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2011年4月

2011年4月30日 (土)

事ここに至っても原発政策を維持するそうだ、自民党は。

 今年もやってきましたゴールデンウィーク。成田では出国ラッシュなんだとか。ま、自粛ムードに鬱々としているよりはよほど健康的なわけで、どうせなら中止を決めた三社祭りも東京湾の花火も再考してほしいくらいだ。もっとも、三社祭りは今からでは間に合わないだろうけど・・・。

 ところで、東日本大震災、福島第一原発(人災)事故のドサクサにまぎれて、与党も野党も勝手なことをやらかしているけど、どうやら辺野古の滑走路がV字案で日米合意するようだ。なんてこったい。ようするに、自民党政権時代に逆戻りしたってわけ。「トモダチ作戦」の裏側で、沖縄基地問題はなし崩し的に進行していたってことか。大震災に原発のダブルパンチ浴びてるんだから、沖縄基地問題はそれがひと段落するまで凍結すりゃいいものを。こういう時こそ、非常時を逆手にとってしたたかな外交を展開するのが政治というものじゃないのか。もっとも、沖縄の声は無視できないから、そうスンナリと工事に着工できるわけはないと思うのだが、すべての目が大震災と原発に集中しているとスキをつかれるってこともあるから要注意だね。

 さて、とうとう身内からも火の手が上がった。よりによって、スッカラ菅君が自ら指名した内閣参与が辞任しちまった。子供の被曝量を引き上げたことが引き金になったということなのだが、ようするに、こんなアホな官邸とはやってらんねえや、ってケツまくったってことね。この小佐古参与ってのは、そもそも原子力村出身の御用学者でもあったわけで、官邸のやりかたをくさすのは結構だけど、これまで原発推進に一役買ってきた自らの責任ってのはどう思ってんだろうね。やっぱり、そこに言及する責任というか義務があるんじゃないのか。

 もっとも、それを言い出したら、自民党の奴らなんかまとめて懺悔すべきだなんだけれど、よごれ髪・与謝野君みたいに誰も何の痛痒も感じてないんだろうね。でも、変わり身の早さもこの人たちの特徴だから、ひょっとして今頃は再生可能エネルギー利権をどうデッチ上げるか目論んでるかもしれないね。いや、きっとしてるよ、こいつら。そのために政治家やってるんだから・・・情けないけどね。

 東電の鉄面皮社長が、賠償に関して免責もあり得る、なんてことを身の程知らずにのたまったようだが、免責なんてのは当事者が口にすることじゃないのにね。いくら法律で、「大災害による事故は免責」って附則事項があるからって、それはとことん賠償責任を果たして、ここからは鼻血も出ないってとこまで努力してからのことなのさ。役員報酬50%は辛いなんて甘えたこと言ってるうちは、免責なんてものは夢のまた夢。役員報酬ゼロでもいいくらいなんだからね。

 ま、原発推進が国策ってことがあるから東電も強気なんだろうけど、そもそも自民党が原発推進に乗り出したのは核兵器持ちたかったからなんだよね・・・おそらく。純粋にエネルギー問題を考えれば、これほど高リスクなものはないわけで、トラブったら取り返しがつかなくなることは、御用学者にだってわかってたんだと思う・・・もしわかってなかったら、相当な原子力馬鹿ってことだよね。ま、それはともかく、エネルギー問題に取り組んだ結果の原子力ってのは、たぶん嘘でしょう。一部にはそれもあったとしても、核兵器作れる状況だけは整えておこうという意思が絶対にあったと思う。だから、原発なくなったらエネルギー問題はどうするって理屈は、それ自体まやかしだったりするんだよね。それでも、自民党は、原発政策を当面は維持するっていうから、むちゃくちゃでござりますがな。

 ところで、昨日、TV朝日が大震災報道の検証番組をやってたけど、その中で気になったのが、原発報道に関して編成局編集長が、「根拠のない不安感」を煽らないように注意したという発言だ。だから、たとえば多くの外国人が成田から出国するシーンを流すのを躊躇したんだとか。これって、TVマンの驕りなんじゃないか。その挙句に、「根拠のない安心感」を御用学者と一緒になって煽って、「安心だ」「安全だ」の垂れ流ししてたんだよね。本来なら事実を淡々と報道することで判断は視聴者にゆだねるのが非常時の報道だと思うけどね。で、こうした視聴者を見下したかのような思い上がった報道姿勢てのが、原発推進にも大いに寄与してきたんじゃなかろうか。

 政官財学+マスメディア+御用タレント・文化人、そしてそこに国民の無関心ってのも重なって、日本は原発賛美路線をひた走ってきたわけで、そのツケがまわってきたってことなんだね。今できることは、とにかく立ち止まって、深呼吸して、改めて原発と向き合うことだと思うGW初日のくろねこであった。

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2011年4月29日 (金)

検審前田不起訴相当+モロッコで爆弾テロ?+原発は殺人産業

 くろねこも告発人として名を連ねたところの、「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」による前田捏造検事に対する特別公務員職権濫用罪による東京検察審査会への告発は、不起訴相当という結論が出た。ま、想定内のことではあるけれど、審査会はちゃんと告発文を読んだんでしょうかねえ。「前田元検事は元局長を逮捕、起訴した時点で、有罪を立証できると判断したと考えられる」てなことを議決理由としてるんだけど、このひとたちって国語勉強してこなかったのかも。「逮捕、起訴した時点で有罪を立証できると判断した」って言うけど、逮捕・起訴する根拠のひとつとなる証拠そのもを改竄してるって訴えてるんだからさ、そのことについてのご意見たまわらないことには納得できないわけっすよ、こちらとしては。ま、検察審査会って存在自体が胡散臭いものだってことはよくわかった。さて、今後は、三の矢について考えるとするか。

 モロッコのマラケシュで爆弾テロ!? 日本人も巻き込まれたという報道もあるけど、どうなんだろう。爆発が起きたのは、マラケシュの象徴ともいえるジャマア・エル・フナ広場。雑誌「ブルータス」のアフリカ特集でここを訪れたのは、1982~3年にかけてのことだった。蛇使い、曲芸師、水売り、猿回し、漫才師などの多くの大道芸人が集まるこの広場は、言ってみれば巨大なオープンエアのシアターのようなものだ。広場の周りにはカフェや屋台が所狭しと立ち並んでいる。なかには外人部隊の憩いの場だったと言われる伝説のカフェなどもあり、溢れんばかりのエゾチシズムに魂が揺れるようなエクスタシーを味わうことができる。そんなエキサイティングな広場で爆発があったとしたら、犠牲者もかなり出たのではないだろうか。なんだか、世界中が揺れている。

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 ところで、東電が原発作業員の被曝線量の上限緩和を画策してるらしい。つまり、規定の被曝線量を守っていたら作業がはかどらないということなのだが、ようするに作業員の健康なんかを考慮するユトリがないほど作業は困難を極めてるってことなんだろうね。しかし、こうした作業員の安全管理への無頓着さは今にはじまったことではなく、これまでも被曝労働として告発されてきた。タイムリーなことに、今朝の東京新聞「こちら特報部」は、かつて孫請け作業員として原発で働いていた元鉛溶接工の方を取材していた。「鼻血、倦怠感・・・そして心筋梗塞」と後遺症に悩まされているが、労災認定もままならないのが現状なのだとか。

 つまり、作業員の命と引き換えにして原発ってのは成り立ってるんだね。原発の恐怖を告発して学界から追放されたアメリカのマンクーゾ博士は、「原子力産業はクリーンでもなければ、安全でもありません。それは殺人産業といっていいでしょう」と語っていると「永田町異聞」さんは書いていたけど、まさにその通りのことが福島で起きているのだと思う。

・永田町異聞
葬られた微量放射線の影響調査報告

 そんな特攻隊まがいの事がまかり通る原発だというのに、レイシスト知事は、「原子力すべてに反対となると、どういう代案があるのか、逆にお聞きしたい。だから私は原子力をぜんぜん否定しません」だってさ。アホだ、このオッサン。アメリカのシンクタンクによると、「世界の発電容量は昨年、初めて風力や太陽光、小規模水力などの再生可能エネルギーが、原発を上回った」(東京新聞『筆洗』)という報告もある。なによりも、「どういう代案があるのか、逆にお聞きしたい」なんてほざく前に、風力、水力、太陽光といった再生可能エネルギーの可能性を探ることが政治家の役目なのだよ、明智君。ま、親のすねかじりの放蕩息子の実態をちょこっとルポして作家という肩書きを手に入れたこの男に、それほどの想像力を期待するのが無理ってもんだろうけど・・・。

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2011年4月28日 (木)

シニア・エンジニアによる「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」

 スワローズが8連勝でガッチリ首位をキープ。かつての弱小球団だった時代のカープのように、5月の鯉のぼりまでの空騒ぎに終わらなければいいのだけれど・・・。 

 空騒ぎといえば、浜岡原発。東海大地震の想定震源域の真上に建っている危険極まりないこの原発は、一日も早く停めるべきという声が多いのにもかかわらず、中部電力はこれを無視。定期点検中の3号機の7月までの再開を前提にした業績見通しとやらを決めたんだとか。世界中が日本の原発の危うさを懸念しているこの時期に、なんとも手間勝手な殿様企業だこと。

 津波対策は万全です、なんてほざいているようだけど、ちょっと待てなのだ。このところ津波が原発の天敵であるかのように喧伝されているど、さにあらず。なによりも恐いのは地震なんだよね。福島第一原発だって、実は最初の大きな揺れで致命的なダメージを受けたらしいことがわかってきている。浜岡原発を襲うだろう地震は、直下型と言われているから、その揺れは東日本大震災の比ではないかもしれない。とするなら、浜岡原発が蒙るだろうダメージは想像すらできない。そうなったら、日本が壊れるんだろうね。そんな危険な原発を、一企業である中電が勝手に再開していいはずがないし、おそらくできやしない。その裏には原子力利権に群がるお歴々が潜んでいるんでしょうね。スッカラ菅君も、ちっとはお裾分けに預かっているのかしらん。

 で、事は急を要するのだけれど、明日をも知れない緊迫した状況なのが福島第一原発だ。とにかく、水をかけて冷やす→水が溢れる→海に流れ出す→また水をかけて冷やす→また水が溢れる→また海に流れ出す→またまた水をかけて冷やす→またまた水が溢れる→またまた・・・・・てな具合な堂々巡りを繰り返しているわけで、このままだとラチがあかない。で、最終的な選択肢となると、高濃度の放射性物質の中に突入して、人力で水を循環させる機能を復活させるしかないのだとか。

 それこそ決死隊なわけだど、退役した技術者からそうした作業に取り組む動きが出てきている。こうした声を、原発推進してきた政官財学、そしてマスメディアはどんな思いで聞くのだろう。本来なら、大勲位あたりに決死隊になって突入してほしいけどね・・・。

福島原発暴発阻止行動プロジェクト
週間金曜日「金曜アンテナ」

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2011年4月27日 (水)

子供たちの安全のために政党助成金を拠出したらいかが。

 そういえば、昨日の夕方、新聞配達中の朝日販売店の店長とバッタリ遭遇。ちょいと立ち話をする。「やっぱり朝日は変わっちゃったみたいだね」とは店長の嘆き。「やっぱり東京新聞だな、東京のひとには」って、アンタが言うなよと突っ込んだけど、店長の弱気な笑顔に心が痛む。

 そういえば、昨日の東京新聞朝刊は、最終面を使って脱原発・保坂世田谷区長の大インタビュー。それにひきかえ、朝日新聞は、大勲位で原発の立役者・中曽根君を登場させて、「原発は必要」の大セレモニーを繰り広げていたらしい。やっぱり、朝日やめてよかった。

