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2011年3月

2011年3月31日 (木)

東電の接待旅行に参加したメディア幹部って誰なんだろうねえ。

 体調不良で雲隠れした社長の代わりに、当事者責任皆無の会長が記者会見ねえ。お腹が痛くて総理大臣の座を投げ出した坊ちゃんがいたけど、似たようなもんか。それにつけても、なんともまあ反省のカケラもない会見だったことよ。大手メディアの記者の質問もぬるすぎちゃって話になんない中で、フリージャーナリストの田中龍作氏の「メディア幹部引き連れての接待旅行」に関する質問は秀逸でありました。当事者責任皆無の会長は、プライベートな旅行だからと言い訳してたけど、是非ともメディア幹部とやらの名前を公表してほしいものだ。

 田中氏の質問からわかったことは、ようするに東電とマスメディアはズフズブの関係を築くことで、「安全神話」をデッチ上げてきたってことなんだよね。いやあ、興味あるなあ、メディア幹部の名前って。当事者責任皆無の会長によれば、なんでもOBってことだから、ひょっとして禿頭会のM君とか白髪大将のI君だとか参加してたのかしらん。官房機密費貰ってたと噂になった輩と同じ顔ぶれだったりしてね。

 この接待旅行について、マスメディアはまったくスルーしてるけど、痛いところ突かれちゃって、これ以上事を大きくしたくないだろうから、それもごもっともなことか。このメディア幹部だけでなく、原発ヨイショで広告に出てた芸能人や文化人の反省の弁ってのもちょっと聞きたいところだ。直近では、確か水道橋博士と玉袋の浅草キッドなんかもタイアップ記事で、柏原原発の所長相手に「ボクは原発については危険だと思っていたけど、今日見て安心しました」なんてチョウチン発言してたっけ。

 それにしても、当事者責任皆無の会長の会見聞いてると、どうやらこの期に及んでも5、6号機を廃炉にする気はないみたいだね。福耳猪八戒・枝野君は、そんな空気を読んだのかどうか、5、6号機も廃炉の方針のようだけど、おそらく水面下で原発マフィアも含めてのボス交が続いているんじゃなかろうか。

 地球温暖化は原発推進して儲けようとしている原発マフィアのデッチ上げというトンデモ話があったけど、どうも事ここに至っても原発推進派の声がでかいのを見てくると、あながち否定できないかもと思案するくろねこであった。

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2011年3月30日 (水)

「贅沢は敵だ」という嫌な時代の雰囲気が漂い始めている。

 タイが発電施設を貸してくれるんだとか。24万世帯に電力を供給できるポテンシャルがあるというから、夏場の電力不足にも十分対応してくれることでしょう。いやあ、ありがたい。海外から多くの支援が寄せられているというのに、東電は所有する施設を被災者のひとたちに開放していなかったんだってね。社員寮や保養施設はけっこうあるっていうから、震災後に迅速に手配していたら、どれだけ助かったことか。検針できないことをいいことに2月分と同じ請求書を送りつけるのはおそろしくスピーディーだったくせに、なんともとぼけた会社だこと。もう、怒る気力も失せちまう。

 ところで、原発作業員の被曝に備えて、虎の門病院が「造血幹細胞」の事前採取を訴えている。大量被曝による放射線障害の治療には造血幹細胞の移植が効果的なのだが、他人からの移植だと拒否反応が出たりする危険性がある。そこで、自分の造血幹細胞を採取しておいて、万が一の場合に備えようというものなのだが、なんたらシーベルトとかなんたらベクレルとか、わけわかんない数字聞かされるよりも、こうした医療機関の具体的な動きの中に原発(人災)事故の深刻化さがひしひしと伝わってくる。プルトニウムが漏れてるにもかかわらず、「人体に影響はない」と大本営発表を繰り返すマスメディアのなんという虚しさよ。

 さてさて、レイシスト石原君がまたやってくれた。今度は、「花見自粛しろ」だってさ。その理由がふるっている。「同胞の痛みを分かち合うことで初めて連帯感ができる。戦争の時はみんなこらえてやったんだ。戦には敗れたが、あの時の日本人の連帯感は美しい」んだそうな。これを聞いて、政治家ってのはつくづく言葉が大事なんだと思った。「お花見で元気を出そうというお気持ちはわかりますが、電力も不足しているおり、ここはちょいとこらえていただけるとうれしい」てなことを言えばいいのに、相も変わらず上から目線で、「あの時の日本人の連帯感は美しい」ってきたもんだ。そもそも、「花見自粛」なんてお上から言われなくったって、こちとらわかってまんがな。ま、花見にかこつけて、「主張する都知事」を演出しようという三文芝居ってことか。しょせんは、作家というより売文のひとだからね。

 「贅沢は敵だ」という嫌な時代の雰囲気が漂い始めているけど、「贅沢は素敵だ」と敢えて口にすることこそ明日への活力になるのではと愚考する今日この頃なのだ。

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2011年3月29日 (火)

福島第一原発の作業現場はタコ部屋か!?

 やっぱり漏れてたね、プルトニウム。「濃度は通常レベル」って東電はシラっとしてるけど、阿呆ぬかせであります。数値がどうであろうと、プルトニウムが漏れていたということは、それだけで十分に危険な状態であることの証明であって、圧力容器のどこかがおそらく破壊されているんだろうなということはシロートでも想像がつく。

 いまさらのようにフランスに支援を要請したようだけど、いままで東電も政府も何やってたんだろうね。ルモンドが、「東電が原発事故の統御不能に陥った可能性」と報じているように、日本にまかせておいたらとんでもないことになるぞ、ってのが世界の見方なんだと思う。ま、神のみぞ知る、なんてことをほざく副大臣がいる無責任内閣なんだから、このままいったら日本は沈没しちゃうよ、きっと。

 ところで、福島第一原発の作業環境がいかに劣悪かということを、原子力安全・保安院の検査官が説明していたけど、ほとんどタコ部屋状態といっても過言じゃない。それにしても、何をいまさらこんな発表してるんだろう。命がけで現場で働く作業員のために、食事や宿舎、作業のタイムテーブルなど、万全のサポート態勢を整えるのは、東電や政府はもちろん、安全・保安院の役目でもあるんじゃないのか。なのに、なんか他人事なんだよね。

 で、今朝の東京新聞によれば、全国から原発作業員をかき集めるのに必死なんだとか。日当40万なんてこともあるらしい。ようするに、人手が足りないわけで、「協力会社にお願いしながら人員を確保している」なんて東電は説明しているが、なんのことはない下請けを金で吊って危険な現場に送り込もうとしてるんだよね。作業現場が劣悪なのもうなづける。危険な水溜りがあるのを知っていながら、なんの対策もせずに作業員を送り込んで被曝させたのと同じ構図だね。危険なことはなんでもかんでも下請けまかせか。

 チェルノブイリ原発事故で、炉の封じ込め作業にかかわった作業員は延べにして80万人とも言われている。被曝の危険にさらされながらの作業だから、短時間で交代しなくてはいけないわけで、おのずと作業員の数は膨大なものになる。それにひきかえ、福島第一原発の復旧作業に従事している作業員は、約400名というからいかにも少ないのではなかろうか。こうなったら東電は全社をあげて復旧作業に参加したらいかがでしょう・・・こんな時こそ、社長が現場で陣頭指揮とるのが筋というものだろうに。

 最後に、都知事選だけど、元宮崎のセールスマンが、「マニフェストで築地移転や新銀行東京の問題に対し明確な姿勢を示していない」という東京新聞の質問に、「行政の連続性を考えると、はっきり方針を打ち出すのは乱暴だ。大事なのは住民視点。現場に出向き、関係者をはじめ都民の声をどんどん聞いて検討するのが私のスタンスだ」とさ。ようするに、無策ってことっすね・・・アドリブで政治やられちゃ、リンダ、困っちゃう。

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2011年3月28日 (月)

正確な測定もできない企業に原発を制御する技術があるわけない。

 こんなにも不安な日々が続く中で共同通信が世論調査を実施した。ルーティンワークになってるんだろうが、ご苦労なこった。ま、何の意味もない世論調査やる暇があるんだったら、その経費でボランティアでも雇って被災地に派遣したらどんなもんだろうねえ。

 それにしても、1000万倍の放射性物質という東電の発表にはたまげた。数字の重さほどには切迫感のない記者会見だと思っていたら、舌の根も乾かないうちに10万倍に下方修正。いやあ、副社長のなんともしまりのない間抜けヅラに、思わず笑っちまった。でも、笑ってる場合はじゃないんだよね。1000万倍に比べりゃ、10万倍なんて屁でもない数字だけど、実際にはそれって凄い数字なんじゃないの。10万倍ですよ、10万倍。最初に1000万倍なんて天文学的な数字見せられちゃったから、なんだ10万倍か、たいしたことないじゃん、なんて感覚になっちゃうんだけど、とても危険なことが起こっていることに違いはないんだよね。

 これって、間違いでしたで済むことではないと思うけどね。つまり、東電には危機管理能力はゼロってことなんであって、彼らが発表する数値は実は何の意味もないものなのかもしれないんだよね。放射性物質の正確な測定すらできない企業に、原子力を制御する技術があるわけないもんね。しかしまあ、こんな企業が世界4位の電力会社ってんだからお驚き、桃の木、山椒の木なのだ。ようするに、図体だけでかくて知恵がないわけね。情けない記者会見るたびに、この映像が世界を駆け巡っているかと思うと、穴があったら入りたい気持ちになってくる。

 ところで、都知事選に突入して最初の週末だというのに、候補者達の声が一向に聞こえてこない。レイシスト石原君なんか、「選挙をやっている暇はない」とかで、ヘリ飛ばして福島県まで行って、「私は原発推進論者です、今でも。日本のような資源のない国で原発を欠かしてしまったら経済は立っていかないと思う」なんて喚く始末。

 実際に選挙始まっちまったというのに、「選挙してる暇ない」ってのは有権者に対しての冒涜だと思うけどね。暇があろうがなかろうが、自分の政策をキッチリ伝えて有権者の審判を受けるのが選挙なんだからさ。政策も説明しないで、さあ、投票してくださいとなったら、選挙それ自体無効じゃないのかね。

 たとえば、新聞社が自ら主催して立会演説会を開催するなりして、候補者の政策を有権者に伝える努力をしたらどうなんだろう。こんな時期だから・・・っていう馴れ合いで、都知事選だけでなく統一地方選の報道が霞んでいくのは、どうにもおかしな現象だと思う。福島第一原発の(人災)事故は、統一地方選の重要なテーマにもなり得るはずなのに、それをやっちゃうと今後の原発建設が頓挫しちゃうからってんでどこからか圧力かかってんじゃないでしょうねえ・・・ま、いつものくろねこの妄想ですけどね。

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2011年3月27日 (日)

東電の需給調整契約&レイシストの暴言・妄言。

 どうでもいいことかもしれないけれど、あの日和見馬淵君が首相補佐官に起用された。なんでも、福島第一原発(人災)事故を担当するんだとか。ゴロツキ仙石も復帰したし、いつまでたっても仲良し人事でよろしいことで。でも、こういう艱難辛苦の時こそ、「400なんたら内閣」で挙党一致体制敷いてこそのリーダーシップだと思うけどね・・・ま、いまさらないものねだりしてもしかたないけど。それにしても、一兵卒の小沢君はどこでどうしているのやら。いまこそ、その剛腕を発揮すべき時なんじゃないの。地元岩手に押っ取り刀で駆けつけるなんてパフォーマンスを見せてほしいものだ。

