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2011年5月

2011年5月31日 (火)

そんなに電気が足りないなら夜中のTV放送は自粛したらいかが。

 869年に三陸沖で起きた貞観地震について、東北電力が女川原発増設の調査をした際にかなり詳しく分析をしていたらしい。それによれば、海岸線から3kmまで津波による浸水があり、その結果を踏まえて女川2号機の津波想定は高さ9.1mとされたのだとか。で、同じく貞観地震を調査した別の研究者が、国の審議会で福島第一原発を大津波が襲う危険性を指摘していのだそうな。2009年というから、つい最近のことだよね。なのにです、東電は「十分な情報がない」と言い募った挙句に、津波の評価は先送りにされたのだとか。想定外だのなんだのと言い訳ばかりしおってからに、実は大津波が来るかもよって専門家の指摘を無視してたってことなわけで、やっぱり人災なんですね。検察は、強制捜査したほうがいいんじゃないの、東電が証拠隠滅する前に。

 ところで、愛知県の河村人気便乗知事・大村君が、「県立高校の冷房を止めろ」てなことを口走っているようだ。これから夏に向かって、節電がらみで馬鹿な政治家が「自粛令」を言い出すんじゃないかと思っていたが、大村君がやってくれたか。でも、実のところ、愛知県の県立高校149校のうち県の支出で冷房が設置されているのはたった2校なんだってさ。ほとんどの学校はPTAが寄付金を集めて冷房を設置して、電気代もPTAが負担してるってんだから、学校にしてみれば大きなお世話以外のナニモノでもない。このところ影が薄くなっちゃって(というか元々が実力で当選したわけではないんだけど)、ちょいとパフォーマンスして注目集めようとしたんだろうけど、なんか間の抜けた話になっちまったってことか。

 節電っていうとすぐエアコンがやり玉に上げられるが、過度なアナウンスは危険だと思うけどね。なにより、お年寄りや子供たちの熱中症が心配だ。で、エアコンは確かに電気を食うのだけれど、それよりもIHの方が数倍電気の消費量は高いらしい。でも、オール電化を進めてきた手前、IHは控えましょうとは言えないから、エアコンに注意を集中させている、なんて噂も飛んでいる。そんなに節電、節電とせっつくんならば、まずはTVの放送を午後の数時間と深夜は中止すればいいと思うけどね。どうせ、午後の時間帯は再放送でお茶を濁してるわけだし、深夜はオイルショックの時には放送中止だったんだから、いますぐにだって放送中止にできるはず。パチンコや自販機をやめちまえっていうなら、TV放送だって同じでしょ。なくったって、別に困りはしないんだから。TV局こそ、電気使うの「自粛」したらいかが。

 昨日は、「君が代起立命令は合憲」との最高裁判決が出た。大阪の子供知事の「君が代起立」法案の動きとどこかで連動してるのかも。節電の強制も、これと同じメンテタリティのなせる技なのかもしれない。間抜けな知事だと笑ってる場合じゃないかもな。

 最後に、「コンピュータ監視法」が、今日にも法務委員会で強行採決されるという噂があるのだが、果たしてどうなのだろう。ちょいと気になる1日になりそうだ。 

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2011年5月30日 (月)

被災者ほったらかして、国会は政局ごっこの猿芝居。

 毎日毎日、よくもまあ懲りもせずに情報操作をするものだ。今度は、5号機の冷却用の海水ポンプが故障していたのを、半日も隠していたという。ま、東電は隠してたなんてことは言っておりませんで、「緊急ではなかったので」と「修復が完了してから」とか都合のいいことくっちゃべってます。でも、これまでのことがあるから、そんなこと誰が信じますかいな。しかも、比較的安定していると言われていた5号機のトラブルというところがミソで、福島第一原発はすべてがメチャクチャになっていることを覚られちゃかなわん、てな心理が働いたとしても不思議はない。「情報公開への配慮が足りなかった」なんてことほざいてるけど、ここまで来ると、こやつらは世の中どころか世界中を舐めてるってことなんだね。でなかったとしたら、学習できないスーパー阿呆集団ってことになる。

 「原発は安全です」「少量の放射能なら体にいい」てなゴマゴーグを垂れ流す御用学者といい、当事者能力が決定的に欠如した東電といい、こんな奴らのおかげで日本の技術力に疑問符がついて、世界の笑いものになるのだけはかなわんなあ、と思う今日この頃なのだ。

 ところで、福島県で、県内避難者と町ぐるみで集団避難した双葉町の県外避難者とでは、その支援策に格差が出ているらしい。今朝の東京新聞によれば、たとえば県内の民間賃貸住宅に入居した場合は一世帯あたり6万円を県が負担するのだが、県外住宅は対象外なのだとか。また、県内の「仮設住宅や民間借り上げ住宅に入居した人に対し、日本赤十字が冷蔵庫など家庭製品をセットで寄贈」しているが、県外の民間住宅に入居した被災者は対象外で、これじゃ、やってられないってのが人情というもの。で、福島へと戻る被災者が増えているというのだが、なんかやるせない話だ。

 そんなやるせない話は、おそらく他にもいやというほどあるのだろうが、この国の政治家の皆さんは、そんなことお構いなしで政局ごっこに余念がない。今週にも内閣不信任案が提出される、なんて観測も飛び交っている。確かに、スッカラ菅君にまかせていたら、この先、何の展望も見出せないのは事実。でもねえ、それでは他に誰がリーダーになればいいの、ってことになると具体的な顔が出てこないってのがこの国の悲劇でもあるんですね。

 小沢待望論なんてのもあって、ウォールストリートジャーナルのインタビューが話題になっているけど、そこまで言うなら、立ち上がれ。偽黄門と誕生日会なんかやって手打ちしているようじゃ、しょせんは「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ってことっすか。

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2011年5月29日 (日)

「人権」という視点で眺めれば「可視化」と「原発」はつながっている。

 深谷市議選におけるの公選法違反事件に絡んで、警察の供述強要疑惑が持ち上がり、結局のところ疑いをかられた市議本人は処分保留となったばかりだというのに、今度は福岡県の町議が、「取調べで暴力」を受け、「証言強要」されたことを苦にして自殺した。不当な取調べを訴えるメモが残されていたというが、こうも同じような警察のハチャメチャ振りが続くということは、これまでも数限りないほどこうした違法行為が行われていた証でしょう。

 おそらく、証言の強要や暴力行為(暴言なども含む)ってのは、警察では常態化しているんだろうね。町の駐在さんなんていうのどかな警察官の姿はそこにはないわけで、言ってみれば、官憲の姿をかりた暴力団みたいなもんだ。ホンチャンのヤクザなんかより、こっちのほうが数段タチが悪い。なんてったって、「権力」を握ってるわけだから。

 なんども言うけど、こういう違法行為をなくすためには取調べの全面可視化しかないわけで、その意味では最高検が裁判員裁判対象事件の可視化拡大を指示したってのは一歩前進でしょう。そもそも、供述調書の読み聞かせだけを録画・録音することで可視化でございなんてのがおかしなわけで、ま、検察としてはちょいと譲歩して世論の動向を眺めようってところなのだろう。最高検の可視化拡大指示が全面可視化につながる可能性は低いだろうけど、少なくとも世間の風を意識せざるを得なくなっていることは間違いない。

 そもそも、取調べの可視化や弁護士の立会いについては、国連から何度も日本は是正勧告を受けている。マスメディアが報道しないだけで、つまりは世界から見れば日本は人権意識の低い国って思われてるんですね。その他にも、職場における女性差別や女性の婚姻制度なんてことでも勧告を受けているのだが、今回の原発(人災)事故だって、実は人権という観点から大いに注目されているのだ。つまり、放射能垂れ流して生命を脅かすってことが人権侵害にあたるんだよね。そして、それはまた生存権の侵害でもある。

 特に、子供たちへの放射能の影響を放置していることは、極めて悪質な人権侵害として受け止められているわけで、なんか日本はどんどんサイテーな国に成り下がって行っているような気がする、ダミアのような「暗い日曜日」なのであった。

【くろねこの競馬予想】

 ロジユニヴァースが勝った一昨年ほどではないにしろ、今年のダービーは悪天候の中でのレースとなりそうだ。ただでさえ混戦模様のところにもってきて、道悪という不確定要素まで加わったのだから、ひょっとするとトンデモない馬券になるかもしれない。で、ない知恵絞った結果、ナカヤマナイトに期待します。皐月賞は休み明けが響いたのか、5着に沈んでしまったが、ひと叩きされた今回は体調も万全・・・と思いたい。問題は渋った馬場だけど、こればかりは走ってみないとわからない。

 相手は手広く、ウィンバリアシオン、サダムパテック、オルフェーブル、トーセンラー。そして、すべりこみ出走に加え、ダノンバラードの出走回避であいていた天才・武ちゃんがまたがるロッカヴェラーノ。えてしてこうしたツキのある馬が勝てないまでも3着あたりに突っ込んでくるのがダービーというもの。

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2011年5月28日 (土)

東電にとっては決死の消防隊員もただの下請けか!?

 梅雨入りが今年は早まって、福島第一原発の作業もさぞや厄介なことになるだろう。放射能汚染水はダダ洩れ状態なわけで、雨が降ればますますその量は増えるんだからね。

 で、なんでも今年の夏は、首都圏の海水浴場で開場中止になるところが出てきたそうだ。一応、その理由は、「大震災によるガレキが海中に散乱している」ということなのだが、果たしてそれだけだろうか。放射能汚染水は大海原で希釈されるという話があるのだが、実はそう簡単なことでもないらしい。一説によると、汚染水は淡水で、海水とは比重が違うからそうたやすくは混じり合わないらしい。で、沖合いにも流れて行かないから、海岸沿いに南下するのだとか。そうなったら、海水浴なんてしている場合じゃないもんね。そんなことも考慮に入れた海水浴場の開場中止だとしたら・・・・。

 海の汚染がどれほど進んでいるか、その実態が定かでない原因のひとつが、東電の情報隠蔽体質にあるわけで、昨日は震災直後の放射線の測定値を隠蔽していたことがバレちまった。さらに、東京消防庁が決死の放水を実行した時に、万が一の退避先も教えていなかったんだとか。今朝の東京新聞「こちら特報部」は、福島第一原発の「下請け労働者守れ」というテーマで、過酷な現場の実態をレポートしていたが、どうやら「被曝が多い場所は請負にしてほしい」と組合の要請があり、以来、労使一体となって危険な作業を請負化していったのだとか。「オイ、オマエ・・・。取材した下請け業者は『東電さんに名前で呼ばれたことはない』と話した。(中略)『私たちは人扱いされていないから』と寂しげに笑った」というろくでもない状況にあるらしい。ひょっとしたら、決死の放水を決行した東京消防庁の隊員をも「下請け」的な感覚で傍観していたんじゃないのか、東電は。

 さて、レイシスト知事が、2020年のオリンピック候補地に立候補すると口走っている。花見自粛して、オリンピックとは、バッカじゃなかろか。確実に頭のネジがゆるんじまっているようだ。定例記者会見では、自然エネルギー導入について問われ、「ダメ! コストかかって出力なくて。コストパフォーマンスがダメです。風車とか太陽光パネルって、電気の供給量は知れててね。やっぱり日本の産業全体を考えなきゃ」だとさ。その一方、天然ガス発電所を東京港に新設しようなんてことをぶちあげているんだが、おそらく利権のニオイを嗅ぎつけたんだろう。ひょっとしたら、経団連の薄汚いオッサンと裏で組んでるなんてことも考えられる。いずれにしても、時代にフィットしない古臭い感性の御仁が知事に君臨しているんだから、都民にとってはこんな悲劇はありません。

 ところで、福島県が全県民の健康調査実施に動き始めたようだ。で、笑っちゃうのが、健康調査に関する検討会議の座長に長崎大学の山下俊一大先生が就任したことだ。「ニコニコ生活していたら放射能は怖くない」なんてデマを吹聴する大先生は、ひょっとすると自分の研究に県民を利用してるんじゃないのか。ハッキリ言って、モルモット代わりにしようってんじゃないだろうねえ。こんな曲学阿世の輩を登用する福島県知事は、さすが偽黄門コーゾーの甥っ子だけのことはある。20ミリシーベルトはそのままに健康調査なんておためごかしで誤魔化そうとは・・・。こんな知事に、修羅場の県政をまかせるしかないとは、これもまた悲劇であります。

 最後に、民主党の憲法調査会が憲法論議を再開するそうな。調査会長に就任した元害務大臣の前原君は、「白地からしっかりと議論することが大事だ。新たに国の根幹である憲法をわれわれ自身で作り上げる気持ちでやっていく」とさ。おいおい、そんなこと誰も頼んだ覚えはないよ。「新たに国の根幹である憲法をわれわれ自身で作り上げる気持ちでやっていく」なんて大きなお世話なんだからね。ま、本人は外国人献金問題を閣僚辞任というパフォーマンスでうまく乗り切ったつもりなんだろうけど、大震災と原発(人災)事故がなかったらどう転んでいたかわからないんだよ。なのに、そのドサクサにつけこんで憲法論議とは・・・。そなことの前に、被災地に乗り込んでガレキのひとつでも運ぶこった。被災地で額に汗して働けば、湯上り顔もいっそう爽やかになろうというものじゃないか、ねえ、前原君。四の五の言わずに、被災地に行って働け!