 さてさて、昨日は、ホリエモンの上告が棄却され、収監が決定。粉飾決算で執行猶予の付かない懲役2年6ケ月か、納得いかんだろうなあ。管理責任があるのは明らかだとしても、山一、日本債券新興銀行、カネボウなんてのがもっと悪質な粉飾していながら執行猶予付いてんだよね。法の下の平等ってのはどこに行っちゃったんだろう。、ホリエモンは気に食わないからって、裁判所が情緒的な判決下してどうする。ま、検察の国策捜査の挙句のことなんだろうけど、それにしても2年6ケ月とは法外な・・・。

 ところで、原子力安全・(不)安院に電話したら、「冷温停止ができなかった場合には日本は終わるが、それを国民に説明する必要はない」と言われた方がいるらしい。電話は録音されているらしいのだが、本当なら早いとこ流してくれないかなあ。信憑性のほどはさだかでないけど、(不)安院の言葉とされている内容は、けっこう真実ついてるような気がする。ま、それほど危機的な状況に置かれているということは、京大の小出助教の講演でも確かなわけで、何が起きても不思議でないってことなんだね。

 で、「福島県郡山市が、福島第1原発事故に関する県の放射線量検査で数値が高かった市内の15小中学校と13公立保育所について、校庭などの表土を除去する」らしい。なんでも、市が独自の基準を設定して実施するんだとか。本来なら、こんなことは国がリーダーシップを発揮して取り組むべきことなんだよね。なによりも、子供たちの安全がかかっているんだから。

 子供たちの安全といえば、いわき市が給食に福島産の牛乳と食材を使用すると決めたらしい。このことに、中部大学の武田教授がブログで強く警鐘を鳴らしている。是非ともご一読を。昨日のチェルノブイリ25周年の報告を聞いても、甲状腺ガンで苦しむ人がいまだに後をたたないという。福島の子供たちをいかに放射性物質から守るか・・・そのために、政党助成金300億を役立てようという声がどこからも聞こえないのは、不思議な国ニッポンのヘタレ政治家の面目躍如ってことなんでしょうか。

緊急の訴え いわき市の市長さんへ、あなたは神ですか?

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2011年4月26日 (火)

電力会社幹部は原発の隣接地域への居住を義務づけたらどうだろう。

 東電が、新規採用凍結、役員報酬50%カット、社員の年収20%カットを決めたようだ。ま、当然といえば当然で、ただでさえ役員も社員も一般に比べて高い給料貰ってたんだから、これでようやく水準並みになったという意見もチラホラ。役員に関しては、被害賠償にあたって私財の投入も検討すべきなんて声も上がっている。原発賠償機構(仮称)なんて怪しげな組織を作って、結局は電気料金値上げを原資にして賠償していこうという、東電に大甘な経産省のシナリオオがあるんだから、私財投入は当たり前でしょうね。国民にツケ回して、東電という組織は安泰じゃ、納得いかんもんな。

 さて、昨日は政府と東電の共同会見があったけど、実は同じ時間に外国人記者向けの会見も行われていた。ところが、出席者が一人もいなかったんだってさ。笑っちまうね。誰もいない会場に向かって、「何か質問ありませんか?」ってのもマヌケな話だが、自由報道協会が伝えるところによれば、「日本の官邸での発表が外国メディアにとって取材する必要すら感じないほど、空疎なものになっていることは間違いない」ということらしい。いやはや、世界からも見放されちゃったってことか。

 で、共同会見の方はというと、モナ細野君がなにやら気張っていたようだけど、ここにいたってようやく放射性物質の拡散予測図が公表されることになった。「実際の数値との整合性などの問題があった」なんて言い訳してたけど、実際は情報隠蔽している場合じゃないほど、深刻な状況になってきたんじゃないのかね。つまり、情報公開するから、自主的判断でよろしくね、ってことなんじゃないの。ま、そうでないことを祈るばかりだ。

 ところで、福島第一原発の(人災)事故以来、電力9社の原発に非常電源が新たに配備されたのだが、実は、それでも原子炉を安定した停止状態にすることはできないことがわかった、と東京新聞が報じている。「容量が小さく、原子炉を冷却する装置を一部しか動かせないのが理由」で、「地震後の福島第一原発と同様に、非常用発電機が使えない場合には代替電源がないという状況は事実上、改善されていない」のだとか。

 大容量電源が確保できるのは、「2012年度初め」(九州電力)とか、「2年程度」(北陸電力)とか、悠長なこと言ってるけど、原子力村の住人ってのは、なんとも危機意識の鈍感な人々の集まりなんですね。おそらく、これまでノラリクラリとやってきたんだろうね。いつ来るかわからない大地震のためにかける手間も経費もありません、てな具合にのんきな父さんしてきたんだと思う。で、挙句に大惨事引き起こしておいて、まったく反省なしだもんな。こんな人たちに原子力任せておいていいわきゃない。こうなったら、電力会社の幹部連中は、原発に隣接した地域への居住を義務づけるしかないんじゃないの。そうすりゃ、少しは真剣に物事考えるようになるのでは・・・赤坂の高層マンションでふんぞり返ってる鉄面皮社長と蛙の面に小便の会長なんか、まっさきに転居したらどうでしょう。。

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2011年4月25日 (月)

首都東京から脱原発の声を・・・。

 本日は、スーちゃの告別式。昨日は通夜の映像を見ながら、つい涙ぐんじまった。もうちょっと落ち着いたら、キャンディーズ・さよならコンサートの秘蔵ビデオの鑑賞会でもやるか。

 さて、今朝はもうひとつ訃報が。東京オリオンズ(現在のロッテですね)のエースだった成田投手が亡くなった。彼はわが地元の修徳高校が初めて夏の甲子園に出場した時のエースで、東京オリンピックの年のこと。まだ東京地区が東西に分かれていない時代で、甲子園に出るためには確か7~8試合こなさなくてはいけなかったと思う。当然甲子園では疲れもピークで、初戦敗退。1回から満塁のピンチで、それでも歯をくいしばって投げぬいた成田の雄姿は中学生の僕にはそれは眩しいものだった。スーちゃんも若かったけど、成田も逝くには若すぎる・・・お二人に合掌。

 さて、今日から原発会見が一本化される。原子力安全・(不)安院の御髪疑惑の西山君によれば、「メディアにふさわしい方に聞いていただきたいと考えている」なんだとか。ははは、ようするに御用記者クラブ中心の会見にしますからってことね、なんとまあわかりやすいこと。白昼堂々と言論統制まがいのことが起きてるってのに、マスメディアは爪のアカほども報じない。ま、もともと共犯者なんだから、いまさら何言っても始まらんけど、恥を知れ!!

 ところで、統一地方選は、案の定、民主党の大惨敗。こんな結果になっても、おそらく誰一人責任とらないんだろうな、ヘタレ民主は。民主党が負けようがどうしようどうでもいいけど、個人的には世田谷区長選の保坂君の勝利は正直ホッとした。なんといっても、相手は裏切り者の花輪だからね。いやいや、胸のつかえが少しは降りた。なによりも、脱原発で当選したことは大きな意味がある。全国的に原発の当事者である地域は、今回の選挙で共生の道を選択した所が多いだけに、首都東京から脱原発の声を上げていくことはとても重要なことなのだ。なんといっても、福島原発は東京のためにあったんだからね。それはともかく、今後も裏切り者の小僧の動向は、しっかりチェックしておこう。

 残念だったのは、国立市長選。住基ネット接続拒否していた現職が、接続推進の新人に負けちまった。同じく、接続拒否の矢祭町は現職の町長が当選で、明暗を分けてしまった。国立市長に当選した新人は、「即接続の準備に入る」と意気込んでいるけど、反対派が主張している重大な情報漏洩があった時は誰が責任とってくれるんだろう。原発が地震にも安全という前提で建設されながらも実際は(人災)事故が起こっちまった。住基ネットも情報漏れがないということが前提になってるけど、その根拠はかなり希薄なんだよね。「便利さ」とその裏にひそむ「危険性」を秤にかけての選挙結果とはとうてい思えないんだけど・・・バカボンのパパだって、これでいいのだ、とはとても言えないに違いない。

  

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2011年4月24日 (日)

増税は政官財の火事場ドロボー的策謀。

 東日本大震災から40日以上経つというのに仮設住宅の建設は遅々として進まず、避難所に使われている学校の体育館や公共施設もさまざまな理由で閉鎖の動きが出ている。東京では武道館とビッグサイトの避難所が今日にも閉鎖されるそうな。URの公団住宅や公務員宿舎の空き部屋を開放するって話はどうなったんだろう。パチンコやめろとか自販機撤去しろとか、うざいパフォーマンスする暇あったら、避難住民の支援にもっと知恵を働かせてほしいものだ。もっとも、知恵があったらの話だけど。

 ところで、東日本大震災は、東北の民俗芸能の存続にも暗い影を落としているようなのだが、そのなかに「相馬野馬追」がある。その名の通り、この行事には馬が重要な役割を担っているのだが、わかっているだけども80頭が犠牲になったのだとか。実は、もうずいぶん前のことなのだが、競馬仲間と一口馬主をしていた時があって、その時の馬が3戦走った後に引退して、「相馬野馬追」の馬として余生を送っていたのだ。シルキーキャロルという名前の牝馬で、武豊が乗って未勝利戦で3着したこともあった。それを最後に相馬に転厩したのだが、健在なら20歳にはなっている高齢だから、震災前に天寿を全うしたかもしれない。とは思うのだが、80頭のなかにいたとしたら・・・合掌。

 さて、昨日は、2回目となる復興構想会議が開かれた。「復興税」でちょいともめたそうだが、「そもそも復興財源は政府で検討すべき」という岩手県知事の達増君の意見が正しい。そもそも、財源の話なんてのは、復興策の青写真があってからのことであって、何も決まらないうちから増税論がかまびすしく論じられるのは本末転倒もはなはだしい。

 マスメディアなんかこぞって、増税もやむなしという世論を煽っているけど、今朝の東京新聞は社説でそうした動きに疑問を投げかけている。たとえば、

(これより引用)

 増税論者が持ち出す理由に「被災地の負担を分かち合うべきだ」という論もある。それなら増税ではなく、寄付を促せばいい。
 家計や企業が被災地に寄付した場合、所得税や法人税から寄付分を税額控除する。政府に頼まなければ支援できないわけではない。「自分で直接支援したい」という志を応援する政策になります。

(引用終わり)

 といった具合にとても素朴な疑問符を投げかけているところなんざ、どこぞの傲岸不遜なアジテーションまがいの社説に比べて、なんとまあ慎み深いことでしょう。さらに、「時限増税」もとんだまやかしだと嘆いてくれる。

(こりより引用)

 「三年間の時限増税」という話もどうなるか。もともと財務省は財政再建のために増税を目指してきたのですから三年たったら「今度は社会保障財源に」となるのは目に見えています。

 (中略)

 社会保障制度の抜本改革も避けて通れません。つまり増税は大震災のどさくさ紛れに持ち出すような話ではないのです。

(引用終わり)

 そうなんだよね、「どさくさ紛れに持ち出すような話ではない」ことって、コンピュータ監視法やらなにやら、他にもたくさんあるからね。ようするに、政治家や官僚は、大震災を口実にして、やりたい放題始めたってことなのだ。社説の最後は、「霞が関や金融機関の都合が優先しているのです。菅政権の足元が弱っているのを霞が関が見透かしているのでしょう。ここは野党もしっかり監視すべき局面です」と締めくくられているが、最大野党の自民党こそ、原発推進イケイケレドドンで今日の大惨事を招いた元凶なんだからね。ようするに与野党ともに同じ穴のムジナってのが日本の悲劇なのだと嘆息する日曜日なのであった。