 さて、いつもコメントをいただくこなつさんから、とても興味深い情報が昨日寄せられた。コメント欄をお読みの方は既にご存知でしょうが、ごまめのはぎしり河野君が自身のブログで、東電の「大口の需要家を相手にする需給調整契約」というものの存在に言及しているというものだ。このブログで、「契約者は、電力需要が逼迫した時に、電力利用を削減する義務を負う代わりに、割引料金が適用される」のだから、「今回の需要調整で、まずこの契約者に対する供給抑制をしなければならないはず」とごまめのはぎしり河野君は述べているが、その見解は正しい。つまり、東電ってのは大口需要家=大企業には便宜をさんざん払っておいて、そのツケを今度は一般の消費者に緊急事態だからって恐喝まがいの(無)計画停電という形でを押付けてるわけですね。

 東電は民間とはいえ、その実態は国策会社なわけだから、そうしたやり口ってのは政府もおそらく認めている。自民政権時代からの利権の構造も民主党政権はしっかり受け継いでいるんだよね。だから、民間会社のくせして情報を独り占めしてどうにか原発(人災)事故を糊塗しようとしたんだろうね。でも、廃炉を躊躇してるうちにどんどん大事になっちゃって、ついには逃げ出そうとしたけど、さすがにスッカラ菅君がブチ切れて怒鳴り込んだもんだから、下請けに危険な作業はまかせて現状をしのいでるってが現実なんじゃないか・・・いつもの妄想ですが。

 3人が被曝した汚染水にしたって、プルトニウムを計測していなかったということだが、本当かねえ。実は、計測してみたらブルトニウム漏れているのがわかって情報隠蔽したんじゃなかろうか。こうなったら、政府も東電も安全・保安院も、記者会見は現場でやったらどうだろう。命がけで修復作業しているひとたちへの、それがせめてもの誠意ってもんだろう。

 ところで、レイシスト石原君が福島県対策本部を訪れて、福島県知事と対談。その後の記者会見で、「私は原発推進論者です、今でも。日本のような資源のない国で原発を欠かしてしまったら経済は立っていかないと思う」と、まさに天に唾する暴言を吐いたそうな。これは、朝日新聞福島総局がツイッターでのつぶやきなのだが、朝日新聞は記事にしているだろうか? 防災が都知事選のテーマになっているが、是非ともこの暴言は公約としてのたまっていただきたいと思う日曜の朝なのであった。

PS

ドバイワールドカップで、ヴィクトワールピサとトランセドがワンツーフィニッシュ。この快挙に拍手・・・そして、被災地に元気を!!

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2011年3月26日 (土)

自主避難という名の棄民&恐喝まがいの電力値上げ。

 今回の大地震で日本列島が動いたといわれているけど、実際に本州北部が東に向かって最大5mずれたらしい。その原因といわれる断層のずれが最大18mというから、もの凄いエネルギーだったことがわかる。おかげで地軸も最大10cm移動したとか。で、思い出すのが、小松左京の『日本沈没』ね。北米プレートとユーラシア・プレートの境に当たる糸魚川静岡構造線沿いの山々が次々と噴火して、日本がポッキリ折れちゃって、やがては沈没ということなのだが、今回の地震はその予兆といえないこともない。なんか、事実は小説よりも奇なり、になってきたような・・・。

 ところで、スッスラ菅内閣ってのは、国の責任ってのをどの程度自覚してるんだろう。なんとまあ、福島第一原発から20~30km圏内の住民に自主避難しなさいだってさ。自主避難ってことは、勝手にしなさいってことだよね。つまり、ここで避難しなけりゃ、後のことは知りませんよって言ってるようなもので、棄民でしょ、これって。国がいまなすべきことは、自己責任を問うのではなくて、国が責任をもって避難指示を出すことなんだよね。でも、それをしちゃうと、その後の補償の問題とかもあるから、ここは自主避難ということで、住民にゲタを預けちゃったわけ。

 このまま事態が深刻化して、20~30kmどころか、80km圏内に避難勧告なんてことになっても、おそらく国は避難のためのシミュレーションなんか想定もしていないだろうから、結局は、大パニックになって・・・後は想像もしたくない。それにしても、自主避難とは、自らの無策、無能さかげんを暴露しちゃったようなもんだね。こんなんじゃ、ますます政府から流れる情報は信じてもらえないだろうな。

 で、下請けだからって安全管理を怠って被曝させちまった東電が電気代の値上げを画策している。よごれ髪の与謝野君なんか、「大事なのは生産拠点に連続して電力を供給することだ。そのためには一般家庭などの節電をお願いする。もう一段の節電には、電気料金の体系を変えるべきではないか」とまで口走って値上げを提案したそうな。傷口に塩を塗る、とはこのことか。

 ようするに、電気代値上げすりゃあ使わなくなるから節電に効果がある、っていうほとんど喝上げみたいなもんなんだよね。つまり、供給側の理屈ばかり押付けてるわけで、その尻馬に乗っているのがよごれ髪ってわけ。そもそも、電力の安定供給を果たすことは東電の義務であって、節電というのは消費者が助けてあげているってことなんだよね。だから、東電は消費者に対してまずは謙虚でなくてはいけない。(無)計画停電ありき、値上げありきじゃ、話にならんでしょう。

 よごれ髪は増税も企んでいるようだが、緊急時だからってなんでもかんでもドサクサにまぎれてやられてたまるかいってなもんだ。ドサクサにまぎれて実はいろんな事が進んでいるんだよ。たとえば、検察の在り方検討会議が予定通り31日に提言を公表するらしい。どうやら、可視化もうやむやになりそうなのだ。このドサクサにまぎれての提言公表には郷原、江川の両氏は反対しているようだが、どうも流れを止めるのは難しそうだ。さらには、前田捏造検事の公判も始まっているけど、マスメディアは震災報道一色でほとんど報じられない。都知事選だって有権者不在で動き始めてしまった・・・てな具合だ。

 自主避難なんておためごかしで判断を国民に丸投げはするわ、ここを先途と恐喝まがい電力値上げと増税のダブルパンチを繰り出すわ、ドサクサにまぎれて検察問題をうやむやにするわ、都知事選は勝手にやりだすわ・・・いやはやなのであります。

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2011年3月25日 (金)

ベータ線熱傷って、プルトニウム漏れてない?

 プロ野球は、セ・パ同時開催に決定。ま、当たり前のところに落ち着いたわけだが、、記者会見で球団側が「選手の方々の気持ちを汲んで・・・」なんてことをくっちゃべっていたのには呆れちまった。ようするに、「選手がやりたくないって言ってるから29日開催は諦めるけど、シーズン終了時には年俸調整とかさせてもらうから」ってことなんだろうね。これじゃ、選手はまるで球団の奴隷みたいなもんだな。本来ならば、「選手の気持ち」じゃなくて、「被災者の気持ち」をこそ汲むべきだと思うけど、世の中見えてないんだね、セ・リーグの経営者ってのは。読売に牛耳られているうちは、おそらくプロ野球は衰退の道を歩み続けることでしょう。

 プロ野球が開幕延長するのは当たり前だけど、だからといって数々のイベントが自粛ムード一色なのはとても気になる。三社祭りや東京湾の花火大会も取り止めたけど、そんなんでいいのだろうか。元気だそうよ、って言ってるそばからこれじゃあ、気も滅入るってものだ。まさか、東京も放射能汚染で退避勧告されそうだから、ってわけじゃないでしょうねえ。

 不謹慎ながら、笑ってしまうのが目黒区の美術館で開催予定だった「原爆を視る」展が中止になったことだ。「副館長は理由を『原爆と原発事故のイメージが重なるため』と話すが、悲惨を直視するための催しではなかったか」と東京新聞は嘆いているが、まさにその通り。公開中だった映画『ビアアフター』も津波のシーンが理由で上映中止になったし、なでもかんでも右へならえの自粛ムードで、世の中はますます沈滞していくかと思うと、やるせない気持ちなっちまう。

 やるせないと言えば、福島第一原発3号機で作業員3名が被曝。これもまたやるせない。うちふたりは普通の短靴で放射能汚染された水にくるぶしまで浸かっていたとか。彼らは東電の職員にあらず。東電の協力会社なんてマスメディアは報じているが、なんのことはない下請けのひとたちなんだよね。おそらく、東電の社員だったら、万全の防護服に身を包んで、安全管理もバッチリしていたはず。もっとも、こんな危険なところに東電の社員は行かないだろうけど・・・。

 それはともかく、下請けの社員だからって安全管理を怠った東電の怠慢ゆえの被曝であることは間違いない。聞くところによれば、原子力安全・保安院の検査官が事故後にほぼ1週間も現場を離れていたらしいし、ようするに自分たちは安全な場所にいて危険なことはすべて協力会社という名の下請けにやらせてるってことなんだね、これが。なんとまあ、汚いひとたちなんでしょう。東京にいながらノリのきいた防災服着て永田町あたりをウロチョロしている奴らも同じですな。防災服ってのはそれにふさわしい場所があるんだからね。着るんだったら被災地に乗り込んでボランティアでもなんでもやってほしいものだ。

 で、被爆した作業員は、「ベータ線熱傷」の疑いがあるそうだが、これってプルトニウムとの関連性はどうなってんだろう。3号機は「MOX燃料」を使っているわけで、最悪はプルトニウムが漏れてる可能性だってあるんだからね。原発から20~30km圏内の避難というか退避が検討され始めたようだし、なんだか日一日と状況は悪くなってきているような気がしてならない。プルトニウムが漏れていないことを願うばかりの今日この頃なのであります。

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2011年3月24日 (木)

生命を危険にさらすエネルギーのどこがクリーンなのだろう。

 2009年の衆議院選における「一票の格差」問題で、最高裁が違憲判決を出した。これって、けっこう画期的な判決で、次の選挙では新たな「選挙区割り」が焦点になってくるんだろうなあ。ま、それまで日本があるかどうかが問題だけど・・・。

 で、大震災の混乱の最中にあって、統一地方選の初戦となる12の知事選が今日、告示される。東日本大震災の影響がない地域はそれでいいけれど、東京や神奈川といった首都圏の知事選は、いくら法律で定められているからって杓子定規に推し進めていいものなんだろうか。選挙活動は当然制限されるし、こんな時に街頭演説したって誰も見向きもしないんじゃないのかね。プロ野球じゃないけれど、もうちょっと落ち着くまで延期してもいいと思うけど・・・。

 選挙活動自粛なんていってるようだけど、そんなんじゃ立候補者の政策なんて有権者に伝わるわけがないし、そうなれば当然現職に有利になるわけで、民主的な選挙とはどうしたって言えない。ほっぺのたるみがお茶目な片山君も、もう少し融通をきかすべきだったんじゃなかろうか。鳥取県知事の頃は改革派としてちょっとした旗振り役だったのに、閣僚になったとたんに自治官僚出身の地金が出てきちゃったのかも。しょせんは、役人上がりだったんですな、この御仁も。

 さあ、いよいよ水道水が危ないことになってきた。それにしても、「問題ないけど控えてほしい」という猪八戒・枝野君の曖昧さってのは何なんでしょう。ネットでこのところ流布されているパロディそのままなのが笑える。

「大丈夫?」っていうと、
「大丈夫」っていう。

「漏れてない?」っていうと、
「漏れてない」っていう。

「安全?」っていうと、
「安全」っていう。

そうして、あとでこわくなって、

「でも本当はちょっと漏れてる?」っていうと、
「ちょっと漏れてる」っていう。

こだまでしょうか。
いいえ、枝野です。

 はは、でも、笑ってる場合じゃないんだよね。そもそも、なんたらシーベルトとかベクレルとか、やたら聞きなれない単位と数字が飛び交っているけど、楽観論と悲観論の両方の学者の意見とやらをまずは紹介してくれないかなあ。猪八戒が何言ったところで、原子力のシロートなんだから、いまこそ原発推進派と反対派の学者がそれぞれの立場で同じテーブルで意見を述べて欲しいのだ。TVでは多くの学者や評論家が好き勝手言ってるけど、まずは自分の立ち位置を明確にしてから意見聞かせてちょうだいね。

