お通夜というのに気分は同窓会。
東日本大震災の「復興構想会議」の初会合があった。それにしても、ちょいと人数多すぎやしませんかねえ。16人もいたらひとりひとりが発言しただけでも相当な時間がかかるわけで、具体的な構想にはなかなか入れないんじゃないかねえ。スッカラ菅君の「原発に関しては言及しないように」なんてお馬鹿発言に、早くも異論続出する始末だもんね。船頭多くしてなんとやらにならなければいいけどね。
なんでも、復興構想会議は原則非公開らしいのだが、ちょいと待ってだね。議長である防衛大学学長なんか、ハナっから震災復興税なんてことを言い出しているし、ただでさえ数兆円はかかるという復興費を狙って大手ゼネコンや族議員が暗躍しているのは確実なんだから、非公開ってのはどうも胡散臭い。おそらく、予算の分捕り合戦みたいなことも起きるだろうということを想定しての非公開じゃないのかしらん・・・いつもの妄想ですが。それにしても、復興会議議長が震災復興税に言及するってのは、どんな権利があってのことなのだろう。越権行為じゃないのかねえ。
なんにしても、震災の復興ってのは、これからの日本の国づくりにも大きな影響を及ぼすはずなんだから、原則公開が当たり前なんであって、できればしっかりとTV中継してほしいものだ。
ところで、昨夜は12日に亡くなったブルータス時代の編集者仲間のお通夜で三浦半島の先端、マグロで有名な三崎口まで遠征の旅。我が家からだと京成、都営浅草線、京急と乗り入れているので、運よく三崎口行きが来れば乗り換えなしで行ける。それでも、2時間弱は電車に揺られなくてはいけないので、ちょっとした小旅行気分で出かける。間の悪いことに品川乗換えとなってしまったが、ここで偶然にもブルータスのフリー編集者の頭領であるところのTHさんとバッタリ。おかげで、車中では原発がどうたらこうたらと話に花が咲き、退屈することなく三崎口に到着。
しかし、通夜が行われる寺までは、ここからバスに乗らなくてはいけない。いやあ、さすがに遠いっすねと話していると、これも編集仲間のTTさんがひょっこりと現われる。で、なんだかんだでバスに揺られること20分。ようやく寺に到着。ここからは、千客万来、友遠方より来る、てな騒ぎで、お通夜だというのに気分はもはや同窓会。
一通りお焼香も済ませ、さて、どうしよう。なんといっても三崎口にいたのではちょいと一杯もままならない。かといって、鎌倉当たりに住んでいる酔狂な仲間もいるので、東京まで戻っちまうのも可哀相ということで、総勢15名のオヤジ、オバサンたちは横浜に足を向けたのであった。三崎口から横浜までだって、小1時間はかかるわけで、車中はまさに修学旅行の夜汽車さながら。缶ビールでもあったひにゃ、確実に宴会が始まっていただろう。
結局、横浜の居酒屋に15名のオヤジとオバサンが落ち着いたのは、8時もすでに大きく回ったところ。ここからの盛り上がりは、まるでかつての入稿が終わった後の飲み会ってな雰囲気で、かなりレトロな気分で怒涛の如く世が更けていったのであった。
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