シニア・エンジニアによる「福島原発暴発阻止行動プロジェクト」
スワローズが8連勝でガッチリ首位をキープ。かつての弱小球団だった時代のカープのように、5月の鯉のぼりまでの空騒ぎに終わらなければいいのだけれど・・・。
空騒ぎといえば、浜岡原発。東海大地震の想定震源域の真上に建っている危険極まりないこの原発は、一日も早く停めるべきという声が多いのにもかかわらず、中部電力はこれを無視。定期点検中の3号機の7月までの再開を前提にした業績見通しとやらを決めたんだとか。世界中が日本の原発の危うさを懸念しているこの時期に、なんとも手間勝手な殿様企業だこと。
津波対策は万全です、なんてほざいているようだけど、ちょっと待てなのだ。このところ津波が原発の天敵であるかのように喧伝されているど、さにあらず。なによりも恐いのは地震なんだよね。福島第一原発だって、実は最初の大きな揺れで致命的なダメージを受けたらしいことがわかってきている。浜岡原発を襲うだろう地震は、直下型と言われているから、その揺れは東日本大震災の比ではないかもしれない。とするなら、浜岡原発が蒙るだろうダメージは想像すらできない。そうなったら、日本が壊れるんだろうね。そんな危険な原発を、一企業である中電が勝手に再開していいはずがないし、おそらくできやしない。その裏には原子力利権に群がるお歴々が潜んでいるんでしょうね。スッカラ菅君も、ちっとはお裾分けに預かっているのかしらん。
で、事は急を要するのだけれど、明日をも知れない緊迫した状況なのが福島第一原発だ。とにかく、水をかけて冷やす→水が溢れる→海に流れ出す→また水をかけて冷やす→また水が溢れる→また海に流れ出す→またまた水をかけて冷やす→またまた水が溢れる→またまた・・・・・てな具合な堂々巡りを繰り返しているわけで、このままだとラチがあかない。で、最終的な選択肢となると、高濃度の放射性物質の中に突入して、人力で水を循環させる機能を復活させるしかないのだとか。
それこそ決死隊なわけだど、退役した技術者からそうした作業に取り組む動きが出てきている。こうした声を、原発推進してきた政官財学、そしてマスメディアはどんな思いで聞くのだろう。本来なら、大勲位あたりに決死隊になって突入してほしいけどね・・・。
・福島原発暴発阻止行動プロジェクト
・週間金曜日「金曜アンテナ」
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コメント
そのうち、人が足らなくなって、徴兵制ならぬ徴”作業員”制でも始まるんでしょうか。その時は年長者・高齢者から順番でしょうね。
今でも20代、30代の働き盛りの人々がお金と引き換えに命を削っているのは見るに堪えません。女性の所員もいたのですね。本当に酷いことです。
投稿: とんま天狗3号 | 2011年4月29日 (金) 10時52分