 とにかく、数字ばかりが一人歩きして、その意味ってのがいまひとつどころか、ふたつもみっつもわからない。だからこそ、とりあえずの買いだめなんてのも起こるんだよね。つまりは、誰も何が起こっているか、正確には把握していないってのが現状なんだと思う。だから、いろん意見が飛び交えば飛び交うほど、こちらの判断能力も鈍ってきて、不安だけが高まっていく。わかっていることは、どうやら原発トラブルは人間の手に負えないシロモノなんだということか・・・生命を危険にさらすエネルギーのどこがクリーンなのだろう。

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2011年3月23日 (水)

被災動物にも愛の手を・・・。

 大震災以来、我が家のドラ猫が妙にそわそわしている。なんとなく落ち着かない様子で、以前にも増して甘える毎日。余震の揺れを感じると、まん丸な目をして天井をみつめ、不安げな様子を見せる。その度に声をかけてやると、安心するのだろうかスリスリしてくる仕草がたまらなく可愛い。

 被災地でも多くのペットがいたはずなのだが、飼い主からはぐれた犬や猫はどうしているのだろう。助かったとしても、飼い主と一緒に避難した犬や猫は、避難所には入れない。衛生面の問題とかいろいろあるだろうから、それは仕方がないのかもしれない。避難所に入れないため、車の中で犬と一緒に避難生活している被災者もいるとか。被災動物の一時預かりボランティアをしているNPO法人もあるようで、そうした運動がもっと広がることを期待したい。

 で、我が家のドラ猫に思いをはせれば、猫は犬のように従順に飼い主の言うこと聞かないから、そりゃあもう大騒ぎだろうなあ。万が一、避難生活なんてことになったらどうなってしまうのだろう。そんなことを考えると夜も眠れないくろねこなのであった。

 ところで、今朝の東京新聞の一面を飾ったのが福島原発の設計者の証言。「大津波やM9の地震の想定はすべて却下」されたのだとか。「みんな本当に安全だと思っていたのかな。今、聞いてみたい」という設計者の言葉に、原発推進した政治家や財界人、学者のお歴々は是非とも答えてほしいものだ。

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2011年3月22日 (火)

出荷停止しておいて健康に影響ないとはこれいかに。

 震災後9日目に瓦礫の下から救助されたおぱあさんと孫の少年のニュースには本当に驚いた。いろんな幸運が重なったのだろうが、おそらく他にもこうした状態で救助を心待ちにしている人々がいるのではないだろうか。津波で冠水した町も、少しづつではあるけれど排水作業も始まり、これからも奇跡的な朗報が飛び込んでくることを期待したい。

 昨日は、その少年の病室にテレビ局が押しかけてインタビューをしていた。おいおい、救出されて、何日も経っていない少年に「いまの気持ちは?」なんてくだらない質問するくらいなら、静かに見守ってあげるのがマスメディアの節度っていうものじゃなかろうか。おばあさんと少年は声を掛け合って励まし合っていたようだけど、「どんな声を掛け合いました」という間抜けな質問には、さすがに「忘れました」って言うしかないだろう。被災者の心に土足で乗り込むような行為は、なによりも許しがたい。

 福島、茨城、栃木、群馬のホウレンソウ、カキナ、原乳が出荷停止になった。そのくせ、「健康に影響はないから、過剰反応せずに、冷静に」とかなんとか猪八戒・枝野君は説明している。そりゃ、おかしくないか。出荷停止しておいて、健康には問題ないって言ったって誰が信用しますかいな。「直ちに危険はない」という枕詞と同じで、まったく説得力のないどころか、説明すればするほど疑心暗鬼を掻き立てるという、情報発信能力の貧困さが徒に事を荒立てていることに気づかないのかねえ。

 そこまで健康に影響はないって言えるなら、カイワレ大根の時みたいにスッカラ菅君がホウレンソウ食べればいいんじゃないの。その方がよっぽど説得力がある。ついでに、福島原発の地元の議員は、全員現地に入ってその安全性をアピールしてみたらどうだい。ま、できゃあしないだろうけど。それにしても、出荷停止と言われた地域の農家や畜産業のひとたちにとっては、いい迷惑だろうねえ。当面の補償はするらしいけど、こんなことされちゃったら安全宣言出たとしても当分の間は商売にならないだろうね。結局、国が風評被害をばらまいていることにもなってるんだよね。

 それもこれも、正しい情報開示を怠っているからに他ならない。ここまでくると、正確な情報を流してもおそらく信じてもらえないだろうね。福島原発のトラブルが発覚した直後から、情報隠蔽してきたツケが回ってきたってこと。

 ところで、噂では宮崎のセールスマンが都知事選に立候補するらしい。ひょっとして、「津波は天罰」発言でヘタ打ったレイシスト石原君にたのまれて、とっちゃん坊や小池君に流れそうな浮動票を少しでもかっさらおうって魂胆じゃないのか・・・邪推だけど。そのレイシスト石原君は、ハーパーレスキュー隊を閣僚の誰かが恫喝したってんで、スッカラ菅君から陳謝の言葉を引き出したそうだ。どうやら、恫喝したのは声が暗い海江田君らしいと囁かれているけど、「津波は天罰」もそれに劣らない下卑た発言なんだよね。それを、まあ、偉そうに。スッカラ菅君も、ただ陳謝するだけじゃなく、「あんたもな」の一言くらいたたきつけてやりゃあいいものを。 

 それにしても、東電の社長は、いまはどこで何をしてるやら・・・まさか、西を目指して疎開なんかしてないだろうねえ。

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2011年3月21日 (月)

安全なんだったら使用済核燃料は経団連会館で保管したらいかが。

 昨日は、午後から雨なんて予報もあったので、午前中早々に墓参りへ。いつものように、まずは舎人ライナーに乗ってカミさん家のお寺へ。なんとまあ、墓石が倒れているお墓もあって、かなりの揺れだったことを改めて確認。その後、谷中の我が家の墓へと向かう舎人ライナーの車中で、携帯をかけてるおっさんがいたのだが、「昨日は25億円ありがとう」なんて豪気な挨拶してるもんだから、ついつい耳ダンボしてしまった。なんでも、台湾からの送金がどうたらこうたらとか言ってたけど、この震災騒動の中でなんとも景気のいいことで。西日暮里で下車する時におっさんをチラっと横見してみたら、コートにスーツのどこにでもいる中間管理職風の中年のおじさんなのであった。ふむ、いったい何者??

 谷中のお寺に行けば、こちらは墓石が倒壊している様子はなく、一安心。で、被災地の一刻も早い復興と福島原発が最悪の事態にいたらないようにとご先祖様にお願いする。ついでに、レイシスト石原君の落選もご先祖様に強くお願いする。4年前は効果がなかったからなあ。今回は頼みまっせ、ご先祖様。

 そして、恒例の谷中散策でブラついてみるも、さすがに人出は少ない。いつものお彼岸に比べれば、3割減といったところか。これならと思い、谷中銀座の路地を入ったところにある「一寸亭」でもやしそばを食そうと足を向けるも、ここは長蛇の列。チャンスと思ったのだが、甘かったか・・・残念。震災後は、なにかと心休まることがなかったので、昨日の墓参りはちょっとした息抜きにはなったようだ。やっぱり、ストレスたまってるんだなと痛感する。

 さて、福島原発は、2、5号機への送電に成功したとかで、なんなく楽観的な空気が漂いはじめているけど、どっこいまだまだ予断は許さない。電気が通ったってポンプなどの機器類が稼動するかどうかは未知数なんだからね。それに、最も危険な3号機は、昨日も圧力が一時的に高くなったみたいだし、油断は禁物。

 スッカラ菅君は、3号機の圧力が高くなった時には、なんと防衛大学の卒業式で訓示してたんだとか。なんとまあ、のどかな御仁だろう。今日もなにやら、被災地を視察するなんて話も出ているが、こんな危機的状況のときにブラブラ出歩いてパフォーマンスしようって根性があさましい。こんなのが原子力災害対策本部長だもんね、そりゃ、責任分担しましょうよって言い寄られても、ママチャリ野郎だってクヒを縦に振るわけにはいかんわな。

 スッカラ菅君の危機管理能力のなさにはただただ呆れ果てるばかりだが、経団連会長の原発に関する認識ってのも犯罪的なものがある。世界中が固唾を飲んで見守るような大事故が起きてるってのに、「今回は千年に一度の津波だ。(地震に)あれほど耐えているのは素晴らしい」とのたまったそうな。原子力政策の見直しの必要はない、ともくっちゃべっている。ならば、使用済みの核燃料は、経団連のビルの中にでも保管してくれないかなあ。いち早く原発の恐怖を訴えていた広瀬隆さんの『東京に原発を!』にならって、それくらいしてみなってんだよね。こんな事故が起きても原発賛成っていう議員ももいるみたいだけど、ならば国会のそばの議員会館潰して原発建てたらどうだろう。それとも、地元に原発誘致してみたら。・・・できやしないくせに。 

 日本が震災と原発に翻弄されているうちに、リビアではついに戦争が始まっちまった。フランス、アメリカ、イギリスが束になって、巡航ミサイル110発ぶち込んだってんだから、カダフィもいささか慌ててるかも。市民を人質にとられちゃうと、そうそう派手な攻撃もできなくなるから、攻める方もここは一気にって思ってるんだろうね。作戦名は「オデッセイの夜明け」とかいうらしいけど、果たして中東の夜明けとなるのだろうか・・・ならないだろうなあ。

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2011年3月20日 (日)

地震便乗商法のいやらしさ。

 スッカラ菅君は、ママチャリ野郎谷垣君に入閣持ちかけて、あっり断られちまった。ま、当然でありましょう。「国家的危機に責任分担してもらえないか」って言われてもねえ。それにしても、「責任分担」って、総理大臣が野党の党首に言う言葉かねえ。

 被災者受け入れ表明した自治体が360もあるとか。なかには、香川県三木町のように、町長などの給与カットしてまで、被災者受け入れのための財政捻出しようとしている自治体があるっていうね。国会議員の先生方は何してるんでしょう。議員歳費の3割カットくらいして、義援金にあてたっていいんじゃないか。

 とろで、東日本大震災後、地震便乗商法や義援金詐欺が横行しているようだ。義援金活動していた高校生が襲われて1万円盗まれたという乱暴な話も伝わっている。地震便乗商法の典型が、工務店を装って、「屋根瓦落ちてますよ」とか「壁にヒビ入ってますね」とか、震災後のリフォームをすすめるという手口だ。で、そんなこともあるのか、せちがらいこと、と思っていたら、昨日ちょいと買い物にでも行くかと表にでたら、お隣の玄関口で作業着らしき服装の男がなにやら大きな声で話している。

 我が家とお隣は、かつては土地の境に塀もなく、庭続きで行ったり来たりしていた、文字通り「遠くの親戚より近くの他人」という間柄なので、何かあったのかと耳をすますと、どうもリフォームのおすすめをしているようなのだ。「壁の漆喰が地震でおかしくなってますよ」なんてことをくっちゃべっている。

 お隣はおばさんと娘さんの2人住まいなのだが、おばさんは80歳過ぎようかという年齢で、耳も遠い。だから、男の言っていることが細かなところまではわからない。で、男の声はついつい大きくなる。おばさんはその男の姿から大工さんらしいと感じたようで、「いつも頼んでいる大工さんがいるからけっこうです」とことわっているのだが、男は引き下がらない。こうなったらくろねこの出番か・・・ということで、そっと近づくと男の横からおばさんに声をかけた。

 「大工さんいるもんね。大丈夫だよね」・・・その時のおっさんの顔のなんとまあ間の抜けたこと。おそらく、なんなんだ、こいつは、と思ったのに違いない。でも、やけに親しいし、どうしたもんだろう、という怪訝な顔。そこで、「親戚なんだけど、何か」、と言ってやりましたです。「親戚」って言われちゃ、他人が口出すなとも言い返せないもんね。おそらく、想定外(笑)の返事だったんでしょうね、「いやあ、漆喰が・・・」とかなんとか言いながら、後ずさりしつつ去っていったのだった。