【くろねこの競馬予想】

本日は牡馬クラシック第一弾の皐月賞。今年の肝は何と言っても、23年ぶりに東京コースで行われるということ。変則ローテーションもあって、ただでさえ難解なレースがよりいっそう波乱含みとなった。で、少なくとも東京コースを苦にしない馬が中心。さらに、開幕週で内枠断然有利も見逃せない。おそらく、4コーナー回って、大外をぶん回してきたのでは上がり32秒の鬼脚を発揮しない限りは届かない。そこで浮上するのが人気の一角であっても3枠5番という絶好の枠をひいたナカヤマナイト。東京コースは3戦2勝、2着1回というパーフェクトな戦績。未勝利を勝って以来、連をはずさないという安定感も強み。相手には、これも好枠のサダムパテック。その他は、ステラロッサ、オルフェーブル。穴なら内枠を利してラチ沿いをスルスルと抜け出したときのダノンバラードに若葉ステークスのタイムが優秀なカフナか。

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2011年4月23日 (土)

地熱発電ってかなり有望らしい。

 久々に朝から荒れ模様の天気。我が家のドラ猫もこの天気にはいさささかウンザリのご様子で、おかげで起きろコールも今朝はなく穏やかな目覚めとなった。なにせ、このところ毎朝5時過ぎにはニャーニャーと起きろコールがすさまじかったもので、すっかり朝寝しちまった次第。とここまで書いたところで、陽が射してきたけど天気予報はまたしてもハズレか@@

 ところで、環境省が発電可能電力調査なるものを実施したところ、「風力や地熱、水力発電などの再生可能エネルギーの利用の可能性について、東北地方(新潟県を含む)では、火力や原子力などによる現行の発電量を上回る潜在力がある」(東京新聞より)という結果になったそうな。

 そもそも、再生可能エネルギーの中でも地熱発電の潜在能力ってのは、日本はアメリカ、インドネシアについで世界3位と言われている。現在の日本における地熱発電は、およそ54万キロワットで、総発電設備容量のわずか0.2%にしかすぎないけれど、その可能性については大いに期待されていたのだ。それが、エネルギー政策が原発推進に舵を切られてからというもの、その大いなる可能性はすっかり忘れられちゃってたんですね。原発こそが未来のエネルギーという政官財のプロパガンダにまんまと乗せられちゃったわけ。

 福島第一原発の(人災)事故は、そうしたプロパガンダの呪縛から脱却する絶好の機会だと思うのだけど、その意味では環境省の発電可能電力調査ってのはなかなか意味も意義もあるものなのだ。大事なのは、こうした原発からの脱却という動きを止めないことなんだけど、世論調査の結果を見ると事はそんなに単純には行きそうもない。世界47ケ国と地域を対象にした世論調査では、原発賛成49%、原発反対43%という結果が出ている。東日本大震災前に比べれば原発賛成が8ポイント下がっているとはいうものの、ほぼ賛成・反対が拮抗している。チェルノブイリ並みかそれ以上の大惨事が起きているというのにこの結果だもんね。国内の世論調査の結果も似たようなもんで、大惨事の真っ最中だというのに、それでも原発は安全だというプロパガンダが続いているという現状もあるし、計画停電しないと夏場の電力がもたないぞなんていう脅しまがいのプロパガンダが功を奏したりして、それをシンプルに受け止める国民がいるってこと。

 いま必要なことは、一度立ち止まってエネルギー問題と向き合うことなんじゃなかろうか。少なくとも、原発の安全神話は崩壊したわけで、事が起こってからでは取り返しがつかないことがハッキリしたんだから、地熱や風力、水力といった再生可能エネルギーについてもっと掘り下げて議論すべき時期にきてるのは明らかでありましょう。原子力がなければエネルギー問題で日本は立ち行かなくなるなんてのは真っ赤な嘘で、原子力はあくまでも再生可能エネルギーを含めた選択肢のひとつにしか過ぎなかったんだから・・・。原子力を選択したのは自民党と財界の都合だったんでしょうね、きっと。

 今現在、原発がまかなっている電力は全体の25%ほど。2050年頃には、省エネなどの技術革新により現在の総電力使用量の20~30%は削減できるという説もある。ということは、原発でまかなっている分は軽くクリアしていることになる。それに加えて地熱発電などの再生可能エネルギーの開発をこれから40年のスパンで推し進めていけば、エネルギー問題はかなりの確率で解決できるんじゃないの。

 原発がなければ夜も日も明けぬってのは、利権まみれの原子力村の住人どものたわ言なんだと強く思う今日この頃なのだ。

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2011年4月22日 (金)

子供たちの被爆量が心配だ。

 昨日のスッカラ菅君は、ノコノコと福島の避難所に出かけたあげくに、被災者に罵声浴びせられちゃって、、被災地を訪問してあれほど罵られた総理ってのもそうそういないんじゃなかろうか。それだけ、不満がたまりにたまっていてるわけで、「政治家もここで生活してみたら」っていう被災者の言葉にただうなだれるばかりのスッカラ菅君は実に哀れであった。ま、これも自業自得ってこと。

 ところで、被災地でも新学期が始まっているわけだが、福島県内の子供たちの被爆量が心配だ。19日には、福島県内の児童生徒の年間被爆線量の暫定基準値が20ミリシーベルトと通知されたが、こんな高い基準値で子供たちの健康が守れるのだろうか。一般人の被爆基準が年1ミリシーベルトだってのに、なんの根拠があって20 ミリシーベルトになったのだろう。「暫定基準の決定プロセスが不透明」と東京新聞の「ニュースの追跡」も伝えているし、中部大学の武田教授も、自身のブログで、「大人は子供たちを被ばくさせたがっている・・・」と一貫して警鐘を鳴らしている。

 被爆が怖いのは、なんといっても晩発障害という点にあるわけで、今なんともないからって子供たちの将来が安全とは誰にも言えない。だいたい、安全なら、なんで屋内で遊ぶのを控えなくちゃならないんだ。「家族が自分たちの力で子供を守れ、って言われてるようなもの」と被災者が訴えていたが、これってあの「自主的避難」とそっくりのやり口だよね。本来なら、今のうちに子供たちだけでも安全な地域に疎開させるべきなのだ。そうでないなら、どうぞ文科省のお役人たちは自分の子供を福島の学校に転校させて安全を証明したらいかが。

 東京新聞は、「子供を見捨てるのか」と刺激な見出しでこの件を伝えているけど、実際にスッカラ菅政権のやってることはその言葉通りのことなんだよね。「借金してでも子供を避難させます」ってTVのインタビューにコメントしていたお母さんがいたけど、政党助成金を吐き出せば子供たちの疎開にかかる財源なんて簡単に捻出できると思うけどね。それとも、お金の問題じゃなくて、安全だって言い続けた自分たちの面子が大事で、それと引き換えに子供たちを見捨てようとしているんじゃないだろうねえ。

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2011年4月21日 (木)

財源ないって言いながら、濡れ手で粟の80億!

 酒気帯び親方の処分が10年平年寄りで昇進なしとはねえ。なんとまあ、ユルフンな裁定でありましょう。こんなのは痛くもかゆくもないでしょう。親方という一番おいしい立場は守られたわけなんだから。酒気帯びってのはただの交通違反とは違うんだよね。車ってのは歩行者にとってみれば凶器かなわけで、酒飲んで運転するってのは歩行者天国で刃物振り回すのと同じくらい危険なことなのだ。「二度とないように指導者として一から修行する」なんてとぼけたコメントしてるけど、そもそも指導者失格なんだからさ、コメント自体おこがましい。せめて、部屋は協会預かり、3年間は理事長付きの付け人、くらいの処分があっても当然だと思うけど。

 ところで、東京新聞の「筆洗い」が、福島第一原発の作業員の過酷な状況について改めて書いていた。それによれば、作業員の中には睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者さんもいて、そのいびきで他の作業員が眠れないという状況があるのだとか。拙ブログでも、「福島第一原発の作業現場はタコ部屋か!?」で現場の過酷さを紹介したけど、その時から作業環境はまったく改善されてないことに改めて驚いた次第。政府も東電も何を考えているんだろう。作業現場の環境改善なくして、原発と戦うことなんかできやしないのに。現場を疲弊させてどうする。

 それにしても、被災地対策も含めてスッカラ菅君たちのやることってのは、なんとまあ貧弱な政策ばかりなのだろう。で、明日の午前0時に20キロ圏内を警戒区域に指定するんだとか。おいおい、いまになって強制避難かい。こんなことはハナっからわかってたことで、最初に避難指示を出して、具体的な援助方針を立てていれば、おそらく粛々と住民は避難したんだと思う。それが、当初は安全の大合唱で、なんの対策もとらなかったんだから、いまになって強制的に避難しろって言われても、そりゃ聞けませんわ、てのが住民感情というものではなかろうか。まったくといっていいほど、被災者への配慮にきめ細かさがないんだよね。

 そのくせ、自分たちには大甘で、政党助成金が約80億円も支給された。復興資金の財源がないからって増税まで言い出しておいて、自分たちは濡れ手で粟の80億とはねえ。社民党はどうするんだろう。だんまり決め込んで、ポッポに入れちゃうん・・・だろうな。ドサクサにまぎれて「コンピュータ監視法」を閣議決定したり、トモダチ作戦で沖縄の基地問題をなし崩しにしようとしたり、大震災を口実にめちゃくちゃやってる政治家たちは、本当にロクでもないと怒り心頭のくろねこであった。

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2011年4月20日 (水)

増税の前に公務員改革ありきが筋というもの。

 賭博、八百長ときて、今度は酒気帯び運転だってさ。これで国技か、笑わせるね。この時期になんてこったい、と理事長は嘆いたそうだが、ま、お部屋取り潰しってのが妥当なところじゃないの。なんといっても、服装の乱れは心の乱れのお手本、把瑠都の親方だからね。「人間的にもっと修行したい」って言ってるようだけど、ならばお部屋取り潰しの前に自主的に親方株返上して、褌担ぎから始めるこった。

 ところで、怒涛のごとく増税論が噴出している。マスメディアはここを先途と世論調査で増税もやむなしの世論を煽っている。期間限定の消費税アップだなんて声も聞こえるけど、消費税の仕組みを考えたらおそらく中小・零細企業にしわ寄せがいって、消費税滞納額はますます大きくなるどころか、倒産も相次ぐんじゃなかろうか。消費税なんてものは中小・零細企業では商品に上乗せすることはなかなか出来るものじゃない。大企業からは消費税分をカットしろと責められるし、実質値上げになるから小売店はそうそうアップ分を価格に乗っけることはできない。で、結局は泣き寝入りってことになるんだよね。

 大企業はいいですよ。特に輸出大企業なんかは消費税還付されてるわけで、上位10社への還付金は6000億円を超えている。そりゃあ、財界は消費税アップを歓迎するわけです。だから、一貫して消費税アップに賛成してきたわけで、今回は大震災からの復興という口実があるもんだから、国民も反対しにくいって読んでるってこと。ムーミンパパのなりそこない海江田君の「国の支援というのは、最終的には国民の負担でありますから、国民の負担を税という形なのか、電力料金という形なのか」という賠償問題に絡んだ発言も、増税論としっかり結びついているんだね。

 ようするに、取りやすいところ取るっていうことなんだけど、公務員の給与カットや天下りの根絶といった公務員改革はどこ行っちゃったんだろう。大震災を口実にするなら、それこそ大胆な公務員改革の絶好のチャンスだと思うけどね。増税の前にまずは公務員改革ありきが筋なんじゃないの。被災地の地方議員の中には、被災者ほったらかして自分はちゃっかり避難しちゃったって輩もいるようだからね。滅私奉公ってのは、福島第一原発の作業員に課すことではなくて、公務員こそが本来自覚すべきことなんだと思う今日このころなのであった。

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2011年4月19日 (火)