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2011年5月27日 (金)

東電幹部や御用学者の刑事訴追があってもいいかもね。

 よりによって、IAEAの査察が入っているこの時期に、「海水注入中断」問題で福島第一原発の吉田所長とやらが、「海水注入続けてたんだよね」って告白しちゃったから、さあ、大変。福耳猪八戒・枝野君は、自分たちのことは棚に上げて、「(東電には)事実を正確に報告してもらわないとわれわれも対応に苦慮する」てなことを口走る始末。冗談は顔だけにしておくれ。その言葉は、そのまま君にお返ししよう。

 で、とんだピエロになっちまったのが、ママチャリ野郎・谷垣君。「開いた口がふさがらない」ってのが精一杯で、上げた拳の落とし所が見つからずに右往左往。原子力(暗然)委員会の原子力儲かりまっせ委員長で今回の騒動の主役のひとりでもある斑目君に至っては、「私は何だったのか」と泣きが入るも、誰も慰めもせず知らん振りという哀しい立場に置かれちまった。

 真相は奈辺にあるのか情報開示しない人々ばかりだからうかがい知る術もないのだが、現場にしてみれば、ここで海水注入止めら大変なことになるってんで、本社の言うことなんか聞いてられっか、ってことだったんだろうね。でも、そうした所長の判断が英断だったのか、それとも独断専行だったのか、についてはしっかり検証すべきなんじゃないのでしょうか。でないと、最終的な責任の所在だってウヤムヤになっちまうような気がする。

 それにしても、この一連のドタバタ騒ぎを見るにつけ、もはや政府の体をなしてないってのが正直なところ。そんな状況で、スッカラ菅君は能天気にもドーヴィル・サミットにご旅行中。
2020年代の早い時期までに自然エネルギーを総発電力の20%にするなんてことをのたまっているようだが、具体的な政策の説明がないのはいつものこと。その片側では、「原発の安全強化」なんてお題目を唱えてるんだから、何をかいわんやなのだ。

 で、イタリアでは、地震予知に失敗したということで7人の学者が過失致傷罪で起訴されたとか。これって、原子力村の御用学者や東電幹部にとっては嫌なニュースだろうねえ。地震予知できなかったからって学者が起訴されるってのはちょいと疑問だけど、原発(人災)事故以来、あることないことデマ飛ばしている御用学者や、安全対策を怠ったあげくに情報隠蔽して被害をどんどん大きくしちまった東電幹部なんてのは、是非とも刑事訴追していただきたいと思う今日この頃なのだ。そういう声が聞こえてこないってのは不思議なんだよね。へたすると、誰も責任とらずに終わっちまう可能性が大きいからなあ。そうだ、刑事訴追するとなったら、大勲位・中曽根君はもちろん、「スッカラ菅君が海水注入の中断を指示した」って嘘ついた腹痛持ちのシンゾー君なんかもメンバーに入れていただきたい。

 最後に、また警察がやてくれた。深谷市議選における公選法違反事件で、意に沿わない供述の強要があったようだ。鹿児島の志布志事件を彷彿とさせる出来事だね。こいつら何も反省してないどころか、ますます手口が悪辣になっている。また、今朝の東京新聞では、大阪の関西空港署で外国人を取調べ中の警官が暴行容疑で書類送検されていたと報じられている。「お前には人権がない」とこの警官は暴言を吐いたそうだが、昨日も書いた元検察官・市川寛氏の「ヤクザと外国人には人権がない」と新米検事の頃に教えられたという告白そのものであります。

 検察のみならず、警察も含めた取調べの全面可視化こそが、こうした捜査当局の違法行為を取り締まる手立てであり、冤罪をなくすための必須の条件なのだと改めて痛感する。

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2011年5月26日 (木)

いまだメディアを闊歩する御用学者&水谷流「裏金の心得」

 今朝のことである。めったに観ることはないNHKの『あさイチ』なんて番組をなんとはなしにつけ流していたら、どうやら本日のお題は「どうなってる?私たちのまわりの放射線測定」ということで、20ミリシーベルトが話題になっていた。なぜ20ミリシーベルトになったのか、なんてことについてNHKらしく当たり障りのない説明を続けていたのだが、なんとコメンテーターのなかに東大医学部放射線治療チームの中川恵一先生がお出ましになっていたではありませんか。で、「20ミリシーベルトではガンになりません」てなことを言い放っておりました。いやはやであります。万が一、いまの福島の子供たちが大人になった時に、ガンが多発したらどんな責任とってくれるんだろう。おそらく、放射性物質との因果関係はわかりません、ってなことをほざくんだろうなあ。

 放射能が人体にどんな影響を及ぼすかってことは、実は誰にもわかっていないんだよね。その意味ではチェルノブイリは、たくまずして人体実験になってしまったわけで、福島だってその可能性は大いにある。だからこそ、心ある医師たちはその危険性を過小評価することなく、真摯に放射能と向き合っているのだ。だから、「20ミリシーベルトでも危険」という立場をとるのだ。つまり、何が起こるかわからない怖さをちゃんと受け止めているってこと。

 それにしても、中川大先生の能天気なご高説には、シロートながら「喝」を入れさせていいだきます。

 それに比べれば、タレントの山本太郎のなんと「アッパレ」なことよ。で、その山本太郎がツイッターでつぶやいていたのだが、どうやら「原発発言」が問題にされてドラマをキャンセルされたらしい。こういう時こそ、芸能マスコミの存在する意味があると思うのだが、皆さんしっかり無視しとります。「ダンス甲子園」で芸能界入りしたようなもんなんだから、たけしなんか自分の番組でフォローしてやればいいものを。ま、しないやね、そもそも本当に危険なことにはほっかむりしちゃうタイプだから、たけしは。

 大震災ではチャリティーコンサートなんか開いてるアーティストも、「反原発」をテーマにコンサートはしないもんね。ま、大震災は商売になるけど、「反原発」ではビジネスにつながらないってことなんでしょう。清志郎の「反原発」メッセージを称賛した仲間たちはどうしちゃったんだろうね。こうなると、斉藤和義がいっそう清々しい。

 ところで、陸山会事件の公判が佳境に入ってきたようだ。24日には水谷建設の元会長が証人として出廷。「カネを用立てる手配をしたのは事実だが、実際に渡ったのかは分からない」と証言して、川村とかいう社長の「金を渡した」っていう証言と対立。で、面白いのが、父親の代から受け継いだという「裏金の心得」なるものだ。日刊ゲンダイがコンパクトにまとめているので引用します。

水谷流裏金の心得
●裏金の準備は原則、受渡日の朝。それから三重・桑名市の本社を出ても、相手先に着ける時間にアポを入れるべし。
●受渡日の前に裏金を持ち出す場合は翌朝一番で相手先に届けるべし。
●現金は1人で渡さず、「見届け人」を立ち会わせるべし。
●代理人が受け取りにきたら、約束の本人に電話で確認し、代理人にも預かり証を書いてもらうべし。

 いやはや、笑ってしまうほどの「裏金哲学」でありますが、現金5000万円を渡したっていう川村社長の行動は、ことごとく「心得」に違反しているのだとか。小沢君側に渡すはずだった金は、川村社長がどこぞの女にくれてやったんじゃないのってな噂まで出ているらしい。つまり、会長に内緒で社長がネコババしちゃったという、推理ドラマでもいまどきなさそうなベタな話になってきているらしい。

 川村社長が5000万円手渡したっていう証言はデカデカと扱った新聞、TVも、元会長の証言については検証するような報道は一切なし。そもそも、裏金問題って起訴事実とは関係ないわけで、小沢君がいかに金に汚いかってことを言いたいだけのものなんだよね。もし、川村社長の証言に信憑性があって、裏もとれてるなら贈収賄で逮捕すればいいんだからね。

 さらに、水谷建設の元運転手は、「元社長がホテルで裏金を渡したと検察側が主張している日について、検事から『サインしてもらわないと困る』と言われ、調書に署名させられたが、その日に元社長をホテルに送った記憶はない」と証言してるんだが、これって調書をでっち上げるための強要ですね。

 陸山会事件公判は、とてつもなく漫画チックな様相を呈してきたようで目が離せません。とはいえ、小沢君と偽黄門コーゾーの共同誕生日会ってのも、そうとうトホホなマンガではあります。

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2011年5月25日 (水)

冤罪を生み出す検察腐敗の構造。

 政治家、官僚、財界人といった魑魅魍魎な人々の迷言、妄言といった類ほどはた迷惑なものはないのだが、久々に呆気にとられるお言葉を拝聴させていただきました。原子力(暗然)委員会の原子力は儲かりまっせ委員長、斑目君です。

 曰く、「逃げ出したら末代の名折れ」「『再臨界の可能性はゼロではない』は、事実上ゼロだという意味」なのだそうだ。いやはや、異論反論オブジェクションするのも馬鹿馬鹿しいアホな発言だけど、これが日本の原子力行政のトップの知性ならぬ痴性ってやつかと思うと、情けなくて泣けてくる。寝ぐせ男の亀井君が更迭を要求する気持ちはよくわかる。一昨日の参議院行政監視委員会で、京大の小出助教が、ガンジーが提唱した{7つの社会的大罪」を引用していたが、さしずめ原子力儲かりまっせのオッサンは、「人格なき教育」の落とし子であり、「人間性なき科学」の体現者ってところか。

 ところで、昨日は布川事件の再審公判で無罪判決が出た。予想されていたこととはいえ、とにもかくにもめでたい。布川事件は、「別件逮捕」「代用監獄」「密室での取調べ」、そして「自白偏重主義」という、冤罪につながるフルセットともいえるもので、その判決の日に初の全面可視化による取調べが行われたというのも因縁めいたものがある。

 とはいえ、判決主旨には、ちょいと不満が残る。たとえば、自白を録音したというテープが編集されていたことについて、「悪意とは断定できず、機器の故障とも考えられる」のだそうだ。ほんまかいな。おそらく、警察による「テープの改竄」を認定しちゃうと、警察の責任問題にも発展するし、なにより前田捏造検事の郵便不正事件が裁判官の頭をよぎったんではなかろうか。ま、いつもの妄想ですけど。

 やはり、布川事件が冤罪に至った捜査のあり方も含めて、判決文に反省の色が見えないのは納得がいかない。冤罪をなくすには、取調べの可視化はもちろん、証拠の全面開示も一日も早く実現すべきなんでしょうね。

 とりあえず、可視化については動き始めたようではあるけど、これだって一応やってみますけどね、ってのが本当のところで、なんだかんだ理由をつけて法制化まではいかないような危惧もある。昨日のブログにも書いた元検察官の市川寛氏の告白を聞けば、検察にとってはとてもじゃないが可視化なんか認められないってことがよくわかる。千枚通し使って脅したり、机の下で蹴りいれたり、壁に向かって直立不動で立たせたり・・・拷問と見紛うような取調べしてるんだから、可視化やられた日には特別公務員暴行罪で全員逮捕だもんね。

 改めて、市川氏の発言に耳を傾けると、それが示唆するものは日本の検察権力の腐敗の構造であり、暗澹たる思いに駆られるくろねこなのであった。

 一昨日の明治大学におけるシンポジウム「検察、世論、冤罪」での市川氏の告白は、こちらをどうぞ。市川氏の発言は、1時間20分過ぎあたりからです。

・シンポジウム「検察、世論、冤罪」

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2011年5月24日 (火)

元検察官の告白!「ヤクザと外国人に人権はない」

 一足早い梅雨寒のような朝。こういう雨は、本当に気が滅入る。気が滅入るといえば、いつまでたっても20ミリシーベルトを見直さない文部科学省だ。昨日は、放射能の雨が降る中、福島県のお父さん、お母さんが、「このままでは子供の健康を守れない」と直談判したというのに、大臣も政務三役も面会を拒否。省庁内にも入れなかったそうだ。ま、門前払いってことなんだが、なんとまあ血の通わないお役所仕事だろうか。

 福島県は、定期的な健康診断と子供の長期的な健康調査を検討しているそうだ。しかし、いま20ミリシーベルトをどうになかしないで、長期的な健康調査って言われても、言葉は悪いがまるでモルモット扱いと思われても仕方ないんじゃなかろうか。政府の要職にある人物から、それに近い発言が出たなんて噂もたっているようだけど、なんで子供たちの健康にこれほど政治家も役人も無頓着なのか理解に苦しむ今日この頃なのだ。

 さて、昨夜の明治大学で開かれたシンポジウム「検察、世論、冤罪」には、サプライズゲストとして、22日のテレビ朝日『ザ・スクープ』でも取り上げられた、元検事の市川寛氏が登場。新人の検察官が、いかに傍若無人な無法者に仕立てられていくかをリアルに語ってくれた。「ヤクザと外国人に人権はないと教えられた」なんていう生々しい発言には、さすがに圧倒される。暴言検察官として糾弾された市川氏が、その過去を悔やみつつ、真摯に検察を告発する姿勢には、ある種の凄みすら感じさせられた。パネラーとして出席した週間朝日の前編集長の山口一臣氏は、メディアが仕掛けてくるスキャンダルに要注意とアドバイスを送っていたが、そうした動きは、22日の番組放映があった直後から始まっているのかもしれないね。満員電車には十分注意していただきたい。

 小出裕章氏、後藤政志氏、石橋克彦氏らが出席した参議院行政監視委員会は、「参議院インターネット審議中継」のアクセスが悪いのと、雑用に追われて見逃してしまった。アーカイブでいろんなサイトに中継がアップされているので、今日はじっくりとご意見を拝聴することにしよう。

