増税の前に公務員改革ありきが筋というもの。
賭博、八百長ときて、今度は酒気帯び運転だってさ。これで国技か、笑わせるね。この時期になんてこったい、と理事長は嘆いたそうだが、ま、お部屋取り潰しってのが妥当なところじゃないの。なんといっても、服装の乱れは心の乱れのお手本、把瑠都の親方だからね。「人間的にもっと修行したい」って言ってるようだけど、ならばお部屋取り潰しの前に自主的に親方株返上して、褌担ぎから始めるこった。
ところで、怒涛のごとく増税論が噴出している。マスメディアはここを先途と世論調査で増税もやむなしの世論を煽っている。期間限定の消費税アップだなんて声も聞こえるけど、消費税の仕組みを考えたらおそらく中小・零細企業にしわ寄せがいって、消費税滞納額はますます大きくなるどころか、倒産も相次ぐんじゃなかろうか。消費税なんてものは中小・零細企業では商品に上乗せすることはなかなか出来るものじゃない。大企業からは消費税分をカットしろと責められるし、実質値上げになるから小売店はそうそうアップ分を価格に乗っけることはできない。で、結局は泣き寝入りってことになるんだよね。
大企業はいいですよ。特に輸出大企業なんかは消費税還付されてるわけで、上位10社への還付金は6000億円を超えている。そりゃあ、財界は消費税アップを歓迎するわけです。だから、一貫して消費税アップに賛成してきたわけで、今回は大震災からの復興という口実があるもんだから、国民も反対しにくいって読んでるってこと。ムーミンパパのなりそこない海江田君の「国の支援というのは、最終的には国民の負担でありますから、国民の負担を税という形なのか、電力料金という形なのか」という賠償問題に絡んだ発言も、増税論としっかり結びついているんだね。
ようするに、取りやすいところ取るっていうことなんだけど、公務員の給与カットや天下りの根絶といった公務員改革はどこ行っちゃったんだろう。大震災を口実にするなら、それこそ大胆な公務員改革の絶好のチャンスだと思うけどね。増税の前にまずは公務員改革ありきが筋なんじゃないの。被災地の地方議員の中には、被災者ほったらかして自分はちゃっかり避難しちゃったって輩もいるようだからね。滅私奉公ってのは、福島第一原発の作業員に課すことではなくて、公務員こそが本来自覚すべきことなんだと思う今日このころなのであった。
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