起こってからではもう遅い・・・浜岡原発を停めてくれ。

 いまさらのように、原子力安全・(不)安院が、福島第一原発の1~3号機で「溶融」が起きていたことを認めた。メルトダウンにはなっていないと言い募っているが、おそらく紙一重の状態で踏ん張っているってところなんだろうね。東電が海外向けに公開している映像や画像を見れば、尋常ならざる状況であることはひと目でわかる。こうした映像や画像は、日本語ページでは非公開ってのがなんとも舐めた話なんだが・・・。

TEPCO News

 ところで、3年限定で消費税を3%上げようという動きがあるようだ。被災地復興という大義名分の前には、増税もやむなしってことなんだろうけど、本当にそうなのかなあ。かつて、消費税が5%になった時には、せっかくの景気上向傾向にブレーキがかかっちゃって、税収だって落ち込んだんだからね。財務省が描く机上の計算通りにはいかないってこと。当時の総理大臣はポマードおじさんの橋龍だったけど、晩年には消費税アップは愚策だったと回顧しているくらいだ。ま、それでも能天気なスッカラ菅君はここを先途と増税路線を突っ走るようだけど、この頓馬を羽交い絞めにして押さえ込める奴はいないのかねえ。

 その頓馬なスッカラ菅君は、衆議院予算委員会で、「従来の先入観を一度すべて白紙に戻し、なぜこういう事が起きたのか、徹底的に根本から検証する必要がある」とのたまったそうな。その言や良しとしてやるから、早速のところすべての原発をいったん停止するくらいの決意を見せてほしいものだ。せめて、喫緊の危険性大であるところの浜岡原発をどうにかしなさい。余震とはとうてい思えない大きな揺れが続いてるんだから、今日にも浜岡原発の真下で活断層が動き出してもおかしくないんだからね。とにかく起こってからではもう遅い・・・それが原発の怖さなんだから。

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2011年4月18日 (月)

大甘な泥縄の事故処理工程表。

 昨日は一日がかりでどうにかこうにか新しいPCのセッティングを一定程度完了。とりあえず、仕事に支障のないところまではこぎつけた。それにしても、噂では聞いていたけど、Win7もIE8も、なんとまあ使い勝手の悪いこと。ツールバーなんか隠してどうするんた。ファィルの並び方もわけわかんないし、ま、慣れってこともあるんだろうけど、ハッキリ言って改悪だね、これは。

 さてさて、東電が福島第一原発の(人災)事故処理の工程表を発表した。6~9ケ月で「冷温停止状態」にもっていくんだとか。いやあ、大甘もいいところだ。チェルノブイリも真っ青のレベル7という大惨事なんだよ。1年以内に事故処理の見通しなんて立たないだろうことはシロートでもわかろうというものだ。ようするに、被災者の「いつになったら帰れるんだ」という声を無視できなくなって、泥縄で作ったんだろうね。きっと、「うれしがらせて、泣かせて消えた」(ははは、古いね)ってことになるよ、きっと。早くも、東電幹部は人事刷新てことで敵前逃亡画策しているようだからね。

 そもそも、こんな大甘な工程表を、政府はどう見てるんだろうねえ。事ここに至っても、事故処理を東電に丸投げしている政府ってのは、何を考えてるんでしょう。放射能汚染水を故意に海に流したってことは、最早、福島第一原発の(人災)事故は国際的な問題なんであって、東電という一民間企業にまかせている場合じゃないんだよね。

 「20年は住めない」発言が問題になっているけど、これってけっこう核心をついていると思う。参与とかいう左翼崩れのオヤジがポロっと洩らしちゃったから大事になってるけど、実は誰もが薄々とそう感じているんじゃないだろうか。おそらく、そうした認識を皆が共有することが、今後の避難計画や事故処理の工程表を考える上で重要なファクターになるはず。その意味では、スッカラ菅君の認識は正しいといえる。

 ようは、そうした認識をリーダーシップを発揮して国民に説明できるかどうかだったんだけど、スッカラ菅君は発言を否定するというアホなことしちゃったからね。自分なりの現状認識を素直に表明していれば、強いリーダーとして評価されたかもしれないのに、どこまでもKYな政治家だこと、やれやれ。

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2011年4月17日 (日)

原発推進学者の懺悔にちょいと違和感。

 待ちに待った新しいPCが昨日届く。この半年というもの、これまでのPCをなだめすかしつつ使ってきたのだが、あまりのわがままぶりに耐え切れず、ついにお払い箱にすることにしたのだ。というわけで、今日は一日がかりでPCのセッティング。これはこれで大変なんだけど・・・。

 ところで、10日のエントリーで、原子力村の人々について、「自分たちの家族は避難させたりしてないだろうねえ」と書いたのだが、どうやら政府の参謀長が家族を海外に避難させていたらしい。福耳猪八戒・枝野君の家族であります。シンガポールに行っていることがばれちゃったんだけど、家族旅行っていうコメントは、言い訳としてもいただけない。そもそも、こんな時期に家族旅行で海外に出かけているとしたら、そのこと自体が問題でしょう。もうちょっと気の利いた言い訳ってなかったのかねえ。

 それにしても、「安全、安全」ってなんとかのひとつ覚えみたいに口走っていた張本人が家族を海外に避難させていたとあっちゃ、洒落にもならんだろう。これって株でいえばインサイダー取引みたいなもんで、こりゃ、福島第一原発は相当深刻ってことを証明しちゃったようなもんだ。「ノブレス・オブリッジ」の精神は、この国の権力者にはカケラほどもないんだね、だめだ、こりゃ。

 江川紹子さんがツイッターで、「電力会社が考える原発の立地条件は第一に政治的地盤が強く、経済的地盤が弱く、自然環境的地盤はその後」とつぶやいていたが、ようするに建てちまえばこっちのもんてな具合だったんだろうね。2002年と2004年の評価報告書で、東電が「水素爆発を考慮する必要がない」と判断していたことがバレちゃったようだけど、ようするにいかに原子力で儲けるかということばかり考えてきたということ。なによりも、コスト優先。コストを抑えるためには安全性なんかに考慮している暇はないってわけだ。

 東大閥の東電にあって、慶応出の鉄面皮社長が出世できたのも、資材部長としてコスト削減に血眼になったおかげなんだよね。「コカトカッター」という異名をとったってんだから、下請けを搾りに搾って東電をボロ儲けさせてきたわけだ。そんなのが社長だもん、「安全性への配慮」なんてものは頭の片隅にもなかったのは容易に想像がつく。

 ま、そうした危機管理能力のなさってのは原子力村の住人の特長のようで、原子力安全委員会が「緊急助言組織」の専門家を原発(人災)事故後も現地派遣していなかったのだとか。なかには、召集されるのを待っていた助言組織の委員もいるっていうけど、専門家の現地派遣は、原発事故に対処する国の防災基本方針で定められているそうだから、明らかに危機意識が希薄だったってこと。ようするに、原子力利権を食い散らかしたあげくの大惨事ってわけで、今度は廃炉で儲けようって算段してる最中なんだろうね。

 このところ、原発推進学者が次々懺悔 してるけど、原発を見直して自然エネルギーへの転換を図ろうという意見がどこからも聞こえこないのは不思議なもんですな。懺悔するなら、そのくらいドラスティックな発想の転換をしてくれなくっちゃね。謝ってすむんなら警察いらないんだからさ。

【くろねこの競馬予想】

マイルのG1安田記念を見据えた重要なレースが、本日のマイラーズC。なかなかのメンバーが揃って、さすがG2らしいレースとなりそうだ。人気のゴールスキーは、ここを勝たないと賞金的に安田記念の出走が微妙なだけにメイチであることは間違いない。でも、そういう時こそ足をすくわれたりするのが競馬というもの。で、本命はリーチザクラウン。前走は後方一気で3着まで押し上げ、折り合いに新境地が見えてきただけに2連覇濃厚か。相手にはゴールスキー、スマイルジャック。けっこう人気がないのでアパハネもおさえに。

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2011年4月16日 (土)

原子力関連法人に眠る3兆円とは・・・!?

 昨日、東京では久しぶりに大きな揺れがなかったが、どうもこのところの余震続きで、すっかり地震酔いがぶり返してしまった。こうしてブログを書いている今も身体がなんとなく揺れているのであります。

 さて、テレ朝の『朝まで生テレビ』で「射能ではまだ誰も死んでいない」てなクズ発言して大顰蹙を買った大きなお鼻の勝間女史。さすがにまずいと思ったんでしょうね、「原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示」なる文章を発表した。ようするに、データ的には間違ってないんだけど、ちょいと被災者感情逆撫でしちゃったようですまんこってす、ってことなんだけど、ついでに今後の電力行政に関する提案なんかしちゃってるところが嫌らしいところだ。ま、意地悪く言えば、お詫びよりも提案の方が言いたかったんじゃないの。もっとも、提案とは小賢しい限りで、ようするに広告代理店がやりそうな浅薄なプレゼンといったところで、インテリジェスのカケラもないのが笑える。

 こんなお詫び出す前に、中部電力をヨイショしていただいたギャラを、まずは拠出するこったよ。聞くところによれば、電力会社の喜ぶコメントするだけで500万くらい貰えるそうだからね。これって、おいしすぎるオファーだもんな。ポリシーのない自称文化人やタレントなんかがひょいひょい乗っちゃうわけだ。「誰も通らない裏道」さんが紹介していたけど、マルチライターの玉木正之さんは、「言い分を曲げなくて(ギャラの魅力に負けなくて)良かったとつくづく思う」とブログに書いたそうな。こういう人もいるんだからね、お仕事だから仕方なかったのなんてことは言わせませんよ、マッチョ草野君も、浅草キッドも、北村弁護士も、楽天星野君もね。

 東北大震災、そして福島第一原発の(人災)事故以来、マスメディアは大本営発表を垂れ流し続けているけど、そんな大政翼賛的流れのなかにあって、東京新聞の気合の入った報道は、ひときわ異彩を放っている。今日もやってくれてます。「ニュースの追跡」では、「原子力関連法人に巨額積立金」というタイトルで、「眠る3兆円で賠償を」と東電に迫っている。確か、JA福島中央会の抗議に対して、東電の鉄面皮社長は、「原子力損害賠償法に則って、最大限の賠償を」てなことをしゃあしゃあとのたまってたけど、つまりは「原子力賠償法」で定められた範囲内でしかやりませんよって腹なんだね。

 賠償費用の捻出に関しては、リストラや役員報酬カットなんてことも言ってるけど、そんなことは世間体を取り繕ってるだけで、最後は国にどうにかしてもらおって魂胆なんだね。つまりは、税金使おうってこと。同時に、電気料金値上げなんてことも画策している。そんな現状に、東京新聞が怒りの鉄槌をくだしたのが「ニュースの追跡」というわけだ。

 記事によれば、3兆円の積立金を持っているのは、「原子力環境整備促進・資金管理センター」という公益財団法人とか。「放射性廃棄物の処理・処分に関する研究を目的に、1976年に設立された」という。ここに、電力会社から金が集まっていて、その積み立て金額の合計が3兆円を超えているらしい。役員は10人のうち8人が原子力関係の財団や研究機関の「原子力村」出身者というから、典型的な天下り天国で、ごまめのはぎしり・河野君もブログで、「法律を変えれば、この積立金を福島原発の賠償に使うことができる。電気料金の値上げなどを大臣が口走る前にやれることはたくさんある」と言及しているそうな。

 政府も東電も原子力村のお歴々も、福島第一原発の(人災)事故では多くの情報を隠蔽してきたけど、それはパニックが起きるからなんてのはおためごかしもいいとこで、つまりは原子力マフィアの既得権益を死守するためってのが真相なんじゃなかろうか・・・こんなことは民主党だけでできることではなくて、自民党を中心にこれまで原発推進に躍起になってきた勢力がみんな結託してやってることなんだろうね。東電がいけしゃあしゃあとしているのも、むべなるかななのだ。