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2011年5月23日 (月)

「幸運」に頼っているようじゃ、政治家でもなければ科学者でもない。

 昨日のオークスにはまいりました。お父さんが短距離王者のデュランダルだけに、距離にちょいと不安があったエリンコートが直線で抜け出した時には唖然、呆然。さらに、2着に大外のピュアブリーゼが粘りこみ、結構な馬券になりました。それにしても、期待したマルセリーナは、あまりにも位置取りが後ろ過ぎたのでは。大外ぶん回して直線一気は、さすがに3歳牝馬にきつい。スタートがよかったただけに中団あたりでレースしてほしかったなあ。

 オークスの時期ってのは、毎年ラッキョウを漬ける季節でもある。昨年は5月21日のブログに「ラッキョウがお出まし」と書いてあるのだけど、今年はなかなかお出ましにならない。先週くらいから、スーパーに鹿児島産のものが並び始めたが、八百屋の店先には影すらない。放射汚染の影響があったのだろうか。そうだとしても、鳥取や島根産なら問題ないと思うのだが。ラッキョウのない夏は、女生徒のいない女子高のようなもので、なんとも味気ない。今週あたりは期待したいのだが・・・・。

 さて、原子力(暗然)委員会の原子力儲かりまっせ委員長であるところの斑目君が、「再臨界の危険性云々」発言を強行に否定。「原子力関係の学者への侮辱だ」なんて喚いている。ま、さすがに自分の発言が恥ずかしかったんだろうね。結局、「再臨界の危険性」という表現を、「再臨界の可能性はゼロではない」と変えることで手を打ったということなのだが、斑目もスッカラ菅も枝野も細野も東電も、どいつもこいつもレベルの低いひとたちとつくづく思う。

 それにしても、反原発を唱えたおかげで学界からパージされた研究者の学問的功績をさんざん侮辱しておいて、、「学者への侮辱だ」なんてよくも言えたものだ。結局、原発推進に関わってきた学者や東電の技術者ってのは、今回の(人災)事故で何も手立てを打つこともできないでいるわけで、どうにか破滅的な状況にならずに済んでいるのは、単なる「ラッキー」にしか過ぎないんだってことを自覚しなくちゃね。学者としての矜持なんてものはもハナっから持ち合わせていないんだからさ。

 映画の中の名セリフを集めた和田誠の『お楽しみはこれからだ』って本があるんだが、トイレでこれをパラパラとめくっているとけっこう楽しい時間を過ごすことができる。で、今朝もパラパラしていたら、フランク・シナトラのセリフが目に留まった。日本では劇場未公開の『第一の大罪』という映画で、シナトラは退職間近の刑事という設定。妻の手術を目前にして心配するシナトラに、担当の医者が(これが藪なのだそうです)「幸運を祈ろう」と言うのだが、その時のシナトラの返事。「医者が幸運に頼っていいのか。医者が頼るのは医学と技術だ」。いやあ、シビレましたね。

 これって、原子力村の住人にあてはめると、「原子力学者が幸運に頼っていいのか。原子力学者が頼るのは科学と事実と良心だ」。スッカラ菅君だったら、マックス・ウェーバー流に「政治家が幸運に頼っていいのか。政治家が頼るのは変革への情熱と洞察力だ」。てな具合になるんでしょうか。いずれにしたって、「幸運」に頼っているようじゃ、政治家でもなければ科学者でもないってことさ。

 今日の参議院行政監視委員会には、小出裕章氏、後藤政志氏、石橋克彦氏らが参考人として意見陳述を行う。ようやく、原発を冷静に見つめるプロフェッショナルの意見が聴ける。法外な視聴料取ってるくせにNHKは中継をしないようだが、「参議院インターネット審議中継」で見られるので要チェックです。

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2011年5月22日 (日)

何故に検査を拒否するお茶業界。

 スッカラ菅君が原子力は儲かりまっせの斑目君の「再臨界の危険」アドバイスで海水注入を指示した件で、言った言わないで国会がもめとります。原子力儲かりまっせのオッサンは、「そんなこと言った覚えはない」と逃げ腰だし、東電は「指示はなかったけど、政府の判断を待つために止めた」と高みの見物。ま、誰が指示したかなんてどうせ闇の中なんだろうけど、一番重要なことは「海水注入中断」が正しかったのかどうかってことじゃないの? そういうことになると、専門家の意見てのが聞こえてこなくなっちゃうのが、今回の原発(人災)事故の特徴なんだよね。昨日も書いたけど、プロの顔が見えてこない。ボクちゃんお腹痛いのシンゾー君なんか、「止めてしまったことは万死に値する」てなことをブログでも講演会でも吹聴しまくってるけど、その前になぜ万死に値する行為なのか、科学的に説明してくれないかなあ。ま、原子力は儲かりまっせオッサンが自らの発言を否定しているところをみると、おそらく「海水注入中断」は危険なことだったんだろうことはシロートながら想像がつくんだけど、京大の小出さんの見解はどんなものなのだろう。

 スッカラ菅君にとっては絶好のパフォーマンスとなった日中韓首脳トリオの福島訪問。農作物の安全性をアピールするために必死なのはわかるけど、実際の汚染度ってどうなってんだろう。15日のブログに書いたように、「風評被害に負けずに被災地の農作物を支援しようという気持ちはわかるのだが、だからといってなんでもかんでも風評被害で片付けてしまうのは危険だと思うのだ」。ここでも、情報公開ってことがなおざりにされてるんだよね。

 で、今度は、お茶の検査でひと悶着起きている。放射性セシウム汚染が深刻化しているお茶の検査を、「生葉で検査するのは仕方がないが、荒茶だと影響が大きすぎる」というのがその理由なんだとか。荒茶というのは生葉を乾燥した半加工のもので、生葉に比べて重さが軽くなる分、1キロ当たりのセシウム濃度が高くなるのだとか。だから、静岡や神奈川のお茶どころでは、「規制値を超えない生葉も荒茶にすると規制値を超える可能性がある」と反発しているっていうのだが、しかしですよ、これって数字のトリックみたいなもので、中部大学の武田教授がブログで言っているように、「むしろ、お茶の業界は1度でもセシウムが検出されたならば、より積極的に「自主的にセシウムを検査する」という動きにでて、お茶の愛好者に安心して飲んでもらうのが筋」なのではなかろうか。それを、「厚生労働省が、生茶葉を乾燥させた「荒茶」の放射能検査を東日本の14都県に求めた問題で、神奈川、埼玉、栃木の3県は19日までに、検査をしない方針を決めた」ってんだけど、お茶への信頼感はこれで総崩れになる可能性だってあるわけで、お茶業界は判断間違ってると思うけどね。それこそ、風評被害が広がる恐れだってあるんじゃないか。

・武田邦彦(中部大学教授)
科学者の日記110520 哀しい茶葉の検査拒否

 本来なら、県がしっかりと安全性をチェックして、もし汚染されていたならそうした食材が市場に出回らない措置をとって、その上で東電や国に損害賠償をキッチリと要求すべきだと思うんだけど・・・シロートの浅知恵でしょぅか。ま、福島県のように長崎大学の御用学者をアドバイザーに招いて、「放射能はニコニコ生活してたら怖くない」なんてデマを垂れ流している県もあるくらいだから、そう簡単ことではないのだろうけど・・・。

 長崎大学の御用学者といえば、さすがに福島の県民も腹に据えかねたようで、「県民の税金を使って、嘘つきを雇うのは言語道断」と、「福島県の放射線健康リスク管理アドバイザー、山下俊一教授の報酬額と契約期間について情報公開請求」する動きが出てきたと「低気温のエクスタシーbyはなゆ~」さんが伝えている。ま、御用学者を雇った福島県知事はいまでこそ被害者面しているけど、もとはといえば筋金入りの原発推進派で、オジの偽黄門コーゾーと組んでおいしい思いをしてきた御仁ですからね。そのうち、その責任も問われる時がくるでしょぅ。

・低気温のエクスタシーbyはなゆ~
福島県民が山下俊一アドバイザーに関する情報公開請求に踏み切った

 ところで、26日からフランスのドーヴィルでサミットが始まるけど、スッカラ菅君は、「2030年までに全ての新築ビル・住宅の屋根に太陽光パネルを設置する構想を盛り込む」らしい。盛り込むのはいいんだけれど、個人の住宅でさえ設置に数百万かかる費用はどうしてくれるんだ。おそらく、言いっぱなしで終わる可能性大でしょう。お友達の孫君は、全国10ケ所に太陽光発電所を建設するとブチ上げているげ、スッカラ菅君はその迫力に応えるだけのエネルギー政策のグランドデザインが描けるのだろうか。それが、問題だ。

 温家宝と李明博を引き連れて福島までノコノコ出かけて、「元気でがんばってください」って他人事みたいなこと言えちゃうキャラだからなあ。本当なら、「元気でがんばれる」政策を打ち立てることが先決だろうに・・・と頭抱える日曜の朝であった。

【くろねこの競馬予想】

 今年のオークスに大異変。なんと、リーディングのベステ・テンに入っているきしゅのうち、蛯名以外の騎乗がない。さらに、武ちゃんも東海ステークスに回って騎乗なし。こういうオークスも珍しい。だからというわけではないのだろうけど、アンカツのマルセリーナと池添のホエールキャプチャが抜けた1、2番人気で競っている。桜花賞の1、2着馬だから、それはもっともなことなのだが、とちょいと人気をかぶりすぎなような。噂では、この2頭の馬連に300万つぎ込んだファンがいたとか・・・。

 確かにこの2頭をはずした馬券は買いづらい。というわけで、ハブルバブル、バウンシーチューン、グルヴェイグから2頭への馬券でお茶を濁すことに。ハブルバブル、マルセリーナ、グルヴェイグで決まったら、ディープインパクト産駒のワンツースリー・フィニッシュの夢馬券か。

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2011年5月21日 (土)

大震災は神の仕業&東京新聞を恫喝する経産省&海水注入55分間の空白。

 梅雨入り前の夏日和、てことで暑い週末になりそうな予感。朝っぱらから強烈な陽射しが差し込む仕事場で、カーッと頭に血が上りそうになっちまったのが、よごれ髪・与謝野君の「神の仕業」発言だ。「想像を超える津波が発生したのは神様の仕業としか説明できない」から、「東電の債権放棄はありえない」し、発送電分離も「現時点では私の視野に入っていない」とさ。突っ込みどころ満載のボケ発言ではあるが、「神の仕業」ってことはなにかい、被災地の住民は何か悪いことでもしたのかい。宗教家の皆さん、こうした発言は「神」を冒涜するものではないのでしょぅか。

 津波は「神の怒り」とも聞こえる発言をしたシー・シェパーシドの代表や、「大震災は天罰」とほざいたレイシスト知事なんてのもいたが、よごれ髪は原発推進のA級戦犯のひとりでもあるわけだし、こうした発言にはマスメディアはもっと敏感に反応すべきなんじゃなかろうか。ま、期待するのが無理ってもんだろうけど。

 で、「神の仕業」はもちろんだが、もうひとつ気になるのが、「私の視野に入っていない」というコメントです。なんか勘違いしてないか。何様のつもり、ってのがあるけど、これはその典型ですね。ま、政治家というよりは官僚の出先機関みたいな奴だから、こんな発言も平気でしちゃうんだろうけど、こんなのが閣僚という時点で、民主党内閣は終わってるってことです。いやあ、それにしても、よごれ髪は「人」としてもどんどん劣化していることがよくわかった。詩心の片鱗もないってのは、鉄幹・晶子が草葉の陰で泣いてるよ、きっと。

 東電の鉄面皮社長が辞任するそうだ。で、蛙の面に小便の会長は、事故処理に邁進するため留任なんだとか。つまりは、お飾り社長はご退場願って、ここらで組織引き締めしなくちゃいけないから、実力会長が陣頭指揮執るぞっていう決意表明なだろうね。鉄面皮社長にまかせておくと、いずれ企業年金や退職金という聖域にも手を突っ込まれかねないから、いまのうちに組織の建て直しを図ったってのが本当のところでしょう。東電は、いつだって自分たちのことしか考えてないからね。

 ところで、18日のブログで、資源エネルギー庁の長官がオフレコで枝野批判をしたことを曝露した東京新聞のコラム「私説 論説室から」を紹介したけど、なんとそのしっぺ返しに経済産業省は東京新聞記者を「出入り禁止」にしたそうな。その経緯を、署名記事を書いた長谷川記者が「現代ビジネス」のコラムでドキュメントしている。これが、笑えるのなんのって、広報室長への直撃取材は必読です。

「枝野批判」オフレコ発言をすっぱ抜かれ、今度は東京新聞記者を「出入り禁止」にした経産省の「醜態」広報室長は直撃にひたすら沈黙

 最後になったけど、スッカラ菅君の意向で、震災翌日に55分間も原子炉への海水注入が中断したそうだ。なんでも、「原発には詳しいんだ」のスッカラ菅君が、原子力安全委員会の原子力は儲かりまっせ委員長の斑目君の「再臨界の恐れあり」なんてアドバイスに慌てふためいた結果とか。結局、その心配はないってことになって、海水注入は再開されたそうだが、へたすると55分間の中断が劇的なトラブルを引き起こしていたかもしれない。

 これって、シロートながらとても初歩的な問題のような気がするんだが、つまりは原発(人災)事故に関与していてる人間の中に、本当の原子力のプロがいないってことなんだよね。これは怖いことですよ。誰も原子力のことわかんないで原発いじくってるわけだから。これじゃ、よごれ髪ならずとも、「神の仕業」ってことにしたくなるってもんだ。やれやれ。 

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2011年5月20日 (金)

文部科学省が「放射能恐怖症」をデッチ上げ!?

