲み足りない不肖の生徒たちは、地元に戻って夜が更けるまでオダをあげたのであった。

 さて、レイシスト石原君がゴリ押しし、民主党都議団も修正案を受け入れるというヘタレ具合のおかげで成立してしまった「青少年健全育成条令改正案」の影響がポツポツと出始めたようだ。ひとつは、西武百貨店渋谷店の美術画廊で開催されていた「デパートdeサブカル」が会期途中で打ち切られていた。これは、絵画や人形などの作品展だったのだが、当然ヌードやエロスをテーマにした作品が出品されていた。そこに、「百貨店にはふさわしくない」というクレームが複数あったのだとか。で、慌てた百貨店は中止にしたのだそうな。もちろん、「都の条令とは関係ありません」とはコメントしているが、そんなもの誰が信じますかいな。つまりは、西武百貨店は、表現の自由よりも一部のクレームに屈したわけで、高輪プリンスホテルが右翼の圧力に負けて日教組の教研集会を拒否した事件ととても似ている。

 さらに、エキサイティングブックストア「ヴィレッジヴァンガード」がアダルト系商品を全店舗から撤去したというニュースも伝わっている。

 どちらもいらぬ自主規制の結果なのだが、こうした動きこそが、「青少年健全育成条令改正案」の恐いところで、知らないうちにどんどん自主規制という名の強制が浸透していくのは間違いない。一度動き出したその流れは既成事実化していって、気付いたときには条令の拡大解釈が横行することになる。こんな条令に賛成した都議会議員ってのは何考えてんだか。きっと、何も考えてやしないんだよね。

 そもそも、首長と地方議会の関係ってのは、チェック&バランスがしっかりと保たれていないといけないのに、なあなあかもしくは首長の独裁という歪な形しかないんだからいやになる。地方から国を変えていきましょうなんてのは、いまのままでは絵空事にしかすぎないわけで、まずは都議や県議、区議や市議といった地方議員のレベルアップを図らないと何も解決しないと思う今日この頃なのだ。

 で、「青少年健全育成条令改正案」について、ワタミの渡辺君は、こんなコメントをしている。

「実際に規制の対象になるようなマンガを、何冊か買って来させて、読んで見た。正直、気持ち悪くなった。犯罪(行為を描いた作品)を芸術だと言っている事は理解できない。
18歳以上なら、自由に読んで構わないが、子供が見て良いものではない。昔だって、ビニ本は大人しか見られなかった。今回の東京都の判断は正しい」

 これは、ブロガーミーティングでの発言なのだが、レイシスト石原君の後継を狙っているとも噂される渡辺君だけのことはある。レイシスト石原君は都知事選出馬にあまり前向きでないかのようなニュースも流れているが、ひょっとしたら裏では渡辺君と石原都政を引き継ぐということで折り合いついてたりして。ここは、築地の移転についてもダンマリ決め込まずに発言してくださいな・・・よろしくね。

【くろねこの競馬予想】

東京では、今年のG1第一弾、フェブリーステークス。エスポワールシチー、スマートファルコンの両横綱がいないここは、4歳のバーディバーディに期待。相手は、ダノンカモンとマチカネニホンバレ。この3頭のボックスで勝負。

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2011年2月19日 (土)

理のない異様な朝日の社説。

 昨日、金閣寺の住職による2億円脱税のニュースが流れていて、坊主丸儲けとはこのことかと一人で突っ込んでいたのだが、今日はサラ金の武富士元会長の生前贈与訴訟で国が敗訴したのだとか。1330億円の課税が取り消され、裁判中の利子400億円を付けて返還するってほんまかいな。単純化して言えば長男の住所が海外に移されていたから課税はできないってことなのだが、どう見たって税金逃れの一時的な海外移住なんであって、盗人に追い銭とはこのことか。

 さて、16名の民主党議員による反乱について朝日新聞はやけに静かなことと思っていたら、今日の社説でやってくれました。「小沢系造反 異様な行動に理はない」というタイトルからして、「異様」だが、一読してその「理のない異様な社説」に怒りを通りこして腹を抱えて笑ってしまった。「誰も通らない裏道」さんも同じような思いだったようで、「このどうしよしうもない社説を読んでも怒りは湧いてこない。理性を失い、既得権益者の正体を露にしたこの文章を読んでいると、むしろ『やっぱり敵は相当に追い込まれてるんだナ』と思う」と冷静な分析を綴っていた。

・誰も通らない裏道
「お笑い朝日新聞」の涙目社説

 それにしても、この社説にちりばめられた凄まじいまでの罵詈雑言、恫喝・・・ジャーナリズムとはとても思えない露骨なまでのアジテーションは社説という名の「私怨」といっても過言ではない。「天声人語」では意味じくも、「国の進路を争うならまだしも、私怨のたぐいだから情けない」とのたまっていたが、そのままの言葉お返ししたい。

 それにしても、16名の議員に対するマスメディアのバッシングってのは、なんであんなにレベルが低いのだろう。総じて共通しているのが、「民主党人気に乗っかってたまたま比例で受かった二流議員」ってイメージづけだ。NHKのニュース9がその筆頭。ま、郵政選挙で間違って当選しちゃったタイゾー議員並の扱いをしてるわけです。でも、これって議員本人に対してはもちろんだが、民主党に投票した有権者に対しても極めて非礼なのではないだろうか・・・比例に対して非礼、おっ、韻を踏んだか、どうでもいいけど。

 ようするに、「理」を説いた批判ではなくて、ただ「こき下ろし」をしてるだけなんだね、マスメディアは。キャスターや政治評論家のコメントの横でしたり顔でうなづく女性アナウンサーって構図は、なんだかとても下卑たものを見せられているようで、子供が観ていたら教育に悪いだろうなとつくづく思う。ああ、格調の高い政治論議がマスメディアから姿を消してどのくらいになるのだろう。いまじゃ、メディアを通して喧嘩売ってるんだから世話はない。

 今日の朝日の社説を読んで遂に決意しました。オヤジの時代から数えれば我が家は60年以上にわたって朝日を購読してきたけれど、これで終わり。さすがにこんな社説を載せるクズ新聞に4000円近い購読料払えますかいな。武富士じゃないけど、それこそ盗人に追い銭ってもの。ああ、これですっきりの土曜の朝なのであった。

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2011年2月18日 (金)

「民主党政権交代に責任を持つ会」の16人を断固支持します。

 ようやく心ある民主党議員が動きだした。まずは熱烈なエールを送りたい。

 マスメディアは当然のごとく、「小沢VS反小沢」なんて政局話に矮小化して大はしゃぎしているが、それもまた一興。彼らにしても、違う意味でこの動きは待ってましたじゃないのだろうか。これで、小沢政局でしばらく記事も書けるし、番組も組めるからね・・・アホかいな。

 それはともかく、民主党執行部の反応がなかなか愉快だ。スッカラ菅君は「まったく理解できない行動だ」ってコメントしてるようだけど、それが本当ならまったくの政局音痴ってことなんだよね。フランケン岡田君なんか強張ったニヤケ顔で「パフォーマンスでしょ」っていうのが関の山、猪八戒・枝野君にいたっては「常識では考えられない」とのたまったそうだが、常識で考えたらいずれこうした動きが出てくることは容易に予想できたと思うけどね。

 ようするに、スッカラ菅君が代表になって、何をとち狂ったのか「脱小沢」なんてことを口走って、マニフェストは反故にするわ、官僚とは手を組んじゃうわ、アメリカには尾っぽを振るわで、殿ご乱心ってのが民主党のお家騒動の始まりであって、今回の16人の反乱に対しては反小沢の立場でも心の中では拍手を送っている議員がいるんじゃなかろうか。「民主党政権交代に責任を持つ会」の宣言文ってのは、それほどまでに至極真っ当な正論だと思うけどね。政局話に花を咲かせるほどに、彼らの宣言文を読み込み論評するマスメディアがないということは、なんと哀しい状況なのでしょう。