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2011年4月15日 (金)

お通夜というのに気分は同窓会。

 東日本大震災の「復興構想会議」の初会合があった。それにしても、ちょいと人数多すぎやしませんかねえ。16人もいたらひとりひとりが発言しただけでも相当な時間がかかるわけで、具体的な構想にはなかなか入れないんじゃないかねえ。スッカラ菅君の「原発に関しては言及しないように」なんてお馬鹿発言に、早くも異論続出する始末だもんね。船頭多くしてなんとやらにならなければいいけどね。

 なんでも、復興構想会議は原則非公開らしいのだが、ちょいと待ってだね。議長である防衛大学学長なんか、ハナっから震災復興税なんてことを言い出しているし、ただでさえ数兆円はかかるという復興費を狙って大手ゼネコンや族議員が暗躍しているのは確実なんだから、非公開ってのはどうも胡散臭い。おそらく、予算の分捕り合戦みたいなことも起きるだろうということを想定しての非公開じゃないのかしらん・・・いつもの妄想ですが。それにしても、復興会議議長が震災復興税に言及するってのは、どんな権利があってのことなのだろう。越権行為じゃないのかねえ。

 なんにしても、震災の復興ってのは、これからの日本の国づくりにも大きな影響を及ぼすはずなんだから、原則公開が当たり前なんであって、できればしっかりとTV中継してほしいものだ。

 ところで、昨夜は12日に亡くなったブルータス時代の編集者仲間のお通夜で三浦半島の先端、マグロで有名な三崎口まで遠征の旅。我が家からだと京成、都営浅草線、京急と乗り入れているので、運よく三崎口行きが来れば乗り換えなしで行ける。それでも、2時間弱は電車に揺られなくてはいけないので、ちょっとした小旅行気分で出かける。間の悪いことに品川乗換えとなってしまったが、ここで偶然にもブルータスのフリー編集者の頭領であるところのTHさんとバッタリ。おかげで、車中では原発がどうたらこうたらと話に花が咲き、退屈することなく三崎口に到着。

 しかし、通夜が行われる寺までは、ここからバスに乗らなくてはいけない。いやあ、さすがに遠いっすねと話していると、これも編集仲間のTTさんがひょっこりと現われる。で、なんだかんだでバスに揺られること20分。ようやく寺に到着。ここからは、千客万来、友遠方より来る、てな騒ぎで、お通夜だというのに気分はもはや同窓会。

 一通りお焼香も済ませ、さて、どうしよう。なんといっても三崎口にいたのではちょいと一杯もままならない。かといって、鎌倉当たりに住んでいる酔狂な仲間もいるので、東京まで戻っちまうのも可哀相ということで、総勢15名のオヤジ、オバサンたちは横浜に足を向けたのであった。三崎口から横浜までだって、小1時間はかかるわけで、車中はまさに修学旅行の夜汽車さながら。缶ビールでもあったひにゃ、確実に宴会が始まっていただろう。

 結局、横浜の居酒屋に15名のオヤジとオバサンが落ち着いたのは、8時もすでに大きく回ったところ。ここからの盛り上がりは、まるでかつての入稿が終わった後の飲み会ってな雰囲気で、かなりレトロな気分で怒涛の如く世が更けていったのであった。

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2011年4月14日 (木)

元技術者が語る原発のアンビリバボーな建設現場の実態!

 昨夜は仕事仲間との定例飲み会で渋谷へ。思えば、先月の大震災の日以来の渋谷遠征ではあった。自粛ムードもなんのその、居酒屋はそれなりの盛況で、久しぶりにストレス解消の一夜で、甘露、甘露。

 さて、鉄面皮・東電社長の記者会見は、「適切に対応できた」「ベストを尽くした」のオンパレードで、文字通り「蛙の面に小便」のオレ様会見だった。ま、「ベストを尽くした」あげくに、レベル7の大惨事なんだから、いかに知恵のない会社かってことなんだよね。知恵なき企業が原子力扱っちゃまずいやね。「OOOOに刃物」って、このことか。

 ところで、昨日のエントリーに書いた、ヨルダンへの原発プラント輸出協定は、採決が延期になったようだ。さすがにレベル7に引き上げた直後に採決はまずいんじゃないのとなったらしいが、協定そのものを見直すべきなんじゃないのかねえ。

 で、今朝の東京新聞「こちら特報部」は、、福島第一原発6号機などの建設に携わった元技術者が語る、「原発のずさんな建設現場の実態」。作業員の立ち小便で腐食する原子炉格納容器の鉄板とか放射能まみれの原子炉内壁の水洗いとか、マンションの建築現場じゃあるまいし、なんとも信じ難いエピソードの連続。恐ろしいのは、「現場の業者が、工事ミスをメーカーや東電側に伝えることはほとんどない」ということだ。「本当のことを言えば煙たがられ、次から使ってもらえない。当然、過酷事故につながりかねない欠陥は放置される」のだとか。

 元技術者の方が一番恐れているのが浜岡原発で、杜撰な工事が原因で圧力容器につながる配管が破断し、格納容器内で暴れ回る、通称「タコ踊り」する姿が目に浮かぶと語っている。「国も電力会社も、原発の実態がわかっていない」という声は、おそらく今現在命がけで作業している人たちの叫びでもあるんだろうなあと思うと、なんともやるせなくなってくるのだった。

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2011年4月13日 (水)

とうとうストロンチウムまで検出されちまった。

 昨夜遅くに、ブルータス時代の編集者仲間の訃報が届く。彼とは、イタリア特集で、1ケ月ほど一緒に取材に出かけたことがある。彼は北イタリア、僕は南イタリアに分かれて、最後はローマで合流。帰りの飛行機では二人で飲んだくれたのが昨日のように甦る。今日は、そのブルータスを探し出して思い出に耽ってみるか・・・合掌。

 さて、福島第一原発の(人災)事故は、とうとうレベル7に・・・。ま、そんなことはハナっからわかってたわけで、いまさらってことなんだが、これまでレベル4とか5とかゴタク並べていた御用学者のセンセイ方は頭丸めて閉門蟄居してほしいものだ。で、この期に及んでも、「事故の規模はレベル7になってしまったが、形態、内容はチェルノブイリとは大きく異なる」なんて福耳猪八戒・枝野君は哀れな強弁している。さらに、スッカラ菅君は、「今の段階で(稼働中の原発を)停止させなければいけないとは考えていない」とさ。なんとまぁ、ノーテンキな人たちだろう。「今の段階で」停止させないで、いつ停止させるのかねえ。レベル7の(人災)事故なんだぜ、せめて総点検指示するのがトップの責任ってもんだろうに・・・。

 ようするに危機意識がほぼゼロなんだろうね。だから、原発輪出なんてことも平気でやっちまう。どうやら、今日にもヨルダンへの原発プラント輸出につながる協定が衆議院で可決される。いままさに世界中を震撼させる大事故が起きているというのに、安全性に多くの疑問符がつく商品=原発を売りつけようってんだから、その無神経さにはほとほと呆れる。

 プルトニウムに次いで、今度はストロンチウムまで検出されたというのに、こんなにノーテンキな人々に日本をまかせていいのだろうか。もっとも、じゃ誰がやるのって言われちゃうととんと頭を抱え込んでしまうのだが・・・う~ん、なんとも情けないこった。

 情けないといえば、前田捏造検事に実刑判決が出た。証拠を改竄してまでひとを罪に陥れようとした検事の懲役が、たった1年6ケ月か。早けりゃ、来年早々にも保釈されるかもなんて話も出てる。ま、司法の出来レースなんでしょうね。特別公務員職権濫用罪が適用されなかった時点で予想されていたとはいえ、なんとも物足りない判決だこと。そういえば、検察審査会への我ら謎の市民の会の告発はどうなってるんでしょう。何の連絡もないけど、時間かかりすぎじゃないの。ほとぼり冷めるの待ってるとしたら、大間違いだから、そこのところよろしく。

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2011年4月12日 (火)

「大地震活動期」に突入した日本!?

 呆れ果てた言動などに接した時に使う重宝な言葉に、「ぬけぬけ」というのがある。「あつかましいことを平気な顔でする様子」(岩波国語辞典より)てな意味で、「よくもまあ、ぬけぬけと・・・」なんて具合に使ったりするわけですが、都知事選特需で昨日TVに出まくって、オヤジ自慢を繰り広げていた天気予報士・良純がその典型でありました。親子ですから、オヤジのことを自慢しようがどうしようがカラスの勝手なのだが、やはり都知事とタレントという関係でモノを言うなら、それなりの節度ってのが求められるのは自明のことではないでしょうか。ま、そんなことわかっていて、息子に「ぬけぬけ」とオヤジ自慢を語らせるTV局にも大いに問題はあるのだろうけど、てめえの息子を「余人には代え難し」と「ぬけぬけ」とのたまっちまうオヤジだから、この父にしてこの子ありってことなんでしょうね。

 で、そのオヤジは、選挙から一夜明けて、オリンピックを蒸し返したりしている。ロクな選挙活動もしないくせに、当選したとたんに好き勝手ほざいているようだけど、そんなことよりまずは「我欲の自粛」でもするこったね。

 さて、「ぬけぬけ」といえば、福島にノコノコ出かけて、市民感情を逆撫でしただけで帰ってきた東電の社長を忘れるわけにはいかない。「津波は想定外」なんていまさらのように口走ってたけど、こやつにとっては、想定外続きで気が動転したあげく、3月11日で時間が止まっちゃって、いまだに殿様企業としての東電社長という幻想にすがってるんだろうね。会見を見てて、怒りというよりも哀れを感じた瞬間ではありました。

 もうひとり、「ぬけぬけ」の典型が、経団連会長のこのコメント。「東電(の津波想定)が甘かったのではなく、国の設定する安全基準が甘かった」だってさ。で、原子力損害賠償法の免責事項を引き合いに出して、「(事故の原因は)大規模な天災だ。国が全面支援するのは当然だ」とさ。よくもまあ、ぬけぬけと・・・で、お後がよろしいようで。

 さてさて、昨日からやたら大きな余震が続いている。余震っていうけど、このところの揺れは全部余震ですませていいのだろうか。ついさっきも、大きな揺れがあったけど、なかには長野県北部を震源とするものもあった。太平洋沖ってのなら東日本大震災の余震ってこともうなづけるけど、長野は違うんじゃないの。

 実は、日本は、「大地震活動期」に入ったという説があるのだが、その危険性を5年も前に訴えていたのが神戸大学都市安全研究センターの石橋教授で、2005年には衆議院予算委員会の公聴会で、「原発震災」に強い懸念を示していた。

「全国の原子力発電所の原発震災のリスクというものをきちんと評価してですね、その危険度の高い物から順に段階的に縮小する、必然的に古い物から縮小されるということになると思いますので、そういうことを考えない限り、大変なことが起こって、まあ世界が一斉に救援に来て、同情してくれるでしょうけども、逆に世界中から厳しい非難を浴びるということにも成りかねないわけで、こういうことを急いでやることは日本の責務だろうと思います」(公聴会より)

 石橋教授のこの言葉が現実になっちまったんだよね。つまり、想定外なんてことではけっしてなくて、心ある学者は早くから警鐘を鳴らしてたってこと。

石橋教授の公聴会における講演内容全文

 「大地震活動期」、か。なにやら、「日本沈没」が現実になっきたような・・・。

 最後に、今日は前田捏造検事に判決が出る日。まさか、執行猶予付きなんてことないでしょうねえ。

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2011年4月11日 (月)

都民の選択とはいえ・・・虚しい月曜日。

 「暗い日曜日」ならぬ「暗い月曜日」になってしまった。予想通りとはいえ、なんてこったいなのだ。朝刊の1面を飾る破顔一笑のレイシストを目にした時には、思わず破り捨ててしまうところだった。

