泣き虫元内閣参与の会見中止の裏に官邸の圧力!?
本日3日は、母親の命日。亡くなってからから丸3年も経つのか、と改めて合掌する不肖の息子なのであった。時の経つのは本当に早い。そして、その流れの中で多くのことが忘れ去られていく。で、昨年の今頃は何があったんだろうと、ちょいと記憶を辿ってみたら、国内では鳩山ポッポ君が迷走したあげくに、「海兵隊は抑止力」なんて口走って顰蹙を買っていたのだった。で、国際的には、メキシコ湾で原油が流出して、環境汚染が声高に叫ばれていた。その一年後に放射能汚染で世界中が震撼するとは誰が予想できただろう。
その元凶となった福島第一原発だが、学校での被曝線量を年間20ミリシーベルトに引き上げたことに異を唱え、内閣参与を辞任した泣き虫・小佐古君の記者会見が急遽中止になったと東京新聞が伝えている。「守秘義務がありますから」なんてご親切なアドバイスをした輩がいたらしいとも噂されているけど、ま、常識的に考えれば「官邸からの圧力」があったということでしょう。ようするに、被曝線量引き上げだけでなく、原発に関して政府の中でどんなやり取りがなされているのか暴露されちゃ困るってことに違いない。
でも、泣き虫参与には、ぜひとも記者会見を実現してほしい。それも既存の記者クラブなんかにたよるのではなく、フリーランス、外国人記者も含めて広く開かれた会見を行うべきだと思う。学者としてのヒューマニズムに言及するなら、会見を開いて事の推移をつまびらかにすることは義務でもある。泣いてる場合じゃないのだ。毅然と背筋を伸ばして、官邸で何が起きているのか力強く語るべきでしょう。それは、原発推進してきた者の、せめてもの罪滅ぼしでもあるのだ。
それにしても、暗に守秘義務をちらつかせて会見を中止させるとは、スッカラ菅内閣はどこまで堕落し続けるのだろう。
さて、アメリカが10年追いかけまわしていたビンラディンが、ついに殺害された。これまでも替え玉説があったから果たして本人かどうか疑問なのだが、どうやらDNA鑑定したらしい。で、本人と判明したから海に遺体を流しましたっていうけど、それもなんかなあであります。ま、いずれにしても、アメリカにとっては、これでアフガン撤退の口実ができたし、ビンラディンが殉教者になったことでアルカイダにとっても万々歳かもしれない。ビンラディンは透析をうけてたのだから、ひょっとすると病死することも視野に入っていただろうから、銃撃戦でな亡くなったとなれば格好はつこうというものだ。
ビンラディンは、いまや個人ではなく、ひとつの「思想」みたいなものだから、これでテロがなくなるなんてことはないわけで、ビンラディンはこれからも次々と輩出してくる。アメリカがイスラム教への敵視政策を続ける限り、眠れない夜は続くんだろうな。
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コメント
今回のビンラディンの米国のよる殺害には矢張り異を唱えたくなる。
第一他国での暴力的行動や捜査行動が果たして許されて良いものなのだろうかという疑問は拭えない。
それに、何故殺害しなければならなかったのだろうか?
警察による犯罪者の逮捕の場合も、被疑者を死なせる事は尤も避けなければならない。
その事によって、全ての真実が闇に葬られてしまう危険性が有るからだ。
勿論誤認逮捕の可能性を含めて。
邪魔者は消せ、と言うのは映画だけにしてほしいものだ。
アメリカが世界の正義ではないのだから。
投稿: こじ | 2011年5月 3日 (火) 19時24分