 というわけで、宣言文を引用します。ここにしたためられた怒りを民主党は何とする。

*****

約束を果たす民主党への回帰宣言

「今の菅政権は、国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」 今、民主党議員の多くが強くそう感じている。「国民の生活が第一」の政治理念は、おととしの衆議院総選挙での、民主党と国民との最大の約束だった。しかし今の菅政権ではどんな事態が進行しているだろうか。

 総選挙では、予算のムダを徹底的に削り、新たな政策の財源に充てるとしたマニフェストを掲げ、政権交代を実現した。しかし、「予算の総組み替えなどを行う」と主張していたのに、ほぼ手つかずの一方で、先週、菅総理大臣は、「衆議院の任期中上げない」としていた消費税については、「来年度末までに法的な対応をしなければいけない」と発言し、増税への意欲をあらわにした。

 菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てたのである。

 また、政治家主導で日本を立て直すはずが、目玉とされた国家戦略局の設置法案は実現せず、公務員制度改革も反古(ほご)にされている。官僚に頼り放しだが、尖閣問題や北方領土問題など、もっとも政治主導であるべき案件で失敗すると官僚のせいにする。

 菅政権は政治主導の御(み)旗も捨てたのである。

 菅政権は、民主党の理念、そして「国民の生活が第一」という国民の皆様への約束をも捨て去ったのである。

 菅政権が本来の民主党の政策を捨て、本来の民主党の政治主導を捨て、本来の民主党の国民への約束を捨て去って省みないならば、それは国民が願いをかけた本来の民主党そのものを捨て去ることになる。

 そして、このことは、本来の民主党への支持の上に比例代表で当選した我(われ)々(われ)の存在意義すらも打ち消すことになる。

 我々は民主党と国民との約束の上に存在する比例代表の議員だからこそ、本来の民主党の姿とはかけ離れた今の菅政権にはもう黙ってはいられない。みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない。我々は今こそ「国民の生活が第一」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻していかなければならない。

 しかし、我々は、民主党に対する信頼が地に落ちた今となっても民主党を捨てるつもりはない。歯を食いしばっても、国民との約束であるマニフェストの実現に取り組む我々こそが、本来の、そして真の民主党であるからだ。

 従って、我々は、国民との約束を果たす議員集団であることを、改めて国民の皆様に行動で示すために、衆議院での民主党・無所属クラブとは分かれ、新たに院内会派を設立する。そして同志一同が結束して、「国民の生活が第一」の政策を実行すべく今後、行動を展開していくこととする。

 2月17日 民主党・衆議院比例代表単独議員有志一同
 

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2011年2月17日 (木)

鳩山ポッポ君のちょっといい話!?

 昨夜は、友人の芝居を観るためにカミさんを引き連れて両国の「シアターX(カイ)」に足を運ぶ。小さなロビーで何気に芝居のポスターなどを眺めていると、その中に懐かしい名前を見つけた。刺激的ではあるけどろくでもない芝居の世界(どこぞのCMみたいになっちまった)からくろねこがエクソダスを図るきっかけとなった、さる高名な劇作家の名前があったのだ。ちょいと苦い想い出が甦ったが、ま、それも一瞬のこと。お元気で何よりです・・・と心でつぶやくくろねこであった。

 イラク戦争をおっぱじめる根拠となった大量破壊兵器の情報が、実は捏造だったと亡命イラン人が告白したそうな。これが真実なら、一人の男の大嘘がきっかけで10万人とも言われる犠牲者が出たわけで、浮かばれない話だ。イギリスではイラク戦争の検証が始まっているが、日本もしっかりした検証委員会をつくって、小泉君を証人喚問でもすればいい。やはり、戦争に加担したからには、その説明責任は果たさないとね。

 りそな銀行がようやく「国有化」を脱却するそうだが、こちらもヘイゾー君を一度証人喚問したほうがいいんじゃないの。りそな銀行処理の裏側で、小泉君と一緒になってインサイダー取引したらしいという噂もあることだし、そうそう、ついでに日本振興銀行の木村君との関係も聞いてみたいものだ。寝ぐせ男の亀井君には、是非ともヘイゾー君を告発してほしいのだが、あの話はどうなったんだろう。

 なんだか、鳩山ポッポ君の「方便」発言が問題になっているが、沖縄の海兵隊が抑止力なんてのは、そもそも「方便」だってのはみんなわかってたんじゃないの。鳩山ポッポ君のインタビューに関しては日曜日のエントリーに書いたけど、インタビューから見えてきたことってのは、「ポッポ君の見通しの甘さ」と「閣内不一致」、それに「官僚のサボタージュ」なんだよね。「方便」云々てのは、言葉狩りみたいなもんじゃないのかなあ。正確には、記者の「方便だったのか」という質問に、「そう言われればそうかも」って答えちゃったわけで、それこそ言葉尻をつかまえれちゃったわけね。

 んなことより、海兵隊が抑止力ってのが「方便」だったのなら、沖縄の基地は何のためにあるのか、をちゃんと検証するのが、いまマスメディアがすることじゃないのだろうか。「方便」って言ったことがけしからん、なんてのはちょっと批判する方向が違うと思うけどね。

 ま、何事も軽く口に出しちゃうボンボンだから、すぐ突っ込まれちゃうんだろうけど、鳩山ポッポ君もたまにはいいこと言ってたんだというツイッターのつぶやきを見つけた。

(これより引用)

私が好きな吉野弘さんの「祝婚歌」にこんな一節がある。「正しいことを言うときは少し控えめにするほうがいい  正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい」。外交交渉の要諦はここにあると、昨今の外交案件をみてつくづく思う。外交こそ人間関係そのものである。

(引用終わり)

 これって、去年の11月1日のつぶやきなのだが、おそらく尖閣問題に絡んでの発言なのだと思う。まんま、北方領土に関する、湯上りのニヤケ害務大臣やスッカラ菅君の居丈高な発言を諭しているように聞こえるのが笑える。それとなく、害務大臣の発言を批判していたのは、こんな思いがあったんでしょうかね。ま、行動が伴わないものだから、評論家みたいな言い草になっちゃうのがポッポ君の欠点なんだけど、このつぶやきはなかなか「いけてる」と思う。

 国内のナショナリズムを煽るだけなら勇ましい発言もけっこうだけど、戦略・戦術なしに外交はできないわけで、そうした感受性とか資質はスッカラ菅民主党執行部にはまるで欠けている。ロシアの高圧的な態度に、猪八戒・枝野君が、「ロシア高官が何を言おうが、(北方領土が)我が国の領土である歴史的、法的地位はなんら揺らがない」なんて正論丸出しで反論したようだけど、ま、同じ土俵で相撲とったって勝負にならないんだから、ここは深慮遠謀を駆使した発言をしてこそ官房長官というものじゃないの・・・ま、できゃしないのは分かってるけど。

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2011年2月16日 (水)

中東よりも小沢問題がそんなに重要か!?

 エジプトの政変が飛び火したらまずいぞってんで、バーレーンが1世帯当たり22万円をばらまくことにしたニュースは、一昨日のエントリーで紹介したけど、どうやらそうは問屋がおろさなかったようだ。とうとう市民と警官が衝突して2人が死亡という予談を許さない状況になってきた。イスラム教スンニ派の王族に対して差別を受けてきた多数を占めるシーア派が、いい加減にしろよな、ってことで反乱を起こしているわけだが、ここには米軍の第5艦隊司令部もあったりして、アメリカにとっては中東戦略の要でもあるから、CIAは必死こいて策略練っているに違いない。反米政権なら親玉を暗殺って手があるけど、市民の反乱となるとそうはいかない。チュニジア、エジプトに続いてバーレーンもとなったら、中東のドミノ倒しは現実味を帯びてくる。アラブの石油に火がつく日が刻々と迫っているのかもしれない。

 そんなデンジャラスな国際政治をしり目に、日本ではいつまでたっても小沢問題で獅子てんや瀬戸わんや。朝日の朝刊なんか、「バーレーン、デモ激化」の見出しを見下ろすように、一面にデカデカと「小沢氏の党員資格停止」ときたもんだ。こんな予定調和みたいなニュースが、中東で起きている革命(?)の嵐よりも重要なんだから世も末だ。ま、マスメディアは政局が生きがいみたいなもんなんだから、いまさら目くじら立てても詮無いことだが、小沢問題は恰好のオモチャなんだろうね。でも、いつまでもいじくりまわしてると、我が家のドラ猫じゃないけど逆襲のパンチが飛んでくるから気をつけることだね。