 当選早々、「我欲を抑えて生活をつましくする決心をしないと日本はもたない」なんてことを口走ったりしてるけど、後継者にするつもりだった腰抜け松沢君を降ろしてまで出馬した傲慢さこそ「我欲」って言うんだよ。ま、その作戦はまんまと成功したようで、おそらく腰抜け松沢君だったら、元宮崎のセールスマンに負けていただろうからね。

 でも、50%を割った得票率を見れば、もし反石原がひとつにまとまっていれば、落選の憂き目にあっていただろうことは明白。つまり、今回のドサクサ選挙でも、レイシストは勘弁してよって有権者が多くいたことは確かなんだね。それが救いといえば救いか。でも、元宮崎のセールスマンが169万票というのもねえ・・・。

 それにしても、新銀行東京、オリンピック招致で散財して、雇用、医療、福祉はどんどん貧弱になっていってる東京の現実があるわけで、一度は辞めると決意した老人に、果たしてこれからの4年間で何ができるというのたろう。週に3日くらいしか登庁しないという片手間知事が、老害にならないことを祈るばかりだ。

 ところで、東京では原発推進のレイシストが当選したが、原発銀座と呼ばれる福井県の知事選でも原発推進の現職が当選。原発抱えた地域には様々な事情があるとはいえ、、ちょいと虚しい。昨日は、高円寺で15000人も集まった反原発デモがあったけど、マスメディアはどこも報道しない。原発に対するマスメディアの立ち位置が垣間見えるようで、これもまた虚しい月曜の朝なのだった。

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2011年4月10日 (日)

廃炉ビジネスに群がる原子力村の浅ましさ。

 選挙運動自粛したまま、政策論争もなく坦々と投票日を迎えた都知事選。いまさら言っても詮無いことだが、こんなんで選挙やっていいのかねえ。これで選ばれた都知事にどれだけの有効性があるんだろう。なんか納得いかんのだけど・・・。

 今日、スッカラ菅君は、石巻市にお邪魔虫するらしい。ま、石投げられないように注意するこった。ひれにしても、まだまだてんてこ舞いしている被災地に、糊のきいた防災服着てノコノコ出かける暇がよくあるもんだ。こんなことしてるようじゃ、震災を政権延命に利用していると非難されても仕方ないだろうね。

 ところで、今日の東京新聞が報じているのだが、福島第一原発で作業員3名が被曝して千葉の放射線医学総合研究所に搬送される時に、法律で義務づけられている放射線管理要員が動向しなかったのだとか。国の防災計画では、「電力会社などの原子力事業者が被ばくした患者を医療機関に搬送する際、事故や患者の被ばく状況を説明できる専門知識を持ち、汚染拡大防止措置がとれる管理要員を同行させる」ように定められているのだから、明らかな法律違反ってことだね。なにもかもが、杜撰だったんだろうなあ、東電は。

 昨日は、原子力安全・(不)安院が、「全原発の安全対策見直し」をいまさらのように表明したけど、とにかく一刻も早くすべての原発を一時停止して点検することですな。先日の巨大余震では、女川原発や東通原発でも大事な電気系統が故障したわけで、ようするに原発は地震に弱いことがわかっちゃったんだからね。余震というにはあまりにも大きな揺れが頻繁に起きている現状を考えると、今日にも浜岡原発の真下でマニチュード7クラスの地震が起きてもおかしくないんだよ。それにしても、原子力村の方々ってのは、自分たちで煽った「安全神話」の妄想に縛られちゃって、腰が重いことったら。んなことしている間にも、自分たちの家族は避難させたりしてないだろうねえ・・・歳のせいかこのところ疑い深くなってるもんで。

 昨日のエントリーで紹介した、京大助教の小出氏は、再臨界が起きつつあるのではないかと危惧しているようだが、シロートの我が身としてはどこかの副大臣じゃないけど、「神のみぞ知る」とただただ見守ることしかできないのがなんともやるせない・・嗚呼!

 そんな危機的状況にあるというのに、気が早いというかなんというか福島第一原発の廃炉の方法が論議されているらしい。東京新聞によれば、原子炉建設を請け負った東芝や日立にはじまり、アメリカやフランスの企業でも廃炉案が検討されているとか。つまり、廃炉ビジネスであります。なんとまあ、とため息がでちまうけど、ひょっとすると数千億の巨大ビジネスになるというから、そりゃあ原子力村を跋扈する企業が見逃すわけはない。

 東芝はアメリカの企業と組んで、10年で廃炉という構想を東電にプレゼンしたとか。「安全」はそっちのけで、いかにコストを抑えるかで利益を追求した挙句が世界中に放射能を撒き散らすという事故を引き起こしたくせに、今度は廃炉で儲けようってんだから、その厚顔無恥さにはただただ目を見張るばかり。転んでもタダでは起きない浅ましさには恐れ入谷の鬼子母神なのでありました。

 【くろねこの競馬予想】

 しばらく自粛しておりました競馬予想を、本日の桜花賞から再開します。さて、今年の牝馬クラシックは、レーヴディソールで99.99%決まりと思っていたのだが、なんと一週前の追い切りで故障発生。おかげで、大混戦の桜花賞となった。おそらく、一番人気は、阪神JFでレーヴディソールの2着、そして前走のクイーンCを快勝したホエールキャプチャだろうけど、そうスンナリとおさまるかしらん。ディープインパクトの産駒マルセリーナやトレンドハンターという新興勢力に、まだまだ侮れないダンスファンタジアだっている。で、ここは思い切って穴狙い。前走のフィリーズレビューで3着に突っ込み、桜花賞出走の権利をかろうじて獲得したエイシンハーバーから、有力どころへの流しワイド馬券で勝負。

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2011年4月 9日 (土)

「原発の危険性を知らなかった」は、もう通用しない。

 長谷川穂積、TKOで散る。長谷川は負けたとはいえ、昨日のトリプル世界戦は見応えのあるものだった。これぞ、ホクシンク。歴史をつくったサウスポーには、しばらくはゆっくり安んでいただきたい。

 さて、福島第一原発の(人災)事故で日本どころか世界中がパニックになりかけている今、当然のように原発関連の書籍が売れている。大震災前までのワゴンセールですら売れ残っていたことを考えれば隔世の感がある。それだけ、原発に関して危機意識を持つ人が増えた証拠なのだろう。

 原発、特に反原発という視点から書かれた書籍がこんなにも多く出ていたのかと驚くほどだが、つまりはそれだけ原発の怖さ、危険性に対して警鐘を鳴らしていた学者や研究者がいたということなのだ。だから、いまさらのように原発の危険性を知らされていなかったと言うのは、ちょいと筋違いということにる。自らの不明を恥じるしかないんだよね。

 国や東電、そして御用学者が煽った「安全神話」に完全と戦いを挑んだ研究者のひとりに、京都大学の小出裕章助教がいる。今朝の東京新聞の「こちら特報部」は、その小出助教のインタビューで構成されていた。「今回の事故は進行中で、どれだけ被害が広がるか分からない。原発が生み出した電気の利益を全部を投げ出しても足りないだろう。原発はそういうばかげた物だ」という言葉は重い。

 「安全神話」に騙されたという声を聞くけど、そうじゃないんだよね。原発の危険性を訴え続けてきた学者や研究者の警告に耳を傾けようとしなかったってのが本当のところなのだ。だから、今回の原発(人災)事故は、国や東電が責任を問われるのは当然だが、マスメディアも含めてそうした警告に耳をかさなかった側にも大いに責任がある。

 さて、津波は天罰と言い、この期に及んでも原発推進を声高に叫び、新銀行東京を私物化して税金400億をつぎ込み、さらに築地市場移転で大手スーパーなどによる市場流通の乗っ取りを画策するレイシストを、果たして都民は4選させてしまうのだろうか。そうだしたら、その結果責任は支持者にもある。原発と同じで、「知らなかった」「騙されていた」は、もう通用しない。

 ところで、江田五月人形が、地検特捜部が扱う事件の全面可視化を志向するように指示したようだ。「検察の在り方検討会議」の提言が、なんとも煮え切らなかっただけに一歩踏み込んだ感じだ。これには、拍手。もっとも、江田五月人形は、東電の中国接待旅行の団長なんかもしてたことがバレちゃったから、その火の粉を払うためにもここは法務大臣として格好つけとかなくっちゃ、と思ったのかもしれない・・・ははは、ちょっと意地悪に見ればだけど。

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2011年4月 8日 (金)

トドサクサまぎれに総務省が言論封殺!?

 寝入りばなの地震には、ビックリしたなあ、もう。さすがに眠くて、起きる気にはならなかったが、被災地では気が気でなかったろうね。宮城では震度6強というから、相当に揺れたはずだ。なんでも、いっせいに停電になったとかで、真っ暗闇ってのはやるせない。この強い揺れで福島の原発に被害はなかったというけど、薄氷を踏む思いでいたことは間違いない。現場で作業するひとたちの緊張感はおそらく極限にまで達してるはず。アメリカNBCニュースは、「本当に怖いのは・・見えない放射能より、無能な指導者のほうかも知れない」(「ラ・ターシュに魅せられて」さんより)と伝えたそうだが、これこそ現場の作業員の心情かもしれないね。

 さて、大相撲は「技量審査場所」なんていうわけのわかんない場所を開催するとか。八百長問題も、退職金やるからってんで口封じにとりあえず成功したからね。でもって、八百長やりたい放題だった幹部連中はお咎めなし。大震災のドサクサにまぎれて、よくやるわ。

 ドサクサまぎれといえば、総務省が、「東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する電気通信事業者関係団体に対する要請」なんてお達しを出した。つまり、政府が発表していることにタテついたりしたらただじゃおかないよ、という言論封殺まがいのことを始めたってわけだ。お役所のやりそうなこったが、ソフトバンクの孫正義が、「国が流言飛語してんじゃないか。充分な確証無しに『直ちには健康被害無し』も『危険だ』も、どちらも流言飛語になり得る」とツイツターで噛みついた。お説ごもっとも。大震災以来、100億円の寄付といい、原発への鋭い批判といい、孫さん、エライ! 