 5月分の電気量のお知らせが届く。前月比38%の節電を達成。昨年同月比でも37%の節電だから、なかなかのものだ。一般に家庭で消費する平均的電力量は年間4482kWhというから、月に換算すると約373kWhとなり、これはほぼ我が家の電力使用量と同じ。で、こまめに照明を消したのと、使っていない電化製品はコンセントを抜くことを心がけただけで、これだけ節電できたという事実は心強い。何よりも効果があったのは、仕事部屋の照明を昼間はカットしたことだろう。もともと、仕事部屋は東向きにほぼ一間幅の窓があるので採光は抜群なのだから、昼間の照明は特に必要なかったのですね。つまり、電気の無駄使いをしてたってこと。おそらく、他にも無駄使いしているだろうから、そのあたりをチェックすれば節電なんて簡単だってことっす。

 東電も中電も、節電しないと大変だぞって脅してるけど、なんてことありません。ちょいと生活のスタイルを見直せば、15%くらいならたやすいことではないでしょうか。そんなことより、電力会社こそ、原発なくても電力の安定供給を図る努力をすべきなんですね。原発なくなったら大変だぞ、なんてのは嘘ですから。現に、日本にある54の原発のうち、定期点検などで停止中のものが30以上あるわけで、原発にたよらなくても当面は賄えるんだよね。ま、こちとらとしては、立派に節電してみせっから、電力会社は血反吐を吐くまで努力してちょうだいね。

 さて、中国電力が建設しようとしている上関原発について、推進派だった山口県知事が反対に回る可能性が出てきた。そりゃそうだよね、上関原発は予定されている敷地の半分は海を埋め立てるってんだから、それだけでも耐震性には疑問符がつく。万が一が起きた時には、その被害は予測もつかないだろうから、さすがに推進派の知事でも悩んじまったってことなんでしょう。来月初旬には、原発施設の密集地である青森県知事選があるけど、原発からの脱却を訴えているのが共産党の候補者だけというのは嘆かわしい限りだ。推進派の自民党の現職は論外としても、民主党の候補者も既存施設は容認、新設凍結という玉虫色のところはスッカラ菅君そっくり。ま、これが民主党の原発政策の現実なんでしょうね。やれやれ。

 ところで、昨日の日刊ゲンダイの小さなコラムに、文科省が教育現場や保護者向けに頒布した「放射能を正しく理解するために」というパンフレットのことが載っていて、「被曝を恐れるとPTSD(心的外傷後ストレス障害)になる」としか読めない記述があるらしいと紹介されていた。で、ちょいと検索かけてみたら、「ジャーナリスト 木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」」に行き当たったのだった。それによれば、Facebookに投稿された精神科医の抗議がそのニュースソースで、その全文が掲載されていた。チルノブイリの事故では、被曝を心配する住民を「放射能恐怖症」と呼んで精神疾患扱いしたそうだが、それと同じようなことを文科省が仕掛けている恐れがたぶんにあるらしいということだ。「安全デマ」を垂れ流し続けるだけでなく、子供たちが被曝するのを「安全デマ」の影に隠れてほっかむりしようというんだから、日本は国そのものがメルトダウンし始めているようだ。

・ジャーナリスト 木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」
「放射能恐怖症」をでっち上げようとする文部科学省へのある精神科医の抗議

 いみじくも、被災地では「放射能が怖い」と口にすることさえはばかれる雰囲気がある、と今朝の東京新聞「こちら特報部」が報じていた。「こちら特報部」の後書きでもある「デスクメモ」の嘆きは、等しく原発被災者の嘆きでもあるのかもしれない。

「震災後、福島市内で県の委嘱を受けた長崎大学の山下俊一教授が講演した。記者は付け焼き刃の知識であおっているだけで、健康被害は心配なしだとか。結論は『放射線の影響は実はニコニコ笑っている人にはきません』とも。こういう人は御用学者と言われても、ニコニコ笑ってやりすごすのだろう。(牧)」(東京新聞「デスクメモ」より)※太字はくろねこ

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2011年5月19日 (木)

原発推進論者は憲法改定論者にさも似たり&シンポジウムのお知らせ

 昨日は、初夏の陽射しが照りつけ、放射能も舞う(?)中、青山まで足を伸ばして、友人のイラストレーター、真鍋太郎の個展をひやかす。今回のテーマは、彼の干支である「ウサギ」。お洒落なウサギ、とぼけたウサギ、恐いウサギ、セクシーなウサギ・・・TAROの不思議なウサギワールドに、ほのぼのとしたアンニュイな昼下がりでありました。表参道の「GYRE(ジャイル)」3階の「EYE OF GYRE」にて5月25日(水)11時~20時まで。

Photo

 東京新聞を開けば、東電社員が保険金詐欺で逮捕のニュース。なんでも、知り合いが借金を返さないので、「事故でも起こして金を返せ」と中学の同級生のヤクザとつるんで保険金詐欺を持ちかけたんだとか。500万円貸してたっていうけど、いくら知り合いでもそんな大金貸せるとはいいご身分だこと。ひょっとして闇金やってんたじゃないの。シロートじゃ、いくらなんでも「事故でも起こして金を返せ」てなこと言わないでしょ。それにしても、醜聞ってのは、次から次へと出てくるものなんですね。

 さて、スッカラ菅君が、発電と送電の分離案に意欲を見せたってんで、各紙とも一面で報じている。また、電力会社の地域独占にも触れたそうで、さらに「環境エネルギー先進国を目指す」と強調したんだそうな。これだけなら、まったく正しい方向だと思うのだが、すべてに、「議論が及ぶだろう」(発送電分離)とか、「議論する段階がくる」(電力会社の地域独占)とか、「目指す」(自然エネルギー)とか、エクスキューズつけまくりなのが大いに気になるところだ。

 そのくせ、原発に関しては、「緊急的な安全措置が講じられ、安全性が確認されれば稼動を認めていく」とか、「より安全な活用の仕方がきちっと見いだせるなら、原子力をさらに活用していてく」とか、なんともハッキリとした物言いになっている。点検中の原発も、時期がきたら再稼動しますって言ってるわけ。つまり、「電力会社のあり方は議論してみる」し、「環境エネルギー先進国を目指す」けれど、結果はわかりません。でも、原子力はこれからも活用していくから、よろしく・・・ってことなんだろうね。

 再生可能エネルギーについて、スッカラ君が大好きな諮問委員会やなんたら会議ってのを設置したという話は聞かないから、ようは口先だけということなんだろうけど、国民を舐めるにも程があると言うものだ。

 で、その裏側では、こっそりと「憲法審査会の規定」が参議院で民自公の賛成多数で制定された。これで、憲法改定へ向けたお膳立てが揃ったわけで、大震災と原発(人災)事故で揺れる混乱した状況の中で、よくもまあそんなことしてる暇があるものだ。仮設住宅も満足に建っていない、義援金の分配も滞ったまま、原発の賠償仮払いも先が見えない、てな状況を考えたら、国会がやることってもっとあるはずだよね。それを、このドサクサにまぎれて何やってんだか。

 そういえば、原発推進論者って憲法改定論者と見事に重なっていると感じるのは、くろねこだけだろうか。

【お知らせ】

下記の通り緊急シンポジウムを開催することになりました。
チラシはこちらからダウンロードできます。
http://shiminnokai.net/doc/flyer110523.pdf

  • テーマ:「検察、世論、冤罪」
  • 日程:5月23日(月)18時30分
  • 会場:明治大学アカデミーコモン3階アカデミーホール
    (移動にはエスカレーターをご利用ください)
    地図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
    ※場所は駿河台(最寄り駅:お茶の水または神保町)となります
  • 主催:明治大学大学院情報コミュニケーション研究科
  • 協力:健全な法治国家のために声をあげる市民の会
  • 総合司会: 江下雅之(明治大学情報コミュニケーション学部教授)
  • 司会:   岩上安身(フリージャーナリスト)
  • パネリスト:郷原信郎(名城大学教授・弁護士・「検察の在り方検討会議」委員)
          山下幸夫(弁護士・元最高検察庁アドバイザー)
          山口一臣(週刊朝日前編集長)
          八木啓代(「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」代表)
    (※:パネリストは変更になる場合があります)
  • 入場無料
  • 一般公開ですので、どなたでもご入場いただけます。途中入場も可能です。
  • 予約はできません。当日先着順のご着席となります。

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2011年5月18日 (水)

天声人語の「迷文」とレイシスト知事の「ざまあみろ」発言に腰砕けの朝。

 昨日のブログで、福耳猪八戒・枝野君の東電に対するツッパリに若干のエールを送ったのだが、なんと資源エネルギー庁長官の細野某とかいう輩がオフレコと前置きしたうえで、福耳猪八戒の銀行債権放棄発言の批判を繰り広げたそうな。「はっきり言って『いまさら、そんなことを言うなら、これまでの私たちの苦労はいったい、なんだったのか。なんのためにこれ(賠償案)を作ったのか』という気分ですね」だとさ。東京新聞の記者による署名コラム「私説 論説室から」は、この発言を受けて、こう論じている。

(これより引用)

 賠償案は株主や銀行の責任を問わず事実上、国民負担による東電救済を目指している。長官発言は「苦労して株主と銀行を救済する案を作ったのに、枝野発言はいったいなんだ」と怒りを伝えようとしたのだ。

(中略)

 自分たちがどちらの側に立っているか、率直に述べている。まあ正直な官僚である。同意したわけでもないのに勝手なオフレコ条件に応じる道理もない。「真実」を語る発言こそ報じるに値する。

(引用終わり)

 最後は、やんわりと嫌味で締めくくっているところがほほえましい。それはともかく、一事が万事、こんな具合なんでしょうね。オフレコ発言に本音がポロリてことなんだろうけど、記者クラブの住人どもはなかなかそこをつつかない。

 ようやくのこと東電が認めたメルトダウンにしたって、専門家や一部のフリージャーナリストにとってはハナから常識だったのに、敢えてそうした声を無視してきたんだから。急先鋒だったスーパーゴルフジャーナリストでもある上杉君を「デマを飛ばすインチキ記者」とまで罵っていたんだからね。今となっては、「安全デマ」のお先棒担ぎをしてたくせに何言ってんだかなのだが、さすがに朝日新聞は言い訳も小賢しい。

 久しぶりに「天声人語」を覗いてみれば、なるほど、「現代社会の森羅万象を、鋭く温かな視点から描く朝日新聞の代表的コラム」と大上段に自画自賛するのもむべなるかなといった書き出しに背筋に悪寒が走る。で、ちょっと引用します。

(これより引用)

 辞書によれば、〈溶ける〉とは固形物が液状になることだ。類語の〈とろける〉には、心のしまりがなくなる/うっとりする、の意味が加わる。「ろ」が入るだけで随分まろやかだが、間違って「炉」を添えると、〈溶ける〉が牙をむく 

 「メルトダウン」は軽々しく使える言葉ではなかった。なにしろ、原子炉の燃料棒が自らの熱で溶け落ちる悪夢である。燃料の損傷という軽い響きも、炉心溶融と正直に書けば、ただならぬ気配に腰が浮く

(引用終わり)

 「腰が浮く」どころか、こちとら「腰が抜ける」を通り越して「腰が砕け」ちまったい。すごいね、「『メルトダウン』は軽々しく使える言葉ではなかった」だとさ。「全炉心溶融」なんて言葉まで持ち出して、どうにか「メルトダウン」って言葉を使わないように、東電ともどもマスメディアは四苦八苦してるようだけど、「軽々しく使う言葉ではなかった」って言ってるってことはようするに知ってて知らん振りしたってことだよね。ジャーナリズムの第一義ってのは、事実を報道することにあるんじゃなかったっけ。語るに落ちた、ってのはこのことか。

 上杉君が記者会見で、「メルトダウン」という言葉を出すたびに、記者クラブ所属の記者から「そんなこと聞くな」って罵声が飛んだようだけど、ひょっとして朝日の記者か? 是非とも、そんな罵声を浴びせた記者とその所属する社の名前を公表してほしいものだ。

 ま、それはともかく、昨日の東京新聞「こちら特報部」が、東電の広告費と接待費の闇を突いていたが、なんでもマスコミ対策費は250億円以上という噂もあうるそうな。これって、ようするにマスコミ用の賄賂みたなもんで、つまりは官房機密費と同じなんだね。記者クラブの住人の中には、けっこうな額をつかまされちゃって、ズブズブの関係でおいしいい思いをしいるのがゴマンといるね、おそらく。上杉君を「デマ男」と批判した輩なんか、東電のパンフレットにヨイショ記事書いて百万単位で原稿料いただいちゃったりしてるんだろうな。ひょっとして、家なんか建っちゃったりして。

 こうした構図って、小沢狂想曲の時の検察とマスメディアの関係とまったく同じ。ようするに、既得権益者同士がなあなあで報道してるんだから、情報そのものが操作されてるってこと。ま、原発でもマスメディアの大本営報道は続いているわけだけど、今回は日本だけでなく世界中の安全が脅かされてるんだから、国と東電、そしてマスメディアの情報隠しのトライアングルの責任は、とことん追求されるべきでしょう。

 ところで、レイシスト石原君が、「アニメエキスポ震災で全部パーになった。ざまあみろ」って発言したと騒がれている。ニコニコ生放送の 『田原総一朗 談論爆発!』における青少年健全育成条例についての発言なのだが、正確にはこう言っとります。「大きな出版社までもが、何の被害妄想か知らんけどね、アニメフェアをやるったら、俺たちはあんなとこ行かない。幕張でやるって言ったらね、震災が来て両方ともパーになったね。ざまあみろってんだ」(太字はくろねこ)。ま、これが世界に冠たる東京の知事の発言です。聞いてるこっちが恥ずかしいです。さらに、電波芸者田原君は、そんなレイシストを一生懸命フォローしとります。こちらは、哀れとしか言いようがありましぇん。では、お後がよろしいようで。

田原総一朗 談論爆発!
 