 ワタミの社長が都知事選に出馬表明。みんなの党に担ぎ出されたんだろうけど、どなたかがツイッターで、「レイシスト(=石原)、ポピュリスト(=東国原)、リバタリアン(=渡邊)が首都トップの椅子を争うという、前代未聞の不毛さ」(カッコはくろねこ)と嘆いていたが、なんと言い得て妙でありましょう。ま、レイシスト、ポピュリストは正式出馬表明したわけではないけれど、このトリオで都知事選ってことになったら(あっ、共産党の小池君忘れてた)、「前代未聞の不毛さ」どころの話じゃないかも。

 さあ、民主党の都知事候補はどうなんるんでしょう。スッカラ菅君のオッカアなんてシャレにもならない噂も遠くから聞こえてくるけど、いっそのことスッカラ菅君が総理を辞任して出馬すりゃいいんじゃないの。ゴロツキ仙石君は、次期総理に何もしないできない野田君をって画策しているようだからさ・・・。

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2011年2月15日 (火)

党員資格停止とsengoku38。

 いやはや、昨夜の雪は凄かった。7時に地元のバーに向かった時には大雨で、9時半にそろそろ帰るかと腰を上げれば大雪。ま、雪が降るかもとはお天気お姉さんが言っていたが、まさかあれほど積もるとは。路地に入れば真っ白なバージンスノーの絨毯で、足跡つけまくりつつ帰宅したのであった。

 どうやら、小沢君の処分は党員資格停止となりそうだ。それにしても、スッカラ菅君やフランケン岡田君ってのは、同志をここまでさらし者にして何の痛痒も感じないのだろうか。ま、それがいまの民主党の実態なんだろうけど、こんな政党に政権交代を託した自分が恥ずかしい。

 朝日の報道によれば、処分に反対する議員に「我が党は挙党一致でなく選挙の約束も守れないとみられている」と詰め寄られたフランケン岡田君は、「あなたの個人的な意見でしょう」と言い返したそうだが、まるでガキの喧嘩だね。「個人的な意見でしょう」って、当たり前じゃないか。どんな意見だって個人的な意見なんだよ。個人的な意見をお互い戦わすことで議論って生まれるんじゃないのか。個人の意見に耳を貸さないで、どうやって政治をしようってんだろう、フランケン岡田君は。ようするに、基本がなってないんだね。

 さて、案の定、尖閣ビデオ流出した元保安官が、しゃしゃり出てきた。昨日は、外国特派員協会で講演をしたようだが、レイシスト石原君もその場に駆けつけてエールを送っていた。「国のため国民のための観点から判断し、今回の行動に及んだ」なんて憂国の士を気取っていたようだが、武器を携帯し、強制捜査権もある、いわば準軍隊みたいな組織の人間が命令無視して勝手な行動をとったのは間違いないわけで、それが許されちゃってるのが問題なのだ。何度も書いたけど、そのうち田母神君ともつるむんだろうね。既定の路線といえばそれまでだけど、なんとまあわかりやすいひとたちだろう。

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2011年2月14日 (月)

どうなる中東・・・。

 昨日の小倉4レース、3連単は1950万馬券。3088番人気で、馬券は2枚売れていたとか。ここまでの馬券になると、ただただ口をアングリするだけ。9番人気、15番人気、6番人気の順で1950万。3連単、恐るべし・・・てなもんか。

 さて、エジプトでは博物館が荒らされ、ツタンカーメンの像などが盗まれたそうだが、プロの窃盗団が暗躍してるんだね。まだベルリンの壁がある時代に、ネフェルティティの胸像で有名な東ベルリンの博物館に行ったことがある。そのコレクションの凄いこと。美術品や工芸品なんてのは理解できるが、たまげたのは高さ10mはあろうかという石柱。こんなものまで持ってきちゃったのか、とその収奪のパワーにほとほと感心したものだ。エジプト政変のドサクサで盗まれたツタンカーメン像なんか、そのうち大英博物館の陳列棚に並んでいたりして。

 チュニジアから始まりエジプトに飛び火した革命の嵐に、独裁を続ける中東の国々はさぞかし戦々恐々の思いでいるに違いない。で、バーレーンでは、いまのうちに金を握らせておこうってんで、1世帯当たり約22万円をばらまくことにしたそうな。子供手当てでゴタつているどこかの国とは違って、アラブの王様はさすがにスケールがでかい・・・もっとも、石油で儲けた財産に比べたら爪の先ほどのものなんだろうけど。お金で解決できる金満国家はまだしも、カメルーンみたいに国自体が貧困に喘いでいる場合は、かなりドラスティックな政変が起きるかもしれないから、中東情勢はまだまだ予断が許さない。

 それにしても、かつてアフリカや中東の宗主国だったイギリス、フランスなどのヨーロッパ諸国の罪は重い。

 世界の政変をリアルタイムで見ちゃうと、ゴロツキ仙石君が、2009年のマニフェストについて「少々、約束に言い過ぎの部分があったかもしれない」とのたまったことなんか、語るに落ちたとはいえ、なんかせこすぎちゃって茶々入れる気も失せてしまう今日この頃であった。

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2011年2月13日 (日)

鳩山ポッポ君、沖縄を語る・・・何をいまさら。

 昨夜は高校時代の仲間と1年ぶりに飲み会。去年は大雨で、今年は雪模様と、誰かが雨男なのだろう。このぶんだと来年は槍でも降ってくるかもしれない・・・とまあ冗談言いつつ、最終電車で帰宅。我が家のどら猫の「このヨッパライめ」とでも言わんばかりの冷たい視線を浴びつつ、ベッドに転がり込んだのだった。

 さて、鳩山ポッポ君が、普天間基地移転の「最低でも県外」が崩れた経緯について、共同通信のインタビューに応えている。ま、閣内の意見をまとめあげることができなかったポッポ君の力量不足がもたらした結果のようだけど、フランケン岡田君とトンデモ防衛大臣の北沢君のヘタレ具合も相当なものがあったようだ。

 反省点は?と問われて、

「相手は沖縄というより米国だった。最初から私自身が乗り込んでいかなきゃいけなかった。これしかあり得ないという押し込んでいく努力が必要だった。オバマ氏も今のままで落ち着かせるしか答えがないというぐらいに多分、(周囲から)インプットされている。日米双方が政治主導になっていなかった」

 ってのがポッポ君の返答だけど、いまさら言われてもなあ。「最低でも県外」に大きな夢を託した沖縄県民の心に、ポッポ君のこの力の抜けた発言はどう響くのだろう。

【くろねこの競馬予想】

東京では牡馬のクラシック路線を占う重要なレース、共同通信杯。ディープインパクト産駒が4頭出走のその大将格が暮れのラジオNIKKEI杯を勝ったダノンバラードだ。相手にはキングカメハメハ産駒のベルシャザール。ここで勝った馬が今年の牡馬のクラシック路線のリーダーになることは間違いない。

京都では古馬の重賞、京都記念。56kgと恵まれたヒルノダムールに期待。穴ならロードオブザリングか。

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2011年2月12日 (土)

ムバラク辞任+ロシアでボコボコの害務大臣

 井岡、5回TKOで世界タイトル奪取。7戦目で世界チャンピオン・・・素晴らしい。ミニマム級とはいえ、なかなか迫力のある試合だったと思う。ボクシングって、結局のところはルールのある殴り合いなんであって、チョコチョコっとパンチ出して後はアウトボクシングでガード固めて逃げきろうなんて試合は見たくないからね。井岡は本来ならライトフライ級だから、今後は階級を上げてくるんだろうか。軽量級でも大場や具志堅のようなスリリングでパワフルなチャンピオンになってくれることを願う。

