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2011年4月 7日 (木)

国家と原子力業界の癒着と利権の闇。

 東電の中国接待旅行に江田五月人形がけっこう重要なポストで参加していたらしいね。元週刊現代編集長の元木君や元週刊文春編集長の花田君も嬉々として参加していたようだ。他には、東京・中日新聞、西日本新聞の幹部や毎日新聞の元役員、朝日新聞の元論説主幹などの名前も見える。

 政治家や官僚、マスコミと原子力業界との癒着に関して、今朝の東京新聞の「本音のコラム」で、法政大学の竹田教授が、ちょいと興味深い意見を述べていた。

(これより引用)

 すでに三十年前に原子力は民主主義への脅威だという議論がドイツで行われた。実際、欧州や米国など原発がある所では国家の強力な規制や長期計画があり、政治家や官僚が原発業界に取り込まれている。さらに国家競争という脅迫観念が絡む。原発そのものが国家管理と癒着と利権を呼び込む。国際原子力機関も原子力村国際版と考えた方がよい。

(引用終わり)

 国際原子力機関(IAEA)も原子力マフィアの大きな輪のひとつなんだよね。つまり、原子力業界ってのは、単に電力を供給する私企業の集まりではなくて、ドロドロとした国家の思惑が渦巻く伏魔殿ってことか。おそらく、日本は世界中の原子力マフィアからヘタ打ちやがってと恨まれていることでしょう。ま、東電の社長が精神のバランス崩して入院しちまったって噂も、世界の原子力マフイアの怒りに思いいたせばあり得るかもな。

 ドライベントの実施、計画停電、さらには放射線汚染水の海洋投棄なんて荒業を、なんの相談もなしに勝手に仕掛けてくる東電の傲慢さってのも、原子力業界と権力との癒着、そしてそこに絡む利権という3点セットで考えてみればさもありなんてことなんだね。つまり、東電のやってることって、国のやってることなのだ。ということは、スッカラ菅君が、図式の上ではすべての元凶ってことになる。とはいえ、ここまで原発を推し進めてきたのは自民党なわけだから、その意味ではスッカラ菅君がママチャリ野郎・谷垣君に、「責任を分かち合って欲しい」と迫ったってのは正しいのかも・・・僕ちゃんだけが悪いんじゃないもんて言いたかったんだろうね。

 さて、本日の都知事選のテーマは、築地市場の移転問題。積極推進は、当然のごとく石原慎太郎。移転計画の白紙撤回、築地での現地再整備を訴えるのが、小池晃とドクター中松。慎重姿勢で玉虫色なのが、渡辺美樹と東国原英夫。東国原は、「現場の声を聞いて一年以内に成案を得る」とか・・・やれやれ。

 レイシスト石原君は、「土壌汚染対策などの日本の技術は一番進んでいる。日本の技術を日本人が信じなくてどうするか」とのたまったようだが、信じたあげくが原発事故っちゃったんだけど、どうする? さらに、液状化現象でぐちゃぐちゃの豊洲の状況については、「きちんと固める。上に建物が建てば大丈夫」だってさ。何を根拠にわめいているのか知らんけど、また地震が起きて汚染されたドロが液状化で噴出しても、「想定外でした」で誤魔化さないでちょうだいね。新銀行東京で懲りたからさ。

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