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2011年5月17日 (火)

大阪の子供知事のダダこねと福耳官房長官のツッパリ。

 ちょいと二日酔いだけど、ただちに健康に影響はない、と感じるどんより曇り空の朝である。で、東北の被災住宅から貴重な古文書が見つかっているらしい、ということを昨日の夕方のニュースが報じていた。なんでも、その数は1万点にも及ぶらしい。多くが襖の下張りに使われていて、家屋が半壊などしたことで偶然発見されたのだとか。なかには、戊辰戦争の資金集めに関連した古文書などもあり、歴史的にも貴重な資料で、研究者にとってはまさに宝の山。東北に限らず、日本中の古民家にはまだまだ貴重な資料が埋もれているだろうことを予測させるニュースではあった。

 昨日のブログに、大阪の子供知事・橋↓君が、「君が代起立」条例案の成立を画策している、と書いたが、どうやら「君が代起立」しない教師は辞めさせてやるとまで吼えているようだ。弱い犬ほどよく吼えるというが、子供知事のキャインキャインにはほとほとあきれる。公務員なんだから国旗や国歌に敬意を払うのは当たり前、という理屈はそうだとしても、起立しなけりゃ辞めさせてやるというのは、少なくとも行政のトップが吐く言葉ではない。

 子供知事のお仲間の大阪維新の会は、「思想信条の問題ではない。これまでの教育委員会の指導を順守するよう求める条例だ」てなおためごかしをのたまっているけど、どうみたって思想信条の問題じゃないの。というか、「起立」しなけりゃ辞めさせてやるっていう心根こそが、ある種の思想信条にのっとってるとしか思えないけどね。子供知事は、「もう
(個人を)特定している」なんてまるで特高警察のようなことを口走ってるくらいだ。これは、ちょっと聞き捨てならんけどなあ。

 そもそも、1999年に国旗・国歌法が制定された時には、平成おじさんの小渕総理は、「国民や児童生徒に、国歌斉唱を強制するものではない」と発言している。2004年の秋の園遊会では、勘違いの将棋指し・米長君が「日本中の学校に国旗を揚げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と発言したことに対して、天皇は「強制になるということがないのが望ましい」とたしなめたほどだ。おそらく、子供知事のような発言は、迷惑以外のなにものでもないのではなかろうか。

 府議会では、大阪維新の会が第一党だから、これからも子供知事のやりたい放題、言いたい放題が続くんだろうね。「君が代」起立条例案は、その始まりに過ぎないのかもしれない。

 このところ、福耳猪八戒・枝野君が、東電の賠償支援問題でやたらツッパっている。金融機関への債権放棄発言に加えて、昨日は発電、送電部門の分離案にも言及した。猪八戒の独り相撲と揶揄する声も聞こえるけれど、このツッパリかげんは拍手してあげる。「東電による資産売却や経費節減が、徹底的になされることが大前提。『しっかり責任を果たしている』と国民の理解を得なければ前に進まない」という発言はけだし正論。退職金や年金削減を拒否する鉄面皮社長・清水には、「東電の置かれている社会的状況を、あまり理解していない」と、ちょいと小気味良い発言が続いている。望むべくは、この姿勢を最後まで貫くことだ。「そうして、あとで怖くなって、『でも本当は国民負担でしょ?』っていうと、『ちょっと負担』っていう」ことのないようにね。

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2011年5月16日 (月)

原発(人災)事故の影に隠れて進行する政治の動きにも気を配りたい。

 今朝、我が家のドラ猫がPCの前に寝そべりながらクシャミを連発。おっ、風邪か、とも思ったのだが、元気ハツラツで鼻水も出ていないから、おそらくなんてことはないのだろうけど、そろそろ三種混合の予防注射に連れて行ったほうがいいかも。

 我が家の猫がクシャミをしたぐらいでは世界は驚かないが、次期フランス大統領と呼び声の高かったIMFのストロスカーン専務理事が強姦容疑で逮捕されたことでヨーロッパは大騒ぎ。まだ逮捕されったてだけで、有罪が確定はしたわけではないけれど、サルコジ大統領にとっては敵が自滅してくれたんだから、内心はほくそ笑んでいるに違いない。ひょっとするとストロスカーン追い落としのための陰謀だったりして・・・ふむ、ちょっと安直なスパイ小説まがいの妄想をしちまった。

 というわけで、福島第一原発だけど、3号機にホウ酸注入が始まった。ということは、再臨界の危険があるってことか。なんだか、日に日に事態は悪化しているようだけど、国をあげてどうにかしようって気配が国会の中からまったく伺えないのが不思議でしょうがない。最大の責任者である自民党は高みの見物どころか、「エネルギー政策合同会議」なんて原発擁護・推進の政策集団が立ち上がる始末だ。委員長は元経済産業大臣の甘利利明、委員長代理に元官房長官の細田博之、そして最も注目すべきなのが東電の元副社長で現在は顧問の加納時男が参与として参加していることだ。

 元参議院議員でもあったこの男は、原発推進のA級戦犯といわれる存在で、朝日新聞のインタビューに「むしろ低線量(の放射線)は体にいい」と口走ったトンデモ政治屋だ。アンパンマンやママチャリ野郎が殊勝なコメントで自民党の責任論をかわそうとしている片側では、こんな政策集団を臆面もなく立ち上げちまうんだから、とてもじゃないが挙国一致で原発に立ち向かうことなんかできやしないってことか。

 ところで、大阪の子供知事であるところの橋↓君が、「君が代起立」条例案の成立を画策している。府議会で自民党と協議しているようだが、条例ってのは国でいえば法律なわけで、へたすると罰則までつけかねんぞ、子供知事は。レイシトス知事の東京都でさえ、「君が代起立」は通達だから、条例となると大阪府民の見識も問われることになるんだろうね。

 今後どんな動きになっていくか予断は許さないだろうけど、原発騒動の影に隠れてどうも一気呵成にいろんなことが画策されいるような気がしてならない。ネット規正法、嘉手納基地統合案、年金制度・社会保障改革、国民年金下げ、協会けんぽ上げ・・・本来ならどれひとつとっても国民にとって重要なテーマのはずだ。また、郵政改革に関連したかんぽの宿不正売買疑惑幕引きとか、もう忘れたかもしれないが「沖縄はゆすりの名人」発言のメアの「東日本大震災の調整担当」就任なてのもある。おっと、陸山会事件の公判だって重要な証人喚問が続いている。

 喫緊の最重要テーマである原発(人災)事故はもちろんだが、その裏側で着々と進行している政治の動きからも決して目を離してはいけないと自らに言い聞かせる月曜の朝であった。

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2011年5月15日 (日)

未来を預ける子供たちの「今」を放射能からどう守るか・・・それが問題だ。

 初夏の陽射しがまぶしい爽やかな日曜日だというのに、なにやら嫌なニュースが。どうやら、東電が福島第一原発2号機と3号機のメルトダウンの可能性を示唆したらしい。「最悪の場合」という注釈はついているけど、情報を小出しにしつつ最終的には、「やっぱ、最悪の状況でした、ワリーワリー」で済ませてきた狼少年ですから、おそらく2、3号機もメルトダウンしていることは確実なのではないでしょうか。さらに、東電がちょいと引っかかる情報を流す時って、その裏側でもっとドラマチックなトラブルが起こっている場合が多いから、今回も何かあるんじゃないの、と疑いたくなってくる・・・かといって、何が起きているかは見当もつかないんだけど。

 で、原発そのものの状態ばかりに目を向けがちなのだが、その間にも放射性物質はどんどん垂れ流され、農作物や水産資源の汚染だって劇的に進行しているはずだ。なのに、その情報がとんと伝わってこない。風評被害に負けずに被災地の農作物を支援しようという気持ちはわかるのだが、だからといってなんでもかんでも風評被害で片付けてしまうのは危険だと思うのだ・・・。特に、子供たちの給食に原発で苦しむ地域の野菜を積極的に使おうという動きがあるようだけど、放射能の影響に最も敏感な子供たちだからこそ、過度なくらいに食べ物には注意を払うべきなのではなかろうか。

 実際に、日本医師会が、学校での放射能許容量を20ミリシーベルトに設定したことに対して、声明を発表し、見直しを迫っている。放射生物質の被害から子供をどうしたら守れるか。そうした視点を、日本がまったく持っていないことに、おそらく世界中が驚愕してるのではないだろうか。「OLIVE!NEWS」さんが伝える、「見るに見かねたドイツが考えてくれた日本の子供を守る摂取限界値」は、いかに日本が子供たちをスポイルしているかがよくわかる。子供たちと放射能の関係を、現場の教師はどんな思いで見つめているのだろう。そして、宗教家たちの沈黙も不思議だ。もっと子供たちのために声を上げてもいいんじゃないか・・・声を上げているのかも知れないが、少なくともくろねこには聞こえてこないのだ。

・OLIVE!NEWS
見るに見かねたドイツが考えてくれた日本の子供を守る摂取限界値

 ところで、スッカラ菅君は、「原発の安全性高め継続」(読売新聞電子版)とサミットで表明するそうだ。事実とすれば、この男の頭の中って、もうグチャグチャで、配線がこんがらがっちゃってる状態なんでしょうね。そっか、スッカラ菅君の頭の中は、すでにメルトダウンしちゃってるってことか。サミットでは、水蒸気爆発起こさないことをせつに願っております。

【くろねこの競馬予想】

 素直に考えれば、今年のヴィクトリアマイルは、ブエナビスタで鉄板。と思っていたのだが、どうも調教過程が気に入らない。これほどの名馬でありながらちいまさら調教の方法を変えたということは、馬体にちょっしとした違和感があるのかもしれない。では、対抗のアパパネで決まりかというと、そう簡単にはいかないのでは。昨年の牝馬3冠とはいえ、その着差は微々たるもの。ここは同じ4歳馬の逆転があってもおかしくはない。

 期待したのは、レディアルバローザとアプリコットフィズ。特に、後者は先行しての粘り込みに持ち込めたらブエナビスタ、アパパネをまとめて負かすチャンスもあり。

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2011年5月14日 (土)

東電の不誠実をなじる東京新聞、アッパレ!

  新しいPCに代えてほぼ3週間。Win7、IE8には多少の不満はあるものの、快適さはそれまでの老朽化したPCとは比ぶべくもない。で、PCをオフにする時に、決まって「シャットダウンしています」という警告文が出るのだが、これが「メルトダウンしています」と読める今日この頃、なんとまあ清々しい週末でしょう。

 清々しくいかないのが、もう毎日のことだが福島第一原発(人災)事故による混乱だ。その元凶となっているのが、東電の情報隠蔽体質。昨日は、今年の夏の節電目標15%が発表されたが、これだって、その前提となる電力の供給能力といった情報公開があって、はじめて機能するものではないだろうか。東京新聞の社説は、「見逃せぬ東電の不誠実」の見出しで、そのあたりを舌鋒鋭く追及している。「福島県・広野火力発電所が復旧し、今夏の予想ピーク需要、五千五百万キロワットに見通しがついたのに、国会議員らにはそれを伝えながら、肝心の消費者にはだんまりを決め込んだ」と手厳しい。そして、「供給確保の情報を表に出さず、電力不足を大々的にキャンペーンすることで、脱原発を牽制したと受け取られても仕方がない」と続けるが、おそらく「脱原発を牽制」したのに違いない。ようするに、「電力業界の顧客でもある国民を侮って」いるわけで、こいつら世間を舐めきっている。

 舐めきっているから、「企業年金削減拒否」したりするんだろうね。その理由が、「老後の生活設計に直結するから」だって。馬鹿言っちゃいけないよ、原発(人災)事故に巻き込まれた被災者は、老後どころかジャストナウの生活もままならないんだからね。こうした手前勝手な言い分は、国家公務員の給与10%削減を渋る職員団体とクリソなのもなかなかに興味深い。曰く、「住宅ローンを抱える年代層は生活設計を大きく見直さなければならない」「いま求められているのは賃下げではなく、公務員を増やすことだ」・・・てな具合です。でも、どこをどうひねくりまわしたら、「賃下げよりも公務員を増やせ」なんて屁にもならない理屈が出てくるんだろうね。東電も公務員も、何か勘違いしてやしませんかねえ。

 勘違いといえば、アンパンマン・石破君やママチャリ野郎の谷垣君が、「原発推進してきた自分たちにも責任あるかも」なんてことを今頃になって言い出している。民主党に尻拭いさせたままだと次の選挙で「原発」が争点になった時にまずいぞ、ってことなんだろうね。ママチャリ野郎なんか、反省しているそぶりを見せつつも、「これまでの原発推進政策に間違いはなかった」ってチラッと衣の下の鎧をのぞかせたりしてるくらいだからね。ま、反省なんかはしてないでしょ。おそらく、原発のトラブルが自民党政権の時でなくてラッキーって思ってるはずですよ、心の片隅では。