 さて、エジプトのムバラクが辞任。副大統領のスレイマンも市民からは好かれていないようで、結局は軍部が権限掌握という軍事グーデターっぽい様相を呈してきた。民主的な選挙が行なわれて、新しい大統領が決まるまではまだまだ混乱は続くんでしょうね。でも、民主的な選挙が実施される保証はないわけで、最悪の場合は、軍部がそのまま権力の座に居座って、軍事政権成立なんてことも考えられるんじゃないだろうか。アメリカは影響力を思いの他発揮できていないようだし、ある意味でムバラクに手玉に取られたって感がなきにしもあらず。ま、エジブトの政権次第では、中東の勢力図に大きな変化があるだろうから、日本も「在留邦人が心配だ」なんて呑気なこと言ってる場合じゃないんじゃないの。

 で、案の定、口先番長の湯上り害務大臣は、ロシアでボコボコにされている。ま、当たり前だろうね。外務大臣でありながら国内向けにやたら威勢のいいことばかり言ってるから、メインステージである外交の場ではその言葉尻をひっつかまれておそらく相手にもされてなんいじゃないのだろうか。外交ってのは「武器なき戦争」なんだから、戦術も戦略もなく思いつくまま言葉を垂れ流す口先番長には荷が重いんだよね。

 いまの民主党ってのはどいつもこいつも、都会の雑踏に舞い上がっているおのぼりさんみたいなもので、地に足が着いてないから冷静な判断力も何もあったもんじゃない。こなん人たちが外交やってるんだから、百戦錬磨の外国の政治家にあったらサウドバック状態になるのは当たり前。

 ま、北方領土の問題は、湯上り害務大臣がいる間はなんの進展もないどころか、後退を続けるだけなんだろうね。はた迷惑ったらありゃしない。

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2011年2月11日 (金)

心ある民主党議員はいまこそ立ち上がれ!

 一夜明ければ一面の銀世界・・・をちょっぴり期待していたのだがそうはうまくいかなかったようで、凍えるような氷雨の週末となった。さすがに寒い。で、我が家のドラ猫がPCの前に座り込んで、うつらうつらしていると思ったら、ちょいと寝返りうった瞬間にキーボードに触れたらしく、画面の設定が狂っちまって大変なことになってしまった。慌てふためくご主人様を、「こいつ何騒いでるんだ」てな冷めた眼でみつめるドラ猫のなんとまあ憎たらしいこと。ま、どうにか元に戻ったからいいようなものの、朝っぱらからとんだ災難ではあった。

 今日の天気のように国会もお寒い論戦が虚しく続いているようだが、よごれ髪・与謝野君が、衆院予算委員会で、「スッカラ菅内閣と自民党政権の財政再建の取り組みは、手法も考え方もまったく一緒」とくっちゃべったそうな。それを受けてかどうかは知らんけど、松下政経塾出のボンボン議員であるところの玄葉君は、子供手当てと自公政権時代の児童手当の類似点をアピールしたんだとか。

 もう呆れるしかない。そんなに政策一致してるなら、合併したらいかがでしょう。ここまできたら政界再編でもなんでもやって、一度ガラガラポンしないと、政党政治の意味なんかなくなっちゃうんじゃないの。

 スッカラ菅君は昨日の小沢君との会談で、「一時的離党」を促したようだけど、もうこの際だから小沢君は一族郎党引き連れて何らかのアクション起こすべきなんじゃなかろうか。スッカラ菅やフランケン岡田と綱引きやってるばかりじゃ、何の展望も見えてこないと思うけどね。同時に、現在の民主党執行部に不満を持つ議員たちも、文句垂れてるばかりじゃどうしようもない。もうそろそろ立ち上がる時期じゃないのか。ハッキリ言って、スッカラ菅もダメだけど、執行部に「NO」を突きつけられない民主党の議員たちもたいしたこたあないやね・・・って、世間では思い始めてるよ。ま、調べたわけじゃないけど。

 いまの政治に対するモヤモヤ感は、ひとえに民主党の自民党化にあるのであって、それを一掃するには解党的な民主党の改革が必要なんだよね。そのために、なぜ民主党の議員は立ち上がらないのだろう。いま何か行動を起さないと、スッカラ菅やフランケン岡田、ゴロツキ仙石に向けられている怒りの矛先は、そのうち君たちにも突きつけられることになるんだよ、ってことを肝に銘じるこったね。そこまでの危機感持ってる議員が何人いるんだろう・・・そう考えると夜も眠れないから昼寝するくろねこであった。

 最後に、一昨日のエントリーで、陸山会事件公判における元銀行支店長の証言報道に疑問ありと書いたが、「ニュース・スパイラル」が「陸山会事件公判傍聴記」と題して証言経緯を検証してくれているのでご参考に。これを読むと、いかに恣意的に証言内容が報じられているかがよくわかるのであります。

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2011年2月10日 (木)

政権維持するためなら憲法改定だって言い出しかねないクズ内閣。

 昨夜は仕事仲間と2ケ月ごとの定例の飲み会で渋谷へ。新年会も兼ねていたのでしこたま飲んだらしい。途中から記憶なし。帰宅して嫌がる我が家のドラ猫を撫で回し、顰蹙を買う。おかけで二日酔いなのは言うまでもない・・・嗚呼。

 さてと、昨日は党首討論なんていう馬鹿げたパフォーマンスがあったようだが、特に突っ込みたくなるようなディベートもなく、これが日本の政治を支える政党の党首かと思うと泣けてくる。ま、いまとなっては政策に大きな相違があるでなし、討論しようにも決定的な争点がないんだからやるだけ無駄ってもんだ。

 スッカラ菅君の頭の中には、どうにかして衆議院で3分の2をとることだけしかないわけで、社民党を取り込むために普天間予算凍結なんてことまで言い出してる。その是非はともかくとして、これって見方をかえるととても危険なことなんじゃなかろうか。普天間予算凍結ってことになれば、当然アメリカは黙っていないわけで、外交問題でもあるんじゃないの。3分の2を確保するためならなんでもありってことは、憲法改定、海外派兵なんてことも平気で言い出しかねない危険性をはらんでいるってことだと思うけどね。つまり、政権を維持するためなら何でもやるって宣言したようなもんで、クズだね、この政権は。

 今日、スッカラ菅君は小沢君と会談するようだが、マスメディアは小沢君の処分について話し合うのだろうと報じている。ま、そういう側面もあるんだろうけど、もしかしたら小沢君に泣きを入れに行くんじゃなかろうか。政権運営がニッチモサッチも行かなくなって、恥も外聞もなく小沢君の剛腕に泣きついて、「ご支援をよろしく」なんてことスッカラ菅君ならやりかねない・・・ま、勝手な憶測だけど。

 京セラの稲盛の爺さんも、民主党の体たらくを慨嘆し、「新しい政治体制ができるかも」なんて話してたようだし、ミャーミャー河村君とピーチクパーチクの大村君が小沢一郎を表敬訪問したりと、ちょっときな臭い感じがする今日この頃ではある。

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2011年2月 9日 (水)

マスメディアの粉飾報道とそれを見抜く市民の眼力。

 霙まじりの雨が降る寒い朝・・・いまひとつ風邪がぬけきらない。ちょいと鼻づまり気味で鬱陶しいったらありゃしない。

 さて、陸山会事件の公判が始まって、昨日は4億円を融資した銀行の元支店長が証言に立った。で、問題はその証言内容の報道の仕方だ。朝日朝刊の記事を全文引用します。

(ここより引用)

 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の第2回公判が8日、東京地裁であった。小沢氏に2004年10月、4億円を融資した銀行元支店長が証言に立ち、元秘書の衆院議員・石川知裕被告(37)=政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴=が4億円の定期預金を担保に同額の融資を申し込んだ様子を説明。「陸山会が資金を持っていることを詮索されたくないのだと思った」と当時の印象を語った。

 検察、弁護側双方が証人申請した元支店長は、石川議員が土地購入前日の同月28日午前遅くに衆院内の同銀行支店を訪問したと証言。「不動産担保でなく預金担保であることや、融資先が小沢氏なのに、陸山会に転貸すること」などに疑問を感じたと説明した。

(引用終わり)