 でも、このおっさん、なかなかの演技派のようで、町内点検中という素振りをみせつつ、いまは空き家になっている家を覗いて、こちらに向かって「瓦が落ちてますよ。どなたかお住まいですかね」なんて声をかけてくる。「住んでませんよ」と答えると、「いやあ、危険ですね」とおべっかつかいながら回りの家々をさも点検しているかのように見回しながら、角を曲がって姿を消したのであった。

 留守だった娘さんが帰宅してから聞いたのだが、どうやら昼間はおばさん一人ということを知っているらしく、布団の押し売りとか廃品回収装った押し買いなんかが来ているらしい。今回の地震便乗商売らしいリフォーム屋も、回りの家にはまったく声もかけず、おばさんの家をピンポイントでターゲットにしていたようだから、これからはしっかりとチェックしてあげないとまずいかもと腕を撫すくろねこなのであった。

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2011年3月19日 (土)

膨大な電力消費してナイターとは・・・。

 柄にもなく、「地震酔い」になっちまったようだ。先週の地震以来、断続的にめまいのような「揺れ」を感じて、「おっ、また地震か」と思うことがしばしば。特に、PCの前に座っているとその頻度が激しい。その度に「ドキっ」として小さな胸を震わせているわけだが、そんなに繊細だったわきゃないんだけどね。

 さて、プロ野球はセ・リーグが3月25日開幕と決定したみたいだが、さすがに文科省からは「ナイター自粛」のお触れが出た。そりゃそうだよね、なんてったって、東京ドーム1試合で約4000世帯の1日分の電力を消費するってんだから、(無)計画停電の最中にあまりも無神経であることは間違いない。「被災者に野球で勇気を・・・」なんてナベツネはほざいてるけど、「野球で勇気をなんておこがましい」という選手たちの声のなんと真っ当なことか。甲子園で東北のチームが元気な姿を見せてくれることとは次元が違う。震災直後の今、「野球で勇気を」というのは、こうした甲子園球児のためにある言葉なのだ。

 電力不足って本当なの?・・・っていう疑問がチラホラ聞こえる中、東京電力は、断固セ・リーグに抗議すべきでしょう。ナイターに電力使わせるくらいなら医療機関に電力回すのが筋ってもんだ。(無)計画停電の無秩序さに、医療機関は悲鳴をあげてるんだからね。そんな現状を憂慮すれば、TVも自粛したらどうだろう。午後の何時間かと深夜の放送中止すればかなりの節電になるはずだよね。節電、節電って東電の言うがままに煽っているけど、自分たちは煌々とライトのついたスタジオで電力消費しまくってるんだから、何をかいわんやなのだ。

 ま、それはともかく、市民が等しく節電の不便さを甘受しているときに、膨大な電力使って、自分たちの興行をうって儲けようなんていう新聞には、断固として不買運動でお応えしたいと歯がみする思いのくろねこであった。

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2011年3月18日 (金)

原発の安全確保に「想定外」があってはいけない。

 昨日の大停電警告ってのには驚いた。そもそも、大停電を回避するための計画停電じゃなかったのかね。節電に心掛け、停電もやむなしって思っているこちらの神経を逆撫でされたようなものだ。ようするに、東京電力が電力確保のためのグランドデザインを描けていないってことなんだよね。だから、すべてが付け焼刃で、計画そのものがコロコロ変わる。なにもかもが杜撰なんだよね。おかげで、不安だけが募っていくという寸法だ。

 福島原発についても同じことが言える。大事故に対処する確固とした戦術や戦略がないから、どんどん事態は深刻になっていく。結果、現場の職員や自衛官、警察官などが被爆の危険に晒されることになってしまったというわけだ。現場で必死に闘っている人たちには祈るような気持ちでエールを送りたい。けれど、東電という企業にはとてもエールを送る気にはなれないのもまた事実なのだ。

 もの凄く単純に言っちゃえば、「小さな核爆発が随時起きている」のが原発なんだよね。その危険性をどこまで自覚していたのだろう。「想定外」なんて言葉を言い訳にしてるようじゃ、そもそも原発に関わる資格はない。原発の危険性に対処するためには、「想定外」があってはいけないのだ。そこまでやるか、と唸らせるほどの万全の体制が必要なのに、こんな津波は予想もしなかったなんて、よくもまあぬけぬけといえるものだ。歴史的に見たって、1892年の明治三陸地震津波では30mを超す津波が襲ったとも言われている。つまり、「想定外」どころか、巨大な津波が襲う危険性はあったってことなんだよね。

 原発の安全確保のためには想定外があってはいけない・・・東電に限らず、原発を推進している電力会社すべてに、その自覚があるだろうか。想定震源地の真上に建てられているという浜岡原発を見れば、電力会社はもとより、国にも財界にも御用学者や評論家にも、そんな自覚はないんだろうなあと暗澹たる思いの今日この頃ではあります。

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2011年3月17日 (木)

築地市場はびくともしないのに豊洲は液状化・・・移転はなしよ。

 昨日のエントリーで、「家族、親戚、友人の中で、東北在住のひとはいない」と書いたのだが、そのあとでハタと気づいた。いたではないか、高校時代の友人、IYが。彼が福島県白河に移り住んでからずいぶんになるのだが、逢う時はいつも他人、じゃなかった東京なので、いまでも東京に住んでいるように錯覚していた。白河では土砂崩れが起きたりして、少なからず被害が出ているようだし、福島原発の影響も心配だ。ということで、ただいま安否を確認中。すまん、IY・・・今度、東京にきたら何でも飲んで、食ってくれ。

 さて、地震の被害は東京周辺でも少なからず起きているのだが、そのひとつに浦安の東京ディズニーランドに代表される埋立地の液状化現象がある。では、東京の埋立地周辺はどうだったのだろうかというと、なんと築地市場の移転が予定されている豊洲が液状化に見舞われているという。

 今日の東京新聞「こちら特報部」によれば、

(これより引用)

 草ぼうぼうの空き地は埋め立て地だ。あちこちに水たまりがあり、油が流れた虹色の皮膜が見える。月面のクレーターのように、なだらかに盛り上がっている砂山も点在する。大きさはさまざまで、表面には水が流れたような筋もついている。

 色は真っ黒。水を含んで泥のようだが、乾くとさらさらと砂鉄のように細かい。埋め立てに用いたのは、海から浚渫した土砂で、地中から表に噴き出していた。

(引用終わり)

 といった有様なのだとか。つまり、液状化が起こったわけで、汚染された土砂が噴き出した可能性もあるということなんだよね。で、現在の築地はどうだったかというと、これも記事によれば、「びくともしなかった。うちの店だって発泡スチロールひとつ落ちてねえよ」という場内のマグロ専門仲卸業者の声を紹介していた。我欲で築地移転を画策するレイシスト石原君が、「古い、狭い、危ない」とのたまった築地市場は今回の地震に微動だにしなかったのだ。

 都は液状化対策には万全を期していると説明するけど、そんなものは机上の空論であって、実際に地震が起きたらどうなるか分かったもんじゃない、と指摘する専門家はたくさんいる。福島原発のトラブルだって、技術を過信して、自然の恐ろしさを舐めていた結果なんだからね。その意味では、「人災」とも言えるものなのだ。

 レイシスト石原君は、「津波を利用して、我欲を一回洗い落とす必要がある」とのたまったそうだが、ならば、豊洲移転もこの際、我欲として洗い流したらいかがでしょうね。

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2011年3月16日 (水)

いつまで資料映像なんてくだらないものを流し続けるのだろう。

 家族、親戚、友人の中に東北在住のひとはいないのだが、地震の後に古本くろねこ堂の顧客名簿をチェックしていたら、仙台市若林区の方がお一人いることがわかった。その方からご注文があったのは5、6年前なので現在もその地域に住んでいるかどうかは不明なのだが、とりあえずメールを差し上げたのだった。被災直後だけにメールの返信どころではないのは容易に想像できるが、いまのところまだ返信メールはなし。便りがないのは良い便り、と祈るしかないのがもどかしい。

 フランスの原子力安全局長が福島第一原発事故は「レベル6」に相当するという見解を発表したそうな。チェルノブイリが7、スリーマイル島が5だから、文字通りの「大事故」といういうことか。海外メディアでは福島第一原発3号機の爆発の瞬間なども流しているというのに、しかもその映像ソースはNHKだったりするのだが、日本のマスメディアはいまだに自主規制報道を続けている。福島第一原発がいまどんな状態なのか知りたいだ。資料映像なんていう事故前の映像を無意味に垂れ流している場合か。

 今日当たりは衛星写真を使って、事故後の福島第一原発の姿を報じているようだが、おそらく相当深刻な状況が近づいてきているからなのに違いない。それでも、映像は相も変わらず資料映像だもんね。ヘリ飛ばして撮った事故後の福島第一原発の映像はあるはずなのに、マスメディアは真実をまったく伝えようとしていない。スッカラ菅内閣や東電の情報発信能力の稚拙さがあるのはもちろんだが、いまだに記者クラブ制度に胡坐をかいて、フリージャーナリストや外国人記者を記者会見から締め出しているという情報鎖国も大いに問題なのだ。

 昨夜は静岡で震度6強の地震。想定される震源の真上に建設されている御前崎の浜岡原発は大丈夫か? 

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2011年3月15日 (火)

危機的状況の福島原発と都知事選の茶番劇

 福島第一原発3号機の爆発は、単純な水素爆発とはとても思えない凄まじいものだった。爆発の後の黒煙って、きのこ雲みたいに見えたけど、とてつもなく深刻な事態が進行しているのでないだろうか。今朝は2号機で爆発音がしたと報じられ、東電が記者会見を開いたが、「何が起こっているのか」「それに対してどう対処していくのか」といった基本的な情報すらしどろもどろで、これじゃあいっそう不安を煽るために会見してるみたいなものだ。間の抜けた記者会見やってる間にも、現場では東電の職員や自衛隊員、警察官などが被爆の恐れがありながらも必死に頑張っているというのに・・・。

 それにしても、事ここに至って、何を隠そうとしてるんだろう。三陸の沖合いにいる米空母「ロナルド・レーガン」の乗組員が被爆したらしいとニューヨーク・タイムスは報じているし、世界中が福島原発の成り行きを見守っているいま、正確な情報を発信するここそが何よりも優先されなくてはならないと思うけどね・・・スッカラ菅内閣にそれだけの情報収集能力と分析力があるのだろうか。

 ところで、大震災と福島原発のトラブルの影にすっかり隠れてしまったが、都知事選のことを忘れるわけにはいかない。究極の後出しジャンケンで地震のドサクサにまぎれて出馬宣言したレイシスト石原君のおかげで、ダミー松沢君は不出馬宣言。このオッササンたちの間に何があっか知らないけれど、親分のゴリ押しで出馬辞めちゃうダミー松沢君てのも情けない奴だ。これで、松沢君の政治生命は風前の灯だろう。宮崎のセールスマンも出馬取り止めるそうだが、結局のところこいつらは東京で何がしたかったんでしょうね。しっかりした理念があれば、レイシストが出馬しようがどうしようが関係ないはずなのに。

 そのレイシスト石原君は、「津波は天罰」なんてことをほざくしまつ。やっぱり、こんなロクでもない老人に、後4年も東京をまかせるわけにはいかないとつくづく思うくろねこであった。

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2011年3月14日 (月)

無計画停電で大混乱&福島原発で緊急事態!!

