元検察官の告白!「ヤクザと外国人に人権はない」
一足早い梅雨寒のような朝。こういう雨は、本当に気が滅入る。気が滅入るといえば、いつまでたっても20ミリシーベルトを見直さない文部科学省だ。昨日は、放射能の雨が降る中、福島県のお父さん、お母さんが、「このままでは子供の健康を守れない」と直談判したというのに、大臣も政務三役も面会を拒否。省庁内にも入れなかったそうだ。ま、門前払いってことなんだが、なんとまあ血の通わないお役所仕事だろうか。
福島県は、定期的な健康診断と子供の長期的な健康調査を検討しているそうだ。しかし、いま20ミリシーベルトをどうになかしないで、長期的な健康調査って言われても、言葉は悪いがまるでモルモット扱いと思われても仕方ないんじゃなかろうか。政府の要職にある人物から、それに近い発言が出たなんて噂もたっているようだけど、なんで子供たちの健康にこれほど政治家も役人も無頓着なのか理解に苦しむ今日この頃なのだ。
さて、昨夜の明治大学で開かれたシンポジウム「検察、世論、冤罪」には、サプライズゲストとして、22日のテレビ朝日『ザ・スクープ』でも取り上げられた、元検事の市川寛氏が登場。新人の検察官が、いかに傍若無人な無法者に仕立てられていくかをリアルに語ってくれた。「ヤクザと外国人に人権はないと教えられた」なんていう生々しい発言には、さすがに圧倒される。暴言検察官として糾弾された市川氏が、その過去を悔やみつつ、真摯に検察を告発する姿勢には、ある種の凄みすら感じさせられた。パネラーとして出席した週間朝日の前編集長の山口一臣氏は、メディアが仕掛けてくるスキャンダルに要注意とアドバイスを送っていたが、そうした動きは、22日の番組放映があった直後から始まっているのかもしれないね。満員電車には十分注意していただきたい。
小出裕章氏、後藤政志氏、石橋克彦氏らが出席した参議院行政監視委員会は、「参議院インターネット審議中継」のアクセスが悪いのと、雑用に追われて見逃してしまった。アーカイブでいろんなサイトに中継がアップされているので、今日はじっくりとご意見を拝聴することにしよう。
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