 福島第一原発(人災)事故では、東電はもとより、「ただちに健康に影響はない」発言に代表される民主党の情報隠蔽体質も糾弾されている。でもどうでしょう、自民党だったらもっと情報は闇の中に埋もれてたんじゃないだろうか。おそらく、今以上に国民には何も知らされずに、ズルズルと事が進んだかもしれない。浜岡原発停止なんてことも、絶対になかったと思う。ましてや、エネルギー政策の転換なんて、議論にもなっていないかもです。そう考えると、政権交代もまんざらでもなかったんじゃないか、と思いたい今日この頃ではある。

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2011年5月13日 (金)

福島第一原発1号機、メルトダウン・・・やっぱりね。

 警備会社が強盗にあって6億円盗まれたとさ。しかも、この警備会社は、これまでに2度も現金輸送車から大金を掠め取られてるっていうから、洒落にもなりません。その間抜けぶりにはそれこそ開いた口がふさがらないのだが、盗まれた6億円は郵便局のお金で、その現金輸送業務を請け負うにあたっては入札があって、2年前にこの会社が落札したのだとか。そっか、現金輸送業務ってのは入札制度だったのか。ついつい、わけもなく感心してしまった。

 警備会社が強盗に襲われるってのはちょっとしたブラックジョークだけど、笑ってる場合じゃないのが福島第一原発1号機のメルトダウンだ。ああ、やっぱりね、というのが一報を聞いた時の感想。おそらく、誰もがそんなこったろうとイメージしてたんじゃなかろうか。だから、メディアの報道もどことなくシラっとしている。実際はシラケている場合じゃないのだろうけど、これまでも東電の情報隠蔽のおかげでさんざんな目にあってきたから、どこかマヒしちゃってるのかもしれない。

 なんといっても、圧力容器に穴が開いて炉心が溶け出していたってことは、絶対にあってはいけないことなわけで、今回はうまい具合に格納容器の底に水が溜まっていたことが幸いして、とりあえず落ち着いた状態になっているにすぎないんだからね。水蒸気爆発の危険だってあったわけで、ここまできたら、チャイナシンドロームが起きないことを祈るばかりだ。

 それにしても、東電のデタラメぶりってのは犯罪的なわけで、これからだって何が起きてもおかしくないのが福島第一原発の実態なんだよね。メルトダウンのニュースは世界中を駆け回っているだろうから、おそらくアメリカなんか軍事衛星使ってた監視してるだろうことは間違いない。そんな悲惨な状況にあるってのに、東電の損害賠償支援策の枠組みが決まった。その大甘さかげには呆れるばかり。結局のところ、東電存続ありきで、本当なら鼻血一滴も出ないほどのリストラをやってから決めることなんじゃないの。

 着々と電気代値上げの世論つくりにマスメディアもグルになって励んでいるけど、そんなことより電気代に上乗せしてる電源開発促進税をまずは撤廃するこった。この金が原発交付金としてばら撒かれてるんだから。つまり、電力会社ってのは、自腹で地元に金配ってるんじゃないんだよね。そもそもは、消費者からこっそりかすめた金なんだから。損害賠償支援をおねだりする前に、資産売却はもちろん、内部留保もすべて吐き出すこと。当然、企業年金だって大幅減額でしょ。せめて、日本航空以上の痛みは感じてもらわなくちゃ、間尺にあいません。そうそう、改革には痛みが伴う、って言うじゃありませんか。

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2011年5月12日 (木)

あたご事故判決&原子力村のお馬鹿さん

 2008年に起こった海上自衛隊イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故の判決公判で、「あたご」の元当直仕官に無罪判決。なんともやるせない結果だ。漁船は海底深く沈没して測位システムの記録も消失、乗組員は亡くなっているわけだから、同じく漁に出ていた漁民の目撃証言は重要な証拠になるにもかかわらず、検察はずさんな捜査でその信用性を裁判でことごとく否定されてしまった。で、裁判では、弁護側、検査側の主張を退けて、裁判所が「あたご」乗組員の供述に基づいて新たに漁船の航跡を認定。その結果、回避義務は「清徳丸」にあったとして、元当直仕官は無罪となったわけだけど、これって言葉は悪いけど交通事故でよくある「死人に口なし」って感じがしないでもない。

 判決要旨を読んでも、裁判所が認定した「清徳丸」の航跡ってのもその根拠が希薄のような気がする。で、「あたごに回避義務はなかったから、起訴内容の注意義務を負っていたと認められない」となって無罪判決に至ったのだそうだ。でも、でっかいイージス艦が漁船がひしめく東京湾に入ってきて、「注意義務を負っていたとは認められない」もないもんだ。ま、裁判所としては、検察の証拠固めのずさんさに、こうした判決を出さざるを得なかったのかもしれないけど、その後の元当直仕官の記者会見における強気な発言とか聞くと、ちょっと違うんじゃないのとも思う。裁判所が認定した航跡について「仮説じゃないか」と漁師仲間はコメントしてたけど、これじゃ、この事故で亡くなった漁師親子が浮かばれない。

 さて、福島第一原発では、3号機から汚染水が海に流出していたようだ。法令で定める放射性物質の限度濃度の10万倍というから凄まじい。なんでも、2号機からの流出とほぼ同じような状況で、つまりは施設の点検を怠っていたってんだからどうしようもない。

 さらには、避難地域外の土壌から高濃度汚染が発覚。場所によっては、セシウム137の濃度が60万ベクレル以上もあったという。チェルノブイリ原発事故では、55.5万ベクレル以上の地域が強制移住の対象となっているから、60万ベクレルって数値だけでいえば相当に危機的な状況なのではなかろうか。それでも、原子力安全委員会は、ICRP(国際放射線防護委員会)の勧告に基づけば、放射性物質の防護措置は空気中の放射線量が基準だから「ただちに避難エリアを変える必要はない」んだとさ。また出ましたよ、「ただちに・・・」って決まり文句が。

 原子力村の住民ってのは、原発の危険性に目をつぶっても利権をあさる浅ましい奴ら、と思ってきたが、どうやらそうではないのかも。単純に金に目がくらんだだけの、原子力を舐めきったただの「お馬鹿さん」の集まりなのかもしれない。以前、朝日新聞のあほらしさを「馬鹿が社説でやってくる」とブログに書いて大笑いしたけど、「馬鹿が原発でやってくる」では笑ってるわけにはいかないか・・・。

 そんな原子力村の「お馬鹿さん」たちの脅しがきいたか、マスメディアはこぞって「電力不足キャンペーン」を繰り広げ始めている。そうした風潮に異を唱えているのが、今朝の東京新聞。「こちら特報部」の紙面には、「『電力不足キャンペーン』にモノ申す」の見出しが踊り、「東電また゛情報操作゛」「供給上積み隠し 危機あおる」「狙いは原発存続?」「電力会社と経産省グルに」と続いて、「広野火力復旧へ 夏もOK」と真夏のピーク時にも実は電力は不足しないと疑問を投げかけている。実際、東電は広野火力発電所の7月全基再開を決定、どうやら東電単独でも電力供給は可能となりそうなのだ。

 つまり、電力会社ってのは、電力の安定供給を義務づけられているにもかかわらず、正確な電力供給量の情報を公開しないで、電力不足を煽ってきたのであって、こうした情報が公開されない限りは、電力会社の言うことってのは信用しちゃいかんのですね。東京新聞は、「電力会社と経産省がグルに」と言うけど、マスメディアもそこに加わっているから始末に悪い。電力会社の数字のまやかしやトリックに国とマスメディアが乗っかって、「電力不足キャンペーン」を展開していると、いつかきっと「原発推進」路線に後戻りする日がやってくるに違いない。

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2011年5月11日 (水)

電力会社に四の五の言わせず、発電と送電の分離を急ぐべし。

 首相給与全額返上てなことで大向こう受けを狙ったんだろうけど、「なんだ、首相返上じゃないのね」なんて茶々入れられちゃうんだから、総理大臣って存在もすっかり「軽く」なったものだ。 

 なによりも、言葉に「強さ」も「重み」もなければ、「誠意」すら感じられないのが問題なんだね。浜岡原発を停止したのはいいけど、未来へ向けたヴィジョンがないから、「唐突だ」「科学的根拠はあるのか」「電力不足はどうする」・・・てなことを外野からワイワイ言われちゃう。で、防潮堤できたら運転再開するからね、って中電には約束して、つまりは原発政策維持するんだと思ってたら、今度は、エネルギー基本計画を見直して、「再生可能エネルギーの比率を高める」」なんてことを言い出している。

 再生可能エネルギーを基幹エネルギーとして開発に邁進するってのは正しい方向には違いない。でも、スッカラ感君が信用できないのは、いつだって具体的なグラウンドデザインの説明がないことなのだ。言葉で言うのは簡単。それをどう実現していくか、そのための詳細な工程表が示されなければ、それはただの絵に描いた餅なんだよね。

 具体性がないってことは説得力がないってことで、たとえば浜岡原発停止にしたって、その後に予想される電力不足に対する政策をちゃんと説明しないから、中電からは「だったら電力値上げだよ。それがいやなら負担の支援をするこった」と居直られちゃう。で、マスメディアもここを先途と、電力不足をいっせいに煽って原子力村に加担する始末。

 そもそも、ゴロツキ仙谷君は、原発政策維持を言明してるんだから、その整合性はどうとるんだろうね。おそらく、ゴロツキがそう発言する前に二人でランチなんか食べてるわけだから、意見のすり合わせはしていると思う。となると、昨日のあたかもエネルギー政策の画期的な転換を装った発言ってのも、にわかには信じ難い。一国の首相の発言が、こんなにも疑心暗鬼で受け止められるってのも悲しいものだ。

 本来なら、電力会社になんか四の五の言わせずに、発電と送電の分離を実施して、電力会社の新規参入を促すこと。地域独占の弊害は、今回の震災と原発(人災)事故でいやっというほどわかったんだから、心ある政治家、官僚なら、その方向に進むべきなんだよね。そして、太陽光発電など、再生可能エネルギーを固定価格で買い取る制度をつくることなんだよ。電力のほとんどを原発にたよっているフランスでさえ、20%は再生可能エネルギーなんだから。

 今は、電力会社の地域独占を突き崩す絶好のチャンスなんだから、ここでドラスティックなエネルギー政策を打ち出せなかったら、何年か先にはまた原発事故が起きて、その時こそ日本沈没しちゃうかも。もっとも、福島第一原発だって、けっして危険な状況から抜け出したわけではないのであって、安心している場合ではないのだけれど・・・。

 

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2011年5月10日 (火)

浜岡原発停止はガス抜きか・・・?

 さんざんもったいつけて、どうにか防潮堤建設後の運転再開を取り付けたところで、浜岡原発停止を決定。で、早速、国に支援をおねだり。東電といい、中電といい、電力会社ってのはつくづく営業努力をしない企業なんだね。何かって言っちゃ、すぐ負担を国に求めるんだったら、いっそのこと国営にしちまえばいい。もしくは、送電線を国が買い上げて、電力の自由化をすればいいのだ。そうすれば、世界で最も高額な電気料金もぐんと安くなるし、再生可能エネルギーの開発だって、おそらく加速度的に進む。

 原発がなければエネルギー政策は成り立たないなんてことはまやかしであって、現にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)によれば、「太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーは、最大で2050年の世界のエネルギー消費の77%を供給できる可能性がある」のだとか。つまり、原子力の代替エネルギー開発に向けて、世界は着々と動き始めているってことなんだろうね。後10年もしたら、原子力に依存しているのは日本やフランスといったごく一部の国だけになってたりして。ま、そんなに事は都合よく進まないだろうけど、自然エネルギーに向けた政策転換の流れは、おそらく止まらない。アメリカなんかは、そうしたことを視野に入れて世界戦略を考えているだろうし、日本が原子力なければ夜も日も明けぬなんてスタンスでいると、きっと足元すくわれることになるんでしょうね。

 そんなことを知ってか知らずか、スッカラ菅君は浜岡停めれば支持率上がるてな具合で、他の原発の安全性にはとんと無関心どころか、原発政策は維持するってんだから何考えてんだか。つまるところ浜岡原発停止はガス抜きみたいなもので、このままいったら原発の固定化につながっていくんだろうね。中電の条件闘争にやすやすと乗っかったのも、そうした思惑があってのことなのだろう。

 それにしても、何を根拠にそんなにも原発にこだわるのだろう。原発の危険性に目をつぶれるほどの利権ってなんなのだろう。東電や中電の幹部たちの呆けたご面相を見ていると、よほどおいしい思いをしてるんだろうなあと邪推しまくりのくろねこであった。

 

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2011年5月 9日 (月)

元地震予知連会長が語る、「原発実験」の国、日本。

 浜岡原発全面停止、と大きなアドバルーン上げたまではよかったが、その舌の根も乾かないうちに、「浜岡以外は停止しない」のだとか。なんだ、スッカラ菅君は、原子力村の住人たちに、早々と白旗上げちゃったわけね。これじゃあ、政権維持のためのパフォーマンスと揶揄されてもグーの音もてないだろう。ようするに、エネルギー政策のヴィジョンなんて何もないわけで、ゴロツキ仙谷に至っては、NHKの番組で、「現時点では30年以内に震度6以上の地震が起こる確率が10%以下とか、1%以下のところがほとんどだ。特に日本海側、瀬戸内にある原発はまず心配ない」と高言する始末。オッサン、オッサン、いつから地震学者になったんかい。