 計画停電とは名ばかりの無計画停電により市民生活は大混乱。昨夜のスッカラ菅君の記者会見に始まって、その後の福耳枝野君、声が暗すぎる海江田君、節電啓発等担当相なんてわけのわかんない役職をでっち上げた蓮舫君、さらに続いて東電社長と副社長の会見に至るまで、いったい何が言いたいのかまったく要領を得ず、ただただイライラが募るばかり。グループ分けしての計画停電実施が決定されたんだったら、能書きはどうでもいいから、まずは具体的なグループ分けを公開して、次にどんな手順で停電となるのか、そしてその際に一般の家庭は何をなすべきなのか、緊急で電源が必要な要介護の人ばどうしたらいいのか等々、伝えるべき情報はゴマンとあるのに、なんとまあ劣悪な情報発信能力であることか。

 そもそも、日曜の夜に何の下準備もせずに、まるで見切り発車のように計画停電を決定したこと自体、危機管理能力がないってことなんだよね。さらに、準備期間も設けずに速攻実施してもうまくいくわけがない。案の定、今朝は情報が乱れ飛んで大混乱。電車まで動かないなんて情報は、娘からのメールで知った始末。さらに、情報がコロコロ変わるに至っては、いたずらに危機感を煽っているとしか思えない。

 東電のホームページを覗いてみると、(無)計画停電のお知らせの下に、(ご注意事項)というのがあり、こんなことが記されている。

※グループ毎の時間帯は、開始・終了時間が多少前後することがあります。
※当日の需給状況によっては、予めお知らせした時間以外にも停電する場合があります。
※また、当日の設備状況によっては、お知らせしたグループと違う時間帯に停電させていただく場合があります。

これじゃあ、なんのためのお知らせわからん。ようするに、行き当たりバッタリってことだよね、ここで言ってることって。

 福島原発に関してもそれはまったく同じ。というか、こちらは大惨事にだってつながる可能性があるんだから、東電の隠蔽体質は犯罪的だ。「想定外」なんて都合のいい言い訳してるけど、心ある専門家や反原発の人たちは、以前からこうした事故の可能性について言及してたんだからね。それを、当時の自民党政権や財界とグルになって、自分たちに都合のいい安全基準を作り上げてそれで良しとしてきたんだから、その罪は重い。

 と、ここまで書いていたら、「福島第一原発、緊急事態を国に通報」というニュースが流れてきた。国も東電も、一体何を隠しているのか・・・!!

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2011年3月13日 (日)

福島原発でメルトダウン!?

 東北の惨状は目を覆うばかりで、言葉もない。繰り返し流される津波の映像に、ただただ心が痛む。さらに加えて、福島原発のメルトダウン。おそらく、予想を超えた異常が福島原発で起きたはずで、なによりも情報の公開こそが先決だと思う。でも、悲しいかな、スッカラ菅内閣も東京電力も、すべての関係セクションが情報隠蔽にキューキューとしているように見える。避難指示が半径20kmに拡大したという時点で、深刻な事態が起きているのは明白で、福耳枝野君の記者会見から小出しに洩れてくる情報に振り回されないことが肝要かもしれない。政府の発表だからといって、その情報を鵜呑みにできないのが実情なのでは・・・。

 スッカラ菅君は、こんな危機的な状況の中で、福島原発視察なんて愚かなパフォーマンスを見せてくれたが、そんなことよりすべての情報を、ありのままに公開すること。そのことが、パニックを回避する最善の方法だというこを、どこまで認識しているだろうか。メルトダウンに関しての情報を隠蔽しているのでは、と疑いの眼を向けられている現状を考えると多くは期待できないだろうけど・・・。

 地震大国、日本における原発の危険性についてはこれまでも多くの専門家が語ってきたが、今度こそ真剣に「原発と地震」について議論する必要があるのだと思う。なんといっても、このままいくと「チャイナシンドローム」の恐れすらあるのだから、福島原発のメルトダウンはけっして小さな出来事ではない。

 ところで、渋谷から4時間歩き続けて帰宅したツケが腰にきた。足の疲れはどうってことないのだが、今日になって腰が重くて、すっきりと腰が立たない。まいったなあ。せんねん灸でも試してみるか。

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2011年3月12日 (土)

渋谷から歩いて4時間・・・くろねこの震災お徒歩報告。

 いやあ、凄い地震だった。あやうく帰宅難民になるところだった。それにしても、ヘアカットしてて地震に襲われるとは・・・。揺れの大きさに不安になりつつも、髪が中途半端なままじゃさすがに格好がつかないし、地震よりもなによりもそちらが心配なのであった。お客さんは、僕の他に大学に入学が決まった女の子がひとり。彼女はパーマをかけてる最中で、ガラスの花瓶がテープルから落ちて割れる音にビックリ。で、思わず立ち上がった時に大きな揺れがきて、床にうずくまってしまったのだった。

 とにもかくにも、カットを大至急終えて外に出ると、そこは明治通りと表参道の交差点の近くで、ファッションビルから飛び出した人、人、人、人・・・。余震で揺れるたびに、不安気な顔を見合わせる。さすがに道路にいるとビルからの落下物が恐いので近くの駐車場に避難。たまたま居合わせただけでもなんとなく不安なのか、お互いに情報交換。どうやら、三陸沖が震源地らしく、東北は凄いことになっているとか。

 いつまでも駐車場にいても仕方がないので、渋谷に向かって明治通りを歩く。宮下公園の手前を右手に入り、丸井のそばまで来ると、ビルから砕け落ちたガラスの破片がちらばり、揺れの凄まじさを改めて確認する。馴染みのバーが近くにあるので、ちょいと覗いてみる。オーナーがひとり仕込みの最中で、従業員が来れるかどうかと心配するも、カウンターの後ろに並ぶボトルには被害なし。地下っていうのは案外揺れないものだね、と2人納得するのだった。「帰れそうもなかったら戻っておいで」の一言に送られて、渋谷の駅に。ごった返すなか、娘にあげるホワイトデーのチョコを購入。「お帰りまでのお時間は?」と店員に聞かれる。「こんな事態なのでどうなるか・・」「そうですよね」と間抜けな会話に笑いがこぼれる。

 で、ようやくカミさんと携帯がつながり、どうにか無事を確認。カミさんは仕事場から自転車で帰るとのこと。「自転車買ったら」とのアドバイスに、そういう手もあるかとしばし思案することに。さあ、どうしたものかと、とりあえずタクシーなんかつかまったらラッキーとNHKのほうに歩いてみる。寒風の中、いくらなんでも空車がいるわけないやと諦めて時計を見るとそろそろ5時。馴染みのバーの開店時間なので、一杯ひっかけつつ休憩しようと足を向ける。

 ビールを飲んで、さてどうする、と考えたが、こうなったら歩くしかないかと決意を固め、6時半になったのでバーを出て、宮益坂を上り、青山通りから赤坂を抜け、お堀端に。まるで初詣の時のような人波が延々と続いている。不思議とどの顔も緊張感というよりは、仕方ないやね、これもまた楽しきかな、といった風情で笑顔さえ見える。別に声を掛け合うわけではないのだが、歩いて帰るぞという妙な連帯感が感じられて、けっこうスムーズに足が出る。途中、自転車屋があったが、けっこう高価な自転車を抱えて列が出来ている。「金あるなあ」という声が行列から聞こえ、思わず心なごむ。

 すれ違う人ごみの中には、ヘルメットを被ったサラリーマンやOLが・・・。おそらく、会社からのお仕着せではあるのだろうが、避難訓練してるみたいでどこか楽しそう。そうこうするうちに皇居を過ぎて大手門を右折して江戸通りに。ここまで2時間の行程。まだ足元はしっかりしているものの、ちょいと大きめの靴を履いているのでちょっぴり不安が走る。ここからはひたすらまっすぐ浅草を目指す。

 浅草に近くづくに従って足が痛くなってきて、歩く速度が鈍ってくる。ヒールを履いた女性に追い抜かれ、なんてこったいと毒づくも足が言うことを聞かずとぼとぼと歩くのみ。浅草を過ぎて言問橋を渡れば、我が家はもうすぐと思ったら、ここからけっこうきつかった。時間にすれば小1時間ってところなのだろうが、なにせ足がだるくて四つ木橋をヘロヘロになりながら渡ったのであった。

 そのまままっすぐ帰ればいいのに、結局、立石に寄り道していつものバーでオダを上げて帰宅したのであった。いやあ、それにしても4時間歩いて帰れたのは収穫ではあった。ジャストフィットの靴なら、もっと楽勝だったかも。やはり靴は重要なギアであると痛感する。

 家に帰ってみれば、本棚が1本倒れただけで、留守番していた我が家のドラ猫がちょいとおびえていた他は、何事もなし。史上最大規模の地震とかで、被害は日一日と大きくなっていくのだろうが、家族や友人に被害がなかったのは不幸中の幸いか。

 それにしても、これでスッカラ菅君の外国人献金問題は吹っ飛んじゃったね。レイシスト石原君の都知事選出馬も会見中止できつい質問されることなく、批判の声もこの惨状では盛り上がらないから、なあなあでおしまい。こっちの方こそ、なんてこったいなのだ。

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2011年3月11日 (金)

究極の後出しジャンケン!?・・・なんとまあセコイこと。

 コント55号の坂上二郎が亡くなった。欽ちゃんの理不尽なまでの狂気のツッコミとそれに翻弄される市民を体現した二郎さんのボケが創り出すアヴァンギャルドなコントは、ベケットも真っ青の不条理劇でもあった。ああ、『コント55号のなんでそうなるの』が懐かしい。「飛びます、飛びます」といいながら天国に飛んでいった二郎さんに合掌。

 さて、スケベヒゲの沖縄侮辱発言は、キャンベル国務次官補の正式謝罪とメア本人の更迭ということでどうにか沈静化を図ろうって魂胆がミエミエなのがいけすかない。さらに、メアの更迭ってのはどうも裏がありそうで、実はホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のアジア部長に昇格することが前々から内定していたのだとか。ようするに、更迭したんじゃなくて、単なる人事異動だったらしい。はは、そう考えると、あの発言も計算のうちか。

 昨日のTBSの「ひるおび」で、オコチャマ口調の杉尾君が何日か前にメアと会ったことを得々と話していたが、どうやらテレビのコメンテーターの仕事に興味を示していたとか。これって、TBSがオファーを出してたってことなんじゃないのかなあ。でも、とんでも発言しちゃったおかけでポシャったってことかも。杉尾君は番組のなかで、メアの発言録を公開したミヤギ君のことを、先祖が沖縄出身だけに以前からメアの発言を快く思ってなかったという意識があったのではとも言われている、なんてことを口走っていたが、その根拠を聞いてみたいものだ。

 ところで、昨日、究極の後出しジャンケンがあるかもと書いたけど、どうやら本当になりそうだ。レイシスト石原君が、今日にも正式出馬するらしいとTVでもワイワイやっていた。はあ、そうすっか、きっとダミー松沢君では心許なくなってきたんだろうね。一時は後継者として指名しようとしたんだろうけど、思いの他人気がないのがわかってきた。それに、神奈川県でも多くの飲食業者が迷惑をこうむった禁煙条令なんてことも口走りだして、このままでは当選は覚束ない。それに、万が一でもとっちゃん坊やの小池君なんかに当選されたりした日にゃ、これまでの悪政がすべてばれちまう恐れがある。民主党が隠し玉として画策していた吊り目の舛添君の出馬もなくなったし、ならば、ここはどうしたって自分が出馬するしかないだろう、ってのが真相じゃなかろうか・・・ま、いつもの勝手な憶測ですが。

 それにしても、なんとまあ卑しいんだろう。石原ならではの老獪さ、なんて声も聞こえるけど、とんでもない。それを言うなら、老獪じなくて老害でしょ。それにしても、もっと正々堂々とできないものなのかね、この差別主義者は。けっこうセコイんだよね、やることが。お里が知れるというものだ。

