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2011年7月31日 (日)

改革派官僚に東電の嫌がらせ?&佐賀県知事の八百長体質

 夜中の地震にはちょいとビックリ。フクイチもかなり揺れだが、このところ情報も少ないだけに、何事もなければいいが・・・。

 さて、戦う官僚、古賀茂明氏の自宅が突然停電し、東電による嫌がらせかと話題になっている。以下、日刊ゲンダイ(電子版)より引用します。

(これより引用)

公務員改革訴える古賀氏に嫌がらせ?

 これは嫌がらせなのか?
 天下り問題や東電の発送電分離などについて、著書「日本中枢の崩壊」やメディアで発言している“改革派官僚”の古賀茂明氏(経産省大臣官房付)の自宅(神奈川県川崎市)が30日夜7時半ごろ、突然、停電に見舞われた。当時、大気が不安定で雷が鳴るなどしていたが、古賀家の隣近所で他に停電している家はなく、不可解な状況だった。
 東電のサービスセンターに復旧を頼んだところ、営業所から「あちこちで停電しているので時間がかかる」と連絡が入り、結局、復旧したのは3時間後の午後10時半だった。この間、東電のホームページでは、神奈川県内の停電を伝える情報は一切なかった。古賀氏の自宅では先週、玄関前に、頭と口から血を流したハクビシンの死骸が捨てられていた。

(引用終わり)

 古賀氏がツイッターでつぶやいてもいるから、停電は事実なのだろう。なんでも、復旧工事にきた作業員は、「漏電の可能性があるので、オタクのリスクで電気を使用してください」てな脅しともとれる言動をとったとも噂されている。停電が果たして手の込んだ嫌がらせかどうかはともかく、自宅前のハクビシンの死骸というのは、これはもう脅しを専売特許とする勢力がよくやる手ではある。なんとも物騒なこって。でも、原発誘致なんかに絡んでは、反対派切り崩しのために、アメとムチをさんざん使ってるようだから、ハクビシンの死骸どころの騒ぎじゃないのかも。

 反対派切り崩すためなら、アメとムチはもちろん、薄汚い世論捜査も平気の平左、ってわけで、やっぱり知事も「やらせ」に絡んでいたね。パパが元九電社員で玄海原発PR館館長も努めていたという古賀佐賀県知事が、「経済界の声も必要だぜ」ってアドバイスしたってんだから、これは「やらせ」教唆ってことです。そんなつもりはなかったってお決まりの言い訳してるが、そもそも電力会社出身とか親族に電力会社もしくは電力協力会社の関係者がいる政治家は原発行政に口出しちゃいかんです。ていうか、口出さないような法律作ってほしいくらいだ。そうすれば、電気連合出身の議員なんかもへらずせ口たたくこともなくなるわけで、原子力村に少しは風穴が開くかもしれない。

 そういえば、NHKが電力会社の社債を合計374億円も保有している、とジャーナリストの岩上安身氏がつぶやいている。なんでも、週刊金曜日のスクープのようなのだが、NHKは社債、民放は広告費という多大な利権で電力会社とつるんでるんだから、電力不足なんて根拠のないデマを公共の電波使って平然と垂れ流し続けているわけです。

 映画「エイリアン2」が公開されたときのキャッチコピーに「今度は戦争だ」ってのがあったが、原子力村を取り巻く政官財学報のペンタゴンを突き崩すには、、「これからは戦争だ」の覚悟が必要なのかもしれない・・・えれえ大げさだけど。

【くろねこの競馬予想】

小倉名物、小倉記念は、ハンデ戦ということもあり、一朝一夕にはいかないレース。特に、57kg以上を背負った有力場にいまひとつ信頼がおけないのがミソ。で、狙いは小倉得意で53kgの斤量にも恵まれたヤマニンウイスカー。ここから有力どころへのワイドの流しというヘタレ馬券で勝負です。

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コメント

ほんとうに、この国は「官僚」という名のエイリアンにのっとられているのだと思います。戦争するにも実に不利なのは、何十年かかろうが彼等は(末端に至る人間迄)全て「仕事」として、無尽蔵のお金を使いなんでも四六時中こころゆくまでやれますが(ケーサツも味方ですから多少のことではつかまらないでしょう)、逆に一般人は日々の暮らしに繁忙なだけでなく、人によっては運動のため仕事を失う可能性さえあることでしょうか(ケーサツも多少のことでもつかまえるでしょう。マンションにビラまいたぐらいで逮捕拘留までしますから)。しみじみ北朝鮮や中国の体制を笑えない国です。

投稿: Yoshi | 2011年7月31日 (日) 14時19分

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