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2011年6月10日 (金)

悲惨な事故の渦中にあって、それでも原発メーカーは儲かっているらしい。

 アメリカでは、2005年の巨大ハリケーン「カトリーナ」をきっかけに、緊急避難時にペット同伴を認める「ペットの避難・輸送基準法」が制定されたそうな。東日本大震災と原発(人災)事故では、ペット保護に様々な団体が苦心しているが、アメリカの動物愛護団体も被災地を訪れて活動しているらしい。ペットを置き去りにできずに避難を拒否している住民もいるというが、これって他人事じゃないんだよね。万が一、東京にも高濃度の放射性物質が降り注ぎ、避難しなきゃってなった時に我が家のドラ猫をどうやって連れて行くか・・・。置き去りになんてできっこないし、かといって犬と違って猫は言うこときかないからなあ。それを考えると夜も眠れない今日この頃なのだ。

 さて、原発(人災)事故は、収束のめどどころか、ますます危機的状況に陥っているというのに、なんと原発メーカー3社(東芝、日立、三菱重工)の売り上げは拡大傾向にあるんだとか。日立なんぞは、建設中の原発3基の工事が止jまってるくせに、福島第一原発への技術者派遣などで十分に穴埋めされてウハウハなんだとか。(人災)事故以来厳しくなった安全対策でもひと儲けしているようだし、海外受注も順調らしい。

 これからは、廃炉ビジネスでもしこたま儲けるみたいだから、原発メーカーにとってはフクシマにはなんの痛痒も感じてないってことになるね。そもそもは、コスト中心主義で安全への配慮を怠ったくせに、事故が起きれば今度はその後処理でひと儲け。原子力村の住人は、どう転んでも儲かるシステムになってるわけですね。そりゃ、この期に及んでも原発推進したくなるってもんだ。これこそ、文字通り「死の商人」かも。

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