 スッカラ菅君、ゴロツキ仙谷君のそんなKYぶりを嘲笑うかのように、東京新聞一面には、「浜岡以外も見直しを」の見出しが踊っていた。元地震予知連会長へのインタビューなのだが、「(想定以上の地震や津波が)今までないから今後もないとはいえない、ということを今回の地震で教えられた」という元会長の言葉には浜岡原発廃止を訴え続けた地震学者ならではの重みがある。

 そして、「耐震上で想定するMとか活断層とかは、全く仮想の話であって、これ以上の地震は起きないと勝手に人間が決めて『ないと思っていた』では困る」と警鐘する。「現時点では30年以内に震度6以上の地震が起こる確率が10%以下とか、1%以下のところがほとんどだ」と知ったかぶりするゴロツキ仙谷君には、その根拠をあげて元地震予知連会長とディベートしていただきたい。

 「日本は唯一の被爆国で、第一級の地震多発国。そういう所で『原発実験』をやってはならない。太陽エネルギーとか風力とか、ほかの手を一生懸命みんなで考えようよ、ということじゃないかね」という言葉でインタビューは終わっているけど、そうか、日本は「原発実験」しているのか。地震と原発のせめぎ合いをみんなの命を賭けて国が推し進めてどうする。

 元地震予知連会長は、「東京電力も国も『地震が来ても絶対安全』と言ってきた。根拠を与えた専門家も含め、変わってもらわないと」とも語っているが、この言葉はそっくり原子力関連の御用学者にも当てはまる。年間1ミリシーベルトが20ミリシーベルトでも大丈夫ってなっちまうカラクリなんだろうね。中部大学の武田教授が告発する、「社会を混乱させる放射線医学の専門家」の罪は限りなく重い。

 ところで、福島第一原発の黒煙は、3号機が水素爆発を起こしたのが原因という噂が流れている。マスメディアはどこもこの黒煙についてスルーしているけど、ひょっとして隠さなきゃいけないほどのトラブルが起こっているのかも、と疑心暗鬼の月曜の朝なのだった。 

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2011年5月 8日 (日)

福島第一原発から黒煙&ゴネる中部電力

 福島第一原発から相当量の黒煙が上がったことを、「低気温のエクスタシーbyはなゆー」さんが伝えている。何が起こったんだろう。JNN福島第一原発情報カメラの映像キャプチャで確認できます。

 さて、中部電力が浜岡原発停止要請に対してゴネているようだ。東電への送電もできなくなるよ、なんて脅しもかけている。財界もそんな中部電力のネゴを後押しするかのように、「電力供給が減少したら生産にも大打撃」てなことを吹聴し始めている。ま、原発推進政策を見直されちゃうと困っちまう勢力にとっては、ここは正念場だから、どんなブラフだってなりふり構わず仕掛けてくるのは当然か。

 でも、そんなことして浜岡原発停止を引き延ばしているうちにと雲海地震が起きたらどうするんだろうね。そんなものは今日明日に起きるわきゃないんだよって根拠のない楽観論ですべてを推し進めてきた結果が、福島第一原発の(人災)事故なんだったてことを、このひとたちってまったく理解していないようだ。

 御前崎市長にいったては、「原発交付金に依存する自治体財政はどうなるのか、困惑を通り越してあっけに取られるばかり。菅首相は選挙目当てでこんな思い付きを言うのかと勘ぐってしまう。国策に従い原発を受け入れてきた自治体はどうなるのか。中部電力はどうするのか聞きたい」とさ。世界で一番危険な原発を抱えた首長の発言としては、レベルが低すぎてこちらが恥ずかしくなるほどだ。

 金が落ちて、雇用も確保できる。地元経済が逼迫して、人口流出に歯止めがきかない地域にとって、原発は喉から手がでるほどおいしい財源であることは間違いない。だから、原発の建設に関しては、安全性に関するデータの改竄なんて朝飯前、すべてにおいてまやかしが横行する。そんなまやかしを根拠にデッチ上げられたのが「安全神話」なわけで、そももの始まりからして歪んでいるのが原発政策なのだ。ま、そのおかげで、どこの誰かは知らないけれど、大儲けしている奴がいるってことです。

 そんな人々にとっては、浜岡原発がそう簡単に停止されちゃ困るわけで、ここしばらくは言いがかりともいえるようなネゴが続くんだろうね。結局は落とし所を見つけて停止ってことになるんだろうが、スッカラ菅君は果たしてどこまで本気で原子力村の住民と戦うつもりなんだろう。もっとも、そんな気は、ハナっからないかもしれないのだけど・・・。

【くろねこの競馬予想】

今年のNHKマイルカップは大混戦。本来なら、2歳チャンピオンのグランプリボスが中心なのだろうが、どうも成長力に疑問符。そこで、前走のNZトロフィーでグランプリボスに先着したエーシンオスマンとエイシンジャッカルに期待。相手も手広く、リアルインパキト、プレイ、アイヴィーリーグ、コティリオン。注目は、新馬、ファルコンステークスとデビューから2連勝中のヘニーハウンド。1400、1200と使われ、距離実績がないのがネックだが、ひょっとしたらかなりの大物かも。

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2011年5月 7日 (土)

浜岡原発停止要請で推進派の本音がボロボロ・・・。

 スッカラ菅君に座布団一枚の前に、団鬼六さんの訃報が・・・。団さんと最初にお会いしたのは、ロス疑惑の真っ只中のことだった。渦中の三浦和義とSMの女王様とのコラボ撮影という雑誌『ブルータス』の企画で、SMの女王様とはさすがに面識がないため団さんにお願いしたのがきっかけだった。妖しげな作品の世界とは裏腹に、いたって温厚な紳士というのが最初の印象。撮影は極めて刺激的に進行したのは言うまでもない。女王様との絡みが誌面を飾った時には、疑惑で世間を騒がせているこの時期にと三浦和義は大いに顰蹙を買ったのだが、まったく意に返さないふてぶてしさは、さすがだった。

 それはともかく、最後に団さんとお会いしたのが4年ほど前のこと。写真家の荒木経惟さんをインタビューした時に、たまたま団さんが近くにいるから一緒に飲もうか、というお誘いに新宿のスナックに押しかけたのだった。「腎臓悪くてね。でも、透析は嫌だからしてないんだ」の一言がいまでも耳に残る。しこたま飲んだ新宿の夜のなんと楽しかったことか・・・安らかに。

 さて、スッカラ菅君がやってくれました。浜岡原発全面停止要請! 人気取りのパフォーマンスだという意見もあるけど、とりあえず原発停止という決断は評価したい。昨夜は、TVがどんな報道の仕方をするか、久しぶりにニュースをチェックしたのだが、「浜岡が危険なことは分かっていた。なぜ今頃停止するのか説明責任云々かんぬん」とのたまったNHKの大越君のコメントにすべてが集約しているような気がする。

 それにしても、とぼけたコメントだ。ようするに、スッカラ管君にしてやられちゃって、不満たらたらってこと。でも、こういうのが「政治決断」ってものじゃないの。「なぜ今頃停止するのか」もわからないようじゃ、キャスター失格。同じようなことを、娘が東電の社員であるところのアンパンマン・石破君も負け惜しみように言っている。「どういう理由で判断に至ったのかを政府は説明する責任がある」って、この人もわけわかんないねえ。福島第一原発の(人災)事故があったらからに決まってるでしょ、そんなものは。

 問題は、「安全対策を強化するまでの当面の間」というエクスキューズが付いていることだ。「当面の間」ってのは、原子力安全・(不)安院によれば、「およそ2年くらい」ってことだから、ほとぼりがさめた頃に「安全強化が達成されました」ってんで運転再開となる可能性もかなりの確率である。スッカラ菅君がどこまで本気かは、浜岡原発停止をきっかけにして、将来へ向けたエネルギー政策のグランドデザインを示せるかどうかにかかっている。それが出来なければ、原発停止を政治的に利用したと言われても仕方ないだろうね。

 浜岡原発停止要請が出たおかげで、原発を抱える地域の首長たちが、「原発がなくなって交付金おりなくなったら地元経済は大変なことになる」って慌てふためいているけど、おお、やっぱり金か、ってことがよくわかって面白い。どんなスタンスで原発と向き合ってきたか、浜岡原発停止は政治家にとって踏み絵になるかもしれないね。原発への風当たりが強い現状では口を閉ざしていても、いざ原発なくなるかもってなったら、なりふり構ってられないから本音がボロボロ出てくる。昨夜のカバヤ大越君に代表されるキャスターなんかもその例外ではない。

 なにはともあれ、「この上は、首相の決断が、ただの思いつきでないことを切に願う」(東京新聞『筆洗』より)、くろねこであった。

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2011年5月 6日 (金)

東電が原子力損害賠償紛争審査会に直訴してたようだ。

 今日は「立夏」。そのわりにはヒンヤリとしているが、ヒンヤリと言えば、相も変わらずお寒い状況なのが福島第一原発の作業環境だ。なんでも、今月の中旬までには、医師の常駐、内部被曝の検査、仮設寮の建設に着手するんだそうだが。おいおいであります。原発がやばくなってから2ケ月も経つっていうのに何やってたんだか。4日には、昼食と夕食をレトルト食品から弁当へ変え、2段ベッドとシャワーも設置すると東電が発表したけど、東電の下請けに対するタコ部屋的扱いに関して、国はなんで傍観しているんだろう。誰のためでもない、国を救うために働いている作業員を見殺しにするつもりなのか。

 作業員への生涯にわたる医療保障に関しても、東電は言質をとられないように、「検討中」としか言わないが、おそらく生涯保障なんて頭の隅にもないに違いない。放射能による疾患かどうか判断するのに重要なデータとなる「放射線管理手帳」ですら、満足に管理されていないともいわれている。これからは建屋内での作業が始まるが、東電は「決死隊ではない。しっかり安全管理はしている」てなことを他人事のようにのたまっているが、「放射線管理手帳」のずさんな管理や、ホールボディーカウンターによる内部被曝検査を意図的に怠ったりしていることを考えれば、これは決死隊以外のなにものでもない。そんなに安全なら、真っ先に会長と社長が建屋に入って確認はしたらどうだろう。ついでに、原子力安全・(不)安院の御髪疑惑の審査官も同行することをおすすめしたい。

 作業員の命はなんとも思わないくせに、自分たちの保身には努力を惜しまない東電は、原子力損害賠償紛争審査会に「賠償限度への配慮や算定基準の明確化などを求める要望書」を提出してたったいうからあきれる。血反吐が出なくなるまでのリストラと賃金カット、資産売却、それでも足りなきゃ株主責任もとってもらって、それからでしょう、ようやく国が乗り出すのは。自己責任、自己責任と事あるごとに国民を煽ってきた政治家の皆さんは、東電にも自己責任をまず説いてちょうだいね。それにしても卑しい会社だね、東京電力ってのは。

 ところで、沖縄基地問題をめぐる日米公文書が曝露されているけど、外務官僚の果たした役割ってのはどう見ても国を売る行為だと思うけどね。「米政府は、民主党政権に受け入れられるように再編パッケージに調整を加えていく過程で、あまり早期に柔軟さを見せるべきではない」なんてことをアメリカにアドバイスしたそうだが、こいらアメリカのまわしものだったのね。ようするに、「最低でも県外移設」を邪魔したのは外務省の官僚だったわけで、鳩山ポッポ君や湯上りの害務大臣のヘタレ具合よりもこちらの方が深刻な問題だ。官僚が交渉相手国とツーカーじゃ、勝負にならんでしょう。結局、沖縄基地問題の最大のガンは、アメリカの顔色を伺う害務官僚ってことか・・・・ヤレヤレ。

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2011年5月 5日 (木)

東電の影に隠れて舌出す人々。

 東電の鉄面皮社長が、被災地で袋叩きにあったようだが、ま、むべなるかなってところか。「100万って、あなたたちが一晩で飲んでなくなるような金額もらって、みんなが納得すると思ってるんですか」っていう避難した住民のあまりの迫力に、さすがに土下座せざるを得ないかったんだろうね。でも、そうした住民の声を聞く耳持ってないと思う、このひとたちは。おそらく、心の中では、「これまでさんざん金を落として、雇用まで確保したのに、今になってこんなに悪し様に叩かれるのは納得いかん」って思ってるんじゃなかろうか。そういう手前勝手な心情が透けて見えちゃってるんだよね。

 で、鉄面皮社長が避難の矢面に立つってのは、職責上、当たり前のことなんだけど、同時にその鉄面皮社長を影で動かしているとされる蛙の面に小便の会長はどこに雲隠れしちゃったんてしょう。鉄面皮社長が体調崩してるとかでホテルにこもっている時は仕方なく記者会見に出てきてたけど、ここのところとんと姿を見ない。本来なら、会長と社長で手分けして、謝罪行脚すべきものじゃないのだろうか。ま、役員報酬50%カットでお茶を濁そうという世間を舐めた人たちだから、何言ったってそれこそ馬の耳に念仏なんだろうけどね・・・。