 社会面の片隅にコッソリと掲載された記事だけど、いかがでありましょう。これだけ読むと、ふむ、やっぱりあやしい、元支店長も疑っていたのか、と思ったとしても不思議はない。でも、実はその前に公判を傍聴していた江川紹子さんがツイートで、

「法廷での支店長は、検察官の思いを代弁することもなく、淡々と事実を述べていた。さらに「書類が整えば、不動産代金の支払いまでに融資が実行できると思った」と、石川議員の主張を一部裏付ける証言もした。特にドラマもなく、粛々と審理は進んだのでした」

 とつぶやいていたので、今朝の記事を読んだ時は妙な違和感があった。同じようなニュアンスのニュースは、昨夜のNHKでも流れたようで、「おかしいな」と感じた方がいたんじゃないかと思っていたら、やっぱりいらっしゃいました。で、その方は、江川さんに「偏向報道では?」と問いかけていたのだが、その質問への江川さんのツイートは、

確かに一度「詮索されたくないと思った」という発言はしていますが、「融資案件の考慮すべきでない点について立ち入って聞いたりしない」と繰り返し述べていて、銀行側としては事情をむしろ詮索しない立場を強調していると感じました 」

 というもの。つまり、個人の心象風景を証言したにすぎないってことなんじゃないのかなあ。ま、証言の一部をつまんで報道することの危うさの典型でありましょう。

 おそらく、これからもこうした粉飾報道が続いていくのだろうが、小沢狂想曲ってのは垂れ流される粉飾報道を見抜く眼力が問われていると同時に、そうした眼力を養う絶好の機会でもあるのだとつくづく思う寒い朝なのであった。

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2011年2月 8日 (火)

公明だめなら社民があるさ・・・って、社民党も舐められたものだ。

 昨夜はチェシャ猫の口元そのままの見事な下弦の月で、ちょいとポエムな冬の一夜であった。

 それにひきかえ、ポエムどころか夢も希望もないのがスッカラ菅内閣だ。愛知トリプル選挙大惨敗にもかかわらず、案の定フランケン岡田君は知らん顔。「自民党がだめだと思って民主党政権にしたが、民主党も代わり映えしないという思いの中、新しいスタイルに支持が集まった」とかなんとかまるで他人事のようにコメントしていたのには呆れるばかり。こんな赤っ恥かいて責任論が出てこないどころか、みんなで慰めあってるんだから始末が悪い。

 そんな体たらくだから公明党に足元見られちゃって、これじゃ予算関連法案の成立は難しそうだってんで、今度は社民党に擦り寄ってるんだからプライドも何もあったもんじゃない。分かれた女房に復縁迫ってるようなもんで、みっともないったらありゃしない。復縁迫られた社民党だって、いい迷惑だと思うけどね。

 労働者派遣法をエサにしてるようだけど、社民党が辺野古の問題や消費税増税に関しても見直しを迫ってきたらどうするんだろうね。ここは一番、社民党にはタフなネゴシエーターになっていただいて、スッカラ菅内閣に揺さぶりをかけて欲しいものだ。存在感を示す絶好の機会だと思うけど、社民党に果たしてそこまでの根性があるかどうか・・・。

 ところで、陸山会事件の公判が始まったが、検察はいろいろ主張してはいるけれど、結局のところ証拠らしいものがまるでないんだってことを改めて教えてくれた。なによりも、水谷建設の裏金だって、元社長の証言しかないわけで、これで公判を維持できるのかとシロートながら心配してしまう。それほど脆弱なんだよね、検察の描くこの事件の構図ってのは。それを、さも大汚職事件みたいに今でも粉飾報道を続けるマスメディアってのは御し難い連中だとつくづく思う。

 御し難いといえば、八百長問題の特別調査委ってのもなんなんでしょうね。力士たちに携帯電話会社からメールや通話の履歴記録を取らせようしているようだが、んなこと捜査権もない調査委の権限外のことじゃないのかねえ。警察まがいの取調べをすることが調査委の仕事だと思ってるとしたら、勘違いもはなはだしい。「国技の存亡がかかっている事態」なんてコメントも聞こえてくるけど、そんな大袈裟な。そもそも相撲が国技だなんて、何の根拠もないんだからさ、あまり大上段に構えてると、自分で自分の首絞めることになっちゃうよ。

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2011年2月 7日 (月)

愛知トリプル選挙で赤っ恥かいた民主党に明日はない。

 愛知県のトリプル選挙は、予想通りに河村・大村連合が圧勝。民主党は赤っ恥をかいたわけだが、今朝の朝日は「大相撲春場所中止」が一面トップって何のこっちゃ。どうせ八百長報道するなら、スッカラ菅の八百長(=マニフェストつぶし)を追求するのがジャーナリズムってもんだろう。ま、大相撲に関していえば、国技の危機なんて声も聞かれるけど、相撲が国技なんてどんな条令にもかかれていないわけで、相撲協会が「自任」しているにしかすぎない。そもそも、相撲に関してはその成り立ちなどの歴史からして知られていないわけで、まずは相撲とは何ぞやというところから議論しないと、八百長問題の本質なんか見えてこないんだよね。スポーツなんてことでは解決しない、伝統文化という側面にもっと光を当てて、これからの相撲を論じることが肝要かと・・・。

 さて、愛知県のトリプル選挙でダブルどころかトリプルスコアで大惨敗の民主党は誰が責任とるのかな・・・とらないだろうなあ。選挙前から地方選挙は国政とはリンクしないなんて予防線張ってたくらいだから。へたすると、小沢君の「政治とカネ」が響いたなんて責任転嫁しかねないからね、フランケン岡田君は。

 それにしても、この選挙結果は画期的な地殻変動といってもいいもので、特に住民投票で市議会リコールが成立したことの意味はとてつもなく大きい。地方議会って選挙以外では、なかなかチェックすることができなかったわけで、けっこう勝手なことしてるからね。ボス政治の温床でもあるし、議会制民主主義そのものをご存じない古い体質の議員もいるからね。今後は、どの自治体も市民によるリコールのハードルを低くして、よりダイレクトに市民の声を議会に反映する方法を模索する時代になっていって欲しいものだ。

 同時に、政党に期待できない今となっては、政治家のカリスマ性、先鋭的な政策とそのプレゼンテーションの巧拙といったところが、これからの選挙には重要なファクターになっていくんだろう。でも、それは危うさも伴っている。一時の熱情ってのは、「郵政民営化」を見ればわかるように、冷静な議論をねぐっちゃって、上っ面の雰囲気に流されやすいからね。愛知のトリプル選挙の結果は、これからの地方政治、地方議会のあり方を占うモデルケースでもあるのだが、河村君はともかくとしてもピーチクパーチクの大村君はその重責を担っていけるんだろうか。そっちの方が心配な今日この頃だ。

 で、赤っ恥かいたスッカラ菅君は、自転車野郎の谷垣君と党首討論。ま、分家と本家の討論会で、政策も消費税増税だなんだと双子みたいなもんだから、何を討論するんだろう。これこそが、八百長なんじゃないのと腕組む月曜の朝であった。

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2011年2月 6日 (日)

「憲法9条こそが基地問題を解決する」という日野原医師の卓見。

 ああ、名城、負けちゃった。ロハスのテクニックが勝っていたということなんだろうけど、自分のボクシングをして負けたんだから仕方ないか。捲土重来を是非とも期してもらいたい。 

 昨日は、「税と社会保障の検討会議」の初会合が開かれた。いやあ、メンバー見渡すと、おりゃ、政権交代したはずなのに、昔の名前で出てきた方々のお顔が。極めつけは、生む機械発言の柳沢君。ここによごれ髪の与謝野君ときたら、これはもう自民党の会合であって、悪夢を見る思いがする。ま、勝手にやっとくれ。

 悪夢といえば、都知事選。ただの宮崎のセールスマンが、心を宮崎に置いたまま都知事選に出馬する意向なんだとか。レイシスト石原君もお得意の後だしジャンケン狙ってるみたいだし、選択肢はこの2人だけになったりしたら、これは悪夢どころの騒ぎじゃないね。もっとも、宮崎のセールスマンとレイシストはどこかでつながっているような気がしないこともない。テリー伊藤とたけしのつながりもあるからね。案外、レイシストの後継者は宮崎のセールスマンだったりして。そうなったら、鼻づまりの猪瀬君の立つ瀬はなくなるだろうけど。今度の都知事選は誰がでてこようと、都民の見識が問われることになるのは確かだ。