 「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」とゲーテは喝破したそうだが、御用学者使って流言飛語流したり、頼まれもしないのに被災地に飛んで顰蹙買うスッカラ菅君のイメージがだぶってくるのはくろねこだけだろうか。

 ところで、「義援金配分割合決定委員会」というのが設置された。おいおい、冗談か。「配分割合委員会」って名称もお役所らしいや。腹すかして泣いてる子供の前で、飴玉数えるるようなことして、バッカじゃなかろか。

 最後に、本日の都知事選のテーマは、「新東京銀行」。ずさんな融資で不良債権を積み上げて、赤字だらけにしたあげく、税金400億もつぎ込んで経営者に責任なすりつけた石原慎太郎は、当然のごとく再建支援。ただちに業務停止して撤退は、小池晃。発想は良としつつも、行政がやるべきではないと、売却も視野に入れているのが渡辺美樹。経理内容を精査して、見通しがつかなければ閉鎖すべきなのがドクター中松。「第三者委員会を立ち上げて、維持か、縮小か、法的整理や売却も含めて判断していく」という相も変わらず言語明瞭、意味不明なのが東国原英夫。

 それにしても、元宮崎のセールスマンって、結局のところ何をしたいのか、何をするのか、まったく具体的な意見ってないんだね。東京新聞の世論調査では、それでもレイシストに次いで支持されてるんだとか。都民として、ちょっと恥ずかしくなっちまった。

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2011年4月 7日 (木)

国家と原子力業界の癒着と利権の闇。

 東電の中国接待旅行に江田五月人形がけっこう重要なポストで参加していたらしいね。元週刊現代編集長の元木君や元週刊文春編集長の花田君も嬉々として参加していたようだ。他には、東京・中日新聞、西日本新聞の幹部や毎日新聞の元役員、朝日新聞の元論説主幹などの名前も見える。

 政治家や官僚、マスコミと原子力業界との癒着に関して、今朝の東京新聞の「本音のコラム」で、法政大学の竹田教授が、ちょいと興味深い意見を述べていた。

(これより引用)

 すでに三十年前に原子力は民主主義への脅威だという議論がドイツで行われた。実際、欧州や米国など原発がある所では国家の強力な規制や長期計画があり、政治家や官僚が原発業界に取り込まれている。さらに国家競争という脅迫観念が絡む。原発そのものが国家管理と癒着と利権を呼び込む。国際原子力機関も原子力村国際版と考えた方がよい。

(引用終わり)

 国際原子力機関(IAEA)も原子力マフィアの大きな輪のひとつなんだよね。つまり、原子力業界ってのは、単に電力を供給する私企業の集まりではなくて、ドロドロとした国家の思惑が渦巻く伏魔殿ってことか。おそらく、日本は世界中の原子力マフィアからヘタ打ちやがってと恨まれていることでしょう。ま、東電の社長が精神のバランス崩して入院しちまったって噂も、世界の原子力マフイアの怒りに思いいたせばあり得るかもな。

 ドライベントの実施、計画停電、さらには放射線汚染水の海洋投棄なんて荒業を、なんの相談もなしに勝手に仕掛けてくる東電の傲慢さってのも、原子力業界と権力との癒着、そしてそこに絡む利権という3点セットで考えてみればさもありなんてことなんだね。つまり、東電のやってることって、国のやってることなのだ。ということは、スッカラ菅君が、図式の上ではすべての元凶ってことになる。とはいえ、ここまで原発を推し進めてきたのは自民党なわけだから、その意味ではスッカラ菅君がママチャリ野郎・谷垣君に、「責任を分かち合って欲しい」と迫ったってのは正しいのかも・・・僕ちゃんだけが悪いんじゃないもんて言いたかったんだろうね。

 さて、本日の都知事選のテーマは、築地市場の移転問題。積極推進は、当然のごとく石原慎太郎。移転計画の白紙撤回、築地での現地再整備を訴えるのが、小池晃とドクター中松。慎重姿勢で玉虫色なのが、渡辺美樹と東国原英夫。東国原は、「現場の声を聞いて一年以内に成案を得る」とか・・・やれやれ。

 レイシスト石原君は、「土壌汚染対策などの日本の技術は一番進んでいる。日本の技術を日本人が信じなくてどうするか」とのたまったようだが、信じたあげくが原発事故っちゃったんだけど、どうする? さらに、液状化現象でぐちゃぐちゃの豊洲の状況については、「きちんと固める。上に建物が建てば大丈夫」だってさ。何を根拠にわめいているのか知らんけど、また地震が起きて汚染されたドロが液状化で噴出しても、「想定外でした」で誤魔化さないでちょうだいね。新銀行東京で懲りたからさ。

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2011年4月 6日 (水)

現職は原発推進、新人4人は脱原発・政策見直し・・・都知事選はもうすぐ。

 統一地方選も終盤に入ってきたが、世田谷区区長選に社民党の保阪君が立候補するようだ。世田谷区長をニンジンにされて豹変した築地市場移転問題の裏切り者、花輪君を徹底的に叩きのめしていただきたい。くろねこの選挙区ではないのが残念だが、保坂君には心からエールを送りたい。

 で、エールを送りたくてもちょっと戸惑ってしまうのが都知事選だ。元宮崎のセールスマンのように「そもそもこんな非常時に選挙をすべきでなかった」なんて泣きが入っちゃった候補者もいるようだが、泣きたいのは有権者の方だろう。ロクな政策論戦もなしに選挙も終盤戦になっちゃって、案の定、レイシスト石原君が優勢なんて声が聞こえてくると、これが本当に日本の首都の知事選かと疑ってしまう。

 「花見自粛令」に多くの疑問の声が上がり、東北の酒とつまみで花見やろうぜって動きがあるのはけっこうなことだが、「自粛令」出したのは現職の都知事ってことを忘れないでね。「花見自粛令」に「ノン」と叫ぶセンスが投票行動にも結びついてくれることを切望します。

 争点のひとつである原発に関しては各候補の立ち位置がようやく見えてきた。原発推進は石原慎太郎、脱原発は小池晃、渡辺美樹、政策見直しがドクター中松に東国原英夫。このまま現職優勢で選挙終わったとしたら、支持したひとは原発推進に賛成ってことになるんだろうね。当選したら、かつての持論だった、東京湾に原発ってのを復活するかもしれないよ・・・・おお、コワっ。

 ところで、福島第一原発2号機付近のピットからの高濃度汚染水ダダ漏れが止まったというニュースが飛び込んできた。ふむ、事実ならそれにこしたことはないが、ちょいとにわかには信じられんなあ。これまでもいい加減な情報流してきたわけだし、政府や東電の発表ってのは、国際的にも信用されてないからね。IAEAには情報開示の徹底を約束させられる始末で、みっとみないったらありゃあしない。

 だいたいですね、いくら低濃度だからって放射能汚染水を意図的に海に垂れ流すなんてことは、犯罪的な行為なんだよね、外国にすれば。それも、予告もなしにやっちゃったんだから、これじゃまるで産廃業者の不法投棄だ。国際的な批判もなんのその、漁業にどれだけ深刻な影響を与えるかなんてことを考える余地もないほど、原発のトラブルは最悪な状況になってきてるってことなんだろうね。

 それにしても、日本ってこんなにも危機管理能力のない国だったんですな。国も東電も、「安全神話」ふりまいたセイセイたちも、原子力を取り巻いていたのは口先だけのシロート集団だったってことか。これじゃあ、いま目の前にある危機を乗り越えられるわけないか・・・ああ、やんぬるかな。

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2011年4月 5日 (火)

「安全神話」をばらまいたセンセイたちは、いまこそ福島第一原発でフィールドワークしたらいかが。

 原発推進の立役者だった大勲位中曽根君が、ママチャリ野郎谷垣君に、公明も加えた大連立を促したそうな。ま、年寄りの冷や水というかお節介というか、どうやっても政権に返り咲きたくて仕方ないってことか。そりゃそうだ、これから被災地の復興に巨額な予算が投入されるわけで、そのお裾分けに少しでも預かりたいってのが正直なところなんだろうからね。別に大連立しなくったって、閣外協力で十分やっていけるわけで、すべては党利党略、大連立になんの大義もないってことっすね。

 ところで、茨城県の取手市議会が市会議員全員から集めた浄財ということで、福島県南相馬市に義援金として75万円を贈ったそうなのだが、これだけなら美談には違いない。ところが、なんとまあ、この75万円は市議への期末手当の過払い金を流用したものだったんだって。ようするに、税金です。返還義務がある手当てを浄財ということで被災地に贈ってたってんだから、なんともセコイというか、恥知らずというか、開いた口がふさがらないとはこのことか。大震災にかこつけて、返すべき税金使って議員が売名行為をするとは、世も末だこと。

 今朝の東京新聞に、原発の安全性の指針となる「耐震設計審査指針」の改訂作業を中心になって進めた京大名誉教授のインタビューが載っていた。国の原子力安全耐震設計特別委員長でもある立場で、「津波想定甘かった」と謝罪する発言をしているのだが、いまさら「何があっても多重防災で大丈夫って言ってきたのが、うそだった。人災だと思う」と言われても、時すでに遅しという感は否めない。

 「想定以上のことが起こっても安全なように設計されていないといけない。科学の力が及ばないということは絶対に言ってはいけない。それが原発の『設計思想』のはずだ」、「自然の怖さを知って原発を設計することです。自然のせいにしてはいけない。自然では人知を超えたものが起こりうるんです」とも語っているのだが、原発の危険性を訴えて、象牙の塔から忌避された研究者たちは、そんなこと前々から警鐘してたんだよね。でも、その声には誰も応えようとしないばかりか、少数派として異端扱いしてきたんだから、今どんなに謝罪したってその罪は重い。

 このところ、原発の「安全神話」をばらまいてきた学者センセイたちが、手の平返したように「すまんこって」と謝罪の言葉を吐いているけど、それより前に福島第一原発の現場に一度は行って、資材の運搬くらい手伝ってきたらどうだろう。そうすれば、被曝の恐怖が体感できるし、いい勉強になると思うよ。なによりも専門家なんだからフィールドワークって重要だと思うけど、いかがでしょう。

 どうやら、3日の夜に都庁前の新宿中央公園で花見会が開かれたらしい。映画評論家の町山智浩さんがツイッターでつぶやいたのがきっかけだそうだが、300人を超える花見客で賑わったのだとか。いやあ、行きたかったなあ。忌野清郎の反原発ソングを一緒に歌おうというコンセプトもあったみたいで、その歌声に込められたメッセージは「原発推進論者」のレイシスト石原君にはきっと死ぬまで理解できないんでしょうね。

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2011年4月 4日 (月)

陸前高田で靴が不足しています・・・ご支援を!

 ソフトバンクの孫正義が個人で100億円を寄付。さらに、引退するまでの役員報酬全額も寄付して、震災遺児たちの支援に役立てるそうな。もう少し落ち着いてきたら震災遺児の支援ってのは大きな問題になるはずだから、いずれはこうした寄付を基にした基金の設立ってのが必要になってくるんだろうね。

 東日本大震災への支援の仕方ってのはいろいろあっていいわけで、その意味では松山千春の「知恵がある奴は知恵を出そう。力がある奴は力を出そう。金がある奴は金を出そう。『自分は何にも出せない』っていう奴は元気出せよ」って言葉にはとても共感するところが多い。で、自分には何ができるか、てなことを我が家でもカミさんとドラ猫をまじえて考えていたのだった。なんとか募金で義援金を送るのはありだとしても、もっと直接的にダイレクトに被災地に届くような支援の仕方がないものかとも模索していたのだが、昨日ネットで陸前高田で靴が不足して困っているというブログに遭遇した。

 そのブログによれば、着の身着のままで避難した被災者が多く、「これからも被災地を歩き、いろいろな作業をしなくてはいけないのに」靴が1足しかなく難儀しているという。おお、これならできるぞ、ってなわけで、履かなくなったけど、捨てるにはまだまだもったいないスニーカーや靴を引っ張り出してみたら、なんと10数足も出てきたのだった。迷うことなく梱包。ブログにあったように、陸前高田に一番近いクロネコヤマトの千厩(せんまい)センター止めで送ったのであった。

 あくまでも作業用に使える履き古した靴を求めています。詳細は下記のブログをご覧になって、ご協力のほどよろしくお願いします。

・わいわいにゅ~す
靴がほしいです。

 ところで、「虎の門病院が「造血幹細胞」の事前採取を訴えている」ということを先週のエントリーで紹介したが、産経新聞によると原子力安全委員会が「造血幹細胞の事前採取を「不要」と判断」したらしい。その理由として、「1)作業員にさらなる精神的、身体的負担をかける(2)国際機関での合意がない(3)十分な国民の理解が得られていない」なんてことが上げられているそうだ。どうやら、造血幹細胞の事前採取を実施しちゃうと、被曝が前提になるほど危険な作業ということが国内だけでなく諸外国にも知られちゃうから、そりゃまずいっていう政治的配慮が働いたらしいとか。それにしても、理由のどれひとつとっても説得力のないこと。

 つまりは、命がけで現場で働く作業員の安全なんてどうでもいいってことっすね。でも、造血幹細胞の事前採取を「不要」って言うなら、原子力安全委員会からも現場に人間を出したらどうだ。「安全神話」を煽って原発推進してきたんだから、事故が起きたいまこそそのくらい身体をはって原発の「安全」を証明してほしいと思うのはくろねこだけだろうか。