 ところで、東電ばかりが諸悪の根源みたいにされているけど、そろそろ原発誘致に積極的だった知事の責任も問われていいのではないだろうか。福井では、知事が、国が暫定的な安全基準を示せないなら、定期点検中の原発4基の運転再開を認めないと表明したが、この知事ってこれまでは原発推進してきたわけで、何をいまさらって言えないこともない。福島第一原発で存亡の危機に瀕している福島県だって、いまは被害者という立場で知事が注目を集めているけど、そもそも福島に原発をもたらした偽黄門・コーゾーとは叔父・甥の仲なんであって、積極的に原発に関わってきた人物でもある。そうしたことをすべてねぐって、地元の政治家に被害者でごさいって顔されると、ちょっと違うんじゃないのと言いたくなってしまう今日この頃なのだ。おそらく、東電はそのあたりのことをしっかりおさえていて、今はただひたすら平身低頭してるってことなんじゃないのだろうか・・・いつもの妄想ですけど。

 国が金で地元の頬をなぶって原発を作ってきたその構図は沖縄の基地問題と同じなのだ。ということは、それで潤った人々がたくさんいるわけで、東電だけにすべてを押しつけて終わりにしようたって、そうはイカのおちんちん、タコが引っ張る。だからこそ、偽黄門・コーゾーの原発に果たした役割、そしてその責任ってのは、民主党の中からももっと糾弾する声が出てもいいんじゃなかろうか、と思うのだ。国会では質問に立って合掌なんかする田舎芝居をしてるけど、「原発は体にいい」なんてほざいたこともある御仁ですからね。福島県の元知事・佐藤栄佐久氏が検察にデッチ上げ逮捕されたのも、原発反対がその遠因とも噂されている。

 東電の影に隠れて舌出している政治家の存在を忘れちゃいけない、と痛感するこどもの日なのであった。

 最後に、ビンラディンは、どうやら丸腰で射殺されたらしいと報道されている。これが事実なら、殺すことが目的だったってことね。テロを根絶するなら、首謀者であるビンラディンを逮捕して、テロ組織の情報を聞き出すことこそ重要なミッションじゃないのでしょうか。

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2011年5月 4日 (水)

食中毒ユッケ、人殺しに歓喜する米国、そして福島の海底が放射能汚染。

 ゴールデンウィークの最中の書き入れ時だというのに、焼肉業界は厄介な問題を抱えてしまったようだ。食中毒ユッケのことです。子供が亡くなっているんだから、どんな言い訳も通じようがないと思うのだが、社長の記者会見とやらは被害者の家族にしたら噴飯物だったでしょうね。日本テレビで放送中の紳助の番組で紹介された焼肉屋とのことだが、ああまで居直られると焼肉業界全体にその火の粉は飛び散っちゃうわけで、ま、しばらくは獅子てんや、瀬戸わんやなんでしょうね。それにしても、かつての牛肉偽装事件といい、精肉業界の闇の部分ってのは、なんか底知れないものがあるような・・・。で、余談ではありますが、逆切れした社長の落ち着きのないしゃべり口と視点の定まらないウソっぽい目つきって、宮崎の元セールスマンにクリソだと思ったのはくろねこだけでしょぅか・・・どうでもいいけど。

 さてさて、ビンラディンの隠れ家へ特殊部隊が突撃するのを、大統領を囲んでみんなでライブ映像で楽しんでいたそうな。なんとも、ひとでなしというかろくでなしというか、嫌なニュースだ。ビンラディン殺害の報が流れた時の歓喜するニューヨークの映像も違和感があったけど、いくらテロの首謀者とはいえ、他国に土足で踏み入って撃ち殺すっていうのはまるで西部劇の私刑(リンチ)であります。アメリカって、野蛮な国だとつくづく思う・・・もっとも、日本もアジアの無法者だった時代もあるから偉そうなことは言えないのだけれど。

 アメリカの正義ってのがあるのと同じく、イスラムにはイスラムの正義があるわけで、殺しちまえばいいってものじゃないと思うけどね。国連の安保理も「殺害を歓迎」してるようだけど、世界中をあげて「人殺しを容認」するような姿勢って恐いことです。なんでも、ビンラディンは暗号名で「ジェロニモ」と呼ばれていたらしいが、ハリウッドのB級映画じゃあるまいし・・・とんだお遊び感覚だこと。

 ところで、福島第一原発周辺の海底の土から、通常の100~1000倍の濃度の放射性物質が検出されたという。汚染水は海では拡散するから安全ですよ、なんておためごかしを言ってたけど、しっかりと汚染は進んでいたということ。おそらく、生態系への影響は図り知れないものがあるに違いない。ゴジラは水爆実験が生んだモンスターだったけど、21世紀のゴジラはどんな形になって現れてくるのだろう。

 福島原発の(人災)事故が起きてからというもの、有識者と称される人々が原発についてこれまでどんなスタンスで発言してきたか、とても興味があるところだけれど、1988年の「朝まで生テレビ」の映像は必見。果たして、「ウソつきは誰だ?」。じっくりご覧ください。

・ざまあみやがれい!
’88年 朝まで生テレビ!「原発」第2弾!動画15本まとめ・・・ウソつきは誰だ?

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2011年5月 3日 (火)

泣き虫元内閣参与の会見中止の裏に官邸の圧力!?

 本日3日は、母親の命日。亡くなってからから丸3年も経つのか、と改めて合掌する不肖の息子なのであった。時の経つのは本当に早い。そして、その流れの中で多くのことが忘れ去られていく。で、昨年の今頃は何があったんだろうと、ちょいと記憶を辿ってみたら、国内では鳩山ポッポ君が迷走したあげくに、「海兵隊は抑止力」なんて口走って顰蹙を買っていたのだった。で、国際的には、メキシコ湾で原油が流出して、環境汚染が声高に叫ばれていた。その一年後に放射能汚染で世界中が震撼するとは誰が予想できただろう。

 その元凶となった福島第一原発だが、学校での被曝線量を年間20ミリシーベルトに引き上げたことに異を唱え、内閣参与を辞任した泣き虫・小佐古君の記者会見が急遽中止になったと東京新聞が伝えている。「守秘義務がありますから」なんてご親切なアドバイスをした輩がいたらしいとも噂されているけど、ま、常識的に考えれば「官邸からの圧力」があったということでしょう。ようするに、被曝線量引き上げだけでなく、原発に関して政府の中でどんなやり取りがなされているのか暴露されちゃ困るってことに違いない。

 でも、泣き虫参与には、ぜひとも記者会見を実現してほしい。それも既存の記者クラブなんかにたよるのではなく、フリーランス、外国人記者も含めて広く開かれた会見を行うべきだと思う。学者としてのヒューマニズムに言及するなら、会見を開いて事の推移をつまびらかにすることは義務でもある。泣いてる場合じゃないのだ。毅然と背筋を伸ばして、官邸で何が起きているのか力強く語るべきでしょう。それは、原発推進してきた者の、せめてもの罪滅ぼしでもあるのだ。

 それにしても、暗に守秘義務をちらつかせて会見を中止させるとは、スッカラ菅内閣はどこまで堕落し続けるのだろう。

 さて、アメリカが10年追いかけまわしていたビンラディンが、ついに殺害された。これまでも替え玉説があったから果たして本人かどうか疑問なのだが、どうやらDNA鑑定したらしい。で、本人と判明したから海に遺体を流しましたっていうけど、それもなんかなあであります。ま、いずれにしても、アメリカにとっては、これでアフガン撤退の口実ができたし、ビンラディンが殉教者になったことでアルカイダにとっても万々歳かもしれない。ビンラディンは透析をうけてたのだから、ひょっとすると病死することも視野に入っていただろうから、銃撃戦でな亡くなったとなれば格好はつこうというものだ。

 ビンラディンは、いまや個人ではなく、ひとつの「思想」みたいなものだから、これでテロがなくなるなんてことはないわけで、ビンラディンはこれからも次々と輩出してくる。アメリカがイスラム教への敵視政策を続ける限り、眠れない夜は続くんだろうな。

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2011年5月 2日 (月)

作業員のタコ部屋的実態をスルーしたままでいいのだろうか?

 NATO軍の爆撃でカダフィの息子と12歳以下の孫3人が死亡した。カダフィをピンポイントで狙ってきたわけで、軍事行動に名を借りたテロと言えなくもない。つまり、カダフィ暗殺を試みたけど失敗しちゃたわけですね。アメリカが亡命キューバ人を使ってカストロ暗殺を企てたビックス湾事件を思い出しちまった。NATO軍の主力であるイギリス、フランスにとっては、ようするにリビアの石油利権は是が非でも死守したいわけで、それほどの大義があるわけじゃないから、ひょっとしたらイラクで失敗したアメリカの二の舞になるかも。

 さて、今日の福島第一原発だけど、「作業員に知らせずにベントした」って東電社員が証言したようだ。ま、これまでもさんざん作業員をつんぼ桟敷において危険な作業にあたらせてきたんだから、いまさら驚きはしない。29日のブログにも書いたように、ようするに「原発は殺人産業」ってことがまたひとつ証明されたわけだ。

 でも、不思議なのは、こうした東電のタコ部屋的実態が伝えられても、またかよって受け流されちゃうことだ。そんなに簡単に受け流しちゃっていいのかね。もしかしたら税金使ってでも国が賠償を肩代わりしようという企業が、人の命を粗末にしまくってるわけで、これってけっして小さな問題ではないはずなのにね。原発がどうなるかわからないという危機的な状況の前に、本来なら極めて深刻なはずの問題が見過ごされてはいないだろうか。東電は、人の命を弄んでるね。

 ところで、東日本大震災の被災にあったひとたちの保険ってどうなるんだろう。亡くなった家族が保険に入っていたどうかなんて、たとえば親子でも知らない場合があると思うんだけど、そういうと時って保険会社はその家族や受取人にちゃんと通知したりするのだろうか。ただでさえ、保険っていざという時になるとなんだかんだ難癖つけて約束した保険金の全額がおりなかったりするって聞くから、お節介のようだけど心配になってしまう。

 地震保険なんて、全壊と半壊では天国と地獄だったりするわけで、おそらく保険関連の問題は今後大きなテーマとなってくるんでしょうね。 

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2011年5月 1日 (日)

新聞は世界平和の原子力。

 ちょいと荒れ模様の一日になりそうな予感。越谷レイクタウンまで、打ち合わせで出かけなくちゃいかんのだが、なんとなく気が重い。天晴れな五月晴れは期待できないか・・・。

 天晴れだったのが世界フィギュアスケートの安藤美姫。ショートプログラムで2位につけ、フリーでキム・ヨナを逆転。2度目の金メダルはお見事でした。なによりも、研ぎ澄まされたジャンプとたおやかな表現力が素晴らしい。一時スランプだったこともあっただけに、ミキティの復活には拍手であります。それにしても、採点競技ってのは優劣が難しい。

 ところで今日のお題は、「新聞は世界平和の原子力」。これって、1955年の新聞週間の標語なんだよね。朝日ニュースター『パックインジャーナル』で、TV朝日の川村君が原発に関するマスメディアの責任についてコメントしてる時に紹介していた。で、この翌年に原子力委員会が設置され、初代の委員長は読売新聞社主の正力松太郎。CIAととかくの噂がある御仁が初代委員長というところに、この委員会設置の裏側にどんな意思が潜んでいたかわかろというものだ。

 今となっては凄まじい標語だけど、ようするに原子力の平和利用こそが未来につながるエネルギーなんだというキャンペーンで世論を原発容認に引っ張って行ったわけですね。そういえば、小学校の頃、原子力は人類が手に入れた「第3の火」なんて習った覚えがあるが、あれもこの時代の流れのひとつだったというわけか。

 それはともかく、新聞と原子力が合体しちまったこの標語には、マスメディアと原子力村とのズフズブの関係が容易に見てとれる。こうした標語によって、当時は素直に原子力の平和利用ってのが信じられてたんだろうけど、その裏側では利にさといハイエナたちが原子力利権に群がってきてたんだろうね。そして、原発の「安全神話」が政官財学+マスメディアによってデッチ上げられてきたってことか。

 「新聞は世界平和の原子力」・・・世界唯一の被曝国でありながら、わずか戦後10年でこの標語だもんな。喉元過ぎればとは言うけれど、福島第一原発の(人災)事故は絶対に風化させてはいけないと天をあおぐくろねこであった。

【くろねこの競馬予想】

 メジロマックイーンを筆頭に多くの名ステイヤーを輩出したメジロ牧場が解散。そして、奇しくも本日は淀の3200mを舞台に新たなステイヤーのチャンピオンを決する天皇賞。ダービー馬のエイシンフラッシュ、ジャパンカップを制したローズキングダム、G2を二連勝中のトゥザグローリー、重賞制覇で勢いにのるヒルノダムールといった4歳勢に、ナムラクレセント、マイネルキッツなどの実力馬が勢ぞろいして、かなりの豪華メンバーとなり、久々にワクワクするレースとなった。

 飛びぬけた逃げ馬がいないだけに、スローにるだろうことは用意に創造がつく。となると、最後の直線では切れ味勝負になるか。おそらく、中断より前でレースを運ばないと勝負にならないかも。広報吸い付きでは届かないはず。で、本命は、トゥザグローリー。相手にローズキングダムとエイシンフラッシュ。とはいえ、これでスンナリと決まるほど甘くない。

 ということで、馬券は穴狙いで、菊花賞3着が光るビートブラックと外国から参戦のジェントゥー。この2頭から上記有力馬への流しで勝負。

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