 それにしても、このところすっかり話題にも上らなくなった辺野古の基地問題はどうなってるんだろう。大相撲の八百長なんかで大騒ぎしてる場合じゃないと思うけどね。報道によると、仲井真知事が来月の訪米を見送るそうだ。「戦術を練り直す」とかコメントしてるようだけど、「熟慮の結果、県外移設は無理と判断しました」なんてことにならなければいいけどね・・・大いにありそうなんだけど。

 昨日の朝日の別刷り「be」のコラムで、聖路加国際病院院長の日野原重明氏が、沖縄の基地問題について、シンプルだけど、とても鋭い意見を述べられていた。「99歳・私の証 あるがまゝ行く」という連載コラムで、「憲法9条を守る運動」と題された一文でのことだ。ちょっと長いけど途中まで引用します。

(これより引用)

 憲法9条をなくそうという改憲政策が、安倍内閣以来、国会の中にうごめいています。国民投票になった場合、日本の若者はこぞって改憲阻止運動をすべきだと、私は2008年の5月にこの欄に書きました。そのときまでに日本人の選挙権を20歳から18歳に下げ、若者の力で改憲を阻止しようというのが私の主張でした。

 あのエッセーから、2年半が経ちました。米軍基地を県外へ移設せよとの沖縄住民の声が日に日に高まる中で、鳩山内閣を継いだ菅内閣が米軍と約束した案には、失望させられました。どんなに大きな規模の国家予算を基地住民のために捻出することになったとしても、基地を移転させて、沖縄の人たちの生活環境を好転させなければいけないのが今日の情勢だと考えます。

 全国民が沖縄の住民と共に、基地をできるだけ早く国外に移す具体案を政府に確約させない限り、解決の道は考えられません。憲法9条を守る運動こそが、沖縄の問題を解決する唯一の方法であると、私は思います。(後略)※太字はくろねこ

(引用終わり)

 この後も、氏の憲法9条への思いは綴られているのだが、「憲法9条を守る運動こそが、沖縄の問題を解決する唯一の方法である」というメッセージのなんと力強いことか。つまり、四の五の言ってないで、原点を見つめ直せ、ということ。どこかの幹事長のようなご都合主義ではない、至極まっとうな原理・原則重視の姿勢がここにある・・・「2009年のマニフェストに返ろう」という掛け声もまったく同じだと思う。

 迷った時こそ原点回帰・・そんな勇気が民主党にカケラほどでもあれば、こんな無残な政権交代にはなっていなかったのにと悔やまれてならないくろねこであった。

【くろねこの競馬予想】

東京はマイルの重賞、東京新聞杯。実績馬が揃いなかなか面白いレースとなった。昨秋のマイルCS(G1)で出遅れながらも2着に突っ込んだダノンヨーヨーに期待。相手は4歳のゴールスキーが有力だが、狙って面白そうなのはこちれらも4歳のフラガラッハ。東京コースは2戦2勝の巧者で、骨折などによる休養をはさんで3連勝というのも心強い。隠れた逸材に本格化の兆しか。

京都は、春のクラシックを占うG3、きさらぎ賞。実力伯仲で難解なレースとなったが、ラジオNIKKEI杯4着で1800m2勝という距離実績もかってウインバリアシオンに注目。ま、馬券というよりは見るレースかも。

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2011年2月 5日 (土)

「自治体提訴権」を目論む民主党って何?

 我が家のドラ猫が仕事部屋のドアを押し開けてはダッシュで逃げるという、ピンポンダッシュさながらのいたずらを覚えてしまった。ドラ猫にしてみれば、遊ぼうよ、っていうサインなんだろうが、原稿に集中してる時なんかは心臓に悪い。突然、バーンとドアが開くんだから、一瞬ドキっとするこちらにとってはたまったもんじゃない。かといって、ドアを締め切ったままにしておくと、入れろコールでガリガリやるし、どうしたもんでありましょう。

 どうしたもこうしたもなくなってきたのが、大相撲の八百長問題。身内で星を回すだけなら事件にはならないが、どうやら相撲賭博の影もチラホララ見えてきたなんて報道もある。そうなったら、事は相撲協会の内部問題じゃすまなくなるし、かつてのプロ野球の黒い霧事件どころの騒ぎじゃなくなるかも。

 ところで、先月末のエントリーで、「住基ネットワークシステム」について触れたのだけど、住基ネットから離脱していた国立市の市長が、「住基ネット離脱は違法」とされ敗訴した。市長の主張は明快で、「住基ネットが共通背番号制度に使われると住民のプライバシー保護に重大な危険が生じる」というもの。シンプルだけど、これこそがこのシステム導入が持ち上がった時からの問題点である。

 判決では、「抽象的な将来の危険を理由に離脱の正当化はできない」とされたが、「抽象的な将来の危険」が具体化した時にはもう遅いんだよね。だからこそ、その前にどうにかしなくちゃいけないから、市長は問題提起として住基ネットワークからの離脱を決意したんだと思うけどね。これに絡んで、総務省は、国の施策に応じない自治体を提訴できる「自治体提訴権」を盛り込んだ地方自治体改正法を国会に提出しようとしている。民主党って、地方分権を目指してたんじゃないの。国に逆らう自治体は容赦しない、ってんじゃ話が違うんじゃないか。

 なんだか、民主党のシンボルマークが鉤十字に見えてきた今日この頃。ちなみに、国立市長を訴えていたのは防衛大学教授など住民5人・・・ま、他意はないんですけど、参考までに。

 「政治資金オンブズマン」なる市民団体が、小沢君とかつての懐刀だった平野君を「改革フォーラム21」をめぐる政治資金の流れが不正だとして告発した。この問題に関しては、作年の暮れに一部で報道もされた。平野君は自身のコラムで、「改革フォーラム21」の資金の流れについて説明しているので、詳細はそちらを参照していただくとして・・・こうした政治資金に関する告発って、犯罪の告発というよりも、政治家のイメージ操作の一環として使われているような気がしてならないのだがどうなんだろう。告発したもの勝ちというか、違法性がないものでも、「これっておかしくないですか」と訴えでたら、対象となった政治家にとってはそれだけでマイナスイメージであることは間違いない。

 ま、今回の小沢・平野君への告発については、マスメディアの今後の報道の仕方にとても興味のあるところ。あの小沢狂想曲を繰り返すのかどうか。それとも、陸山会事件についてさんざん書き散らした挙句、どうも旗色が悪くなってきたので、新たな疑惑を持ち出した・・・んなわきゃないですよね。

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2011年2月 4日 (金)

勇み足・・・反省!

 本日のエントリーに関して、北風小僧さんから鋭いご指摘がありました。ご指摘の詳細はコメント欄をご覧いただくとして、大筋としては「朝日の記事は、金銭授受を否定している元会長の話ではなく、ねつ造している元社長の話」ということです。朝日の記事の後半部分を元会長の話として紹介してしまいましたが、元社長の話であり、この元社長は検事側の承認になる予定です。「作為ある記事」に怒り心頭に達したあまり、あってはならない勇み足をしてしまいました。大いなる読み違いはお恥ずかしい限りです。

 読み間違いを棚に上げて申し上げれば、元社長の話の話をいまさらながら掲載するのであれば、関係者への取材などという伝聞・リークではなく、元社長に直接取材してこそのジャーナリズムだと思います。

 元社長の話ではありましたが、本日のエントリーの大意に変更はありませんので、今後の反省の意味も含めて保存しておきますのでよろしくお願いします。

 最後ではありますが、北風小僧さん、ご指摘ありがとうございました。

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小沢狂想曲から見えてきたもの。

 これまで見て見ぬ振りしてきた相撲ジャーナリズムが、どんなに八百長問題を糾弾しようといささかの説得力もない。週刊現代が八百長問題で相撲協会から訴えられ敗訴した時なんか、マスメディアはこぞって上から目線で「どうせ週刊誌のやることだから」ってスタンスで報道してたわけで、ま、言ってみれば相撲協会と組んでお手盛り報道してたんだからね。これこそ、八百長なんじゃないのってもんさ。

