「セシウム検出された牛を食べても大丈夫」と大ボケ発言かます破廉恥漢。
「プルトニウム飲んでも安全」とニヤケながら放言した原子力村御用達の大橋教授なんて御仁がいたが、今頃どこでどうしているのやら。と思っていたら、昨日のテレビ朝日『ワイドスクランブル』で、これも原子力村御用達学者のひとりである唐木英明東大名誉教授とやらが、「セシウム検出された牛肉食べても大丈夫」ってデマ飛ばしていた。
この御仁は、日本学術会議副会長で食品安全委員会のリスクコミュニケーション専門調査会委員も務めているのだが、BSE騒動の時には、「全頭検査は不合理」とか「ゼロリスクは不合理」とか、さらには「アメリカ産の牛肉を食べても日本人がBSEに感染する確率は200兆分の1」とか言い放って顰蹙を買ったものだ。
で、昨日の『ワイドスクランブル』でも同じようなスタンスでセシウム検出された牛肉の安全性をのたまっていたのだけど、「牛は被曝しても3歳までに食べるから癌にならない」なんてわけのわかんないことを口走る御用学者をいまさらのようにコメンタテーターとして出演させるTV局の見識もまた疑がわしい。僕自身は聞き逃してしまったのだが、テリー伊藤の「セシウム検出された牛をあなたも食べられるのか」という質問に、「私は食べます。食べても影響が出る年齢ではないので」ってこの御用学者大先生は返答したらしい。おいおい、こんなとこでボケてどうする。てことは、「子供は食べるとやばいよ」ってことなんじゃないの。こうした御用学者の先生の安全神話振りまく大ボケ発言か実は風評を生んでいるんだよね。
福島県の畜産農家では「全頭検査」の声があがっているが、けだしもっともなことでしょう。とはいえ、全頭検査したくても、「検査に使用する『ゲルマニウム半導体検出器』は県内には2カ所に計6台しかなく、また1台2000万~3000万円と高価。県内の肉牛農家は約4300戸で頭数は約2万8000頭に上り、全頭検査には予算面も課題」(毎日新聞より)になっているのだとか。
御用学者先生がどんなに安全神話振りまいたところで、放射能汚染による被害はそんなボケ発言におかまいなしに至るところで広がっているわけで、こんな輩のために研究費として税金が投入されてきたってのは間尺にあわん。こういう奴ばらにこそ事業仕分けの鉄槌を下すべきだったんじゃないのでしょうか。プンプン。
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