 ま、レイシスト石原君が出馬表明するだろう日に冷水を浴びせるように、君が代裁判で逆転勝訴の判決が出たことが唯一の救いか。

 これで宮崎のセールスマンの出馬はなくなったか・・・んなことないか、出馬するだけでも今後のタレントの生活においてメリットあるだろうからね。それにしても、悲惨な都知事選になりそうだ・・・やれやれ。

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2011年3月10日 (木)

メア発言に乗じて「憲法改正」」を煽る産経新聞。

 昨日の昼前の地震は、めまいかと勘違いしちまった。地震と気づくまでに数十秒はかかったから、なんとまあ知覚神経も鈍っていることか。でも、めまいと疑った瞬間は、ちょっとゾっとした。被災にあった地域の方には申し訳ないけど、地震とわかった時の安堵感たら・・・。

 さて、昨日はキャンベル次官補が来日して、公式謝罪したようだが、最初は「個人的謝罪」でお茶を濁してたんだから日本も舐められたものだ。スケベヒゲの差別的発言が報道された時に、シビアな反応できなかったスッカラ菅内閣じゃ舐められても仕方ないか。普通なら、即座に駐日アメリカ大使を呼びつけて、怒鳴りつけるのが常識だろうに・・・情けない。

 ところで、スケベヒゲの発言の中で、憲法9条に触れた箇所がとても興味深いと昨日のエントリーに書いたけど、早速に産経新聞が反応してくれた。「産経抄」というコラムでのことなのだが、

(これより引用)

▼「ごまかし、ゆすりの名人」に至っては、何を指しているのかわかりません。まさか、政府が北部振興策や基地対策と称し、湯水のごとく札束をばらまいていることではないはずです。メアという人は何にも知らない素人ですね。

 ▼と思っていたら、20年近くも日本に住み、沖縄で総領事を3年務め、かりゆしまで着ていたとか。沖縄でよほどいやな経験をしたか正直者かのどちらかでしょう。でも、もっと重要なのは「改憲されていたら、米国の国益を増進するため日本の土地を使うことができなくなっていた」という発言です。

 ▼彼の理屈では、日本には戦力と交戦権を否定した憲法9条があるので、自衛隊だけで国を守れず、米軍に頼らざるを得ない、というわけです。悔しいけれど当たっています。地元紙には書いてありませんが、米軍基地をなくす早道は憲法改正しかありません。さあ、沖縄から憲法を変えましょう。デモもできない隣の国が変な気を起こさぬ前に。敬具。

(引用終わり)

 といった具合で、いやはや産経らしいと言ってしまえばそれまでだが、こういう食いつき方って必ずあると思ってたら案の定でありました。ある勢力にとっては、スケベヒゲの発言って、政治的に利用しやすいロジックが満載なんだよね。そもそもですね、「日本には戦力と交戦権を否定した憲法9条があるので、自衛隊だけで国を守れず、米軍に頼らざるを得ない」と産経が述べるスケベヒゲの視点が間違っているんだよね。基地問題と憲法は何の関係もないんであって、それを言うなら日米安保の問題なのだ。

 おそらく、「産経抄」の筆者はそこは知っていながら、「悔しいけれど当たっています。地元紙には書いてありませんが、米軍基地をなくす早道は憲法改正しかありません」って我田引水な結論へと導いていく。こちの方がよっぽと恐ろしい。「ごまかし、ゆすりの名人」発言だけに捉われるのではなく、スケベヒゲの発言全体を十分に吟味して、分析することがいま必要なのだよ、明智君。

 で、話変わって、民主党は都知事選に独自候補擁立を断念したようだ。これって、もうギブアップってことだよね。なんだか、レイシスト石原君が究極の後出しジャンケンしそうな雰囲気もあるようだし、都民そっちのけで選挙ゴッコやってりゃ世話ないわ。それにしても、差別主義者にそのダミーに居酒屋の経営者に元芸人か・・・いっそのこと、とっちゃん坊やの小池君に都知事やらせてみるかなんて思ったりする今日この頃であります。

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2011年3月 9日 (水)

日本部長の発言は基地利権に群がる政治家や防衛官僚の本音でもある。

 米国務省のスケベヒゲの日本部長メアの「ごまかし、ゆすりの名人」発言で世間は獅子てんや瀬戸わんやになっているが、その前に・・・民主党を離脱して世田谷区長選に出馬予定の花輪某都議が寝返ったおかげで、どうやら築地市場移転予算が成立しちまいそうだ。しかしまあ、どいつもこいつも節操がないというか、政治家はすっかり三百代言に成り下がってしまったようだ。ま、花輪某についていえば、本家の民主党そのものが国民とのお約束を勝手に反故にしてるんだから、似たもの同士か。

 さて、本題のスケベヒゲの発言だけど、こんなのが日本部長ってのにまず驚かされるのは当然としても、

「日本の「和(調和)」を重んずる文化は意見の一致に基づいている。合意形成は日本文化において重要なものだ。日本人はこれを「合意」と呼ぶ一方、それは「ゆすり」を意味し、彼らは「合意」の文化を「ゆすり」の手段に使っている。合意を模索するとみせかけ、できるだけお金を引き出そうとするのだ。沖縄の人々は日本政府を巧みに操り、ゆすりをかける名人である」

 という発言は、どこかで聞いたことあるよなあと思ってたら、東京新聞の「筆洗」がズバリ指摘していた。ちょっと引用します。

(これより引用)

〈一部の人々は代替飛行場を作るのが難しい所に案を誘い込んで時間を稼ぎ、振興策を引っ張り出したい〉。普天間飛行場の移設問題に長く関与した守屋武昌元防衛事務次官は「『普天間』交渉秘録」で沖縄の建設業者の声を紹介している。

日米の合意をほごにされたとして、「二枚舌」「後出し」などと沖縄側を激しく批判した守屋元次官と、日本政府は「『お金が欲しいならサインしろ』と仲井真弘多知事に言うべきだ」とも学生に述べたメア部長の発想には、どこか共通する部分があるように感じる。

(引用終わり)

 つまり、スケベヒゲの日本部長の発言てのは、基地利権に群がる政治家や防衛官僚の本音でもあるってこと。とんでもなく差別的であることは確かだけど、おそらくスケベヒゲにとってはごく素直な発言なんだと思う。ようするに、その程度の認識なんだよね、アメリカにとって沖縄ってのは。そして、守屋元次官の発言でもわかるように、それはこの国の政治家や官僚の意見でもあるのだ・・・たぶん。

 「ごまかし、ゆすりの名人」ってことだけがクローズアップされているけど、実はそのほかにもなるほど日米関係ってこういうことなのね、っていうある意味暴露的な発言もいくつかしている。たとえば、次の発言なんかとても興味深い。

「私は、日本国憲法の9条が変わるべきだと思わない。私は、そもそも9条が変えられることを疑問に思っている。もし日本が米軍を必要としないことを理由に改憲したのなら、米国にとってよくないことだ。もし改憲したら、米国は米国の利益のために日本の土地を使用することはできなくなるだろう」

 この他にも、「鳩山氏は左派の政治家だった」なんてことも述べているのだが、全文は下記URLでどうぞ。

http://miyagi.no-blog.jp/Nightmaretext.pdf

 ちなみに、「沖縄の人たちはゴーヤーを栽培しているが、他県の栽培量の方が多い。沖縄の人は怠惰すぎて栽培できないからだ」という発言は嘘です。ゴーヤーの収穫量は沖縄が全国1位です。ま、そんなことも知らないんだから、スケベヒげの日本通ってのも怪しいものなんですが・・・奥さんは沖縄の方だそうです、今頃、さんざん絞られてるんじゃなかろうか。

 この発言で、スケベヒゲが失脚しようがどうしようが知ったことじゃないけれど、講義録をアップした日系のミヤギ君の立場が心配だ。彼の安全はどれくらい担保されてるんだろう。記者クラブという温室でヌクヌクしている日本の新聞記者さんたちは、ミヤギ君の爪の垢でも煎じて飲んだらいかがでしょう。

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2011年3月 8日 (火)

米国資本に大甘なくせに、いまさら「外国人献金」の危険性を言われてもなあ・・・。

 湯上りのニヤケ男・前原君が逃げ出した後の後任人事が、福耳猪八戒・枝野君の外相臨時大臣とはねえ、驚き桃の木だ。というか、人材いないんだね、民主党には。咄嗟の出来事に人事すら覚束ないとは、もう組織として崩壊してるってことでしょう。

 「フロント企業献金」では、どうやらフランケン岡田君もご相伴に預かっていたようで、こっそり返金したみたいだね。やっぱり、こちらの筋の方が政界スキャンダルとしては大きいようだ。マスメディアがこれを追求しないということは、相当大がかりなスキャンダルに発展しかねないからなのかもね。

 ところで、「外国人献金」ってのは、「外国の政府や組織がカネの力で日本の政治家を動かして、外国に都合の良い法律をつくらせるといった事態をふせぐため」のものらしい。でも、さんざんアメリカの好き勝手に動かされていて良く言うよなあと思っていたら、ルポライターの鎌田慧氏が、東京新聞の「本音のコラム」で、「外国からの資金がはいって、日本の政治が動かされるのはまずい、というのがわからない。これまでの日本の保守政治に、大量の米国資金が入っていたのは常識だ」と書いていたのには、思わず膝を叩いてしまった。

 「わからない」と題されたこのコラムで、鎌田氏はこうも書いている。「どうして、このときになって、毎年五万円、合計二十五万円程度の『政治献金』が『発覚』したのかがわからない。その発端がわからない」と。本当、そうなんだよね。いつだって、政治資金規正法がらみのスキャンダルってのは、絶妙のタイミングで暴露される。その摩訶不思議さの裏側にあるものってのは何なんでしょうね。

 最後に、朝っぱらか嫌なニュースが飛び込んできた。元宮崎のセールスマンか都知事選に出馬表の意向を固めたんだとか。13日以降に正式表明と朝日のネット版は伝えてるけど、ま、予想されたこととはいえ、ゲテモノそろいの都知事選になりそうだ。

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2011年3月 7日 (月)

害務大臣、泥舟から遁走。

 朝から冷たい雨が降っている。なにやら、予報によると雪の可能性もあるそうな。今日は午前中から出かけなくてはいけないというのに、ちょっとしんどい天気になりそうだ。

 ニヤケ害務大臣が早々と辞任した。潔い決断なんて声もあるけど、そうだろうか。意地悪く考えれば、沈没間際の泥舟からいまこそチャンスと逃げ出したってのが正直なところだと思うけどね。ここで踏ん張ったところで、国会では火達磨になることは目に見えているわけで、そんな恥ずかしい姿をさらす方がよっぽど痛手だろうからね。ま、口先番長にとっては、「我、脱出に成功せり」てなもんで、、「自分でリークしたんじゃないの」なんて笑えない冗談が飛び交うのもわからないわけじゃない。

 そもそも、JALしかり、八ツ場ダムしかり、そして中国漁船問題しかりと、すべて責任とらずにここまで来たわけで、もっと早くにやめるべきだったんだと思う。だから、いまさら辞任といわれても、「どうぞ、どうぞ」てなもんだが、その原因が「外国人献金」というところがなんとも釈然としない。こだわるようだが、子供の頃から知っている在日のおばちゃんの善意の献金だからね。外資の出資比率が50%超の企業からの献金は認められているわけで、それとの整合性はどうなる、っていう専門家の意見もあるんだから。害務大臣のワキの甘さは責められてしかるべきだけど、ちょっと違和感は残るんだよね。

 あなたとは違うんですの福田君なんか北朝鮮系といわれる企業から献金もらってたし、完全無所属のモリケンもそんな噂があった。今朝のTV朝『スパモニ』で、スピッツ山本君が、「個人献金はしっかりチェックするけど、企業からだとなかなかわからない」なんて意味のことをコメントしてたのは、これがあるからなんだね。おまけに、300万で生活できる森永君に、「暴力団関連企業の献金の方が大きな問題でしょ」って突っ込まれちゃって、アタフタしてたのには笑えた。