 それはさておき、八百長問題はエンターティメントとしては面白いかもしれないけれど、こんなドタバタ劇の報道に誤魔化されてはいけない。たとえば、公判が迫っている陸山会事件だ。昨日のエントリーでは、石川議員側が水谷建設元会長の証人申請をしたようだと書いたけど、どうやら東京地裁が証人採用を認めたようだ。陸山会事件は水谷建設元会長の供述が核となる事件だけに、裁判の行方を左右しかねない地裁の決定といわなければならない。相撲の八百長どころの話ではないのである。

 て゜、朝日は、社会面に「陸山会事件7日初公判」という記事を掲載しているのだが、なんと記事の中身の半分を使って、水谷建設元会長が検察に話したとされる供述の内容を掲載している。記事の冒頭で、「元会長は取材に『現金の授受は知らない』と話す」なんてサラっと紹介しておいて、アリバイ工作だけはここでも怠りない。しかし、こうした記事の組み立て方って、薄汚い作為以外の何物でもない。 元会長が「現金の授受を知らない」と話したということは、検察への供述の信憑性が薄れたということであって、そこを検証しないで供述の内容をまたしても「複数の関係者への取材を総合すると」というおためごかしでリークするってのは著しく公平な報道に反しているといわざるを得ない。

 おそらく、この記事を書くに当たって、「現金授受は知らない」っていう元会長の発言はネックだったんだろう。つまり、自分たちの見立て通りの記事に仕立てるには、元会長の発言は消極的証拠になっちゃうから、ここは一行くらい軽く触れてとりあえず公平さは装っておこうってことなんだろうね。詐欺師もビックリの手口だ。ようするに、陸山会事件の核である裏金があったのかどうかってことはどうでもよくって、ほら、おかしいでしょ、なんか変でしょ、よからぬ金が動いてるんじゃないの、って「ムード」や「気分」こそが書きたかったってこと。こういうのは報道とは言わない。

 だいたい、本当に元会長に取材したのか? 日刊ゲンダイの記事読んだだけじゃないのか。本当に取材したなら、もっとリアルで迫力のある記事になると思うけどね、プロのジャーナリストだったら。

 小沢狂想曲から見えてきたものってのは、けっして「政治とカネ」の実態ではなくて、結局のところ「劣化するマスメディア」の姿だけなのかもしれないとしたり顔するくろねこであった。

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2011年2月 3日 (木)

お馬鹿さん どこも同じか 記者クラブ

 突然降ってわいたかのような大相撲の八百長疑惑。なんでこの時期に、てのもちょいと気になるところだが、新聞もTVも国会そっちのけで大騒ぎ。もっと焦点を当てるべき問題は山ほどあると思うけどね。で、八百長話はちょいと置いといて、昨日のエントリーで、「検察は水谷建設元会長の証人申請をしていない」と書いたが、どうやら石川議員側が証人申請をするようだ。これが認められたら、検察は困るだろうね。なんといっても、裏金渡したって供述した張本人なんだし、本来なら検察側の証人であるべきなんだから・・・そういえば、アガサ・クリスティの法廷物に『検察側の証人』ってのがあったけ、関係ないけど。ま、証人申請が認められても元会長は出廷を拒否するだろうけど、そのあたりの検証はマスメディアの皆さんよろしくね。スルーするんじゃないよ。

 小沢君が検審起訴されたときに、朝日の久木なる記者が「検察の自制」云々と書いたことは、1日のエントリーで紹介したけれど、その久木記者が2日の朝刊で、前田捏造検事が「佐賀元明・元副部長がフロッピーディスク(FD)を取り返してもみ消そうとした」と供述しているという記事を書いていた。記事によると、佐賀ヨウヤク副部長は、「本当は6月1日だったが、8日に変えた」という前田捏造検事との電話でのやり取りをメモに残していたということなのだが、これが本当なら大スクープなはずなのに、どこからも後追い記事が出てこないのが不思議でならなかった。おそらく、検察関係者からのリークなんだろうなと漠然と思っていたのだが、元副部長の弁護団が「最高検が意図的に誤った情報をリークした」として反論したと朝日が朝刊の社会面で小さく報じていた。

 さすが元副部長、リークを垂れ流していた張本人だけに、検察と新聞のやり方は熟知しているってことか。これまでならこういう反論は無視していたんだろうけど、今回ばかりは相手が相手だけに無視するのもまずそうだから、目立たないように報道したんだろうね。でも、記事に自信があるなら、こんな反論してきました、って堂々と書けばいいのに。独自の取材で発掘した情報ならできるんじゃないの。それとも、リークだったから、これ以上つつくとまずいと思ったのか知らん。署名原稿なんだから、そこのところ久木記者には是非とも説明して欲しい。自分の記事の信用性を疑われたんだから、それこそがジャーナリストの矜持ってもんじゃないの。

 さて、ポロポロポロポロと2009年のマニフェストを落っことしまくってるスッカラ菅君だが、今度は年金一元化を断念しそうだ。そもそも、国民年金、共済年金、厚生年金と職業によっていくつもの年金制度があること自体、ある種の差別だと僕は思っている。学歴神話や大企業・高級官僚志向が生まれるのも、つきつめれば年金制度にもその原因がある。でも、これっておかしな話なんだよね。年金ってのはまずは最低保障を決めて、そこから先は個人の裁量なのではなかろうか。つまり、どんなに人生にヘタうっても、最後はこれだけは貰えますっていうセイフティーネットを構築することが重要なのだと思う。そのために、年金一元化があったわけで、税方式はその具体的な方法論だったはず。

 これって、民主党のマニフェストの目玉でもあったはずで、「政権とってみたら理想通りにはいきませんでした」なんてことでねぐれる問題ではない。こうなったら、マニフェストのなかで出来そうにないものをリストに上げて、「こうなりました、それでも政権まかせていただけますか」って民意を問えばいいのだ。つまり、解散総選挙しなさいってこと。もうそれしかないでしょ、ここまでマニフェストを反故にするなら。ようするに、スッカラ菅内閣は、政権交代したときの民主党とはまったく異質の党になっちゃったんだから、政権についている正当性はないと思うけどね。

 さあ、大相撲。これはもう笑うしかないね。ここまて証拠で出きちゃったらグーの音もでないだろうし、「過去にいっさいなかった」なんて言ったって誰が信じますかいな。ま、板井や高鉄山が告発した時に、真摯に受け止めてクリーニングしとけばよかったんだろうけど、親方自体がおそらく現役時代に同じように美味しい思いをしたきたんだろうから、さすがに弟子たちだって聞く耳もたなかっただろうけどね。つまり、八百長って大相撲にとっては宿痾みたいなもんなんだよね。

 この際、大相撲はスポーツなんだろうか、というところから見つめなおしたらどうだろう。そもそもは神事でもあるんだから、伝統芸能としての興行でもいいような気がするけどね。西洋的スポーツマンシップとかを過度に求めること自体無理があるんじゃないかなあ。だいたい、年に6場所もあって、横綱が延々と勝ち続けるなんてことが神業なんだし、そこにもう無理がある。スポーツというなら、横綱はグランドチャンピオンとして、場所ごとの優勝者が名乗ればいいんじゃないの。ま、個人的な妄想ではありますが。

 それにしても、ここまで八百長問題を無視してきた相撲記者クラブってのもおかしなところだね。「長年噂されてきた大相撲の八百長」なんてしたり顔で記事書くくらいなら、これまで週刊誌がさんざん書き立てた時には無視を決め込んでいたことはどう説明するんだろう。朝日の天声人語なんか、「週刊誌が何度も書いてきた」なんてしゃあしゃあとくっちゃべってるけど、お前らは何もしてこなかったととりあえず言っておこう。大相撲八百長問題は、はつきり言って記者クラブの責任でもあるんだよね。ああ、ここでもまた記者クラブか。

