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2011年3月19日 (土)

膨大な電力消費してナイターとは・・・。

 柄にもなく、「地震酔い」になっちまったようだ。先週の地震以来、断続的にめまいのような「揺れ」を感じて、「おっ、また地震か」と思うことがしばしば。特に、PCの前に座っているとその頻度が激しい。その度に「ドキっ」として小さな胸を震わせているわけだが、そんなに繊細だったわきゃないんだけどね。

 さて、プロ野球はセ・リーグが3月25日開幕と決定したみたいだが、さすがに文科省からは「ナイター自粛」のお触れが出た。そりゃそうだよね、なんてったって、東京ドーム1試合で約4000世帯の1日分の電力を消費するってんだから、(無)計画停電の最中にあまりも無神経であることは間違いない。「被災者に野球で勇気を・・・」なんてナベツネはほざいてるけど、「野球で勇気をなんておこがましい」という選手たちの声のなんと真っ当なことか。甲子園で東北のチームが元気な姿を見せてくれることとは次元が違う。震災直後の今、「野球で勇気を」というのは、こうした甲子園球児のためにある言葉なのだ。

 電力不足って本当なの?・・・っていう疑問がチラホラ聞こえる中、東京電力は、断固セ・リーグに抗議すべきでしょう。ナイターに電力使わせるくらいなら医療機関に電力回すのが筋ってもんだ。(無)計画停電の無秩序さに、医療機関は悲鳴をあげてるんだからね。そんな現状を憂慮すれば、TVも自粛したらどうだろう。午後の何時間かと深夜の放送中止すればかなりの節電になるはずだよね。節電、節電って東電の言うがままに煽っているけど、自分たちは煌々とライトのついたスタジオで電力消費しまくってるんだから、何をかいわんやなのだ。

 ま、それはともかく、市民が等しく節電の不便さを甘受しているときに、膨大な電力使って、自分たちの興行をうって儲けようなんていう新聞には、断固として不買運動でお応えしたいと歯がみする思いのくろねこであった。

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