 で、その「フロント企業献金」だけど、しんぶん赤旗によると、献金したというフロント企業の関連会社の監査役に、東京地検特捜部長経験者が2006年6月~2008年11月まで就任していたらしい。ふむ、やはり、こちらの問題の方が根が深そうだ。今頃、湯上りのニヤケ男は、裏社会とのつながりが表沙汰にならずにすみそうな気配に乾杯してるかも。辞任ですむなら、安いもんだからね・・・いや、これもあくまでも妄想っすから。

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2011年3月 6日 (日)

政治資金規正法を利用したスキャンダルごっこにはウンザリ。

 朝日を解約して東京新聞に乗り換えてから、実に清々しい朝を迎えているわけだが、今朝いつものように気になるブログをチェックしていたら「誠司とカネ」に言及した朝日の社説が紹介されていた。で、早速のところ電子版の社説をチェックしてみたのだが、なんとまあニヤケ害務大臣にはおやさしいこと。ちょっと後半部分を引用します。

(これより引用)

 この問題はまだ表面化したばかりだ。女性から献金を受けることになった経緯や献金の総額など、前原氏による事実関係の調査と、国会や有権者に向けた説明はこれからである。

 「事務的なミス」(民主党の岡田克也幹事長)なのかどうかを含め、解明すべき点は多い。辞任か否かの判断はその後のことだろう。

 政治的駆け引きのなかで、重要閣僚の進退がこれほど短兵急に取り扱われる展開には首をひねらざるをえない。

 予算案と関連法案の修正が焦点となるなか、野党が政権打倒一辺倒になって世論の共感を得られるだろうか。

 疑惑の当事者には、まず徹底して説明責任を果たしてもらう。それすらしないという強硬な態度は論外として、辞任で手早く幕引きにするというのも責任ある姿勢とはいえない。

(引用終わり)

 ようするに、「表面化したばかりで、まだ説明もされていない。辞任云々はもう少し様子をみて、事の次第が解明されてからでも遅くない。ただでさえ国会は予算案と関連法案で大変な時なんだから、政治的駆け引きで重要閣僚の進退を短兵急に取り沙汰するのはいかがなもんか」ってことなんですね。はあ、小沢狂想曲では、検察リークで疑惑が流れた直後から、「これは怪しい」ってんでガンガン叩きまくったのに比べると、なんとまあ寛容なことなんでしょう。

 でも、昔なじみの在日の焼肉屋のおばちゃんから献金もらったっていう事実は何も覆らないわけで、これは「献金疑惑」ではなくて「事実」なんだよね。ということは、現行の政治資金規正法に抵触していることは間違いないわけで、どんな理由があったにせよ法律違反には変わりがない。昨日も書いたように、個人的には、在日のひとからの献金の何が悪い、ってのがくろねこの見解だけど、法改正があるまでは今回のニヤケ害務大臣への焼肉屋のおばちゃんの献金がOKになるわけではない。それは自明なことだ。

 でも、、もっと問題視しなくてはならないのは、ニヤケ害務大臣は政治資金規正法をひょっとして理解してなかったんじゃないのということ。仮に、「外国人献金」は違法だよってことを知っていてもらったとしたら、これはもう確信犯なわけで即刻退場だ。いずれにしても、こうした間抜けさかげんこそ問題なんであって、偽メール事件でその片鱗が暴露されていたように、やっぱり三つ子の魂百までなんだね。朝日は重要閣僚って言うけど、こんな男に重要閣僚が務まるわけがない。その意味では、早く辞めていただくのがよろしいかと・・・。

 とはいえ、政治資金規正法がとんでもない問題点をいっぱい含んでいる事には変わりがない。そもそも、今回の「外国人献金」だって、いま急に浮上したわけではないと思う。おそらく、こうした政治資金規正法がらみの弱点ってどの政治家も抱えていて、その事実はどこかの誰かがちゃんと把握している。そして、絶妙のタイミングでスキャンダルとして流されるって寸法なんじゃないのかな。だからこそ、朝日流にいうならば「政治的駆け引き」に利用されないように、政治資金規正法そのものを見直す必要があるのだ。

 それにしても、誰が前原スキャンダルを仕掛けているのか・・・その方がよっぽど興味がある今日この頃なのだ。どうやら、「フロント企業献金」はどこかに吹っ飛んじゃったみたいだし、それで得する奴って誰なんでしょうねえ。

【くろねこの競馬予想】

中山では皐月賞トライアル、弥生賞。牡馬のクラシックを占う上で、重要なトライアルなのだが、今年はどうもドングリの背比べで、これといった主役がいない。で、新馬、特別と2連勝中のターゲットマシンに注目。父ディープインパクト、母の弟がキングカメハメハという両ケツもさることながら、前走出遅れて、直線はフラつきながらも最速の上がりで差し切った勝ちっぷりはなかなかもの。荒削りだけど、大きな可能性を秘めている予感。

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2011年3月 5日 (土)

「外国人献金」で「フロント企業献金」はウヤムヤか?

 我が家のドラ猫の夜の定位置はカミさんのフトンの上と決まっている。そして、夜中になると僕の耳元にきて「フトンに入れろコール」が始まり、おもむろにフトンの中に入ってくる。ところが、昨夜は何を勘違いしたか、ハナっからこちとらのフトンの上に乗っかってきたのだ。カミさんに言わせると「幸せな重さ」ってなるのだが、ハッキリ言って6kgは辛い。アニマルセラピーとは程遠く、「不幸せな重さ」に途中でお引取り願ったのだが、不満そうに「ウー」と唸ってカミさんのフトンへと移動していたったのであった。おかげで、ちょいと寝不足の土曜の朝となったのだった。

 さてさて、害務大臣の「政治とカネ」ならぬ「誠司とカネ」の問題に新たなも展開。今度は、「外国人献金」という明らかな政治資金規正法違反なのだが、献金していたのは昔なじみの在日韓国人とか。これって、外国人参政権と同じで、税金払ってる在日のひとからの献金のどこが問題なんだろうとも思う。もちろん、「知りませんでした」ではすまないことは確かだけど、在日のひとたちをその他の外国人とひとくくりにしていることの理不尽さも語る必要があるのじゃなかろうか。

 で、ここを先途と、清和会別働隊隊長の渡辺君なんか、「外国人と分かっていれば一発アウト。即座に議員辞職すべきだ」なんて息巻いてるけど、暴力団のフロント企業から献金受けてたことの方が、実は大きな問題だと思うけどね。この企業って、ニヤケ男が虚偽記載で追求されていたのと同じだよね。「お金返しました」ですまそうたってそうはいかないよ、渡辺君。それにしても、うまいこと「外国人献金」が出てきてもんだ。根の深さから言えば、フロント企業からの献金の方がうんと大きな問題をはらんでいるわけで、へたすると野党もひっくるめてのスキャンダルに広がる可能性だってないとは言えない。キャンキャンうるさいスピッツ議員もどうやら関係してるって噂も流れていることだし・・・噂ですよ、ウ・ワ・サ。

 「外国人献金」に関しては、もうひとつ裏がありそうで、つい先日ニヤケ男と北朝鮮との関係が話題になっていたが、どうもその延長線上にあるんじゃないかということ。質問者が、つむじが右に曲がった西田君ってのも、どうも胡散臭い。ま、妄想だけど。

 いずれにしても、ニヤケ男はアウトだと思う。でも、ほかにもアウトな政治家はいっぱいいるはずで、昨日も書いたけど、そろそろ政治資金規正法そのもを見直さないと、いつまでたっても重箱の隅の突っつき合いはおさまらないだろうね。

 とにもかくにも、フロント企業からの献金問題がこれで吹っ飛んだとすれば、関係各位はさぞかし胸をなでおろしてることでしょう。

【くろねこの競馬予想】

阪神では桜花賞トライアルのチューリップしょう。現段階では、おそらく牝馬ひっくりめて最強馬であろうレーヴディソールが出走。どれだけ強い競馬を見せてくれるか、興味はその一点。ウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタに続く、名牝の誕生に期待。

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2011年3月 4日 (金)

カンニング学生逮捕・・・ストーカーには大甘なくせに今回は素早いこと。

 唐突ですが、今日は「ミシンの日」なんだそうで。3月4日だから「ミ(3)シン(4)の日」ってわけなんだろうね・・・どうでもいいけど。なんでも、1991年に制定されたってんだが、ま、ミシン業界の活性化を図ろうって意図もあったんでしょうね。ちなみに、「ざっ(3)し(4)の日」でもあるんだとか。こちらは、2008年に日本記念日協会により認定されたそうな。はは、日本記念日協会なんてのがあるんですね。民間の団体で、長野県佐久市に事務局があるらしい。設立は、1991年。協会に認定によれば、本日3月4日は、「バウムクーヘンの日」「蝕歯の日」「みたらしだんごの日」でもあるそうです。「ミシンの日」は、日本記念日協会とは無関係だとか・・・為念。

 カンニング騒動は、とうとう犯人探しに決着がついて、当事者の学生は逮捕された。新聞は一面使ってワイワイやるわ、TVもさも重大事件のように連日その手法なんかを分析しちゃったりして、もうウンザリってなもんです。ま、カンニングそのものは褒められたもんじゃないのは当たり前だけど、大学が被害者面してるってのも少々合点がいかない。この時代に携帯使ったカンニングを想定してないほうが間抜けだし、そもそも携帯を試験会場に持ち込めるってのも変な話だ。電車でさえ、いまだに「携帯の電源はお切りください」ってうるさいほどにアナウンスしてるんだからね。

 それに、被害届出すのは、ま、いいとしても、逮捕された時点で被害届取り下げたらどんなもんなんだろ。どうせ、この学生は合格してたとしても取り消されちゃうんだから、ここから先はそれこそ教育的指導すべきじゃないのだろうか。その昔は、警察が構内に入ることすら問題視されたのに、携帯使ったハイテク・カンニングだからって、警察に簡単に被害届出しちゃうってのもなんだかなあなのであります。

 さらに、警察もこういう時は動きが早い。ストーカーで苦しんでる被害者が何言ったって事件が起きるまでは動かないくせに、社会を騒がせてるからってたかがカンニングで仰々しい逮捕劇だもんね。敢えて言わせてもらえば、カンニングって犯罪なのか? 大学も学生も間抜けではあるけれど、陸山会事件の公判に優先して報道する大事件とはとても思えないけどね。カンニング騒動で見えてきたことは、マスメディアのポピュリズムこそがすべての元凶ってことなんじゃなかろうか。

 さて、ニヤケ害務大臣は謝罪して自分の「政治とカネ」に決着つけようしているようだけど、ま、いけ図々しいとはこのことか。お金返します、虚偽記載も修正します・・・これですむなら、小沢君の問題なんてもっと簡単だ。日付を修正すりゃいいんだから。どうも、政治資金規正法ってやつは、恣意的にいくらでも解釈できちゃうんだね。つまり、そのことこそが問題なんであって、おそらくニヤケ害務大臣と同じようなことは、多くの政治家がやってるんだと思う。今回問題になっているその筋の企業がらみの献金は、野党の議員の名前だって具体的に出ている。おそらくは、彼らまでひっくるめてのスキャンダルにはならないだろう。実は、その事こそが問題なのだ、水谷建設や西松建設の献金だって、恩恵を受けた二階、尾身、シンキロー森などの自民党議員はお咎めどころか、不問にふされてるんだからね。 