 ま、百歩譲って、マスメディアの記者たちが八百長に気づかなかったのは事実だったとしよう。でも、そうだとしたら、相当なお馬鹿さんたちの集まりなんだね、記者クラブってのは。お馬鹿さん どこも同じか 記者クラブ

 最後に一言。警察が情報を流したようだけど、これって捜査で知りえた秘密にならないのだろうか・・・ちょっと素朴な疑問でありました。

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2011年2月 2日 (水)

朝日の悪あがき。

 昨日からどうも喉がいがらっぽい。軽く風邪をひいたのかもしれない。ま、喉のいがらっぽさが不快なだけで、その他には特に症状が出ていないから、うがいをしっかりしていれば治まってくれるかも。

 さて、小沢君が検審起訴されて、これで小沢狂想曲も一段落・・・と思っていたら、くどいというか、ひつこいというか、引かれ者の小唄のようにいまだに小沢パッシングを声高に叫ぶジャーナリズムもどきがいる。今日の朝日朝刊の「墓穴を掘った国会証言の回避」と題した「ザ・コラム」はその典型か。執筆は、「本社コラムニスト」なんてわけのわかんない肩書きの元朝日新聞論説主幹の若宮啓文。

 ま、言いたいことってのは、タイトルを見ればわかっちゃうんだけど、後半部分で、ああ、朝日らしいな、と思わず苦笑しつつも噴飯物の原稿となっていくところがさすが元主幹だ。

 まず、「東京地検特捜部が小沢氏を不起訴にしたのは、大がかりな強制捜査によってもゼネコンからの裏金捜査の実態を解明できず、あの容疑では小沢氏の有罪判決を得られる自信が十分もてなかったからだろう」だとさ。これって、「嫌疑は十分あるんだけど、決め手になる証拠に欠ける」から不起訴になったって読めるんだけど、ちょっと違うんじゃないか。「大がかりな強制捜査によってもゼネコンからの裏金捜査の実態を解明できず」ってところが肝であって、そこに踏み込めなかった、踏み込むほどの証拠は何もなかったってことが不起訴になった理由だと思うけどね。「小沢氏の有罪判決を得られる自信が十分にもてなかった」ってのは、勝手な憶測じゃないのか。それに、「あの容疑」ってのもよくわからない。前後の文脈を辿っても、それにあたる「容疑」の記述がない。こういうのをまやかしと言う。

 で、続いて、「ところが、素人たちによる検察審査会はこれをひっくり返して判断を裁判所に委ねた。その是非には議論の余地があれ、普通の常識や心証を重んじたからに違いない」とくる。「その是非には議論の余地があれ」ってエクスキューズはこのところよく聞くようになったけど、ならば早く「議論」してくれないか。「検察審査会」が「議論する余地」がある存在ということこそ、大いに問題にしてしかるべきだと思う。そんな問題を抱えた検察審査会が、「普通の常識や心証を重んじ」て議決されちゃたまらないと思うのが市民の常識なんじゃないの。

 さらに続いて、「4億円もの大金の扱いを、本当に秘書たちだけで決められるものか。責任を秘書たちだけにとらせるのは潔くないのではないか。そもそも4億円はどうやってつくったのか判然としないではないか・・・」と、「普通の常識や心証」をご丁寧に解説してくれる。で、結局は、「国会の場に出て、こうした疑問にまじめに答える姿勢を見せていたら、素人たちの心証はまったく違っていたのではなかろうか」とくるんだからまいっちゃうよね。さんざん小沢パッシングであることないこと焚きつけておいて、よくもまあしゃあしゃあとゴタクが並べられるものだ。なによりも、「普通の常識」を金科玉条にして、小沢狂想曲といわれる事件の細部にわたって、しっかりと検証・分析をやろうとしないジャーリズムもどきが跋扈していることこそ疎ましい。

 たとえば、水谷建設元会長が石川衆議院議員に5000万円を渡したという供述ひとつにしても、マスメディアはちゃんと検証しただろうか。それどころか、いまではそんな報道したことを忘れたがっているように見える。TBSなんか、再現ビデオまで流しておいて、ほっかむりだからね。昨日の日刊ゲンダイは、水谷建設元会長に突撃インタビューを試みているが、「石川のいの字も知らない」とコメントしている。これが事実ならば、検察が描いた小沢狂想曲の核心が崩れることになる。それがわかっているからなのか、検察は水谷建設元会長の証人申請をしていない。つまりは、水谷建設元会長の供述に信憑性はないということじゃないのかなあ、「普通の常識や心証」では。でも、朝日はこのことについて一行たりとも記事にしたことがあるだろうか。それに、小沢君の証人喚問を云々するなら、水谷建設元会長の証人喚問もするのが筋ってもんだろう。そうした視点もマスメディアにはいっさいない。

 「ザ・コラム」は、最後にとってつけたように、「疑わしきは罰せずなのに、新聞報道は小沢氏に厳しすぎないか。そんな批判には自戒すべきだと思う」としながらも、「だが、議会人として当然の義務である国会での説明を避ける以上、その責めはご本人にきっちり負ってもらわなければなるまい」とは、なんとまあ上から目線と言うか、鼻持ちならない言いがりでありましょう。「そんな批判には自戒すべきだと思う」なら、どう具体的に「自戒」したのか説明してちょうだい。「自戒」ねえ。「善処」しますっていう官僚用語にそっくりに聞こえるのはくろねこだけだろうか。

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2011年2月 1日 (火)

重箱の隅をつつくようですが・・・。

 プロ野球は今日からキャンプイン。斎藤人気で日本ハムファイターズへの注目度が抜群だけど、新しいユニフォームはいかさない。去年までのブラックショルダーはなかなか洒落ていたのに、なんでまたブルーなんか採用したんだろう。パッと見はオリックスのユニフォームかと勘違いしちまった・・・ま、日ハムのファンではないからどうでもいんだけど。それにしても、気になるなあ。

 ようやく小沢君の起訴が決まった。ま、これからは粛々と裁判を見守るしかないわけで、自民党なんか証人喚問なんて息巻いてるけど、あくまでもポーズってこと。国会は政策論議をする場なんだから、もう小沢いじりもほどほどにしないとね。

 朝日の社説は相も変わらず、「自らしかるべく身を処すのが筋ではないか」なんて余計なゴタク並べているが、それよりも気になったのが、一面の解説で、「検察が『暴走』した郵便不正事件とは違い、今回は検察が『自制』した事件だ。無罪が出れば、検察の判断をチェックする審査会制度のあり方も問われる」と久木良太なる記者が書いていることだ。

 まず、「検察の自制」とはなんぞや。釈迦に説法を承知で敢えて言わせてもらえば、「自制」とは「自分で自分の欲望・感情をおさえること」(岩波国語辞典より)とある。地検特捜部が小沢一郎を不起訴処分としたのは、起訴するに足りる証拠がなかったからであって、それ以上でもそれ以下でもない。でも、「検察の自制」ということは、「起訴できたけどしなかった」ということを意味してるんじゃないのか。だとするなら、その根拠を教えて欲しい。でなければ、「自制」なんて言葉は使えないんじゃなかろうか。「検察が『自制』した事件」ではなくて、「検察が起訴できなかった事件」と素直に何故書かないのだろう。不思議だ。

 そして、もう1点。「無罪が出れば、検察の判断をチェックする審査会制度のあり方も問われる」というのも何をいまさらと思うけどね。確かに、その理屈は正しいのだが、そう思うなら、もっと早くにそうした視点から小沢狂想曲を分析すべきだったんじゃなかろうか。検察審査会のあり方云々てのは、小沢君の「無罪」の可能性が高いから、そろそろ検察審査会の危うさにも触れてアリバイ工作しとくかってことなんじゃないの・・・重箱の隅をつつくようだけど。

 指定弁護士は、「良心には恥じない」とコメントしているけれど、敢えてそう言わなければならないほど「おかしな起訴議決」と腹の中では思ってるのではなかろうか・・・って、これも根拠のない深読みだけど、法律の専門家としてそうあって欲しいとも願ってしまうくろねこであった。

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