 かねてから行方不明が伝えられていた東電の2人の社員が、4号機タービン建屋の地下1階のたまり水で遺体となって発見された。この2人の社員の行方不明については、都市伝説めいた噂がネット上で流布されていたのだが、2人の社員の行方を東電は本当に知らなかったのだろうか。人の命に対して極めて鈍感な企業体質が、発見が遅れた裏側にはあるのではなかろうか・・・なんて不信感がますます募るニュースなのだ。それもいわくつきの4号機だもんね。ここでは多くの作業員が閉じ込められて亡くなったなんて噂も飛び交っていたほどで、なんか釈然としないプチぎっくり腰に悩む月曜の朝であった。

 

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2011年4月 3日 (日)

「チャリティーお花見」って、どうだろう。

 いつもなら今週あたりから花見客で東京の公園は大賑わいのはずなのだが、どこぞの知事による「花見自粛令」のおかげで沈滞ムードも一気に高まってしまった。こんなんでいいのかねえ。これじゃあ、「自粛」というよりは「萎縮」でしょ。そんな「自粛」ムードが蔓延している中にあって、実は東日本大震災のチャリティー・イベントは花盛りなのだ。だったら、「チャリティーお花見」でもやったらどうだろう。たとえばだけど、今年だけ特別に敷地内での花見には入場料をとって義援金にするとか、屋台は自治体が買い上げて、その売上を寄付するとか・・・その気になったら大キャンペーンになると思うけどね。屋台のおじさん、おばさんたちだって、自治体が買い上げてくれれば商売は成り立つわけだし、いいと思うけどな。

 ようするに、「花見自粛令」をぶち上げることで、いつものパフォーマンスをしただけなんだよね。「チャリティーお花見」を企画するくらいの茶目っ気を、これからの都知事には期待したいものだ。本来なら「義務」であるはずの選挙活動さえも「自粛」しちまうような政治家は、都知事にはいらない。

 選挙活動自粛をいいことに、政策論争すら怠っている候補者の方々には、是非とも今回の都知事選の争点であるところの「原発」「築地移転」「新銀行東京」について、はっきりとモノ申してもらいたい。今日の東京新聞の主要5候補へのアンケートは、「地球温暖化」と「交通網整備」がテーマだったが、ハッキリと「原発反対」を謳っていたのはとっちゃん坊やの小池君だけ。アンケートでは抽象的なことをゴチャゴチャのたまってたレイシスト石原君は、ついこの間、福島県まで出かけて「原発推進」を声高に叫んでいたから、きっと「原発賛成」なんだろうね。元宮崎のセールスマンや、居酒屋の会長、日本の発明王といった方々は、いかがなものでありましょぅか。

 ところで、福島第一原発では、海に汚染水が流出していることが確認された。政府や原子力安全・(不)安院や御用学者が「楽観論」を振りまいている間にも、着々と事態は深刻化している。情報を独占して、都合の悪いことは極力隠蔽しようとしているようだけど、そんな思惑を嘲笑うようにどんどんボロが出てきているというわけですね。

 こうした情報の隠蔽に、日本気象学会も一役買っていたようだ。朝日(電子版)の記事によれば、「福島第一原発の事故を受け、日本気象学会が会員の研究者らに、大気中に拡散する放射性物質の影響を予測した研究成果の公表を自粛するよう求める通知を出していた」のだとか。気象学会の理事長は東大教授だからさもありなんてところだけど、情報隠蔽もずいぶんと露骨になってきたものだ。

 そもそも、原子力を取り巻く学者のセンセイたちって、学問的に中立なんてことはまったくなくて、特定の企業の利益のために存在してるみたいなもんだから、こうした情報隠蔽ってのは、昔からあったんだろうね。それがいまになって、こんな(人災)事故につながったってわけ。でも、さすがにこのままじゃまずいぞってんで、元日本原子力学会長をはじめ、元原子力安全委員長や東京大名誉教授ら16人が、「状況はかなり深刻で、広範な放射能汚染の可能性を排除できない。国内の知識・経験を総動員する必要がある」てな提言を姑息にも発表した。なかには、「(今回のような事故について)考えを突き詰め、問題解決の方法を考えなかった」と陳謝したセンセイもいたそうだが、なんとまあ手の平返しの早いこと。でも、こんな提言出されちゃ、いまTVで「安心」の大安売りしているセンセイたちの立場はどうなるんだろう・・・んなことは知ったこっちゃないけど。

 ま、喉元過ぎればなんとやらにならないことを願うばかりだ。どうせ懺悔する気があるなら、これからは「反原発」で頑張ってみたらどうだろう。

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2011年4月 2日 (土)

放射能汚染の最大の被害者は子供たちなんだという視点を忘れちゃ困る。

 気仙沼の沖合い約1.8kmの海上を屋根の上に乗って漂流している犬が救助された。東日本大震災から3週間、ずっと海の上で耐え忍んでいたんだね。こういうニュースに触れるとつい涙腺が緩んじまう。ひるがえって、海上を漂流している被災者の方もいるかもしれないと思うと、なんともやるせない気持ちになってくるのだ。

 東京新聞が昨日の朝刊で報じていたのだが、どうやら地下水汚染も進んでいるようだ。「福島第一原発1号機のタービン建屋付近の地下水から、法令で定める濃度限度の約一万倍の放射性ヨウ素131を検出」したのだとか。このまま行くと深刻な海洋汚染につながることは容易に想像できるわけで、そうなったら水産資源だって大打撃を受けることになる。「直ちに人体に影響が出ることはない」なんてことを馬鹿のひとつ覚えのように繰り返す福耳猪八戒・枝野君や御用学者のミスリードで、将来どんな後遺症が起きるか想像しただけでそら恐ろしくなる。

  そもそも、「安全、安全」とTVでゴタクを並べる御用学者って、放射能被害の主人公は子供たちなんだという視点が決定的に欠けている。そりゃあ、原発推進して現世ご利益にどっぷり浸かっている爺さんたちはそれでいいでしょう。どうせ、放射能の影響が出る前に旅立っちまうんだから。でも、子供たちはそうはいかない。一生、放射能と同居していかなくちゃいけないんだよね。

  中部大学の武田教授がブログで、とても印象深いことを書いている。。

(これより引用)

私も人間の体の防御から言って、1ミリシーベルトが少し安全サイドの値だとは思いますが、もし将来、子供にガンが出て、その子供が「なぜ、ボクがガンになったの?」と聞かれた時、親は、「ごめんなさい。法律を考えないでテレビで言っている人や、ネットで解説している先生のことを信じたの」と答えたら子供はなんと思うでしょうか。

「原発をやりたいから限度をゆるめる」というのは、原発のために人間が病気になってもよいということでもあります。原発は人間のためにあるのであって、人間が原発のためにあるのではありません。

(引用終わり)

  原発の被害をこうむるのは子供たちであり、そもそも人間が原発のためにあるのではないという見解には激しく同意したい。数字を羅列して煙に巻くような詭弁を弄している間にも汚染は確実に進んでいるわけで、その被害を受けるのは「安全」を声高に叫ぶ御用学者や原発マフィアではなくて子供たちだってことなのだ。ようするに、子供たちのことはどうでもよくて、自分たちが生きている間はそれほどの影響は出ないから大丈夫、って言ってるようなもんなんだよね。なんとまあ、無責任なことでしょう。しかも、責任追及しようという時には、そやつらは確実にこの世にいないのだろうから・・・。

  こんな時に、スッカラ菅君は、大連立をほのめかしている。ゴロツキ仙石君も、ママチャリ野郎の谷垣君を担いで、自分は副総理なんてことを裏で画策しているらしい。何やってんだいこやつらは。大連立して増税路線まっしぐらなんて絵図を描いてるんだろうけど、それを後押しするマスメディアもあるんだから情けないったらありゃあしない。

 ACのTVCMは、「被災者の身になって考えよう」なんてことをしつことほどに垂れ流してるけど、その言葉はまんま為政者どもに投げかけたい今日この頃なのだ。

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2011年4月 1日 (金)

ママチャリ野郎の方針転換&検察の在り方検討会議提言

 国会図書館が大変なことになっている。東日本大震災で100数十万冊の蔵書が散乱しているのだとか。オンライン古本屋として2万冊はあろうかという本に囲まれているくろねこ堂にとってはとても他人事とは思えないのだが、安普請でありつつも我が家の本棚は1本が倒れかけただけ。その他は平積みしていた雑誌が崩れた程度で大事に至らなかったのは不幸中の幸いだった。だから、国会図書館の蔵書が散乱しているというのは、不思議でならない。情報がないからわからないけれど、その他の図書館はどうだったのだろう。それにしても、万が一すべての本棚が倒れていたことを想像すると、ちょっと心穏やかではいられない。本に埋もれて息絶えるってのもねえ・・・。

 ところで、ママチャリ野郎の谷垣君が、日本の原子力政策の見直しについて「諸外国みなが見直すと世界中のエネルギー需要の変更につながるので、視野を大きく取りながら組み立てないといけない」と微妙にトーンタ゜ウン。震災直後は、「原子力政策の推進は難しい状況になった。事故を速やかに総括・分析し、新しい対応を打ち出さないといけない」なんてのたまってたくせに、喉元過ぎればなんとやらとは言うけれど、手の平を返すのちょいと早すぎるんじゃないのか。ま、原発推進しまくったのは自民党政権なわけで、おかげで利権もたっぷりあったんだろうから、本音じゃ「原子力政策見直し」なんて露ほども思っちゃいないんだろう。

 ちなみに、原子力関連の団体ってこんなにありますです。(「低気温のエクスタシーbyはなゆー」さんより)

原子力委員会(JAEC)(内閣府)
原子力安全委員会(NSC)(内閣府)
原子力安全 保安院(NISA)(経済産業省)
原子力発電環境整備機構(NUMO)
(社)日本原子力産業協会(JAIF)
(社)日本原子力学会(AESJ)
(財)原子力安全技術センター(NUSTEC)
(独)原子力安全基盤機構(JNES)
(社)日本原子力技術協会(JANTI)
(財)原子力安全研究協会(NSRA)
(独)日本原子力研究開発機構(JAEA)
(財)原子力研究バックエンド推進センター(RANDEC)
(財)日本原子力文化振興財団(JAERO)
(財)原子力発電技術機構(NUPEC)
(社)火力原子力発電技術協会(TENPES)
(財)原子力国際協力センター(JICC)
(社)原子燃料政策研究会(CNFC)
(財)原子力環境整備促進・資金管理センター(RWMC)

 ま、天下りの温床にもなってるわけですね。これだけの利権が絡んでるんだから、そうそう簡単に政策方針見直しされちゃかなわいってことなんでしょうね、原発マフィアにとっては。

 スッカラ菅君はすっかりその気になって、民主党のエネルギー基本計画を「白紙を含めて検討」すると共産党の志位君との会談で名言したそうだが、本当にできるかどうかは疑わしいものだ。このあたりは、今後ともしっかりチェックしていく必要があるんだろうね。

 さて、昨日は、検査の在り方検討会議の提言が発表された。大震災のドサクサにまぎれて、なんともまあ煮え切らない提言になっちまったことか。全面可視化は一部可視化でお茶を濁して、「1年後をめどに検証し、結果を公表すべき」なんだとさ。1年かけて何を検証するんだろうね。そもそも、郵便不正事件が検討会議解説のきっかけだったわけで、郵便不正事件ってのは可視化があれば防げたというのが大前提だったんじゃないのか。いったい、何を会議してたんだろうね。

 大震災と原発(人災)事故一色で、マスメディアはこの提言をほんのさわり程度にしか報道していないけれど、そろそろ大本営発表の震災報道から脱却すべでありましょう・・・ま、期待はできないだろうけど。

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