 こうなったら、せいので議員全員を政治資金規正法の観点から総ざらいしてみればいい。どうせ、みんな同じ穴のムジナだってことは知ってるんだからさ。虚偽記載だなんだって重箱の隅つついて、「政治とカネ」を政治的な駆け引きに使わせないためにも、政治資金の収支台帳が公開された時に、第三者機関が一斉に精査すればいいと思うけどね。なんでやらないんだろう。確定申告だってそうなんだよね。提出した時には簡単に受理しておいて、後からいろいろ文句つけて税金上乗せしてかっさらっていくんだから。これじゃ、確定申告じゃなくて確定深刻なのだ・・・って、そんなことはどうでもいいけど。

 ニヤケ男の害務大臣は、これで逃げ切れると思ってるみたいだけどこのスキャンダルを流した黒幕を甘く見てると、次期総理どころか議員の職すら危ういかもよ。

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2011年3月 3日 (木)

「国旗損壊罪」とは、自民党も暇なことで。

 ニュージーランドの地震ではいまだに多くの日本人の安否が気遣われているが、異国で災害に遭遇するということはその家族にとっても負担は大きいわけで、家族への心のケアというのも大事なファクターなんだろうと痛感する。で、翻って考えるに、日本に在住する外国人に思いを馳せると、阪神淡路大震災ではかなりの数の外国人が被災している。今回のように留学生という立場での被災状況はどうだったかというと、文部省の発表では実に100人を超えているのだとか。思えば、定住している方は別として、旅行者や留学生などの一時的な居住者としての外国人被災者の存在って、当時はなかなか思いが至らなかったのが正直なところだ。ニュージーランドの地震は、日本でも多くの外国人が被災しているという事実を改めて教えてくれたのだった。

 国会では、審議時間をもっと寄越せ、そんなことは出来ねえ、の応酬で審議入りできず。バッカじゃなかろか。国民の生活ほったらかしにしておいて、なんとまあ暇な奴らなんだろう。暇といえば、自民党が、「国旗損壊罪を新設する刑法改正案を今国会に提出する方針を決めた」のだとか。くだらない綱引きしてるうちに、物価はドンドン上がって、ニッチモサッチモ行かなくなってきてるってのに、「国旗損壊罪」かい。なんでも、「日本を侮辱する目的で日章旗を焼いたり破いたりしたら2年以下の懲役か20万円以下の罰金を科す」んだとか。「「君が代」の替え歌など国歌への侮辱に刑事罰を科す改正案も検討する」ってことだから、へたに替え歌を歌ったら逮捕するぞってわけか。

 それにしても、予算審議の真っ最中に、よくもまあこんな愚にもつかない法案つくりに励めるものだ。野党になったとたん、どんどん保守色が先鋭化してるけど、あまり笑える状況じゃないんだよね。こいつら、今度政権とったら、おそらく怒涛の如く改憲に突っ走るつもりなんじゃなかろうか。で、民主党の体たらくでは、必ず次の選挙に負けるわけで、かなり危険な時代を迎えるかもしれない・・・なんてことを考えると夜も眠れない小心者のくろねこであった。

 さて、ニヤケ害務大臣・前原君の「政治とカネ」は、くすぶったままでパッと火がつかないのはどうしたわけでしょう。ネットでは、金の出所である企業名まで晒されているし、どうやら企業舎弟じゃないのということも分かってきているんだけどね。都知事選どうするの蓮舫君や何もできない野田君の名前もしっかりあがっているし、ただの「政治とカネ」ではすまない問題もはらんでいると思うんだけど・・・。そういえば、昨日のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』で、ヘビースモーカー大谷君が、「仮に裏側で反社会勢力が関係していたら・・・」みたいなことをサラっと口にしたけど、ということはマスメディアもそのあたりは掴んでいるってことなんだろうね。

 このタイミングでまたしても「政治とカネ」のスキャンダルってことは、どなたかが本格的に民主党政権つぶしにかかってきたってことなんでしょうか・・・桑原、桑原、桑原小原。

 昨日は陸山会事件の第6回公判があった。この裁判では、検察の取調べのマンガのような実態がボロボロ暴露されて、いろいろな方の傍聴記を読んでいてもまるでユーモア・ミステリーの法廷シーンを読んでいるようでけっこう笑える。最近の白眉は前田捏造検事のおとぼけぶりだ。「THE-JOURNAL」のツイッターによる傍聴記によれば、

(これより引用)

【続き】そのとき、前田検事はPCに向かいながら「これ、作家の時間だから」「司馬遼太郎みたいなものだよね」と言っていた。で、調書を一人で勝手に作りながら、「ここで大久保さん登場!」「これはあなたの発言!」と言いながら大久保氏を指さした。大久保氏がジェスチャーを入れながら証言するので

【続き】会場からは必死に笑いをこらえる声が漏れる。その他、前田検事と大久保氏のやりとりで興味深かったのは、2010年1月の下旬の話。刑務官が大久保氏を呼びに来るのが11時と遅い日があって、その日、前田検事は前の日のお酒が残っていて顔が真っ赤だった。

続き】そこで前田検事が話したのは「昨日は大阪地検から応援に来ている後輩検事と朝5時まで虎ノ門の寿司屋で飲んでいた」話の流れが身の上話に及び、「私はやっちゃいけないこともやってしまいました。私はこの事件で検事を辞めようと思っています」と話した。

【続き】2010年1月といえば、大阪地検内で前田検事のFD改ざんが問題になったとき。大久保氏も弁護人もFD改ざん問題には触れなかったので、この発言がFD改ざんについてのことなのかは分からないが、いろんな想像を考えさせる興味深い発言だった。

(引用終わり)

 今朝の東京新聞の「筆洗」(朝日でいえば「天声人語」みたいなもんですね)もこの証言を取り上げ、「検事に必要なのは作家的な想像力ではなく、事実に対する謙虚さである」と結んでいるが、陸山会事件は、まさに「事実は小説よりも奇なり」のお手本みたなものだとつくづく感ずる今日この頃であった。

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2011年3月 2日 (水)

ダミー松沢君が都知事選出馬表明&害務大臣の「政治とカネ」

 大リーグのアグレッシブなベースボールを日本に教えた男、与那嶺要が亡くなった。去年の秋だったと思うのだが、ヒストリーチャンネルで、「日本のプ野球を変えた男~ウォーリー与那嶺が生きた道~」というドキュメントが放送され、番組の中で長嶋茂雄との対談があるというので、しっかりチェックしたのが昨日のことのようだ。英語まじりのたどたどしい日本語がとてもチャーミングで、現役時代の最後を知っている世代にとってはとても貴重なドキュメントだった。また名選手が一人逝ってしまった・・・合掌。

 さて、神奈川知事の松沢君が都知事選に出馬表明。おそらく、裏ではレイシスト石原君の後継者指名をもらったに違いない。ま、石原のダミーってところなんでしょうね。レイシト石原君が打ち上げた「首都圏メガロポリス構想」の賛同者であり、神奈川県知事の次は「初代首都圏知事就任を目指す」とのたまっていたことはフリージャーナリストの上杉君が早くから指摘していたところだ。新銀行東京や築地移転に関しては、なんだか煮え切らない態度なのもなんだか見え透いている。ここに、埼玉の上田、千葉のモリケンが絡まって、利権満載の大開発プロジェクトを画策してるんじゃないのかね・・・ま、いつもの妄想ですけど。これからは、ダミー松沢君と呼ぶことにしよう。

 ところで、宮崎のセールスマンはどうしてるのかと思ってたら、今朝の文化放送「吉田照美 ソコダイジナトコ」で、いまやと知事選ウォッチャーでもある上杉君が、淫行で都条令にひっかかったことがあるから、出馬表明したとたんにネガティブキャンペーンで叩かれそうなので、告示ギリギリの出馬表明になるのではないかとコメントしていた。おお、そういうこともあったかと、このご意見には朝っぱらから腹抱えて笑ってしまった。そうだよなあ、なんだか忘れちゃってたけど、そんなことあったんだよなあ。さすがに淫行都知事じゃまずいもんね。

 とりあえず予算も通ったところで、またまた「政治とカネ」のスキャンダル。湯上りのニヤケ男、前原君の出番となりました。パーティ券を購入したことになっていた会社が、実はダミーだったという政治資金規正法の虚偽記載にあたるってんだが、実はもっと根が深いようで、どうやらその筋の企業が関係しているらしい。前原君だけでなく、蓮舫や野田君の名前もあがっているようだが、そのことに関しては今日の週刊文春がスクープしてるらしい・・・後でコンビニで立ち読みしよっと。しばらくはこのスキャンダルで盛り上がるのかもしれないけど、前原君には絶対的に説明責任を果たしてもらわなくっちゃね。なんなら、党の倫理審査委員会にもはかったらいかがでしょう。

 フランケン岡田君は、またしても腰砕け。予算の採決に欠席した16人に、首謀者だけは党員資格停止で、後の15人は厳重注意だってさ。ま、造反議員なんて批判してるけど、公約守らない民主党そのものが国民に対する造反者なわけで、16人を除名する勇気なんかサラサラないってことなんだよね。やれるものならやってみな、って喧嘩売られてるってのにヘラヘラ笑ってやり過ごそうたってそうはいかないと思うけどね。もう分裂してるようなものなんだから、さっさと除名でもなんでもしてみりゃいいのに。そもそもは、自分たちで小沢一郎にいいがりの喧嘩売ったのがすべての始まりなくせに、逆に喧嘩買われちゃってアタフタしてるってのが正直なところなんだろうね。これじゃ、ロシアにも中国にも、ましてやアメリカにも舐められるわけだ。

 

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2011年3月 1日 (火)

やんばるの森でいま何が起きているのか・・・!?

 今朝から朝日新聞の宅配が完全にストップし、寒いながらも清々しい朝となった。オヤジの代から数えれば60年以上という長い付き合いだったので、昨日は朝日の販売店の店長が挨拶に来た。このところの朝日の劣化具合なんかを話したのだが、店長曰く、「やっぱりね。ずいぶん変わりましたから・・・」。地域によっては、記事の内容が理由で解約になった割合を集計しているところもあるのだとか。ネットでの不買運動の話をした時の店長の悲しげな表情が印象的だった。昔は、インテリが作って、ヤクザが売るなんて揶揄されたものだが、いまどきの新聞はヤクザもどきが作って、常識ある市民が一生懸命売っているってわけか。なんてこったい。

 ところで、ほとんどのマスメディアが報道しない沖縄の基地問題のひとつに、高江の米軍ヘリパッドの移設工事がある。工事が着工された2007年から地域住民による24時間体制の座り込みが続き、それに対して沖縄防衛局は工事妨害として那覇地裁に住民を訴えるといういやがらせをしているのだが、普天間や辺野古は知っていても高江のヘリパッドについてはおそらくほとんどの人が知らない、知らされていないのではないだろうか。明らかにマスメディアの怠慢なんだけど、今日の東京新聞の「こちら特報部」は、その高江の問題を取り上げていた。

 記事によれば、高江は「自然生態系の宝庫」と呼ばれるやんばるの森の一部で、ここにヘリパッドなんかできた日には環境に悪影響があることは容易に想像がつく。どうやら、オスプレイを配備するために高江のヘリパッドが必要とされているらしいのだが、その移設費用はなんと日本の負担なんだとか。記事の最後は、「米国側に立って住民をいじめるとは、どこの国の政府なのか」と憤る支援者の言葉で締めくくられているが、この国はどこまでアメリカにシッポを降れば気がすむんだろう。

 そんなアメリカとの隷属的な関係を払拭して、対等な日米関係を確立するのが、政権交代の目的のひとつでもあったはずなのに、ところがどっこい、スッカラ菅君はこれまで以上に隷属的関係を深めようとしているんだから話にも何もなりゃあしない。エジプトの邦人救出のために政府専用機を飛ばすのを拒否した時と同じように、「好きで座り込みしてるんだからほっときゃいいんだ」てなことを心の中で思っているんだろうね、アメリカの忠犬ハチ公は。

 高江のヘリパッドについては、「辺野古浜通信」をご一読あれ。

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